JP2004129925A - ゲームシステム、ゲームシステムの制御方法及びゲーム機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明は、所定の記憶媒体を着脱可能なインタフェースを備えたゲーム機と、該ゲーム機とネットワークを介して通信可能に構成されたサーバと、からなるゲームシステムであって、前記ゲーム機は、前記所定の記憶媒体に記録された情報に基づいてゲームの進行を制御するゲーム処理手段と、現在時刻を計時する計時手段と、前記ゲームの進行中に前記計時された現在時刻が予め設定された排出時刻を経過したときは、前記所定の記憶媒体を前記インタフェースから排出させる排出手段と、前記ゲームの進行中に前記計時された現在時刻が予め設定された排出時刻を経過したときは、前記ゲームの進行状況に係わる情報を前記サーバに記録するために該サーバへ送信する送信手段と、を備えることを特徴とする。
【選択図】 図2
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、カードを利用してゲームを行うゲーム機に関し、特に、カードを利用してゲームを行う業務用のゲーム機に関する。
【0002】
【従来の技術】
多数のゲーム機が設置されている遊戯施設、例えばゲームセンターでは、ゲームセンターの閉店時刻を過ぎても、客は、ゲームプレイを止めずに継続する場合がある。このような場合、ゲームセンター側としては、プレイ途中のゲームを電源遮断により強制的に中止させることもできるが、これでは、客との間にトラブルが発生しかねない。しかし、全ての客が自発的にプレイを中止あるいは終了するのを待っていては、閉店時刻を守ることができない。
【0003】
そこで、従来、ゲームセンター等における閉店時の処理技術として、例えば、設定時刻になるとコイン投入を阻止する業務用のゲーム機がある。このゲーム機は、ゲームセンターの閉店時刻が近づくと、警告を行うとともに、ゲーム開始のためのコインの投入を受け付けない、としたものである(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特許第3331347号明細書
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のゲームセンター等における閉店時の処理技術は、ゲームセンター等の閉店時におけるゲーム機を最適に管理しているとはいえなかった。
【0005】
例えば、上述した設定時刻になるとコイン投入を阻止する業務用のゲーム機は、閉店時刻が近づくと新たなゲームの開始を受け付けないというものであるため、それ以前より開始されているゲームに対しては、特に配慮がされていない。従って、以前より開始されているゲームが、プレイに長時間を要した等の理由により閉店時刻を過ぎても終了していない場合には、プレイが終わるまで待たなければならず、閉店時刻を守ることができない。その場合、ゲームセンター側は、プレイ途中のゲームを電源遮断により中止することもできるが、これでは、長い時間をかけてプレイを楽しんできた客への配慮に欠ける。
【0006】
特に、業務用のゲーム機の中には、次回のゲームプレイに備えてプレーヤのゲーム結果を磁気カード等の記録媒体(以下、「カード」という。)に記録するゲーム機があるが、このようなゲーム機において、カードが装着された状態で電源遮断されてしまうと、カードが取り出せなくなる。その結果、客との間でトラブルが発生するおそれがあるとともに、ゲームセンターの従業員は、カードを手作業で取り出すといった面倒な作業を強いられることになる。
【0007】
さらにまた、このようなカードを利用したゲーム機は、プレーヤが、カードに記録された情報を利用することで、以前のゲーム結果を次のゲームに反映させて継続的なゲーム展開を楽しむことができるようにしたものである。しかし、プレイの途中でゲームを中止した場合には、ゲーム結果を次のゲームへ反映させることができなくなり、カードを利用するプレーヤのプレイ意欲を損なうことになる。
【0008】
本発明は、上記の点に鑑みなされたものであり、その目的は、店舗の閉店時におけるゲーム機を最適に管理することができる技術を提供することにある。
【0009】
また、本発明の他の目的は、カードを使用するゲーム機において、店舗の閉店によるトラブルを未然に防止することができる技術を提供することにある。
【0010】
また、本発明の他の目的は、カードを使用するゲーム機において、閉店時刻にかかわらずプレーヤの継続的なゲーム展開を可能にする技術を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための本発明は、所定の記憶媒体を着脱可能なインタフェースを備えたゲーム機と、該ゲーム機とネットワークを介して通信可能に構成されたサーバと、からなるゲームシステムであって、前記ゲーム機は、前記所定の記憶媒体に記録された情報に基づいてゲームの進行を制御するゲーム処理手段と、現在時刻を計時する計時手段と、前記ゲームの進行中に前記計時された現在時刻が予め設定された排出時刻を経過したときは、前記所定の記憶媒体を前記インタフェースから排出させる排出手段と、前記ゲームの進行中に前記計時された現在時刻が予め設定された排出時刻を経過したときは、前記ゲームの進行状況に係わる情報を前記サーバに記録するために該サーバへ送信する送信手段と、を備えることを特徴とする。
【0012】
前記ゲーム機は、前記排出手段より前記所定の記憶媒体が前記インタフェースから排出される前に、前記インタフェースに装着された所定の記憶媒体の排出予告を通知する通知手段をさらに備えることを特徴とする。
【0013】
前記ゲーム機は、前記所定の記憶媒体が前記インタフェースに装着されると、前記所定の記憶媒体がゲームの進行中に排出されたか否かを判断し、前記所定の記憶媒体がゲームの進行中に排出された場合に、ゲームの進行状況に係わる情報を前記サーバから取得する取得手段と、前記取得されたゲームの進行状況に係わる情報を前記所定の記憶媒体に記録する記録手段と、を備え、前記ゲーム処理手段は、前記取得されたゲームの進行状況に係わる情報に基づいて、ゲームの進行を制御することを特徴とする。
