JP2004133244A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004133244A JP2004133244A JP2002298444A JP2002298444A JP2004133244A JP 2004133244 A JP2004133244 A JP 2004133244A JP 2002298444 A JP2002298444 A JP 2002298444A JP 2002298444 A JP2002298444 A JP 2002298444A JP 2004133244 A JP2004133244 A JP 2004133244A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image forming
- forming apparatus
- main body
- mounting table
- apparatus main
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Abstract
【課題】画像形成装置を昇降装置を用いて支持して、容易に上下動と任意の位置で固定保持可能とし、オペレータ個人の特性に対応させて操作高さを設定できるようにする。
【解決手段】画像形成装置1の操作時の高さを変更可能とするために、ボールネジ機構を用いた昇降装置20を設けて、駆動部材23に所定のピッチでネジ部を設けたネジロッド21を回転させる機構を設け、本体に設けたナット部材22を介して装置本体を上下動させる。また、装置本体の下部には、支持装置10を設けておき、床面上に位置されるベースフレーム13の上に弾性付勢部材12……を介して上板部材11を設けて、前記上板部材11を下枠部材7に向けて、弾性付勢部材12により付勢し、装置本体を安定支持できるようにする。
【選択図】 図3
【解決手段】画像形成装置1の操作時の高さを変更可能とするために、ボールネジ機構を用いた昇降装置20を設けて、駆動部材23に所定のピッチでネジ部を設けたネジロッド21を回転させる機構を設け、本体に設けたナット部材22を介して装置本体を上下動させる。また、装置本体の下部には、支持装置10を設けておき、床面上に位置されるベースフレーム13の上に弾性付勢部材12……を介して上板部材11を設けて、前記上板部材11を下枠部材7に向けて、弾性付勢部材12により付勢し、装置本体を安定支持できるようにする。
【選択図】 図3
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像形成装置の高さを任意に調節して保持できるようにする装置に関し、オペレータが操作する高さを適宜調節して、操作性を向上させ得るようにする装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ファクシミリ装置や、ファクシミリ機能と複写機能を兼備するような画像形成装置等の装置は、多種の機能を有するものが用いられているが、一般にはオペレータの操作する位置には関係なく、高さが一定となるように構成されている。つまり、機器の高さ等の条件は、平均的な身長のオペレータが、コントロールパネルや、トレイ等を容易に操作できるように設計されているものであり、身長の高低差等のバラツキがあることが、画像形成装置の基本設計で考慮されていることは少ない。ところが、近年のオフィス事情によれば、車椅子等を使用する事務職員等が増加する傾向にあり、座った状態のような低い位置で、事務機器を操作しようとする事例が多く発生してきている。そこで、そのようなオペレータの事情に対処させるために、画像形成装置を昇降装置を用いて支持し、オペレータの条件を認識させることで、装置の高さを適宜選択できるようにすることが提案されている(例えば、特開平8−106240号公報参照)。
【0003】
【特許文献】
特開平8−106240号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前記従来例においては、オペレータが個人別コードを記したカードを読取部に装着して、そのカードに指定された条件を読み取ることで、画像形成装置の高さを調節できるようにしているもので、非常にきめ細かな高さの調整動作を可能にしている。ところが、前記昇降台での高さの調節に関しては、モータの駆動時間の調整により行うとされるが、具体的な昇降機構の構成が明示されていないという問題が残っている。
【0005】
本発明は、前述したような従来の画像形成装置において、機械の高さを簡単な機構の昇降手段を用いて、任意の高さにまで昇降させて、固定保持可能な装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、画像形成装置の高さを任意に調節可能にした装置に関し、請求項1の発明は、画像形成装置本体と、前記画像形成装置本体を載置する載置台と、前記載置台の下側を支持し、鉛直方向に伸縮可能な複数本の脚体と、前記画像形成装置本体の高さを調整して、任意の高さで固定保持する保持手段とを設けたことを特徴とする。
【0007】
請求項2の発明は、前記画像形成装置本体の高さを調整して、任意の高さで固定保持する保持手段として、ボールネジ機構を用い、前記ボールネジ機構を画像形成装置本体の背面側に設けたことを特徴とする。
請求項3の発明は、前記ボールネジ機構のナット部材を、前記画像形成装置本体の背面側に設けたことを特徴とする。
請求項4の発明は、前記載置台の上下の部材の間に配置する脚体には、載置台の上板部材を常時上向きに付勢する付勢手段を設けたことを特徴とする。
【0008】
そして、前述したように、昇降機構としてボールネジ部材を使用する場合には、ネジ軸を回転させることによって、画像形成装置に固定されたナット部材が、ネジ軸に沿って上下方向に容易に移動され、画像形成装置の高さ位置を調節する作用を、設定されたネジのピッチに応じて任意に変化させることができる。そして、前記ボールネジ機構を装置本体の背面部に設けることにより、オペレータの邪魔になることがなく、ナット部材を装置本体に固定して設けることで、装置本体の高さを直接に調整することができる。また、装置本体を支持する載置台を上向きに付勢する手段を設けることによって、画像形成装置の下面に載置台が常時当接するので、載置台を上昇させる動力を必要とせず、昇降の動作を安定させることができる。
