JP2004133973A - ディスクカートリッジの金属板部材の加工方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】小型ディスクカートリッジの金属シェルまたはその他の金属板部材に対し、バーリング加工のような延伸を伴う塑性加工を施す場合に、被加工部に亀裂が発生するのを防止する。
【解決手段】バーリング加工に先立って金属板部材20に形成する下孔21の周囲に予めスリットSを形成する。
【選択図】 図6
【解決手段】バーリング加工に先立って金属板部材20に形成する下孔21の周囲に予めスリットSを形成する。
【選択図】 図6
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、金属シェルを備えた扁平なハウジング内に、記録媒体としてのディスクを回転自在に収容してなる小型ディスクカートリッジに関し、特に上記金属シェルまたはその他の金属板部材に対し、バーリング加工のような延伸を伴う塑性加工を施す方法およびこの方法で軸筒を形成されたディスクカートリッジに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、磁気ディスクは、高容量化、小型化が進んでおり、この磁気ディスクを回転自在に収容する磁気ディスクカートリッジを構成する機構部品の形状が複雑になっている上に高い寸法精度が要求されている。
【0003】
薄い金属板部材は、その延伸性を利用した加工によって、磁気ディスクカートリッジの機構部品に利用されている。一般的な金属板加工法であるバーリング加工、あるいはプレス加工等も、金属板部材の延伸性を利用したもので、例えば突起の形成、折曲げ、曲面形状の形成に用いられている。
【0004】
図8(a)〜(e)は、金属板部材に突起を設ける場合に利用されるバーリング加工法を説明する図で、先ず図8(a)に示すように、金属板部材20に小径の下孔21を開けておく。次に、図8(b)に示すように、上記下孔21に挿入可能な先端の円柱状小径部31と、この小径部31の根元に連接して拡径する切頭円錐体32と、この切頭円錐体32の小径部31側とは反対側に連接する円柱状大径部33とを同心的に備えたバーリング工具30の小径部31を下孔21に挿入する。
【0005】
次に、この工具30を図の上方に押圧することにより、図8(c)に示すように、工具30の切頭円錐体32によって下孔1の周囲の金属板部分22が上方へ押し広げられ、次いで、図8(d)に示すように、大径部33によってさらに押し広げられかつ延伸されて塑性変形し、図8(e)および図9(a)に示すように、中心孔24を備えた、金属板部材20の上面20aから頂面23aまでの高さを所定寸法hとする円筒体23が形成される。この円筒体23は、例えば後述するようにディスクカートリッジにおいては、ロータリーシャッタを軸支するための軸筒として金属シェルに形成される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述のようにバーリング加工により形成された円筒体23は、加工時に金属素材の延伸限度を超えてしまうと、図9(b)に示すように、亀裂Cの発生の原因となり、品質、得率への影響が懸念される。この亀裂Cは、図9(b)から明らかなように、バーリング加工で形成される円筒体23の頂面23a付近に生じやすく、特に上記円筒体23が、他部品を回転可能に軸支する軸筒として利用される場合、先端部をカシメて、他部品の抜止め用フランジを形成したりすると、さらに亀裂Cが増大することになる。
【0007】
また、図10(a)に示すように、金属板部材20に絞り加工により曲面形状部25を形成する場合においても、曲面形状部25の中央部に亀裂Cが発生しやすい。
【0008】
このような亀裂Cが発生すると、金属破片がディスクカートリッジ内に混入して、大きなダメージを与える虞れがあるが、これら亀裂Cは、金属素材の厚さ、延伸性、加工速度に大きく影響され、発生部位および、大きさを管理することは非常に困難である。そこで従来は、材料受入れ規格の強化、加工速度バラツキの低減により対策して来たが、それにも限界があり、コストアップの要因となっていた。
【0009】
