JP2004136579A - インクジェットプリンタ及びそれを用いたインクジェット画像形成方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明の目的は、記録媒体に着弾した紫外線硬化型インクを加熱する加熱手段と、紫外線照射手段とを有し、高湿環境下で印字した画像の耐擦過性及び折り曲げ耐性に優れたインクジェットプリンタ及びそれを用いたインクジェット画像形成方法を提供することにある。
【解決手段】複数のノズルを備えたインクジェットヘッドより、光カチオン重合型の紫外線硬化型インクを、記録媒体上に噴射して印刷を行うインクジェットプリンタにおいて、該記録媒体に着弾した該紫外線硬化型インクを加熱する加熱手段と、紫外線照射手段とを有し、該紫外線照射手段の記録媒体面における波長域200nm〜400nmでの積算照度が、0.5〜80mW/cmであることを特徴とするインクジェットプリンタ。
【選択図】    なし

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、インクジェットプリンタ及びそれを用いたインクジェット画像形成方法に関し、詳しくは、記録媒体に着弾した該紫外線硬化型インクを加熱する加熱手段と、紫外線照射手段とを有し、印字した画像の耐擦過性及び折り曲げ耐性が向上したインクジェットプリンタ及びそれを用いたインクジェット画像形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、インクジェット記録方式は簡便・安価に画像を作成できるため、写真、各種印刷、マーキング、カラーフィルター等の特殊印刷など、様々な印刷分野に応用されてきている。特に微細なドットを出射、制御する記録装置や、色再現域、耐久性、出射適性等を改善したインク及びインクの吸収性、色材の発色性、表面光沢などを飛躍的に向上させた専用紙を用い、銀塩写真に匹敵する画質を得ることも可能となっている。今日のインクジェット記録方式の画質向上は、記録装置、インク、専用紙の全てが揃って初めて達成されている。
【0003】
しかしながら、専用紙を必要とするインクジェットシステムは、記録媒体が制限されること、記録媒体のコストアップが問題となる。そこで、専用紙と異なる被転写媒体へインクジェット方式により記録する試みが多数なされている。具体的には、室温で固形のワックスインクを用いる相変化インクジェット方式、速乾性の有機溶剤を主体としたインクを用いるソルベント系インクジェット方式や、記録後紫外線(UV)光により架橋させる紫外線インクジェット方式などである。
【0004】
中でも、紫外線硬化インクを用いた紫外線インクジェット方式は、ソルベント系インクジェット方式に比べ比較的低臭気であり、速乾性、インク吸収性の無い記録媒体への記録が出来る点で、近年注目されつつあり、例えば、特公平5−54667号、特開平6−200204号、特表2000−504778号において、紫外線硬化型インクジェットインクが開示されている。
【0005】
上述のように、紫外線硬化インクを用いたインクジェット画像形成方法は、従来の水系インクインクジェットとは異なり、記録媒体としてインク受像層を設けなくても良好な画像を得ることができるため、プラスティックフィルムなどの非吸収性媒体を中心に、実用化が期待されている。紫外線硬化型インクには、ラジカル重合によるものとカチオン重合によるものがある。カチオン重合型のインクは、酸素による重合阻害の影響がないため、比表面積が大きいインクジェット液滴を用いる画像形成方法では、高感度化を達成する上においては極めて有利な技術であるといえる。しかしながら、温度や湿度といった画像記録時の雰囲気の影響を受けやすいという欠点を有している。
【0006】
上記課題に対し、着弾したインクの加熱手段を設けることにより、インクの硬化速度の促進を向上する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。しかしながら、上記方法をインターリーブを少なくした、いわゆるシリアルプリンタや、ラインヘッドを用いたプリンタ等の一度に大量のインクを記録媒体に供給する方法に適用した場合、特に、高湿条件下で紫外線による硬化を行うと、記録媒体表面と裏面との硬化度のバランスが崩れ、形成した画像の耐擦過性が低下したり、あるいは折り曲げた時に画像表面にひび割れが生じる等の問題を招く結果となり、早急な改良手段の開発が望まれているのが現状である。
【0007】
【特許文献1】
特開2002−137375号公報(特許請求の範囲)
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、その目的は、記録媒体に着弾した紫外線硬化型インクを加熱する加熱手段と、紫外線照射手段とを有し、高湿環境下で印字した画像の耐擦過性及び折り曲げ耐性に優れたインクジェットプリンタ及びそれを用いたインクジェット画像形成方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の上記目的は、以下の構成により達成される。
【0010】
1.複数のノズルを備えたインクジェットヘッドより、光カチオン重合型の紫外線硬化型インクを、記録媒体上に噴射して印刷を行うインクジェットプリンタにおいて、該記録媒体に着弾した該紫外線硬化型インクを加熱する加熱手段と、紫外線照射手段とを有し、該紫外線照射手段の記録媒体面における波長域200nm〜400nmでの積算照度が、0.5〜80mW/cmであることを特徴とするインクジェットプリンタ。
【0011】
2.前記紫外線照射手段での紫外線照射時間が、1.0秒以下であることを特徴とする前記1項記載のインクジェットプリンタ。
【0012】
