JP3090499U - 自転車用ライトの発電装置 - Google Patents

自転車用ライトの発電装置

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JP3090499U JP2002003357U JP2002003357U JP3090499U JP 3090499 U JP3090499 U JP 3090499U JP 2002003357 U JP2002003357 U JP 2002003357U JP 2002003357 U JP2002003357 U JP 2002003357U JP 3090499 U JP3090499 U JP 3090499U
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春誠 邱
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富淇科技有限公司
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自転車に組合わせて使用するものであり、特
に自転車の複数個所にライトを装着し、タイヤに発電装
置を組合わせることにより、各ライトを発光させる自転
車用ライトの発電装置を提供する。 【解決手段】タイヤ(71)との接触により伝動する発
電輪(10)の内部にコイル座(20)及びベアリング
(17)が設置されると共に、コイル座(20)内にベ
アリング(17)に枢支される軸部材(30)が設置さ
れ、 その軸部材(30)におけるコイル座(20)の
内周面と対応する位置に永久磁石(35)が設けられ、
ベアリング(17)における外周面(171)は端子
(40)、外部導線(171)及び少なくとも一つのラ
イト(50)と導通状態であり、これにより、タイヤ
(71)の駆動により発電輪(10)を駆動した時、電
気エネルギーが発生し、その電気エネルギーをライト
(50)に送ることでライト(50)を発光させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は自転車に組合わせて使用するものであり、特に自転車の複数個所にラ イトを装着し、タイヤに発電装置を組合わせることにより、各ライトを発光させ る自転車用ライトの発電装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
自転車の殆どは夜間走行時の安全性を高めるために、反射板やライトなどを設 けることにより、自身の存在を知らせたり、前方の障害物を見やすくしたりして いる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、従来の自転車に装着されているライトは電池により電力が供給される ため、電池がきれた場合、新しい電池に交換する必要があり、非常に不便である 。また、自転車の後部は泥除板やサドルなどがあり、ライトや反射板の取付け位 置が制限されるため、優れた効果を発揮させることができない。
【0004】 従って、後方から接近する車に自身の存在を確実に知らせることができなく、 大変危険である。
【0005】 この考案は上述した事情に鑑み、自転車に組合わせて使用するものであり、特 に自転車の複数個所にライトを装着し、タイヤに発電装置を組合わせることによ り、各ライトを発光させる自転車用ライトの発電装置を提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、二分体(11、111)と、コイル座(20)と、軸部材(30) と、ベアリング(17)とから成る発電輪(10)であり、発電輪(10)は対 向するように組合わされる環状の二つの二分体(11、111)を有し、それら 各二分体(11、111)はその中央にベアリング(17)を配置するための設 置空間(12)が設けられ、その設置空間(12)の内壁面にスリット(131 )が形成され、各二分体(11、111)の対向端、即ち設置空間(12)より 内側にコイル座(20)を収容するための、内径が設置空間(12)より大きい 収容空間(16)が設けられ、コイル座(20)は環状であり、その内壁面にコ イル(21)が設けられ、コイル(21)から外方へ二本の内部導線(23)が 延出し、その内部導線(23)は二つの二分体(11、111)におけるスリッ ト(131)を介してベアリング(17)の外周面(171)と電気接続され、 軸部材(30)は非導電性材質から成る管状体であり、その長手方向の中央に外 径が大きい円環部(31)が設けられると共に、その長手方向の両端にベアリン グ(17)と接続するための軸端(32)が設けられ、円環部(31)の外側に 環状の永久磁石(35)が固設され、その永久磁石(35)はコイル座(20) の内部に組み合わされ、 各ベアリング(17)にそれぞれ端子(40)が接続 され、その端子(40)は外部導線(41)を介して自転車に位置決めされるラ イト(50)に電気接続されることを特徴とする自転車用ライトの発電装置、を 提供する。