【0009】
請求項5の発明は、画像形成装置本体と、前記画像形成装置本体を載置する載置台と、前記載置台の下側を支持し、鉛直方向に伸縮可能な複数本の脚体と、前記画像形成装置本体の高さを調整して、任意の高さで固定保持する保持手段としてのバランサ機構と、を備えることを特徴とする。
請求項6の発明は、前記バランサ機構のワイヤの一端部を載置台に固定し、前記ワイヤの他端部にはウエイト部材を着脱可能に設け、前記ワイヤを掛け渡す滑車を床面上に固定される固定フレームに設けたことを特徴とする。
請求項7の発明は、前記載置台の上下の部材の間に配置する脚体には、載置台の上板部材を常時上向きに付勢する付勢手段を設けたことを特徴とする。
【0010】
したがって、バランサ機構のウエイト部材の重さを変化させることにより、画像形成装置の重量とウエイト部材の重さとをバランスさせることができ、画像形成装置の高さの調節を容易に行うことができる。また、装置本体を支持する載置台を上向きに付勢する手段を設けることにより、ウエイト部材を軽くしたときに、画像形成装置および載置台が急激に下降することを阻止でき、装置の安定性を確保できる。
【0011】
請求項8の発明は、画像形成装置本体と、前記画像形成装置本体を載置する載置台と、前記載置台の下側を支持し、鉛直方向に伸縮可能な複数本の脚体と、前記画像形成装置本体を昇降させるジャッキ手段と、任意の高さで固定保持する保持手段と、を備え、前記ジャッキ手段の動作と固定保持手段とを連動させる連動手段を設けたことを特徴とする。そして、前記ジャッキ手段により上下動させた位置で、係止保持手段を作動させる機構を組み合わせたことにより、各機構を簡素化することができ、重量の大きな装置でも、昇降と固定の動作を安定した状態で行うことが可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】
図示される例にしたがって、本発明の装置の構成を説明する。図1に示す例において、画像形成装置1は、電子写真複写機とファクシミリ機能を備えた複合機、または、プリンタ等の機能をさらに付加して構成されることができる。前記画像形成装置1には、電子写真方式を用いて記録紙に画像を作成する機能を設けた記録装置本体の上部に、画像読取装置4を配置し、下部には複数の給紙トレイ6を装備した給紙装置5を組み合わせて装置本体を構成し、作成した記録紙は、排紙部3に堆積させるように構成している。なお、本実施例で説明する画像形成装置1は、その記録部の構成等は特に限定するものではないことから、その構成の説明は省略しており、装置の上部に配置する画像読取装置4についても、一般的なFBS(フラットベッドスキャナ)と、原稿トレイ4bを設けたADF(自動原稿搬送装置)4aとを組み合わせた装置として示している。
【0013】
また、前記装置本体の給紙部5の下端部には、下枠部材7を設けているが、前記下枠部材7は、一般の画像形成装置でのキャスターを取り除いた状態の部材として構成される。前記画像形成装置1において、複写機やFAX等の機能に対応させて、通常の操作ボタン等を設けたコントロールパネル8には、図2に示すように、昇降装置に対応させた操作ボタン9を配置し、前記操作ボタン9に対して「上昇」、「下降」等の、動作をあらわす任意の表示手段で表示して、オペレータが容易に操作できるようにすることができるが、その他に、前記昇降装置を操作するボタンは、装置本体の側部やフロント側の操作パネルから外れた任意の位置にも設けることができる。
【0014】
前記画像形成装置1の下部に配置する支持装置10は、床面上に位置されるベースフレーム13の上に弾性付勢部材12……を介して上板部材11を設けて、前記上板部材11を下枠部材7に向けて、弾性付勢部材12により付勢するように構成している。前記弾性付勢部材12としては、コイルスプリングのような弾性体を、筒状の部材でカバーした倒れ防止手段として設けられており、前記弾性付勢部材12を支持装置10の4つの角部に配置して、上板部材11を上昇させる方向に付勢する。そして、後述するように、画像形成装置1を昇降装置により上昇させた位置で、下枠部材7の下面に上板部材11を接触させて、画像形成装置の安定性を確保させるようにする。
【0015】
前記カバー部材としては、例えば、上板部材11とベースフレーム13に各々接続した径の異なる筒状のものを設けて、その内部に収容したコイルスプリングにより、上板部材11を上昇させる方向に付勢する機構のものを用いても良く、その他に、任意の構造のカバー部材を用いることも可能である。なお、前記支持装置10は、画像形成装置を下降させる際に、画像形成装置本体の重量の一部を負担する状態で、昇降装置による下降の動作に対するブレーキとしても作用させ得るようにする。
【0016】
前記支持装置10に支持される画像形成装置1において、操作時の高さを変更可能とするために、図1〜3に示す例では、ボールネジ機構を用いた昇降装置20を設けている。前記昇降装置20としては、ベースフレーム13の一部を後部側に延長し、その延長部に駆動部材23を据え付けて、前記駆動部材23に所定のピッチでネジ部を設けたネジロッド21を回転させる機構を設ける。また、前記ネジロッド21に対応させたナット部材22は、下枠部材7に設けた接続部材7aに前記ナット部材22を支持させ、前記ネジロッド21のネジに係合するボール等をナット部材22に多数設けて、駆動部材23に設けたモータを正逆方向に駆動して、前記ネジロッド21を任意の方向に回転させることにより、接続部材7aを介して画像形成装置1を昇降させることができる。そして、前記昇降装置20を用いて、画像形成装置1の上下動を行うとともに、任意の高さの位置で装置を停止させて、支持装置10によりバランスを維持させるようにして保持させるようにする。
【0017】
図4、5に示す例は、バランサ機能を用いた昇降装置25により、画像形成装置1を昇降させる場合の例を示しているもので、前記昇降装置25は、下板部材13の後部から立設したガイドポスト15を用いて構成される。前記昇降装置25においては、ガイドポスト15の上部にプーリ26を回転自在に取り付け、このプーリ26にワイヤ28を掛け渡し、前記ワイヤ28の一端部を下枠部材7の接続部材7aに接続し、他端部にはウエイト部材29を取り付けて、ワイヤ28の両端部での重量をバランスさせるようにする。そして、前記プーリ26を駆動部材27を用いて正逆方向に駆動して、ウエイト部材29を上下動させることで、画像形成装置1を上下動させ、前記画像形成装置1の高さを任意の高さに制御して、停止保持させるようにする。
