JP2004131843A - 構造物構築部材およびその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課 題】 耐食金属板による鋼材被覆技術において、腐食環境の厳しい地域で使用される鋼構造物に長期にわたって十分な耐食性を付与しうる防食性に優れた構造物構築部材およびその製造方法を提供する。
【解決手段】 鋼材1の表面の少なくとも一部を複数枚の覆装板2で被覆してなる構造用構築部材であって、前記覆装板は板厚0.2 〜5.0mm のオーステナイト系耐海水ステンレス鋼からなり、前記覆装板を前記鋼材表面に仮止めしてなる第1の溶接部3および6あるいは8と、特定条件のTIG溶接により前記覆装板の端部同士の重なり部2aの隙を密封してなる第2の溶接部4と、同TIG溶接により前記覆装板の被覆境界部と前記鋼材表面との隙を密封してなる第3の溶接部5とを有し、かつ前記第2、 第3の溶接部が前記オーステナイト系耐海水ステンレス鋼と同等以上の耐食性を有するもの。
【選択図】 図1
Description
PRE=Cr+3.3 ×Mo+20×N。ただしW含有の場合は、PRE=Cr+3.3 ×(Mo+0.5 ×W)+20×Nとする。ここに右辺の元素記号はその元素の濃度(mass% )を表す。
PRE=Cr+3.3 ×Mo+20×N。ただしW含有の場合は、PRE=Cr+3.3 ×(Mo+0.5 ×W)+20×Nとする。ここに右辺の元素記号はその元素の濃度(mass% )を表す。
PRE=Cr+3.3 ×Mo+20×N。ただしW含有の場合は、PRE=Cr+3.3 ×(Mo+0.5 ×W)+20×Nとする。ここに右辺の元素記号はその元素の濃度(mass% )を表す。
PRE=Cr+3.3 ×Mo+20×N。ただしW含有の場合は、PRE=Cr+3.3 ×(Mo+0.5 ×W)+20×Nとする。ここに右辺の元素記号はその元素の濃度(mass% )を表す。
鋼材として炭素鋼からなる鋼管表面の黒皮をブラスト処理で取り除いてなる鋼管杭を用いた。覆装板として、板厚0.4mm のオーステナイト系耐海水ステンレス鋼(表1のS1)の帯板コイルから鋼管杭の寸法に合わせた所定長さだけ巻き戻して切断することにより複数枚切出したものを用いた。
・インダイレクト抵抗スポット溶接(施工条件INDSP-1 )
溶接電流:6500A
電極径:溶接側、非溶接側(アース側)とも16mmφ
加圧力:溶接側、非溶接側(アース側)とも2.0kN/mm2
電極間距離:200mm
スポット溶接間隔:150mm
次いで、前記ステンレス鋼板の重なり部の上板端面と下板表面とがなす段差部(鋼管杭長さ方向に延在)をその全長にわたりTIG溶接により重ね隅肉溶接し(第2の溶接部4形成)、該段差部の隅に存在していた隙を密封した。さらに、前記重ね継ぎ被覆部の境界においてステンレス鋼板端面と鋼管杭表面とがなす段差部(鋼管杭円周方向に延在)をその全長にわたりTIG溶接により重ね隅肉溶接し(第3の溶接部5形成)、該段差部の隅に存在していた隙を密封した。ここでのTIG溶接の施工条件を以下に示す。
・TIG溶接(施工条件TIG-1 )
溶接電流:80A
溶接速度:140mm/min
Arガス流量:10l/min
フィラー:表2のF4
フィラー送り速度:140mm/min
なお、前記鋼材と同一組成・同一厚さの鋼材試片および前記被覆板と同一組成・同一厚さのステンレス鋼板試片とを用いて同様のTIG溶接により作製した鋼材試片とステンレス鋼板試片の重ね隅肉溶接継手試料、およびステンレス鋼板試片同士の重ね隅肉溶接継手試料の各溶接部について測定したCPT値はそれぞれ50℃、60℃であった。このようにして図1に示す構造物構築部材を製造した。
(実施例2)
鋼材として炭素鋼からなる鋼管表面の黒皮をブラスト処理で取り除いてなる鋼管杭を用いた。覆装板として、板厚0.4mm のオーステナイト系耐海水ステンレス鋼(表1のS2)の帯板コイルから鋼管杭の寸法に合わせた所定長さだけ巻き戻して切断することにより複数枚切出したものを用いた。
・TIG溶接(施工条件TIG-2 )
溶接電流:80A
溶接速度:140mm/min
Arガス流量:10l/min
フィラー:表2のF3
フィラー送り速度:140 mm/min
