JP2004135908A - ゴルフクラブの性能測定装置および測定方法 - Google Patents

ゴルフクラブの性能測定装置および測定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】種々のゴルフボールの運動を視覚的にわかりやすく表現することができ、そのためゴルフボールについての測定結果を使用して容易にゴルフクラブの性能を評価することが可能なゴルフクラブの性能測定装置を提供する。
【解決手段】ゴルフボールの運動状態を解析する制御解析部と、ゴルフボールの運動状態を表示するモニタ34とを具備する装置とする。制御解析部は、クロック周波数200MHz以上のCPU(中央演算装置)と、マルチタスクおよびマルチウィンドウを実現するOS(基本ソフト)とを備えている。モニタは、制御解析部による測定結果を表示する画面構成において、タッチパネル方式および/またはマウスによるクリック方式によって選択される複数の表示画面選択ボタン102〜110が、モニタ画面100の右側端部に上方から下方に向かってゴルフクラブの性能評価のために選択すべき順に配されている。
【選択図】    図10

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ゴルフクラブにより打ち出されたゴルフボールの運動状態を測定することによって、主としてゴルフクラブの性能を評価する装置および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ゴルフボールの飛びに関する初期条件(速度、角度、回転量など)をゴルフクラブによる実打によって測定し、その測定結果を用いて飛距離等をシミュレーションにより計算するとともに、上記のようなゴルフボールについての測定とシミュレーション計算を通じて、数種のゴルフクラブの性能測定を行い、その測定結果を表示することが行われている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特許第3187748号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述したようなゴルフボールについての測定とシミュレーション計算を行う従来の装置およびそれに搭載されたソフトウエアは、元々ゴルフボールの開発・評価を目的とした装置およびソフトウエアを転用したものであったので、基礎となるOS(基本ソフト)がマルチタスクをベースとしないものであったり、CPU(中央演算装置)の性能が高くなかったりするものであった。そのため、従来の装置では、測定結果の表示は簡素なものであり、実打したゴルファーには必ずしも結果がわかりやすく表現されておらず、その結果を使用してのクラブ診断には熟練を要し、訓練が必要となるなどの問題があった。
【0005】
本発明は、前述の問題点に鑑みてなされたもので、ゴルフクラブにより打ち出されたゴルフボールの運動状態を測定することによって、主としてゴルフクラブの性能を評価する装置および方法であって、種々のゴルフボールの運動を視覚的にわかりやすく表現することができ、そのためゴルフボールについての測定結果を使用して容易にゴルフクラブの性能を評価することが可能なゴルフクラブの性能測定装置および測定方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明者は、前記目的を達成するために種々検討を行った結果、マルチタスクを実現したWindows(登録商標)等のOSをベースとし、技術革新からクロック周波数200MHz以上が一般的になったCPUを搭載した装置本体を導入するとともに、画面表示等に特定の工夫を施すことにより、前述した目的を効果的に達成できることを見出した。本発明は、上記知見に基づいてなされたもので、下記1〜25に示すゴルフクラブの性能測定装置および測定方法を提供する。
【0007】
1.ゴルフクラブにより打ち出されたゴルフボールの運動状態を測定することによって、主としてゴルフクラブの性能を評価する装置であって、ゴルフボールの運動状態を解析する制御解析部と、ゴルフボールの運動状態を表示するモニタとを具備し、前記制御解析部は、クロック周波数200MHz以上のCPU(中央演算装置)と、マルチタスクおよびマルチウィンドウを実現するOS(基本ソフト)とを備えているとともに、前記モニタは、前記制御解析部による測定結果を表示する画面構成において、タッチパネル方式および/またはマウスによるクリック方式によって選択される複数の表示画面選択ボタンが、モニタ画面の右側端部に上方から下方に向かってほぼゴルフクラブの性能評価のために選択すべき順に配されていることを特徴とするゴルフクラブの性能測定装置。
【0008】
2.前記表示画面選択ボタンは、表示される画面の内容を表すアイコン(絵文字)で構成されていることを特徴とする1のゴルフクラブの性能測定装置。
【0009】
3.前記表示画面選択ボタンは、前記アイコンと、このアイコンに付加された少数の文字とで構成されていることを特徴とする2のゴルフクラブの性能測定装置。
【0010】
4.前記表示画面選択ボタンは、選択されたときに表示状態が変化することによって選択されたことを示すものであることを特徴とする1〜3のゴルフクラブの性能測定装置。
【0011】
5.モニタ画面の下端部に、その画面で行うべき操作を案内する操作ガイドと、その画面で選択できる操作ボタンを表示したことを特徴とする1〜4のゴルフクラブの性能測定装置。
【0012】
6.前記表示画面選択ボタンによる選択操作により、モニタ画面において、視点がゴルフボールの後方に位置する弾道画面、視点がゴルフボールの上方に位置する弾道画面、および視点がゴルフボールの側方に位置する弾道画面を組み合わせて表示するようにしたことを特徴とする1〜5のゴルフクラブの性能測定装置。
【0013】
7.視点がゴルフボールの後方に位置する弾道画面、視点がゴルフボールの上方に位置する弾道画面、および視点がゴルフボールの側方に位置する弾道画面において、それぞれ複数のショットによる複数の弾道を重ねて表示するようにしたことを特徴とする6のゴルフクラブの性能測定装置。
【0014】
8.視点がゴルフボールの後方に位置する弾道画面、視点がゴルフボールの上方に位置する弾道画面、および視点がゴルフボールの側方に位置する弾道画面の1つ以上の画面において、弾道と背景とを組み合わせて表示するようにしたことを特徴とする6または7のゴルフクラブの性能測定装置。
【0015】
9.前記視点がゴルフボールの後方に位置する弾道画面において、視点がほぼティーの位置にある弾道画面、および視点がティーより側方に所定距離隔たる位置にある弾道画面の一方を選択的に表示するようにしたことを特徴とする6〜8のゴルフクラブの性能測定装置。