【0018】
なお、本実施例において、画像形成装置1の下部に支持装置10を設けて、下枠部材7の下から弾性付勢部材12による付勢作用を付与し、昇降する装置本体を安定した状態で支持させるようにすることは、前記図1の例と同様にする。また、画像形成装置1を任意の高さに固定保持するためには、前記ガイドポスト15にラック部材16を設けておき、下枠部材7にはソレノイド18等の駆動源に対する通電により、出没されるように係止爪17を配置したストッパ部材を設け、画像形成装置1を任意の高さで停止保持させるようにすれば、安定性を向上させることが可能である。そして、前記ストッパ部材を昇降装置25と組み合わせた装置において、画像形成装置1を昇降(上下動)させる際に、コントロールパネルに設けた操作ボタンを押したときに、駆動部材27レノイド18とを連動させて作動して、係止爪17の係止の解除と装置本体の上下動の動作を行わせ、前記駆動部材27の停止とともにソレノイドの通電を停止して、係止爪18を突出させてラック部材16に係止させるようにすれば良い。
【0019】
図6に示す例は、パンタグラフ状の機構を用いて、画像形成装置1を上下動させる昇降装置30の例を示している。この実施例において、ベースフレーム13には、駆動部材32により駆動されるスクリュー31を設け、前記スクリュー31に設けた2つの方向の異なるネジ部に対して、2つのリンク部材34、34aの各々の端部を接続したスライダー33、33aを設けている。前記2つのリンク部材の上端部は下枠部材7に揺動可能に軸されており、前記2つのリンク部材34、34aをX状に配置して、駆動部材32を正逆方向に駆動することにより、画像形成装置1を上下動させて、ストッパ部材により任意の高さに停止保持させることができる。
【0020】
図7に示す例は、空気圧を利用した昇降装置35の例を示しているもので、前記昇降装置35においては、給気装置38を別体に設けて圧縮空気を供給し、エアーバッグ36に対する給気と排気を、切換え弁37の操作により制御することによって、装置本体を上下動させるようにしている。前記エアーバッグ36に圧気を供給するための給気装置38は、駆動部材39により駆動されるコンプレッサ38aを用いるものとし、コントロールパネルに設けた操作スイッチを押すことにより、切換え弁37での給・排気経路を切り換えることで、下枠部材7を上下動させて、任意の位置で停止させ得るようにする。
【0021】
前記各実施例において、画像形成装置1の下部に設けている下枠部材7に対して、支持装置10の上板部材11を弾性付勢部材12による押圧作用によって弾性的に支持させ、画像形成装置の安定性を維持できるようにすることは共通している。また、前記ベースフレーム13からガイドポスト15を一体に配置して、前記ガイドポスト15をガイドポストとして利用し、ガイドポスト15に沿わせて画像形成装置を上下動させる際に、昇降の動作を安定させるようにすることは、前記図1、7の各実施例にも適用が可能である。また、前記ガイドポスト15にラック部材を設けて、係止爪により係止させる手段を用いることも、図示を省略した他の実施例でも、当然適用が可能である。なお、上記した各実施例では、駆動源からの駆動力によって上板部材11を昇降させるようにしたが、このような駆動源を用いずに手動で昇降させるようにしても良い。
【0022】
【発明の効果】
本発明の装置は、前述したように構成したものであるから、昇降機構としてボールネジ部材を使用する場合には、ネジ軸を回転させることによって、画像形成装置に固定されたナット部材が、ネジ軸に沿って上下方向に容易に移動され、画像形成装置の高さ位置を調節する作用を、設定されたネジのピッチに応じて任意に変化させることができる。そして、前記ボールネジ機構を装置本体の背面部に設けることにより、オペレータの邪魔になることがなく、ナット部材を装置本体に固定して設けることで、装置本体の高さを直接に調整することができる。また、装置本体を支持する載置台を上向きに付勢する手段を設けることによって、画像形成装置の下面に載置台が常時当接するので、載置台を上昇させる動力を必要とせず、昇降の動作を安定させることができる。
【0023】
また、バランサ機構のウエイト部材の重さを変化させることにより、画像形成装置の重量とウエイト部材の重さとをバランスさせることができ、画像形成装置の高さの調節を容易に行うことができる。そして、装置本体を支持する載置台を上向きに付勢する手段を設けることにより、ウエイト部材を軽くしたときに、画像形成装置および載置台が急激に下降することを阻止でき、装置の安定性を確保できる。さらに、前記ジャッキ手段を用いる場合には、ジャッキ手段により上下動させた位置で、係止保持手段を作動させる機構を組み合わせたことにより、各機構を簡素化することができ、重量の大きな装置でも、昇降と固定の動作を安定した状態で行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像形成装置の構成を示す説明図である。
【図2】図1の装置の平面図である。
【図3】図1の装置の側面図である。
【図4】バランサ機構を用いた例の説明図である。
【図5】図4の装置の平面図である。
【図6】パンタグラフ機構を用いる例の説明図である。
【図7】エアバッグ機構を用いた例の説明図である。
【符号の説明】
1 画像形成装置、 2 記録部、 3 排紙部、
4 画像読取装置、 5 給紙部、 6 給紙トレイ、
7 下枠部材、 7a 接続部材、 8 コントロールパネル、
9 操作スイッチ、 10 支持装置、 11 上板部材、
12 弾性付勢部材、 13 ベースフレーム、
15 ガイドポスト、 16 ラック部材、 17 係止爪、
18 ソレノイド、 20・25・30・35 昇降装置、
21 ネジロッド、 22 ナット部材、 23 駆動部材、
26 プーリ、 27 駆動部材、 28 ワイヤ、
29 ウエイト部材、 31 スクリュー、 32 駆動部材、
