JP2004139590A - Iso認証取得または維持支援方法及びそのシステム - Google Patents

Iso認証取得または維持支援方法及びそのシステム Download PDF

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Abstract

【課題】
 帳票の様式が簡単にかつ迅速に変えることができ、様式が変わった場合でも作成が容易なISO認証取得または維持支援方法及びそのシステムを提供する。
【解決手段】
 ディスプレイに表示される帳票70は、規格が要求する基本項目の入力欄700と、運用先によって内容が変化する変更項目の入力欄700を備えている。各入力欄700は、入力欄に入力可能な複数の用語を入力欄ごとに纏めて構成してあるオブジェクト111と関連付けてある。入力欄700は、入力欄を帳票から削除するか、変更するか、また新たに追加することができ、この入力欄の操作が行われたときに、オブジェクトも対応するオブジェクト111が削除されるか、変更されるか、また新たに追加される。入力欄700には、オブジェクトが有する用語中から任意に選ぶことで、選択した用語が入力される。
【選択図】    図3

Description

 本発明は、国際標準化機構(ISO:International Organization for Standardization)が発行する国際規格(ISO9001:品質マネジメントシステムに関する規格、ISO14001:環境マネジメントシステムに関する規格、その他、今後発行されるISOマネジメントシステム等)の運用において、ISO認証取得または維持のための帳票の作成をコンピュータで行うようにしたものに関する。
 近年、企業間取引(特に大企業)では言うまでもなく、行政の公共工事の入札でさえ、契約にあたってはISOの認証が求められるケースが多くなってきている。
 ISOの認証は、国際規格に適合していると客観的に認められた証であり、競合他社との差別化を図る意味合いもあって、ここ数年で取得を望む企業等は増加の一途を辿っている。
 ISOの認証は、一度取得すれば効果が永久に続くものではなく、定期的に審査機関による審査をパスしなければ維持できない。そのためには各種の文書等が、ISOの満足するマネジメントシステム(単に「ISOマネジメントシステム」ということがある)に沿って正しく運用されている必要がある。
 このようなISOの認証取得または維持に関する文書は、近年、コンピュータ化が進められており、電子文書の形態で管理されることが多くなっている(例えば、特許文献1)。
 ISOマネジメントシステムが要求する文書は、一般的に三段階程度にランク付けされて構成されている。まず、最上位の文書として、ISO要求事項が規定されるマニュアルが位置づけられ、次に、前記マニュアルの記載を詳細に表した規定・手順書が位置づけられ、最下位の文書として、上記した上位文書にしたがって実際の業務内容を入力する帳票が位置づけられる。帳票には、規格が要求する基本項目と、運用先によって内容が変化する変更項目が入力すべきものとしてある。
 上記した文書のうちマニュアルや規定・手順書は、業務の指針となるものなので、ISOの規格要求事項自体に変更が生じたり、運用企業にて業務方針等に変更がない限り、通常は改訂されない。
 しかし、帳票は日常の業務に最も則したものなので、入力すべき変更項目については、時間の経過と共に様式(書式)が実際の業務と合わなくなることも多かった。実際の業務と整合がとれなくなった帳票については、ISOマネジメントシステムの要求事項が満足できなくなるので、様式を変更(改訂)しなければならない。また、帳票は、内部監査やISO審査機関等の審査によっても改善の指摘がされ易く、この場合も様式の変更が求められる。
 図15を参照する。従来の帳票90は、要求されている各項目に対してそれぞれ入力欄900が設けてあり、この入力欄900に入力者が文章を打ち込んで作成されるものが一般的である。帳票90の項目や入力欄900に入力(記録)された用語は、各帳票90ごとに一つの纏まったデータ91として保存される。
 ところでISOが発行する国際規格には、例えば、品質マネジメントシステムに関する規格(ISO9001)や、環境マネジメントシステムに関する規格(ISO14001)等、既に複数のものが制定されている。このような規格はこの先更に増えることが予想される。
 各規格で定める内容は、それぞれに専門化されているので当然ながら全体から見れば異なるが、基本的なところでは共通している項目も多く、同じ様式の帳票も多く存在する。ISO関連の文書を管理するための従来のソフトウェアは、各規格ごとにマニュアル、規定・手順書、帳票を用意し、これらを一つの纏まったデータ集として管理していたので、各規格ごとに独立したもの(プログラム(プログラムの集合体を含む))になっていた。
特開2002−197262号公報
 しかし、上記したような従来のソフトウェアには、次のような課題があった。
(1) 上記したように文書のうちでも帳票90は、運用の過程において様式の変更を要求されることが多い。しかし、従来のソフトウェアは、帳票90の項目や入力欄900に入力された用語を各帳票90ごとに一つの纏まったデータ91(テーブル)にする保存形式を有していたので、例えば、項目を追加して様式を変えるためには、データ91(テーブル)の記録構造から変えなければならず、既に作成済みの各帳票90ごとのデータ91(テーブル)については作り直しが必要であった(符号92は記録構造を変えたときのデータ(テーブル)である)。従来のソフトウェアにおいて帳票90の様式の変更は、場合によってはプログラム自体の修正を必要とするため簡単でなく、迅速な対応は困難であった。様式の変更は、運用を始めたばかりでは特に頻繁に生じ易い。
(2) 従来のソフトウェアは、各規格ごとに一つの纏まったデータ集(マニュアル、規定・手順書、帳票)を作成しており、各規格ごとに独立していたので、複数の規格を運用している場合では、共通している項目であっても、各規格ごとに同じ様式の帳票を作成しなければならないという無駄が生じていた。また、この同じ様式の帳票で規格ごとに異なるデータを入力してしまうこともあり、規格間で矛盾が生じることもあった。更には、保存するデータの容量も増大化していた。
(3) 従来の帳票90は、入力欄900に文章を打ち込んで作成されていたので、ある程度の文章作成能力が必要とされていた。このため帳票90の作成は容易でなく、また、文章の入力に当たっては心理的な負担も大きかった。このため帳票90の作成が予定通りに進まず、未入力のものが出来てしまうこともあった。
