JP2004199847A - ディスクカートリッジおよびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ディスクカートリッジおよびその製造方法において、シェルやシャッタの立壁のスプリングバックを防止するとともに、立壁周辺の面歪みを低減する。
【解決手段】曲げパンチ25は、紙面と直交する方向に延びる突条28と、突条28から段部29を経て延びる平面30を有する。受け台32は、上向きの平坦面34を有する。この曲げパンチ25および受け台32を使用して下シェル24を折り曲げる際、下シェル24の上面42を曲げパンチ25により押圧するとともに曲げ治具35により立壁24kが折り曲げられる。この押圧により折曲部36が、曲げパンチ25の突条28により押さえ込まれて、溝40が形成される。立壁24kの折曲の際に、立壁24k周辺の面が立壁24kの方に引っ張られることが阻止されるので、下シェル24の上面42および下面43が変形する虞が少ない。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ディスク型記録媒体を回転自在に収容してなる、開口部を有するハウジングと、この開口部を開閉するシャッタとを有するディスクカートリッジおよびその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、デジタルカメラ等のモバイル機器においては、記録媒体として例えば、図5および図6に概略的に示すような「clik!(登録商標)」と呼ばれる超小型の磁気ディスクカートリッジが使用されている(例えば、非特許文献1参照)。このディスクカートリッジ1は、ノート型パーソナルコンピュータに使用されるタイプIIPCカード型のドライブ装置(図示せず)に装填することもできる。このドライブ装置は、幅53mm、奥行き85mm、厚さ5mmの寸法を有しており、clik!(登録商標)を装填した状態で、ノート型パーソナルコンピュータのPCカードスロットに装着して、記録再生を行なうことが可能になっている。
【0003】
図6は、上述した「clik!(登録商標)」と呼ばれる磁気ディスクカートリッジ1の斜視図を示し、図7は、図6の磁気ディスクカートリッジ1の分解斜視図である。この磁気ディスクカートリッジ1は、幅50mm、奥行き55mm、厚さ1.95mmの寸法を有し、樹脂製のフレーム2と、金属素材(厚さ0.2mmのステンレス鋼板)からなる上シェル(シェルハーフ)3および下シェル(シェルハーフ)4によって構成された扁平なハウジング5と、このハウジング5内に回転自在に収容された40MBの記憶容量を有する直径45.7mm(1.8インチ)の磁気ディスク(ディスク型磁気記録媒体)9(図7)とを有する。
【0004】
上記ハウジング5は、このカートリッジ1が装填されるディスクドライブ装置(図示せず)が備えている磁気ヘッドを磁気ディスク9の表面にアクセスさせるための開口部6(図6)と、この開口部6を開閉する、例えば、アルミ合金製のロータリーシャッタ7とを備えている。図6に示すように、上下シェル3、4は、それらの外周の一部に夫々側壁即ち立壁3k、4kを有し、それらの立壁3k、4kの端縁をつき合わせて、10箇所以上の部位P(図6)でレーザー溶接されて組み立てられている。
【0005】
次に、図7を参照して、ディスクカートリッジ1の構造についてさらに説明する。前述のロータリーシャッタ7は、上シャッタ(シャッタハーフ)7Uおよび下シャッタ(シャッタハーフ)7Dとからなり、上シェル3と下シェル4の間に回動自在に配置されている。このロータリーシャッタ7の内側には、2枚のライナー18と、このライナー18の間にセンタコア10が取り付けられた磁気ディスク9が配置されている。また、上シェル3と下シェル4の間隔を維持するためにフレーム2がその間に配置されている。ロータリーシャッタ7を付勢するコイルばね14およびこのコイルばね14内に挿入されてコイルばね14をガイドするガイドワイヤ13が、フレーム2の内側の湾曲面に沿って配置される。ロータリーシャッタ7を付勢する構造についての詳細な説明は、ここでは省略する。
【0006】