3.前記1または2項に記載のインクジェットプリンタを用いて、インク非吸収性の記録媒体に画像を印字することを特徴とするインクジェット画像形成方法。
【0013】
4.前記1または2項に記載のインクジェットプリンタを用いて、記録媒体に画像を形成するインクジェット画像形成方法であって、加熱手段により該記録媒体を35〜55℃の範囲に加熱することを特徴とするインクジェット画像形成方法。
【0014】
以下、本発明の詳細について説明する。
本発明においては、複数のノズルを備えたインクジェットヘッドより、光カチオン重合型の紫外線硬化型インクを、記録媒体上に噴射して印刷を行うインクジェットプリンタにおいて、記録媒体に着弾した該紫外線硬化型インクを加熱する加熱手段と、紫外線照射手段とを有し、該紫外線照射手段の記録媒体面における波長域200nm〜400nmでの積算照度が、0.5〜80mW/cmであることが特徴である。
【0015】
はじめに、本発明で用いる光カチオン重合型の紫外線硬化型インクについて説明する。
【0016】
紫外線硬化型インクで用いることのできる光カチオン重合性モノマーとしては、各種公知のカチオン重合性のモノマー挙げることができる。例えば、特開平6−9714号、特開2001−31892号、特開2001−40068号、特開2001−55507号、特開2001−310938号、特開2001−310937号、特開2001−220526号等に例示されているエポキシ化合物、ビニルエーテル化合物、オキセタン化合物などが挙げられる。
【0017】
本発明においては、インク硬化の際の記録材料の収縮を抑える目的で、光重合性化合物として少なくとも1種のオキセタン化合物と、エポキシ化合物及びビニルエーテル化合物から選ばれる少なくとも1種の化合物とを含有することが好ましい。
【0018】
芳香族エポキシドとして好ましいものは、少なくとも1個の芳香族核を有する多価フェノールあるいはそのアルキレンオキサイド付加体とエピクロルヒドリンとの反応によって製造されるジまたはポリグリシジルエーテルであり、例えばビスフェノールAあるいはそのアルキレンオキサイド付加体のジまたはポリグリシジルエーテル、水素添加ビスフェノールAあるいはそのアルキレンオキサイド付加体のジまたはポリグリシジルエーテル、ならびにノボラック型エポキシ樹脂等が挙げられる。ここでアルキレンオキサイドとしては、エチレンオキサイドおよびプロピレンオキサイド等が挙げられる。
【0019】
脂環式エポキシドとしては、少なくとも1個のシクロへキセンまたはシクロペンテン環等のシクロアルカン環を有する化合物を、過酸化水素、過酸等の適当な酸化剤でエポキシ化することによつて得られる、シクロヘキセンオキサイドまたはシクロペンテンオキサイド含有化合物が好ましい。
【0020】
脂肪族エポキシドの好ましいものとしては、脂肪族多価アルコールあるいはそのアルキレンオキサイド付加体のジまたはポリグリシジルエーテル等があり、その代表例としては、エチレングリコールのジグリシジルエーテル、プロピレングリコールのジグリシジルエーテルまたは1,6−ヘキサンジオールのジグリシジルエーテル等のアルキレングリコールのジグリシジルエーテル、グリセリンあるいはそのアルキレンオキサイド付加体のジまたはトリグリシジルエーテル等の多価アルコールのポリグリシジルエーテル、ポリエチレングリコールあるいはそのアルキレンオキサイド付加体のジグリシジルエーテル、ポリプロピレングリコールあるいはそのアルキレンオキサイド付加体のジグリシジルエーテル等のポリアルキレングリコールのジグリシジルエーテル等が挙げられる。ここでアルキレンオキサイドとしては、エチレンオキサイドおよびプロピレンオキサイド等が挙げられる。
【0021】
これらのエポキシドのうち、速硬化性を考慮すると、芳香族エポキシドおよび脂環式エポキシドが好ましく、特に脂環式エポキシドが好ましい。本発明では、上記エポキシドの1種を単独で使用してもよいが、2種以上を適宜組み合わせて使用してもよい。
【0022】
ビニルエーテル化合物としては、例えば、エチレングリコールジビニルエーテル、ジエチレングリコールジビニルエーテル、トリエチレングリコールジビニルエーテル、プロピレングリコールジビニルエーテル、ジプロピレングリコールジビニルエーテル、ブタンジオールジビニルエーテル、ヘキサンジオールジビニルエーテル、シクロヘキサンジメタノールジビニルエーテル、トリメチロールプロパントリビニルエーテル等のジ又はトリビニルエーテル化合物、エチルビニルエーテル、n−ブチルビニルエーテル、イソブチルビニルエーテル、オクタデシルビニルエーテル、シクロヘキシルビニルエーテル、ヒドロキシブチルビニルエーテル、2−エチルヘキシルビニルエーテル、シクロヘキサンジメタノールモノビニルエーテル、n−プロピルビニルエーテル、イソプロピルビニルエーテル、イソプロペニルエーテル−o−プロピレンカーボネート、ドデシルビニルエーテル、ジエチレングリコールモノビニルエーテル、オクタデシルビニルエーテル等のモノビニルエーテル化合物等が挙げられる。
【0023】
これらのビニルエーテル化合物のうち、硬化性、密着性、表面硬度を考慮すると、ジ又はトリビニルエーテル化合物が好ましく、特にジビニルエーテル化合物が好ましい。本発明では、上記ビニルエーテル化合物の1種を単独で使用してもよいが、2種以上を適宜組み合わせて使用してもよい。
【0024】
本発明に係るオキセタン化合物は、オキセタン環を有する化合物のことであり、特開2001−220526、特開2001−310937に紹介されているような公知のあらゆるオキセタン化合物を使用できる。
【0025】
本発明に係るオキセタン化合物において、オキセタン環を5個以上有する化合物を使用すると、インク組成物の粘度が高くなるため、取扱いが困難になったり、またインク組成物のガラス転移温度が高くなるため、得られる硬化物の粘着性が十分でなくなってしまう。本発明で使用するオキセタン環を有する化合物は、オキセタン環を1〜4個有する化合物が好ましい。
