JP2004136918A - ストロー突刺し性を有する蓋材 - Google Patents
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Abstract
【課題】製造コストが嵩まず、アルミレスとして使用後の廃棄物に係わる環境問題がなく、かつ金属探知機の使用による金属系の異物混入検査が可能で、さらに水蒸気バリア性に優れるストロー突刺し性を有する蓋材の提供にある。
【解決手段】坪量が35〜100g/m2 の紙10の片面に、厚さ6〜10μmの2軸延伸ポリプロピレンフィルム12が接着され、もう一方の面に厚さ5〜8μmのポリエチレンテレフタレートフィルム14が接着されて基材層20とし、そのいずれか一方の面に、厚さ10〜30μmのシーラント層16が施されているストロー突刺し性を有する蓋材1としたものである。
【選択図】図1
【解決手段】坪量が35〜100g/m2 の紙10の片面に、厚さ6〜10μmの2軸延伸ポリプロピレンフィルム12が接着され、もう一方の面に厚さ5〜8μmのポリエチレンテレフタレートフィルム14が接着されて基材層20とし、そのいずれか一方の面に、厚さ10〜30μmのシーラント層16が施されているストロー突刺し性を有する蓋材1としたものである。
【選択図】図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コーヒー、ココア、ジュースあるいは日本酒、乳飲料などを収容する飲料用密封容器の蓋材に関するものであり、特に、ストローを突き刺して飲むことのできるストロー突刺し性を有する蓋材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、飲料用密封容器として、例えばインスタントコーヒー、ジュースあるいは日本酒、乳飲料などを容器本体に充填し、容器本体のフランジ部にヒートシールでシールして密封する蓋材が知られ、この蓋材は、使用時にシール部から剥離して飲むことのできるように、ヒートシール性と易剥離性(イージーピール性)を必要とするとともに、上部からストローを突き刺して飲むことのできるストロー突刺し性を必要とするものがある。
【0003】
このストロー突刺し性を有する蓋材として、例えば牛乳用のブリック(れんが)型紙容器で代表されるポリエチレン単体のフィルム、あるいはアルミニウム箔にポリエチレン系のシーラント層が施されたものがある。
【0004】
しかし、上記前者のポリエチレン単体のものでは、紙に印刷を施し、その印刷の柄等に見当を合わせ、ストロー突刺し用孔を穿設し、その裏面全面にロール状のポリエチレン単体のフィルムをラミネートして得られるように、ストロー突刺し用孔の穿設の如く、その設備と見当を合わせ精度等にコストが嵩むという問題があり、後者のアルミニウム箔/ポリエチレン系のシーラント層のものでは、遮光性やガスバリア性等に優れる蓋材として好適なストロー突刺し性を有する蓋材ではあるが、上記のようなアルミニウム箔が介在する蓋材においては、使用後の焼却処理において、アルミニウム箔が炉中にインゴットとして絡みついて焼却炉を傷めたり、それによって焼却効率を低下させたりする問題があり、またその焼却灰の埋立処分において雨水等との反応による有害ガスの発生等があり、いわゆる環境に係る問題が数多くあるものであった。さらにまた蓋材にアルミニウム箔が介在すると、内容物が収納された容器中に金属切り粉など金属系の異物の混入を検査する金属探知機の使用を不可能にするという問題があった。
【0005】
そこで上記問題点を解消するストロー突刺し性を有する蓋材として、例えば厚さ50〜120g/m2 の紙の上面に厚さ4〜9μmの2軸延伸ポリエステルフィルムを接着するとともに、紙の下面に上面と同じ厚さの2軸延伸ポリエステルフィルムを接着して設け、該下面側の2軸延伸ポリエステルフィルムの下面に熱可塑性樹脂のヒートシール層を設けてなる蓋材としたものがある。(例えば、特許文献1参照)
【0006】
【特許文献1】
実開平7−28866号公報
【0007】
