JP2004137284A - 2−スルファモイル安息香酸誘導体 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ロイコトリエンD4受容体拮抗作用とトロンボキサンA2受容体拮抗作用をあわせ持つ一般式(l)
【化1】
で表わされる2−スルファモイル安息香酸誘導体またはその塩並びにそれらを有効成分とする医薬、抗アレルギー剤およびロイコトリエン・トロンボキサンA2両拮抗剤を提供する。
【選択図】なし
Description
近年、アレルギー性疾患は、その病態像からアレルギー性炎症として認識され、種々炎症性細胞やメディエーターの関与が明らかにされている。気管支喘息を例に挙げると、気管支喘息は種々刺激に対する気道反応性の亢進を特微とし、可逆的な気道狭窄、気道粘膜の浮腫、粘液分泌の亢進、気道壁への炎症性細胞の浸潤を伴う疾患であると認識されている。
さらに、関与するメディエーターについて、LTD4が強い気管支収縮作用を始め気道血管透過性亢進、粘液分泌作用を有することが、またTXA2が強力な気管支収縮作用のみならず気道過敏性を支配することが示唆されている。
このような気管支喘息を始めとするアレルギー性疾患の治療研究の動向の中で、LTD4受容体拮抗剤やTXA2合成阻害剤、TXA2受容体拮抗剤が上市され、従来までの抗アレルギー剤に比してより高い有効性が確認されている。
LTD4およびTXA2の両メディエーターに対する受容体拮抗作用を併せ持つ化合物として、特許文献1、特許文献2、特許文献3、特許文献4、特許文献5、特許文献6、特許文献7に開示された化合物が挙げられる。
本発明は、このようなアレルギー性疾患の治療および治療研究の現状に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、アレルギー性疾患の発症に主要な役割を担っているLTD4およびTXA2の両メディエーターに対する強力な受容体拮抗作用を併せ持つことにより、より優れた治療効果が期待できる新規化合物およびこれらを有効成分とする医薬を提供することにある。
(式中R1、R2は同一または異なって水素原子、C3−8のシクロアルキル基、置換されていてもよいC1−6のアルキル基、置換されていても置換されていてもよいアリール基またはR1またはR2は環
と一体となって式
で示される縮合環を形成していてもよく、この縮合環は、置換されていてもよいC1−6のアルキル基、アミノ基、シアノ基、ニトロ基、水酸基、ハロゲン原子またはC1−5のアルコキシ基で置換されていてもよい。Xは酸素原子、窒素原子、硫黄原子または−CH=CH−、R3は置換されていてもよいフェニルスルホニルアミノ基、置換されていてもよいフェニルスルホニル基または置換されていてもよいフェニルスルホキシド基、R4は水素原子またはエステル残基、nは2から6の整数を示す。Aは−O−B−、−B−O−、−S−B−、−B−S−または−B−で示され、BはC1−6のアルキレン基またはC2−5のアルケニレン基を示す。ただし、R1がC1−6のアルキル基、C3−8のシクロアルキル基またはフエニル基であり、R2が水素原子、Aがビニレン基、Xが硫黄原子である場合は除く。)で示される2−スルファモイル安息香酸誘導体、その塩、その水和物またはその溶媒和物を提供する。
(式中R1、R2は同一または異なって水素原子、C3−8のシクロアルキル基、置換されていてもよいC1−6のアルキル基、置換されていても置換されていてもよいアリール基またはR1またはR2は環
と一体となって式
で示される縮合環を形成していてもよく、この縮合環は、置換されていてもよいC1−6のアルキル基、アミノ基、シアノ基、ニトロ基、水酸基、ハロゲン原子またはC1−5のアルコキシ基で置換されていてもよい。Xは酸素原子、窒素原子、硫黄原子または−CH=CH−、R3は置換されていてもよいフェニルスルホニルアミノ基、置換されていてもよいフェニルスルホニル基または置換されていてもよいフェニルスルホキシド基、nは2から6の整数を示す。Aは−O−B−、−B−O−、−S−B−、−B−S−または−B−で示され、BはC1−6のアルキレン基またはC2−5のアルケニレン基を示す。ただし、R1がC1−6のアルキル基、C3−8のシクロアルキル基またはフェニル基であり、R2が水素原子、Aがビニレン基、Xが硫黄原子である場合は除く。)で示されるベンジルアミン誘導体またはその塩、