【0016】
10.前記視点がゴルフボールの後方に位置する弾道画面における弾道を、ボールの着地点の前方位置に視点を置く弾道に変換して表示するようにしたことを特徴とする6のゴルフクラブの性能測定装置。
【0017】
11.弾道表現において、視点位置を、ティーグラウンド後方地点とボール着地点付近とを結ぶ線を長径とした楕円上を移動させ、背景画像が用意されている視点位置の場合は、背景画像の上にボール弾道を表現し、背景画像が用意されていない視点位置の場合は、ワイヤーフレームで座標軸およびメッシュを形成した3次元空間内にボール弾道を表現することを特徴とする1〜6のゴルフクラブの性能測定装置。
【0018】
12.弾道表現において、クラブヘッド速度に対するボール速度の比率によって定義されるミート率が所定値以上のショットのみ、弾道表現中にコンピューターグラフィックス手法を用いて回転しながら飛翔するゴルフボールのイメージ画像を画面中に一定時間だけ表示するようにしたことを特徴とする1〜6のゴルフクラブの性能測定装置。
【0019】
13.モニタ画面が、タッチパネル方式およびマウスによるクリック方式のいずれでも信号入力可能な液晶画面であることを特徴とする1〜12のゴルフクラブの性能測定装置。
【0020】
14.視点がゴルフボールの後方に位置する弾道画面において、打ち出されたゴルフボールの各ショットにおける打ち出された角度を、横軸を左右ブレ角、縦軸を上下打ち出し角としたグラフ上に表示し、グラフの背景にコース画像を配置するとともに、理想的な上下打ち出し角の標準値を、クラブ種毎に水平方向の線を用いて表示するようにしたことを特徴とする1〜5のゴルフクラブの性能測定装置。
【0021】
15.打ち出されたゴルフボールの各ショット毎の弾道シミュレーション結果を、縦軸を飛距離(キャリーまたはトータル)、横軸を左右ブレとして、クラブ種毎に異なる色の印によって表示したグラフにおいて、遠近法に基づくグラフ表示によって表現するようにしたことを特徴とする1〜5のゴルフクラブの性能測定装置。
【0022】
16.横軸をヘッドスピード、縦軸をボール初速、(上下)打ち出し角、バックスピンおよび飛距離(キャリーまたはトータル)から選択した特性とした2次元グラフに、それぞれの縦軸の特性の理想値および好適レベル値を表す2つの直線を表示するとともに、各クラブ毎のショットデータまたはその平均値を表示するようにしたことを特徴とする1〜5のゴルフクラブの性能測定装置。
【0023】
17.ミート率、バックスピンおよび打ち出し角の各クラブ毎の平均値を、2等辺3角形の略重心位置から各頂点に引いた直線上において理想値を100、略重心位置を50としてなるレーダーチャートに表現するとともに、クラブ毎に前記3項目の平均値を表示するようにしたことを特徴とする1〜5のゴルフクラブの性能測定装置。
【0024】
18.前記2次元グラフ表現において、多数のゴルファーのデータを表示するとともに、実打を行ったゴルファーのデータを識別できる印によって表示するようにしたことを特徴とする16のゴルフクラブの性能測定装置。
【0025】
19.前記2次元グラフ表現において、プロのデータを併せて表示し、プロのデータと実打を行ったゴルファーのデータとを比較できるようにしたことを特徴とする16または18のゴルフクラブの性能測定装置。
【0026】
20.ゴルフクラブにより打ち出されたゴルフボールの運動状態を測定し、その測定結果を表示するに当たり、ゴルフボールの運動状態(速度、角度、回転数)を白黒2値化の画像処理により自動的に測定するとともに、測定結果をナイスショット、ミスショットの判定に伴って表示する場合と、該判定をせず即時に表示する場合との切り替えができることを特徴とする1〜19のゴルフクラブの性能測定装置。
【0027】
21.ゴルフクラブにより打ち出されたゴルフボールの運動状態を測定し、その測定結果を表示するに当たり、ゴルフボールの運動状態(速度、角度、回転数)を白黒2値化の画像処理により自動的に測定するとともに、撮影された2枚のボール画像を一画面に表示し、かつ自動測定結果(ボール外形、マーク位置)をその画面に表示する一方、自動測定に失敗した画像のみを手動測定するようにしたことを特徴とする1〜19のゴルフクラブの性能測定装置。
【0028】
22.モニタ画面を一定時間使用しない場合に、モニタ画面がスクリーンセーバー画面に切り替わる画面変更、モニタ画面に予めセットされた測定主要画面が順次表示される画面変更、およびモニタ画面に宣伝画像が表示される画面変更から選ばれるいずれかの画面変更がなされることを特徴とする1〜21のゴルフクラブの性能測定装置。
【0029】
23.測定結果を表示する各画面において、所定メニューを選択することで、音声により測定結果の説明を行うようにしたことを特徴とする1〜22のゴルフクラブの性能測定装置。
【0030】
24.測定結果から2種または3種のクラブを選択し、その平均データを一覧表で表示したもの、各クラブの最大飛距離を視点がゴルフボールの側方に位置する横弾道で表示したもの、および試打した5種以下の全クラブにつき5打以下の全ショットのトータル飛距離を縦軸、それぞれの左右ブレを横軸とした2次元グラフを、適当に配置してA4用紙に、推奨クラブ名とともにカラー印刷するようにしたことを特徴とする1〜23のゴルフクラブの性能測定装置。
【0031】
25.ゴルフクラブにより打ち出されたゴルフボールの運動状態を測定することによって、主としてゴルフクラブの性能を評価する方法であって、測定に当たり使用する測定装置は、CPU(中央演算装置)のクロック周波数が200MHz以上で、OS(基本ソフト)がマルチタスクおよびマルチウィンドウを実現するものであるとともに、タッチパネル方式および/またはマウスによるクリック方式によって信号入力可能なモニタ画面を有し、このモニタ画面は、測定結果を表示する画面構成において、複数の表示画面選択ボタンがモニタ画面の右側端部に上方から下方に向かってゴルフクラブの性能評価のために選択すべき順に配されており、これらボタンを上から順に押すことによって一連の作業が進むことを特徴とするゴルフクラブの性能測定方法。
【0032】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態につき図面を参照して説明する。図1は本発明に係るゴルフクラブの性能測定装置を用いた計測システムの配置に関する概略図、図2は各機器の配置間隔を示す図、図3はインパクトカメラの位置をより詳細に示す図である。
【0033】