しかしながら、上記構成の蓋材では、内容物の保存に影響する水蒸気に対するバリア性に欠けるという問題があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、かかる従来技術の問題点を解決するものであり、その課題とするところは、製造に係わるコストが嵩まず、アルミニウム箔を介さずに使用後の廃棄物に係わる環境問題がなく、かつ金属探知機の使用による金属系の異物混入検査が可能で、さらに水蒸気バリア性に優れるストロー突刺し性を有する蓋材を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明に於いて上記課題を達成するために、まず請求項1の発明では、坪量が35〜100g/m2 の範囲の紙を中間層とし、その片面に、厚さ6〜10μmの範囲の2軸延伸ポリプロピレンフィルムが接着され、もう一方の面に、厚さ5〜8μmの範囲のポリエチレンテレフタレートフィルムが接着されて基材層を形成し、該基材層のいずれか一方の面に、厚さ10〜30μmの範囲のシーラント層が施されていることを特徴とするストロー突刺し性を有する蓋材としたものである。
【0010】
上記請求項1の発明によれば、坪量が35〜100g/m2 の範囲の紙の片面には、厚さ6〜10μmの範囲の2軸延伸ポリプロピレンフィルムが、もう一方の面には厚さ5〜8μmの範囲のポリエチレンテレフタレートフィルムが接着されて基材層とし、この基材層のいずれか一方の面に厚さ10〜30μmの範囲のシーラント層が施されている構成としているので、印刷柄等に見当を合わせたストロー突刺し孔の穿設の如く製造に係わるコストが嵩まず、アルミニウム箔が介在していないので、使用後の廃棄物に係わる環境問題がなく、かつ金属探知機の使用による金属系の異物混入の検査が可能で、さらに水蒸気バリア性に優れる厚さ6〜10μmの範囲の2軸延伸ポリプロピレンフィルムが積層されているので水蒸気バリア性に優れ、保存安定性のあるストロー突刺し性を有する蓋材とすることができる。
上記2軸延ポリプロピレンフィルムの厚さが6μmに満たないと水蒸気バリア性が不足し、10μmを越えるとストロー突刺し性が劣り、また上記ポリエチレンテレフタレートフィルムの厚さが5μmに満たないと蓋材としての強さ(破れに対する等)に欠け、8μmを越えるとストロー突刺し性が劣るので好ましくない。さらにシーラント層の厚さが10μmに満たないとヒートシールの安定性に欠け、30μmを越えるとストロー突刺し性に影響するので好ましくない。
【0011】
また、請求項2の発明では、坪量が35〜100g/m2 の範囲の紙を中間層とし、その両面に、厚さ6〜10μmの範囲の2軸延伸ポリプロピレンフィルムが接着されて基材層を形成し、そのいずれか一方の面に、厚さ10〜30μmの範囲のシーラント層が施されていることを特徴とするストロー突刺し性を有する蓋材としたものである。
【0012】
上記請求項2の発明によれば、坪量が35〜100g/m2 の範囲の紙の両面には、厚さ6〜10μmの範囲の2軸延伸ポリプロピレンフィルムが接着されて基材層とし、この基材層のいずれか一方の面に厚さ10〜30μmの範囲のシーラント層が施されている構成としているので、印刷柄等に見当を合わせたストロー突刺し孔の穿設の如く製造に係わるコストが嵩まず、アルミニウム箔が介在していないので、使用後の廃棄物に係わる環境問題がなく、かつ金属探知機の使用による金属系の異物混入の検査が可能で、さらに水蒸気バリア性に優れる厚さ6〜10μmの範囲の2軸延伸ポリプロピレンフィルムが紙の両面に積層されているので、より水蒸気バリア性に優れ、保存安定性に優れるストロー突刺し性を有する蓋材とすることができる。
上記2層を形成する2軸延ポリプロピレンフィルムの厚さが6μmに満たないと水蒸気バリア性が僅かに不足し、かつ蓋材としての強さ(破れに対する等)に欠け、10μmを越えるとストロー突刺し性が劣り、またシーラント層の厚さが10μmに満たないとヒートシールの安定性に欠け、30μmを越えるとストロー突刺し性に影響するので好ましくない。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の形態を図面を用いて詳細に説明する。
【0014】
本発明のストロー突刺し性を有する蓋材は、例えば図1の側断面図に示すように、ジュース等飲料(3)を収容する容器本体(2)のフランジ部(21)にシールにて密封する蓋材であり、これにストロー(5)を突き刺して飲むことのできるストロー突刺し性を有する蓋材(1)に関するものである。
【0015】