【0026】
以下、本発明に係るオキセタン環を有する化合物の具体例について説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
【0027】
1個のオキセタン環を有する化合物の一例としては、下記一般式(1)で示される化合物が挙げられる。
【0028】
【化1】
Figure 2004136579
【0029】
一般式(1)において、Rは水素原子やメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基等の炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のフルオロアルキル基、アリル基、アリール基、フリル基またはチエニル基である。Rは、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基等の炭素数1〜6個のアルキル基、1−プロペニル基、2−プロペニル基、2−メチル−1−プロペニル基、2−メチル−2−プロペニル基、1−ブテニル基、2−ブテニル基、3−ブテニル基等の炭素数2〜6個のアルケニル基、フェニル基、ベンジル基、フルオロベンジル基、メトキシベンジル基、フェノキシエチル基等の芳香環を有する基、エチルカルボニル基、プロピルカルボニル基、ブチルカルボニル基等の炭素数2〜6個のアルキルカルボニル基、エトキシカルボニル基、プロポキシカルボニル基、ブトキシカルボニル基等の炭素数2〜6個のアルコキシカルボニル基、またはエチルカルバモイル基、プロピルカルバモイル基、ブチルカルバモイル基、ペンチルカルバモイル基等の炭素数2〜6個のN−アルキルカルバモイル基等である。本発明で使用するオキセタン化合物としては、1個のオキセタン環を有する化合物を使用することが、得られる組成物が粘着性に優れ、低粘度で作業性に優れるため、特に好ましい。
【0030】
2個のオキセタン環を有する化合物の一例としては、下記一般式(2)で示される化合物等が挙げられる。
【0031】
【化2】
Figure 2004136579
【0032】
一般式(2)において、Rは、上記一般式(1)におけるそれと同様の基である。Rは、例えば、エチレン基、プロピレン基、ブチレン基等の線状または分枝状アルキレン基、ポリ(エチレンオキシ)基、ポリ(プロピレンオキシ)基等の線状または分枝状ポリ(アルキレンオキシ)基、プロペニレン基、メチルプロペニレン基、ブテニレン基等の線状または分枝状不飽和炭化水素基、またはカルボニル基またはカルボニル基を含むアルキレン基、カルボキシル基を含むアルキレン基、カルバモイル基を含むアルキレン基等である。
【0033】
また、Rとしては、下記一般式(3)、(4)及び(5)で示される基から選択される多価基も挙げることができる。
【0034】
【化3】
Figure 2004136579
【0035】
一般式(3)において、Rは、水素原子やメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基等の炭素数1〜4個のアルキル基、メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、ブトキシ基等の炭素数1〜4個のアルコキシ基、塩素原子、臭素原子等のハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、メルカプト基、低級アルキルカルボキシル基、カルボキシル基、またはカルバモイル基である。
【0036】
【化4】
Figure 2004136579
【0037】
一般式(4)において、Rは、酸素原子、硫黄原子、メチレン基、NH、SO、SO、C(CF、又はC(CHを表す。
【0038】
【化5】
Figure 2004136579
【0039】
一般式(5)において、Rは、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基等の炭素数1〜4個のアルキル基、またはアリール基である。nは0〜2000の整数である。Rはメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基の炭素数1〜4個のアルキル基、またはアリール基である。Rとしては、更に、下記一般式(6)で示される基から選択される基も挙げることができる。
【0040】
【化6】
Figure 2004136579
【0041】
一般式(6)において、Rは、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基等の炭素数1〜4個のアルキル基、またはアリール基である。mは0〜100の整数である。
【0042】
2個のオキセタン環を有する化合物の具体例としては、下記化合物が挙げられる。
【0043】
【化7】
Figure 2004136579
【0044】
例示化合物1は、前記一般式(2)において、Rがエチル基、Rがカルボキシル基である化合物である。また、例示化合物2は、前記一般式(2)において、Rがエチル基、Rが前記一般式(5)でR及びRがメチル基、nが1である化合物である。
【0045】
2個のオキセタン環を有する化合物において、上記の化合物以外の好ましい例としては、下記一般式(7)で示される化合物がある。一般式(7)において、Rは、前記一般式(1)のRと同義である。
【0046】
【化8】
Figure 2004136579
【0047】
また、3〜4個のオキセタン環を有する化合物の一例としては、下記一般式(8)で示される化合物が挙げられる。
【0048】
【化9】
Figure 2004136579
【0049】
