JP2004130531A - インクジェット記録装置 - Google Patents

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JP2004130531A JP2002294737A JP2002294737A JP2004130531A JP 2004130531 A JP2004130531 A JP 2004130531A JP 2002294737 A JP2002294737 A JP 2002294737A JP 2002294737 A JP2002294737 A JP 2002294737A JP 2004130531 A JP2004130531 A JP 2004130531A
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Kenichi Suzuki
鈴木 健一
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Abstract

【課題】透明フィルムにインクジェットで記録する場合、記録直後と時間経過後で濃度、色味が異なるという問題を軽減するとともに、紙に記録する場合にもジャムをおこらないようにする。
【解決手段】記録後のメディアを冷風で乾燥する乾燥手段を有するとともに、透明フィルム使用時と、紙使用時とで、前記乾燥手段の風量を切り替える。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、インクジェット記録装置に関し、特に、プラスチックベースの透明記録媒体と、紙ベースの反射記録媒体の両方の記録媒体に記録可能なインクジェット記録装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
記録装置にはいろいろな方式のものがあるが、その中で、記録媒体に記録剤を付着することで記録媒体上にテキストや画像を形成するものがある。このような方式の代表例として、インクジェット記録装置がある。近年、インクジェット記録装置の性能が向上し、テキストばかりでなく、画像も記録されるようになってきた。
【0003】
インクジェット記録装置では、記録速度向上等のために、同一色同一濃度のインクを吐出可能な複数のインク吐出口(ノズル)を集積配列したノズル群を用い、さらに、このようなノズル群が、同一色で異なる濃度のインクや、異なる色についてそれぞれ設けられているのが通例である。また、同一色同一濃度のインクを吐出量を何段階かに変えて吐出可能としたものもある。
【0004】
これらのノズル群を設けたヘッドを、記録媒体に対して相対的に移動させつつノズルからインクを吐出させ、記録を行なう。
【0005】
ヘッドを記録媒体に対し、相対的に移動させる方法として、ノズル群は、X方向に略並行に配置され、記録媒体が停止している間に、X方向と直交する方向(Y方向)に記録ヘッドを移動させ、この間に記録を行い、その後記録媒体を間欠的にX方向に所定距離移動させ、ついで再度記録ヘッドをY方向に移動させ、以下、この動作を繰り返すことで記録を行なう、いわゆるスワスプリント方式、ノズル群を媒体のY方向の全幅分カバーするように固定して設け、媒体をX方向に一定速度で移動させる間に記録する、いわゆるフルマルチプリント方式、が実施されている。
【0006】
これらの方式で画像を記録する場合、画像を構成する単位として、画素が定義される。画素は、必ずしも、1つのドット(画素形成要素)(1つのノズルから1回のインク吐出によって媒体上に形成される部分)で構成されているとは限らず、一つの画素を複数のドットで形成するようにしても良い。複数のドットで形成する場合、略同じポイントに重ねて記録されても良いし、隣接するポイントに記録しても良い。いずれにせよ、予め決められた規則にのっとって決定される。記録すべき画像データは、画像処理手段によって、記録装置に適合した画像サイズになるように拡大補間、縮小等の処理をされる。次いで、それぞれの画素に対して、記録すべき色と濃度とが予め決められた規則によって決定される。この決定に従って、記録が実行される。前述のように、一つの画素は複数のドットで構成されても良いので、その場合は、一つの濃度とは限らず、異なる濃度のインクが選択され得る。吐出量可変のヘッドを使用している場合は、適宜吐出量すなわちドットのインク量を変えても良い。また、これらを組み合わせても良い。
【0007】