そこで上記請求項1に係る発明は、例えば図1(a)の側断面積層図に示すように、坪量が35〜100g/m2 の範囲の紙(10)の上面に、厚さ6〜10μmの範囲の2軸延伸ポリプロピレンフィルム(12)が接着され、その下面には、厚さ5〜8μmの範囲のポリエチレンテレフタレートフィルム(14)が接着されて基材層(20)を形成し、この基材層(20)を構成するポリエチレンテレフタレートフィルム(14)の下面に、厚さ10〜30μmの範囲のシーラント層(16)が施されているストロー突刺し性を有する蓋材(1)とするものである。
【0016】
また上記請求項1に係る発明の他の形態として、例えば図1(b)の側断面積層図に示すように、坪量が35〜100g/m2 の範囲の紙(10)の上面に、厚さ5〜8μmの範囲のポリエチレンテレフタレートフィルム(14)が接着され、その下面には、厚さ6〜10μmの範囲の2軸延伸ポリプロピレンフィルム(12)が接着されて基材層(20)を形成し、この基材層(20)を構成する2軸延伸ポリプロピレンフィルム(12)の下面に、厚さ10〜30μmの範囲のシーラント層(16)が施されているストロー突刺し性を有する蓋材(1)としすることもできる。
【0017】
以上のように、上記請求項1に係る発明においては、例えば坪量が35〜100g/m2 の範囲の紙(10)の上下面に厚さ10μm以下の2軸延伸ポリプロピレンフィルム(12)と厚さ8μm以下のポリエチレンテレフタレートフィルム(14)を積層した基材層(20)とすることによって、シーラント層(16)の厚さ等にもよるが、この蓋材の突き刺し強度は500g以下となり、ストローの剛性より劣るようになるので、ストロー突刺し性に優れる蓋材(1)とすることができる。
【0018】
さらには、例えば坪量が35〜100g/m2 の範囲の紙(10)の上面に厚さ10μm以下の2軸延伸ポリプロピレンフィル(12)と下面には厚さ8μm以下のポリエチレンテレフタレートフィルム(14)を積層した基材層(20)とすることによって、シーラント層(16)の厚さ等にもよるが、その水蒸気バリア性を表す透湿度を10g/m2 ・24hr程度まで抑制することができ、保存安定性のあるストロー突刺し性を有する蓋材を提供できる。
【0019】
また、上記請求項2に係る発明は、例えば図2の側断面積層図に示すように、坪量が35〜100g/m2 の範囲の紙(10)の両面に、厚さ6〜10μmの範囲の2軸延伸ポリプロピレンフィルム(12)が接着されて基材層(20)とし、その下面に、厚さ10〜30μmの範囲のシーラント層(16)が施されているストロー突刺し性を有する蓋材(1)である。
【0020】
以上のように、上記請求項2に係る発明においては、例えば坪量が35〜100g/m2 の範囲の紙(10)の両面に、厚さ10μm以下の2軸延伸ポリプロピレンフィルム(12)を積層した基材層(20)とすることによって、シーラント層(16)の厚さ等にもよるが、この蓋材の突き刺し強度が500g以下となり、ストローの剛性より劣るようになるので、ストロー突刺し性に優れる蓋材(1)とすることができる。
【0021】
さらには、例えば坪量が35〜100g/m2 の範囲の紙(10)の両面に厚さ10μm以下の2軸延伸ポリプロピレンフィル(12)を積層した基材層(20)とすることによって、シーラント層(16)の厚さ等にもよるが、その水蒸気バリア性を表す透湿度を5g/m2 ・24hr程度まで抑制することができ、より保存安定性に優れるストロー突刺し性を有する蓋材(1)を供給することができる。
【0022】
上記でいう突き刺し強度とは、食品衛生法に定められている器具又は容器包装一般の試験方法の一つで、試料を固定し、試料面に直径1.0mm、先端形状半径0.5mmの半円形の針を毎分50±5mmの速度で突き刺し、針が貫通するまでの最大荷重を測定した値である。
また、水蒸気バリア性を表す透湿度とは、JIS Z 0208規格の防湿包装材料の透湿度試験方法によるもので、その概念として、金属製の透湿度カップに塩化カルシウムを入れ、その口部にサンプルをセットし、その端部を封ろう剤で密封する。これを25℃または40℃、相対湿度90%の恒温恒湿で保存し、経時で重量の増加を測定し、この変化を単位(g/m2 ・24hr)で表したものである。
【0023】
以下に本発明のストロー突刺し性を有する蓋材を構成する材料等について説明する。
【0024】