図示の例の計測システムは、ゴルフボール12をセットするボールセット手段、具体的にはゴルフボール12を乗せるティー14と、ボールセット手段14の飛球線後方に位置し、ボールをヒットしようと振り下ろされたクラブヘッド16の通過を検知するセンサー手段18と、1台のインパクトカメラ22とを備えている。
【0034】
センサー手段18は、互いに距離m1の間隔(約70mm)をおいて、光学式の発光部と受光部よりなる第1センサー18Aおよび第2センサー18Bをセットしてある。第2センサー18Bとボールセット手段であるティー14間の距離m2は40mm前後である。
【0035】
インパクトカメラ22は、ゴルフボール12の中心を基準として、ゴルフボール12に対しインパクトを与えようとゴルファーが立つ位置とはボールの中心20を含む水平面において反対側に距離w離れ(y方向)、ボールセット位置より飛球線方向(x方向)前方に距離m3離れ、かつ所定高さh(z方向)の位置に、ボールのインパクト状態を計測するために、ボールセット位置に向けてセットされている。インパクトカメラ22としては、1/10000〜1/200000秒のシャッタースピードを有するCCDカメラが好ましく、かつインパクトカメラ22にはストロボ22Sを併設することが好ましい。
【0036】
ここで、前記x方向の距離m3は1〜700mm、y方向の距離wは100〜600mm、z方向の距離h(高さ)は20〜700mmの範囲内とすることが好ましい。また、インパクト直前、インパクト時およびインパクト直後等の複数の映像を連続して撮影するために複数台のインパクトカメラを設置することがあるが、この場合も各カメラの上記距離m3、wおよびhは上述した数値範囲内とすることが適当である。
【0037】
本例の計測システムは、インパクト後の打球を撮影するために、打球の飛行線(飛行軌道)24に沿って、所定距離隔たる位置に2台のカメラ、すなわち第1ボール測定カメラ26および第2ボール測定カメラ28を横向きにしてセットしてある。ボール測定カメラ26、28としては、1/10000〜1/200000秒のシャッタースピードを有するCCDカメラが好ましく、かつボール測定カメラ26、28にはそれぞれストロボ26S、28Sを併設することが好ましい。
【0038】
ここで、ティー14から横向きの第1ボール測定カメラ26までの距離m4は50〜300mmの範囲、第1ボール測定カメラ26と第2ボール測定カメラ28間の距離m5は60〜250mmの範囲に設定することができる。
【0039】
センサー手段18、インパクトカメラ22およびストロボ22S、2台のボール測定カメラ26、28およびストロボ26S、28Sは、本発明に係るゴルフクラブの性能測定装置30に電気的に接続される(接続関係は図示せず)。上記ゴルフクラブの性能測定装置30は、ゴルフボールの運動状態を解析する制御解析部32と、ゴルフボールの運動状態を表示するモニタ34とを具備する。
【0040】
制御解析部32は次のものを含む。ここで、制御解析部32のCPUはクロック周波数200MHz以上のものであり、OSはマルチタスクおよびマルチウィンドウを実現するもの(例えばWindows(登録商標))である。
▲1▼コントロールボックス部
次のものを含む。
a)カメラ画像記録用フレームメモリー
b)画像解析ユニット
c)タイミングコントロールユニット
センサー制御、シャッター制御、I/O
d)CPUユニット
e)FDD(フレキシブルディスクドライブ)、HDD(ハードディスクドライブ)またはフラッシュメモリー
f)インパクト画像記録用フレームメモリー
▲2▼ソフトウエア部
次のものを算出および表示するためのソフトウエアを内蔵する。
a)フェース角度計算および表示
b)打点(上下、左右)位置計算および表示
c)ボール位置表示および位置修正
d)フェース面上マーク入力および表示
e)基準軸入力およびカメラ方向角計算
f)インパクト撮影タイミング(ディレイタイム)設定
g)ヘッドスピード値、初速度、打ち出し角(水平線に対する上方向、基準線に対する左右方向)、バックスピン量、サイドスピン量の計測算出および数値表示
h)弾道、飛距離の算出
i)後述するような画面表示
j)データ値の集積
▲3▼プリンタ
【0041】
図4は、インパクトカメラが撮影したインパクト時の映像の概略を示すもので、その際に使用するクラブヘッド(ドライバー)のフェース面の正面図を図5に示す。図4、5に示すクラブヘッド42は、フェース面44を含み全体的に濃い色(濃紺)の塗装が施され、その上にスコアライン46が白色の線で表されたもので、これら白色スコアライン46上に、反対色である黒色の複数のマーク48が設けられている。マーク48の横方向の間隔aは約10mm、縦方向の間隔bも約10mmである。また、図中50はクラブヘッド42のトゥ部、52はクラウン部、54はソール部を示す。図4に示す映像上には、トゥ部50寄りのフェース面44上にマーク48が複数映っている。なお、ボール12上の三角マークMはボール測定カメラで撮影された映像上からボールの運動を解析するときに用いるものである(後述)。
【0042】
図6は、インパクト状態の計測に用いるxyz基準器の一例を示す斜視図である。基準器62のx部64、y部66、z部68は、図3に示すx、y、z方向に対応させて金属により図示のように成形したもので、x、y、zの各部分が集まった位置70(原点)はボール中心(図3)に対応する。その部分から下方に延びる部分はティー14に固定するための脚部72である。
【0043】
後述する測定に先立ち、図3に示すボール12とインパクトカメラ22の位置関係に対応して基準器62をティー14にセットし(図6)、この基準器62をインパクトカメラ22で撮影し、制御解析部32のコントロールボックス部のフレームメモリーに記録しておく。また、ボールの基準寸法(前述した基準となる長さ)として、ゴルフボールの直径の値も同メモリーに記録しておくと便利である。
【0044】
次に、図1、2に示すセンサーおよびカメラの配置を参照し、図7に示す作動説明図を用い、本例の計測システムにおける計測方法を説明する。まず、第1センサー18A、第2センサー18Bがゴルファーによってスイングされたクラブヘッド16の通過を検知すると、通過時間t1を計測し、両センサー18A、18B間の距離(m1)との関係よりヘッドスピードが計測される。次いで、第2センサー18Bによる検知信号を受けて、インパクトカメラ22、第1ボール測定カメラ26、第2ボール測定カメラ28およびこれらカメラ用のストロボ22S、26S、28Sに対してトリガー出力STが作用する。トリガー出力は適用するヘッドスピードを、例えば複数予め測定しておき、これらヘッドスピードに対応するディレイタイムt2およびt3、ボール用カメラのシャッター間隔t4をセットする。インパクトカメラをインパクト直前、インパクト時およびインパクト直後の状態の内の複数の映像を撮影するために複数台用いるときは、それらのカメラの位置に応じディレイタイムと設置カメラ相互間のシャッター間隔を設定する。
