JP2006164367A - 記録媒体カートリッジ - Google Patents

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Abstract

【課題】上下シェルハーフが周壁において溶接されて形成された、内蔵する記録媒体に対するアクセス用開口を備えたハウジングと、このハウジングのアクセス用開口を開閉すべくハウジングに移動可能に取りつけられた、互いに周壁において嵌合された上下シャッターハーフからなるシャッタとを有する記録媒体カートリッジにおいて、上下シャッターハーフの移動方向に関する係合構造を不要にして、シャッタの強度および精度を向上させる。
【解決手段】上下シェルハーフ3,4の溶接と同時またはその前後における一連の溶接作業時に、上下シャッターハーフ7U,7Dを少なくとも1箇所Wで溶接する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、上下シェルハーフが周壁において溶接されて形成された、内蔵する記録媒体に対するアクセス用開口を備えたハウジングと、このハウジングのアクセス用開口を開閉すべくハウジングに移動可能に取りつけられた、互いに周壁において嵌合された上下シャッターハーフからなるシャッタとを有する記録媒体カートリッジに関するものである。
従来より、デジタルカメラ等のモバイル機器においては、記録媒体として、「clik!(登録商標)」と呼ばれる超小型の記録媒体カートリッジが使用されている(特許文献1参照)。
この記録媒体カートリッジ1は、図5(斜視図)および図6(a),(b)(平面図および底面図)に示すように、ドライブ装置に押込み装填するときに指を当てる押込み部2aを含む、スタビライザと呼ばれる樹脂製のフレーム2と、このフレーム2に嵌合された金属薄板(厚さ0.3mmのステンレス鋼板)からなる平坦な主面を備えた上シェルハーフ3および下シェルハーフ4とによって構成された、幅50mm、奥行き55mm、厚さ1.95mmの扁平なハウジング内に、40MBの記憶容量を有する直径1.8インチ(45.7mm)のディスク状の磁気記録媒体5を回転自在に収容している。磁気記録媒体5の中央部には、中心孔10aを備えたセンターハブ(センターコア)10が固着されている。
この記録媒体カートリッジ1は、幅53mm、奥行き85mm、厚さ5mmの外寸を有するTYPEII PCカード型のドライブ装置(図略)が備えているスロットに挿入形式でローディングされるように構成され、そのハウジングには、上記ドライブ装置が備えている記録再生用磁気ヘッドを磁気記録媒体5の表面にアクセスさせるためのV字状の開口6が形成され、さらに、ハウジングと磁気記録媒体5との間には、上記開口6を回転式に開閉するための、開口7aを備えたロータリーシャッタ7が介装されている。このロータリーシャッタ7は、図9(b)を参照して後述するようなコイルスプリング16によって閉方向に付勢され、かつ上シェルハーフ3に取り付けられている図示しないロック部材により閉位置にロックされるように構成されている。
なお、図5および図6(a),(b)は、ロータリーシャッタ7の開口7aがハウジング内に隠れて、ロータリーシャッタ7がハウジングの開口6を閉じている状態、すなわち閉位置にある状態を示している。
ロータリーシャッタ7は、図6(a)の7−7線に沿った要部の拡大断面図である図7に示すように、周壁部7Ub、7Dbにおいて互いに嵌合されたアルミニウム薄板製の上下シャッターハーフ7U,7Dからなり、上シャッターハーフ7Uは、上シェルハーフ3の下面から内方へ突出する小径の円筒体3aによって回転可能に軸支され、円筒体3aの先端には、上シャッターハーフ7Uが円筒体3aからの抜出すのを防止するためのセンタピンと呼ばれる抜止め部材11が溶接されて、センターハブ10の中心孔10a内に介入している。上下シャッターハーフ7U,7Dの内面には、磁気記録媒体5の表面を清掃するための、表面が起毛された不織布からなるライナ13がそれぞれ貼り付けられている。