上述の事情に鑑み、本発明は、小型ディスクカートリッジの金属シェルまたはその他の金属板部材に対し、バーリング加工のような延伸を伴う塑性加工を施す場合に、上記バラツキ要因による得率への影響を低減することを可能にした加工方法、およびこの方法でロータリーシャッタを軸支する軸筒を金属シェルに形成されたディスクカートリッジを提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、金属シェルを備えた扁平なハウジング内に、記録媒体としてのディスクを回転自在に収容してなるディスクカートリッジにおいて、上記金属シェルまたはその他の金属板部材に対し延伸を伴う塑性加工を施す場合に、被加工部に予めスリットを形成することを特徴とするものである。
【0011】
上記延伸を伴う塑性加工がバーリング加工である場合には、このバーリング加工に先立って形成される下孔の周囲に前記スリットを形成すればよい。
【0012】
本発明の一つの態様によれば、上記ハウジングに、ドライブ装置が備えている記録再生ヘッドをディスクの表面にアクセスさせるための開口と、金属シェルに回転可能に軸支されて上記開口を開閉するロータリーシャッタとが設けられ、ロータリーシャッタを軸支する軸筒がバーリング加工により形成される。上記延伸を伴う塑性加工は絞り加工であってもよい。その場合も被加工部に予めスリットを形成すればよい。
【0013】
また、本発明は、金属シェルを備えた扁平なハウジング内に、記録媒体としてのディスクを回転自在に収容し、上記ハウジングが、ドライブ装置が備えている記録再生ヘッドをディスクの表面にアクセスさせるための開口と、金属シェルに回転可能に軸支されて上記開口を開閉するロータリーシャッタとを備えてなるディスクカートリッジにおいて、
上記金属シェルに、ロータリーシャッタを軸支する軸筒がバーリング加工によって形成され、かつこの軸筒の先端部にスリットが形成されていることを特徴とするものである。
【0014】
【発明の効果】
本発明のディスクカートリッジによれば、金属板部材にバーリング加工のような延伸を伴う塑性加工を施す場合に、被加工部に対し予めスリットを施すようにしているので、被加工部の延伸がスリットによって遮断され、円筒体の先端部であっても亀裂Cの発生を防止することが可能になる。
【0015】
したがって、機構部品の得率の向上および品質の向上を図ることができ、また、金属素材の延伸性、厚さ等に関するある程度のバラツキは許容できるので、規格幅拡大によるコスト削減が可能になる。
【0016】
バーリング加工に先立って、下孔の周囲にスリットを形成した場合、バーリング加工によって形成された円筒体の先端部に、スリットが残存することになる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下本発明を、「clik!(登録商標)」と呼ばれる超小型の磁気ディスクカートリッジが備えているロータリーシャッタを軸支するための軸筒を金属シェルに形成する場合について詳細に説明する。
【0018】
この磁気ディスクカートリッジ1は、図1(a)〜(c)にそのロータリーシャッタ7が閉状態にある平面図、右側面図および底面図を、図2(a),(b)にロータリーシャッタ7が開状態にある平面図および底面図を、図3にその分解斜視図をそれぞれ示すように、押込み部2aを含む樹脂製のフレーム2と、厚さ0.2mm程度のステンレス鋼板からなる上下シェル3,4とによって構成された、幅50mm、奥行き55mm、厚さ1.95mmの扁平なハウジング内に、40MBの記憶容量を有する直径1.8インチ(45.7mm)の磁気ディスク5を回転自在に収容している。
【0019】
この磁気ディスクカートリッジ1は、このカートリッジ1が挿入態様で装填されるドライブ装置が備えている磁気ヘッドを磁気ディスク5の表面にアクセスさせるためのV字状の開口6と、この開口6を開閉するロータリーシャッタ7とが設けられている。ロータリーシャッタ7は互いに係合された上下のシャッタ部材7U、7D(図3参照)からなり、上シャッタ部材7Uは上シェル3に、下シャッタ部材7Dは下シェル4にそれぞれ回転可能に軸支されている。そして、磁気ディスク5と上下のシャッタ部材7U、7Dとの間には、それぞれライナー18が介挿されている。
【0020】
また、図1(a)におけるハウジングの左側面先端部には、ドライブ装置の係合部材に係合させて、ドライブ装置内での位置決めを確実にするためのノッチ8が形成され、右側面先端部には、ロータリーシャッタ7を閉位置にロックするシャッタロック部材11を外部に臨ませる小窓9が形成されている。
【0021】