上シェル3には、ロータリーシャッタ7を閉位置にロックするシャッタロック部材11が取り付けられている。また、下シェル4には、磁気ディスク9のセンタコア10を外部に臨ませる円形の中心孔4aと、ロータリーシャッタ7と同心的な円弧状溝4bとが形成されている。下シャッタ7Dには、上記円弧状溝4bから突出し、かつこの円弧状溝4bに沿って移動して、ロータリーシャッタ7を開閉するシャッタノブ7bが固定されている。
【0007】
ロータリーシャッタ7の上シャッタ7Uおよび下シャッタ7Dも、それらの外周に夫々立壁7Uk、7Dkを有する。これらの立壁7Uk、7Dkもそれらの端縁が互いに突き合わされて溶接等により相互に結合される。
【0008】
パーソナルコンピュータに使用する場合、このディスクカートリッジ1がディスクドライブ装置に装填されるに伴って、ロータリーシャッタ7が開方向に回動されて開口部6(図6)から磁気ディスク9を露出させ、ディスクドライブ装置の磁気ヘッド(図示せず)の磁気ディスク9へのアクセスを可能にしてデータの読み書きがなされるが、ここでは、その態様の詳細な説明は省略する。
【0009】
上記のclik!(登録商標)型のディスクカートリッジ1の他にも、例えば、タイプIIのPCカード等に使用される矩形の扁平な形状をしたタイプの磁気ディスクカートリッジがある(例えば、特許文献1参照。)。このタイプのディスクカートリッジは、磁気ディスクメディアを収容した長方形の扁平な樹脂製ベースプレートの両側に一対の金属製のカバープレートが配置されている。これらのカバープレートは、それらの外周に沿う側壁(立壁)を有し、その立壁の接触部が相互にスポット溶接等により接合されてディスクカートリッジが組み立てられている。
【0010】
また、上記ハウジング5を構成する上下シェル3,4のような薄い金属板部材に、ロータリーシャッタ7を回転自在に軸支するための軸筒としての円筒状突起を設ける場合、一般に「バーリング」と呼ばれる加工法が用いられている。
【0011】
図8(a)〜(e)は、バーリング加工法の説明図であり、先ず図8(a)に示すように、金属板部材(例えばハウジング5の一方のシェルハーフ)50に小径の下孔51を開けておく。次に、図8(b)に示すように、下孔51に挿入可能な先端の円柱状小径部61と、この小径部61の根元に連接した切頭円錐体62と、この切頭円錐体62の小径部61側とは反対側に連接する円柱状大径部63とを同心的に備えたバーリング工具60を用意し、その小径部61を下孔51に挿入する。
【0012】
次にこの工具60を上方へ移動させると、図8(c)に示すように、工具60の切頭円錐体62によって下孔51の周囲の金属板部分52が押し広げられる。次に、図8(d)に示すように、円孔65aを備えた治具65で周囲を押さえながら工具60をさらに上方へ押し進めると、金属板部分52が大径部63によってさらに押し広げられかつ延伸されて塑性変形し、図8(e)に示すように、中心孔54を備えた円筒状突起53が形成される。なお、図示を一部省略したが、図8(d)に示された治具65は、図8(b)および(c)に示す工程にも使用される。
【0013】
上記円筒状突起53は、上述したように、ロータリーシャッタ7を回転自在に軸支するための軸筒として用いられるが、その場合、図9(a)に示すように、軸孔55aを有する板部材(例えばロータリーシャッタ7の一方のシャッタハーフ)55を円筒状突起53に遊嵌してから、円筒状突起53の先端部にカシメ加工を施して、図9(b)に示すような,抜止め手段としてのフランジ状部53aを形成する。
【0014】
上記カシメ加工に際しては、一般に図10に示すようなカシメ用治具70が用いられる。この治具70は、下型71と上型72とによって構成され、下型71は、金属板部材50を載置する平坦な上面71aを備え、この上面71a上に、円筒状突起53の中心孔54に嵌挿される位置決め用円柱体73が突設されている。
【0015】
上型72は、その下面72aに、下型71の円柱体73と同径の短い円柱体74を同心的に備えており、この円柱体74の根元部の表面は、上型72の下面72aに向かって曲線的に拡径されて、カシメ用壁面75を形成している。
【0016】
