JPH0340037Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0340037Y2 JPH0340037Y2 JP10466286U JP10466286U JPH0340037Y2 JP H0340037 Y2 JPH0340037 Y2 JP H0340037Y2 JP 10466286 U JP10466286 U JP 10466286U JP 10466286 U JP10466286 U JP 10466286U JP H0340037 Y2 JPH0340037 Y2 JP H0340037Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bottom plate
- opening
- electric wires
- side walls
- face
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 4
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 4
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 4
- 230000006378 damage Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000001125 extrusion Methods 0.000 description 1
- 238000001746 injection moulding Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Details Of Indoor Wiring (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本考案は多数の電線を収納する配線用ダクトに
関する。
関する。
〈従来の技術〉
従来の配線用ダクトの一例を第5図に示す。こ
れは、コ字形金型により押し出し成形法により底
板1と両側壁2,3が一体化されたダクト本体を
連続成形し、その際に両側壁の下部に折取溝4,
5を形成したのち、両側壁2,3に電線引出用開
口部6…6を所定間隔で打ち抜き形成したもので
ある。
れは、コ字形金型により押し出し成形法により底
板1と両側壁2,3が一体化されたダクト本体を
連続成形し、その際に両側壁の下部に折取溝4,
5を形成したのち、両側壁2,3に電線引出用開
口部6…6を所定間隔で打ち抜き形成したもので
ある。
このような配線用ダクトの使用者が電線引出用
開口部を拡張したい場合、側壁の上部2個所7,
7をニツパー等の工具で切断し、切断された側壁
片8を手で折り曲げることにより折取溝4に沿つ
て破壊されて拡大開口部が形成される。
開口部を拡張したい場合、側壁の上部2個所7,
7をニツパー等の工具で切断し、切断された側壁
片8を手で折り曲げることにより折取溝4に沿つ
て破壊されて拡大開口部が形成される。
〈考案が解決しようとする問題〉
しかし、このようにして形成された拡大開口部
は第6図に示すように、その折取部分に、電線導
出方向と交差するバリ9が残り、電線の絶縁被覆
を損傷するという問題があつた。
は第6図に示すように、その折取部分に、電線導
出方向と交差するバリ9が残り、電線の絶縁被覆
を損傷するという問題があつた。
本考案の目的は、このようなバリ9が残らない
改良された配線用ダクトを提供することである。
改良された配線用ダクトを提供することである。
〈問題点を解決するための手段〉
本考案の配線用ダクトは、開口部の下辺を上記
底板の端面が露呈するまで下辺へ拡張させ、その
底板端面の上稜に沿つて折取溝を形成したことに
より特徴づけられる。
底板の端面が露呈するまで下辺へ拡張させ、その
底板端面の上稜に沿つて折取溝を形成したことに
より特徴づけられる。
〈作用〉
本考案の配線用ダクトの側壁の一部を折り取つ
て開口部を拡張させたとき、折取部分のバリは電
線の導出方向とほぼ平行に生じるので電線の絶縁
被覆を損傷することがない。
て開口部を拡張させたとき、折取部分のバリは電
線の導出方向とほぼ平行に生じるので電線の絶縁
被覆を損傷することがない。
〈実施例〉
第1図に本考案実施例の側面図、第2図にその
B−B断面図を示し、第3図に第2図のA部の拡
大図を示す。
B−B断面図を示し、第3図に第2図のA部の拡
大図を示す。
底板11の左右両辺に側壁12,13が立ち上
つて全体として角形樋状をなし、その左右両側壁
12,13に電線引出用開口部14…14が形成
されている。この電線引出用開口部14はその下
辺が底板11の端面の少くとも上部が露呈するま
で下方に拡張されている。折取溝15は側壁には
形成されておらず、底板11の左右両辺の上側の
稜に沿う部分を丸めるように形成されている。ま
た、底板11の下面の左右両側辺部に凹み16が
形成されて、左右側辺部の肉厚が中央部よりも薄
くなつている。
つて全体として角形樋状をなし、その左右両側壁
12,13に電線引出用開口部14…14が形成
されている。この電線引出用開口部14はその下
辺が底板11の端面の少くとも上部が露呈するま
で下方に拡張されている。折取溝15は側壁には
形成されておらず、底板11の左右両辺の上側の