一般式(8)において、Rは、前記一般式(1)におけるRと同義である。Rとしては、例えば、下記A〜Cで示される基等の炭素数1〜12の分枝状アルキレン基、下記Dで示される基等の分枝状ポリ(アルキレンオキシ)基又は下記Eで示される基等の分枝状ポリシロキシ基等が挙げられる。jは、3又は4である。
【0050】
【化10】
Figure 2004136579
【0051】
上記Aにおいて、R10はメチル基、エチル基又はプロピル基等の低級アルキル基である。また、上記Dにおいて、pは1〜10の整数である。
【0052】
3〜4個のオキセタン環を有する化合物の一例としては、例示化合物3が挙げられる。
【0053】
【化11】
Figure 2004136579
【0054】
さらに、上記説明した以外の1〜4個のオキセタン環を有する化合物の例としては、下記一般式(9)で示される化合物が挙げられる。
【0055】
【化12】
Figure 2004136579
【0056】
一般式(9)において、Rは前記一般式(6)のRと同義である。R11はメチル基、エチル基、プロピル基又はブチル基等の炭素数1〜4のアルキル基又はトリアルキルシリル基であり、rは1〜4である。
【0057】
本発明で使用するオキセタン化合物の好ましい具体例としては、以下に示す化合物がある。
【0058】
【化13】
Figure 2004136579
【0059】
上述したオキセタン環を有する各化合物の製造方法は、特に限定されず、従来知られた方法に従えばよく、例えば、パティソン(D.B.Pattison,J.Am.Chem.Soc.,3455,79(1957))が開示している、ジオールからのオキセタン環合成法等がある。また、これら以外にも、分子量1000〜5000程度の高分子量を有する1〜4個のオキセタン環を有する化合物も挙げられる。これらの具体的化合物例としては、以下の化合物が挙げられる。
【0060】
【化14】
Figure 2004136579
【0061】
なた、本発明に係る紫外線硬化型インクにおいては、公知の光酸発生剤を用いることができる。光酸発生剤としては、例えば、化学増幅型フォトレジストや光カチオン重合に利用される化合物が用いられる(有機エレクトロニクス材料研究会編、「イメージング用有機材料」、ぶんしん出版(1993年)、187〜192ページ参照)。本発明に好適な化合物の例を以下に挙げる。
【0062】
第1に、ジアゾニウム、アンモニウム、ヨードニウム、スルホニウム、ホスホニウムなどの芳香族オニウム化合物のB(C 、PF 、AsF 、SbF 、CFSO 塩を挙げることができる。
【0063】
本発明で用いることのできるオニウム化合物の具体的な例を、以下に示す。
【0064】
【化15】
Figure 2004136579
【0065】
第2に、スルホン酸を発生するスルホン化物を挙げることができ、その具体的な化合物を、以下に例示する。
【0066】
【化16】
Figure 2004136579
【0067】
第3に、ハロゲン化水素を光発生するハロゲン化物も用いることができ、以下にその具体的な化合物を例示する。
【0068】
【化17】
Figure 2004136579
【0069】
第4に、鉄アレン錯体を挙げることができる。
【0070】
【化18】
Figure 2004136579
【0071】
本発明に係る紫外線硬化型インクは、特開平8−248561号、特開平9−34106号をはじめてとし、既に公知となっている紫外線の照射で発生した酸により新たに酸を発生する酸増殖剤を含有することが好ましい。酸増殖剤を用いることで、さらなる吐出安定性向上を可能とする。
【0072】
本発明に係る紫外線硬化型インクでは、吐出安定性を向上させる目的で、熱塩基発生剤を含有することが好ましい。熱塩基発生剤を含有することで、印字したインク膜厚が通常の印刷に比べて厚くなってしまうインクジェット記録において、インク硬化時に起こるインク収縮による記録材料のカールやしわを著しく低減することができる。
【0073】
従来、軟包装印刷やラベル印刷分野においては、記録材料の発生するしわや吐出安定性の観点から、紫外線硬化型インクジェット記録が実用化されるまでには至っていなかったが、本発明の構成とすることにより、それらの分野でも十分効果を発揮するものである。
【0074】
熱塩基発生剤としては、例えば、加熱により脱炭酸して分解する有機酸と塩基の塩、分子内求核置換反応、ロッセン転位、ベックマン転位等の反応により分解してアミン類を放出する化合物や、加熱により何らかの反応を起こして塩基を放出するものが好ましく用いられる。具体的には、英国特許第998,949号記載のトリクロロ酢酸の塩、米国特許第4,060,420号に記載のアルファースルホニル酢酸の塩、特開昭59−157637号に記載のプロピール酸類の塩、2−カルボキシカルボキサミド誘導体、特開昭59−168440号に記載の塩基成分に有機塩基の他にアルカリ金属、アルカリ土類金属を用いた熱分解性酸との塩、特開昭59−180537号に記載のロッセン転位を利用したヒドロキサムカルバメート類、加熱によりニトリルを生成する特開昭59−195237号に記載のアルドキシムカルバメート類等が挙げられる。その他、英国特許第998,945号、米国特許第3,220,846号、英国特許第279,480号、特開昭50−22625号、同61−32844号、同61−51139号、同61−52638号、同61−51140号、同61−53634号〜同61−53640号、同61−55644号、同61−55645号等に記載の熱塩基発生剤が有用である。更に具体的に例を挙げると、トリクロロ酢酸グアニジン、トリクロロ酢酸メチルグアニジン、トリクロロ酢酸カリウム、フェニルスルホニル酢酸グアニジン、p−クロロフェニルスルホニル酢酸グアニジン、p−メタンスルホニルフェニルスルホニル酢酸グアニジン、フェニルプロピオール酸カリウム、フェニルプロピオール酸グアニジン、フェニルプロピオール酸セシウム、p−クロロフェニルプロピオール酸グアニジン、p−フェニレン−ビス−フェニルプロピオール酸グアニジン、フェニルスルホニル酢酸テトラメチルアンモニウム、フェニルプロピオール酸テトラメチルアンモニウムがある。上記の熱塩基発生剤は広い範囲で用いることができる。