(4) また、帳票90が入力欄900に文章を打ち込んで作成されていたので、帳票90に入力する内容について、例えば、経験を積んだ者は効果的な報告文が書けるが、入社後間もない者は不十分な報告文しか書けない等、入力者によって質を一定させることができなかった。このため、例えば、客先からクレームが発生した際に、今まで蓄積したクレーム報告書(帳票)の中から同様のクレームが記録された帳票を見つけてその対策を参考にしようとした場合においても、該当する帳票が、蓄積されていても検索できない場合があった。つまり、従来のものは、蓄積した組織の有用な情報が効果的に活用できるシステム、いわゆるナレッジマネジメントシステムとして機能できるものではなかった。
 帳票は、ISOマネジメントシステムの規定にしたがって業務を行ったことを証明するものであり重要度が高い。
 つまり、認証を維持し続けるためには、帳票の管理を厳密に行っていなければならない。しかし、上記したように帳票の管理には大変な労力を要していた。
 この結果、認証を取得した企業の中には、ISOマネジメントシステムの帳票作成が予定通り進まず、この管理自体が重荷となって、またはISOマネジメントシステムが想定した本来の目的が達成出来ないという理由で、認証の返上を行うところも出始めている。
(発明の目的)
 本発明の目的は、以下の通りである。
(1) 帳票の様式を簡単にかつ迅速に変えることができるようにした、ISO認証取得または維持支援方法及びそのシステムを提供することにある。
(2) 共通している項目を備える複数の規格を運用する場合において、共通している項目が規格間にて重複してつくる必要がない、またはつくらなくても済むようにした、ISO認証取得または維持支援方法及びそのシステムを提供することにある。
(3) 帳票の作成が予定通り進め易いようにした、ISO認証取得または維持支援方法及びそのシステムを提供することにある。
(4) 帳票に入力する内容について偏りが生じ難く、また、蓄積した帳票が組織の有用な情報として効果的に活用できるシステム、いわゆるナレッジマネジメントシステムとして機能できるようにした、ISO認証取得または維持支援方法及びそのシステムを提供することにある。
(5) 帳票作成の進捗状況が容易に把握できるようにして、管理の手間が軽減できるようにした、ISO認証取得または維持支援方法及びそのシステムを提供することにある。
(6) 役職名等で作成すべき帳票を示し、入力責任の所在を明確にすることで、未作成の帳票が生じ難いようにした、ISO認証取得または維持支援方法及びそのシステムを提供することにある。
 上記目的を達成するために講じた本発明の手段は次のとおりである。
第1の発明にあっては、
 ISO認証取得または維持のための帳票の作成をコンピュータで行うようにしたものであって、
 表示装置に表示される帳票に、規格が要求する基本項目の入力欄と、運用先によって内容が変化する変更項目の入力欄を備えるようにし、
 少なくとも変更事項の入力欄に、
 入力欄に入力可能な一または二以上のデータを入力欄ごとに纏めたオブジェクトと、
 入力欄を帳票から削除するか、変更するか、また新たに追加することができ、この入力欄の操作が行われたときに、オブジェクトについても対応するオブジェクトが削除されるか、変更されるか、また新たに追加されるようにする手段と,
を関連付けたことを特徴とする、
 ISO認証取得または維持支援方法である。
第2の発明にあっては、
 入力欄に関連付けられたオブジェクトが有するデータの中から任意にデータを選ぶことで、該選択したデータを上記入力欄に入力できるようにしたことを特徴とする、
 第1の発明に係るISO認証取得または維持支援方法である。
第3の発明にあっては、
 共通している項目を備える複数の規格を運用する場合であって、共通している項目を有する帳票を複数の規格間にて重複してつくる必要がない、またはつくらなくても済むようにしたことを特徴とする、
 第1または第2の発明に係るISO認証取得または維持支援方法である。
第4の発明にあっては、
 表示装置に、役職名または担当者名が示された組織の体系図または体系表を表示するステップ、
 体系図または体系表に示された役職名または担当者名を選択することで、選択された役職者または担当者が作成すべき帳票名を上記表示装置に表示するステップ、
 表示された帳票名を選択することで、入力可能な該帳票を上記表示装置に表示するステップ、
を備えるようにしたことを特徴とする、
 第1,第2または第3の発明に係るISO認証取得または維持支援方法である。
第5の発明にあっては、
 表示装置に、役職名または担当者名ごとに作成すべき帳票の作成の進捗状況を表示するステップ、
 役職名または担当者名を選択することで、選択された役職者または担当者が入力すべき帳票名を上記表示装置に表示するステップ、
 表示された帳票名を選択することで、入力可能な該帳票を上記表示装置に表示するステップ、
を備えるようにしたことを特徴とする、
 第1,第2または第3の発明に係るISO認証取得または維持支援方法である。
第6の発明にあっては、
 第1,第2,第3,第4または第5の発明に係るISO認証取得または維持支援方法を実現するためのプログラムは、サーバコンピュータの記憶装置に記憶されており、該プログラムの情報はクライアントコンピュータにコンピュータネットワークを介して提供されており、帳票の作成作業はクライアントコンピュータで行い、入力されたデータはサーバコンピュータに蓄積されるようにしたことを特徴とする、
 ISO認証取得または維持支援方法である。
第7の発明にあっては、
 ISO認証取得または維持のための支援方法は、表示装置に表示される帳票を有し、該帳票は構成要素として、規格が要求する基本項目と運用先によって内容が変化する変更項目を含むようにし、
 少なくとも変更項目はそれぞれが独立したオブジェクトとして構成されており、変更項目は、変更操作手段によって各オブジェクトごとに帳票から削除、変更または追加できるようにしたことを特徴とする、
 ISO認証取得または維持支援方法である。
第8の発明にあっては、
 ISO認証取得または維持のための帳票の作成をコンピュータで行うシステムであって、
 表示装置に表示される帳票は、規格が要求する基本項目の入力欄と、運用先によって内容が変化する変更項目の入力欄を備えており、
 少なくとも変更事項の入力欄には、
 入力欄に入力可能な一または二以上のデータを入力欄ごとに纏めたオブジェクトと、
 入力欄を帳票から削除するか、変更するか、また新たに追加することができ、この入力欄の操作が行われたときに、オブジェクトについても対応するオブジェクトが削除されるか、変更されるか、また新たに追加されるようにする手段と,
が関連付けてあることを特徴とする、
 ISO認証取得または維持支援システムである。
第9の発明にあっては、
 入力欄に関連付けられたオブジェクトが有するデータの中から任意にデータを選ぶことで、該選択したデータを上記入力欄に入力できるよう構成してあることを特徴とする、
 第8の発明に係るISO認証取得または維持支援システムである。
第10の発明にあっては、
 共通している項目を備える複数の規格を運用する場合であって、共通している項目を有する帳票を複数の規格間にて重複してつくる必要がない、またはつくらなくても済むよう構成してあることを特徴とする、