まず、中間層として用いる紙(10)としては、その表面が印刷適性に優れているものが好ましく、例えば坪量35〜100g/m2 の範囲の片面アート紙、両面アート紙、他に同程度の厚さのコート紙、上質紙なども用いられるが、特にこれに限定するものではない。
【0025】
また、上記紙(10)の面に2軸延伸ポリプロピレンフィルム(12)やポリエチレンテレフタレートフィルム(14)を接着せしめる接着剤としては、蓋材の生産性を考慮して、例えばポリエチレン樹脂、アイオノマー樹脂、ポリプロピレン樹脂等が挙げられ、これら樹脂の熱溶融押出しによるサンドラミネートが好ましく用いられる。
【0026】
まず、本発明のストロー突刺し性を有する蓋材(1)を構成するシーラント層(16)としては、例えばヒートシール性に優れる直鎖低密度ポリエチレン(LLDPE)、低密度ポリエチレン(LDPE)、高密度ポリエチレン(HDPE)、無延伸ポリプロピレン(CPP)等のポリオレフィン樹脂あるいはエチレン/酢酸ビニル共重合体(EVA)、エチレン/アクリル酸共重合体(EAA)、エチレン/メタアクリル酸共重合体(EMAA)等エチレン共重合樹脂のフィルムが好適に用いられ、さらにこれらポリオレフィン樹脂にポリスチレンやポリブデン等からなる、該ポリオレフィン樹脂に対し不相溶性成分を混合したものとすることもできる。また、エチレン/酢酸ビニル共重合樹脂、エチレン/アクリル酸共重合樹脂等からなるホットメルト接着剤を塗布量15〜25g/m2 程度で設けてもよく、これらシーラント層(16)によって容器本体(2)のフランジ部(21)との充分な密封性と剥離開封性(イージーピール性)を可能とすることができる。
【0027】
【発明の効果】
本発明は以上の構成であるから、下記に示す如き効果がある。
即ち、上記請求項1に係る発明においては、坪量が35〜100g/m2 の範囲の紙の片面には、厚さ6〜10μmの範囲の2軸延伸ポリプロピレンフィルムが、もう一方の面には厚さ5〜8μmの範囲のポリエチレンテレフタレートフィルムが接着されて基材層とし、この基材層のいずれか一方の面に厚さ10〜30μmの範囲のシーラント層が施されている構成としているので、従来の印刷柄等に見当を合わせたストロー突刺し孔の穿設の如く製造に係わるコストが嵩まず、アルミニウム箔が介在していないので、使用後の廃棄物に係わる環境問題がなく、かつ金属探知機の使用による金属系の異物混入の検査が可能で、さらに水蒸気バリア性に優れる厚さ6〜10μmの範囲の2軸延伸ポリプロピレンフィルムが積層されているので水蒸気バリア性に優れ、保存安定性のあるストロー突刺し性を有する蓋材とすることができる。
【0028】
また、上記請求項2に係る発明においては、坪量が35〜100g/m2 の範囲の紙の両面には、厚さ6〜10μmの範囲の2軸延伸ポリプロピレンフィルムが接着されて基材層とし、この基材層のいずれか一方の面に厚さ10〜30μmの範囲のシーラント層が施されている構成としているので、従来の印刷柄等に見当を合わせたストロー突刺し孔の穿設の如く製造に係わるコストが嵩まず、アルミニウム箔が介在していないので、使用後の廃棄物に係わる環境問題がなく、かつ金属探知機の使用による金属系の異物混入の検査が可能で、さらに水蒸気バリア性に優れる厚さ6〜10μmの範囲の2軸延伸ポリプロピレンフィルムが紙の両面に積層されているので、より水蒸気バリア性に優れ、保存安定性に優れるストロー突刺し性を有する蓋材とすることができる。
【0029】
従って本発明は、コーヒー、ココア、ジュースあるいは日本酒、乳飲料などを収容する飲料用密封容器の蓋材において、特に、ストローを突き刺して飲むことのできるストロー突刺し性を有する蓋材として、優れた実用上の効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のストロー突刺し性を有する蓋材を用いた密封容器の一実施の形態を側断面で表した説明図である。
【図2】本発明のストロー突刺し性を有する蓋材の一実施の形態を示すもので、
(a)は、その一例の側断面図であり、
(b)は、他の一例の側断面図である。
【図3】
本発明のストロー突刺し性を有する蓋材の他の実施の形態を側断面で表した説明図である。
【符号の説明】
1‥‥ストロー突刺し性を有する蓋材
2‥‥容器本体
3‥‥飲料
5‥‥ストロー
10‥‥紙