画像を記録する場合、画像情報の階調を忠実に再現する方法として、ディザ法、誤差拡散法などの中間調処理法が行われる。さらに、ディザ法や誤差拡散法において、一つの画素の階調を多くすることで、より多くの階調を表現可能となる。このような記録方法の具体例は、File169284に記載されている。
【0008】
すなわち、一つの色について、濃度の異なるインクを吐出可能なノズル群を用意しておき、これらのノズル群から、一つの画素に対して予め決められた限度内で選択的に複数回記録(以下重ね打ちと記述)することで、この画素で表現可能な濃度(記録OD値)の階調を多くすることができる。例えば、6種類の異なる濃度のインクを吐出可能なノズル群を用意し、600dpiの一つの画素を4回以内の重ね打ちを行なうとすると、50階調以上の表現が可能である。一つの画素を、隣接するポイント2x2で構成し、合計16回以内の重ね記録で構成するとすると、200階調以上の表現が可能である。濃度の異なるインクを吐出可能なノズル群を用意する変わりに、ノズルから吐出されるインクの量を可変とし、ドットのインク量を可変とすることで階調を表現しても良い。またこれらの組み合わせで階調を表現しても良い。
【0009】
これらの場合、表現しようとする画素の濃度(所望OD値)とインクの重ね記録の方法を対応させる規則を予め決めておき、この規則にのっとって実際の記録、すなわち、どのノズルでいつインクを吐出するか、が決定され、これに従って実際の記録制御手段により、記録が行われる。
【0010】
一例としては、それぞれのインクで記録した場合の画素形成要素の記録OD値を測定しておき、この測定値によって、重ね打ちした場合の画素の記録OD値を決定し、各重ね打ちパターンに対する画素の記録OD値を記述したテーブルを用意する。そして、記録すべき画素の所望OD値に近い記録OD値の重ね打ちのパターンを選択する。誤差拡散処理の場合は、記録すべき画素の所望OD値とテーブルの記録OD値との差を求め、これを誤差として隣接画素に振り分ける。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
プリンタに要求される特性は、用途や目的によってさまざまである。その中でも、高画質が要求される例として、医療画像用プリンタがある。
【0012】
医療画像等の一部の分野では、モノクロで記録されたモノクロ画像が依然として多数使用されている。その理由は、モノクロ画像の方が、人間の目の濃度分解能が高いため、濃度分解能が多く要求される分野においては、カラー画像よりも人間が認識できる情報量が多くなる為である。更に、記録媒体として、反射式のものをもちいるよりも、透過式のものを用いる方が、人間が認識できる濃度分解能が多くなることが知られている。一般的に、カラー画像に対する人間の目の濃度分解能は、8bit程度と言われているのに対し、モノクロ透過画像については、10乃至11bitといわれている。そして、医療用のX線写真やCT・MRI画像を透過メディアに記録されたものにおいては、実際に人間の濃度分解能限度まで読み取られ、診断の為の情報を提供している。このような高階調のモノクロ画像を記録するプリンタとして、画像信号に応じて変調されたレーザー光を銀塩フィルム上に照射し、このフィルムを現像処理することでフィルム上に画像を得るレーザーイメージャーがある。このようなレーザーイメージャーの場合、ある程度のマージンも見込んで12bitの濃度分解能で記録される場合が多い。しかしながら、このようなレーザーイメージャーは高価であり、また、湿式の現像処理が必要であり、廃液処理や、メンテナンスが煩雑などの問題がある。湿式の現像処理を行なう変わりに、加熱することで現像処理を行なう、乾式銀塩方式のレーザーイメージャーも存在するが、湿式に比較して画質が劣るという問題がある。
【0013】
他方、File169284のように、600dpiで50階調以上の濃度階調が可能なインクジェット方式で、更に誤差拡散処理を行なうことで、256階調の記録を行なうものも提案されている。
【0014】
この例を以下に示す。
【0015】
記録ヘッドで使用するインクについて、以下の表1に示す。表1に示すように使用するインクは6種類であり、濃度の薄い方から順に#1〜#6とする。同時に各インクの染料濃度(%)及び、透明の記録媒体に記録した場合の透過濃度(記録OD値)を示す。尚、各インクは染料及び溶媒からなり、溶媒は、水に、界面活性剤、保湿剤等の各種添加剤が含まれたものである。これら添加剤は、記録ヘッドからの吐出特性、記録媒体上での吸収特性とを制御するものである。
【0016】
【表1】
Figure 2004130531
【0017】