33 スライダー、 34 リンク部材、 36 エアーバッグ、
37 切換え弁、 38 給気装置、 39 駆動部材。
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像形成装置の高さを任意に調節して保持できるようにする装置に関し、オペレータが操作する高さを適宜調節して、操作性を向上させ得るようにする装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ファクシミリ装置や、ファクシミリ機能と複写機能を兼備するような画像形成装置等の装置は、多種の機能を有するものが用いられているが、一般にはオペレータの操作する位置には関係なく、高さが一定となるように構成されている。つまり、機器の高さ等の条件は、平均的な身長のオペレータが、コントロールパネルや、トレイ等を容易に操作できるように設計されているものであり、身長の高低差等のバラツキがあることが、画像形成装置の基本設計で考慮されていることは少ない。ところが、近年のオフィス事情によれば、車椅子等を使用する事務職員等が増加する傾向にあり、座った状態のような低い位置で、事務機器を操作しようとする事例が多く発生してきている。そこで、そのようなオペレータの事情に対処させるために、画像形成装置を昇降装置を用いて支持し、オペレータの条件を認識させることで、装置の高さを適宜選択できるようにすることが提案されている(例えば、特開平8−106240号公報参照)。
【0003】
【特許文献】
特開平8−106240号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前記従来例においては、オペレータが個人別コードを記したカードを読取部に装着して、そのカードに指定された条件を読み取ることで、画像形成装置の高さを調節できるようにしているもので、非常にきめ細かな高さの調整動作を可能にしている。ところが、前記昇降台での高さの調節に関しては、モータの駆動時間の調整により行うとされるが、具体的な昇降機構の構成が明示されていないという問題が残っている。
【0005】
本発明は、前述したような従来の画像形成装置において、機械の高さを簡単な機構の昇降手段を用いて、任意の高さにまで昇降させて、固定保持可能な装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、画像形成装置の高さを任意に調節可能にした装置に関し、請求項1の発明は、画像形成装置本体と、前記画像形成装置本体を載置する載置台と、前記載置台の下側を支持し、鉛直方向に伸縮可能な複数本の脚体と、前記画像形成装置本体の高さを調整して、任意の高さで固定保持する保持手段とを設けたことを特徴とする。
【0007】
請求項2の発明は、前記画像形成装置本体の高さを調整して、任意の高さで固定保持する保持手段として、ボールネジ機構を用い、前記ボールネジ機構を画像形成装置本体の背面側に設けたことを特徴とする。
請求項3の発明は、前記ボールネジ機構のナット部材を、前記画像形成装置本体の背面側に設けたことを特徴とする。
請求項4の発明は、前記載置台の上下の部材の間に配置する脚体には、載置台の上板部材を常時上向きに付勢する付勢手段を設けたことを特徴とする。
【0008】
そして、前述したように、昇降機構としてボールネジ部材を使用する場合には、ネジ軸を回転させることによって、画像形成装置に固定されたナット部材が、ネジ軸に沿って上下方向に容易に移動され、画像形成装置の高さ位置を調節する作用を、設定されたネジのピッチに応じて任意に変化させることができる。そして、前記ボールネジ機構を装置本体の背面部に設けることにより、オペレータの邪魔になることがなく、ナット部材を装置本体に固定して設けることで、装置本体の高さを直接に調整することができる。また、装置本体を支持する載置台を上向きに付勢する手段を設けることによって、画像形成装置の下面に載置台が常時当接するので、載置台を上昇させる動力を必要とせず、昇降の動作を安定させることができる。
【0009】
請求項5の発明は、画像形成装置本体と、前記画像形成装置本体を載置する載置台と、前記載置台の下側を支持し、鉛直方向に伸縮可能な複数本の脚体と、前記画像形成装置本体の高さを調整して、任意の高さで固定保持する保持手段としてのバランサ機構と、を備えることを特徴とする。
請求項6の発明は、前記バランサ機構のワイヤの一端部を載置台に固定し、前記ワイヤの他端部にはウエイト部材を着脱可能に設け、前記ワイヤを掛け渡す滑車を床面上に固定される固定フレームに設けたことを特徴とする。
請求項7の発明は、前記載置台の上下の部材の間に配置する脚体には、載置台の上板部材を常時上向きに付勢する付勢手段を設けたことを特徴とする。
【0010】
したがって、バランサ機構のウエイト部材の重さを変化させることにより、画像形成装置の重量とウエイト部材の重さとをバランスさせることができ、画像形成装置の高さの調節を容易に行うことができる。また、装置本体を支持する載置台を上向きに付勢する手段を設けることにより、ウエイト部材を軽くしたときに、画像形成装置および載置台が急激に下降することを阻止でき、装置の安定性を確保できる。
【0011】
請求項8の発明は、画像形成装置本体と、前記画像形成装置本体を載置する載置台と、前記載置台の下側を支持し、鉛直方向に伸縮可能な複数本の脚体と、前記画像形成装置本体を昇降させるジャッキ手段と、任意の高さで固定保持する保持手段と、を備え、前記ジャッキ手段の動作と固定保持手段とを連動させる連動手段を設けたことを特徴とする。そして、前記ジャッキ手段により上下動させた位置で、係止保持手段を作動させる機構を組み合わせたことにより、各機構を簡素化することができ、重量の大きな装置でも、昇降と固定の動作を安定した状態で行うことが可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】