12‥‥2軸延伸ポリプロピレンフィルム
14‥‥ポリエチレンテレフタレートフィルム
16‥‥シーラント層
【発明の属する技術分野】
本発明は、コーヒー、ココア、ジュースあるいは日本酒、乳飲料などを収容する飲料用密封容器の蓋材に関するものであり、特に、ストローを突き刺して飲むことのできるストロー突刺し性を有する蓋材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、飲料用密封容器として、例えばインスタントコーヒー、ジュースあるいは日本酒、乳飲料などを容器本体に充填し、容器本体のフランジ部にヒートシールでシールして密封する蓋材が知られ、この蓋材は、使用時にシール部から剥離して飲むことのできるように、ヒートシール性と易剥離性(イージーピール性)を必要とするとともに、上部からストローを突き刺して飲むことのできるストロー突刺し性を必要とするものがある。
【0003】
このストロー突刺し性を有する蓋材として、例えば牛乳用のブリック(れんが)型紙容器で代表されるポリエチレン単体のフィルム、あるいはアルミニウム箔にポリエチレン系のシーラント層が施されたものがある。
【0004】
しかし、上記前者のポリエチレン単体のものでは、紙に印刷を施し、その印刷の柄等に見当を合わせ、ストロー突刺し用孔を穿設し、その裏面全面にロール状のポリエチレン単体のフィルムをラミネートして得られるように、ストロー突刺し用孔の穿設の如く、その設備と見当を合わせ精度等にコストが嵩むという問題があり、後者のアルミニウム箔/ポリエチレン系のシーラント層のものでは、遮光性やガスバリア性等に優れる蓋材として好適なストロー突刺し性を有する蓋材ではあるが、上記のようなアルミニウム箔が介在する蓋材においては、使用後の焼却処理において、アルミニウム箔が炉中にインゴットとして絡みついて焼却炉を傷めたり、それによって焼却効率を低下させたりする問題があり、またその焼却灰の埋立処分において雨水等との反応による有害ガスの発生等があり、いわゆる環境に係る問題が数多くあるものであった。さらにまた蓋材にアルミニウム箔が介在すると、内容物が収納された容器中に金属切り粉など金属系の異物の混入を検査する金属探知機の使用を不可能にするという問題があった。
【0005】
そこで上記問題点を解消するストロー突刺し性を有する蓋材として、例えば厚さ50〜120g/m2 の紙の上面に厚さ4〜9μmの2軸延伸ポリエステルフィルムを接着するとともに、紙の下面に上面と同じ厚さの2軸延伸ポリエステルフィルムを接着して設け、該下面側の2軸延伸ポリエステルフィルムの下面に熱可塑性樹脂のヒートシール層を設けてなる蓋材としたものがある。(例えば、特許文献1参照)
【0006】
【特許文献1】
実開平7−28866号公報
【0007】
しかしながら、上記構成の蓋材では、内容物の保存に影響する水蒸気に対するバリア性に欠けるという問題があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、かかる従来技術の問題点を解決するものであり、その課題とするところは、製造に係わるコストが嵩まず、アルミニウム箔を介さずに使用後の廃棄物に係わる環境問題がなく、かつ金属探知機の使用による金属系の異物混入検査が可能で、さらに水蒸気バリア性に優れるストロー突刺し性を有する蓋材を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明に於いて上記課題を達成するために、まず請求項1の発明では、坪量が35〜100g/m2 の範囲の紙を中間層とし、その片面に、厚さ6〜10μmの範囲の2軸延伸ポリプロピレンフィルムが接着され、もう一方の面に、厚さ5〜8μmの範囲のポリエチレンテレフタレートフィルムが接着されて基材層を形成し、該基材層のいずれか一方の面に、厚さ10〜30μmの範囲のシーラント層が施されていることを特徴とするストロー突刺し性を有する蓋材としたものである。
【0010】