【0045】
各カメラによって撮影された映像は、モニタ34の画面に映し出される。図4はモニタ上のインパクト時の映像の概略を示している。また、得られた映像はラベリングされ、フレームメモリーに保存、格納される。
【0046】
次に、モニタ上の映像(図4)から、クラブヘッドのフェース面44上に現れたマーク48(の位置)を、映像上から適宜手段(例えばマウス)を用いて測定したり、自動的に測定したりする。そして、この測定結果から、前述した基準長さに基づいてフェース面の延びを算定することができる。ここで、フェース面の延びとは、ゴルフボールの陰に隠れた区域を含むフェース面の広がりをいう。図4上にはマークが8点現れているが、少なくとも3点のマークが測定できれば、フェース面の延びを所定の手段を用いて知ることができる。その結果、先に撮影・記録した基準器62によるx、y、z方向に照らし、フェース面の上下方向および左右方向の傾きを知ることができる。
【0047】
さらに、インパクト時におけるボールの変形していない領域の外周および外周上の適当な位置を、映像上から適宜手段(例えばマウス)を用いて測定したり、自動的に測定したりする。そして、その結果から、前述した基準長さに基づいて実質上変形していないボールの中心に相当する位置を算出し、その位置から前述の算出したフェース面上に垂直線(ボール中心からフェース面への最短距離)を下ろし、その垂直線を下したフェース面上の位置から、ボールに対するフェース面内のインパクト位置を知ることができる。
【0048】
また、インパクトカメラを複数台設置し、上記インパクト時の映像に加えインパクト直前および/またはインパクト直後の映像を連続して得ることができれば、ヘッドフェース面の推移、すなわちアウトサイド−イン、インサイド−アウト、アッパーブロー、ダウンブロー等のクラブヘッドの動きを知ることができ、次に述べるボール測定カメラで撮影した映像解析によるゴルフボールの運動との因果関係を知ることができる。
【0049】
上述したゴルフボールの運動の解析方法について述べる。ゴルフボールの初速度は、打球が両ボール測定カメラ26、28間を通過した時間と、両ボール測定カメラ26、28間の距離との関係より計測される。
【0050】
ゴルフボールの打ち出し角(水平線に対する上方向)、バックスピン量、サイドスピン量、飛距離の計測については以下のとおりである。図8は、後に詳述する選択ボタン104を押してボールを試打したときにモニタ34に映し出された打球の表示を示す。モニタ画面の第1部分80Aに第1ボール測定カメラ26で側方からとらえた打球、第2部分80Bに第2ボール測定カメラ28で側方からとらえた打球がそれぞれ映し出され、そして第3部分80Cに計測値が表示される。本システムでは、ゴルフボール12の表面に印すマークMの形状を二等辺三角形としてある。また、マークMの色は、ボール表面の色から際立たせるために、黒色またはそれに類する暗色とする。
【0051】
本システムでは、第1および第2部分80Aおよび80Bに映し出された画像に関し、画面内から2値化手法(白/黒)によって、黒区域の背景から白部分であるゴルフボール12の外形を抽出する。次いで、抽出されたゴルフボール12の外形内のマークMを同様の2値化手法によって抽出する。
【0052】
上記処理が終了した後、マークMの主軸(高さを含む直線)を求め、さらにこの主軸から垂直にサーチし、黒から白に変化する変化点を求める。この垂直サーチによる黒から白への変化点の検索は主軸に沿って行われ、その結果これらの変化点の点列を通る直線、すなわち2つの斜辺が求められる。次いで、黒ブロック(黒マーク)外に2斜辺の中線と垂直に交わる基線を設定し、ここからブロック側にサーチして底辺を求める。斜辺や底辺を求める場合、球面による湾曲を考慮し曲線近似で求めるのがよい。
【0053】
上記画像処理により三角形、すなわちマークMを特定したら、3辺より3頂点を求め、3頂点90x、90y、90zを決定する。そして、第1部分80Aと第2部分80Bに映し出された映像から、ボールを半径1の単位球としたときの3頂点90x、90y、90zの3次元ベクトルを求め、第1部分80Aより第2部分80Bへの移動からボールの回転軸ベクトルを求め、この回転軸ベクトルと各点の位置のベクトルとのベクトル演算を行ってボールの回転量を求める。回転軸ベクトルと回転量が求まると、ボールのバックスピン量およびサイドスピン量を求めることができる。また、第1部分80Aおよび第2部分80Bのボール12の上下方向の位置関係を測定することによって、両ボール測定カメラ26、28間の距離m5(水平距離)との関係から、上方向への打ち出し角を得ることができる。さらに、得られた初速度、打ち出し角、バックスピン量およびサイドスピン量から飛距離を算出することができる。また、ボール直径の大小に基づいて打球の左右のブレを測定することができる。すなわち、第1カメラによる映像のボール直径をa、第2カメラによる映像のボール直径をbとすると、a<bのときはカメラ側(手前)へのブレがあり、a=bのときにはブレがなく(真直)、a>bのときにはカメラと逆側へのブレがあると判定することができる。
【0054】
なお、本システムでは、ゴルフボール12の表面に記した二等辺三角形のマークMを用いて打出角、バックスピン量、サイドスピン量を求めたが、ゴルフボール表面に表示されている他の形状のマークや文字を用いて同様の手法により打出角、バックスピン量、サイドスピン量を求めてもよい。また、場合によってはインパクトカメラ22を省略してもよい。
【0055】
本例のゴルフクラブの性能測定装置30は、上述したゴルフボールの運動状態の測定結果を通じ、ボールの性能も評価できるが、クラブの性能を主として評価する。クラブの評価は単数(1本)の場合および複数(例えば2〜5本程度)の相対的評価を行うことを主たる目的とする。
【0056】
また、本例のゴルフクラブの性能測定装置30においては、画面表示等に下記に示す工夫が施されている。そして、これらの工夫により、種々のゴルフボールの運動を視覚的にわかりやすく表現して、容易にゴルフクラブの性能を評価することができるようになっている。この場合、ゴルフクラブの性能測定装置30の画面の階層構造(メニュー階層構造)は図9に示すようになっている。以下では、メニュー階層構造(図9)における“クラブ比較”テストに関連して述べる。