 第8または第9の発明に係るISO認証取得または維持支援システムである。
第11の発明にあっては、
 ISO認証取得または維持のための支援システムは、表示装置に表示される帳票を有し、該帳票は構成要素として、規格が要求する基本項目と運用先によって内容が変化する変更項目を含み、
 少なくとも変更項目はそれぞれが独立したオブジェクトとして構成されており、変更項目は、変更操作手段によって各オブジェクトごとに帳票から削除、変更または追加できるよう構成してあることを特徴とする、
 ISO認証取得または維持支援システムである。
 本明細書及び特許請求の範囲では、ISO認証取得または維持するために記録する文書を「帳票」という用語を用いて示している。この「帳票」という用語は、記録するための文書全般を指し、例えば、計画書(表、図)、報告書、試験結果表、記録書、評価書(表)等が含まれる。
 本明細書及び特許請求の範囲で示す「オブジェクト」という用語は、入力欄に入力可能な一または二以上のデータのかたまり又は纏まり(テーブル)を表現する概念として使用している
 「入力欄に入力可能なデータ」としては、例えば、文字(用語)、数字、記号、イラスト(絵)等を挙げることができるが、これに限定するものではない。
 本発明は上記構成を備え、次の効果を有する。
(a)本発明によれば、少なくとも変更事項の入力欄が、一または二以上のデータを入力欄ごとに纏めて構成してあるオブジェクトと関連付けてあり、入力欄を帳票から削除、変更または追加したときに、対応するオブジェクトについても削除、変更または追加されるようにしてあるので、帳票の様式に変更の要求が生じた場合では、他の入力欄に影響を与えずに、入力欄の削除、変更または追加ができる。つまり、本発明によれば、帳票の様式が簡単に変更でき、しかもその作業も迅速にできる。
(b)入力欄に関連付けられたオブジェクトが有するデータの中から任意にデータを選ぶことで、該選択したデータを上記入力欄に入力できるものは、予め設定されているデータを選択することで帳票への入力ができるので作成が簡単である。従って、帳票の様式が変わった場合でも、帳票の作成が予定通りに進め易い。また、入力欄へ入力するデータが予め設定されているので、例えば入社後間もなく経験の少ない者でも、経験を積んだ者と同じような効果的な報告書を書くことができ、帳票に入力する内容について偏りが生じ難い。つまり、作成した帳票は検索し易く、蓄積した組織の有用な情報が効果的に活用できるシステム、いわゆるナレッジマネジメントシステムとして機能させることができる。
(c)共通している項目を有する帳票を複数の規格間にて重複してつくる必要がない、またはつくらなくても済むようにしたものは、例えば、ISO9001とISO14001等、複数の規格を運用している場合でも、共通項目についてはいわば各規格で共有(共用)するようにして、同じ様式の帳票を重複してつくる必要がない、またはつくらなくて済むようにできる。従って、共通項目における入力の手間が従来のものより軽減されるし、保存するデータの容量も従来のもののより少なくなる。
(d)表示装置に、役職名または担当者名が示された組織の体系図または体系表を表示し、表示された役職名または担当者名を選択することで、選択された役職者または担当者が作成すべき帳票名を表示するものは、役職者または担当者が作成すべき帳票が示されるので、入力責任の所在が明確にできる。これにより未入力の帳票が発生し難く、ひいては作成すべき帳票の管理の手間が軽減できる。
(e)表示装置に、役職名または担当者名ごとに作成すべき帳票の作成の進捗状況を表示するものは、役職者または担当者ごとの帳票の作成の進捗状況が容易にわかるので、帳票作成の達成度を上げるための意欲が高まることが期待できる。従って、この場合も未入力の作成すべき帳票が発生し難く、ひいては作成すべき帳票の管理の手間が軽減できる。
 本発明に係るISO認証取得または維持支援方法の実施の形態を図面に基づき更に詳細に説明する。
 図1は本発明に係るISO認証取得または維持支援方法を実施するためのシステムの構成例を示す説明図、
 図2はサーバコンピュータの内部構成を示す概念図である。
 ISO認証取得または維持支援方法は、ISO認証取得または維持支援システムにより実施される。本システムは、ISO9001(品質マネジメントシステムに関する規格)とISO14001(環境マネジメントシステムに関する規格)等、複数の規格が、一つのシステムで運用できるものである。
 ISO認証取得または維持支援システムは、サーバコンピュータ1と、システム管理者用の管理者コンピュータ2と、支援者(コンサルタント、監査者等)用の支援者コンピュータ3と、利用者用のユーザーコンピュータ4・・・を備えている。
 サーバコンピュータ1、管理者コンピュータ2,支援者コンピュータ3、ユーザーコンピュータ4は、それぞれコンピュータネットワーク5(本実施の形態ではインターネット)に接続されている。サーバコンピュータ1、管理者コンピュータ2,支援者コンピュータ3、ユーザーコンピュータ4は、それぞれ表示装置であるディスプレイを備えている。
 なお、サーバコンピュータ1、管理者コンピュータ2,支援者コンピュータ3、ユーザーコンピュータ4を構成するハードウェアは、公知技術のもの(汎用のコンピュータを使うこともできるし、専用のコンピュータを使うこともできる)を使用したので詳細な説明は省略した。
 サーバコンピュータ1の内部構成について説明する。
 サーバコンピュータ1は記憶装置(例えば、ハードディスク)を備えている。記憶装置は、プログラム格納部10、データ格納部11、固有情報格納部12を有している(図2参照)。
 プログラム格納部10には、コンピュータネットワーク5に接続された各種コンピュータ(管理者コンピュータ2,支援者コンピュータ3,ユーザーコンピュータ4)に対して、ISO認証取得または維持に関する各種電子文書(詳しくは、電子ファイル)をディスプレイに表示したり、各種コンピュータから入力されたデータをデータ格納部11に蓄積したり、データ格納部11で検索された検索結果をリクエストを要求するコンピュータのディスプレイに表示したりして、ISOの認証取得または維持を支援する情報を提供するためのプログラム(プログラムの集合体を含む)、その他一般的なプログラム(電子メールプログラム等)が記憶されている。本実施の形態でISO認証取得または維持支援プログラムは、ISO9001とISO14001という二つの規格を運用するものが記憶されている。
 データ格納部11には、帳票が備える各入力欄に入力可能な用語のデータベース110が構築されており、更に、これを管理するためのデータベース管理システム112(DBMS:DataBase Management System )も設けられている。また、このデータ格納部11には、入力欄に用語が入力された入力済みの帳票も蓄積される。この蓄積された帳票は、必要に応じて各種コンピュータから検索可能である。