ハウジングの下シェル4には、磁気ディスク5のセンタコア10を外部に臨ませる円形の中心孔4aと、ロータリーシャッタ7と同心的な円弧状溝4bとが形成され、下シャッタ部材7Dには、上記円弧状溝4bから突出しかつこの円弧状溝4bに沿って移動してロータリーシャッタ7を開閉するシャッタノブ7bが固設されている。
【0022】
図4(a)は閉状態にあるロータリーシャッタ7を、図4(b)は開状態にあるロータリーシャッタ7を、それぞれ上シェル3を取り除きかつ磁気ディスク5を省略して示す平面図である。
【0023】
ロータリーシャッタ7の外周に形成された係合凹部7cに係入し得る係合凸部11aを先端に備えて、ロータリーシャッタ7を閉位置にロックするシャッタロック部材11は、ハウジングに設けられた軸12に回動自在に取り付けられているとともに、ばね板11bによって、上記係合凸部11aが上記係合凹部7cに係入し得る方向(図4の反時計方向)にばね付勢されている。そして、磁気ディスクカートリッジ1がドライブ装置へ挿入される際に、ドライブ装置側に設けられたロック解除部材が小窓9を通してこのシャッタロック部材11を押圧することにより、ロック部材11が時計方向に僅かに回動されて、係合凸部11aが係合凹部7cから脱出することによって、ロータリーシャッタ7のロックが解除されるように構成されている。
【0024】
ロータリーシャッタ7は、小径の細長いコイルばね14によって閉方向(図4の反時計方向)にばね付勢されている。このコイルばね14の装着のためにガイドワイヤ13が設けられている。このガイドワイヤ13の一端は、ロータリーシャッタ7の外周面に対向する部位2bにおいてフレーム2に係止され、他端は、ロータリーシャッタ7の外周面に固設された支持部材7dをスライド可能に貫通する態様でロータリーシャッタ7の外周に沿って延びている。コイルばね14は、図4(a)に示すように、ガイドワイヤ13に沿って伸縮するようにフレーム2の上記部位2bと支持部材7dとの間に縮装されて、ロータリーシャッタ7を閉方向(図4の反時計方向)にばね付勢している。この状態から、ロックを解除されたロータリーシャッタ7が図4の時計方向に回動されると、コイルばね14が図4(b)に示すように圧縮されるように構成されている。
【0025】
図5は、ロータリーシャッタ7の軸支構造を示す拡大断面図である。なお、磁気ディスク5、センタコア10およびライナー18が省略してある。
【0026】
図5において、センタコア10を外部に臨ませるために下シェル4の中心部に形成された中心孔4aの周壁は、ハウジング内に入り込んで下シャッタ部材7Dの軸受部4bを形成しており、下シャッタ部材7Dの中心孔の周囲に外方(下方)に向かって突設された大径の円筒体7Daが軸筒として軸受部4bに挿通された後、先端部にカシメ加工が施されて抜け止め用のフランジ21が形成され、この状態で下シャッタ部材7Dが回転可能に軸支されている。
【0027】
一方、上シェル3の中心部には、上シェル3の平板部に対するバーリング加工により小径の円筒体3aが軸筒として内方(下方)へ向かって突設されているが、この円筒体3aの先端部には、その先端側から延びる複数の短いスリットSが残存している。
【0028】
上記円筒体3aは上シャッタ部材7Uの中心孔に挿通された後、その先端に抜け止め用のセンタピン17が溶接により固着されている。上シェル3の上面には、バーリング加工により開けられ小孔を塞ぐ役目も兼ねるラベル19が貼りつけられている。
【0029】
図6は、図8(a)〜(e)に示すバーリング加工法を用いて上シェル3に円筒体3a(23)を作成する場合に、金属板部材20に形成される下孔21の周囲に、本発明に従って予め複数のスリットSを形成した状態を示す部分的平面図である。
【0030】
このように、バーリング加工に先立って下孔21の周囲にスリットSを形成しておくことにより、被加工部の延伸がスリットSによって遮断され、円筒体23の先端部には、図7に示すように、その頂面23aから延びる短いスリットSが残存するが、亀裂Cの発生を防止することが可能になる。
【0031】
したがって、金属板部材20の得率の向上および品質の向上を図ることができる。また、金属素材の延伸性、厚さ等に関するある程度のバラツキは許容できるので、規格幅拡大によるコスト削減が可能になる。
【0032】