(式中R1、R2は同一または異なって水素原子、C3−8のシクロアルキル基、置換されていてもよいC1−6のアルキル基、置換されていても置換されていてもよいアリール基またはR1またはR2は環
と一体となって式
で示される縮合環を形成していてもよく、この縮合環は、置換されていてもよいC1−6のアルキル基、アミノ基、シアノ基、ニトロ基、水酸基、ハロゲン原子またはC1−5のアルコキシ基で置換されていてもよく、A’は−B’−O−または−B’−で示され、B’はC1−6のアルキレン基を示す。)で示されるベンズアルデヒド誘導体またはその塩、
(式中R1、R2は同一または異なって水素原子、C3−8のシクロアルキル基、置換されていてもよいC1−6のアルキル基、置換されていても置換されていてもよいアリール基またはR1またはR2は環
と一体となって式
で示される縮合環を形成していてもよく、この縮合環は、置換されていてもよいC1−6のアルキル基、アミノ基、シアノ基、ニトロ基、水酸基、ハロゲン原子またはC1−5のアルコキシ基で置換されていてもよく、Xは酸素原子、窒素原子、硫黄原子または−CH=CH−を示す。)で示されるベンゾニトリル誘導体またはその塩、および
(式中nは2から6の整数、R3は置換されていてもよいフェニルスルホニルアミノ基、置換されていてもよいフェニルスルホニル基または置換されていてもよいフェニルスルホキシド基を示す。)で示されるアミン誘導体またはその塩を提供する。
「C1−6のアルキル基」としては、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、tert−ブチル基、n−ペンチル基、n−ヘキシル基などの直鎖または分枝鎖状のアルキル基があげられ、好ましくはイソプロピル基、tert−ブチル基である。
「置換されていてもよいアリール基」としては、炭化水素環アリール基を意味し具体的にはフェニル基、ナフチル基などがあげられ、その置換基としてはフッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子などのハロゲン原子、メチル基、エチル基などのC1−6のアルキル基、メトキシ基、エトキシ基などのC1−5のアルコキシ基があげられ、好ましくはフッ素原子、塩素原子、臭素原子、メチル基、メトキシ基である。
「ハロゲン原子」としては、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子があげられる。
「置換されていてもよいフェニルスルホニルアミノ基」、「置換されていてもよいフェニルスルホニル基」、「置換されていてもよいフェニルスルホキシド基」の置換基としては、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子などのハロゲン原子、メチル基、エチル基などのC1−6のアルキル基、メトキシ基、エトキシ基などのC1−5のアルコキシ基があげられ、好ましくはフッ素原子、塩素原子、臭素原子、メチル基、メトキシ基であり、置換位置としてはオルト位、メタ位、パラ位があげられ、好ましくはパラ位である。
「エステル残基」としては、C1−6のアルキル基、ベンジル基、フェネチル基、1−ナフチル基などのエステル残基または生体内で代謝を受け加水分解されるエステル残基、例えば、アセチルオキシメチル基等の低級アルカノイルオキシ低級アルキル基、ビニルカルボニルメチル基等の低級アルケノイル低級アルキル基、シクロプロピルカルボニルオキシメチル基等のシクロアルキルカルボニルオキシ低級アルキル基、ビニルカルボニルオキシメチル基等の低級アルケノイルオキシ低級アルキル基、メトキシメチル基等の低級アルコキシ低級アルキル基、メトキシメトキシメチル基等の低級アルコキシ低級アルコキシ低級アルキル基、メトキシカルボニルオキシメチルメチル基等の低級アルコキシカルボニルオキシ低級アルキル基、ベンゾイルオキシメチル基等のベンゾイルオキシ低級アルキル基、2−オキソテトラヒドロフラン−5−イル基、2−オキソ−5−低級アルキル−1,3−ジオキソレン−4−イルメチル基などがあげられる。ここにおいて「低級」とは炭素数1〜6の直鎖または分枝鎖状の炭素鎖を意味する。