 なお、入力欄を帳票から削除するか、変更するか、また新たに追加することができ、この入力欄の操作が行われたときに、オブジェクトについても対応するオブジェクトが削除されるか、変更されるか、また新たに追加されるようにする手段または変更操作手段は、プログラム格納部10やデータ格納部11に記憶されるプログラム(プログラムの集合体を含む)によって構成される。
 固有情報格納部12には、サーバコンピュータ1への接続が認められている者の固有の情報(具体的には、支援者や利用者の名称、住所、電話番号、認証のための識別番号(ID:identity)とパスワード等)や、利用者毎に作成されているISOマネジメントシステムを構成する文書(マニュアル、規定・手順書、未入力の帳票)等の電子ファイルが記憶されている。
 図3はマニュアルと規定・手順書と未入力の帳票を表示させた基本画面の一例を示す説明図、
 図4は未入力の帳票の一例を示す説明図、
 図5は図4に示す帳票の一入力欄に設定してある用語を並べて表示させた状態を示す説明図、
 図6は図4に示す帳票の用語登録ボタンを押して表示させた用語登録画面を示す説明図、
 図7は帳票とデータベースの関係を示す概念説明図、
 図8はデータベースを構成する各オブジェクトの構造を示す概念説明図、
 図9は異なる規格間において、共通する項目及びそれ以外の項目を説明するための概念説明図、
 図10は組織体系画面の一例を示す説明図、
 図11は役職名ごとに作成しなければならない帳票の一覧表示画面の一例を示す説明図、
 図12は役職名ごとに帳票の進捗状況が把握できる進捗状況一覧画面の一例を示す説明図、
 図13は支援者が監査を行う際の初期画面の一例を示す説明図、
 図14は支援者による監査画面の一例を示す説明図である。
 図3ないし図14を参照しながら、固有情報格納部12に記憶されている各ファイルの機能について説明する。
 固有情報格納部12には、目次ファイル、マニュアルファイル、規定・手順書ファイル、未入力の帳票(様式)ファイル、入力例が書き込んである帳票ファイル、組織体系表ファイル、進捗状況一覧ファイル、役職名ごとの帳票作成一覧ファイル、監査ファイル等が記憶されている。詳しくは、これらのファイルは、ISO9001用のものと、ISO14001用のものと、ISO9001とISO14001の共通のものとの三種類にそれぞれ分けて用意している(図9参照)。
 これらのファイルは、サーバコンピュータ1に接続してきた各種コンピュータのディスプレイに表示可能な形式でつくられている(例えば、各種コンピュータのWebブラウザ上に表示可能なHTML(Hyper Text Markup Language)やXML(eXtensible Markup Language)形式(スクリプト言語等が記述されたものを含む)で記述されている)。なお、上記各マニュアルファイル、各規定・手順書ファイル、各未入力の帳票ファイルは、ISO9001とISO14001のISOマネジメントシステムを構成する文書ファイルである。
 各目次ファイルは、ユーザーコンピュータ4や支援者コンピュータ3のディスプレイに、ISOマネジメントシステムを構成する文書ファイルの目次や、他の画面に切り替える項目名を表示するものである。目次ファイルの内容は、図3で示す基本画面60の左側(領域62)に、目次620や項目名621などとして表示される。
 表示された目次620は、各見出しを選択することにより、対応するマニュアル、規定・手順書、帳票が表示できるようマニュアルファイルや規定・手順書ファイル等にリンクが張られている。具体的に言えば、例えば、ISO9001の目次ファイルを表示した場合では、目次620の見出しを選択することにより、ISO9001に対応するマニュアル、規定・手順書、帳票が表示できるよう、ISO9001用のマニュアルファイルや規定・手順書ファイル等にリンクが張られている。
 また、各項目名621にもそれぞれリンクが張られており、具体的には、項目名「トレーニング」には、入力例が書き込んである帳票ファイルへのリンクが、項目名「組織体系管理」には、組織体系表ファイルへのリンクが、項目名「進捗管理」には、進捗状況一覧ファイルへのリンクが、項目名「監査」には、監査ファイルへのリンクが張られている。
 各マニュアルファイルと各規定・手順書ファイルは、ユーザーコンピュータ4や支援者コンピュータ3のディスプレイにマニュアルと規定・手順書を表示するものである。マニュアルファイルの内容は、図3で示す基本画面60の中央上段(領域63)に表示され、各規定・手順書ファイルの内容は、図3で示す基本画面60の中央下段(領域64)に表示される。
 各未入力の帳票ファイルは、ユーザーコンピュータ4のディスプレイに帳票70を表示するものである。未入力の帳票ファイルの内容は、図3で示す基本画面60の右側(領域65)に表示される。帳票ファイルは、マニュアルや規定・手順書に対応させて複数用意されている。
 未入力の帳票ファイルにより表示される帳票70(図4参照)は、利用者が文章を打ち込んで入力欄を埋める様式ではなく、入力欄(空欄部)700が適宜設けてあり、この各入力欄700には予め用語(データ)が複数設定してあり、この設定してある用語の中から選択する(いわゆる選択式)だけで入力が完了する様式にしてある。また、入力欄700には、規格が要求する基本項目の入力欄と、運用先によって内容が変化する変更項目の入力欄という種類がある。
 図4において入力欄700の右端には、入力欄700に予め設定してある用語を並べて表示するボタン701(本実施の形態では具体的に、プルダウンメニューを表示させるボタン)が設けてあり、ボタン701を押すことで用語が表示され(具体的には図5に示すプルダウンメニューが表示され)、この表示された用語の中から適当なものを選択することで入力欄700にこの用語が入力される。
 ボタン701を押すことで表示される(プルダウンメニューに表示される)用語は、入力欄700の右側に設けてあるボタン702を押して用語登録画面71(具体的には図6に示す画面)を表示させることで、利用者側で適宜、追加や削除、変更できる。
 帳票70の下側には、表示されている帳票がISO9001に属するものか、ISO1401に属するものか、ISO9001とISO14001の共通のものかを示す表示部705が設けてある。図4では共通の帳票が表示されている。また、表示部705の右側には、入力した用語のデータを送信するための送信ボタン703が設けてある。
 入力欄700に入力可能な用語は、データ格納部11に構築されたデータベース110に登録してあるものである。
 図7及び図8を参照する。ここでデータベース110の構造について簡単に説明する。
 データベース110は、帳票70の入力欄700に入力可能な用語を、各入力欄700ごとに纏めてこれを一つの独立したオブジェクト111として生成させてあり、このオブジェクト111を多数備えて構築してある。オブジェクト111は、データベース110において、ISO9001用のものや、ISO14001用のものや、共通のものが入り交じっている。