なお、図示は省略するが、図10に示す絞り加工に関しても、亀裂Cが発生する虞れのある曲面形状部25の中央部のエッジに、絞り加工に先立って、スリットSを形成しておけばよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)〜(c)は、本発明が適用される磁気ディスクカートリッジにおいてロータリーシャッタが閉状態にあるときの平面図、右側面図および底面図
【図2】図2(a),(b)は、ロータリーシャッタが開状態にあるときの図1の磁気ディスクカートリッジを示す平面図および底面図
【図3】図1の磁気ディスクカートリッジの分解斜視図
【図4】図1の磁気ディスクカートリッジを、ロータリーシャッタの閉状態および開状態において、それぞれ上シェルを取り除きかつ磁気ディスクを省略して示す平面図
【図5】図1の磁気ディスクカートリッジにおけるロータリーシャッタの軸支構造を示す拡大断面図
【図6】バーリング加工に先立って金属板部材に形成される下孔の周囲に、本発明に従って予め複数のスリットSを形成した状態を示す部分的平面図
【図7】本発明に従って形成された円筒体の斜視図
【図8】バーリング加工法の説明図
【図9】図9(a)は、バーリング加工によって形成される理想的な円筒体の斜視図、図9(b)はバーリング加工によって形成された従来の円筒体の斜視図
【図10】図10(a)は、絞り加工によって形成される理想的な曲面形状部の斜視図、図10(b)は絞り加工によって形成された従来の曲面形状部の斜視図
【符号の説明】
1 磁気ディスクカートリッジ
2 フレーム
3 上シェル
3a 軸筒としての円筒体
4 下シェル
4a 中心孔
5 磁気ディスク
7 ロータリーシャッタ
7U 上シャッタ部材
7Ua 軸筒としての円筒体
7D 下シャッタ部材
7Da 軸筒としての円筒体
10 センタコア
20 金属板部材
23 円筒体
25 曲面形状部
C 亀裂
S スリット
【発明の属する技術分野】
本発明は、金属シェルを備えた扁平なハウジング内に、記録媒体としてのディスクを回転自在に収容してなる小型ディスクカートリッジに関し、特に上記金属シェルまたはその他の金属板部材に対し、バーリング加工のような延伸を伴う塑性加工を施す方法およびこの方法で軸筒を形成されたディスクカートリッジに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、磁気ディスクは、高容量化、小型化が進んでおり、この磁気ディスクを回転自在に収容する磁気ディスクカートリッジを構成する機構部品の形状が複雑になっている上に高い寸法精度が要求されている。
【0003】
薄い金属板部材は、その延伸性を利用した加工によって、磁気ディスクカートリッジの機構部品に利用されている。一般的な金属板加工法であるバーリング加工、あるいはプレス加工等も、金属板部材の延伸性を利用したもので、例えば突起の形成、折曲げ、曲面形状の形成に用いられている。
【0004】
図8(a)〜(e)は、金属板部材に突起を設ける場合に利用されるバーリング加工法を説明する図で、先ず図8(a)に示すように、金属板部材20に小径の下孔21を開けておく。次に、図8(b)に示すように、上記下孔21に挿入可能な先端の円柱状小径部31と、この小径部31の根元に連接して拡径する切頭円錐体32と、この切頭円錐体32の小径部31側とは反対側に連接する円柱状大径部33とを同心的に備えたバーリング工具30の小径部31を下孔21に挿入する。
【0005】
次に、この工具30を図の上方に押圧することにより、図8(c)に示すように、工具30の切頭円錐体32によって下孔1の周囲の金属板部分22が上方へ押し広げられ、次いで、図8(d)に示すように、大径部33によってさらに押し広げられかつ延伸されて塑性変形し、図8(e)および図9(a)に示すように、中心孔24を備えた、金属板部材20の上面20aから頂面23aまでの高さを所定寸法hとする円筒体23が形成される。この円筒体23は、例えば後述するようにディスクカートリッジにおいては、ロータリーシャッタを軸支するための軸筒として金属シェルに形成される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述のようにバーリング加工により形成された円筒体23は、加工時に金属素材の延伸限度を超えてしまうと、図9(b)に示すように、亀裂Cの発生の原因となり、品質、得率への影響が懸念される。この亀裂Cは、図9(b)から明らかなように、バーリング加工で形成される円筒体23の頂面23a付近に生じやすく、特に上記円筒体23が、他部品を回転可能に軸支する軸筒として利用される場合、先端部をカシメて、他部品の抜止め用フランジを形成したりすると、さらに亀裂Cが増大することになる。
