JP2004131021A - 発光装置付き自転車用ホイール - Google Patents

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北原 敏明
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Abstract

【課題】外観上も美麗で、断線の心配のない発光装置付き自転車用ホイールを提供する。
【解決手段】ハブ軸1に設けた永久磁石51とハブ軸1に対して回転自在に設けられたハブケース4の内周面に配置された発電コイル2とから構成されるハブ内に収装されてハブの回転により発電を行う発電機5と、リム53の内周面に配置された発光体8と、発電機5と発光体8とを繋ぐ導体54の一方をハブとリム53とを含む車体に接続するとともにもう一方をハブとリム53との問に架設されるとともに両端のハブとリム53との接続部を絶縁した少なくとも1本のスポーク7とする。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、発光装置付き自転車用ホイール、特に、夜間走行時の視認性の向上やイルミネーション効果による装飾栓の向上を目的とした発光装置付き自転車用ホイールに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、自転車の夜間走行時における安全を図るために前照灯や尾灯を備えているが、これらは主として車体の前方ならびに後方に向けて光を照射するものである。そのため、前方や後方からの確認は容易であるが、側面には照明装置がないので、道路を横断する場合などに危険である。
【0003】
そこで、近頃、ホイールのスポークの部分に取り付ける反射部材などが市販されているが、反射部材は自光しないこと、更には照射角度によっては発光しにくいなどの理由で夜間の充分な視認性を確保することができたかった。
【0004】
また、ハブ部内に設けられた発電機構によりスポーク部に設けた発光体を半永久的に光らせるホイールが特開2001−341501号公報に提示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、前記公報に提示されている発光装置付きのホイールは、発電部と発光部を導線で接続するものである。
従って、導線がホイール面に露出することになり、外観上、美麗でなく、また、走行中に導線が風で携んだり緩んだりし、更にはフォークに引っ掛かたりして断線するなどの心配がある。
【0006】
本発明は、斯かる問題点を解決して、外観上も美麗で、断線の心配のない発光装置付き自転車用ホイールを提供することを課題とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するためになされた本発明は、ハブ軸に設けた永久磁石とハブ軸に対して回転自在に設けられたハブケースの内周面に配置された発電コイルとから構成されるハブ内に収装されてハブの回転により発電を行う発電機と、リムの内周面に配置された発光体と、前記発電機と発光体とを繋ぐ導体の一方を前記ハブとリムとを含む車体にするとともにもう一方を前記ハブとリムとの問に架設されるとともに両端のハブとリムとの接続部を絶縁した少なくとも1本のスポークとすることを解決手段とした。
【0008】
即ち、スポークを導線として用いることにより、外観は従来の配線を施していないものと全く変わらず美麗であるとともに、断線の心配もない。
【0009】
特に、前記解決手段において、前記発電機を、ハブ軸に設けた永久磁石と前記ハブ軸に対して回転自在に設けられたハブケースの内周面に配置された発電コイルとからなる場合には、永久磁石と異なり導線が必要な発電コイルを、発光体との接続を容易にすることができる。
【0010】
更に、発光体を発光ダイオードとすることで、少ない電気量で高輝度の光源を得ることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態につき図面を参照して説明する。
【0012】
図1乃至図4は本発明の好ましい実施の形態の一例を示すものであり、従来の自転車のホイールと同様に、ハブ軸1の両端に刻設したねじ溝11,12にベアリング21,22を介在させて螺締したロックナット31,32によりハブケース4が前記ハブ軸1を中心として回転可能に支持されている。
【0013】
そして、ハブ軸1に環状の永久磁石51が設けられているとともに、その周囲に位置するハブケース4内周面に発電コイル52が収装されており、この発電コイル52と前記永久磁石51とで発電機5が形成されている。
【0014】
更に、前記発電コイル52から延出している一方の導線53は電導性を有する金属製のハブケース4に接続され、もう一方の導線54はハブケース4から繰り出して、ハブケース4に一端を掛止するとともにもう一方をリム6に止着されて前記リム6をハブ軸1を中心として回転可能に支持するための電導性を有する金属製のスポーク7の基端71に接続されている。