 各帳票70に対応するオブジェクト111は、データベース管理システム112により、複数個が纏められて集合化されたような状態になっている(各帳票70ごとにオブジェクトの集合体が設けられたような状態になっている)。各オブジェクト111と対応する帳票70の各入力欄700との間にはリンクが張られている。
 各オブジェクト111は、対応する入力欄700に入力可能な用語を複数備えた構造を有している。具体的に言えば、例えば、図8に示すオブジェクト111は、帳票70中の「用語1」の入力欄700に対応するものであり、「納期遅れ」、「品物間違い」、「寸法間違い」、「数量間違い」、「色間違い」等の用語を備えている。オブジェクト111への用語の追加や削除は、ボタン702を押して表示される用語登録画面71によってできる。
 なお、入力欄700に設定された用語を表示させる方法は、特に限定するものではなく、複数の用語が表示でき、その中から用語が選択できるようにしてあれば、例えば、プルアップメニューを用いることもできるし、用語を並べた新規画面を表示させる(例えば、ポップアップメニュー)こともできる。
 本実施の形態でマニュアルファイルの内容、規定・手順書ファイルの内容、未入力の帳票ファイルの内容(様式)の変更(改訂)は、利用者またはシステム管理者によって行うことができるよう設定したが、これは限定するものではなく、例えば、支援者側で変更(改訂)できるようにすることもできる。
 各入力例が書き込んである帳票ファイルは、例えば、入社後間もない経験の少ない者がISOマネジメントシステムを学習したりするためのものである。このファイルで表示される帳票(図は省略したが、様式は図4に示す帳票70と略同じようなもの)には、未入力の帳票ファイルで空欄であった入力欄に、既に用語が入力されている。
 組織体系表ファイルは、利用者の組織体系に沿ってつくられた組織体系画面72を表示するものである(図10参照)。
 本実施の形態で組織体系はピラミッド状につくられており、表示された各役職名には、役職名ごとの帳票作成一覧ファイルへのリンクが張られている。従って、リンクの張られた各役職名を選択することで対応するファイルが表示される。
 役職名ごとの帳票作成一覧ファイルは、この役職者が作成しなければならない帳票の一覧表示画面73を表示するものである(図11参照)。一覧表内には帳票名が列記されている。更にこの表内の各帳票名のうち、未だ入力がされていない帳票にあっては、対応する帳票ファイルへのリンクが張られている(入力済みの帳票名にはリンクが張られていない)。従って、リンクの張られた帳票名を選択することで、その帳票ファイルの帳票70が表示される。
 進捗状況一覧ファイルは、進捗状況一覧画面74を表示させて、役職者ごとに帳票作成の進捗状況が把握できるようにするものである(図12参照)。このファイルでは、帳票作成の進捗状況が視覚的にわかるようにグラフ等(具体的には棒グラフ)で表示される。また、図12において右端側には、各役職名に対応させてボタン740が設けられており、このボタン740を押すことで、その役職者が作成しなければならない帳票の一覧表示ファイルが表示される。
 監査ファイルは、利用者においてISOマネジメントシステムが正しく運用されているかを支援者が監査する際に使用するものである(図13参照)。監査ファイルによって表示される監査初期画面80には、監査日入力欄、被監査部署名入力欄800、監査者入力欄801が設けられている。また、その下側には複数(本実施の形態では9個)のボタン802が設けられている。各ボタン802にはそれぞれ内容の異なる監査のためのチェックリストが登録されている。
 ボタン802を押すことによって図14に示すような監査画面81に切り替わる。監査画面81は、チェックリストを表示するチェックリスト欄810や、支援者(監査者)が監査時に気づいたことや是正事項を入力する報告書欄811を備えている。更に報告書欄811の下側には、メール送信ボタン812が設けてある。
 なお、本実施の形態ではサーバコンピュータ1が備える機能の理解を容易にするために、内部構成として、プログラム格納部10と、データ格納部11と、固有情報格納部12という名称を挙げて、サーバコンピュータ1の機能を分けて説明した。しかし、前記各格納部は、便宜的に示す概念であり、記憶装置を複数台備えていない限りは、実際の記憶装置において物理的に区切られているわけではない。
(作 用)
 図1ないし図14を参照して、本実施の形態で示すISO認証取得または維持支援システムの使い方を説明する。
 まず、システム運用前の初期設定として、サーバコンピュータ1の固有情報格納部12に利用者固有の目次ファイル、マニュアルファイル、規定・手順書ファイル、未入力の帳票ファイル、入力例が書き込んである帳票ファイル、組織体系表ファイル、進捗状況一覧ファイル、役職名ごとの帳票作成一覧ファイル、監査ファイルを設定する。本実施の形態では、ISO9001とISO14001の二つの規格が運用できるシステムなので、ISO9001用のものと、ISO14001用のものと、ISO9001とISO14001の共通のもののそれぞれ三種類について設定する。これらのファイルの設定は、通常、システム管理者によって行われるが、利用者側で行っても良い。また、データ格納部11にデータベース110を構築する(データベース110は内容が変化するので最終的にはシステムを運用しながら構築される)。
 利用者は、コンピュータネットワーク5を介してユーザーコンピュータ4とサーバコンピュータ1を接続する。サーバコンピュータ1へ接続するユーザーコンピュータ4には、サーバコンピュータ1より識別番号とパスワードの入力が求められる(図示省略)。ユーザーの認証は、予め固有情報格納部12に登録された固有の情報との照合によって行われる。認証が認められたユーザーコンピュータ4のみ接続が許可される。
 接続が許可されたユーザーコンピュータ4のディスプレイには、図3に示す基本画面60が表示される。
 基本画面60は、複数の領域(フレーム、具体的には4つ)を備えている。画面中、上部の領域61には本システムのタイトルが表示される。また、左側の領域62には目次ファイルの内容が表示され、中央上段の領域63にはマニュアルファイルの内容が表示され、中央下段の領域64には規定・手順書ファイルの内容が表示され、右側の領域65には帳票ファイルの内容が表示される。
 領域63,64,65には、目次620の各見出しを適宜選択することで、その見出しに対応した規格または共通のマニュアル、規定・手順書、帳票が表示される。
 なお、領域62には、目次620の見出し以外の他の画面に切り替える項目名621が表示されている。これについては後に記載する。
 利用者は、図3に示す基本画面60を表示させ、目次620の見出しを選択して、対応する規格または共通のマニュアル、規定・手順書、帳票を表示させる。