【0075】
本発明に係る紫外線硬化型インクで用いることもできる色材としては、重合性化合物の主成分に溶解または分散できる色材が使用できるが、耐候性の点から顔料が好ましい。
【0076】
本発明で好ましく用いることのできる顔料を、以下に列挙する。
C.I.Pigment Yellow−1、3、12、13、14、17、81、83、87、95、109、42、
C.I.Pigment Orange−16、36、38、
C.I.Pigment Red−5、22、38、48:1、48:2、48:4、49:1、53:1、57:1、63:1、144、146、185、101、
C.I.Pigment Violet−19、23、
C.I.Pigment Blue−15:1、15:3、15:4、18、60、27、29、
C.I.Pigment Green−7、36、
C.I.Pigment White−6、18、21、
C.I.Pigment Black−7、
また、本発明において、プラスチックフィルムのような透明基材での色の隠蔽性を上げる為に、白インクを用いることが好ましい。特に、軟包装印刷、ラベル印刷においては、白インクを用いることが好ましいが、前述した吐出安定性、記録材料のカール・しわの発生の観点から、自ずと使用量に関しては制限がある。
【0077】
上記顔料の分散には、例えば、ボールミル、サンドミル、アトライター、ロールミル、アジテータ、ヘンシェルミキサ、コロイドミル、超音波ホモジナイザー、パールミル、湿式ジェットミル、ペイントシェーカー等を用いることができる。また、顔料の分散を行う際に分散剤を添加することも可能である。分散剤としては、高分子分散剤を用いることが好ましく、高分子分散剤としてはAvecia社のSolsperseシリーズが挙げられる。また、分散助剤として、各種顔料に応じたシナージストを用いることも可能である。これらの分散剤および分散助剤は、顔料100質量部に対し、1〜50質量部添加することが好ましい。分散媒体は、溶剤または重合性化合物を用いて行うが、本発明に用いる紫外線硬化型インクでは、インク着弾直後に反応・硬化させるため、無溶剤であることが好ましい。溶剤が硬化画像に残ってしまうと、耐溶剤性の劣化、残留する溶剤のVOCの問題が生じる。よって、分散媒体は溶剤ではなく重合性化合物、その中でも最も粘度の低いモノマーを選択することが分散適性上好ましい。
【0078】
顔料の分散は、顔料粒子の平均粒径を0.08〜0.5μmとすることが好ましく、最大粒径は0.3〜10μm、好ましくは0.3〜3μmとなるよう、顔料、分散剤、分散媒体の選定、分散条件、ろ過条件を適宜設定する。この粒径管理によって、ヘッドノズルの詰まりを抑制し、インクの保存安定性、インク透明性および硬化の感度を維持することができる。
【0079】
本発明に係るインクにおいては、色材濃度として、インク全体の1質量%乃至10質量%であることが好ましい。
【0080】
本発明に係るインクには、上記説明した以外に様々な添加剤を用いることができる。例えば、界面活性剤、レベリング添加剤、マット剤、膜物性を調整するためのポリエステル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ビニル系樹脂、アクリル系樹脂、ゴム系樹脂、ワックス類を添加することが出来る。記録媒体との密着性を改善するため、極微量の有機溶剤を添加することも有効である。この場合、耐溶剤性やVOCの問題が起こらない範囲での添加が有効であり、その使用量は0.1〜5%の範囲であり、好ましくは0.1〜3%である。また、ラジカル重合性モノマーと開始剤を組み合わせ、ラジカル・カチオンのハイブリッド型硬化インクとすることも可能である。
【0081】
次いで、本発明のインクジェットプリンタ及びインクジェット画像形成方法について説明する。
【0082】
本発明のインクジェットプリンタでは、複数のノズルを備えたインクジェットヘッドより、上記の紫外線硬化型インクを、記録媒体上に噴射した後、記録媒体に着弾した紫外線硬化型インクを加熱する加熱手段と、紫外線照射手段とを有し、紫外線照射手段の記録媒体面における波長域200nm〜400nmでの積算照度が、0.5〜80mW/cmであることが特徴である。
【0083】
上述のように本発明のインクジェット画像形成方法では、紫外線硬化型インクをインクジェットヘッドにより記録媒体上に射出、描画し、加熱手段により35〜55℃に加熱した後、紫外線を照射してインクを硬化させる方法である。
【0084】
本発明のインクジェット画像形成方法は、特に、ラインヘッドプリンタを用いたときに、その効果が顕著に発揮される。シリアルプリンタの場合では、インターリーブ方式を用いて1回の走査におけるメディアへのインクの吐出を適宜制御することができる。しかしながら、ラインヘッドプリンタの場合には、高速印字が可能となる反面、例えば、ベタ画像を印字する場合、記録媒体を被覆するのに必要なインクを1走査で全て出射する事が必要となり、そのため、紫外線照射による適切な画像膜物性を吐出方法でのみ制御することが困難となるが、本発明の加熱手段を設けたインクジェット画像形成方法を用いることにより、良好な画像物性を有し、とりわけ、高湿下で印字した際の耐擦過性及び折り曲げ耐性の向上を図ることができるものである。
【0085】