【0014】
前記取得されたゲームの進行状況に係わる情報には、次回のゲームに反映されるべき情報が含まれ、前記ゲーム処理手段は、前記取得された次回のゲームに反映されるべき情報に基づいて、次回のゲームを開始することを特徴とする。
【0015】
前記取得されたゲームの進行状況に係わる情報には、前記排出時刻以降の所定の時点から前記ゲームを再開させるための情報が含まれ、前記ゲーム処理手段は、前記取得された前記ゲームを再開させるための情報に基づいて、前記排出時刻以降の所定の時点から前記ゲームを再開することを特徴とする。
【0016】
前記ゲーム機は、前記ゲームの進行中に、前記計時された現在時刻が予め設定された排出時刻を経過したときは、前記所定の記憶媒体が排出される前に、前記ゲームの進行状況に係わる情報を前記所定の記憶媒体に記録する記録手段をさらに備えることを特徴とする。
【0017】
前記記録されるゲームの進行状況に係わる情報は、プレーヤを特定するための情報であり、前記サーバに送信されるゲームの進行状況に係わる情報は、次回のゲームに反映されるべき情報及び/または前記排出時刻以降の所定の時点から前記ゲームを再開させるための情報であることを特徴とする。
【0018】
前記ゲーム機は、前記ゲームの進行中に、前記計時された現在時刻が予め設定された排出時刻を経過したときは、前記ゲームの進行状況に係わる情報を前記所定の記憶媒体に記録する記録手段と、前記所定の記憶媒体が前記インタフェースに装着されると、前記所定の記憶媒体がゲームの進行中に排出されたか否かを判断し、前記所定の記憶媒体がゲームの進行中に排出された場合に、ゲームの進行状況に係わる情報を前記サーバから取得する取得手段と、を備え、前記ゲーム処理手段は、前記所定の記憶媒体に記録されたゲームの進行状況に係わる情報と、前記サーバから取得した前記ゲームの進行状況に係わる情報のうち、所定の条件に一致する情報に基づいてゲームの進行を制御することを特徴とする。
【0019】
また、本発明は、所定の記憶媒体を着脱可能なインタフェースを備え、ゲームが終了すると該ゲームの進行状況に関する情報を前記インタフェースに装着された所定の記憶媒体に記録し、前記インタフェースから排出させるゲーム機であって、前記インタフェースに装着された所定の記憶媒体に記憶された情報に基づいてゲームの進行を制御するゲーム処理手段と、現在時刻を計時する計時手段と、前記ゲームが進行している場合において、前記計時された現在時刻が予め設定された予告時刻となったとき、前記インタフェースに装着された所定の記憶媒体の排出予告を通知する通知手段と、前記排出予告が通知された後、前記計時された現在時刻が予め設定された排出時刻となったとき、前記インタフェースに装着された所定の記憶媒体を前記インタフェースから排出させる排出手段と、を備えることを特徴とする。
【0020】
前記排出手段より前記所定の記憶媒体が前記インタフェースから排出される前に、ゲームの進行状況に係わる情報を前記所定の記憶媒体に記録する記録手段をさらに備えることを特徴とする。
【0021】
前記ゲームの進行状況に係わる情報は、次回のゲームに反映されるべき情報であり、前記ゲーム処理手段は、前記取得された次回のゲームに反映されるべき情報に基づいて、次回のゲームを開始することを特徴とする。
【0022】
前記ゲームの進行状況に係わる情報は、前記排出時刻以降の所定の時点から前記ゲームを再開させるための情報であり、前記ゲーム処理手段は、前記取得された前記ゲームを再開させるための情報に基づいて、前記排出時刻以降の所定の時点から前記ゲームを再開することを特徴とする。
【0023】
また、本発明は、所定の記憶媒体を着脱可能なインタフェースを備え、ゲームが終了すると前記所定の記憶媒体を前記インタフェースから排出するゲーム機と、該ゲーム機と通信可能に構成されたサーバと、からなるゲームシステムの制御方法であって、前記ゲーム機において、前記所定の記憶媒体に記録された情報に基づいてゲームの進行を制御するステップと、現在時刻を計時するステップと、前記ゲームの進行中に、前記計時された現在時刻が予め設定された排出時刻を経過したときは、前記所定の記憶媒体を前記インタフェースから排出させる排出ステップと、前記ゲームの進行中に、前記計時された現在時刻が予め設定された排出時刻を経過したときは、前記ゲームの進行状況に係わる情報を前記サーバに記録するために該サーバへ送信するステップと、前記排出された所定の記憶媒体が前記インタフェースに装着された場合には、前記ゲームの進行状況に係わる情報を前記サーバから取得するステップと、前記取得されたゲームの進行状況に係わる情報を前記所定の記憶媒体に記録するステップと、前記取得されたゲームの進行状況に係わる情報に基づいて、ゲームの進行を制御するステップと、を備えることを特徴とする。
【0024】
また、本発明は、所定の記憶媒体を着脱可能なインタフェースを備え、ゲームが終了すると該ゲームの進行状況に関する情報を前記インタフェースに装着された所定の記憶媒体に記録し、前記インタフェースから排出させるゲーム機の制御方法であって、前記所定の記憶媒体に記憶された情報に基づいてゲームの進行を制御するステップと、現在時刻を計時するステップと、前記ゲームが進行している場合において、前記計時された現在時刻が予め設定された予告時刻となったとき、前記インタフェースに装着された所定の記憶媒体の排出予告を通知するステップと、前記排出予告が通知された後、前記計時された現在時刻が予め設定された排出時刻となったとき、前記インタフェースに装着された所定の記憶媒体を前記インタフェースから排出させるステップと、を備えることを特徴とする。
【0025】
また、本発明は、前記ゲームシステムの制御方法をコンピュータで実行させるための情報処理プログラムである。