 そして、マニュアルや規定・手順書を参照しながら、業務に基づき帳票70の入力欄700に用語を入力する。本実施の形態では、各規格共通の帳票70を図示している。
 帳票70は、入力欄700が適宜設けてあり、この入力欄700に予め複数の用語が設定してある様式を有しているので、ボタン701を押して用語を表示させ、この用語の中から適当なものを選択するだけで入力が完成する。
 このように入力欄700に用語が入力されるときにおける、帳票70とデータベース110の関係を説明する。
 帳票70の入力欄700と、データベース110の対応するオブジェクト111とは、リンクが張られた状態になっているので、入力欄700に入力される用語は、オブジェクト111が備えている用語となる。
 図4,図5,図7、図8を参照する。具体的に図4に示す帳票70は、「用語1」から「用語7」までの名称が付いた7つの入力欄700・・・を備えている。この入力欄700・・・のそれぞれには、データベース110の対応するオブジェクト111・・・とリンクが張られている。従って、例えば「用語1」の入力欄700に図8に示すオブジェクトへのリンクが張ってあれば、図8に示すオブジェクトの内容が図5に示すように表示され、選択した用語が「用語1」の入力欄700に入力される。
 帳票は日常の業務に最も則したものであり、入力すべき変更項目については、入力欄を追加したり、削除したり、変更したりして様式の変更が求められることは上記した通りである。
 帳票70は、入力欄に入力される用語が、データベース110にオブジェクト111として、各入力欄700に対応するものごとに独立して設けられる構造を有しているので、入力欄700を追加するだけで対応するオブジェクトが追加できる。つまり他の入力欄700に影響を与えずに新たに変更項目の入力欄700が追加できる。また、削除や変更についても同様に他の入力欄700に影響を与えずにできる。具体的に言えば、例えば、図4に示す帳票70に「用語8」の入力欄700を追加すると、対応するオブジェクト111もデータベース110に新規に追加される。また、追加した「用語8」の入力欄700を削除すると、対応するオブジェクト111もデータベース110から削除される。
 このように帳票70は、様式の変更が簡単であり、しかもその作業も迅速にできる。
 また、入力欄700に用語を入力する際に、入力欄700に登録したもの以外の用語を入れたい場合では、利用者側で用語を新規に追加登録できる。この場合は、ボタン702を押して図6に示す用語登録画面71を表示させ、新規用語入力欄710に用語を入力して登録ボタン711を押して行う。登録ボタン711を押すことにより、用語を追加する入力欄700に対応するオブジェクト111に、新規用語入力欄710に入力した用語が追加される。逆に用語を削除する場合では、一覧表示されている登録済用語に対応させてある削除ボタン712を押して行う。削除ボタン712を押すことにより、用語を削除する入力欄700に対応するオブジェクト111からその用語が削除される。
 帳票70の入力欄700を埋めたら送信ボタン703を押す。送信ボタン703を押すことで完成した帳票70のデータは、サーバコンピュータ1のデータ格納部11や、予め利用者側で承認者が決めてあれば承認者に送られる。
 データ格納部11に送られたデータは、データベース管理システム112による管理状態におかれて蓄積される。また、承認者に送られたデータは、承認者によって承認印が付されて同様にデータ格納部11に蓄積される。このようにして作成済みの帳票が記録として残される。
 未入力の帳票ファイルであったファイルは、データ格納部11にデータが送られることで入力不可のファイルに変わり、利用者の側では書き換えられないようになる。なお、帳票70は入力不可のファイルに変わっても閲覧は可能である。
 クリアボタン704は、送信ボタン703を押す前であれば、入力欄700に入れた用語を全て空欄に戻すものである。
 帳票70は、予め設定されている用語を入力欄700に入れて完成させる様式であるので入力が簡単である。これにより帳票70の入力に手間がかかることが原因で、帳票70の作成が予定通り進まなくなることが防止できる。
 また、入力欄700に用語が設定されているので、登録用語の追加や削除が頻繁にない限り、帳票70は用語の組み合わせによってつくられている。そのため帳票は、入力に際し漏れも生じず、入力する入力者によって内容が変わることもない。更には、経験を積んだ者や入社後間もない者でも、質が均一な状態でつくられる。
 従って、例えば、客先からクレームが発生した際に、今まで蓄積したクレーム報告書(帳票)の中から同様のクレームが記録された帳票を見つけてその対策を参考にしようとした場合では、該当する帳票があれば高い確率で検索されることが期待できる。
 つまり、蓄積した組織の有用な情報が効果的に活用できるシステム、いわゆるナレッジマネジメントシステムとして機能させることができる。
 ISO認証取得または維持支援システムは、異なる規格でも共通している項目があれば、その共通項目を纏めたファイルを作り、更にこれとは別に、共通項目以外のファイルを作るというファイル構造を有するので、例えば、ISO9001とISO14001等、複数の規格を運用している場合でも、共通項目についてはいわば各規格で共有(共用)するようにして、同じ様式の帳票が重複してつくる必要がない、またはつくらなくても済むようにできる。つまり、このシステムによれば共通項目における入力の手間が従来のものより軽減されるし、これにより保存するデータの容量も従来のもののより少なくなる。
 また、ISO認証取得または維持支援システムは、共通項目を纏めたファイルと、共通項目以外の別のファイルを作るというファイル構造を有するので、将来、新たな国際規格を導入しようとした場合でも、その規格における共通項目以外のファイルだけを追加すれば良い。即ち、本システムは拡張性に優れている。
 次に、図3において領域62に表示された目次620の見出し以外の各項目名621を選択した場合について説明する。
 本実施の形態では「トレーニング」、「組織体系管理」、「進捗管理」、「監査」という項目名を挙げている。
 「トレーニング」という項目名には、入力例が書き込んである帳票ファイルへのリンクが張られており、選択することで画面が切り替わって上記帳票ファイルの内容(学習用のマニュアル、規定・手順書、帳票)が、領域63,64,65に表示される(図示省略)。
 「トレーニング」によって表示されるものは、入社後間もない者等がISOマネジメントシステムを学習したりするためのものであるので、例えば、帳票の入力欄の用語を適当に変更して送信ボタンを押した場合でも、データはサーバコンピュータ1に送られない。
 「組織体系管理」という項目名には、組織体系表ファイルへのリンクが張られており、選択することで画面が切り替わって上記組織体系表ファイルの内容(役職名がピラミッド状に並べられた利用者の組織体系画面72)が表示される(図10参照)。