【0057】
1.モニタ34は、制御解析部32による測定結果を表示する画面構成において、図10に示すように、タッチパネル方式および/またはマウスによるクリック方式によって選択される複数(本例では5個)の表示画面選択ボタンが、モニタ画面100の右側端部に上方から下方に向かってゴルフクラブの性能評価のために選択すべき順に配されている。すなわち、表示画面選択ボタンは、上方から下方に向かって、情報入力画面選択ボタン102、試打画面選択ボタン104、弾道画面選択ボタン106、分析画面選択ボタン108、印刷画面選択ボタン110の順に配置されている。本例の装置30は、表示画面選択ボタンが右側に配置されているので、タッチパネル式画面の場合は右利きが多いために操作しやすく、また上から順に配置されているので、操作する人やクラブ診断を受けている人が作業の進み具合を理解しやすい。
【0058】
2、3.表示画面選択ボタンは、図10に示すように、表示される画面の内容を表すアイコン(絵文字)と、このアイコンに付加された少数の文字(好ましくは6文字以下)とで構成されている。すなわち、情報入力画面選択ボタン102はアイコンに「情報入力」の文字、試打画面選択ボタン104はアイコンに「試打」の文字、弾道画面選択ボタン106はアイコンに「弾道」の文字、分析画面選択ボタン108はアイコンに「分析」の文字、印刷画面選択ボタン110はアイコンに「印刷」の文字がそれぞれ付加されている。本例の装置30は、表示画面選択ボタンがアイコンと文字の組み合わせとなっているため、アイコンにより表示画面がわかりやすく、かつ文字でも表示しているのでその動作内容を勘違いすることが少ない。
【0059】
4.表示画面選択ボタン102〜110は、選択されたときに表示状態が変化することによって選択されたことを示すようになっている。すなわち、表示画面選択ボタンは、選択されたときに変色したり、発光したり、別の図柄に変化したりすることにより、表示状態が変化するようになっている。
【0060】
5.図11に示すように、モニタ画面100の下端部に、その画面で行うべき操作を案内する操作ガイド112と、その画面で選択できる操作ボタン114を表示してある。この場合、操作ボタン114としては、飛距離、一覧表、角度図、グラフ、レーダー、分布の6個のボタンを配置してある。本例の装置30は、操作ガイドおよび操作ボタンが画面により適宜変化して表示されるため、操作を初めて行う人にもわかりやすい。なお、図11の画面は選択ボタン108および角度図ボタンを押したときの表示である。
【0061】
6.図10に示すように、表示画面選択ボタン106による選択操作により、モニタ画面100において、視点がゴルフボールの後方に位置する弾道画面116、視点がゴルフボールの上方に位置する弾道画面118、および視点がゴルフボールの側方に位置する弾道画面120を組み合わせて表示している。本例の装置30は、このようにクラブ毎の弾道の違いを視覚的に表しているため、クラブの性能の違いを把握しやすい。
【0062】
7.図10は単一ショットの弾道画面であるが、図12に示すように、視点がゴルフボールの後方に位置する弾道画面116、視点がゴルフボールの上方に位置する弾道画面118、および視点がゴルフボールの側方に位置する弾道画面120において、それぞれ複数のショットによる複数の弾道122を重ねて表示することができる。本例の装置30は、このようにクラブ毎の弾道の違いを視覚的に表すことができるため、クラブの性能の違いを把握しやすい。
【0063】
8.図10に示すように、視点がゴルフボールの後方に位置する弾道画面116、視点がゴルフボールの上方に位置する弾道画面118において、弾道122と背景とを組み合わせて表示するようにした。
【0064】
9.図13に示すように、視点がゴルフボールの後方に位置する弾道画面116において、視点がほぼティーの位置Aにある弾道画面、および視点がティーより側方に所定距離隔たる位置Bにある弾道画面の一方を選択的に表示できるようにした。本例の装置30は、このように視点を変えることで、弾道の違いをより細かく比較することができる。
【0065】
10.視点がゴルフボールの後方に位置する弾道画面における弾道を、図13に示すように、ボールの着地点の前方位置CあるいはDに視点を置く弾道に変換して表示できるようにした。本例の装置30は、このように視点を変えることで、弾道の違いをより細かく比較することができる。
【0066】
11.図14に示すように、弾道表現において、視点位置を、ティーグラウンド後方地点とボール着地点付近(±10ヤード)とを結ぶ線を長径とした楕円124上を移動させ、背景画像が用意されている視点位置の場合は、背景画像の上にボール弾道を表現し、背景画像が用意されていない視点位置の場合は、ワイヤーフレームで座標軸およびメッシュを形成した3次元空間内にボール弾道122を表現するようにした。本例の装置30は、このように視点を変えることで、弾道の違いをより細かく比較することができる。
【0067】
12.図15に示すように、弾道表現において、クラブヘッド速度に対するボール速度の比率によって定義されるミート率(ミート率=ボール初速/ヘッドスピード)が所定値以上(例えば1.4以上)のショットのみ、弾道表現中にコンピューターグラフィックス手法を用いて回転しながら飛翔するゴルフボールのイメージ画像126を画面中に一定時間(例えば0.2〜1.0秒)だけ表示するようにした。本例の装置30は、このようにナイスショットの場合のみコンピューターグラフィックス表現を見ることができることから、楽しさを演出できるとともに、良いショットを打とうとする意欲が沸き、測定をよりスムーズに行うことができる。また、コンピューターグラフィックスが現れる頻度で、自分にあったクラブを体感的に知ることもできる。
【0068】
13.モニタ画面を、タッチパネル方式およびマウスによるクリック方式のいずれでも信号入力可能な液晶画面にした。したがって、タッチパネル方式のため操作が簡単であるとともに、マウスに慣れている人にとっては操作性の良いマウスを選択することも可能で、併用によっての操作性向上を実現することができた。
【0069】
14.図11に示すように、クラブ種にドライバー以外のクラブが含まれる場合、視点がゴルフボールの後方に位置する弾道画面において、打ち出されたゴルフボールの各ショットにおける打ち出された角度を、横軸128を左右ブレ角、縦軸130を上下打ち出し角としたグラフ上に表示し、グラフの背景にコース画像を配置するとともに、理想的な上下打ち出し角の標準値を、クラブ種毎に水平方向の線132を用いて表示するようにした。また、クラブ種がドライバーのみの場合には、ターゲット範囲を示す円134を表示した。本例の装置30は、左右、上下の打ち出し角が、背景画像を用いることで理解しやすく、また理想的な上下打ち出し角のレベルを表示することで、試打データの打ち出し角について良し悪しを判断しやすい。