なお、前記鋼材と同一組成・同一厚さの鋼材試片および前記被覆板と同一組成・同一厚さのステンレス鋼板試片とを用いて同様のTIG溶接により作製した鋼材試片とステンレス鋼板試片の重ね隅肉溶接継手試料、およびステンレス鋼板試片同士の重ね隅肉溶接継手試料の各溶接部について測定したCPT値はそれぞれ45℃、55℃であった。このようにして図1に示す構造物構築部材を製造した。
(実施例3)
鋼材として炭素鋼からなる鋼管表面の黒皮をブラスト処理で取り除いてなる鋼管杭を用いた。覆装板として、板厚0.4mm のオーステナイト系耐海水ステンレス鋼(表1のS1)の帯板コイルから鋼管杭の寸法に合わせた所定長さだけ巻き戻して切断することにより複数枚切出したものを用いた。
・TIG溶接(施工条件TIG-3 )
溶接電流:60A
溶接速度:140mm/min
Arガス流量:10l/min
フィラー:表2のF1
フィラー送り速度:140mm/min
なお、前記鋼材と同一組成・同一厚さの鋼材試片および前記被覆板と同一組成・同一厚さのステンレス鋼板試片とを用いて同様のTIG溶接により作製した鋼材試片とステンレス鋼板試片の重ね隅肉溶接継手試料、およびステンレス鋼板試片同士の重ね隅肉溶接継手試料の各溶接部について測定したCPT値はそれぞれ50℃、60℃であった。このようにして図1に示す構造物構築部材を製造した。
(実施例4)
鋼材として炭素鋼からなる鋼管表面の黒皮をブラスト処理で取り除いてなる鋼管杭を用いた。覆装板として、板厚1.5mm のオーステナイト系耐海水ステンレス鋼(表1のS2)の帯板コイルから鋼管杭の寸法に合わせた所定長さだけ巻き戻して切断することにより複数枚切出したものを用いた。
・インダイレクト抵抗シーム溶接(施工条件INDSM-1 )
溶接電流:7970A
ローラ電極寸法:溶接側150mm φ×3mm
非溶接側(アース側)150 mmφ×16mm
加圧力:溶接側2.0kN/mm2 、非溶接側(アース側)4.8kN/mm2
溶接速度:2.0 m/min
次いで、前記ステンレス鋼板の重なり部の上板端面と下板表面とがなす段差部(鋼管杭長さ方向に延在)をその全長にわたりTIG溶接により重ね隅肉溶接し(第2の溶接部4の形成)、該段差部の隅に存在していた隙を密封した。さらに、前記重ね継ぎ被覆部の境界においてステンレス鋼板端面と鋼管杭表面とがなす段差部(鋼管杭円周方向に延在)をその全長にわたりTIG溶接により重ね隅肉溶接し(第3の溶接部5の形成)、該段差部の隅に存在していた隙を密封した。ここでのTIG溶接の施工条件を以下に示す。
・TIG溶接(施工条件TIG-4 )
溶接電流:115 A
溶接速度:350mm/min
Arガス流量:10l/min
フィラー:表2のF2
フィラー送り速度:350mm/min
なお、前記鋼材と同一組成・同一厚さの鋼材試片および前記被覆板と同一組成・同一厚さのステンレス鋼板試片とを用いて同様のTIG溶接により作製した鋼材試片とステンレス鋼板試片の重ね隅肉溶接継手試料、およびステンレス鋼板試片同士の重ね隅肉溶接継手試料の各溶接部について測定したCPT値はそれぞれ45℃、55℃であった。このようにして図9に示す構造物構築部材を製造した。
(実施例5)
鋼材として炭素鋼からなる鋼管表面の黒皮をブラスト処理で取り除いてなる鋼管杭を用いた。覆装板として、板厚0.4mm のオーステナイト系耐海水ステンレス鋼(表1のS1)の帯板コイルから鋼管杭の寸法に合わせて所定の長さだけを巻き戻して切断することにより複数枚切出したものを用いた。
・インダイレクト抵抗スポット溶接(INDSP-2 )
溶接電流:6500A
電極径:溶接側、非溶接側(アース側)とも16mmφ
加圧力:溶接側、非溶接側(アース側)とも2.0kN/mm2
電極間距離:200mm
次いで、前記段差部をその全長方向に亘りTIG溶接により重ね隅肉溶接し(第2の溶接部4の形成)、該段差部の隅に存在していた隙間を密封した。さらに、前記重ね継ぎ溶接部の境界においてステンレス鋼板端面と鋼管杭表面とが成す段差部(鋼管杭円周方向に延在)をその全長に亘りTIG溶接により重ね隅肉溶接し(第3の溶接部5の形成)、該段差部の隅に存在していた隙間を密封した。ここでのTIG溶接の施工条件は実施例1と同じTIG-1 とした。