図示される例にしたがって、本発明の装置の構成を説明する。図1に示す例において、画像形成装置1は、電子写真複写機とファクシミリ機能を備えた複合機、または、プリンタ等の機能をさらに付加して構成されることができる。前記画像形成装置1には、電子写真方式を用いて記録紙に画像を作成する機能を設けた記録装置本体の上部に、画像読取装置4を配置し、下部には複数の給紙トレイ6を装備した給紙装置5を組み合わせて装置本体を構成し、作成した記録紙は、排紙部3に堆積させるように構成している。なお、本実施例で説明する画像形成装置1は、その記録部の構成等は特に限定するものではないことから、その構成の説明は省略しており、装置の上部に配置する画像読取装置4についても、一般的なFBS(フラットベッドスキャナ)と、原稿トレイ4bを設けたADF(自動原稿搬送装置)4aとを組み合わせた装置として示している。
【0013】
また、前記装置本体の給紙部5の下端部には、下枠部材7を設けているが、前記下枠部材7は、一般の画像形成装置でのキャスターを取り除いた状態の部材として構成される。前記画像形成装置1において、複写機やFAX等の機能に対応させて、通常の操作ボタン等を設けたコントロールパネル8には、図2に示すように、昇降装置に対応させた操作ボタン9を配置し、前記操作ボタン9に対して「上昇」、「下降」等の、動作をあらわす任意の表示手段で表示して、オペレータが容易に操作できるようにすることができるが、その他に、前記昇降装置を操作するボタンは、装置本体の側部やフロント側の操作パネルから外れた任意の位置にも設けることができる。
【0014】
前記画像形成装置1の下部に配置する支持装置10は、床面上に位置されるベースフレーム13の上に弾性付勢部材12……を介して上板部材11を設けて、前記上板部材11を下枠部材7に向けて、弾性付勢部材12により付勢するように構成している。前記弾性付勢部材12としては、コイルスプリングのような弾性体を、筒状の部材でカバーした倒れ防止手段として設けられており、前記弾性付勢部材12を支持装置10の4つの角部に配置して、上板部材11を上昇させる方向に付勢する。そして、後述するように、画像形成装置1を昇降装置により上昇させた位置で、下枠部材7の下面に上板部材11を接触させて、画像形成装置の安定性を確保させるようにする。
【0015】
前記カバー部材としては、例えば、上板部材11とベースフレーム13に各々接続した径の異なる筒状のものを設けて、その内部に収容したコイルスプリングにより、上板部材11を上昇させる方向に付勢する機構のものを用いても良く、その他に、任意の構造のカバー部材を用いることも可能である。なお、前記支持装置10は、画像形成装置を下降させる際に、画像形成装置本体の重量の一部を負担する状態で、昇降装置による下降の動作に対するブレーキとしても作用させ得るようにする。
【0016】
前記支持装置10に支持される画像形成装置1において、操作時の高さを変更可能とするために、図1〜3に示す例では、ボールネジ機構を用いた昇降装置20を設けている。前記昇降装置20としては、ベースフレーム13の一部を後部側に延長し、その延長部に駆動部材23を据え付けて、前記駆動部材23に所定のピッチでネジ部を設けたネジロッド21を回転させる機構を設ける。また、前記ネジロッド21に対応させたナット部材22は、下枠部材7に設けた接続部材7aに前記ナット部材22を支持させ、前記ネジロッド21のネジに係合するボール等をナット部材22に多数設けて、駆動部材23に設けたモータを正逆方向に駆動して、前記ネジロッド21を任意の方向に回転させることにより、接続部材7aを介して画像形成装置1を昇降させることができる。そして、前記昇降装置20を用いて、画像形成装置1の上下動を行うとともに、任意の高さの位置で装置を停止させて、支持装置10によりバランスを維持させるようにして保持させるようにする。
【0017】
図4、5に示す例は、バランサ機能を用いた昇降装置25により、画像形成装置1を昇降させる場合の例を示しているもので、前記昇降装置25は、下板部材13の後部から立設したガイドポスト15を用いて構成される。前記昇降装置25においては、ガイドポスト15の上部にプーリ26を回転自在に取り付け、このプーリ26にワイヤ28を掛け渡し、前記ワイヤ28の一端部を下枠部材7の接続部材7aに接続し、他端部にはウエイト部材29を取り付けて、ワイヤ28の両端部での重量をバランスさせるようにする。そして、前記プーリ26を駆動部材27を用いて正逆方向に駆動して、ウエイト部材29を上下動させることで、画像形成装置1を上下動させ、前記画像形成装置1の高さを任意の高さに制御して、停止保持させるようにする。
【0018】
なお、本実施例において、画像形成装置1の下部に支持装置10を設けて、下枠部材7の下から弾性付勢部材12による付勢作用を付与し、昇降する装置本体を安定した状態で支持させるようにすることは、前記図1の例と同様にする。また、画像形成装置1を任意の高さに固定保持するためには、前記ガイドポスト15にラック部材16を設けておき、下枠部材7にはソレノイド18等の駆動源に対する通電により、出没されるように係止爪17を配置したストッパ部材を設け、画像形成装置1を任意の高さで停止保持させるようにすれば、安定性を向上させることが可能である。そして、前記ストッパ部材を昇降装置25と組み合わせた装置において、画像形成装置1を昇降(上下動)させる際に、コントロールパネルに設けた操作ボタンを押したときに、駆動部材27レノイド18とを連動させて作動して、係止爪17の係止の解除と装置本体の上下動の動作を行わせ、前記駆動部材27の停止とともにソレノイドの通電を停止して、係止爪18を突出させてラック部材16に係止させるようにすれば良い。
【0019】
図6に示す例は、パンタグラフ状の機構を用いて、画像形成装置1を上下動させる昇降装置30の例を示している。この実施例において、ベースフレーム13には、駆動部材32により駆動されるスクリュー31を設け、前記スクリュー31に設けた2つの方向の異なるネジ部に対して、2つのリンク部材34、34aの各々の端部を接続したスライダー33、33aを設けている。前記2つのリンク部材の上端部は下枠部材7に揺動可能に軸されており、前記2つのリンク部材34、34aをX状に配置して、駆動部材32を正逆方向に駆動することにより、画像形成装置1を上下動させて、ストッパ部材により任意の高さに停止保持させることができる。
【0020】