「C2−5のアルケニレン基」としてはビニレン基、プロペニレン基、ブテニレン基などがあげられ、好ましくはビニレン基である。
一般式(I)、(II)、(IIIa)、(IV)および(V)で示される本発明の化合物は、以下に示す製法により製造することができる。
(式中、R1、R2、X、R3、nおよびAは前記と同じであり、R4aはエステル残基を示す。)
本工程は通常一般式(III)で示されるアルデヒドと一般式(V)で示されるアミンから一般式(II’)で示されるイミン中間体を系中で生成させこれを適宜還元剤により還元することにより達成される。イミン中間体生成過程における反応溶媒は本反応を著しく阻害しなければ特に限定されないがメタノール、エタノール、イソプロパノールまたはベンセン、トルエンなどが好ましく、反応温度は20℃〜140℃が好ましく、反応時間は1〜24時間が好ましい。イミン中間体を還元する過程における還元剤としてはイミノ基をアミノ基に還元する通常の還元剤であれば特に限定されないが、たとえば水素化ホウ素ナトリウム、水素化アルミニウムリチウムなどが好ましい。反応の各成分の使用量は一般式(III)の化合物に対し一般式(V)の化合物を1〜5当量用いるのが好ましく、還元剤は一般式(III)の化合物に対し1〜5当量用いるのが好ましい。反応溶媒は本反応を著しく阻害しなければ特に限定されないがメタノール、エタノール、イソプロパノールなどが好ましい。反応温度は0℃〜70℃が好ましく、反応時間は30分〜12時間が好ましい。
エステル化の過程に用いる塩基は脂肪族アミン、芳香族アミンいずれも好ましく、例えばトリエチルアミン、ピリジンなどがあげられる。反応の各成分の使用量は酸ハライドに対しアルコールを1〜10当量用いるのが好ましい。塩基は酸ハライドに対し1〜5当量使用するのが好ましい。反応溶媒としては本反応を著しく阻害しない溶媒であれば特に限定されないがジクロロメタン、クロロホルム、1,2−ジクロロエタン、1,1,2,2−テトラクロロエタン、トルエンまたはエステル化に用いるアルコールを溶媒に用いることができる。反応温度は0℃〜80℃が好ましく、反応時間は30分〜12時間が好ましい。
(式中、R1、R2は前記と同じであるが縮合環を形成せず、Halは臭素原子または塩素原子を示す。)
(式中、R1、R2、XおよびHalは前記と同じである。)
(式中、R1、R2、xおよびHalは前記と同じである。)
(式中、R1、R2およびXは前記と同じである。)
(式中、nおよびHalは前記と同じであり、Pは保護基を示し、Zは水素原子、ハロゲン原子、C1−6のアルキル基またはC1−5のアルコキシ基を示す。)
酸化反応はメタクロロ過安息香酸などの酸化剤を利用することができる。脱保護はそれぞれの保護基に応じて常法を使用し脱保護することができる。
(式中、nおよびZは前記と同じである。)
上記の製法で製造される本発明化合物および中間体は遊離化合物、その塩、その水和物もしくはエタノール和物などの各種溶媒和物または結晶多形の物質として単離精製される。本発明化合物の製薬学的に許容される塩は常法の造塩反応により製造することができる。単離精製は抽出分別、結晶化、各種分画クロマトグラフィー等の化学操作を適用して行われる。また光学異性体は適当な原料化合物を選択することによりまたはラセミ化合物のラセミ分割法により立体化学的に純粋な異性体に導くことができる。
本発明の医薬のヒトへの投与量は患者の症状、年齢、体重、治療効果、投与方法、投与期間により異なるが、通常経口投与の場合、成人1日当り、0.1mg〜10gの範囲で投与するのが好適である。
1H-NMR(CDCl3):4.86(2H,s) 7.25-7.30(1H,m) 7.44-7.64(3H,m) 10.01(1H,s)
,s)
1H-NMR(CDCl3):1.33(6H,d,J=6.9Hz) 3.12(1H,) 5.40(2H,s) 6.92(1H,d,J=0.99Hz) 7.