上記請求項1の発明によれば、坪量が35〜100g/m2 の範囲の紙の片面には、厚さ6〜10μmの範囲の2軸延伸ポリプロピレンフィルムが、もう一方の面には厚さ5〜8μmの範囲のポリエチレンテレフタレートフィルムが接着されて基材層とし、この基材層のいずれか一方の面に厚さ10〜30μmの範囲のシーラント層が施されている構成としているので、印刷柄等に見当を合わせたストロー突刺し孔の穿設の如く製造に係わるコストが嵩まず、アルミニウム箔が介在していないので、使用後の廃棄物に係わる環境問題がなく、かつ金属探知機の使用による金属系の異物混入の検査が可能で、さらに水蒸気バリア性に優れる厚さ6〜10μmの範囲の2軸延伸ポリプロピレンフィルムが積層されているので水蒸気バリア性に優れ、保存安定性のあるストロー突刺し性を有する蓋材とすることができる。
上記2軸延ポリプロピレンフィルムの厚さが6μmに満たないと水蒸気バリア性が不足し、10μmを越えるとストロー突刺し性が劣り、また上記ポリエチレンテレフタレートフィルムの厚さが5μmに満たないと蓋材としての強さ(破れに対する等)に欠け、8μmを越えるとストロー突刺し性が劣るので好ましくない。さらにシーラント層の厚さが10μmに満たないとヒートシールの安定性に欠け、30μmを越えるとストロー突刺し性に影響するので好ましくない。
【0011】
また、請求項2の発明では、坪量が35〜100g/m2 の範囲の紙を中間層とし、その両面に、厚さ6〜10μmの範囲の2軸延伸ポリプロピレンフィルムが接着されて基材層を形成し、そのいずれか一方の面に、厚さ10〜30μmの範囲のシーラント層が施されていることを特徴とするストロー突刺し性を有する蓋材としたものである。
【0012】
上記請求項2の発明によれば、坪量が35〜100g/m2 の範囲の紙の両面には、厚さ6〜10μmの範囲の2軸延伸ポリプロピレンフィルムが接着されて基材層とし、この基材層のいずれか一方の面に厚さ10〜30μmの範囲のシーラント層が施されている構成としているので、印刷柄等に見当を合わせたストロー突刺し孔の穿設の如く製造に係わるコストが嵩まず、アルミニウム箔が介在していないので、使用後の廃棄物に係わる環境問題がなく、かつ金属探知機の使用による金属系の異物混入の検査が可能で、さらに水蒸気バリア性に優れる厚さ6〜10μmの範囲の2軸延伸ポリプロピレンフィルムが紙の両面に積層されているので、より水蒸気バリア性に優れ、保存安定性に優れるストロー突刺し性を有する蓋材とすることができる。
上記2層を形成する2軸延ポリプロピレンフィルムの厚さが6μmに満たないと水蒸気バリア性が僅かに不足し、かつ蓋材としての強さ(破れに対する等)に欠け、10μmを越えるとストロー突刺し性が劣り、またシーラント層の厚さが10μmに満たないとヒートシールの安定性に欠け、30μmを越えるとストロー突刺し性に影響するので好ましくない。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の形態を図面を用いて詳細に説明する。
【0014】
本発明のストロー突刺し性を有する蓋材は、例えば図1の側断面図に示すように、ジュース等飲料(3)を収容する容器本体(2)のフランジ部(21)にシールにて密封する蓋材であり、これにストロー(5)を突き刺して飲むことのできるストロー突刺し性を有する蓋材(1)に関するものである。
【0015】
そこで上記請求項1に係る発明は、例えば図1(a)の側断面積層図に示すように、坪量が35〜100g/m2 の範囲の紙(10)の上面に、厚さ6〜10μmの範囲の2軸延伸ポリプロピレンフィルム(12)が接着され、その下面には、厚さ5〜8μmの範囲のポリエチレンテレフタレートフィルム(14)が接着されて基材層(20)を形成し、この基材層(20)を構成するポリエチレンテレフタレートフィルム(14)の下面に、厚さ10〜30μmの範囲のシーラント層(16)が施されているストロー突刺し性を有する蓋材(1)とするものである。
【0016】
また上記請求項1に係る発明の他の形態として、例えば図1(b)の側断面積層図に示すように、坪量が35〜100g/m2 の範囲の紙(10)の上面に、厚さ5〜8μmの範囲のポリエチレンテレフタレートフィルム(14)が接着され、その下面には、厚さ6〜10μmの範囲の2軸延伸ポリプロピレンフィルム(12)が接着されて基材層(20)を形成し、この基材層(20)を構成する2軸延伸ポリプロピレンフィルム(12)の下面に、厚さ10〜30μmの範囲のシーラント層(16)が施されているストロー突刺し性を有する蓋材(1)としすることもできる。
【0017】