図7に示す例は、空気圧を利用した昇降装置35の例を示しているもので、前記昇降装置35においては、給気装置38を別体に設けて圧縮空気を供給し、エアーバッグ36に対する給気と排気を、切換え弁37の操作により制御することによって、装置本体を上下動させるようにしている。前記エアーバッグ36に圧気を供給するための給気装置38は、駆動部材39により駆動されるコンプレッサ38aを用いるものとし、コントロールパネルに設けた操作スイッチを押すことにより、切換え弁37での給・排気経路を切り換えることで、下枠部材7を上下動させて、任意の位置で停止させ得るようにする。
【0021】
前記各実施例において、画像形成装置1の下部に設けている下枠部材7に対して、支持装置10の上板部材11を弾性付勢部材12による押圧作用によって弾性的に支持させ、画像形成装置の安定性を維持できるようにすることは共通している。また、前記ベースフレーム13からガイドポスト15を一体に配置して、前記ガイドポスト15をガイドポストとして利用し、ガイドポスト15に沿わせて画像形成装置を上下動させる際に、昇降の動作を安定させるようにすることは、前記図1、7の各実施例にも適用が可能である。また、前記ガイドポスト15にラック部材を設けて、係止爪により係止させる手段を用いることも、図示を省略した他の実施例でも、当然適用が可能である。なお、上記した各実施例では、駆動源からの駆動力によって上板部材11を昇降させるようにしたが、このような駆動源を用いずに手動で昇降させるようにしても良い。
【0022】
【発明の効果】
本発明の装置は、前述したように構成したものであるから、昇降機構としてボールネジ部材を使用する場合には、ネジ軸を回転させることによって、画像形成装置に固定されたナット部材が、ネジ軸に沿って上下方向に容易に移動され、画像形成装置の高さ位置を調節する作用を、設定されたネジのピッチに応じて任意に変化させることができる。そして、前記ボールネジ機構を装置本体の背面部に設けることにより、オペレータの邪魔になることがなく、ナット部材を装置本体に固定して設けることで、装置本体の高さを直接に調整することができる。また、装置本体を支持する載置台を上向きに付勢する手段を設けることによって、画像形成装置の下面に載置台が常時当接するので、載置台を上昇させる動力を必要とせず、昇降の動作を安定させることができる。
【0023】
また、バランサ機構のウエイト部材の重さを変化させることにより、画像形成装置の重量とウエイト部材の重さとをバランスさせることができ、画像形成装置の高さの調節を容易に行うことができる。そして、装置本体を支持する載置台を上向きに付勢する手段を設けることにより、ウエイト部材を軽くしたときに、画像形成装置および載置台が急激に下降することを阻止でき、装置の安定性を確保できる。さらに、前記ジャッキ手段を用いる場合には、ジャッキ手段により上下動させた位置で、係止保持手段を作動させる機構を組み合わせたことにより、各機構を簡素化することができ、重量の大きな装置でも、昇降と固定の動作を安定した状態で行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像形成装置の構成を示す説明図である。
【図2】図1の装置の平面図である。
【図3】図1の装置の側面図である。
【図4】バランサ機構を用いた例の説明図である。
【図5】図4の装置の平面図である。
【図6】パンタグラフ機構を用いる例の説明図である。
【図7】エアバッグ機構を用いた例の説明図である。
【符号の説明】
1 画像形成装置、 2 記録部、 3 排紙部、
4 画像読取装置、 5 給紙部、 6 給紙トレイ、
7 下枠部材、 7a 接続部材、 8 コントロールパネル、
9 操作スイッチ、 10 支持装置、 11 上板部材、
12 弾性付勢部材、 13 ベースフレーム、
15 ガイドポスト、 16 ラック部材、 17 係止爪、
18 ソレノイド、 20・25・30・35 昇降装置、
21 ネジロッド、 22 ナット部材、 23 駆動部材、
26 プーリ、 27 駆動部材、 28 ワイヤ、
29 ウエイト部材、 31 スクリュー、 32 駆動部材、
33 スライダー、 34 リンク部材、 36 エアーバッグ、
37 切換え弁、 38 給気装置、 39 駆動部材。
Claims (8)
- 画像形成装置本体と、前記画像形成装置本体を載置する載置台と、
前記載置台の下側を支持し、鉛直方向に伸縮可能な複数本の脚体と、
前記画像形成装置本体の高さを調整して、任意の高さで固定保持する保持手段とを設けたことを特徴とする画像形成装置。 - 前記画像形成装置本体の高さを調整して、任意の高さで固定保持する保持手段として、ボールネジ機構を用い、前記ボールネジ機構を画像形成装置本体の背面側に設けたことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記ボールネジ機構のナット部材を、前記画像形成装置本体の背面側に設けたことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
- 前記載置台の上下の部材の間に配置する脚体には、載置台の上板部材を常時上向きに付勢する付勢手段を設けたことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の画像形成装置。
- 画像形成装置本体と、前記画像形成装置本体を載置する載置台と、
前記載置台の下側を支持し、鉛直方向に伸縮可能な複数本の脚体と、
前記画像形成装置本体の高さを調整して、任意の高さで固定保持する保持手段としてのバランサ機構と、を備えることを特徴とする画像形成装置。 - 前記バランサ機構のワイヤの一端部を載置台に固定し、前記ワイヤの他端部にはウエイト部材を着脱可能に設け、前記ワイヤを掛け渡す滑車を床面上に固定される固定フレームに設けたことを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
- 前記載置台の上下の部材の間に配置する脚体には、載置台の上板部材を常時上向きに付勢する付勢手段を設けたことを特徴とする請求項5または6に記載の画像形成装置。
- 画像形成装置本体と、前記画像形成装置本体を載置する載置台と、
前記載置台の下側を支持し、鉛直方向に伸縮可能な複数本の脚体と、
前記画像形成装置本体を昇降させるジャッキ手段と、任意の高さで固定保持する保持手段と、を備え、