上記円筒状突起53の先端部にフランジ状部53aを形成する場合には、軸孔55aを有する板部材55を円筒状突起53に遊嵌した状態で、円筒状突起53の中心孔54にカシメ用治具70の円柱体73,74を上下から嵌挿し、上型72を下方へ移動させると、上型72の円柱体74の根元部のカシメ用壁面75によって円筒状突起53の先端部が押し広げられ、フランジ状部53aが形成される。
【0017】
【非特許文献1】
大島篤著「パソコン解体新書」、ソフトバンクパブリッシング株式会社、2000年4月10日発行(P52−53)
【0018】
【特許文献1】
特開2001−243736号公報
【0019】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述のような従来のディスクカートリッジにおけるハウジングおよび/またはシャッタの組立構造は、次の点で問題があった。
【0020】
即ち、従来の金属(板金)製ディスクカートリッジの部品加工、特に、金属製のハウジングを構成するシェルや金属製のシャッタの曲げ加工においては、加工後の立壁にスプリングバックが生じるが、このスプリングバックを調節して所望の直角度を出すのが困難であり、非常に手間がかかっていた。この調整がうまくいかない場合は、立壁の倒れ、立壁周辺の面歪み等の問題が生じていた。
【0021】
特に、携帯型パーソナルコンピュータ、デジタルカメラ、PCカード等の装置、およびそれらの記録媒体であるディスクカートリッジの小型化が要求されている近年では、薄い金属板を使用した高精度なディスクカートリッジが要求されている。金属板が薄くなるほど、上記のような立壁倒れ、面歪み等が発生し易くなるが、このような不具合が生じると、装置へディスクカートリッジが挿入できなくなる虞がある。また、立壁の倒れによりディスクカートリッジの剛性が低下する虞もある。
【0022】
また、図9(b)に示すように、ロータリーシャッタ7を回転自在に軸支するための軸筒として用いられる円筒状突起53の先端部に、抜止め用のフランジ状部53aをカシメ加工により形成する場合に、円筒状突起53の先端部は、図9(b)に示すような理想的な形状にはならず、実際には、図9(c)に示すように、円筒状突起53の周壁が外方へ倒れて先端部が開き勝ちになる。そのため、板部材55に接触して、板部材55の回転が阻害されるという不都合が発生しやすく、品質懸念事項となっていた。
【0023】
そこで、従来は、上型72の押圧速度の調整、あるいは押圧工程数を増やす等の対策が採られていたが、有効な解決策とはならず、得率の低下および品質のバラツキの要因となっていた。
【0024】
本発明は、上述の点に鑑みてなされたものであり、その第1の目的は、立壁のスプリングバックを防止するとともに、立壁周辺の面歪みを低減したディスクカートリッジおよびその製造方法を提供することにある。また、本発明の第2の目的は、ハウジングに対してロータリーシャッタを回転自在に支持するための軸筒として用いられる円筒状突起の先端部に抜止め用のフランジ状部をカシメ加工により形成する場合における円筒状突起の倒れを防止したディスクカートリッジの製造方法を提供することにある。
【0025】
【課題を解決するための手段】
本発明は、一対の金属製シェルハーフから構成された扁平なハウジング内に回転自在に収容されたディスク型記録媒体を備え、上記ハウジングが、ディスクドライブ装置の記録再生ヘッドをディスク型記録媒体の表面にアクセスさせるための開口部を有するディスクカートリッジにおいて、少なくとも一方のシェルハーフが、このシェルハーフの外周の少なくとも一部にシェルハーフの縁部の折り曲げにより形成された、他方のシェルハーフと接合される立壁を有し、この立壁の折曲部に、立壁の折曲角度を維持する角度維持手段が上記シェルハーフと一体に形成されていることを特徴とするものである。
【0026】
また、本発明は、一対の金属製シェルハーフから構成された扁平なハウジング内に回転自在に収容されたディスク型記録媒体を備え、上記ハウジングが、ディスクドライブ装置の記録再生ヘッドを記録媒体の表面にアクセスさせるための開口部を有し、この開口部に開口部を開閉するシャッタが設けられているディスクカートリッジにおいて、上記シャッタが、一対の金属製シャッタハーフから構成されるとともに、少なくとも一方のシャッタハーフがシャッタハーフの縁部の折り曲げにより形成された、他方のシャッタハーフと接合される立壁を有し、立壁の折曲部に、立壁の折曲角度を維持する角度維持手段が上記シャッタハーフと一体に形成されていることを特徴とするものである。