これらのインクを用いて、同一画素に打ち込む重ね打ち回数を最大4とし、同一濃度のインクの重ね打ちはしないという制限の下では、一つの画素で表すことのできる階調数は、6+6C2+6C3+6C4+1=57となる。尚、表1では、同一濃度になる組合せができないような染料濃度を持つインクが設定してある。また、この時の低濃度側4種のインクドット単独の濃度比は、低濃度側から1:2:4:8になっている。そして、この57階調のうちの53階調を使用して画像を出力する。つまり、入力画像データ(256階調)を53値化して画像を出力する。その時の各階調(53階調)を表現するためのインクの種類とその組合せを図100に示す。図中、No.の欄は各階調を示している。図中※で示した部分は、低濃度部分での濃度レベルの差が、高濃度部分と比較して小さくなるようにするために使用しない組合せを示している。インク#1〜#6の欄において、○はそのインクを記録ヘッドから吐出することを示し、×はそのインクを記録ヘッドから吐出しないことを示している。また、dl[i](i=0〜52:整数)の欄は各階調を表現するインク濃度レベルを示している(記録OD値に比例)。またth[i](i=0〜52:整数)の欄は入力画像データを53階調のいずれかの階調に決定するための閾値を示している。尚、閾値は、通常、インク濃度レベルdl[k−1]とインク濃度レベルdl[k]との間の中点のインク濃度レベルとして決定される。
【0018】
ここで各階調を示すインクの種類の組合せがインク重ね打ち組合せデータであり、その組合せに基づいて決定されるインク濃度レベルがインク濃度データである。
【0019】
そして、この53値のインク濃度レベル(dl[0]〜dl[52])と52値の閾値(th[1]〜th[52])を用いて、多値誤差拡散処理部2で、入力画像データ(256階調)を53値化する多値誤差拡散処理を行なう。
【0020】
この例では、多値誤差拡散処理を用いて入力画像データの多値化を行なっているか、これに限定されるものではない。例えば、多値平均濃度保存法、多値ディザマトリックス法あるいはサブマトリックス法等の他の多値化の方法を用いて、入力画像データの多値化を行なっても良い。
【0021】
図11は記録制御手段のブロック図である。
【0022】
図11において、1はスキャナなどの画像入力部で、記録しようとする画像の各画素にたいする濃度データ(CV値)が入力される。2は各種パラメータの設定および記録開始を指示する各種キーを備えている操作部、3は記憶媒体中の各種プログラムに従って本記録装置全体を制御するCPUである。
【0023】
4は制御プログラムやエラー処理プログラムに従って本記録装置を動作させるためのプログラムなどを格納している記憶媒体である。本実施例の動作はすべてこのプログラムによる動作である。該プログラムを格納する記録媒体4としては、ROM、FD、CD−ROM、HD、メモリカード、光磁気ディスクなどを用いる事ができる。
【0024】
記憶媒体4において4aはガンマ変換処理で参照するためのガンマ補正変換テーブル、4bはインク重ね打ち組合せテーブル、4cは各種プログラムを格納しているプログラム群をそれぞれ示している。
【0025】
5は記憶媒体4中の各種プログラムのワークエリア、エラー処理時の一時待避エリア及び画像処理時のワークエリアとして用いるRAMである。
【0026】
6は入力画像を格納するイメージメモリである。
【0027】
7は入力画像を元に、インクジェットで多階調を実現するための吐出パターンを作成する画像処理部、8は2値化された画像データを格納するビットプレーンメモリである。
【0028】
9は記録時に画像処理部で作成された吐出パターンに基づいてドット画像を形成するプリンタであり、図1に示した記録部を含んでいる。10は本装置内のアドレス信号、データ、制御信号などを伝送するバスラインである。
【0029】
(画像処理部について)
次に、図12を用いて記録制御のフローを説明する。
【0030】
尚、以下に述べるプロセスは、ハード(画像処理ボード)で実行するように構成することもできるし、ソフトで実行するように構成することもできる。ソフトで実行する場合には、画像処理部7は存在せず、制御プログラム群の中に画像処理プログラムを格納し、CPUの制御により、このプログラムが実行されることで以下のプロセスが実行される。
【0031】