【0026】
また、本発明は、前記ゲーム機の制御方法をコンピュータで実行させるための情報処理プログラムである。
【0027】
また、本発明は、複数のゲーム機がネットワークを介して通信を行うことにより所定のゲームを提供するゲームシステムであって、前記複数のゲーム機は、閉店時刻を有する店舗にそれぞれ設置されており、前記複数のゲーム機に対する各プレーヤの操作に応じてゲームの進行を制御するゲーム処理手段と、前記複数のゲーム機のうち第1のゲーム機からの通信が、設置された店舗の閉店により中止された場合には、該中止された時点における前記第1のゲーム機のプレーヤ情報を取得する取得手段と、を備え、前記ゲーム処理手段は、該取得された第1のゲーム機のプレーヤ情報に基づいて仮想のプレーヤを生成し、該生成された仮想のプレーヤを、前記第1のゲーム機のプレーヤと対戦していた第2のゲーム機のプレーヤの対戦相手として、ゲームの進行を制御することを特徴とする。
【0028】
また、本発明は、所定の記憶媒体を着脱可能なインタフェースを備えた1または1以上のゲーム機と、該ゲーム機とネットワークを介して接続されたサーバと、からなるゲームシステムであって、前記サーバは、前記ゲーム機が設置された店舗の閉店に関する情報を管理する第1の管理手段と、前記ゲーム機におけるゲームの進行状況を管理する第2の管理手段と、現在時刻を計時する計時手段と、前記計時された現在時刻が前記第1の管理手段により管理されている排出時刻を経過したときは、前記所定の記憶媒体の排出指示を前記ゲーム機に送信する第1の送信手段と、前記ゲームの進行中に、前記計時された現在時刻が予め設定された排出時刻を経過したときは、前記ゲームの進行状況に係わる情報を前記ゲーム機から取得する取得手段と、前記排出された所定の記憶媒体が前記ゲーム機のインタフェースに装着された場合には、前記取得したゲームの進行状況に係わる情報を前記ゲーム機に送信する第2の送信手段を備えることを特徴とするゲームシステム。
【0029】
なお、本明細書において、物の発明は方法の発明として把握することができ、方法の発明は物の発明として把握することができる。また、上記発明は、コンピュータに所定の機能を実現させるプログラムを記録した記録媒体またはプログラム製品としても成立する。なお、前記記録媒体とは、例えば、ハードディスク(HD)、DVD−RAM、フレキシブルディスク(FD)やCD−ROM等のほかに、RAMやROM等のメモリを含む。また、前記コンピュータとは、例えば、CPUやMPUといったいわゆる中央処理装置がプログラムを解釈することで所定の処理を行う、いわゆるマイクロコンピュータ等をも含む。
【0030】
また、本明細書において、手段とは、単に物理的手段を意味するものではなく、その手段が有する機能をソフトウェアによって実現する場合やハードウェア回路によって実現する場合も含む。また、1つの手段が有する機能が2つ以上の物理的手段により実現されても、2つ以上の手段の機能が1つの物理的手段により実現されても良い。
【0031】
さらにまた、本明細書における手段は、ハードウェア、ソフトウェアまたはハードウェアおよびソフトウェアの組み合わせにより実現可能である。ハードウェアおよびソフトウェアの組み合わせによる実行は、例えば、所定のプログラムを有するコンピュータ・システムにおける実行が該当する。そして、1つの手段が有する機能が2つ以上のハードウェア、ソフトウェアまたはハードウェアおよびソフトウェアの組み合わせにより実現されても、2つ以上の手段の機能が1つのハードウェア、ソフトウェアまたはハードウェアおよびソフトウェアの組み合わせにより実現されても良い。
【0032】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。本実施の形態では、客と店舗の両者において最適な閉店処理を実現するため、閉店時刻が近づくと各種処理を実行する閉店処理手段を備えることを特徴とする。この閉店処理手段による各種処理は、具体的には、閉店時刻が近づくとカードを利用した新規ゲームの受付を中止する処理、閉店時刻が近づくとプレーヤに関する情報をカードへ記録する処理、閉店時刻が近づくとカードを強制的に排出させる処理、閉店時刻が近づくとゲームの進行状況に係わる情報(例えば、プレーヤに関する情報やゲーム再開のための情報)をサーバへ登録する処理等から構成される。
【0033】
また、本実施の形態では、閉店によって中断されたゲームをプレーヤが再開することができるように、強制的に排出されたカードに基づいて各種処理を実行する再開処理手段を備えることを特徴とする。この再開処理手段による各種処理は、具体的には、ゲームの進行状況に係わる情報をサーバから取得する処理、取得されたゲームの進行状況に係わる情報(例えば、プレーヤに関する情報)をカードに記録する処理、取得されたゲームの進行状況に係わる情報(例えば、ゲーム再開のための情報)に基づいてゲームを再開させる処理等から構成される。
【0034】
[ゲームシステムの全体構成]
図1は、本発明に係るゲームシステムの全体構成を表す図である。同図に示すように、ゲームシステムは、ゲーム機(クライアント)10とサーバ20とが、所定の通信網(ネットワーク)30を介して通信可能に構成されている。ゲーム機10は、店舗としてのゲームセンターA・・・ゲームセンターZにそれぞれ設置され、所定の記憶媒体としてのカード40を装着可能なカードインタフェース(図示せず)を備えている。店舗には、1または1以上のゲーム機10が設置される。
【0035】
プレーヤは、ゲーム機10を操作して、単独で所定のゲームをプレイすることもできるし、他のゲームセンターのプレーヤとネットワークを介して対戦ゲーム等をプレイすることもできる。
【0036】
[ゲーム機及びサーバの構成]