【0070】
15.図16に示すように、打ち出されたゴルフボールの各ショット毎の弾道シミュレーション結果を、縦軸136を飛距離(キャリーまたはトータル)、横軸138を左右ブレとして、クラブ種毎に異なる色の印140によって表示したグラフにおいて、遠近法に基づくグラフ表示によって表現するようにした。本例の装置30は、このように飛距離と左右ブレという、クラブの主要性能である飛びと方向性を、3D的なグラフ表現を用いることで、その意味するところが把握しやすい。
【0071】
16.図17は選択ボタン108とグラフ(下段のボタン)を押すことにより表示された画面であるが、横軸142をヘッドスピード、縦軸144をボール初速、(上下)打ち出し角、バックスピンおよび飛距離(キャリーまたはトータル)から選択した特性とした2次元グラフに、それぞれの縦軸の特性の理想値および好適レベル値を表す2つの直線146、148を表示するとともに、各クラブ毎のショットデータまたはその平均値を表示するようにした。本例の装置30は、このようにクラブ比較の主要結果であるボール初速、打ち出し角、バックスピン、飛距離についてそれらを縦軸に、横軸にヘッドスピードを用いたグラフで、理想値とまずまずのレベルが表現されていることから、試打データの良し悪しが判断しやすい。
【0072】
17.図18は選択ボタン108とレーダー(下段のボタン)を押すことにより表示された画面であるが、ミート率、バックスピンおよび打ち出し角の各クラブ毎の平均値を、2等辺3角形の略重心位置から各頂点に引いた直線上において理想値を100、略重心位置を50としてなるレーダーチャート150に表現するとともに、クラブ毎に前記3項目の平均値152を表示するようにした。本例の装置30は、このように測定された主要3データを2等辺3角形のレーダーチャートで表示し、100点満点での3項目の平均点も表示することで、項目毎の良し悪しと、全体的な良し悪しを、総合的に把握しやすい。
【0073】
18.前記16の2次元グラフ表現において、多数のゴルファーのデータを表示するとともに、実打を行ったゴルファーのデータを識別できる印によって表示するようにした。本例の装置30は、このように全体像データを背景に表現したことで、ゴルファーの中での自分の位置付けを理解しやすい。
【0074】
19.前記16の2次元グラフ表現において、プロのデータを併せて表示し、プロのデータと実打を行ったゴルファーのデータとを比較できるようにした。本例の装置30は、このように究極的な上級者であるプロのデータと自分のデータを比較できるようにしたことで、試打したクラブの良し悪しを、実感をもって興味深く判断することができる。
【0075】
20.ゴルフクラブにより打ち出されたゴルフボールの運動状態を測定し、その測定結果を表示するに当たり、ゴルフボールの運動状態(速度、角度、回転数)を白黒2値化の画像処理により自動的に測定するとともに(選択ボタン104を選択しボールを試打したことによる画面を表示した図8参照)、測定結果をナイスショット、ミスショットの判定に伴って表示する場合と、該判定をせず即時に表示する場合との切り替えができるようにした。本例の装置30は、このようにしたので、上級者の試打でミスショットが少なく測定時間を短縮したい場合、およびミスショットが多く自動測定では削除データが多い初心者の場合の両方において、より効率的な測定が可能となる。
【0076】
21.ゴルフクラブにより打ち出されたゴルフボールの運動状態を測定し、その測定結果を表示するに当たり、ゴルフボールの運動状態(速度、角度、回転数)を白黒2値化の画像処理により自動的に測定するとともに、撮影された2枚のボール画像を一画面に表示し、かつ自動測定結果(ボール外形、マーク位置)をその画面に表示する一方(図8参照)、自動測定に失敗した画像のみを手動測定するようにした。この場合、2枚のボール画像の一方をクリックすることにより、その画像が画面に拡大表示されるようにしてもよい。なお、自動測定に失敗した場合は、ボール外形、マーク位置が不鮮明だったり光ったりして、ボール画像は表示されない。本例の装置30は、このようにしたので、ショットの良し悪しを判断しながら測定する場合は、自動測定の状態を把握しながら測定するので測定精度を保つことができ、自動測定に失敗した画面のみ手動測定できるので、全体として測定時間の短縮が可能となる。
【0077】
図9に示すメニュー階層構造における単発測定ボタンを押して選択すると、図8に基づき説明した試打(符号104)および図10に基づき説明した弾道(符号106)のみモニタ画面の右側端部に選択ボタンが表示される。
【0078】
図9に示すメニュー階層構造におけるデータ呼出ボタンを押して選択すると、既に貯えられた測定データを呼び出すことができ、モニタ画面の右側端部に上から順に情報入力、試打、弾道、分析、印刷のボタンが現れる。これら選択ボタンによる操作および画面表示は、詳述した“クラブ比較”の場合と同じである。
【0079】
図9に示すメニュー階層構造における各種設定ボタンを押して選択すると、モニタ画面の右側端部に上から順に各種設定、一覧編集、カメラ確認のボタンが現れる。そして、各種設定のボタンを押して測定条件等を入力する。一覧編集のボタンを押して比較する試打クラブ(複数)を入力する。カメラ確認のボタンを押してカメラの位置やストロボが正常に光るか等を確認する。
【0080】
22.モニタ画面を一定時間使用しない場合に、モニタ画面がスクリーンセーバー画面に切り替わる画面変更、モニタ画面に予めセットされた測定主要画面が順次表示される画面変更、およびモニタ画面に宣伝画像が表示される画面変更から選ばれるいずれかの画面変更がなされるようにした。本例の装置30は、このようにしたので、装置を使用しない場合に、モニタに簡易的なマニュアル機能や、メーカー、ショップ等の宣伝機能を果たさせることができる。
【0081】
23.測定結果を表示する各画面において、所定メニューを選択することで、音声により測定結果の説明を行うようにした。本例の装置30は、このようにしたので、装置の有する音声機能を活用して、測定したデータの有する意味や、クラブの良し悪しにつき、特別の研修などを受けていないゴルファーでも理解することができる。
【0082】