【0027】
上記角度維持手段は、立壁の折曲部の内側に折曲部に沿って形成された断面V字状の溝とすることができる。
【0028】
また、本発明の別の態様によれば、上記角度維持手段は、立壁の折曲部の内側に立壁に略直角に打ち出されて形成された三角リブとすることができる。
【0029】
また、本発明は、一対の金属製シェルハーフから構成された扁平なハウジング内に回転自在に収容されたディスク型記録媒体を備え、ハウジングが、ディスクドライブ装置の記録再生ヘッドを記録媒体の表面にアクセスさせるための開口部を有するディスクカートリッジの製造方法において、少なくとも一方のシェルハーフの少なくとも一部にこのシェルハーフの縁部の折り曲げにより、他方のシェルハーフと接合される立壁を形成する際に、折り曲げようとする立壁の折曲部に沿ってシェルの両面を治具により押圧挟持し、折曲時に両面が立壁側に引っ張られて変形するのを阻止することを特徴とするものである。
【0030】
さらに、本発明は、一対の金属製シェルハーフから構成された扁平なハウジング内に回転自在に収容されたディスク型記録媒体を備え、上記ハウジングが、ディスクドライブ装置の記録再生ヘッドを記録媒体の表面にアクセスさせるための開口部を有し、この開口部に開口部を開閉するシャッタが設けられているディスクカートリッジの製造方法において、上記シャッタが一対の金属製シャッタハーフから構成され、少なくとも一方のシャッタハーフが、このシャッタハーフの縁部の折り曲げにより他方のシャッタハーフと接合される立壁を形成する際に、折り曲げようとする立壁の折曲部に沿って上記シャッタハーフの両面を治具により押圧挟持し、折曲時に両面が立壁側に引っ張られて変形するのを阻止することを特徴とするものである。
【0031】
上記立壁の折曲の際の押圧挟持は、立壁の内側に隣接して面を押圧する、立壁に沿う突条および面と略共平面の平面を有する曲げパンチと、面を挟んで曲げパンチの反対側に位置する受け台とによりなされてもよい。
【0032】
さらに、本発明は、一対の金属製シェルハーフから構成された扁平なハウジング内に回転自在に収容されたディスク型記録媒体を備え、上記ハウジングが、ディスクドライブ装置の記録再生ヘッドを記録媒体の表面にアクセスさせるための開口部を有し、かつ上記ハウジングに、上記開口部を開閉するための、一対のシャッタハーフからなる回転式シャッタが回転自在に支持されているディスクカートリッジの製造方法において、上記シェルハーフおよび上記シャッタハーフのうちのいずれか一方に円筒状突起を形成し、次いでこの円筒状突起に上記シェルハーフおよび上記シャッタハーフのうちのいずれか他方を相対回転可能に挿入した状態で、上記円筒状突起の先端部にカシメ加工を施して抜止め用のフランジ状部を形成する場合に、上記カシメ加工に先立って、上記円筒状突起のフランジ状部の根元部に相当する外周面に、V字状の断面を有する周方向に延びる溝を形成することを特徴とするものである。
【0033】
上記円筒状突起はバーリング加工により形成することができる。
【0034】
【発明の効果】
本発明のディスクカートリッジによれば、少なくとも一方の金属製シェルハーフの縁部に折り曲げにより形成された、他方の金属製シェルハーフと接合される立壁を有している。この立壁の折曲部に、立壁の折曲角度を維持する角度維持手段がシェルハーフと一体に形成されているので、シェルハーフの立壁のスプリングバックを防止するとともに、立壁周辺の面歪みを低減することができる。
【0035】
また、本発明のディスクカートリッジによれば、少なくとも一方の金属製シャッタハーフがこのシャッタハーフの縁部の折り曲げにより形成された、他方の金属製シャッタハーフと接合される立壁を有している。この立壁の折曲部に、立壁の折曲角度を維持する角度維持手段がシャッタハーフと一体に形成されているので、シャッタハーフの立壁のスプリングバックを防止するとともに、立壁周辺の面歪みを低減することができる。
【0036】
上記角度維持手段が、立壁の折曲部の内側に折曲部に沿って形成された断面V字状の溝である場合は、立壁のスプリングバックを防止するとともに折曲を容易に行なうことができる。
【0037】