下シェルハーフ4の中央部には、センターハブ10を外部に臨ませる円形の開口4aが形成され、下シャッターハーフ7Dの中心部には、下シェルハーフ4の開口4aの周縁に遊嵌される大径の円筒体7Daが下方へ向かって突設されて、この円筒体7Daによって下シャッターハーフ7Dが下シェルハーフ4に回転可能に支持されているとともに、円筒体7Daの先端部がカシメられて、下シャッターハーフ7Dが下シェルハーフ4からの抜け出すのを防止するフランジ12が形成されている。
さらに下シェルハーフ4には、図6(b)から明らかなように、ロータリーシャッタ7と同心的な円弧状開口4bが形成され、下シャッターハーフ7Dには、上記円弧状開口4bから突出しかつこの円弧状開口4bに沿って移動してロータリーシャッタ7を開閉するシャッターノブ7bが固設されている。そして、ドライブ装置に対する記録媒体カートリッジ1のローディング動作(押込み動作)に伴って、ロック部材によるロータリーシャッタ7の閉位置でのロックが解除されて、ロータリーシャッタ7が回動可能になるとともに、ドライブ装置が備えている係合壁面がシャッターノブ7bに係合して、ロータリーシャッタ7がその開口7aを上下シェルハーフ3,4の開口6にほぼ一致させる開位置まで約60度回転されることにより、図8(a),(b)(平面図および底面図)に示すように、磁気記録媒体5がハウジングの開口6から露出された状態でドライブ装置に装填される。
なお、図7においては、センターハブ10の重みによって磁気記録媒体5が下シャッターハーフ7D4側のライナ13上に接触しているが、この記録媒体カートリッジ1がドライブ装置に装填されると、ドライブ装置が備えているドライブスピンドルがセンターハブ10に磁気的、機械的にチャッキングしてセンターハブ10を持上げるため、磁気記録媒体5は上下のライナ13,13の表面間の間隙のほぼ中間位置に回転可能に保持される。
また、ドライブ装置に装填された記録媒体カートリッジ1は、これをさらにドライブ装置側に押すことにより、ドライブ装置との係合が外れてドライブ装置からの排出が可能になり、記録媒体カートリッジ1の排出に伴って、コイルスプリング16によってロータリーシャッタ7が図6(a),(b)に示す閉位置に復帰するように構成されている。
上下シェルハーフ3,4は、図7の右端に示すように、双方の周壁3s、4sのエッジ同士を互いに突き当て、この突当て線に沿った図6(a)に示す13箇所の溶接箇所W〜W13におけるレーザービームを用いたスポット溶接により組み立てられる。このスポット溶接部は、図7においては符号Wで示されている。
図9(a)はフレームの拡大平面図、図9(b)は、ロータリーシャッタ7を閉方向に付勢するコイルスプリングがフレームと下シャッターハーフ7Dとの間に装着された状態を示す拡大平面図である。
コイルスプリング16にはガイドワイヤ15が挿通され、ガイドワイヤ15の両端は、フレーム2に形成された係止部2b,2cの溝G,G内に圧入係止されている。ガイドワイヤ15の両端には、これら両端を潰すことによって溝Gからの抜出しを防止する膨大部15a,15bが形成されているが、これら膨大部15a,15bは、コイルスプリング16内へのガイドワイヤ15の挿通が許容される大きさを有する。
下シャッターハーフ7Dには、その周壁7Dbの一部に、上シャッターハーフ7Uに対する係合片17が半径方向外方へ突出するように一体に形成されている。係合片17の先端に円筒状のスプリング係止部18が形成され、スプリング係止部18には、このスプリング係止部18がガイドワイヤ15に沿って摺動可能なようにガイドワイヤ15が挿通されている。そして、コイルスプリング16は、フレーム2の一方の係止部2bに形成された係止壁2dと上記スプリング係止部18との間に縮装されて、下シャッターハーフ7Dを閉方向に付勢している。また、フレーム2の他方の係止部2cは、スプリング係止部18を当接させて、下シャッターハーフ7Dを閉位置に保持する係止壁2eを備えている。