前記ジャッキ手段の動作と固定保持手段とを連動させる連動手段を設けたことを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002298444A JP2004133244A (ja) | 2002-10-11 | 2002-10-11 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002298444A JP2004133244A (ja) | 2002-10-11 | 2002-10-11 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004133244A true JP2004133244A (ja) | 2004-04-30 |
Family
ID=32287863
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002298444A Pending JP2004133244A (ja) | 2002-10-11 | 2002-10-11 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004133244A (ja) |
Cited By (19)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20140063167A1 (en) * | 2012-08-31 | 2014-03-06 | Seiko Epson Corporation | Inkjet recording device |
CN105041960A (zh) * | 2015-06-15 | 2015-11-11 | 株洲时代新材料科技股份有限公司 | 包含调节平台的减振器 |
CN105065566A (zh) * | 2015-07-15 | 2015-11-18 | 株洲时代新材料科技股份有限公司 | 一种减振器 |
CN105953053A (zh) * | 2016-07-25 | 2016-09-21 | 成都市昌宝顺金属制品有限公司 | 一种设备支撑台装置 |
CN106065985A (zh) * | 2016-07-25 | 2016-11-02 | 许培杰 | 一种可精确调节的设备支撑台机构 |
CN106122711A (zh) * | 2016-07-25 | 2016-11-16 | 成都市昌宝顺金属制品有限公司 | 一种设备支撑台结构 |
CN106112503A (zh) * | 2016-07-25 | 2016-11-16 | 王云花 | 一种运行稳定的设备支撑台结构 |
CN106142028A (zh) * | 2016-07-25 | 2016-11-23 | 林晓 | 一种可及时散热的仪器用支撑台装置 |
CN106181928A (zh) * | 2016-07-25 | 2016-12-07 | 林晓 | 一种调节精确的仪器用支撑台结构 |
CN106183474A (zh) * | 2016-07-30 | 2016-12-07 | 安徽天斯努信息技术股份有限公司 | 一种曲面盘推升式打印机装载架 |
CN106195562A (zh) * | 2016-07-25 | 2016-12-07 | 许培杰 | 一种精确调节的设备支撑台装置 |
CN106240179A (zh) * | 2016-07-30 | 2016-12-21 | 安徽天斯努信息技术股份有限公司 | 一种高度可调的云打印终端设备的壳体 |
CN108340690A (zh) * | 2018-02-07 | 2018-07-31 | 嘉兴市汉鼎五金制造有限公司 | 一种具有稳定功能的喷绘机托架 |
CN109050009A (zh) * | 2018-09-14 | 2018-12-21 | 昆明理工大学 | 一种打包阴极铜自动喷码设备 |
CN109185608A (zh) * | 2018-10-29 | 2019-01-11 | 合肥鸿坤通信工程有限公司 | 一种机载卫星通信设备减震机架 |
CN109572248A (zh) * | 2018-11-26 | 2019-04-05 | 广州来丽智能科技有限公司 | 一种uv平板打印机平台多点支撑调节结构及调节方法 |
CN110513579A (zh) * | 2019-07-18 | 2019-11-29 | 无锡市鑫瑞格尔科技有限公司 | 一种光学平台用可调节支座 |
CN112689425A (zh) * | 2021-01-22 | 2021-04-20 | 深圳市科陆驱动技术有限公司 | 一种电动汽车控制器散热放置台 |
CN113685673A (zh) * | 2021-08-26 | 2021-11-23 | 太原理工大学 | 一种液压支架的故障监控装置及其使用方法 |
-
2002
- 2002-10-11 JP JP2002298444A patent/JP2004133244A/ja active Pending
Cited By (27)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9308758B2 (en) * | 2012-08-31 | 2016-04-12 | Seiko Epson Corporation | Inkjet recording device |
US20140063167A1 (en) * | 2012-08-31 | 2014-03-06 | Seiko Epson Corporation | Inkjet recording device |
CN105041960B (zh) * | 2015-06-15 | 2021-03-12 | 株洲时代新材料科技股份有限公司 | 包含调节平台的减振器 |
CN105041960A (zh) * | 2015-06-15 | 2015-11-11 | 株洲时代新材料科技股份有限公司 | 包含调节平台的减振器 |
CN105065566A (zh) * | 2015-07-15 | 2015-11-18 | 株洲时代新材料科技股份有限公司 | 一种减振器 |
CN106122711A (zh) * | 2016-07-25 | 2016-11-16 | 成都市昌宝顺金属制品有限公司 | 一种设备支撑台结构 |