また、上記角度維持手段が、立壁の折曲部の内側に立壁に略直角に打ち出されて形成された三角リブである場合は、立壁のスプリングバックを防止するとともに、立壁を補強して立壁を所定の角度に一層確実に維持することができる。
【0038】
また、本発明のディスクカートリッジの製造方法によれば、少なくとも一方のシェルハーフに、その縁部の折り曲げにより、他方のシェルハーフと接合される立壁を形成する際に、折り曲げようとする立壁の折曲部に沿ってシェルの両面を治具により押圧挟持する。そして、折曲時に両面が立壁側に引っ張られて変形するのを阻止するので、シェルの立壁の形成に伴って立壁周辺の面が変形することが防止される。
【0039】
さらに、本発明のディスクカートリッジの製造方法によれば、シャッタが一対の金属製シャッタハーフから構成され、少なくとも一方のシャッタハーフが、その縁部の折り曲げにより他方のシャッタハーフと接合される立壁を形成する際に、折り曲げようとする立壁の折曲部に沿ってシャッタの両面を治具により押圧挟持する。そして、折曲時に両面が立壁側に引っ張られて変形するのを阻止するので、シャッタの立壁の形成に伴って立壁周辺の面が変形することが防止される。
【0040】
上記立壁の折曲の際の押圧挟持は、立壁に沿う突条および面と略共平面の平面を有する曲げパンチと、面を挟んで曲げパンチの反対側に位置する受け台とにより行なうことができる。この場合は、立壁周辺の面を一層強く押さえることができるので、面の変形も一層確実に防止することができる。
【0041】
さらに、本発明のディスクカートリッジの製造方法によれば、上記円筒状突起の先端部のカシメ加工に先立って、上記円筒状突起のフランジ状部の根元部に相当する外周面に、V字状の断面を有する周方向に延びる溝を形成することにより、フランジ状部をより容易に形成することができるとともに、カシメ加工に伴う上記円筒状突起の倒れを防止することができる。
【0042】
したがって、この円筒状突起によって軸支されるシャッタハーフまたはシェルハーフと円筒状突起との接触を回避することができ、得率および品質の向上、ならびにコスト低減を可能にする効果がある。
【0043】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好ましい実施の形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。
【0044】
図1は、本発明によるディスクカートリッジの第1の実施形態の立壁を示し、図1(a)は、下シェル24の縁部の側壁即ち立壁24kを治具とともに示す部分断面図、図1(b)は図1(a)の下シェル24の部分を上から見た部分平面図である。なお、図1(b)では、治具は省略されている。なお、この実施形態のディスクカートリッジの基本的な構成は、図6および図7に示したものと同様なものであるので、重複する説明は省略する。
【0045】
この第1の実施形態においては、下シェル24の折曲の際、図1(a)に、仮想線で示す治具26が使用される。この治具26は、曲げパンチ(治具)25と受け台(治具)32から構成されている。曲げパンチ25は、下シェル24を押圧する方向に延びる垂直面27とこの垂直面27に隣接して、この垂直面27に直角かつ紙面と直交する方向に延びる突条28と、垂直面27と直角に突条28から段部29を経て延びる平面30を有する。また、受け台32はこの実施形態では、上向きの平坦面34を有する。
【0046】
この治具26を使用して下シェル24を折り曲げるときは、受け台32と曲げパンチ25との間に下シェル24を配置する。このとき、曲げパンチ25が、折り曲げようとする立壁24kの折曲部36に沿うように下シェル24或いは曲げパンチ25を位置決めする。そして、曲げパンチ25と受け台32とを相対的に接近させて、下シェル24の上面42を曲げパンチ25により押圧する。この押圧により、折曲部36に曲げパンチ25の突条28により下シェル24の上面42が圧縮されて溝40が形成される。この圧縮とほぼ同時に、曲げ治具35により縁部が上方に折り曲げられて立壁24kが形成される。
【0047】