(実施例6)
鋼材として炭素鋼からなる鋼管表面の黒皮をブラスト処理で取り除いてなる鋼管杭を用いた。覆装板として、板厚0.4mm のオーステナイト系耐海水ステンレス鋼(表1のS1)の帯板コイルから鋼管杭の寸法に合わせて所定の長さだけを巻き戻して切断することにより複数枚切出したものを用いた。
・インダイレクト抵抗シーム溶接(施工条件INDSM-2 )
溶接電流:5000A
ローラ電極寸法:溶接側 150mm φ×3mm
非溶接側(アース側) 150mm φ×16mm
加圧力:溶接側2.0kN/mm2 、非溶接側(アース側)4.8kN/mm2
溶接速度:2.0 m/min
次いで、前記段差部をその全長方向に亘りTIG溶接により重ね隅肉溶接し(第2の溶接部4の形成)、該段差部の隅に存在していた隙間を密封した。さらに、前記重ね継ぎ溶接部の境界においてステンレス鋼板端面と鋼管杭表面とが成す段差部(鋼管杭円周方向に延在)をその全長に亘りTIG溶接により重ね隅肉溶接し(第3の溶接部5の形成)、該段差部の隅に存在していた隙間を密封した。ここでのTIG溶接の施工条件は実施例1と同じTIG-1 とした。
(実施例7)
鋼材として炭素鋼からなる鋼管表面の黒皮をブラスト処理で取り除いてなる鋼管杭を用いた。覆装板として、板厚0.4mm のオーステナイト系耐海水ステンレス鋼(表1のS1)の帯板コイルから鋼管杭の寸法に合わせて所定の長さだけを巻き戻して切断することにより複数枚切出したものを用いた。
(比較例1)
鋼材として炭素鋼からなる鋼管表面の黒皮をブラスト処理で取り除いてなる鋼管杭を用いた。覆装板として、板厚0.4mm のオーステナイト系耐海水ステンレス鋼(表1のS1)の帯板コイルから鋼管杭の寸法に合わせた所定長さだけ巻き戻して切断することにより複数枚切出したものを用いた。
・TIG溶接(施工条件TIG-X1)
溶接電流:150 A
溶接速度:600mm/min
Arガス流量:10l/min
フィラー:使用せず
なお、前記鋼材と同一組成・同一厚さの鋼材試片および前記被覆板と同一組成・同一厚さのステンレス鋼板試片とを用いて同様のTIG溶接により作製した鋼材試片とステンレス鋼板試片の重ね隅肉溶接継手試料、およびステンレス鋼板試片同士の重ね隅肉溶接継手試料の各溶接部について測定したCPT値はそれぞれ20℃、25℃であった。
(比較例2)
鋼材として炭素鋼からなる鋼管表面の黒皮をブラスト処理で取り除いてなる鋼管杭を用いた。覆装板として、板厚0.4mm のオーステナイト系耐海水ステンレス鋼(表1のS1)の帯板コイルから鋼管杭の寸法に合わせた所定長さだけ巻き戻して切断することにより複数枚切出したものを用いた。
・TIG溶接(施工条件TIG-X2)
溶接電流:190 A
溶接速度:400mm/min
Arガス流量:10l/min
フィラー:表2のF4
フィラー送り速度:400mm/min
なお、前記鋼材と同一組成・同一厚さの鋼材試片および前記被覆板と同一組成・同一厚さのステンレス鋼板試片とを用いて同様のTIG溶接により作製した鋼材試片とステンレス鋼板試片の重ね隅肉溶接継手試料、およびステンレス鋼板試片同士の重ね隅肉溶接継手試料の各溶接部について測定したCPT値はそれぞれ30℃、30℃であった。
(比較例3)
鋼材として炭素鋼からなる鋼管表面の黒皮をブラスト処理で取り除いてなる鋼管杭を用いた。覆装板として、板厚0.4mm のオーステナイト系ステンレス鋼(表1のS3)の帯板コイルから鋼管杭の寸法に合わせた所定長さだけ巻き戻して切断することにより複数枚切出したものを用いた。
(比較例4)
鋼材として炭素鋼からなる鋼管表面の黒皮をブラスト処理で取り除いてなる鋼管杭を用いた。覆装板として、板厚0.4mm のオーステナイト系耐海水ステンレス鋼(表1のS1)の帯板コイルから鋼管杭の寸法に合わせた所定長さだけ巻き戻して切断することにより複数枚切出したものを用いた。
2 覆装板(オーステナイト系耐海水ステンレス鋼板)
2a 覆装板端部同士の重なり部
3 第1の溶接部
4 第2の溶接部
5 第3の溶接部
6 第1の溶接部(抵抗スポット溶接)
7 第4の溶接部
8 第1の溶接部(抵抗シーム溶接)
Claims (8)