図2は、本実施形態に係るゲームシステムを構成するゲーム機及びサーバの構成を表すブロック図である。同図に示すように、ゲーム機10は、ゲーム機全体の制御を行う制御手段101、ゲームプログラム、閉店処理プログラム及び再開処理プログラム等を記憶した記憶手段102、プレーヤの操作を受け付ける入力手段103、ゲームの画像や閉店に伴うメッセージ等を表示する表示手段104、を備える。
【0037】
制御手段101は、具体的には、記憶手段102からゲームプログラムを読み出してこれを実行することによりゲームの進行を制御するゲーム処理手段、記憶手段102から閉店処理プログラムを読み出してこれを実行する閉店処理手段、記憶手段102から再開処理プログラムを読み出してこれを実行する再開処理手段、から構成される。
【0038】
また、ゲーム機10は、閉店処理に関する各種条件を設定する閉店時刻設定手段105、現在時刻を計時するタイマ106、サーバ20と所定の情報を送受信するための通信手段107、を備える。閉店時刻設定手段105には、閉店時刻と、各処理を実行する処理条件が設定される。閉店時刻には、ゲーム機10が設置された店舗の閉店時刻が時刻情報(例えば、22時)として設定される。一方、処理条件は、閉店時刻が近づくにつれて時系列的に各種処理を実行させるための条件であり、閉店時刻を起算時とした条件(例えば、閉店時刻の○分前)が設定される。なお、閉店時刻や処理条件は、予め規定値を設定しておいてもよいし、ゲームの種類、客層や店舗の状況等に応じて、適宜これを設定変更してもよい。本実施形態では、閉店時刻は、曜日ごとに設定されている。
【0039】
また、ゲーム機10は、カード40を装着するためのカードインタフェース111、カードインタフェース111に装着されたカード40の所定の記憶領域401へプレーヤに関する情報を記録する記録手段108、カードインタフェース111に装着されたカード40の所定の記憶領域401からプレーヤに関する情報を読み込む読込手段110、を備える。
【0040】
ここで、カード40は、プレーヤに関する情報(ゲーム成績等)を記録するためのものである。本実施形態では、磁気カードが該当し、プレーヤのゲーム成績等は、記憶領域401に磁気データとして記憶される。
【0041】
図7は、カード40の記憶領域401のデータ構造の一例を表す図である。記憶領域401には、カードを一意的に特定するためのカードIDが記憶されている。また、記憶領域401は、プレーヤに関する情報(称号名、段位・・・ドラ合計等)、カードの残り使用回数を示すデータ、カードがゲーム終了前に強制排出されたか否かを示すデータ(強制排出フラグ)から構成されている。
【0042】
なお、プレーヤに関する情報として記憶される情報は、ゲームの終了により確定されるデータ(例えば、「過去8戦積分の戦績」)と、ゲーム進行中に確定されるデータ(図中網掛けされているデータ、例えば、「総局数」)とから構成され、前者はゲーム終了後に更新されるが、後者は、所定条件下でゲームの進行中に更新される。
【0043】
ゲーム処理手段は、入力手段103を介してゲームの開始が指示されると、記憶手段102に記憶されたゲームプログラムを実行する。なお、カードを利用したゲームが選択されている場合には、カード40の記憶領域401に記憶された情報に基づいて記憶手段102のゲームプログラムを実行することにより、プレーヤのゲーム成績をゲームの内容へ反映させる。また、ゲームが終了した場合には、プレーヤのゲーム成績等を、プレーヤに関する情報としてカード40の記憶領域401へ記録させる。
【0044】
また、閉店処理手段は、記憶手段102に記憶された閉店処理プログラムを実行する。閉店処理プログラムは、例えば数秒から数十秒の所定時間毎に実行されるゲームプログラムに対する割り込みルーチンである。閉店処理手段は、タイマ106から現在時刻を、閉店時刻設定手段105から閉店時刻及び処理条件をそれぞれ取得し、これらに基づいて閉店処理を実行する。また、ゲーム処理手段から取得した情報を、所定の条件下で、カード40の記憶領域401やサーバ20のデータベース202へ記録させる。なお、閉店処理の詳細な流れについては後に詳述する。
【0045】
また、再開処理手段は、カードインタフェース401に所定の記憶媒体40が装着されると、記憶手段102に記憶された再開処理プログラムを実行する。再開処理手段は、所定の条件下で、サーバ20のデータベース202からプレーヤの情報を取得してカード40の記憶領域401に記憶させ、ゲーム再開のための情報を取得してゲームを再開させる。なお、再開処理の詳細な流れについては後に詳述する。
【0046】
一方、サーバ20は、ゲーム機10と所定の情報を送受信するための通信手段210と、ゲーム機10から受け付けた情報を記録し管理するデータベース202とを備える。データベース202は、ゲーム機10から送信される情報を所定のテーブルに登録し管理するとともに、ゲーム機10からの要求に応じて所定の情報を検索し、その検索結果を返信する。データベース202のデータ構造については、後に詳述する。
【0047】
[カードを用いたゲームの基本的な流れ]
ここで、カードを用いたゲームの処理の流れについて図3を用いて説明する。ここでは、カードを用いたゲームの一例として、麻雀ゲームについて説明する。ゲーム機10は、プレーヤよりクレジットが投入されると(S301;Yes)、麻雀ゲームのタイトル画面を表示し(S302)、スタートボタンが選択されると(S303;Yes)、カードが挿入されたか否かを判断する(S304)。
【0048】
ゲーム機10は、カードが挿入されると、再開処理を行うか否か判断し、行う場合には、再開処理を実行する(S306)。再開処理については、後に詳述する。
【0049】
再開処理を行わない場合で、通常対局が選択されている場合には(S307)、CPU戦(CPUを対戦相手としてゲームを行うこと。つまり、対戦相手は、CPUによって制御される仮想のプレーヤであり、仮想のプレーヤの情報や動作は、CPUのアルゴリズムとして予め設定されている。)を開始する(S314)。プレーヤは、カードに記憶されたゲーム情報に基づいて、ゲームをプレイすることができる。なお、カードが挿入された場合であって、カードの更新が選択されている場合には(S308)、カードの更新処理を実行する(S309)。カードの更新処理では、更新前のカードに記憶されたプレーヤのゲーム情報が、更新後のカードに記憶される。