【0007】
また、図10(a)に示すように、金属板部材20に絞り加工により曲面形状部25を形成する場合においても、曲面形状部25の中央部に亀裂Cが発生しやすい。
【0008】
このような亀裂Cが発生すると、金属破片がディスクカートリッジ内に混入して、大きなダメージを与える虞れがあるが、これら亀裂Cは、金属素材の厚さ、延伸性、加工速度に大きく影響され、発生部位および、大きさを管理することは非常に困難である。そこで従来は、材料受入れ規格の強化、加工速度バラツキの低減により対策して来たが、それにも限界があり、コストアップの要因となっていた。
【0009】
上述の事情に鑑み、本発明は、小型ディスクカートリッジの金属シェルまたはその他の金属板部材に対し、バーリング加工のような延伸を伴う塑性加工を施す場合に、上記バラツキ要因による得率への影響を低減することを可能にした加工方法、およびこの方法でロータリーシャッタを軸支する軸筒を金属シェルに形成されたディスクカートリッジを提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、金属シェルを備えた扁平なハウジング内に、記録媒体としてのディスクを回転自在に収容してなるディスクカートリッジにおいて、上記金属シェルまたはその他の金属板部材に対し延伸を伴う塑性加工を施す場合に、被加工部に予めスリットを形成することを特徴とするものである。
【0011】
上記延伸を伴う塑性加工がバーリング加工である場合には、このバーリング加工に先立って形成される下孔の周囲に前記スリットを形成すればよい。
【0012】
本発明の一つの態様によれば、上記ハウジングに、ドライブ装置が備えている記録再生ヘッドをディスクの表面にアクセスさせるための開口と、金属シェルに回転可能に軸支されて上記開口を開閉するロータリーシャッタとが設けられ、ロータリーシャッタを軸支する軸筒がバーリング加工により形成される。上記延伸を伴う塑性加工は絞り加工であってもよい。その場合も被加工部に予めスリットを形成すればよい。
【0013】
また、本発明は、金属シェルを備えた扁平なハウジング内に、記録媒体としてのディスクを回転自在に収容し、上記ハウジングが、ドライブ装置が備えている記録再生ヘッドをディスクの表面にアクセスさせるための開口と、金属シェルに回転可能に軸支されて上記開口を開閉するロータリーシャッタとを備えてなるディスクカートリッジにおいて、
上記金属シェルに、ロータリーシャッタを軸支する軸筒がバーリング加工によって形成され、かつこの軸筒の先端部にスリットが形成されていることを特徴とするものである。
【0014】
【発明の効果】
本発明のディスクカートリッジによれば、金属板部材にバーリング加工のような延伸を伴う塑性加工を施す場合に、被加工部に対し予めスリットを施すようにしているので、被加工部の延伸がスリットによって遮断され、円筒体の先端部であっても亀裂Cの発生を防止することが可能になる。
【0015】
したがって、機構部品の得率の向上および品質の向上を図ることができ、また、金属素材の延伸性、厚さ等に関するある程度のバラツキは許容できるので、規格幅拡大によるコスト削減が可能になる。
【0016】
バーリング加工に先立って、下孔の周囲にスリットを形成した場合、バーリング加工によって形成された円筒体の先端部に、スリットが残存することになる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下本発明を、「clik!(登録商標)」と呼ばれる超小型の磁気ディスクカートリッジが備えているロータリーシャッタを軸支するための軸筒を金属シェルに形成する場合について詳細に説明する。
【0018】
この磁気ディスクカートリッジ1は、図1(a)〜(c)にそのロータリーシャッタ7が閉状態にある平面図、右側面図および底面図を、図2(a),(b)にロータリーシャッタ7が開状態にある平面図および底面図を、図3にその分解斜視図をそれぞれ示すように、押込み部2aを含む樹脂製のフレーム2と、厚さ0.2mm程度のステンレス鋼板からなる上下シェル3,4とによって構成された、幅50mm、奥行き55mm、厚さ1.95mmの扁平なハウジング内に、40MBの記憶容量を有する直径1.8インチ(45.7mm)の磁気ディスク5を回転自在に収容している。