 組織体系画面72を構成する各役職名には、更に、役職名ごとの帳票作成一覧ファイルへのリンクが張られている。従って、役職名を選択することで、対応する役職名ごとの帳票作成一覧ファイルの内容が表示される。例えば、図10の「総務課長」の役職名を選択した場合では、図11に示す、総務課長が作成しなければならない帳票の一覧表示画面73が表示される。
 役職名ごとに作成しなければならない帳票の一覧表示画面73には、この役職者がいつまでにどのような帳票を作成しなければならないかが帳票名を挙げて示されている。また、帳票名のうち、未だ入力されていない帳票には、対応する未入力の帳票ファイルへのリンクが張られている(入力済みの帳票は、帳票ファイルへのリンクが解除される)。リンクの張られた帳票名を選択することで、その帳票ファイルが表示される。
 従って、帳票を入力する者等は、組織体系画面72の役職名を選択して、役職名ごとの帳票の一覧表示画面73を表示することで、容易に未入力の帳票がないかわかる。
 また、役職名に帳票名を関連づけることにより、帳票の担当者が示されるので帳票の入力責任の所在が明確にできる。これにより未入力の帳票が発生し難く、ひいては帳票の管理の手間が軽減できる。
 「進捗管理」という項目名には、進捗状況一覧ファイルへのリンクが張られており、選択することで画面が切り替わって上記進捗状況一覧ファイルの内容(役職名ごとの帳票の作成の進捗状況が視覚的にわかるようにした、達成度を棒グラフで示す進捗状況一覧画面74)が表示される(図12参照)。
 進捗状況一覧画面74を構成する各役職名と対応して設けられたボタン740には、役職名ごとの帳票作成一覧ファイルへのリンクが張られている。従って、ボタン740を押すことで、上記した「組織体系管理」の場合と同様に、対応する役職名ごとの帳票作成一覧ファイルの内容が表示される。例えば、図12の「総務課長」の役職名を選択した場合では、図11に示す、総務課長が作成しなければならない帳票の一覧表示画面73が表示される。
 これにより役職名ごとの帳票作成の進捗状況が容易にわかるので、帳票作成の達成度を上げるための意欲が高まることが期待できる。従って、この場合も未入力の帳票が発生し難く、ひいては帳票の管理の手間が軽減できる。
 「監査」という項目は、一般的に利用者は使用せず、システムが正しく運用されているかどうかを支援者が監査する際に使用される。
 監査を行う場合、支援者は、コンピュータネットワーク5を介して支援者コンピュータ3とサーバコンピュータ1を接続する。サーバコンピュータ1へ接続する支援者コンピュータ3には、ユーザーコンピュータ4の場合と同様に、サーバコンピュータ1より識別番号とパスワードの入力が求められる(図示省略)。
 接続が許可された支援者コンピュータ3のディスプレイには、図3に示す基本画面60が表示される。そして支援者は、領域62に表示された項目名の「監査」を選択する。これにより更にサーバコンピュータ1より識別番号とパスワードの入力が求められる(図示省略)。
 認証されることで支援者コンピュータ3のディプレイには、基本画面60から切り替わって監査ファイルの内容(監査初期画面80)が表示される(図13参照)。
 支援者(監査者)は、監査初期画面80の監査日入力欄に監査日を、被監査部署名入力欄800に被監査部署を、監査者入力欄801に自らの氏名または番号を入力する。そして、監査を行う項目によって、その項目のチェックリストを有するボタン802を押す。
 ボタン802には、作業を行う画面を表示するファイルへのリンクが張られているので、押すことにより図14で示す監査画面81に切り替わる。支援者(監査者)は、チェックリスト欄310に表示されたチェックリストを見ながら、データ格納部11に蓄積された入力済みの帳票等を検索や閲覧して、システムの運用が正しく行われているか監査し、気づいたことや是正事項を報告書欄811に入力する。
 報告書欄811に入力した事項は、支援者がメール送信ボタン812を押すことにより、電子メールで利用者に送られる。
 こうして支援者の指示もしくは助言が利用者に伝えられ、システムの運用に誤りがあれば是正される。
 なお、図1においてサーバコンピュータ1と、システム管理者用の管理者コンピュータ2と、支援者用の支援者コンピュータ3は、それぞれ一台ずつしか示していないが、接続するコンピュータの台数は限定されるものではない。例えば、サーバコンピュータはミラーサーバコンピュータ等を設けて複数台接続することもできるし、管理者コンピュータや支援者コンピュータも必要な台数接続できる。
 また、図1において利用者用のユーザーコンピュータは、複数台(具体的には4台)備えられており、LAN(Local Area Network)を構成した状態を示しているが、ユーザーコンピュータの台数や接続形態は限定されるものではない。
 本実施の形態でコンピュータネットワーク5としては、開放されたネットワークであるインターネットを一例として示したが、これは限定するものではなく、例えば、商用ネットワークや、閉鎖されたネットワークであるイントラネットやエクストラネット、専用線を使用することもできる。また、コンピュータネットワークとしては、社内ネットワーク等の私設ネットワークを使用することもでき、この場合ではクライアントサーバコンピュータシステムとして稼働させることもできる。
 サーバコンピュータ1が備える記憶装置としては、特に限定するものではないが、例えば、磁気記憶装置、光磁気記憶装置、光記憶装置、半導体メモリ等が使用可能である。
 本実施の形態で示す支援システムは、利用者がユーザーコンピュータをコンピュータネットワークを介してサーバコンピュータに接続して、サーバコンピュータに記憶したプログラム等を使用する、いわゆるASP(Application Service Provider )の形態を有するものを示したが、これは限定するものではない。例えば、利用者側のコンピュータの記憶装置に、サーバコンピュータ1に記憶していたプログラム等を構築すれば、コンピュータネットワークを介在させずに(いわゆるスタンドアローンの状態で)使用することもできる。
 本明細書で使用している用語と表現は、あくまでも説明上のものであって、なんら限定的なものではなく、本明細書に記述された特徴およびその一部と等価の用語や表現を除外する意図はない。また、本発明の技術思想の範囲内で、種々の変形態様が可能であるということは言うまでもない。