図1は、本発明で用いることのできるインクジェットプリンタの構成の一例を示す概略図である。
【0086】
図1において、繰り出しロール2に巻かれた記録媒体1を、所定位置まで引き出し、インクジェットヘッド3より記録媒体1上に、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの各色の紫外線硬化型インクが射出される。記録媒体1上に着弾した紫外線硬化型インクは、ヒートプレート等からなる加熱手段7により、35〜55℃に加熱された後、紫外線照射装置4により光照射され、紫外線硬化型インクは記録媒体1に定着、固着された後、巻き取りロール5に巻き取られる。なお、6は位置決めのためのバックアップロールである。
【0087】
インクの射出条件としては、インクを40〜80℃に加熱し、インク粘度を下げて射出することが射出安定性の点で好ましい。照射線硬化型インクは、概して水性インクより粘度が高いため、温度変動による粘度変動幅が大きい。粘度変動はそのまま液滴サイズ、液滴射出速度に大きく影響を与え、画質劣化を起こすため、インク温度を出来るだけ一定に保つことが必要である。
【0088】
本発明のインクジェットプリンタで用いられるインクジェットヘッド(以下、単にヘッドともいう)は、公知のものを使うことができ、コンティニアスタイプ、ドットオンデマンドタイプが使用可能である。ドットオンデマンドタイプのうち、サーマルヘッドでは、吐出のため、特開平9−323420号に記載されているような稼動弁を持つタイプが好ましい。ピエゾヘッドでは、例えば、欧州特許A277,703号、欧州特許A278,590号などに記載されているヘッドを使うことができる。ヘッドはインクの温度が管理できるよう温調機能を持つものが好ましい。射出時の粘度は5〜25mPa・sとなるよう出射温度を設定し、粘度の変動幅が±5%以内になるようインク温度を制御することが好ましい。また、駆動周波数としては、5〜500kHzで稼動することが好ましい。
【0089】
本発明においては、高精細な画像を得るため、インク液滴量を2〜20plとすることが好ましい。本発明のインクは、射出特性が良好なため、液滴量が小さくても、ノズル詰まりやドットの曲がり、サテライト等を生じることなく良好な画像を得ることができる。
【0090】
また、本発明においては、高級感のある光沢画像を得るためには、印字した総インク膜厚を2〜20μmとすることが好ましい。
【0091】
本発明に係る加熱手段は、記録媒体の裏面側に配置しても、あるいは画像印字した記録媒体表面側に配置してもよい。加熱手段としては、例えば、ローラー内には熱源として、例えば、ハロゲンランプヒーター、セラミックヒーター、ニクロム線等からなる発熱体を内蔵したヒートローラー、金属板や耐熱性シリコーンゴム等を用いたヒートプレート、ホットスタンピング方式、サーマルヘッド、遠赤外線加熱装置、高周波を被加熱体に放射して加熱するマイクロ波加熱法、誘電加熱法、温風による加熱等が挙げられるが、その他、公知の如何なる加熱方法も使用できる。
【0092】
本発明に係る加熱手段には、加熱部により規定の温度(35〜55℃の範囲)に維持することが必要であり、そのために、記録媒体の温度検出手段、検出した温度をフィードバックして規定の温度に修正するための温度制御手段等を備え、更に必要に応じて冷却手段を設けることにより、記録媒体の温度を一定に保つことが好ましい。記録媒体の温度は、35〜55℃に加温することが好ましく、それよりも低いと十分な効果が得られず、それよりも高いと膜の透明性が劣化する等の問題が生じる。
【0093】
本発明のインクジェット画像形成方法では、上記加熱手段により記録媒体を加熱した後、印字された紫外線硬化型インクを硬化、定着するための紫外線照射手段を有している。
【0094】
本発明のインクジェット画像形成方法においては、被記録体上に画像を形成した後、紫外線、電子線、X線、可視光、赤外光など、様々な線源を用いて照射し、画像を硬化することが可能であるが、硬化性、線源のコスト等を考慮すると、紫外線が好ましい。紫外線光源としては、水銀ランプ、メタルハライドランプ、エキシマーレーザー、紫外線レーザー、冷陰極管、ブラックライト、LED(light emitting diode)等が適用可能であり、帯状のメタルハライドランプ管、冷陰極管、水銀ランプ管もしくはブラックライトが好ましい。特に波長365nmの紫外線を発光する冷陰極管及びブラックライトが滲み防止、ドット径制御を効率よく行え、かつ、硬化の際の皺も低減でき好ましい。ブラックライトを照射手段の照射線源に用いることで、UVインクを硬化するための照射手段を安価に作製することができる。
【0095】
基本的な照射方法は、特開昭60−132767号に開示されている。これによると、ヘッドユニットの両側に光源を設け、シャトル方式でヘッドと光源を走査する。照射は、インク着弾後、一定時間を置いて行われることになる。更に、駆動を伴わない別光源によって硬化を完了させる。WO第9,954,415号では、照射方法として、光ファイバーを用いた方法や、コリメートされた光源をヘッドユニット側面に設けた鏡面に当て、記録部へ紫外線を照射する方法が開示されている。本発明のインクジェット画像形成方法においては、これらの照射方法を用いることが可能である。
【0096】
具体的には、帯状のメタルハライドランプ管、紫外線ランプ管が好ましい。線源は、実質的に記録装置に固定化し、稼動部を無くすことで、安価な構成とすることが可能である。
【0097】
照射は、各色が印字毎に行われることが好ましく、つまり、何れの露光方式でも線源は2種用意し、第2の線源によって、硬化を完了させることが好ましい形態のひとつである。これは、2色目の着弾インクの濡れ性、インク間の接着性を得ることと、線源を安価に組むことに寄与する。
【0098】