操作者が操作部から所望の画像の記録を指示すると、データ読み込み100は、画像入力部1を介してデータを読み込み、イメージメモリに格納する。ガンマ補正処理11はこのデータから画像データを取り出し、各画素ごとのCV値を、ガンマ補正変換テーブル4aを用いて濃度を表す信号CD値に変換し、イメージメモリ6に格納する。前段処理12は、イメージメモリの画像に対し、拡大補間処理、画像回転、フォーマッティングなどの処理を行なう。注目画素選択13は、イメージメモリ領域内のこれから処理をしようとする一画素を選択し、濃度データCD値を得る。インク分配処理14は、インク重ね打ち組合せテーブルを参照して、重ね打ちするインクの組合せデータを得、各濃度のインクの吐出、不吐出の2値信号を決定し、更にこれを所定の規則により、各ヘッドの吐出、不吐出の2値信号を決定して、各ヘッド毎のビットプレーン8に記録する。誤差拡散処理16は、濃度データに対応するCD値と、上で決定された重ね打ちの組合せで印字した場合のCD値との差を、まだ展開処理の完了していない周囲の画素に振り分け、イメージメモリの該当画素のCD値に加減する。このプロセスの詳細を図13を用いて説明する。
【0032】
図13は、入力画像データと多値誤差拡散処理後に得られる53値化画像データの配置を示す模式図である。すなわち、入力画像データが示す各画素ごとの256濃度データ(0{黒}〜255{透明}における画素の配置の一部を示す図である。
【0033】
図13の(a)において、f(i,j)は多値化(53値化)しようとする注目画素(i,j)の256濃度データレベルを示す。また、破線より上の各画素f(i−2,j−1)〜(i−1,j)は、既に多値化(53値化)処理が終了しており、B(i,j)は注目画素(i,j)の多値化(53値化)後の濃度データ(“0”,“8.6”,…,“250.7”,“255”の53個の値とする)を示している。また、注目画素(i,j)の多値化(53値化)後は、f(i,j+1),f(i,j+2),と順次同様の多値化(53値化)処理を行なう。
【0034】
まず、注目画素(i,j)の256濃度データレベルf(i,j)は、閾値th[k]と比較演算する。
【0035】
th[k]≦f(i,j)<th[k+1]…(1)
B(i,j)=dl[k]…(2)
そして、上記(1)式を満たすkを求め、(2)式により注目画素(i,j)の多値化(53値化)後の濃度データB(i,j)を決定する。
【0036】
続いて、図13の(b)に示す誤差拡散マトリックスを用いて、上記の多値化処理で決定された濃度データB(i,j)と多値化処理前の256濃度データレベルf(i,j)との間に生じた誤差errを、以下に示す(3)式によって演算する。
【0037】
err=f(i,j)−dl[k]…(3)
そして、演算された誤差errを、以下に示す(4)式に従って他の画素へ拡散する。
【0038】
f‘(x,y)=f(x,y)+err*M(x−i,y−j)/31…(4)
このように、誤差errは、図13の(b)に示すような誤差拡散マトリックスの配分に従い、各画素へ拡散され、以後この拡散された誤差を含めた値f‘(i,j)を用いて、同様に多値化(53値化)処理を行なう。
【0039】
上記例では、256階調の記録の例が示されているが、入力画像データを256階調のかわりに4096階調とすれば、4096階調の記録が可能である。
【0040】
この例を図105に示す。
【0041】
しかしながら、このような方式には、以下のような問題がある。すなわち、記録直後の画像の濃度、色味が、時間を経過するに従い、変化することがある。これは、媒体に付着したインクの水分、その他の揮発成分が、時間経過とともに蒸発することが一因と考えられる。このような濃度、色味の変化は、反射光で観察する反射式媒体の場合は、比較的問題にならないが、医療画像のように、透過光で観察する透明媒体の場合は、目立ちやすく、画像の品位を損なってしまう。
【0042】
媒体に付着したインクを早期に乾燥させるための乾燥手段は各種提案されているが、その一例として、特許No.3036504がある。これは、記録後の媒体に温風をあて、乾燥を促進するものである。しかしながら、温風をあてるためには、ヒーターが必要であり、装置が複雑化する。通常、ヒーターは100V電源であるので、プリンタの制御用の信号線の近くに100V線が走ることになり、ノイズ、安全性の問題もある。また、付着しているインクが染料系の場合、温風の熱によって、変質する、という問題もある。
【0043】
もう一つの問題は、以下の点である。
【0044】