一方、上シャッターハーフ7Uは、図7に示すように、その周壁7Ubが下シャッターハーフ7Dの周壁7Dbに嵌合しているとともに、図10に示すように、下シャッターハーフ7Dの係合片17に係合する切欠き19を備えて、下シャッターハーフ7Dと共回りするように構成されている。
米国特許第6,133,544号明細書
ところで、上述した従来の記録媒体カートリッジ1においては、下シャッターハーフ7Dが備えている、スプリング係止部18と一体になった係合片17と、上シャッターハーフ7Uの周壁7Ubに形成された切欠き19との係合によって、上シャッターハーフ7Uが下シャッターハーフ7Dと共回りするように構成されているため、これがシャッタの強度および精度を低下させ、さらに周壁7Ub,7Dbにおいて単に嵌合しているだけの上下シャッターハーフ7U,7Dが相互間で上下方向の位置ずれを起こす等の問題もあった。
上述の事情に鑑み、本発明が解決しようとする課題は、上下シャッターハーフの移動方向に関する係合構造を不要にして、シャッタの強度および精度を向上させ、かつ上下方向の位置ずれを防止することにある。
本発明は、上下シェルハーフが周壁において溶接されて形成された、内蔵する記録媒体に対するアクセス用開口を備えたハウジングと、このハウジングの上記アクセス用開口を開閉すべくハウジングに移動可能に取りつけられた、互いに周壁において嵌合された上下シャッターハーフからなるシャッタとを有する記録媒体カートリッジにおいて、上記上下シャッターハーフが、少なくとも1箇所で溶接されていることを特徴とするものである。
上記上下シャッターハーフの溶接は、上下シェルハーフの溶接と同時またはその前後における一連の溶接作業時に行なわれることが好ましい。
さらに、上記上下シャッターハーフの溶接が、シャッタの閉位置において上下シェルハーフの内部に隠れるシャッターハーフ部分に対して行なわれることが好ましい。
本発明によれば、上下シャッターハーフが、少なくとも1箇所で溶接されていることにより、上下シャッターハーフの移動方向に関する係合構造が不要になり、シャッタの強度および精度を向上させることができるのみでなく、上下シャッターハーフが上下方向の位置ずれを生じる恐れも解消され、さらにハウジングの内部スペースにも余裕ができるという効果がある。
また、上下シャッターハーフの溶接が、上下シェルハーフの溶接と同時またはその前後における一連の溶接作業時に行なわれることにより、殆どコストアップを伴わずに上下シャッターハーフの溶接を行なうことができる。
さらに、上下シャッターハーフの溶接が、シャッタの閉位置において上下シェルハーフの内部に隠れるシャッターハーフ部分に対して行なわれることにより、上下シャッターハーフの溶接に伴う見栄えの低下も回避することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1(a),(b)は本発明による記録媒体カートリッジを示す平面図および底面図、図2はその要部の拡大断面図である。図1(a),(b)および図2に示す記録媒体カートリッジは、上下シャッターハーフ7U,7Dの周壁7Ub,7Dbの嵌合部が、回転方向に関する係合構造を備えておらず、その代わりに少なくとも1箇所Wにおいて互いに溶接されていることを除いては、図6(a),(b)および図7で説明した記録媒体カートリッジとほぼ同一の構成を有するので、同一部材には同一符号を付して重複する説明は省略する。
上下シャッターハーフ7U,7Dの周壁7Ub,7Dbの溶接箇所Wは、ロータリーシャッタ7が閉位置にある状態でハウジングの開口6から露出している部分に設定すると、溶接は容易であるが、スポット溶接跡により見栄えが低下する恐れがある。そこで、本実施の形態では、図1(a),(b)に示すように、溶接箇所Wを、ロータリーシャッタ7が閉位置にある状態ではハウジング内に隠れる位置に設定している。