本発明に係るISO認証取得または維持支援方法を実施するためのISO認証取得または維持支援システムの構成例を示す説明図。 サーバコンピュータの内部構成を示す概念図。 マニュアルと規定・手順書と未入力の帳票を表示させた基本画面の一例を示す説明図。 未入力の帳票の一例を示す説明図。 図4に示す帳票の一入力欄に設定してある用語を並べて表示させた状態を示す説明図。 図4に示す帳票の用語登録ボタンを押して表示させた用語登録画面を示す説明図。 帳票とデータベースの関係を示す概念説明図。 データベースを構成する各オブジェクトの構造を示す概念説明図。 異なる規格間において、共通する項目及びそれ以外の項目を説明するための概念説明図。 組織体系画面の一例を示す説明図。 役職名ごとに作成しなければならない帳票の一覧表示画面の一例を示す説明図。 役職名ごとに帳票の進捗状況が把握できる進捗状況一覧画面の一例を示す説明図。 支援者が監査を行う際の初期画面の一例を示す説明図。 支援者による監査画面の一例を示す説明図。 従来のソフトウェアにおける帳票と入力されたデータの関係を示す概念図。
符号の説明
1 サーバコンピュータ
10 プログラム格納部
11 データ格納部
110 データベース
111 オブジェクト
112 データベース管理システム
12 固有情報格納部
2 管理者コンピュータ
3 支援者コンピュータ
310 チェックリスト欄
4 ユーザーコンピュータ
5 コンピュータネットワーク
60 基本画面
61 領域
62 領域
620 目次
621 項目名
63 領域
64 領域
65 領域
70 帳票
700 入力欄
701 ボタン
702 ボタン
703 送信ボタン
704 クリアボタン
705 表示部
71 用語登録画面
710 新規用語入力欄
711 登録ボタン
712 削除ボタン
72 組織体系画面
73 一覧表示画面
74 進捗状況一覧画面
740 ボタン
80 監査初期画面
800 被監査部署名入力欄
801 監査者入力欄
802 ボタン
81 監査画面
810 チェックリスト欄
811 報告書欄
812 メール送信ボタン

Claims (11)

  1.  ISO認証取得または維持のための帳票の作成をコンピュータで行うようにしたものであって、
     表示装置に表示される帳票に、規格が要求する基本項目の入力欄と、運用先によって内容が変化する変更項目の入力欄を備えるようにし、
     少なくとも変更事項の入力欄に、
     入力欄に入力可能な一または二以上のデータを入力欄ごとに纏めたオブジェクトと、
     入力欄を帳票から削除するか、変更するか、また新たに追加することができ、この入力欄の操作が行われたときに、オブジェクトについても対応するオブジェクトが削除されるか、変更されるか、また新たに追加されるようにする手段と,
    を関連付けたことを特徴とする、
     ISO認証取得または維持支援方法。
  2.  入力欄に関連付けられたオブジェクトが有するデータの中から任意にデータを選ぶことで、該選択したデータを上記入力欄に入力できるようにしたことを特徴とする、
     請求項1記載のISO認証取得または維持支援方法。
  3.  共通している項目を備える複数の規格を運用する場合であって、共通している項目を有する帳票を複数の規格間にて重複してつくる必要がない、またはつくらなくても済むようにしたことを特徴とする、
     請求項1または2記載のISO認証取得または維持支援方法。
  4.  表示装置に、役職名または担当者名が示された組織の体系図または体系表を表示するステップ、
     体系図または体系表に示された役職名または担当者名を選択することで、選択された役職者または担当者が作成すべき帳票名を上記表示装置に表示するステップ、
     表示された帳票名を選択することで、入力可能な該帳票を上記表示装置に表示するステップ、
    を備えるようにしたことを特徴とする、
     請求項1,2または3記載のISO認証取得または維持支援方法。
  5.  表示装置に、役職名または担当者名ごとに作成すべき帳票の作成の進捗状況を表示するステップ、
     役職名または担当者名を選択することで、選択された役職者または担当者が入力すべき帳票名を上記表示装置に表示するステップ、
     表示された帳票名を選択することで、入力可能な該帳票を上記表示装置に表示するステップ、
    を備えるようにしたことを特徴とする、
     請求項1,2または3記載のISO認証取得または維持支援方法。
  6.  請求項1,2,3,4または5記載のISO認証取得または維持支援方法を実現するためのプログラムは、サーバコンピュータの記憶装置に記憶されており、該プログラムの情報はクライアントコンピュータにコンピュータネットワークを介して提供されており、帳票の作成作業はクライアントコンピュータで行い、入力されたデータはサーバコンピュータに蓄積されるようにしたことを特徴とする、
     ISO認証取得または維持支援方法。
  7.  ISO認証取得または維持のための支援方法は、表示装置に表示される帳票を有し、該帳票は構成要素として、規格が要求する基本項目と運用先によって内容が変化する変更項目を含むようにし、
     少なくとも変更項目はそれぞれが独立したオブジェクトとして構成されており、変更項目は、変更操作手段によって各オブジェクトごとに帳票から削除、変更または追加できるようにしたことを特徴とする、
     ISO認証取得または維持支援方法。
  8.  ISO認証取得または維持のための帳票の作成をコンピュータで行うシステムであって、
     表示装置に表示される帳票は、規格が要求する基本項目の入力欄と、運用先によって内容が変化する変更項目の入力欄を備えており、
     少なくとも変更事項の入力欄には、
     入力欄に入力可能な一または二以上のデータを入力欄ごとに纏めたオブジェクトと、
     入力欄を帳票から削除するか、変更するか、また新たに追加することができ、この入力欄の操作が行われたときに、オブジェクトについても対応するオブジェクトが削除されるか、変更されるか、また新たに追加されるようにする手段と,
    が関連付けてあることを特徴とする、
     ISO認証取得または維持支援システム。
  9.  入力欄に関連付けられたオブジェクトが有するデータの中から任意にデータを選ぶことで、該選択したデータを上記入力欄に入力できるよう構成してあることを特徴とする、
     請求項8記載のISO認証取得または維持支援システム。
  10.  共通している項目を備える複数の規格を運用する場合であって、共通している項目を有する帳票を複数の規格間にて重複してつくる必要がない、またはつくらなくても済むよう構成してあることを特徴とする、
     請求項8または9記載のISO認証取得または維持支援システム。
  11.  ISO認証取得または維持のための支援システムは、表示装置に表示される帳票を有し、該帳票は構成要素として、規格が要求する基本項目と運用先によって内容が変化する変更項目を含み、
     少なくとも変更項目はそれぞれが独立したオブジェクトとして構成されており、変更項目は、変更操作手段によって各オブジェクトごとに帳票から削除、変更または追加できるよう構成してあることを特徴とする、
     ISO認証取得または維持支援システム。
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