上記のような透明フィルムは、医療診断用には好適であるが、価格が高い。そこで、一度診断のついた画像を参考のためにプリントする目的等には、例えば、紙ベースの上にインク吸収層をコーティングした、コート紙のようなメディアを使用すれば、安価である。そこで、透明フィルムとコート紙の両方に記録可能なプリンタがあれば便利である。しかし、上記透明媒体のような、プラスチックベースのフィルムであれば、腰が強いのである程度強い風をあてても、媒体がばたつくことはないが、紙ベースの媒体の場合、風が強いと、風にあおられて堆積部への堆積がうまくいかず、ジャムを発生する場合がある。
【0045】
(発明の目的)
本発明の目的は、前述のような画質上の問題を軽減することである。
【0046】
【課題を解決するための手段】
プラスチックベースの透明記録媒体と、紙ベースの反射記録媒体の両方の記録媒体に記録可能なインクジェット記録装置において、記録ヘッドの下流側に位置し、記録済みの媒体を乾燥させるための送風手段をもち、該送風手段は、加熱手段をもたず、冷風のみを送風するとともに、前記透明記録媒体記録後には所定時間該送風手段を第一の風量で作動させ、前記反射記録媒体記録後には、該送風手段を前記第一の風量よりも弱い風量で作動させるか、または該送風手段を停止する。
【0047】
以下にこれを実現する具体例を示す。
【0048】
【発明の実施の形態】
(第一実施例)
図1は、本発明によるインクジェット記録装置の要部(記録部)を示す斜視図、図2は、その側面図(図1のA矢視図)、図3、図4、図5は、部分詳細図で、図3はキャリッジを上方向から見た図、図4(a)はヘッドを図1の下側から見た図、図4(b)は、シートにインクが打込まれた状態を示す図、図5はキャリッジを下から見た図である。図で、501は画像を記録されるシート、502、503と、504、505はそれぞれ対になってシートをX方向に搬送するローラーで、505は、部分的に膨出部506がもうけられていて、506がシートに接触するようになっている。507はモーター、508はモーター軸に取り付けられたプーリー、509、510はローラー502、504の一端に取り付けられたプーリーで、ベルト511によってプーリー508に結合されており、モーターの回転によってローラー502、504が回転するようになっている。また、ローラー503、505は、不図示の機構により、ローラー502、504に押し付ける方向に付勢されていて、以上の構成によりシートをX方向に搬送するようになっている。512は、複数のヘッド513a−513rを搭載するキャリッジで、各ヘッドには図4aに示すように、多数のノズルがシート面をむいて設けられている。516、517は、キャリッジを摺動可能に保持するシャフトで、516はキャリッジに設けられた穴518を貫通し、また、キャリッジに設けられた突起部分519がシャフト517に乗る構造になっている。以上の構成によって、ヘッド513のノズルの設けられた面が所定距離dでシートに相対するようになっている。520は、一部をキャリッジ512に固定されたベルトで、モーター521の軸に取り付けられたプーリー522及び固定軸523に回転可能に取り付けられたプーリー524との間を結合している。以上の構成により、モーター521の回転によってキャリッジがY方向及びその反対方向に移動可能となっていて、シートのY方向全域及び、キャリッジの待機位置である512a及びシートに関して512aと対象の位置に移動可能である。なお、シート上を移動の間、ノズル面とシートの間隔は、dに保たれるように構成されている。526a−526rは、インクを入れたインクカートリッジで、ヘッド513a−513rに装着され、ヘッドにインクを供給するようになっている。ヘッドカートリッジ526a−526rは、ヘッド513a−513rに対し、それぞれ着脱自在となっていて、インクカートリッジのインクがなくなったら、取り外して新しいインクカートリッジを取り付けることでインクを補給できるようになっている。インクカートリッジは、18個用意されている。その内訳は、一例では黒の濃度の異なるもの8種類(薄い方から#1〜#8)とし、#1〜#4を1個、#5を2個、#6〜#8を各4個である。
【0049】
図10に、インク濃度の例を示す。図で、重ね打ち回数(最高)とあるのは、一つの画素に許される該当濃度のインクの重ね打ち回数である。
【0050】
525は、ローラー502、504間に設けられたシートガイドである。515は、以上の構成によりシート上にノズルでインクを吐出した時にシート上に形成されるドットである。
【0051】