- 鋼材の表面の少なくとも一部を一枚又は複数枚の覆装板で被覆してなる構造物構築部材であって、前記覆装板は板厚0.2 〜5.0mm のオーステナイト系耐海水ステンレス鋼からなり、前記覆装板を前記鋼材表面に仮止めしてなる第1の溶接部と、前記覆装板の端部同士の重なり部の隙を密封してなる第2の溶接部と、前記覆装板の被覆境界部と前記鋼材表面との隙を密封してなる第3の溶接部とを有し、かつ前記第2および第3の溶接部が前記オーステナイト系耐海水ステンレス鋼と同等以上の耐食性を有することを特徴とする構造物構築部材。
- 鋼材の表面の少なくとも一部を一枚又は複数枚の覆装板で被覆してなる構造物構築部材であって、前記覆装板は板厚0.2 〜5.0mm のオーステナイト系耐海水ステンレス鋼からなり、前記覆装板を前記鋼材表面に仮止めしてなる第1の溶接部と、前記覆装板の端部同士の重なり部を固定してなる第4の溶接部と、前記覆装板の端部同士の重なり部の隙を密封してなる第2の溶接部と、前記覆装板の被覆境界部と前記鋼材表面との隙を密封してなる第3の溶接部とを有し、かつ前記第2、第3の溶接部が前記オーステナイト系耐海水ステンレス鋼と同等以上の耐食性を有することを特徴とする構造物構築部材。
- 前記覆装板をなすオーステナイト系耐海水ステンレス鋼は、下記のPREが43以上になるものであることを特徴とする請求項1または2に記載の構造物構築部材。
記
PRE=Cr+3.3 ×Mo+20×N。ただしW含有の場合は、PRE=Cr+3.3 ×(Mo+0.5 ×W)+20×Nとする。ここに右辺の元素記号はその元素の濃度(mass% )を表す。 - 前記構造物構築部材に、重防食塗料が塗装され、および/または前記構造物構築部材の鋼材に、電気防食用電極が装着されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の構造物構築部材。
- 鋼材の表面に、オーステナイト系耐海水ステンレス鋼からなる板厚0.2 〜5.0mm の複数枚の覆装板をその隣り合う端部同士が重なるように配置し、前記覆装板を前記鋼材表面に抵抗溶接で仮止め後、前記覆装板の端部同士の重なり部の隙、および前記覆装板の被覆境界部と前記鋼材表面との隙を、溶接電流50A以上160 A未満、溶接速度80mm/min以上600mm/min 未満の条件下で下記のPREが50以上の溶接棒を使用するTIG溶接により、密封することを特徴とする構造物構築部材の製造方法。
記
PRE=Cr+3.3 ×Mo+20×N。ただしW含有の場合は、PRE=Cr+3.3 ×(Mo+0.5 ×W)+20×Nとする。ここに右辺の元素記号はその元素の濃度(mass% )を表す。 - 鋼材の表面に、オーステナイト系耐海水ステンレス鋼からなる板厚0.2 〜5.0mm の複数枚の覆装板をその隣り合う端部同士が重なるように配置し、前記覆装板を前記鋼材表面に抵抗溶接で仮止め後、前記覆装板の重なり部を抵抗スポット溶接で固定し、さらに前記覆装板の端部同士の重なり部の隙、および前記覆装板の被覆境界部と前記鋼材表面との隙を、溶接電流50A以上160 A未満、溶接速度80mm/min以上600mm/min 未満の条件下で下記のPREが50以上の溶接棒を使用するTIG溶接により、密封することを特徴とする構造物構築部材の製造方法。
記
PRE=Cr+3.3 ×Mo+20×N。ただしW含有の場合は、PRE=Cr+3.3 ×(Mo+0.5 ×W)+20×Nとする。ここに右辺の元素記号はその元素の濃度(mass% )を表す。 - 前記覆装板をなすオーステナイト系耐海水ステンレス鋼は、下記のPREが43以上になるものであることを特徴とする請求項5または6に記載の構造物構築部材の製造方法。
記
PRE=Cr+3.3 ×Mo+20×N。ただしW含有の場合は、PRE=Cr+3.3 ×(Mo+0.5 ×W)+20×Nとする。ここに右辺の元素記号はその元素の濃度(mass% )を表す。 - 前記TIG溶接による隙の密封後、前記構造物構築部材に、重防食塗料を塗装し、および/または前記構造物構築部材の鋼材に、電気防食用電極を装着することを特徴とする請求項5〜7のいずれかに記載の構造物構築部材の製造方法。
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