JP2004138220A - ストレーナ付きバルブ - Google Patents

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JP2004138220A
JP2004138220A JP2002305664A JP2002305664A JP2004138220A JP 2004138220 A JP2004138220 A JP 2004138220A JP 2002305664 A JP2002305664 A JP 2002305664A JP 2002305664 A JP2002305664 A JP 2002305664A JP 2004138220 A JP2004138220 A JP 2004138220A
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strainer
valve
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fluid
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JP2002305664A
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Hirotoshi Takeuchi
竹内 裕利
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Itoh Kouki Corp
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Itoh Kouki Corp
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Abstract

【課題】流体の流入口・流出口を同時に閉塞して、ストレーナの取り換えを容易に、安全に行い得るストレーナ付きバルブを提供する。
【解決手段】弁体12に、弁函11の流体流入口13と流体流出口14に通じる流路15を形成し、上記弁体12の流路15内にストレーナ16を装填可能にし、上記弁体12を回転して弁函11の流体流入口13と流体流出口14とを閉塞した状態で、上記ストレーナ16の取り出し口25を弁函11に形成してなる。上記ストレーナ16の開口部周縁にリブ17を形成し、該リブ17に桟を亘設し、ストレーナ装入口内周に環状凹溝19を形成してストレーナ16を取付ける。また、ストレーナ16のリブ17を、バヨネット機構に、弾性体に、または、一部を開いた環状ばねにして着脱容易にすることができる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明はストレーナの取り換えを容易にしたストレーナ付きバルブに関する。
【0002】
【従来の技術】
ストレーナ付きバルブの先行技術として特許文献1がある。
【0003】
【特許文献1】
特許第2558232号公報(特許請求の範囲および第2頁右コラム第18から23行)
上記特許文献1の技術は、「弁函の入・出水孔と連通自在な通水孔を弁体に貫設して、該通水孔内にストレーナーを装着してなるストレーナー付きボール弁において、上記弁体3にその通水孔5から下方に向かう分岐孔8を貫設し、上記ストレーナー6の外面が該通水孔5内であって分岐孔8より下流側に臨むようにその開口6’を通水孔5の下流側開口5’に装着する一方、上記弁函1に少なくとも分岐孔8と連通する貫孔9を穿設して貯塵室10を形成し、これを別途栓体11で開閉自在とした」もので、その作用を「開弁時に流体中の異物が上記ストレーナー6の底面を含む外面に直接衝突して落下するか、若しくは後続流体によって洗い流されて、弁体下方の分岐孔8より弁函1の貯塵室10に落下・集積するものであるからストレーナーの表面に異物が付着する恐れがない」としている。
【0004】
また、別の先行技術として図4に示すものがある。このストレーナ付きボールバルブ40は、同図(b)において右から流体が流入し弁体41を経て下向きに流路を変え、ストレーナ42を介して上昇し下流側に流出するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記先行技術に係るストレーナ付きボールバルブのストレーナを取り換えるときは、ボールバルブを閉じることによって上流側は閉塞されるが、下流側の管路は閉塞されず、下流側管路に滞留した流体は開放状態となり放出されるか抜き取らねばならず無駄または余計な作業を必要とする。特に、取り扱われる流体が可燃性であれば発火または爆発に繋がり危険である。なお、上記先行技術は、ボールバルブに関するものであるが、弁体がボールでなくテーパーコーンを弁体とし、この弁体に流路を形成したものも同様の問題をもっている。
【0006】
この発明は上記問題に鑑み、ストレーナ付きバルブであって、ストレーナの取り換えに際してバルブの閉弁操作により上・下流側の管路が閉塞され安全で簡単にストレーナを取り換え得るストレーナ付きバルブを提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するためにこの発明は、弁体に、弁函の流体流入口と流体流出口に通じる流路を形成し、上記弁体の流路内にストレーナを装填可能にし、上記弁体を回転して弁函の流体流入口と流体流出口とを閉塞した状態で、上記ストレーナの取り出し口を弁函に形成してなる(請求項1)構成としたもので、上記ストレーナの開口部周縁にリブを形成し、該開口に桟を亘設し、弁体のストレーナ装入口内周に環状凹溝を形成して(請求項2)ストレーナを取付ける。また、ストレーナのリブを、バヨネット機構としたもの、リブを弾性体としたもの、または、一部を開いた環状ばねにして着脱容易にした(請求項3〜5)ものを挙げることができる。
【0008】
上記の如く構成するこの発明によれば、バルブの上流側・下流側管路が閉塞されて、流体の放出・抜き取りを要せずストレーナの取り換えが可能となり、ストレーナの取り換えが簡単に実施できる。
【0009】
【発明の実施の形態】
次にこの発明の実施形態を図面を参照しながら説明する。図1は第一実施形態で、弁函11に球状の弁体12が嵌まり、この弁体12には弁函11の流体流入口13と流体流出口14に通じる流路15が形成されている。
【0010】
弁体12の流路15の上流側開口にはストレーナ16がリブ17を介して嵌まる段部18が形成され、この段部18の内周には環状凹溝19が形成されて、この環状凹溝19にスナップリング20が嵌まってストレーナ16が固定される。
【0011】
上記弁体12には弁棒21が延びグランドパッキング22により気密をになって操作ハンドル23につながっている。弁函11の上流側は保持部品24が嵌まり流体の流入口13が形成されている。
【0012】
操作ハンドル23により上記弁体12を回転して弁函11の流体流入口13と流体流出口14とを閉塞した状態にすると上記ストレーナ16は、弁函11に形成された取り出し口25に位置し、この取り出し口25にはパッキング26を介して封栓27が螺合されている。
【0013】
従って、通常の使用状態では弁体12の流路15は弁函11の流入口13から流出口14に連通状態になっており、ストレーナ16を取り換えるときは弁体12の操作ハンドル23を90度回して流入口13と流出口14を閉塞する。
【0014】
この状態でストレーナ16は、弁函11のストレーナ取り出し口25に位置しているので封栓27を回し外してスナップリング20を取り外してストレーナ16を取り換える。
【0015】
なお、ストレーナ16の取付けにはスナップリング20の他、図2(a)のように、リブ17に構成した桟28(交換のとき摘まみ易くしている)をリブ17の外側に凸部29を設け、上記凸部29に対応して環状凹溝19の外側に切り欠き30を形成したバヨネット機構を採用すること、同図(b)のようにストレーナ16のリブ17部分を弾性体で構成し、この弾性体の弾性を利用して弁体12の流路15の入り口内周に形成した環状凹溝19に嵌め込む方式を採用すること、同図(c)のように弁体12のストレーナ装入口31内周に、上記リブ17を嵌める段部18を形成し、この段部18の内周に環状凹溝19を形成し、この環状凹溝19に周囲の一部を開いて縮径可能にしたリング状バネ32を嵌め入れて上記ストレーナ16を取り付ける方式を採用することができる。
【0016】
図3は第二実施形態である。上記実施形態では、弁函11の流体流入口13と流出口14に通じる弁体12の流路15は、直線状態であるが、図3に示すように90度に流路15を曲げることができ、同図(a)は流入口13から流出口14に向けて連通状態になっていることを示し、同図(b)は流入口13、流出口14を閉塞してストレーナ16を取り換え得る状態を示す。
【0017】
上記実施形態で分かるように、弁函11の流入口13と流出口14を120度位相させ、弁体12の流路15を120度に曲げることも可能である。
【0018】
なお、上記実施例では弁体をボールとしたが、テーパーコーンを弁体とし、この弁体に流路を形成したものもこの発明の対象とすることができる。
【0019】
【発明の効果】
以上説明したようにこの発明によれば、弁函の流体流入口と流体流出口に連通状になるように弁体に流路を形成し、上記流入口と流出口とを閉塞したとき、弁体の流路に装填したストレーナが取り換えられるように、弁函にストレーナ取り出し口を設けたので、流体の放出や抜き取りをすることなしにストレーナの取り換えができるようになった。また、流体が可燃性のものや毒性の流体である場合の安全性を大幅に改善することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)第一実施形態の横断面図(ストレーナ取り換え可能状態)
(b)同縦断面図(流体の流通状態)
【図2】弁体へのストレーナ取付け状態を示し(a)はバヨネット方式、(b)はストレーナのリブを弾性体としたもの、(c)は環状ばねによるものを示す。
【図3】第二実施形態の説明図で(a)は流体の流通状態、(b)は流体を閉塞しストレーナ取り換え可能状態を示す。
【図4】従来のストレーナ付きボールバルブの(a)一部切り欠き平面図、(b)同縦断面図。
【符号の説明】
10 ストレーナ付きボールバルブ
11 弁函
12 弁体
13 流入口(流体の)
14 流出口(流体の)
15 流路(弁体の)
16 ストレーナ
17 リブ
18 段部
19 環状凹溝
20 スナップリング
21 弁棒
22 グランドパッキング
23 操作ハンドル
24 保持部品
25 ストレーナ取り出し口
26 パッキング
27 封栓
28 桟
29 凸部
30 切り欠き
31 ストレーナ装入口
32 リング状ばね