26-7.31(1H,m) 7.47-7.54(3H,m) 9.98(1H,s)
実施例1と同様にして実施例2、実施例3に示す化合物を合成した。
(1H,s) 7.26-7.30(1H,m) 7.47-7.54(3H,m) 9.98(1H,s)
) 7.44-7.53(3H,m)9.98(1H,s)
Mass(m/z):268(M+)
1H-NMR(CDCl3):1.84-2.11(2H,m) 2.15-2.42(4H,m) 3.11-3.19(2H,m) 3.25-3.52(2H,m
) 3.57-3.70(1H,m) 6.75(1H,s) 7.35-7.52(4H,m)
3−[2−(4−シクロブチル−2−チアゾリル)エチル]ベンゾニトリル875mg(3.3mmol)をトルエン20mlに溶解し、−78℃で1.01M水素化ジイソブチルアルミニウム(トルエン溶液)3.6ml(3.60mmol)を滴下した後、室温まで昇温し2時間撹拌した。飽和塩化アンモニウム水ついで2N塩酸を加えて1時間撹拌した後、有機層を飽和炭酸水素ナトリウム水ついで飽和食塩水で洗浄し無水硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を減圧下留去した。残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出液;n−ヘキサン:酢酸エチル=4:1)で精製し、標記化合物を無色油状物として792mg収率89%で得た。
Mass(m/z):271(M+) 242
1H-NMR(CDCl3):1.84-2.42(6H,m) 3.20(2H,m) 3.32(2H,m) 3.64(1H,quint) 6.74(1H,d
J=0.66Hz) 7.47(2H,m) 7.73(2H,m) 9.99(1H,s)
3−[2−(2−キノリル)エテニル]ベンズアルデヒド5.5g(21.2mmol)を500mlに溶解し10%パラジウム炭素1.1gを加え常圧で水素添加反応を行い、室温で10時間撹拌した。10%パラジウム炭素をセライトろ過し、ろ液を減圧下留去して残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出液;n−ヘキサン:酢酸エチル=9:1)で精製し標記化合物2.8g(10.7mmol)を収率51%で得た。
Mass(m/z):261(M+) 156
1H-NMR(CDCl3):7.46-7.60(3H,m) 7.65-7.91(6H,m) 8.05-8.17(3H,m) 10.07(1H,s)
Maas(m/z):233(M+) 203 160
1H-NMR(CDCl3):1.37-1.48(2H,m) 1.58-1.78(4H,m) 3.62-3.73(4H,m) 7.68-7.74(2H,m
) 7.81-7.87(2H,m)
Mass(m/z):296(M+) 216 160
1H-NMR(CDCl3):1.44-1.55(2H,m) 1.63-1.77(2H,m) 1.86-2.00(2H,m) 3.37-3.42(2H,m
) 3.67-3.73(2H,m) 7.68-7.75(2H,m) 7.81-7.88(2H,m)
Mass(m/z):359(M+) 216 160
1H-NMR(CDCl3):1.47-1.51(2H,m) 1.64-1.72(4H,m) 2.88(2H,t J=7.26Hz) 3.68(2H,t
J=7.26Hz) 7.23(4H,s) 7.71-7.23(2H,m) 7.82-7.86(2H,m)
Mass(m/z):391(M+) 216 160
1H-NMR(CDCl3):1.37-1.48(2H,m) 1.61-1.81(4H,m) 3.05-3.11(2H,m) 3.62-3.93(3H,m