なお、第1の線源と、第2の線源とは、露光波長または露光照度を変えることが好ましい。第一照射エネルギーを第二の照射エネルギーより小さく、即ち第一の照射エネルギーを照射エネルギー総量の通常1〜20%、好ましくは1〜10%、より好ましくは1〜5%とする。照度を変えた照射を行うことで、硬化後の分子量分布が好ましいものとなり、インクジェットインクのように極端に粘度の低い組成では、顕著な効果が得られる。一方、一度に高照度の照射を行ってしまうと、重合率は高められるものの、重合したポリマーの分子量は小さく、強度が得られなくなってしまう。
【0099】
また、第一の照射は、第二のより長波長とすることで、第一の照射では、インクの表層を硬化させて、インクの滲みを抑えられ、第二の照射では照射線が届き難い被記録体近傍のインクを硬化させ、密着性を改善することができる。インク内部の硬化促進のためにも、第二の照射線波長は長波長であることが好ましい。
【0100】
本発明のインクジェット画像形成方法は、上記インクを用い、一定温度にインクを加温するとともに、着弾から照射までの時間を0.01〜0.5秒、好ましくは0.01〜0.3秒、更に好ましくは0.01〜0.15秒後に放射線を照射することである。このように着弾から照射までの時間を極短時間に制御することにより、着弾インクが硬化前に滲むことを防止することが可能となる。
【0101】
本発明では、上記紫外線照射手段において、記録媒体面における波長域200nm〜400nmでの積算照度が、0.5〜80mW/cmであることが特徴の一つである。用いる紫外線照射手段としては、290〜370nmにピーク波長を有するものが好ましく、特に好ましくは290〜320nmにピーク波長を有する光源である。本発明においては、波長域290nm〜370nmでの積算照度が、0.5〜10mW/cmであることが特に好ましい。
【0102】
本発明において、上記の分光照度は、例えば、ウシオ電機社製のスペクトロフォトメーターUSR−40D/Vで、測定ピッチを10nmとして測定して求めることができる。
【0103】
本発明のインクジェット画像形成方法においては、公知の記録媒体を用いることができるが、好ましくはインク非吸収性の記録媒体である。
【0104】
インク吸収性のない記録媒体(インク非吸収性被記録体)とは、インク吸収性のない材料からなる記録媒体、あるいは、インク吸収性のない材料からなる表面層(印字層)を有する記録媒体であり、インク吸収性のない材料は、例えば、下記に記載の各種のプラスチックフィルムや金属、ガラス類が挙げられる。
【0105】
本発明で用いることのできる記録媒体としては、具体的には、表面に樹脂をコートした紙、金属類、ガラス類や、一般的に軟包装材料等に用いられる各種のインク非吸収性のプラスチックフィルムが代表例である。軟包装材料の材質としては、ポリエステル、ポリオレフィン、ポリアミド、ポリエステルアミド、ポリエーテル、ポリイミド、ポリアミドイミド、ポリスチレン、ポリカーボネート、ポリ−p−フェニレンスルフィド、ポリエーテルエステル、ポリ塩化ビニル、ポリ(メタ)アクリル酸エステル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ナイロンが好ましい。又、これらの共重合体やブレンド物、更には架橋したものを用いることもできる。中でも延伸したポリエチレンテレフタレート、ポリスチレン、ポリプロピレン、ナイロンが、透明性、寸法安定性、剛性、環境負荷、コストの面で好ましい。フィルムの厚みは2〜100μm、更に好ましくは6〜80μm、更に好ましくは10〜70μmである。
【0106】
本発明において、包装の費用や生産コスト等の記録材料のコスト、プリントの作成効率、各種のサイズのプリントに対応できる等の点で、長尺(ウェブ)な記録媒体を使用するのが有利である。
【0107】
【実施例】
以下、本発明の実施例を挙げて具体的に説明するが、本発明の実施態様はこれらの例に限定されるものではない。
【0108】
実施例1
《インクの調製》
〔シアンインクの調製〕
(シアン顔料分散物の調製)
下記に記載の方法に従って、シアン顔料分散物を調製した。なお、分散条件は、シアン顔料粒子の平均粒径が0.2〜0.3μmの範囲となるように、公知の分散装置を用いて、分散条件を適宜調整して行い、次いで加熱下でフィルター濾過を行って調製した。
【0109】
C.I.ピグメントブルー15:3             15質量部
高分子分散剤(Zeneca社製 Solsperseシリーズ)2質量部
アロンオキセタンOXT−221(東亜合成社製)      83質量部
(シアンインクの調製)
上記調製したシアン顔料分散物を用いて、下記に記載の方法に従いシアンインクを調製した。
【0110】
シアン顔料分散物                     17質量部
アロンオキセタンOXT−221(東亜合成社製)      48質量部
セロキサイド2021P(ダイセルUCB社製)       30質量部
SP−152(旭電化社製 光酸発生剤)           5質量部
以上の様にして調製したシアンインクを絶対ろ過精度0.8μmのメンブランフィルターにてろ過した後、シアンインクを50℃に加熱ながら減圧処理を行って脱水して、シアンインクを調製した。
【0111】
上記調製したシアンインクの25℃における粘度は25.4mPa・s、表面張力は34.8mN/mであった。
【0112】
《インクジェット画像記録》