溝40は、曲げパンチ25の突条28の段部29の高さの範囲内で下シェル24が圧縮されて形成されるが、この圧縮により立壁24kの折曲形成の際に、上面42および下面43が曲げパンチ25と受け台32との間に押さえ込まれて、立壁24k周辺の面が立壁24kの方に引っ張られることが阻止されるので、立壁24kを精度よく構成できるとともに、下シェル24の上面42や下面43が変形する虞がない。この方法は、前述の図6に示した下シェル24の円弧状溝4bの変形防止に有効である。突条28は、上記の実施形態では連続的に形成されているが、断続的に形成されていてもよい。突条28が断続的な形状である場合は、溝40も突条28と相補的な断続的形状となる。
【0048】
また、溝40の寸法は、板厚をtとすると、深さDが約1/5t〜1/4t、幅Wが板厚tと略同じであることが好ましい。
【0049】
以上、本発明のディスクカートリッジの製造方法が、下シェル24の立壁24kを形成するのに適用される場合について説明したが、上シェル3の立壁3k、上シャッタ7Uの立壁7Uk、および下シャッタ7Dの立壁7Dkを形成する場合も同様な態様で行なうことができる。
【0050】
次に、本発明の第2の実施形態のディスクカートリッジについて図2を参照して説明する。
【0051】
図2は、本発明の第2の実施形態のディスクカートリッジの立壁を示し、図2(a)は、立壁を形成する前の下シェル24の縁部を示す部分断面図、図2(b)は形成された立壁を示す部分断面図である。なお、説明にあたり図1と同じ部分については、同じ参照番号を使用する。この第2の実施形態においては、図2(a)に示すように、下シェル24の縁部の折り曲げようとする折曲部36の上面42に断面V字状の溝(角度維持手段)44が形成されている。この溝の角度は、90°に設定されている。そして、この縁部の先端を溝44に沿って図示しない治具により折り曲げると、図2(b)に示すように立壁24kが、下シェル24の上面42に対して直角に形成される。
【0052】
この第2の実施形態では、立壁24kの折曲時に、上面42の材料が立壁24kの方に引っ張られることなく、容易に折曲ができる。従って、立壁24kの周辺を変形させる虞もない。また、折曲部36に加わる曲げ応力も小さいので立壁24kの直角状態を維持することができる。この溝44の深さは、板厚の約1/3が好ましい。この第2の実施形態においても、上シェル3の立壁3k、上シャッタ7Uの立壁7Uk、および下シャッタ7Dの立壁7Dkを同様に形成することができる。
【0053】
次に、本発明の第3の実施形態について図3を参照して説明する。
【0054】
図3は第3の実施形態のディスクカートリッジの立壁24kを示す部分斜視図である。第3の実施形態も下シェル24の場合について説明する、立壁24kを形成する際に、折曲部36に外側から打ち出しにより三角リブ(角度維持手段)46が形成される。立壁24kが、折曲部36に沿って長く形成されている場合は、三角リブ46を所定の間隔で複数個設けてもよい。
【0055】
三角リブ46は、立壁24kと下シェル24の上面42とを連結するように下シェル24と一体に形成されるので、立壁24kの立ち上がり角度が確実に維持されるとともに、立壁24kの強度が格段に向上する。この三角リブ46の高さおよび奥行寸法は、板厚と略同じであることが好ましい。この第3の実施形態についても、上シェル3の立壁3k、上シャッタ7Uの立壁7Uk、および下シャッタ7Dの立壁7Dkを同様に形成することができる。
【0056】
また、上記各実施形態において、例えば、下シェル24の上面42および下面43の平面度を向上させるために、多数の凹みを上面42、下面43に所定の間隔でマトリックス状に形成(バンピング)してもよい。図4は、下シェル24を構成する金属板にバンピングした状態を示し、図4(a)は下シェルの部分断面図、図4(b)は、下シェルの部分平面図を夫々示す。
【0057】
一般的に金属板等の被加工材は、種々の加工段階を経るに従って平面度が悪化する。バンピングはこの平面度を維持する目的で行われるものであり、先端の尖った多数の突起(図示せず)が平面状に植設された部材を金属板の両表面に押し当てて多数の微細な円錐状の凹み48を形成することによってなされる。この凹み48の深さは、金属板の厚さをtとすると、0.2tであることが好ましい。また凹み48と隣接する凹み48の間隔即ちピッチは、0.7t〜2tであることが好ましい。また、凹み48の内面が構成する角度は、90°から120°の範囲で設定されることが好ましい。これら多数の凹み48を形成するバンピングは、上記シェル24、シャッタ7等の立壁3k、4k、7Uk、7Dkを形成する前に行なうと、これら立壁の直角度が安定するという効果がある。