) 7.52-7.57(2H,m) 7.69-7.75(2H,m) 7.80-7.86(2H,m)
1,4−ジアミノブタン26.4g(0.3mol)を100ml1,2−ジクロロエタンに溶解し、4−クロロフェニルスルホニルクロライド6.3g(0.03mol)を加え室温で4時間撹拌した。クロロホルムを加え、セライトろ過して、ろ液を3回水洗し、つづけて飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥して溶媒を減圧下留去し標記化合物5.1gを収率65%で得た。
3−[(4−イソプロピル−2−チアゾリル)メトキシ]ベンズアルデヒド2.27g(8.69mmol)と4−(4−クロロフェニルスルホニルアミノ)ブタナミン2.27g(8.69mmol)をエタノール150mlに溶解し、モレキュラーシーブス3A4.0gを加え16時間還流した。モレキュラーシーブス3Aをろ別してろ液に水素化ホウ素ナトリウム873mgを加え室温で3時間撹拌した。エタノ−ルを減圧下溶媒を留去し、水と酢酸エチルを加え酢酸エチルで抽出。酢酸エチル層を飽和食塩水で洗浄し硫酸マグネシウムで乾燥し減圧下溶媒を留去した。残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出液;クロロホルムからクロロホルム:メタノール=98:2)で精製しN−[4−(4−クロロベンゼンスルホニルアミノ)ブチル]−3−[(4−イソプロピル−2−チアゾリル)メトキシ]ベンジルアミン(化合物番号1a)を得た。
同様にして化合物番号2aから90aを合成した。マススペクトルデータを表1から9に示した。
同様にして化合物番号2bから90bを合成した。マススペクトルデータを表10から18に示した。
実施例10の生成物(化合物番号1b)3.2g(4.53mmol)をメタノール70ml、テトラヒドロフラン70mlに溶解し、1N水酸化ナトリウム50mlを加え80℃で3時間撹拌した。減圧下溶媒を留去して水を加え1N塩酸で中和し析出した沈殿をろ取すると標記化合物(化合物番号1)2.7g(3.9mmol)を収率86%で得た。
同様にして化合物番号2から90を製造した。得られた化合物の物理化学的性質を表19から48に示した。
1H-NMR (CDCl3):1.23-1.41(13H,m) 2.82(2H,m) 3.06-3.17(3H,m) 4.38-4.45(4H,m) 4
.83(1H,t) 5.26(2H,s) 6.90(4H,d J=0.66Hz) 7.22(1H,m) 7.45(2H,d
J=1.98 6.6Hz) 7.51-7.65(3H,m) 7.74(2H,d J=1.98 6.6Hz) 7.83(1H,
m)
実施例12と同様にして実施例13、14に示す化合物を製造した。
1H-NMR(CDCl3):1.22-1.41(7H,m) 1.84-2.39(6H,m) 2.41(3H,s) 2.80(2H,m) 3.16(2H,
m) 3.67(1H,quint) 4.37-4.45(4H,m) 4.61(1H,t J=6.27Hz) 5.27(2H,s
) 6.88-6.92(4H,m) 7.22-7.29(3H,m) 7.50- 7.62(3H,m) 7.68(2H,d J=
8.24Hz) 7.82(1h,d J=7.25Hz)
1H-NMR(CDCl3):1.21.41(7H,m) 1.87-2.39(6H,m) 2.80(2H,m) 3.14(2H,br s) 3.22(2H
,m) 4.40(4H,m) 5.04(1H,t J=5.94Hz) 6.75(1H,s) 7.08(3H,m) 7.20(1
H,m) 7.45(2H,dd J=6.6 1.98Hz) 7.51-7.65(3H,m) 7.73(2H,d J=8.25H
z) 7.82(1H,d J=8.24Hz)