図6は、本発明によるインクジェット記録装置全体の断面図である。図6で、未使用の透明フィルム201は、カセット202に多数枚積層された状態でプリンタ本体200に装着されている。また、未使用のコート紙203は、カセット204に多数枚積層された状態でプリンタ本体200に装着されている。カセット202、204は、装置の左方向に着脱可能となっており、適宜補充可能になっている。205は最上面の透明フィルムを1枚吸着して、搬送ローラー対206、207に送り渡す吸盤で、不図示の機構により、カセット内部のフィルム吸着位置と、搬送ローラー206、207へのフィルム送り渡し位置との間を往復移動するようになっている。また、208は、摩擦力によって最上位のコート紙を一枚ピックアップし、搬送ローラー209、210間に送り渡すビックアップローラーである。211、212は、それぞれ透明フィルム、コート紙(以後総称してシート)の搬送路で、適宜ガイド手段が設けられている。吸盤205または、ピックアップローラー208によって送り込まれた透明フィルムまたはコート紙は、搬送ローラー206、207、209、210によって、更に記録部へ送られ、記録部のローラー502、503に渡される。ついでシートは、モーター507により、所定距離づつ間欠的にX方向に送られる。シートが停止している間に、モーター521が回転し、キャリッジをY方向に一定のスピードで移動させる。キャリッジ上のヘッドが、シートの上を通過する間に、図9、図10の記録制御手段により、画像信号に対応したノズル吐出指令信号が送られ、これに従って各ノズルから選択的に液滴が吐出される。ヘッドがシート上を通過して、シート上から離れた位置にある間にモーター507がシートを所定距離X方向に移動して停止し、ここで再びモーター507がシートを所定スピードで移動させ、同様に選択的に液滴を吐出させる。以下これを繰り返すことで、最終的にシート上に所望の画像が記録される。記録が終了したシートは、504、506にて図2の左方向に搬送される。212は、記録中のシートを下側から支持するガイド手段である。記録の終了したシートは、更に、記録の終了したシート213を積層するトレイ214に送られ、その上に積層される。215は、送風手段で、記録中の透明フィルム501の記録の終了した部分を乾燥させるべく、透明フィルムの記録面側に送風をする。216は、仕切り壁であるが、送風手段217からの送風が通過できるような、例えばスリット状の開口が設けられている。そして、送風手段217からの送風は、記録を終了してトレイ上に積層されている透明フィルム213の記録面側に風をあて、インクを乾燥させる。尚、送風手段217は、トレイの側面(図6の奥側もしくは手前側)に設けられ、側面壁に設けられたスリット等の開口を通して送風するようにしても良い。
【0052】
記録を行う場合には、不図示の制御手段により、操作者が選択するシートの種類を指定し、記録動作を指示する。選択されたシートが、吸盤205または、ローラー208によってピックアップされ、上記のプロセスによって記録されるが、上記送風手段は、透明フィルムに対してのみ、作動するようになっている。すなわち、記録中のシートが透明フィルムの場合、記録開始とほぼ同時に送風手段215が作動し、記録終了後、次のシートが記録開始するまでもしくは、所定時間、送風を続ける。送風手段217は、シートが透明フィルムの場合、記録が終了して、トレイ上に落下するとほぼ同時に送風を開始し、次のシートが記録を終了してトレイに落下するまでか、もしくは、所定時間送風する。従って、透明フィルムが連続して使用される場合は、プロセス中の少なくとも一定期間、送風手段215と、送風手段216が同時に動作する。
【0053】
図7は、1枚記録の場合の送風手段の動作タイムチャート、図8は、連続記録の場合の送風手段の動作タイムチャートである。
【0054】
尚、フィルムのような腰の強いシートの場合には、図6で、送風手段215によって送風しても、若干押される程度であるが、コート紙のように腰が弱いシートの場合、送風手段215によって送風すると、風に押されてトレイもしくは、既に積層されたシートに強く押され、搬送抵抗が強くなってジャムの原因となる。
【0055】
図9は記録制御手段のブロック図である。
【0056】
図9において、1はスキャナなどの画像入力部で、記録しようとする画像の各画素にたいする濃度データ(CV値)が入力される。2は各種パラメータの設定および記録開始を指示する各種キーを備えている操作部、3は記憶媒体中の各種プログラムに従って本記録装置全体を制御するCPUである。
【0057】