【0007】 作用 本考案は上記の課題を解決するものであり、自転車に発電可能な発電輪を設置 し、その発電輪をタイヤと接触状態にして、自転車の走行時に、タイヤの駆動に 伴い発電輪を駆動させて、自転車に設置される各ライトを発光させるので、自転 車の適当位置にライトを設置することにより、警示効果を向上させることができ る。故に、使用上非常に便利であると共に、優れた視認性により走行時の安全性 をかなり高めることができる。
【0008】
【考案の実施の形態】
以下、添付図面を参照して本考案の好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0009】 図1は本考案に係わる自転車用ライトの発電装置を自転車に組込んだ状態を示 す斜視図であり、図2は本考案に係わる自転車用ライトの発電装置の分解斜視図 であり、図3は本考案に係わる自転車用ライトの発電装置における発電輪と端子 の分解斜視図であり、図4は本考案に係わる自転車用ライトの発電装置における 永久磁石とコイル座の配置を示す側面断面図であり、図5は本考案に係わる自転 車用ライトの発電装置を自転車に組込んだ状態を示す側面図である。
【0010】 図1乃至図3に示すように、本考案の自転車用ライトの発電装置は二分体 (11、111)と、コイル座(20)と、軸部材(30)と、ベアリング(1 7)とから成る発電輪(10)であり、発電輪(10)は環状であると共に、対 向するように組合わされる環状の二つの二分体(11、111)を有し、それら 各二分体(11、111)はその中央にベアリング(17)を配置するための設 置空間(12)が設けられ、設置空間(12)の内側内壁面にそれぞれベアリン グ(17)を位置決めするための止め縁(13)が設けられ、その止め縁(13 )により内径が設置空間(12)より小さい内孔(14)が設けられると共に、 止め縁(13)にスリット(131)が形成される。
【0011】 更に、各二分体(11、111)の対向端、即ち設置空間(12)より内側に コイル座(20)を収容するための、内径が設置空間(12)より大きい収容空 間(16)が設けられ、各二分体(11、111)が重なり合う最も内側対向面 に一定の間隔で複数の凸部(15)及びその凸部(15)と対応する凹部(15 1)が設けられ、それら二つの二分体(11、111)はそれぞれの凸部(15 )と凹部(151)とが嵌合されることにより組合わされるが、この時、各二分 体(11、111)におけるスリット(131)は互いに対向し合った状態とな る。
【0012】 二つの二分体(11、111)における収容空間(16)内に組込まれるコイ ル座(20)は環状を成し、そのコイル座(20)は環状である二つの環体の内 周面にコイル(21)が装着されたものであり、それら二つの環体の接合縁は溶 接により固定される。
【0013】 更に、コイル(21)から外方へ二本の内部導線(23)が延出し、その内部 導線(23)はそれぞれ二つの二分体(11、111)におけるスリット(13 1)から設置空間(12)を介してベアリング(17)の外周面(171)と電 気接続される。
【0014】 軸部材(30)は非導電性材質から成る管状体であり、その長手方向の中央に 外径が大きく、端面に当接縁(33)を有する円環部(31)が設けられると共 に、その長手方向の両端にベアリング(17)と接続するための軸管(32)が 設けられ、円環部(31)の外側に環状の永久磁石(35)が固設され、その永 久磁石(35)はコイル座(20)の内部に組み合わされ、永久磁石(35)の 磁極は図4に示すように、S極とN極が交互に排列されている。
【0015】 更に、各ベアリング(17)にそれぞれ端子(40)が接続され、その端子 (40)は外部導線(41)を介して自転車に位置決めされるライト(50)に 電気接続される。ライト(50)を発光させる場合は、自転車のタイヤ(71) で発電輪(10)を回転させて発電を行なうことにより、自転車のランプ(50 )を通電、発光させる。
【0016】 また、図1及び図5に示すように、自転車の各タイヤ(71、711)にそれ ぞれ設けられる、一端がU字形の泥除板(60)の間に設置座(61)を設置す ると共に、その設置座(61)にタイヤ(71、711)と接触する発電輪(1 0)を、発電輪(10)の端子(40)の外表面を遮蔽するように枢設し、更に 、外部導線(41)を泥除板(60)の内面を沿わせて、泥除板(60)の末端 におけるライト(50)に電気接続させてもよい。
【0017】 故に、本考案によれば、使用者が自転車におけるタイヤ(71、711) を駆動させた時、発電輪(10)の駆動に伴って軸部材(30)が回転し、この 時、コイル座(20)と発電輪(10)は共に回転し、軸部材(30)と永久磁 石(35)は回転しない。そして、コイル座(20)におけるコイル(21)の 回転により永久磁石(35)における各磁極の磁力線を遮断して電流を発生させ 、その電流をコイル座(20)を介して内部導線(23)からベアリング(17 )に導通させ、更に、ベアリング(17)から端子(40)、外部導線(41) を介してライト(50)に導通させて電球を発光させる。
【0018】 また、上述したように、前方のタイヤ(711)における泥除板(60) にも発電輪(10)を装着してライト(50)を発光させてもよく、更に、外部 導線(41)を他の、例えばサドル(72)の下部に設置したライト(50)や ハンドルバー(73)に設置したライト(50)、フォーク(74)上に設置し たライト(50)などに電気接続して各ライト(50)を発光させてもよい。故 に、本考案によれば、車体(70)に自由にライト(50)を取付けることがで きる。