【0050】
一方、ゲーム機10は、カードが挿入されていない場合であって、カードなし対局が選択されている場合には(S311)、カードを利用しないCPU戦を開始する(S314)。なお、カードが挿入されていないが、カードの作成が選択されている場合には(S312)、カードの作成処理を実行する(S313)。カードの作成処理では、カードにプレーヤの名前等を登録することにより、新たなカードが作成される。
【0051】
ゲーム機10は、カードを利用したゲームが開始された場合には、サーバ上でゲームを管理するための情報をサーバ20へ送信する。サーバ20は、ゲーム機10により送信された情報を受信すると、これをデータベースに記録する。
【0052】
図8は、ゲーム開始時にゲーム機10からサーバ20へ送信される情報の一例を表す図である。同図に示すように、ゲーム機10からは、ゲームの状況を示す「ゲームステータス」、ゲーム機10を特定する「筺体シリアルID」、ゲーム機10が設置された店舗を特定する「店舗ID」、そして、装着されたカードの「カードID」が、送信される。サーバ10は、これらの情報を受信すると、データベース202上に登録し、管理する。これにより、カードを使用したゲームの状況が、サーバ20によって管理可能になる。
【0053】
また、閉店時刻が近づいたことにより閉店処理を開始する場合には(S315;Yes)、閉店処理に移行する(S316)。閉店処理については、後に詳述する。
【0054】
一方、閉店処理を開始しない場合には、ゲームを続行する。ゲーム続行中に対戦相手が登場した場合には、対人戦を開始してもよい。ゲーム機10は、CPU戦あるいは対人戦の対局が終了すると、結果をディスプレイに表示する(S317)。また、カードを利用したゲームの場合には、プレーヤの成績等をカードに記録する。
【0055】
その後、ゲーム機10は、ゲームを終了し、カードを排出するとともに、ゲームが終了した旨をサーバ20へ登録する(S316)。なお、ゲームの継続がプレーヤより選択された場合には、STEP314に戻りゲームを続行してもよい。
【0056】
以上のように、プレーヤのゲームプレイが店舗の閉店時刻にかからないような場合には、プレーヤのカードにはゲームの結果が記憶され、その後、排出される。これにより、プレーヤは、今回のゲームプレイの結果を次回のゲームに反映させることができる。
【0057】
[閉店処理]
次に、ゲームのプレイが長引いて閉店時刻にゲームが終了しないため、ゲームに閉店処理が適用される場合について説明する。図4及び図5は、本ゲームシステムの閉店処理の流れを表したフローチャートである。ゲーム機10は、タイマ106から現在の時刻情報と、閉店時刻管理手段105から店舗の閉店時刻及び処理条件を読み込む(S401)。
【0058】
ゲーム機10は、閉店処理の開始を規定した処理条件に従って、閉店処理を実行するか否かを判断する。ここでは、閉店処理を開始する処理条件として、「閉店時刻の45分前」が設定されている。よって、ゲーム機10は、閉店時刻と現在時刻とに基づいて、閉店45分前であるか否かを判断し(S402)、そうであると判断した場合には、閉店処理を開始する。具体的には、カード受付の終了予告メッセージを画面に表示する(S403)。例えば、図11(A)に示すように「カードの受付終了まであと○分」等のメッセージを、画面のゲームの進行を妨げない位置に表示する。これにより、プレーヤは、閉店が近づいたこと、また、カードの受付終了時間が近づいていることを認識することができる。なお、メッセージを所定の出力装置から発音させてもよい。
【0059】
次に、ゲーム機10は、カード受付終了を規定した条件に従って、カード受付終了するか否かを判断する(S404)。ここでは、カード受付終了を規定する条件として、「閉店時刻の30分前」が設定されている。よって、ゲーム機10は、閉店時刻と現在時刻とに基づいて、閉店30分前であるか否かを判断し、そうであると判断した場合には、カード受付終了メッセージを画面に表示する(S405)。例えば、図11(B)に示すように「カードの受付を終了しました」等のメッセージを表示する。また、ゲーム機10は、カードを使用した新規ゲームの受付を中止する(S406)。これ以降、プレーヤは、カードを使用した新規ゲームを開始することはできない。なお、カードを使用しない新規ゲームを開始することできる。
【0060】
また、ゲーム機は、カードを使用したゲームが実行中であるか否かを判断し(S407)、そうであると判断した場合には、プレーヤに関する情報のカードへの記録を開始する(S408)。つまり、カードへの記録を、ゲーム単位からゲームの進行に応じて分けられる所定の区分単位へと変更する。また、カードへ記録する情報は、プレーヤに関する情報のうち、ゲームの進行途中で確定される情報である。ここでは、麻雀ゲームが適用されているため、局単位でゲーム情報を記録する(S409)。なお、記録されるゲーム情報の内容、カードへの記録方法は、要求仕様に応じて適宜これを設定可能である。
【0061】
次に、ゲーム機10は、カード排出予告を規定した条件に従って、カード排出予告を表示するか否かを判断する(S411)。ここでは、カード排出予告を規定する条件として、「閉店時刻の15分前」が設定されている。よって、ゲーム機10は、閉店時刻と現在時刻とに基づいて、閉店15分前であるか否かを判断し、そうであると判断した場合には、カードの排出予告メッセージを画面に表示する(S412)。例えば、図11(C)に示すように「カード排出まであと○分です」等のメッセージを表示する。これにより、プレーヤは、カードの強制排出時間が近づいていることを認識することができる。