24.測定結果から2種または3種のクラブを選択し、その平均データを一覧表で表示したもの、各クラブの最大飛距離のショットデータを視点がゴルフボールの側方に位置する横弾道で表示したもの、および試打した5種以下の全クラブにつき5打以下の全ショットのトータル飛距離を縦軸、それぞれの左右ブレを横軸とした2次元グラフを、適当に配置してA4用紙に、推奨クラブ名とともにカラー印刷するようにした。本例の装置30は、このようにしたので、平均データ、ベストショット比較、全ショットのばらつき、といった3つの見方からデータが印刷されたものを試打者が手にすることで、クラブの購入意欲が増す。
【0083】
【発明の効果】
以上のように、本発明に係るゴルフクラブの性能測定装置および測定方法は、種々のゴルフボールの運動を視覚的にわかりやすく表現することができ、そのためゴルフボールについての測定結果を使用して容易にゴルフクラブの性能を評価することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るゴルフクラブの性能測定装置を用いた計測システムの配置に関する概略図である。
【図2】図1のシステムにおける各機器の配置間隔を示す図である。
【図3】図1のシステムにおけるインパクトカメラの位置をより詳細に示す図である。
【図4】インパクトカメラが撮影したインパクト時の映像の概略を示す図である。
【図5】インパクト状態の計測に用いるクラブヘッドの一例を示す正面図である。
【図6】インパクト状態の計測に用いるxyz基準器の一例を示す斜視図である。
【図7】図1のシステムの作動説明図である。
【図8】図1のシステムのモニタ画面の一例の図である。
【図9】図1のシステムのモニタ画面の階層構造を示す図である。
【図10】図1のシステムのモニタ画面の一例の図である。
【図11】図1のシステムのモニタ画面の一例の図である。
【図12】図1のシステムのモニタ画面の一例の図である。
【図13】図1のシステムのモニタ画面の一例の図である。
【図14】(a)は視点を移動させる楕円を示す図、(b)は図1のシステムのモニタ画面の一例の図である。
【図15】図1のシステムのモニタ画面の一例の図である。
【図16】図1のシステムのモニタ画面の一例の図である。
【図17】図1のシステムのモニタ画面の一例の図である。
【図18】図1のシステムのモニタ画面の一例の図である。
【符号の説明】
12 ゴルフボール
14 ティー
16 クラブヘッド
18 センサー手段
20 ボールの中心
22 インパクトカメラ
24 打球の飛行線
26 第1ボール測定カメラ
28 第2ボール測定カメラ
30 ゴルフクラブの性能測定装置
32 制御解析部
34 モニタ
42 クラブヘッド
44 フェース面
46 スコアライン
48 マーク
62 基準器
100 モニタ画面
102 画面選択ボタン
104 画面選択ボタン
106 画面選択ボタン
108 画面選択ボタン
110 画面選択ボタン
112 操作ガイド
114 操作ボタン
116 弾道画面
118 弾道画面
120 弾道画面
122 弾道
124 楕円
126 ゴルフボールのイメージ画像
128 横軸
130 縦軸
132 水平方向の線
134 ターゲット範囲を示す円
136 縦軸
138 横軸
140 印
142 横軸
144 縦軸
146 直線
148 直線
150 レーダーチャート
152 3項目の平均値

Claims (25)

  1. ゴルフクラブにより打ち出されたゴルフボールの運動状態を測定することによって、主としてゴルフクラブの性能を評価する装置であって、ゴルフボールの運動状態を解析する制御解析部と、ゴルフボールの運動状態を表示するモニタとを具備し、前記制御解析部は、クロック周波数200MHz以上のCPU(中央演算装置)と、マルチタスクおよびマルチウィンドウを実現するOS(基本ソフト)とを備えているとともに、前記モニタは、前記制御解析部による測定結果を表示する画面構成において、タッチパネル方式および/またはマウスによるクリック方式によって選択される複数の表示画面選択ボタンが、モニタ画面の右側端部に上方から下方に向かってほぼゴルフクラブの性能評価のために選択すべき順に配されていることを特徴とするゴルフクラブの性能測定装置。
  2. 前記表示画面選択ボタンは、表示される画面の内容を表すアイコン(絵文字)で構成されていることを特徴とする請求項1に記載のゴルフクラブの性能測定装置。
  3. 前記表示画面選択ボタンは、前記アイコンと、このアイコンに付加された少数の文字とで構成されていることを特徴とする請求項2に記載のゴルフクラブの性能測定装置。
  4. 前記表示画面選択ボタンは、選択されたときに表示状態が変化することによって選択されたことを示すものであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のゴルフクラブの性能測定装置。
  5. モニタ画面の下端部に、その画面で行うべき操作を案内する操作ガイドと、その画面で選択できる操作ボタンを表示したことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のゴルフクラブの性能測定装置。
  6. 前記表示画面選択ボタンによる選択操作により、モニタ画面において、視点がゴルフボールの後方に位置する弾道画面、視点がゴルフボールの上方に位置する弾道画面、および視点がゴルフボールの側方に位置する弾道画面を組み合わせて表示するようにしたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のゴルフクラブの性能測定装置。
  7. 視点がゴルフボールの後方に位置する弾道画面、視点がゴルフボールの上方に位置する弾道画面、および視点がゴルフボールの側方に位置する弾道画面において、それぞれ複数のショットによる複数の弾道を重ねて表示するようにしたことを特徴とする請求項6に記載のゴルフクラブの性能測定装置。
  8. 視点がゴルフボールの後方に位置する弾道画面、視点がゴルフボールの上方に位置する弾道画面、および視点がゴルフボールの側方に位置する弾道画面の1つ以上の画面において、弾道と背景とを組み合わせて表示するようにしたことを特徴とする請求項6または7に記載のゴルフクラブの性能測定装置。
  9. 前記視点がゴルフボールの後方に位置する弾道画面において、視点がほぼティーの位置にある弾道画面、および視点がティーより側方に所定距離隔たる位置にある弾道画面の一方を選択的に表示するようにしたことを特徴とする請求項6〜8のいずれか1項に記載のゴルフクラブの性能測定装置。
  10. 前記視点がゴルフボールの後方に位置する弾道画面における弾道を、ボールの着地点の前方位置に視点を置く弾道に変換して表示するようにしたことを特徴とする請求項6に記載のゴルフクラブの性能測定装置。