上下シェルハーフ3,4の周壁3s,4sの突当て部における図6(a)に示すような13箇所の溶接箇所W〜W13に対するレーザービームを用いたスポット溶接に際しては、図3に示すように、ロッド保持部材50に取り付けられた13本の押さえロッド40を用いて、図示しない可動台上に固定されたハウジングの上シェルハーフ3の主面周縁部における各溶接箇所W〜W13の近傍を上方から押圧した状態で行なわれる。
図3に示す各押さえロッド40は、上シェルハーフ3の主面周縁部における各溶接箇所W〜W13の近傍位置に接触させる球面状の下端面41aを備えたロッド本体41と、このロッド本体41を上下に摺動可能に貫通させ、かつ外周にねじ溝を備えたロッド保持部材50に上下調整可能に取り付けられた外筒42と、ロッド本体41に形成された段部41bと外筒42の下端のフランジ42aとの間に縮装されたコイルバネ43と、コイルバネ43のバネ圧を調整するために、ロッド本体41の上端部41cに螺装された調整ナット44とから構成されている。
このような構成を有する13本の押さえロッド40がロッド保持部材50に取り付けられていることにより、上シェルハーフ3の主面周縁部に対するロッド本体41の下端面41aの相対位置および接触圧をそれぞれ個別に調整することが可能となる。
上下シェルハーフ3,4の周壁3s,4sの突当て部における13箇所の溶接箇所W〜W13と、上下シャッターハーフ7U,7Dの周壁7Ub,7Dbにおける1箇所の溶接箇所Wとに対する溶接は、同時にでも順次にでも行なうことも可能ではあるが、1箇所ずつ順次行なう方が、レーザービームを射出する光学系が簡単になる点で有利である。その場合には、光学系に対して進退可能な回転台上にワークを固定して各溶接箇所に対して溶接を行なえばよい。
上下シャッターハーフ7U,7Dの周壁7Ub,7Dbの溶接に際しては、必要であれば、シャッターノブ7bと円弧状開口4bとの相対位置関係を、ロータリーシャッタ7が図8(a),(b)に示す開位置よりもさらに図8(a)の時計方向(図8(b)の反時計方向)に所定角度(10度程度)だけ回動可能なように予め設定しておき、周壁7Ub,7Dbにおいて嵌合状態とされた上下シャッターハーフ7U,7Dを図6(a),(b)に示す閉位置から図8(a),(b)に示す開位置を超えて、図4(a),(b)に示す位置まで回動させて、開口7aの回動方向のリーディングエッジの近傍部分がハウジングの開口6内に臨んだ状態で、その上下シャッターハーフ7U,7Dの露出した部分の周壁に対して行なえばよい。このようにすれば、図1(a),(b)に示すように、シャッタ7の閉位置においては溶接箇所Wがハウジングの内部に隠れることになり、溶接箇所Wが露出することによる見栄えの低下を回避することができる。
ところで、上下シェルハーフ3,4の周壁3s、4sの突合せ部には僅かな隙間が存在するので、溶接時に溶融した金属のスパッタ等がこの隙間からハウジング内に侵入して磁気記録媒体を汚染するという問題がある。その場合、図6(a)に示す上下シェルハーフ3,4の13箇所のW〜W13のうち、溶接箇所W〜W13は、図2および図7から明らかなように、シャッターハーフ7U,7Dの周壁7Ub,7Dbが互いに重なり合うように嵌合しているので、溶接時に上下シェルハーフ3,4のシャッターハーフ7U,7Dがシールドとなって、磁気記録媒体5がスパッタ等から保護されることになる。一方、ロータリーシャッタ7が閉位置にあるときには、図6(a)から明らかなように、その開口7aが溶接箇所W〜Wと対向しているので、この状態のまま溶接箇所W〜Wに対して溶接を行なうと、磁気記録媒体5が汚染される恐れがある。
したがって、ロータリーシャッタ7を図4(a),(b)に示す位置まで回動させた状態で、上下シャッターハーフ7U,7Dの周壁7Ub,7Dbの溶接箇所Wに対する溶接を行なうとともに、上下シェルハーフ3,4の溶接箇所W〜Wに対する溶接を行なえば、この恐れを回避することができる。
なお、本実施の形態においては、上下シェルハーフ3,4がステンレス鋼板で形成され、上下シャッターハーフ7U,7Dがアルミニウム薄板で形成されているので、両者間で溶接条件を若干変える必要はあるが、このように、上下シェルハーフ3,4の溶接と上下シャッターハーフ7U,7Dとを、同一の溶接装置を用いた一連の溶接作業の中で行なうことにより、殆どコストアップを伴わずに上下シャッターハーフ7U,7Dの溶接を行なうことができる。