以上のように、上記請求項1に係る発明においては、例えば坪量が35〜100g/m2 の範囲の紙(10)の上下面に厚さ10μm以下の2軸延伸ポリプロピレンフィルム(12)と厚さ8μm以下のポリエチレンテレフタレートフィルム(14)を積層した基材層(20)とすることによって、シーラント層(16)の厚さ等にもよるが、この蓋材の突き刺し強度は500g以下となり、ストローの剛性より劣るようになるので、ストロー突刺し性に優れる蓋材(1)とすることができる。
【0018】
さらには、例えば坪量が35〜100g/m2 の範囲の紙(10)の上面に厚さ10μm以下の2軸延伸ポリプロピレンフィル(12)と下面には厚さ8μm以下のポリエチレンテレフタレートフィルム(14)を積層した基材層(20)とすることによって、シーラント層(16)の厚さ等にもよるが、その水蒸気バリア性を表す透湿度を10g/m2 ・24hr程度まで抑制することができ、保存安定性のあるストロー突刺し性を有する蓋材を提供できる。
【0019】
また、上記請求項2に係る発明は、例えば図2の側断面積層図に示すように、坪量が35〜100g/m2 の範囲の紙(10)の両面に、厚さ6〜10μmの範囲の2軸延伸ポリプロピレンフィルム(12)が接着されて基材層(20)とし、その下面に、厚さ10〜30μmの範囲のシーラント層(16)が施されているストロー突刺し性を有する蓋材(1)である。
【0020】
以上のように、上記請求項2に係る発明においては、例えば坪量が35〜100g/m2 の範囲の紙(10)の両面に、厚さ10μm以下の2軸延伸ポリプロピレンフィルム(12)を積層した基材層(20)とすることによって、シーラント層(16)の厚さ等にもよるが、この蓋材の突き刺し強度が500g以下となり、ストローの剛性より劣るようになるので、ストロー突刺し性に優れる蓋材(1)とすることができる。
【0021】
さらには、例えば坪量が35〜100g/m2 の範囲の紙(10)の両面に厚さ10μm以下の2軸延伸ポリプロピレンフィル(12)を積層した基材層(20)とすることによって、シーラント層(16)の厚さ等にもよるが、その水蒸気バリア性を表す透湿度を5g/m2 ・24hr程度まで抑制することができ、より保存安定性に優れるストロー突刺し性を有する蓋材(1)を供給することができる。
【0022】
上記でいう突き刺し強度とは、食品衛生法に定められている器具又は容器包装一般の試験方法の一つで、試料を固定し、試料面に直径1.0mm、先端形状半径0.5mmの半円形の針を毎分50±5mmの速度で突き刺し、針が貫通するまでの最大荷重を測定した値である。
また、水蒸気バリア性を表す透湿度とは、JIS Z 0208規格の防湿包装材料の透湿度試験方法によるもので、その概念として、金属製の透湿度カップに塩化カルシウムを入れ、その口部にサンプルをセットし、その端部を封ろう剤で密封する。これを25℃または40℃、相対湿度90%の恒温恒湿で保存し、経時で重量の増加を測定し、この変化を単位(g/m2 ・24hr)で表したものである。
【0023】
以下に本発明のストロー突刺し性を有する蓋材を構成する材料等について説明する。
【0024】
まず、中間層として用いる紙(10)としては、その表面が印刷適性に優れているものが好ましく、例えば坪量35〜100g/m2 の範囲の片面アート紙、両面アート紙、他に同程度の厚さのコート紙、上質紙なども用いられるが、特にこれに限定するものではない。
【0025】
また、上記紙(10)の面に2軸延伸ポリプロピレンフィルム(12)やポリエチレンテレフタレートフィルム(14)を接着せしめる接着剤としては、蓋材の生産性を考慮して、例えばポリエチレン樹脂、アイオノマー樹脂、ポリプロピレン樹脂等が挙げられ、これら樹脂の熱溶融押出しによるサンドラミネートが好ましく用いられる。
【0026】
まず、本発明のストロー突刺し性を有する蓋材(1)を構成するシーラント層(16)としては、例えばヒートシール性に優れる直鎖低密度ポリエチレン(LLDPE)、低密度ポリエチレン(LDPE)、高密度ポリエチレン(HDPE)、無延伸ポリプロピレン(CPP)等のポリオレフィン樹脂あるいはエチレン/酢酸ビニル共重合体(EVA)、エチレン/アクリル酸共重合体(EAA)、エチレン/メタアクリル酸共重合体(EMAA)等エチレン共重合樹脂のフィルムが好適に用いられ、さらにこれらポリオレフィン樹脂にポリスチレンやポリブデン等からなる、該ポリオレフィン樹脂に対し不相溶性成分を混合したものとすることもできる。また、エチレン/酢酸ビニル共重合樹脂、エチレン/アクリル酸共重合樹脂等からなるホットメルト接着剤を塗布量15〜25g/m2 程度で設けてもよく、これらシーラント層(16)によって容器本体(2)のフランジ部(21)との充分な密封性と剥離開封性(イージーピール性)を可能とすることができる。