【0062】
次に、ゲーム機10は、カードの強制排出を規定した条件に従って、カードを強制排出するか否かを判断する(S413)。ここでは、カードの強制排出を規定する条件として、「閉店時刻の10分前」が設定されている。よって、ゲーム機10は、閉店時刻と現在時刻とに基づいて、閉店10分前であるか否かを判断し、そうであると判断した場合には、図11(C)に示すようにカードを強制排出するメッセージを画面に表示する(S414)。また、カードを強制排出した旨をカード40へ記録するとともに、サーバ20へ登録する(S415)。ここでは、カード40の記憶領域401に記録された強制排出フラグをONに書き換えられる。また、サーバ20のデータベース202に記憶された強制排出フラグをONに書き換えられる。ゲーム機10は、その後、カードを強制排出する(S416)。
【0063】
図7では、ゲームが終了する前に閉店処理によりカードが排出された場合のカードの状態を示すため、カード排出前のデータと、カード排出後のデータとが対比して記載されている。同図に示すように、カードは、ゲーム終了前に排出されているので、ゲームの終了により確定するデータ(例えば、「経験値」や「過去8戦線分の戦績」等)は更新されていないが、ゲームの進行により確定するデータ(例えば、「総局数」や「アガリ回数」等)が更新されていることがわかる。また、強制排出されたため、「強制排出フラグ」がONになっていることがわかる。
【0064】
ゲーム機10は、カードを強制排出すると、プレーヤに関する情報や、ゲーム再開のための情報のサーバ20への登録を開始する(S417)。なお、これらの情報は、局単位で登録する(S418)。
【0065】
図9は、カード強制排出後、ゲーム機10からサーバ20へ送信される情報の一例を示す図である。ここでは、ゲーム機10からサーバ20へは、プレーヤのカードに記録される情報と同じ情報が送信される。具体的には、ゲーム機10からは、カードIDとプレーヤに関する情報が送信され、サーバ20のデータベース202に登録されていることがわかる。なお、図中、網掛けによって示されたデータは、ゲームの進行途中で確定され更新されるデータである。このように、カードが排出されても、その後のゲームの進行に伴うプレーヤの情報を、サーバへ確保しておくことができる。
【0066】
また、図10は、カード強制排出後、ゲーム機10からサーバ20へ送信される情報の他の例を示す図である。ゲーム機10からサーバ20へは、図9に示した情報のほか、プレーヤがゲームを再開するための情報が送信される。例えば、ゲームに参加している全てのプレーヤのカードID、ゲームの進行状況に関する情報(局、牌譜データ)等である。
【0067】
ゲーム機10は、ゲームが終了するまで、プレーヤに関する情報やゲーム再開のための情報をサーバ20へ登録し、ゲームが終了した場合には(S419)、ゲームが終了した旨をサーバ20へ送信する(S420)。これにより、サーバ20は、ゲームステータスを「ゲーム開始」から「ゲーム終了」へ更新する。一方、ゲームが終了していない状態で、ゲーム機10の電源が落とされた場合には、ゲームが終了した旨はサーバへ登録されず、サーバ20は、ゲーム機10とサーバ20のネットワーク接続の終了をもって「ゲームが中断された」と判断する。そして、サーバ20は、ゲームステータスに「ゲーム中断」を記録する。これにより、ゲームステータスは、「ゲーム開始」から「ゲーム中断」へ更新される。
【0068】
以上、本実施形態に係る閉店処理によれば、店舗の閉店が近づくと、カードの排出予告メッセージが表示され、その後、ゲームが終了していなくても、カードが強制的に排出される。従って、店舗の閉店によりゲーム機の電源が遮断される前に、ゲーム機に装着されたカードを確実に排出させることができるようになる。その結果、カードが取り出せないことによる客とのトラブルを未然に防止することができるとともに、手作業によるカードの取り出しといった面倒で煩雑な作業から店舗の従業員を解放することができるようになる。
【0069】
また、本実施形態に係る閉店処理によれば、店舗の閉店が近づくと、ゲームが終了していなくても、ゲーム中の情報がカードへ書き込まれる。従って、プレーヤは、ゲームのプレイ中にプレーヤが取得した情報(例えば、あがり回数や振込回数)情報を次回のゲームへ継続させることができるとともに、他のプレーヤへ自身の成績を誇示することできるようになる。
【0070】
[再開処理]
次に、図6を用いて本ゲームシステムの再開処理について説明する。図6は、本ゲームシステムの再開処理の流れを表したフローチャートである。
【0071】
ゲーム機10は、カード40が挿入されると(S601)、カード40が、前回強制排出されたか否かを判断する(S602)。具体的には、挿入されたカード40からそのカードのカードIDを読み出し、読み出したカードIDに基づいてサーバ20のデータベース202からカードIDに対応する強制排出フラグを参照することにより行う(図8参照)。なお、カード40に記憶されている強制排出フラグを参照することにより行うこともできる。
【0072】
ゲーム機10は、データベース202の強制排出フラグがONである場合には(S603;Yes)、強制排出されたものと判断し、強制排出以降のプレーヤに関する情報をデータベース202から取得し、この取得したプレーヤに関する情報をカード40へ記録する(S604)。具体的には、図9に示したようなプレーヤの情報が、取得される。これにより、プレーヤのカード40には、カードが排出された後のゲーム成績等が、書き込まれることになる。
【0073】
次に、ゲーム機10は、強制排出された以降、ゲームが終了したか否かを判断する(S606)。具体的には、読み出したカードIDに基づいてサーバ20のデータベース202からカードIDに対応するゲームステータスを参照することにより行う(図8参照)。
【0074】