稜に沿う部分を丸めるように形成されている。ま
た、底板11の下面の左右両側辺部に凹み16が
形成されて、左右側辺部の肉厚が中央部よりも薄
くなつている。
なお、従来より周知の通り、左右両側壁の上端
部には係止部17が形成されており、ダクト本体
の上面を閉塞する蓋18を係止して電線の溢出を
防止している。
部には係止部17が形成されており、ダクト本体
の上面を閉塞する蓋18を係止して電線の溢出を
防止している。
本考案の配線用ダクトはインジエクト成形法に
より製作される。
より製作される。
この配線用ダクトの使用に際して電線引出用開
口部を拡大したいときは、従来通り、折り取るべ
き側壁片の上部両側をニツパー等の工具で切断
し、その側壁片を指で外側へ折り曲げれば、第4
図に示すように、側壁と床板の境界部が破壊され
て拡大された開口部が形成される。この破壊時に
生じたバリ19は底板11の上面21よりも低い
位置に上下面とほぼ平行に伸びているため、開口
部の電線が通る空間を阻げず、電線の絶縁被覆を
損傷することもない。
口部を拡大したいときは、従来通り、折り取るべ
き側壁片の上部両側をニツパー等の工具で切断
し、その側壁片を指で外側へ折り曲げれば、第4
図に示すように、側壁と床板の境界部が破壊され
て拡大された開口部が形成される。この破壊時に
生じたバリ19は底板11の上面21よりも低い
位置に上下面とほぼ平行に伸びているため、開口
部の電線が通る空間を阻げず、電線の絶縁被覆を
損傷することもない。
本考案の変形例として、電線引出用開口部の下
辺を側壁12,13の下端まで拡張させてもよ
い。
辺を側壁12,13の下端まで拡張させてもよ
い。
〈考案の効果〉
本考案によれば、電線引出用開口部の下辺がダ
クト本体底板の端面が露呈するまで下方へ拡張さ
れその底板端面の上稜に沿つて折取溝が形成され
ているので、側壁片を折り取つたときに生ずるバ
リは、引出用開口部よりも低い位置で、しかもそ
の方向が電線引き出し方向と平行になり、従つて
電線絶縁被覆を損傷するおそれがない。
クト本体底板の端面が露呈するまで下方へ拡張さ
れその底板端面の上稜に沿つて折取溝が形成され
ているので、側壁片を折り取つたときに生ずるバ
リは、引出用開口部よりも低い位置で、しかもそ
の方向が電線引き出し方向と平行になり、従つて
電線絶縁被覆を損傷するおそれがない。
第1図は本考案実施例の側面図、第2図は第1
図のB−B断面図、第3図は第1図に示すA部の
拡大図、第4図は本考案の作用説明図である。第
5図は従来例を示す斜視図、第6図は従来例の作
用説明図である。 11……底板、12,13……側壁、14……
開口部、15……折取溝、16……底板の凹み。
図のB−B断面図、第3図は第1図に示すA部の
拡大図、第4図は本考案の作用説明図である。第
5図は従来例を示す斜視図、第6図は従来例の作
用説明図である。 11……底板、12,13……側壁、14……
開口部、15……折取溝、16……底板の凹み。
Claims (1)
- 底板の左右両辺に側壁を立ち上らせて全体とし
て樋状をなし、その側壁に電線引出用開口部を並
設するとともに、互に隣接する開口部の下辺を結
ぶ折取溝を形成してなる装置において、上記開口
部の下辺を上記底板の端面が露呈するまで下辺へ
拡張させ、その底板端面の上稜に沿つて上記折取
溝を形成したことを特徴とする配線用ダクト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10466286U JPH0340037Y2 (ja) | 1986-07-08 | 1986-07-08 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10466286U JPH0340037Y2 (ja) | 1986-07-08 | 1986-07-08 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6310721U JPS6310721U (ja) | 1988-01-23 |
JPH0340037Y2 true JPH0340037Y2 (ja) | 1991-08-22 |
Family
ID=30978362
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10466286U Expired JPH0340037Y2 (ja) | 1986-07-08 | 1986-07-08 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0340037Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011172429A (ja) * | 2010-02-22 | 2011-09-01 | Seiwa Electric Mfg Co Ltd | 配線ダクトのダクト本体 |
-
1986
- 1986-07-08 JP JP10466286U patent/JPH0340037Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6310721U (ja) | 1988-01-23 |
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