  11. 弾道表現において、視点位置を、ティーグラウンド後方地点とボール着地点付近とを結ぶ線を長径とした楕円上を移動させ、背景画像が用意されている視点位置の場合は、背景画像の上にボール弾道を表現し、背景画像が用意されていない視点位置の場合は、ワイヤーフレームで座標軸およびメッシュを形成した3次元空間内にボール弾道を表現することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のゴルフクラブの性能測定装置。
  12. 弾道表現において、クラブヘッド速度に対するボール速度の比率によって定義されるミート率が所定値以上のショットのみ、弾道表現中にコンピューターグラフィックス手法を用いて回転しながら飛翔するゴルフボールのイメージ画像を画面中に一定時間だけ表示するようにしたことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のゴルフクラブの性能測定装置。
  13. モニタ画面が、タッチパネル方式およびマウスによるクリック方式のいずれでも信号入力可能な液晶画面であることを特徴とする請求項1〜12のいずれか1項に記載のゴルフクラブの性能測定装置。
  14. 視点がゴルフボールの後方に位置する弾道画面において、打ち出されたゴルフボールの各ショットにおける打ち出された角度を、横軸を左右ブレ角、縦軸を上下打ち出し角としたグラフ上に表示し、グラフの背景にコース画像を配置するとともに、理想的な上下打ち出し角の標準値を、クラブ種毎に水平方向の線を用いて表示するようにしたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のゴルフクラブの性能測定装置。
  15. 打ち出されたゴルフボールの各ショット毎の弾道シミュレーション結果を、縦軸を飛距離(キャリーまたはトータル)、横軸を左右ブレとして、クラブ種毎に異なる色の印によって表示したグラフにおいて、遠近法に基づくグラフ表示によって表現するようにしたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のゴルフクラブの性能測定装置。
  16. 横軸をヘッドスピード、縦軸をボール初速、(上下)打ち出し角、バックスピンおよび飛距離(キャリーまたはトータル)から選択した特性とした2次元グラフに、それぞれの縦軸の特性の理想値および好適レベル値を表す2つの直線を表示するとともに、各クラブ毎のショットデータまたはその平均値を表示するようにしたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のゴルフクラブの性能測定装置。
  17. ミート率、バックスピンおよび打ち出し角の各クラブ毎の平均値を、2等辺3角形の略重心位置から各頂点に引いた直線上において理想値を100、略重心位置を50としてなるレーダーチャートに表現するとともに、クラブ毎に前記3項目の平均値を表示するようにしたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のゴルフクラブの性能測定装置。
  18. 前記2次元グラフ表現において、多数のゴルファーのデータを表示するとともに、実打を行ったゴルファーのデータを識別できる印によって表示するようにしたことを特徴とする請求項16に記載のゴルフクラブの性能測定装置。
  19. 前記2次元グラフ表現において、プロのデータを併せて表示し、プロのデータと実打を行ったゴルファーのデータとを比較できるようにしたことを特徴とする請求項16または18に記載のゴルフクラブの性能測定装置。
  20. ゴルフクラブにより打ち出されたゴルフボールの運動状態を測定し、その測定結果を表示するに当たり、ゴルフボールの運動状態(速度、角度、回転数)を白黒2値化の画像処理により自動的に測定するとともに、測定結果をナイスショット、ミスショットの判定に伴って表示する場合と、該判定をせず即時に表示する場合との切り替えができることを特徴とする請求項1〜19のいずれか1項に記載のゴルフクラブの性能測定装置。
  21. ゴルフクラブにより打ち出されたゴルフボールの運動状態を測定し、その測定結果を表示するに当たり、ゴルフボールの運動状態(速度、角度、回転数)を白黒2値化の画像処理により自動的に測定するとともに、撮影された2枚のボール画像を一画面に表示し、かつ自動測定結果(ボール外形、マーク位置)をその画面に表示する一方、自動測定に失敗した画像のみを手動測定するようにしたことを特徴とする請求項1〜19のいずれか1項に記載のゴルフクラブの性能測定装置。
  22. モニタ画面を一定時間使用しない場合に、モニタ画面がスクリーンセーバー画面に切り替わる画面変更、モニタ画面に予めセットされた測定主要画面が順次表示される画面変更、およびモニタ画面に宣伝画像が表示される画面変更から選ばれるいずれかの画面変更がなされることを特徴とする請求項1〜21のいずれか1項に記載のゴルフクラブの性能測定装置。
  23. 測定結果を表示する各画面において、所定メニューを選択することで、音声により測定結果の説明を行うようにしたことを特徴とする請求項1〜22のいずれか1項に記載のゴルフクラブの性能測定装置。
  24. 測定結果から2種または3種のクラブを選択し、その平均データを一覧表で表示したもの、各クラブの最大飛距離を視点がゴルフボールの側方に位置する横弾道で表示したもの、および試打した5種以下の全クラブにつき5打以下の全ショットのトータル飛距離を縦軸、それぞれの左右ブレを横軸とした2次元グラフを、適当に配置してA4用紙に、推奨クラブ名とともにカラー印刷するようにしたことを特徴とする請求項1〜23のいずれか1項に記載のゴルフクラブの性能測定装置。
  25. ゴルフクラブにより打ち出されたゴルフボールの運動状態を測定することによって、主としてゴルフクラブの性能を評価する方法であって、測定に当たり使用する測定装置は、CPU(中央演算装置)のクロック周波数が200MHz以上で、OS(基本ソフト)がマルチタスクおよびマルチウィンドウを実現するものであるとともに、タッチパネル方式および/またはマウスによるクリック方式によって信号入力可能なモニタ画面を有し、このモニタ画面は、測定結果を表示する画面構成において、複数の表示画面選択ボタンがモニタ画面の右側端部に上方から下方に向かってゴルフクラブの性能評価のために選択すべき順に配されており、これらボタンを上から順に押すことによって一連の作業が進むことを特徴とするゴルフクラブの性能測定方法。
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