ゲーム機10は、データベース202のゲームステータスが「ゲーム終了」である場合には、ゲームが終了したものと判断し(S607;Yes)、通常のゲームをスタートするとともに、データベース202の強制排出フラグに「OFF」を設定する(S609)。一方、データベース202のゲームステータスが「ゲーム終了」でない場合、つまり、「ゲーム中断」である場合には、ゲームが終了していないと判断し(S607;No)、データベース202からゲーム再開用の情報を取得し、前回ゲームの途中経過を画面に表示する(S608)。具体的には、図10に示したようなゲーム再開用の情報が取得され、これに基づく途中経過情報が画面に表示される。
【0075】
プレーヤは、画面に表示された途中経過情報により、前回途中で中断されたゲームの状況を思い出すことができるとともに、ゲームの開始状態を選択することができる(S610)。例えば、プレーヤは、中断された局の最初からゲームを開始するか、中断された局の途中からゲームを開始するか、それとも通常のゲームを開始するかを、選択することができる。
【0076】
ゲーム機10は、プレーヤより「中断された局の最初からゲームを開始する」旨が選択された場合には、データベース202から取得したゲーム再開用の情報に基づいてゲームを実行することにより、プレーヤが中断された局の最初からゲームを開始できるようにする(S611)。中断されたゲームを再開する場合には、CPUが他の3人のプレーヤの代わりに対戦相手となる。従って、プレーヤ同士の争奪対象となっているアイテムについては、CPUが対戦相手なので、決着がついても変動しないように制御する。なお、データベース202の強制排出フラグに「OFF」を設定し、ゲームステータスを「ゲーム開始」に設定する(S611)。
【0077】
一方、ゲーム機10は、プレーヤより「中断された局の途中からゲームを開始する」旨が選択された場合には、データベース202から取得したゲーム再開用の情報に基づいてゲームを実行することにより、プレーヤが中断された局の途中からゲームを開始できるようにする(S612)。この場合、CPUが対戦相手となるのは上述したとおりである。なお、データベース202の強制排出フラグに「OFF」を設定し、ゲームステータスを「ゲーム開始」に設定する(S612)。
【0078】
また、ゲーム機10は、プレーヤより「通常のゲームを開始する」旨が選択された場合には、データベース202から取得したゲーム再開用の情報を利用しないで、ゲームを実行することにより、プレーヤが通常のゲームを開始できるようにする(S613)。なお、データベース202の強制排出フラグに「OFF」を設定し、ゲームステータスを「ゲーム開始」に設定する(S613)。
【0079】
以上、本実施形態に係る再開処理によれば、前回のゲームプレイ時に強制排出されたカードが挿入された場合には、サーバから強制排出後のプレーヤの情報を取得してカードに記録することとした。これによれば、プレーヤは、カードが排出された後にプレーヤが取得した情報(例えば、あがり回数や振込回数)を次回のゲームへ継続させることができるようになる。
【0080】
また、本実施形態に係る再開処理によれば、前回のゲームプレイ時に強制排出されたカードが挿入され、かつ、ゲームが終了していない場合には、サーバからゲーム再開のための情報を取得して、ゲームを再開できるようにした。従って、プレーヤは、電源遮断により中断されたゲームを、中断された時点から再開することができるようになる。また、中断された時点からゲームを再開することができるので、そのゲームの成績をカードへ記録させることができる結果、ゲームを継続させることが可能になる。
【0081】
[その他の実施の形態]
上記実施形態は、本発明を説明するための例示であり、本発明を上記実施形態にのみ限定する趣旨ではない。本発明は、その要旨を逸脱しない限り、さまざまな形態で実施することができる。例えば、上記機能実現手段の動作をシーケンシャルに説明したが、特にこれにこだわるものではない。従って、動作に矛盾が生じない限り、処理の順序を入れ替えまたは並行動作するように構成しても良い。
【0082】
(1) 店舗間対戦での代打処理
閉店時刻は、店舗によって異なる。よって、プレーヤが他の店舗のプレーヤと対戦している場合、自分の店舗では未だ閉店時刻となっていないが、他の店舗では閉店時刻となることがある。その結果、他の店舗のプレーヤからは応答が得られず、閉店となっていない店舗のプレーヤも、ゲームを継続することができない。
【0083】
従って、各店舗の閉店時間前後の所定時間の間は、各プレーヤのターンで、一定時間応答がない場合には、そのプレーヤは代打ちとして処理されるようにすることもできる。例えば、店舗間対戦が開始される場合には、他の店舗の閉店時刻を予め取得しておき、対戦相手の閉店時刻の前後10分間、対戦相手から応答がない場合には、対戦相手をプレーヤからゲーム機あるいはサーバのCPU(仮想のプレーヤ)に切り替えるようにする。この場合、ゲーム機あるいはサーバ上に存在する仮想のプレーヤ(CPU)は、切り替え時点における対戦相手の情報を取得し、引き継ぐ。これにより、プレーヤは、対戦相手が閉店によりいなくなった場合でも、仮想の対戦相手を対象にゲームプレイを継続することができる。つまり、店舗間で閉店時刻が異なることにより、閉店時刻でない店舗のプレーヤがゲームを中断されることを防止することができるようになる。
【0084】
(2) ゲームの進行状況に係わる情報の記録方法
上記実施形態では、閉店時刻が近づくと、カードへプレーヤに関する情報を記録し、カード排出後は、サーバへ、プレーヤに関する情報やゲーム再開用の情報を登録する場合について説明した。しかし、カードやサーバへ記録する情報は、適宜これを変更することができる。
【0085】
例えば、カードの容量が少ない場合には、カードにはプレーヤを特定するためのカードIDだけを記録し、他の情報(例えば、総局数や振込回数等)については、ゲーム再開用の情報とともに、サーバへ登録するように構成することもできる。この場合、次回、カードが装着された場合に、カードに記録されたカードIDに基づいてサーバを検索し、必要な情報を取得してカードへ記録すればよい。