CN106112503B (zh) * | 2016-07-25 | 2018-06-05 | 福建泉州皇诚家具有限公司 | 一种运行稳定的设备支撑台结构 |
CN106112503A (zh) * | 2016-07-25 | 2016-11-16 | 王云花 | 一种运行稳定的设备支撑台结构 |
CN106142028A (zh) * | 2016-07-25 | 2016-11-23 | 林晓 | 一种可及时散热的仪器用支撑台装置 |
CN106181928A (zh) * | 2016-07-25 | 2016-12-07 | 林晓 | 一种调节精确的仪器用支撑台结构 |
CN106065985A (zh) * | 2016-07-25 | 2016-11-02 | 许培杰 | 一种可精确调节的设备支撑台机构 |
CN106195562A (zh) * | 2016-07-25 | 2016-12-07 | 许培杰 | 一种精确调节的设备支撑台装置 |
CN105953053A (zh) * | 2016-07-25 | 2016-09-21 | 成都市昌宝顺金属制品有限公司 | 一种设备支撑台装置 |
CN106122711B (zh) * | 2016-07-25 | 2017-12-26 | 温岭市锦鹏日用品有限公司 | 一种设备支撑台结构 |
CN105953053B (zh) * | 2016-07-25 | 2017-12-26 | 南安市蒂巧工艺品有限公司 | 一种设备支撑台装置 |
CN106240179A (zh) * | 2016-07-30 | 2016-12-21 | 安徽天斯努信息技术股份有限公司 | 一种高度可调的云打印终端设备的壳体 |
CN106183474A (zh) * | 2016-07-30 | 2016-12-07 | 安徽天斯努信息技术股份有限公司 | 一种曲面盘推升式打印机装载架 |
CN108340690A (zh) * | 2018-02-07 | 2018-07-31 | 嘉兴市汉鼎五金制造有限公司 | 一种具有稳定功能的喷绘机托架 |
CN109050009A (zh) * | 2018-09-14 | 2018-12-21 | 昆明理工大学 | 一种打包阴极铜自动喷码设备 |
CN109185608A (zh) * | 2018-10-29 | 2019-01-11 | 合肥鸿坤通信工程有限公司 | 一种机载卫星通信设备减震机架 |
CN109185608B (zh) * | 2018-10-29 | 2020-08-04 | 温州瑞景通科技有限公司 | 一种机载卫星通信设备减震机架 |
CN109572248A (zh) * | 2018-11-26 | 2019-04-05 | 广州来丽智能科技有限公司 | 一种uv平板打印机平台多点支撑调节结构及调节方法 |
CN110513579A (zh) * | 2019-07-18 | 2019-11-29 | 无锡市鑫瑞格尔科技有限公司 | 一种光学平台用可调节支座 |
CN112689425A (zh) * | 2021-01-22 | 2021-04-20 | 深圳市科陆驱动技术有限公司 | 一种电动汽车控制器散热放置台 |
CN112689425B (zh) * | 2021-01-22 | 2022-08-05 | 深圳市科陆驱动技术有限公司 | 一种电动汽车控制器散热放置台 |
CN113685673A (zh) * | 2021-08-26 | 2021-11-23 | 太原理工大学 | 一种液压支架的故障监控装置及其使用方法 |
CN113685673B (zh) * | 2021-08-26 | 2023-04-07 | 太原理工大学 | 一种液压支架的故障监控装置及其使用方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2004133244A (ja) | 画像形成装置 | |
US5926877A (en) | Adjustable supporting table | |
KR101946140B1 (ko) | 두루마리 원단의 리프팅 및 이동장치 | |
US8919686B2 (en) | Roll medium feeding device and recording apparatus | |
JP2003323084A (ja) | 画像形成装置 | |
EP0097137A1 (en) | A work table | |
JP2004191826A (ja) | 画像形成装置 | |
KR101703230B1 (ko) | 스탠딩 책상의 높이조절장치 | |
JP4221242B2 (ja) | ミシン | |
CN208442515U (zh) | 一种简易投影仪放置座 | |
JP2008001516A (ja) | 画像形成装置の後処理装置 | |
JP2003218544A (ja) | 転倒防止機構 | |
JP4317170B2 (ja) | 机 | |
JP2003143346A (ja) | 原稿読取装置 | |
KR102218156B1 (ko) | 자동 높이조절 보조책상 | |
US20210022514A1 (en) | Care bed and method of assembling same | |
AU2018100047A4 (en) | Electric bed with independent adjusting device for waist rest | |
JPH063881A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2008093013A (ja) | 昇降式指揮者台 | |
JP2004133243A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2005049486A (ja) | 画像形成装置 | |
CN117622830A (zh) | 一种pcb板检测用上板结构 | |
CN211197969U (zh) | 一种自动送纸机 | |
JP2005086751A (ja) | 画像処理装置 | |
CA2991732C (en) | Electric bed with independent adjusting device for waist rest |