室内環境として、25℃、80%RHの雰囲気下で、ピエゾ型インクジェットノズル(ノズルピッチ360dpi)を有し、図1に記載の構成からなるインクジェットプリンタを用いて、表1に記載の記録媒体上にシアン画像を印字した。インク供給系は、元タンク、供給配管、インクジェットヘッド直前のインク供給タンク、フィルター、ピエゾ型のインクジェットヘッドから成り、インク供給タンクからインクジェットヘッド部分までと基材搬送部について、それぞれ断熱および加熱を行った。温度センサーは、インク供給タンクおよびインクジェットヘッドのノズル付近および基材搬送部にそれぞれ設けて温度制御を行った。ピエゾ型のインクジェットヘッドにより、インク液滴サイズ7plとし、シングルサイズドットおよび720×720dpiの解像度でベタ画像を射出した。なお、インク射出の際には、ノズル毎にインクを50℃まで加熱して、インク粘度を8.2mPa・sとした。記録媒体としては、コロナ放電処理を施した厚さ50μmのOPP(oriented polypropylene)フィルム、コロナ放電処理を施した厚さ50μmのPET(polyethlene terephthalate)フィルムを使用した。なお、本発明でいうdpiとは、2.54cm当たりのドット数を表す。
【0113】
インクを各記録媒体上へ着弾した後、試料1及び2については、印字部〜紫外線照射部の中間部の記録媒体裏面側に設けたヒートプレートにより、記録媒体の表面温度を40℃の温度に制御し、試料3及び4については、加熱手段を使用せず、室温(25℃)のままで行った。
【0114】
次いで、表1に記載の照射光源により、表1に記載の時間を要して紫外線の照射を行い、画像試料1〜4を作成した。
【0115】
照射光源は、以下の光源を用いた。
1:ブラックライト(ハリソン東芝ライティング社製 ピーク波長での露光照度=10mW/cm
2:殺菌灯(ハリソン東芝ライティング社製 ピーク波長での露光照度=6mW/cm
3:メタルハライドランプ(日本電池社製 ピーク波長での露光照度=500mW/cm
《形成画像の評価》
(耐擦過性の評価)
上記形成した各画像試料(シアンベタ画像)を、25℃、80%RHの雰囲気下で、スクラッチ強度試験機 HEIDON−18(HEIDON社製)を用い、測定針は0.8mmRのサファイヤ針を用いて、スクラッチ強度の測定を行った。測定は、一定荷重で10cmの引掻き試験を3回行い、記録媒体まで傷が入った箇所が存在しない限度荷重をスクラッチ強度と定義し、その測定値より以下の基準で耐擦過性を評価した。
【0116】
○:スクラッチ強度が200g以上である
△:スクラッチ強度が100〜200g未満である
×:スクラッチ強度が100g未満である
(折り曲げ耐性の評価)
上記形成したシアンベタ画像について、25℃、80%RHの雰囲気下で、下記の基準に従い、折り曲げ耐性の評価を行った。
【0117】
○:ベタ画像印字試料を繰り返し折り曲げても、印字した画像は密着しており、クラックも入らない
△:ベタ画像印字試料を繰り返し折り曲げても、印字した画像は密着しているが、クラックが僅かに入る
×:ベタ画像印字試料を折り曲げると、印字した画像部にクラックが入り、繰り返すと膜剥がれを起こす
以上により得られた結果を、表1に示す。
【0118】
【表1】
Figure 2004136579
【0119】
表1より明らかなように、本発明の構成からなるインクジェット画像形成方法により、高湿条件下で形成した画像は、比較例に対して、耐擦過性及び折り曲げ耐性に優れていることが分かる。
【0120】
実施例2
実施例1に記載のシアンインクの調製方法に準じて、色材をC.I.ピグメントブルー15:3から、それぞれC.I.ピグメントイエロー13、C.I.ピグメントレッド57:1、C.I.ピグメントブラック7に変更した以外は同様にして、イエロー、マゼンタ及びブラックインクを調製し、実施例1に記載の方法と同様にして、インクジェット画像記録及び形成した画像の評価を行った結果、実施例1と同様に、イエロー、マゼンタ及びブラックインクを用いた系においても、本発明の構成からなるインクジェット画像形成方法で高湿条件下で形成した画像は、比較例に対して、耐擦過性及び折り曲げ耐性に優れていることを確認することができた。
【0121】
【発明の効果】
本発明により、記録媒体に着弾した紫外線硬化型インクを加熱する加熱手段と、紫外線照射手段とを有し、高湿環境下で印字した画像の耐擦過性及び折り曲げ耐性に優れたインクジェットプリンタ及びそれを用いたインクジェット画像形成方法を提供することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明で用いることのできるインクジェットプリンタの構成の一例を示す概略図である。
【符号の説明】
1 記録媒体
2 繰り出しロール
3 インクジェットヘッド
4 紫外線照射装置
5 巻き取りロール
6 バックアップロール
7 加熱手段

Claims (4)

  1. 複数のノズルを備えたインクジェットヘッドより、光カチオン重合型の紫外線硬化型インクを、記録媒体上に噴射して印刷を行うインクジェットプリンタにおいて、該記録媒体に着弾した該紫外線硬化型インクを加熱する加熱手段と、紫外線照射手段とを有し、該紫外線照射手段の記録媒体面における波長域200nm〜400nmでの積算照度が、0.5〜80mW/cmであることを特徴とするインクジェットプリンタ。
  2. 前記紫外線照射手段での紫外線照射時間が、1.0秒以下であることを特徴とする請求項1記載のインクジェットプリンタ。
  3. 請求項1または2に記載のインクジェットプリンタを用いて、インク非吸収性の記録媒体に画像を印字することを特徴とするインクジェット画像形成方法。
  4. 請求項1または2に記載のインクジェットプリンタを用いて、記録媒体に画像を形成するインクジェット画像形成方法であって、加熱手段により該記録媒体を35〜55℃の範囲に加熱することを特徴とするインクジェット画像形成方法。
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