FAB-MS (m/z) :673(M+)
1H-NMR (CDCl3):1.32(6H,d,J=6.93Hz),1.42(4H,m),2.85(2H,m),3.11(1H,m), 3.29(2H
,m),4.42(2H,m),4.62,(1H,m),5.29(2H,s),6.84-6.89 (3H,m),6.91(1H
,s),7.22(1H,m),7.47(2H,dd,J=8.58,1.82Hz),7.65-7.78(4H,m),7.88(
1H,dd,J=1.98,7.26Hz),8.07(1H,m)
FAB-MS (m/z) :716(M+)
1H-NMR (CDCl3):1.16(4H,m),1.27(6H,d,J=6.93Hz),2.73(2H,m),2.87(2H,m), 3.07(1H
,m),4.08(2H,s),5.30(2H,m),6.74-6.91(4H,m),7.20(1H,t,J=7.76Hz),
7.46(2H,m),7.68-7.80(4H,m),7.97(1H,dd,J=1.65,7.32Hz),8.08(1H,d
d,J=1.65,5.66Hz)
つぎに本発明の2−スルファモイル安息香酸誘導体がLTD4およびTXA2の両メディエーターに対する優れた受容体拮抗作用および抗アレルギー作用を有することについて試験例をあげて説明する。
本発明化合物について、抗LTD4作用、抗TXA2作用および抗喘息作用に対する試験を行った。その試験方法および試験結果を以下に示す。
試験例1
モルモットを放血致死させた後、回腸を摘出し、回腸標本を作製した。この標本を95%O2-5%CO2混合ガスを通気し、37℃に保ったタイロード(Tyrode)液2mlを満たしたマグヌス槽中で、標本に1gの負荷を掛け懸垂し、LTD4の添加により生ずる収縮反応を等張性に記録した。
標本を安定化させた後、LTD40.05−3.5ng/mlを累積的に処置し収縮反応を観察した。安定した収縮反応が得られたら、被験物質をLTD4添加の5分前に前処置し、その後再びLTD4を累積的に添加し収縮反応を得た。pA2 値はバン・ロッサム(Van Rossum)の方法に従って算出した。その結果を以下の表49に示す。
試験例2
モルモットを放血致死させた後、気管を摘出し、高木らの方法に従い短冊型の気管筋標本を作製した。この標本を95%O2-5%CO2混合ガスを通気し、37℃に保ったタイロード(Tyrode)液2mlを満たしたマグヌス槽中で、標本に1gの負荷を掛け懸垂し、U−46619の添加により生ずる収縮反応を等張性に記録した。
標本を安定化させた後、U−46619、10−10〜10−7 Mを累積的に処置し収縮反応を観察した。安定した収縮反応が得られたら、被験物質をU−46619添加の5分前に前処置し、その後再びU−46619を累積的に添加し収縮反応を得た。pA2 値はバン・ロッサム(Van Rossum)の方法に従って算出した。その結果を以下の表49に示す。
それらの結果から本発明の化合物は、LTD4およびTXA2の両メディエーターに対する優れた受容体拮抗作用を有することが確認された。
試験例3
抗喘息作用は受動感作モルモット即時型喘息反応にて検討した。すなわち、実験前日、モルモットに、10倍に希釈した抗DNP/ovalbuminモルモット血清(モルモットPCA titer;×1024)を耳静脈より投与し、感作を行った。実験当日、ピリラミン(10mg/kg i.p.)を前処置の後、正常の気道抵抗値をペンノック(Pennock)らの方法に従い、ダブルフロープレチスモグラフ法にて測定した。被験物質(3mg/kg)はDMSOに溶解させた後、50%正常モルモット血清−生理食塩溶液にて溶解させ、抗原吸入の5分前に耳静脈より投与した。即時型喘息反応は抗原である1%卵白アルブミン生食液を超音波ネブライザーにより3分間吸入曝露により誘発し、吸入終了後5分(4〜6分)における気道抵抗値を測定した。データは以下の式で算出される抑制率で表した。