【0058】
次に、本発明の第4の実施形態について図5を参照して説明する。
【0059】
図5(a),(b)は、ハウジング5の一方のシェルハーフ50に円筒状突起53を形成し、次いでこの円筒状突起53にロータリーシャッタ7の一方のシャッタハーフ55を回転可能に挿入した状態で、円筒状突起53の先端部にカシメ加工を施して抜止め用のフランジ状部53aを形成することに対して、本発明が適用される場合を、図9(a),(b)と対応させて示す説明図である。なお、図9と同じ部分については、同じ参照番号を使用して説明する。この第2の実施形態においては、図5(a)に示すように、カシメ加工に先立って、円筒状突起53のフランジ状部53aの根元部に相当する外周面に、V字状の断面を有する周方向に延びる溝58を形成する。
【0060】
この状態でカシメ加工を行なうと、図5(b)に示すように、円筒状突起53の倒れを伴うことなく、円筒状突起53の先端部に抜止め用のフランジ状部53aを形成することができる。
【0061】
なお、上述においては、ロータリーシャッタ7を回転自在に支持する軸筒としての円筒状突起53をハウジング5のシェルハーフ側に形成する場合について説明したが、これとは反対に、円筒状突起53をロータリーシャッタ7のシャッタハーフ側に形成してもよい。
【0062】
以上、本発明について、詳細に説明したが上記実施形態の他に種々の変形変更が考えられることは言うまでもない。また、金属板材料については、材料の入手容易性、加工容易性、ディスクカートリッジの強度等を考慮すると、シェル用としては、厚みが0.15〜0.2mmのステンレス鋼板(SUS304)、が好ましく、特に、厚みは0.2mmが好適である。また、シャッタ用としては、厚みが0.15〜0.2mmのアルミ合金板(A5052P)が好ましく、特に厚みは、0.15mmが好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるディスクカートリッジの第1の実施形態の立壁を示し、図1(a)は、下シェルの縁部の立壁を治具とともに示す部分断面図、図1(b)は図1(a)の下シェルの部分的平面図
【図2】本発明の第2の実施形態のディスクカートリッジの立壁を示し、図2(a)は、立壁を形成する前の下シェルの縁部を示す部分断面図、(b)は形成された立壁を示す部分断面図
【図3】本発明の第3の実施形態のディスクカートリッジの立壁を示す部分斜視図
【図4】金属板にバンピングした状態を示し、図4(a)は下シェルの部分断面図、図4(b)は、下シェルの部分平面図を夫々示す。
【図5】本発明の第4の実施形態のディスクカートリッジにおいて、円筒状突起の先端部にカシメ加工によりフランジ状部を形成する場合の説明図
【図6】従来の磁気ディスクカートリッジの斜視図
【図7】図6の磁気ディスクカートリッジの分解斜視図
【図8】バーリング加工法の説明図
【図9】従来の方法により、円筒状突起の先端部にカシメ加工によりフランジ状部を形成する場合の説明図
【図10】カシメ用治具の断面図
【符号の説明】
24k 立壁
25 折曲パンチ(治具)
28 突条
30 平面
32 受け台(治具)
36 折曲部
44 V字状の溝(角度維持手段)
46 三角リブ(角度維持手段)
53 円筒状突起
53a フランジ状部
58 V字状の溝

Claims (9)

  1. 一対の金属製シェルハーフから構成された扁平なハウジング内に回転自在に収容されたディスク型記録媒体を備え、前記ハウジングが、ディスクドライブ装置の記録再生ヘッドを前記ディスク型記録媒体の表面にアクセスさせるための開口部を有するディスクカートリッジにおいて、
    少なくとも一方の前記シェルハーフが、該シェルハーフの外周の少なくとも一部に該シェルハーフの縁部の折り曲げにより形成された、他方の前記シェルハーフと接合される立壁を有し、該立壁の折曲部に、前記立壁の折曲角度を維持する角度維持手段が前記シェルハーフと一体に形成されていることを特徴とするディスクカートリッジ。