4は制御プログラムやエラー処理プログラムに従って本記録装置を動作させるためのプログラムなどを格納している記憶媒体である。本実施例の動作はすべてこのプログラムによる動作である。該プログラムを格納する記録媒体4としては、ROM、FD、CD−ROM、HD、メモリカード、光磁気ディスクなどを用いる事ができる。
【0058】
記憶媒体4において4aはガンマ変換処理で参照するためのガンマ補正変換テーブル、4bはブロック内番地指定テーブル、4cは重ね打ちパターン振り分けテーブル、4dは、インク振り分けテーブル、4eは各種プログラムを格納しているプログラム群をそれぞれ示している。
【0059】
5は記憶媒体4中の各種プログラムのワークエリア、エラー処理時の一時待避エリア及び画像処理時のワークエリアとして用いるRAMである。
【0060】
6は入力画像を格納するイメージメモリである。
【0061】
7は入力画像を元に、インクジェットで多階調を実現するための吐出パターンを作成する画像処理部、8は2値化された画像データを格納するビットプレーンメモリである。
【0062】
9は記録時に画像処理部で作成された吐出パターンに基づいてドット画像を形成するプリンタであり、図1に示した記録部を含んでいる。10は本装置内のアドレス信号、データ、制御信号などを伝送するバスラインである。
【0063】
(画像処理部について)
次に、図10を用いて画像処理部7について説明する。
【0064】
尚、以下に述べるプロセスは、ハード(画像処理ボード)で実行するように構成することもできるし、ソフトで実行するように構成することもできる。ソフトで実行する場合には、画像処理部7は存在せず、制御プログラム群の中に画像処理プログラムを格納し、CPUの制御により、このプログラムが実行されることで以下のプロセスが実行される。
【0065】
ガンマ補正処理11は画像入力部1で入力される画像信号CVを、用意されたガンマ補正変換テーブル4aを用いて濃度を表す信号CDに変換し、イメージメモリ6に格納する。この実施例では、CD値のレベル分けを、12bitとしている。
【0066】
前段処理12は、イメージメモリの画像に対し、拡大補間処理、画像回転、フォーマッティングなどの処理を行なう。注目画素選択13は、イメージメモリ領域内のこれから処理をしようとする一画素を選択し、濃度データCDを得る。
【0067】
ブロック内番地参照14は、ブロック内番地指定テーブルを参照して、処理しようとする画素がブロック内の何番地であるかのデータを得る。
【0068】
重ね打ちパターン振り分けテーブルの該当CD値、該当番地参照15は、該画素の番地とCD値から、重ね打ちパターン振り分けテーブル4cを参照して、該画素のOD値を得る。
【0069】
インク組合せテーブル参照15‘は、上で得られた画素毎のOD値に従い、インク組合せテーブル4dを参照して、該当画素のインク組合せを得る。
【0070】
インク分配処理16では上で得られたインク組合せに従い、各濃度のインクの吐出、不吐出の2値信号を決定し、更にこれを所定の規則により、各ヘッドの吐出、不吐出の2値信号を決定して、各ヘッド毎のビットプレーンに記録する。
【0071】
以上の処理を行うことにより、注目した一画素の処理が終了する。
【0072】
画像の濃度データCDをもとに、前記の14、15、16の処理をある領域分の全画素数繰り返すことにより、異なる濃度を持つそれぞれのヘッドに対する各画素ごとの吐出、不吐出の2値信号d1、d2、d3、…が形成される。
【0073】
ここで、上記領域は、記録しようとする1ページ全領域とし、1ページ分のビットプレーンを完成させてから以下に記す記録のプロセスに移行しても良いし、1ページを何分の一かに分割し、分割した領域ごとにビットプレーンを完成させ、まずこの領域の記録を行なったのち、次の領域の処理に移っても良い。後者の場合、それぞれのビットプレーンを更に複数に分け、前の領域の記録プロセスを行なっている間に次の領域のビットプレーンを作成するようにしても良い。
【0074】
(第二実施例)
コート紙を使用する場合、上の例では、送風を停止したが、風量を弱くするようにしても良い。この場合、コート紙も乾燥を促進する効果がある。
【0075】
(他の手段)
インクジェットの方式については、特に制限はない。本例では、液体のインクを用いる例を述べたが、固形のインクを溶かして吐出するものでもよい。この場合は、インクの補給は固形インクを交換することになる。
【0076】
シートを間欠送りさせ、シートが停止している間にシート送り方向と直交する方向にヘッドを移動させて記録する本実施例に止まらず、シートを定速で送り、シートの送り方向と直交する方向にシート幅をカバーするようにライン状の固定ヘッドを設け、シートが定速で送られる間に記録を行う方式でも良い。この場合は、それぞれ異なるインクについてシートの幅をカバーする長さのヘッドを装着しておく。