A:被験物質群における抗原吸入後の気道抵抗値
B:被験物質群における抗原吸入前の気道抵抗値
C:対照群における抗原吸入後の気道抵抗値
D:対照群における抗原吸入前の気道抵抗値
その結果を表50に示す。その結果から本発明の化合物は、優れた抗喘息作用を有することが確認された。
化合物番号1、5、29の化合物についてICRマウスで100mg/kgの静脈内投与および1000mg/kgの経口投与を行ったが、いずれも死亡例は見られなかった。
つぎに本発明化合物の製剤例を示すが、これらの処方に特に限定されるものではない。
製剤例1
(成 分) (mg)
化合物番号1の化合物 100
ラクトース 30
コーンスターチ 40
結晶セルロース 15
メチルセルロース 3
ステアリン酸マグネシウム 2
製剤例2
(成 分) (mg)
化合物番号1の化合物 100
ラクトース 50
コーンスターチ 30
結晶セルロース 8
ステアリン酸マグネシウム 2
Claims (4)
- 一般式(II)
(式中R1、R2は同一または異なって水素原子、C3−8のシクロアルキル基、置換されていてもよいC1−6のアルキル基、置換されていてもよいアリール基またはR1またはR2は環
と一体となって式
で示される縮合環を形成していてもよく、この縮合環は、置換されていてもよいC1−6のアルキル基、アミノ基、シアノ基、ニトロ基、水酸基、ハロゲン原子またはC1−5のアルコキシ基で置換されていてもよい。Xは酸素原子、窒素原子、硫黄原子または−CH=CH−、R3は置換されていてもよいフェニルスルホニルアミノ基、置換されていてもよいフェニルスルホニル基または置換されていてもよいフェニルスルホキシド基、nは2から6の整数を示す。Aは−O−B−、−B−O−、−S−B−、−B−S−または−B−で示され、BはC1−6のアルキレン基またはC2−5のアルケニレン基を示す。ただし、R1がC1−6のアルキル基、C3−8のシクロアルキル基またはフェニル基であり、R2が水素原子、Aがビニレン基、Xが硫黄原子である場合は除く。)で示されるベンジルアミン誘導体またはその塩。 - 2.一般式(IIIa)
(式中R1、R2は同一または異なって水素原子、C3−8のシクロアルキル基、置換されていてもよいC1−6のアルキル基、置換されていてもよいアリール基またはR1、R2は環
と一体となって式
で示される縮合環を形成してもよく、この縮合環は、置換されていてもよいC1−6のアルキル基、アミノ基、シアノ基、ニトロ基、水酸基、ハロゲン原子またはC1−5のアルコキシ基で置換されていてもよく、A’は−B’−O−または−B’−で示され、B’はC1−6のアルキレン基を示す。)で示されるベンズアルデヒド誘導体またはその塩。 - 3.一般式(IV)
(式中R1、R2は同一または異なって水素原子、C3−8のシクロアルキル基、置換されていてもよいC1−6のアルキル基、置換されていてもよいアリール基またはR1、R2は環
と一体となって式
で示される縮合環を形成してもよく、この縮合環は、置換されていてもよいC1−6のアルキル基、アミノ基、シアノ基、ニトロ基、水酸基、ハロゲン原子またはC1−5のアルコキシ基で置換されていてもよく、Xは酸素原子、窒素原子、硫黄原子または−CH=CH−を示す。)で示されるベンゾニトリル誘導体またはその塩。 - 4.一般式(V)
(式中nは2から6の整数、R3は置換されていてもよいフェニルスルホニルアミノ基、置換されていてもよいフェニルスルホニル基または置換されていてもよいフェニルスルホキシド基を示す。)で示されるアミン誘導体またはその塩。
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