Claims (5)

  1. 弁体に、弁函の流体流入口と流体流出口に通じる流路を形成し、上記弁体の流路内にストレーナを装填可能にし、上記弁体を回転して弁函の流体流入口と流体流出口とを閉塞した状態で、上記ストレーナの取り出し口を弁函に形成してなるストレーナ付きバルブ。
  2. 上記ストレーナの開口部周縁にリブを形成し、該リブに桟を亘設し、弁体のストレーナ装入口内周に環状凹溝を形成してなる請求項1に記載のストレーナ付きバルブ。
  3. 上記ストレーナの開口部周縁に少なくとも二個の凸部を等間隔に形成し、上記環状凹溝の外側に上記ストレーナの凸部に対応した切り欠きを形成してなる請求項1または2に記載のストレーナ付きバルブ。
  4. 上記ストレーナのリブを弾性体で構成し、この弾性体の弾性を利用して、上記環状凹溝にリブを嵌め込むようにしてなる請求項1または2に記載のストレーナ付きバルブ。
  5. 弁体のストレーナ装入口内周に、上記リブを嵌める段部を形成し、この段部の内周に環状凹溝を形成し、この環状凹溝に周囲の一部を開いて縮径可能にしたリング状バネを嵌め入れて上記ストレーナを取り付けるようにしてなる請求項1または2に記載のストレーナ付きバルブ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008169947A (ja) * 2007-01-12 2008-07-24 Kawamoto Pump Mfg Co Ltd ストレーナ内蔵ボール弁装置
JP2009041696A (ja) * 2007-08-10 2009-02-26 Osaka Gas Co Ltd 弁装置
CN106763856A (zh) * 2017-02-22 2017-05-31 李祥庆 一种无磨损密封旋塞阀

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