【0027】
【発明の効果】
本発明は以上の構成であるから、下記に示す如き効果がある。
即ち、上記請求項1に係る発明においては、坪量が35〜100g/m2 の範囲の紙の片面には、厚さ6〜10μmの範囲の2軸延伸ポリプロピレンフィルムが、もう一方の面には厚さ5〜8μmの範囲のポリエチレンテレフタレートフィルムが接着されて基材層とし、この基材層のいずれか一方の面に厚さ10〜30μmの範囲のシーラント層が施されている構成としているので、従来の印刷柄等に見当を合わせたストロー突刺し孔の穿設の如く製造に係わるコストが嵩まず、アルミニウム箔が介在していないので、使用後の廃棄物に係わる環境問題がなく、かつ金属探知機の使用による金属系の異物混入の検査が可能で、さらに水蒸気バリア性に優れる厚さ6〜10μmの範囲の2軸延伸ポリプロピレンフィルムが積層されているので水蒸気バリア性に優れ、保存安定性のあるストロー突刺し性を有する蓋材とすることができる。
【0028】
また、上記請求項2に係る発明においては、坪量が35〜100g/m2 の範囲の紙の両面には、厚さ6〜10μmの範囲の2軸延伸ポリプロピレンフィルムが接着されて基材層とし、この基材層のいずれか一方の面に厚さ10〜30μmの範囲のシーラント層が施されている構成としているので、従来の印刷柄等に見当を合わせたストロー突刺し孔の穿設の如く製造に係わるコストが嵩まず、アルミニウム箔が介在していないので、使用後の廃棄物に係わる環境問題がなく、かつ金属探知機の使用による金属系の異物混入の検査が可能で、さらに水蒸気バリア性に優れる厚さ6〜10μmの範囲の2軸延伸ポリプロピレンフィルムが紙の両面に積層されているので、より水蒸気バリア性に優れ、保存安定性に優れるストロー突刺し性を有する蓋材とすることができる。
【0029】
従って本発明は、コーヒー、ココア、ジュースあるいは日本酒、乳飲料などを収容する飲料用密封容器の蓋材において、特に、ストローを突き刺して飲むことのできるストロー突刺し性を有する蓋材として、優れた実用上の効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のストロー突刺し性を有する蓋材を用いた密封容器の一実施の形態を側断面で表した説明図である。
【図2】本発明のストロー突刺し性を有する蓋材の一実施の形態を示すもので、
(a)は、その一例の側断面図であり、
(b)は、他の一例の側断面図である。
【図3】
本発明のストロー突刺し性を有する蓋材の他の実施の形態を側断面で表した説明図である。
【符号の説明】
1‥‥ストロー突刺し性を有する蓋材
2‥‥容器本体
3‥‥飲料
5‥‥ストロー
10‥‥紙
12‥‥2軸延伸ポリプロピレンフィルム
14‥‥ポリエチレンテレフタレートフィルム
16‥‥シーラント層
Claims (2)
- 坪量が35〜100g/m2 の範囲の紙を中間層とし、その片面に、厚さ6〜10μmの範囲の2軸延伸ポリプロピレンフィルムが接着され、もう一方の面に、厚さ5〜8μmの範囲のポリエチレンテレフタレートフィルムが接着されて基材層を形成し、該基材層のいずれか一方の面に、厚さ10〜30μmの範囲のシーラント層が施されていることを特徴とするストロー突刺し性を有する蓋材。
- 坪量が35〜100g/m2 の範囲の紙を中間層とし、その両面に、厚さ6〜10μmの範囲の2軸延伸ポリプロピレンフィルムが接着されて基材層を形成し、そのいずれか一方の面に、厚さ10〜30μmの範囲のシーラント層が施されていることを特徴とするストロー突刺し性を有する蓋材。
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-
2002
- 2002-10-17 JP JP2002302736A patent/JP2004136918A/ja active Pending
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