【0077】
インクの供給方式は、図1の様なカートリッジ方式に限らない。キャリッジ上とは別にインクタンクを設け、インクタンクからチューブでヘッドにインクを供給する方式でも良い。また、使用量の多いインクのみチューブ供給とし、それ以外はカートリッジ方式としても良い。
【0078】
【発明の効果】
特に、透過光で観察する透明媒体において、記録直後の濃度、色味と時間経過後の濃度、色味の変化幅が小さくなり、画像の品位が向上する。とりわけ、記録中のシートと、記録済みのシートの両方に送風する期間を設けることで、連続して記録する場合でも、あるシートに対するトータルの送風時間を長くとることができ、より、乾燥の効果が大きくなる。
【0079】
また、記録後ただちにシートを観察することができ、能率を落とすことなく、診断、読影が可能である。
【0080】
また、送風だけで、ヒーター等の加熱手段をもたないため、装置を複雑にすることがない。特に、ヒーターは、通常、100V交流で使用される場合が多く、繊細な制御を必要とする電子機器においては、ノイズ等による障害の原因になることがある。また、染料をベースとしたインクは、高階調の微妙な表現に好適であるが、熱によって、変質するものもある。加熱手段を使用せず、室温のみの送風であるので、熱によるインクの変質のおそれがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるインクジェット記録装置の要部(記録部)を示す斜視図。
【図2】その側面図(図1のA矢視図)。
【図3】その部分詳細図。
【図4】その部分詳細図。
【図5】その部分詳細図。
【図6】本発明によるインクジェット記録装置全体の断面図。
【図7】1枚記録の場合の送風手段のタイムチャート。
【図8】連続記録の場合の送風手段のタイムチャート。
【図9】記録制御手段のブロック図。
【図10】画像処理部のブロック図。
【図11】従来例の記録制御手段のブロック図。
【図12】その画像処理部のブロック図。
【図13】誤差拡散の説明図。
【符号の説明】
1 画像入力部
2 操作部
3 CPU
4 記憶媒体
4a ガンマ補正変換テーブル
4b ブロック番地指定テーブル
4c 重ね打ちパターン振り分けテーブル
4d インク組合せテーブル
4e 制御プログラム群
4f CD値対記録OD値対応テーブル
4g 確率振り分けテール
4h 重ね打ちパターン振り分けテーブル2
5 RAM
6 イメージメモリ
7 画像処理部
8 ビットプレーンメモリ
9 プリンタ部
10 バスライン
501 シート
512 キャリッジ
513a rヘッド
514 ノズル
526a rインクカートリッジ
200 インクジェットプリンタ本体
201 未使用透明フィルム
203 未使用コート紙
213 記録済みのシート
214 トレイ
215 第一の送風手段
217 第二の送風手段

Claims (1)

  1. プラスチックベースの透明記録媒体(透明フィルム)と、紙ベースの反射記録媒体(ペーパー)の両方の記録媒体に記録可能なインクジェット記録装置において、記録ヘッドの下流側に位置し、記録済みの媒体を乾燥させるための送風手段をもち、該送風手段は、加熱手段をもたず、冷風のみを送風するとともに、前記透明記録媒体記録後には所定時間該送風手段を第一の風量で作動させ、前記反射記録媒体記録後には、該送風手段を前記第一の風量よりも弱い風量で作動させるか、または該送風手段を停止することを特徴とする。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010036543A (ja) * 2008-08-08 2010-02-18 Kyocera Mita Corp インクジェット記録装置
JP2011156680A (ja) * 2010-01-29 2011-08-18 Kyocera Mita Corp インクジェット記録装置
JP2011183736A (ja) * 2010-03-10 2011-09-22 Fujifilm Corp 乾燥装置および乾燥方法、これらを用いた画像形成装置および画像形成方法
JP2017223916A (ja) * 2016-06-17 2017-12-21 株式会社リコー 印刷装置

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