【0019】
この磁気ディスクカートリッジ1は、このカートリッジ1が挿入態様で装填されるドライブ装置が備えている磁気ヘッドを磁気ディスク5の表面にアクセスさせるためのV字状の開口6と、この開口6を開閉するロータリーシャッタ7とが設けられている。ロータリーシャッタ7は互いに係合された上下のシャッタ部材7U、7D(図3参照)からなり、上シャッタ部材7Uは上シェル3に、下シャッタ部材7Dは下シェル4にそれぞれ回転可能に軸支されている。そして、磁気ディスク5と上下のシャッタ部材7U、7Dとの間には、それぞれライナー18が介挿されている。
【0020】
また、図1(a)におけるハウジングの左側面先端部には、ドライブ装置の係合部材に係合させて、ドライブ装置内での位置決めを確実にするためのノッチ8が形成され、右側面先端部には、ロータリーシャッタ7を閉位置にロックするシャッタロック部材11を外部に臨ませる小窓9が形成されている。
【0021】
ハウジングの下シェル4には、磁気ディスク5のセンタコア10を外部に臨ませる円形の中心孔4aと、ロータリーシャッタ7と同心的な円弧状溝4bとが形成され、下シャッタ部材7Dには、上記円弧状溝4bから突出しかつこの円弧状溝4bに沿って移動してロータリーシャッタ7を開閉するシャッタノブ7bが固設されている。
【0022】
図4(a)は閉状態にあるロータリーシャッタ7を、図4(b)は開状態にあるロータリーシャッタ7を、それぞれ上シェル3を取り除きかつ磁気ディスク5を省略して示す平面図である。
【0023】
ロータリーシャッタ7の外周に形成された係合凹部7cに係入し得る係合凸部11aを先端に備えて、ロータリーシャッタ7を閉位置にロックするシャッタロック部材11は、ハウジングに設けられた軸12に回動自在に取り付けられているとともに、ばね板11bによって、上記係合凸部11aが上記係合凹部7cに係入し得る方向(図4の反時計方向)にばね付勢されている。そして、磁気ディスクカートリッジ1がドライブ装置へ挿入される際に、ドライブ装置側に設けられたロック解除部材が小窓9を通してこのシャッタロック部材11を押圧することにより、ロック部材11が時計方向に僅かに回動されて、係合凸部11aが係合凹部7cから脱出することによって、ロータリーシャッタ7のロックが解除されるように構成されている。
【0024】
ロータリーシャッタ7は、小径の細長いコイルばね14によって閉方向(図4の反時計方向)にばね付勢されている。このコイルばね14の装着のためにガイドワイヤ13が設けられている。このガイドワイヤ13の一端は、ロータリーシャッタ7の外周面に対向する部位2bにおいてフレーム2に係止され、他端は、ロータリーシャッタ7の外周面に固設された支持部材7dをスライド可能に貫通する態様でロータリーシャッタ7の外周に沿って延びている。コイルばね14は、図4(a)に示すように、ガイドワイヤ13に沿って伸縮するようにフレーム2の上記部位2bと支持部材7dとの間に縮装されて、ロータリーシャッタ7を閉方向(図4の反時計方向)にばね付勢している。この状態から、ロックを解除されたロータリーシャッタ7が図4の時計方向に回動されると、コイルばね14が図4(b)に示すように圧縮されるように構成されている。
【0025】
図5は、ロータリーシャッタ7の軸支構造を示す拡大断面図である。なお、磁気ディスク5、センタコア10およびライナー18が省略してある。
【0026】
図5において、センタコア10を外部に臨ませるために下シェル4の中心部に形成された中心孔4aの周壁は、ハウジング内に入り込んで下シャッタ部材7Dの軸受部4bを形成しており、下シャッタ部材7Dの中心孔の周囲に外方(下方)に向かって突設された大径の円筒体7Daが軸筒として軸受部4bに挿通された後、先端部にカシメ加工が施されて抜け止め用のフランジ21が形成され、この状態で下シャッタ部材7Dが回転可能に軸支されている。
【0027】
一方、上シェル3の中心部には、上シェル3の平板部に対するバーリング加工により小径の円筒体3aが軸筒として内方(下方)へ向かって突設されているが、この円筒体3aの先端部には、その先端側から延びる複数の短いスリットSが残存している。
【0028】
上記円筒体3aは上シャッタ部材7Uの中心孔に挿通された後、その先端に抜け止め用のセンタピン17が溶接により固着されている。上シェル3の上面には、バーリング加工により開けられ小孔を塞ぐ役目も兼ねるラベル19が貼りつけられている。