【0015】
更に詳しく説明すると、前記スポーク7の基端71は、ハブケース4のフランジ41との接合部分が例えばゴム材などからなる絶縁材91に覆われてハブケース4と電気的に絶縁状態を形成している。
【0016】
また、前記リム6には少なくとも1個(本実施の形態では3個)の発光ダイオ一ドである発光体8がハブケース4方向に向けて配置されており、これらの発光体8は互いに例えば並列に連結されており、その導線55の端部が電導性を有する金属製のリム6の裏面に接続されているとともに、もう一方の導線56の端部がリム6の裏面に突出している前記スポーク7の先端72に接続されている。
特に、スポーク7の先端72とリム6との接合部には前記絶縁材91と同様な材質からなる絶縁材92が介装されており、スポーク7は他のスポークと異なり車体側と電気的に絶縁状態となっている。
【0017】
尚、図面中、符号10はリム6の外周に嵌装されたタイヤ、符号20は前記タイヤ10の内部に収装されるチューブであり、符号30はスポーク7をリム6に止着するためのナット、符号40はベアリング21のケースである。
【0018】
以上のように構成される本実施の形態はハブ軸1の両端のねじ棒11,12を自転車の前方に位置する二股状のフォーク(図示せず)に固定される。
【0019】
そして、自転車が走行すると、タイヤ10が回転するのでリム6およびスポーク7を介して一体的に接続されているハブケース4が回転するので、その内周面に収装されている発電コイル52が回転し、発電機5が起動して発電が行われ、発生した電気がハブケース4に接続されている車体と、車体と絶縁状態のスポーク7を介してリム6に配置されている発光体8に送電されて点灯する。
【0020】
そのため、走行中に回転するリム6の内周部分が発光体8によってリング状に発光する。
【0021】
尚、本実施の形態では3個の発光体8を配置したので夜間に充分な視認性を発揮することができるが、発光体8は少なくとも1個あれぱよい。ただ、本実施の形態のように複数個の発光体6を配置した場合には各発光体8の色彩を変えて、或いは同一色として間欠的に点灯を制御器などにより制御するようにすれば更に興味のある発光を演出することもできる。
【0022】
【発明の効果】
以上のように本発明は、自転車の走行時にリムの内周面に配置した発光体が発光してリム全体をリング状に光らせるので夜間の走行における視認性、殊に側面における視認性を向上させるので安全に走行することができるばかりか、イルミネ」ション的な効果もある。
【0023】
加えて、発光体は、ハブ内に収装されてハブの回転により発電を行う発電機により電気が供給されるのでバッテリなどの消費電源を必要とせずに半永久的に使用することができ、省エネルギーの面でも優れている。
【0024】
また、発光体と発電機とはハブとリムとを含む車体と、ハブとリムとの間に架設されるとともに両端のハブとリムとの接続部を絶縁した少なくとも1本のスポークを介して接続されるので、導線がスポーク部分に露出することがなく、外観上きわめて美麗であるとともに、断線などの接続上のトラブルが生じる心配もない。
【0025】
特に、発電機が、ハブ軸に設けた永久磁石とハブ軸に対して回転自在に設けられたハブケースの内周面に配置された発電コイルとから構成されるので、ハブ軸に永久磁石を配置してハブケースの内周面に永久磁石を配置する場合に比べて発電コイルからの導線をスポークに接続することが容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例を示す側面図。
【図2】図1のAーA線に沿う拡大断面図。
【図3】図1のBーB線に沿う拡大断面図。
【図4】図1に示した実施の形態のハブ部分を示す拡大縦断面図。
【図5】図1に示した実施の形態のハブ部分を示す斜視分解図。
【符号の説明】
1 ハブ軸、4  ハブケース、5  発電機、6 発光体、51 永久磁石、52発電コイル、53 導線、6 リム、7 スポーク、 8 発光体、54  導体

Claims (2)

  1. ハブ軸に設けた永久磁石とハブ軸に対して回転自在に設けられたハブケースの内周面に配置された発電コイルとから構成されるハブ内に収装されてハブの回転により発電を行う発電機と、リムの内周面に配置された発光体と、前記発電機と発光体とを繋ぐ導体の一方が前記ハブとリムとを含む車体であるとともにもう一方が前記ハブとリムとの間に架設されるとともに両端のハブとリムとの接続部を絶縁した少なくとも1本のスポークであることを特徴とする発光装置付き自転車用ホイール。
  2. 発光体が発光ダイオードである請求項1記載の発光装置付き自転車用ホイール。
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