そして、上下シャッターハーフ7U,7Dが、少なくとも1箇所において溶接されていることにより、上下シャッターハーフ7U,7Dの移動方向に関する係合構造が不要になり、シャッタ7の強度および精度を向上させることができるのみでなく、上下シャッターハーフ7U,7Dが上下方向の位置ずれを生じる恐れも解消され、さらにハウジングの内部スペースにも余裕ができるという効果がある。
上述の実施例は、外径1.8インチ(約46mm)の磁気記録媒体5を備えた「clik!」の場合であるが、本発明はこれに限定されるものではなく、将来開発されるであろう更に小型で高密度な1インチ(約25mm)や0.8インチ(約20mm)等の超小型高密度記録媒体を備えたカートリッジにも適用可能であり、記録媒体はディスクに限らず、テープ、ハードディスク、光媒体、半導体等であってもよい。
また、上述の実施例では、ロータリーシャッタ7がハウジングに内蔵されているが、本発明は、ロータリーシャッタあるいはスライドシャッタを外装した記録媒体カートリッジにも適用可能であることは言うまでもない。
図1(a),(b)は、本発明による記録媒体カートリッジを示す平面図および底面図である。 図1の記録媒体カートリッジの要部の拡大断面図である。 上下シェルハーフの溶接時に使用される押さえロッドの正面図である。 図1(a),(b)は、本発明の記録媒体カートリッジにおける上下シャッターハーフの溶接時の状態を示す平面図および底面図である。 本発明が適用される従来の記録媒体カートリッジの斜視図である。 図6(a),(b)は、図5の記録媒体カートリッジの、ロータリーシャッタが閉位置にある状態を示す平面図および底面図である。 図6(a)の7−7線に沿った要部の拡大断面図である。 図8(a),(b)は、図5の記録媒体カートリッジの、ロータリーシャッタが開位置にある状態を示す平面図および底面図である。 図9(a)は、図5の記録媒体カートリッジにおけるはフレームの拡大平面図、図9(b)は、ロータリーシャッタを閉方向に付勢するコイルスプリングがフレームと下シャッターハーフとの間に装着された状態を示す拡大平面図である。 図5の記録媒体カートリッジにおける上下シャッターハーフの係合構造を示す分解斜視図である。
符号の説明
1 記録媒体カートリッジ
3 上シェルハーフ
4 下シェルハーフ
5 磁気記録媒体
6 ハウジングの開口
7 ロータリーシャッタ
7a ロータリーシャッタの開口
7b シャッターノブ
7U 上シャッターハーフ
7D 下シャッターハーフ
10 センターハブ
40 押さえロッド
,W〜W13 溶接箇所

Claims (3)

  1. 上下シェルハーフが周壁において溶接されて形成された、内蔵する記録媒体に対するアクセス用開口を備えたハウジングと、該ハウジングの前記アクセス用開口を開閉すべく前記ハウジングに移動可能に取りつけられた、互いに周壁において嵌合された上下シャッターハーフからなるシャッタとを有する記録媒体カートリッジにおいて、
    前記上下シャッターハーフが、少なくとも1箇所で溶接されていることを特徴とする記録媒体カートリッジ。
  2. 前記上下シャッターハーフの溶接が、前記上下シェルハーフの溶接と同時またはその前後における一連の溶接作業時に行なわれることを特徴とする請求項1記載の記録媒体カートリッジ。
  3. 前記上下シャッターハーフの溶接が、前記シャッタの閉位置においては前記上下シェルハーフの内部に隠れるシャッターハーフ部分に対して行なわれることを特徴とする請求項1または2記載の記録媒体カートリッジ。
JP2004352602A 2004-12-06 2004-12-06 記録媒体カートリッジ Withdrawn JP2006164367A (ja)

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