【0029】
図6は、図8(a)〜(e)に示すバーリング加工法を用いて上シェル3に円筒体3a(23)を作成する場合に、金属板部材20に形成される下孔21の周囲に、本発明に従って予め複数のスリットSを形成した状態を示す部分的平面図である。
【0030】
このように、バーリング加工に先立って下孔21の周囲にスリットSを形成しておくことにより、被加工部の延伸がスリットSによって遮断され、円筒体23の先端部には、図7に示すように、その頂面23aから延びる短いスリットSが残存するが、亀裂Cの発生を防止することが可能になる。
【0031】
したがって、金属板部材20の得率の向上および品質の向上を図ることができる。また、金属素材の延伸性、厚さ等に関するある程度のバラツキは許容できるので、規格幅拡大によるコスト削減が可能になる。
【0032】
なお、図示は省略するが、図10に示す絞り加工に関しても、亀裂Cが発生する虞れのある曲面形状部25の中央部のエッジに、絞り加工に先立って、スリットSを形成しておけばよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)〜(c)は、本発明が適用される磁気ディスクカートリッジにおいてロータリーシャッタが閉状態にあるときの平面図、右側面図および底面図
【図2】図2(a),(b)は、ロータリーシャッタが開状態にあるときの図1の磁気ディスクカートリッジを示す平面図および底面図
【図3】図1の磁気ディスクカートリッジの分解斜視図
【図4】図1の磁気ディスクカートリッジを、ロータリーシャッタの閉状態および開状態において、それぞれ上シェルを取り除きかつ磁気ディスクを省略して示す平面図
【図5】図1の磁気ディスクカートリッジにおけるロータリーシャッタの軸支構造を示す拡大断面図
【図6】バーリング加工に先立って金属板部材に形成される下孔の周囲に、本発明に従って予め複数のスリットSを形成した状態を示す部分的平面図
【図7】本発明に従って形成された円筒体の斜視図
【図8】バーリング加工法の説明図
【図9】図9(a)は、バーリング加工によって形成される理想的な円筒体の斜視図、図9(b)はバーリング加工によって形成された従来の円筒体の斜視図
【図10】図10(a)は、絞り加工によって形成される理想的な曲面形状部の斜視図、図10(b)は絞り加工によって形成された従来の曲面形状部の斜視図
【符号の説明】
1 磁気ディスクカートリッジ
2 フレーム
3 上シェル
3a 軸筒としての円筒体
4 下シェル
4a 中心孔
5 磁気ディスク
7 ロータリーシャッタ
7U 上シャッタ部材
7Ua 軸筒としての円筒体
7D 下シャッタ部材
7Da 軸筒としての円筒体
10 センタコア
20 金属板部材
23 円筒体
25 曲面形状部
C 亀裂
S スリット
Claims (5)
- 金属シェルを備えた扁平なハウジング内に、記録媒体としてのディスクを回転自在に収容してなるディスクカートリッジにおいて、前記金属シェルまたは他の金属板部材に対し延伸を伴う塑性加工を施す場合に、該被加工部に予めスリットを形成することを特徴とする、ディスクカートリッジの金属板部材の加工方法。
- 前記延伸を伴う塑性加工がバーリング加工であり、該バーリング加工に先立って形成される下孔の周囲に前記スリットを形成することを特徴とする請求項1記載の方法。
- 前記ハウジングに、ドライブ装置が備えている記録再生ヘッドを前記ディスクの表面にアクセスさせるための開口と、前記金属シェルに回転可能に軸支されて前記開口を開閉するロータリーシャッタとが設けられ、前記バーリング加工により、前記ロータリーシャッタを軸支する軸筒を形成することを特徴とする請求項2記載の方法。
- 前記延伸を伴う塑性加工が絞り加工であることを特徴とする請求項1記載の方法。
- 金属シェルを備えた扁平なハウジング内に、記録媒体としてのディスクを回転自在に収容し、前記ハウジングが、ドライブ装置が備えている記録再生ヘッドを前記ディスクの表面にアクセスさせるための開口と、前記金属シェルに回転可能に軸支されて前記開口を開閉するロータリーシャッタとを備えてなるディスクカートリッジにおいて、
前記金属シェルに、前記ロータリーシャッタを軸支する軸筒がバーリング加工によって形成され、かつ該軸筒の先端部にスリットが形成されていることを特徴とするディスクカートリッジ。
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