  2. 一対の金属製シェルハーフから構成された扁平なハウジング内に回転自在に収容されたディスク型記録媒体を備え、前記ハウジングが、ディスクドライブ装置の記録再生ヘッドを前記記録媒体の表面にアクセスさせるための開口部を有し、該開口部に該開口部を開閉するシャッタが設けられているディスクカートリッジにおいて、
    前記シャッタが、一対の金属製シャッタハーフから構成されるとともに、少なくとも一方のシャッタハーフが該シャッタハーフの縁部の折り曲げにより形成された、他方の前記シャッタハーフと接合される立壁を有し、該立壁の折曲部に、前記立壁の折曲角度を維持する角度維持手段が前記シャッタハーフと一体に形成されていることを特徴とするディスクカートリッジ。
  3. 前記角度維持手段が、前記立壁の前記折曲部の内側に該折曲部に沿って形成されたV字状の断面を有する溝であることを特徴とする請求項1または2記載のディスクカートリッジ。
  4. 前記角度維持手段が、前記立壁の前記折曲部の内側に前記立壁に略直角に打ち出されて形成された三角リブであることを特徴とする請求項1または2記載のディスクカートリッジ。
  5. 一対の金属製シェルハーフから構成された扁平なハウジング内に回転自在に収容されたディスク型記録媒体を備え、前記ハウジングが、ディスクドライブ装置の記録再生ヘッドを前記記録媒体の表面にアクセスさせるための開口部を有するディスクカートリッジの製造方法において、
    少なくとも一方の前記シェルハーフの少なくとも一部に該シェルハーフの縁部の折り曲げにより、他方の前記シェルハーフと接合される立壁を形成する際に、折り曲げようとする該立壁の折曲部に沿って前記シェルの両面を治具により押圧挟持し、折曲時に前記両面が前記立壁側に引っ張られて変形するのを阻止することを特徴とするディスクカートリッジの製造方法。
  6. 一対の金属製シェルハーフから構成された扁平なハウジング内に回転自在に収容されたディスク型記録媒体を備え、前記ハウジングが、ディスクドライブ装置の記録再生ヘッドを前記記録媒体の表面にアクセスさせるための開口部を有し、該開口部に該開口部を開閉するシャッタが設けられているディスクカートリッジの製造方法において、
    前記シャッタが一対の金属製シャッタハーフから構成され、少なくとも一方の前記シャッタハーフが、該シャッタハーフの縁部の折り曲げにより他方の前記シャッタハーフと接合される立壁を形成する際に、折り曲げようとする該立壁の折曲部に沿って前記シャッタハーフの両面を治具により押圧挟持し、折曲時に前記両面が前記立壁側に引っ張られて変形するのを阻止することを特徴とするディスクカートリッジの製造方法。
  7. 前記立壁の折曲の際の押圧挟持が、前記立壁の内側に隣接して前記面を押圧する、前記立壁に沿う突条および前記面と略共平面の平面を有する曲げパンチと、前記面を挟んで前記曲げパンチの反対側に位置する受け台とによりなされることを特徴とする請求項5または6記載のディスクカートリッジの製造方法。
  8. 一対の金属製シェルハーフから構成された扁平なハウジング内に回転自在に収容されたディスク型記録媒体を備え、前記ハウジングが、ディスクドライブ装置の記録再生ヘッドを記録媒体の表面にアクセスさせるための開口部を有し、かつ前記ハウジングに、前記開口部を開閉するための、一対の金属製シャッタハーフからなる回転式シャッタが回転自在に支持されているディスクカートリッジの製造方法において、
    前記シェルハーフおよび前記シャッタハーフのうちのいずれか一方に円筒状突起を形成し、次いで該円筒状突起に前記シェルハーフおよび前記シャッタハーフのうちのいずれか他方を相対回転可能に挿入した状態で、前記円筒状突起の先端部にカシメ加工を施して抜止め用のフランジ状部を形成する場合に、前記カシメ加工に先立って、前記円筒状突起のフランジ状部の根元部に相当する外周面に、V字状の断面を有する周方向に延びる溝を形成することを特徴とするディスクカートリッジの製造方法。
  9. 前記円筒状突起をバーリング加工により形成することを特徴とする請求項8記載のディスクカートリッジの製造方法。
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