【0019】
【考案の効果】
本考案は上記の構成を有するので、次のような効果を達成できる。
【0020】 1.本考案における発電輪は環状を成し、その発電輪内に永久磁石及びコイル 座を設置すると共に、コイル座における内部導線を、ベアリングを介して端子に 接続させて外部導線と導通状態となるように電気接続させる。それによって、タ イヤの駆動により発電輪を駆動した時、電気エネルギーが発生し、その電気エネ ルギーをライトに送ることで何時でもライトを発光させることができるので、夜 間や光の弱い場所において、より視認性を高めることができ、結果的には自転車 乗用中における安全性の向上につながる。
【0021】 2.本考案のライトは電池による電力供給ではないので、部材数が少なくでき 、小型化を達成することができる。故に、車体のどの位置でも取り付けが可能で あるので、警示効果を高められるだけでなく、自転車の外観もよりよくすること ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係わる自転車用ライトの発電装置を自
転車に組込んだ状態を示す斜視図である。
【図2】本考案に係わる自転車用ライトの発電装置の分
解斜視図である。
【図3】本考案に係わる自転車用ライトの発電装置にお
ける発電輪と端子の分解斜視図である。
【図4】本考案に係わる自転車用ライトの発電装置にお
ける永久磁石とコイル座の配置を示す側面断面図であ
る。
【図5】本考案に係わる自転車用ライトの発電装置を自
転車に組込んだ状態を示す側面図である。
【符号の説明】
10 発電輪 11、111 二分体 12 設置空間 13 止め縁 131 スリット 14 内孔 15 凸部 151 凹部 16 収容空間 17 ベアリング 171 外周面 20 コイル座 21 コイル 23 内部導線 30 軸部材 31 円環部 32 軸端 33 当接縁 35 永久磁石 40 端子 41 外部導線 50 ライト 60 泥除板 61 設置座 70 車体 71、711 タイヤ 72 サドル 73 ハンドルバー 74 フォーク

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】二分体(11、111)と、コイル座(2
    0)と、軸部材(30)と、ベアリング(17)とから
    成る発電輪(10)であり、 発電輪(10)は対向するように組合わされる環状の二
    つの二分体(11、111)を有し、それら各二分体
    (11、111)はその中央にベアリング(17)を配
    置するための設置空間(12)が設けられ、その設置空
    間(12)の内壁面にスリット(131)が形成され、
    各二分体(11、111)の対向端、即ち設置空間(1
    2)より内側にコイル座(20)を収容するための、内
    径が設置空間(12)より大きい収容空間(16)が設
    けられ、 コイル座(20)は環状であり、その内壁面にコイル
    (21)が設けられ、コイル(21)から外方へ二本の
    内部導線(23)が延出し、その内部導線(23)は二
    つの二分体(11、111)におけるスリット(13
    1)を介してベアリング(17)の外周面(171)と
    電気接続され、 軸部材(30)は非導電性材質から成る管状体であり、
    その長手方向の中央に外径が大きい円環部(31)が設
    けられると共に、その長手方向の両端にベアリング(1
    7)と接続するための軸端(32)が設けられ、円環部
    (31)の外側に環状の永久磁石(35)が固設され、
    その永久磁石(35)はコイル座(20)の内部に組み
    合わされ、 各ベアリング(17)にそれぞれ端子(40)が接続さ
    れ、その端子(40)は外部導線(41)を介して自転
    車に位置決めされるライト(50)に電気接続されるこ
    とを特徴とする自転車用ライトの発電装置。
  2. 【請求項2】 発電輪(10)における各二分体(1
    1、111)の設置空間(12)の内側内壁面にそれぞ
    れベアリング(17)を位置決めするための止め縁(1
    3)が設けられ、その止め縁(13)により内径が設置
    空間(12)より小さい内孔(14)が形成されると共
    に、止め縁(13)にスリット(131)が形成される
    ことを特徴とする請求項1に記載の自転車用ライトの発
    電装置。
  3. 【請求項3】 各二分体(11、111)が重なり合う
    最も内側対向面に一定の間隔で複数の凸部(15)及び
    その凸部(15)と対応する凹部(151)が設けら
    れ、それら二つの二分体(11、111)はそれぞれの
    凸部(15)と凹部(151)とが嵌合されることによ
    り組合わされることを特徴とする請求項1に記載の自転
    車用ライトの発電装置。
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