【0086】
また、例えば、カードの容量が多い場合には、カードへゲーム再開用の情報を記録するようにしてもよい。具体的には、カードが排出される場合には、排出時点でゲームが中断されたものとみなして、この中断時点でのゲームの進行状況に係る情報(例えば、プレーヤ全員のカードID、中断した局、プレーヤ全員の点数、供託点棒及び牌譜データ)をカードへ記録する。これにより、次回、カードが新たに装着された場合には、この記録された情報に基づいてゲームを再開することができるので、少なくとも、カード排出時点からゲームを再開することができるようになる。
【0087】
なお、この場合、カード排出後は、ゲームの進行状況に係わる情報がサーバへも登録されるで、カードとサーバ上には、異なる時点におけるゲームの進行状況に係わる情報が記録されることになる。従って、次回、カードが新たに装着された場合には、カードに記録されている情報とサーバに登録された情報とを比較して、所望の情報を選択することができる。例えば、ゲームの進行状況に係わる情報を、時刻情報といっしょに記録しておくことにより、カードの情報とサーバの情報のうち、最新の情報を選択することができる。また、情報の選択条件は、ゲームの要求仕様に応じて適宜これを設定可能である。
【0088】
(3) ゲーム機単体の構成
上記実施形態では、ゲーム機とサーバとから構成されるゲームシステムについて説明したが、ゲーム機単体で構成してもよい。この場合には、カード排出後のプレーヤに関する情報等はサーバへ登録されないが、カードが排出されるまでは、ゲームの進行状況に係わる情報(例えば、プレーヤに関する情報)をカードへ記録しておくことができる。また、ゲーム機が備える所定の記憶装置に、カード排出後のこれらの情報を記録するように構成してもよい。この場合、ゲーム機が備える記憶装置の容量に応じて、記録した情報の保存期間に制限を設けることもできる。
【0089】
(4) サーバにて管理する場合
上記実施形態では、個々のゲーム機において閉店時刻等を管理する場合について説明したが、個々のゲーム機ごとに設定されている閉店時間(終了時間)やゲームのプレイ状況をサーバにて管理するように構成してもよい。この場合、閉店やゲーム中断によるカードの排出や、当該排出時点でのゲームの進行状況に関する情報のカードやサーバへの記録も、サーバにて管理するように構成する。さらに、上述した店舗間対戦における対戦相手の仮想プレーヤへの引継ぎも、サーバにて管理するように構成する。
【0090】
(5)なお、記憶媒体としては、ICカードや携帯電話など、要求仕様に応じたものを使用することができる。ユーザの携帯電話を利用する場合には、メールを利用した情報の送受信が可能である。よって、携帯電話が強制排出された後は、ゲームの進行状況に関する情報をメールで送信するようにしてもよい。
【0091】
(6)他の装置への応用
上記実施形態では、本発明に係る閉店処理を、カードを利用したゲーム機に適用した場合について説明したが、本発明はこれに限られず、店舗等に設置される装置であって、カードを装着した後、プレーヤの操作結果がカードに記録されるまで所定の時間を要するような装置について、適宜適用することが可能である。例えば、プレーヤの体力測定を行い、その結果をカードに記録する装置などでもよい。
【0092】
(7)他のゲームへの応用
上記実施形態では、麻雀ゲームを例に説明したが、本発明はこれに限られず、記録媒体にゲームの進行状況やプレーヤの情報を記録可能に構成されていれば、ゲームのジャンルは特に限定されず、あらゆるジャンルのゲームに適用可能である。
【0093】
【発明の効果】
本発明によれば、従って、店舗の閉店によりゲーム機の電源が遮断される前に、ゲーム機に装着されたカードを確実に排出させることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るゲームシステムの全体構成を表す図である。
【図2】本実施形態に係るゲームシステムを構成するゲーム機及びサーバの構成を表すブロック図である。
【図3】カードを用いたゲームの処理の流れを示すフローチャートである。
【図4】本ゲームシステムの閉店処理の流れを表したフローチャートである。
【図5】本ゲームシステムの閉店処理の流れを表したフローチャートである。
【図6】本ゲームシステムの再開処理の流れを表したフローチャートである。
【図7】カードに記憶されるデータ構造の例を示す図である。
【図8】データベースのデータ構造の例を示す図である。
【図9】データベースのデータ構造の例を示す図である。
【図10】データベースのデータ構造の例を示す図である。
【図11】ゲーム機の画面上に表示されるメッセージの例を示す図である。
【符号の説明】
10…ゲーム機 20…サーバ 30…通信網 40…記録媒体 101…制御手段 102…記憶手段 103…入力手段 104…表示手段 105…閉店時刻設定手段 106…タイマ 107…通信手段 108…記録手段 110…読込手段 111…カードインタフェース 401…記憶領域 201…通信手段 202…データベース
Claims (18)
- 所定の記憶媒体を着脱可能なインタフェースを備えたゲーム機と、該ゲーム機とネットワークを介して通信可能に構成されたサーバと、からなるゲームシステムであって、
前記ゲーム機は、
前記所定の記憶媒体に記録された情報に基づいてゲームの進行を制御するゲーム処理手段と、
現在時刻を計時する計時手段と、
前記ゲームの進行中に前記計時された現在時刻が予め設定された排出時刻を経過したときは、前記所定の記憶媒体を前記インタフェースから排出させる排出手段と、
前記ゲームの進行中に前記計時された現在時刻が予め設定された排出時刻を経過したときは、前記ゲームの進行状況に係わる情報を前記サーバに記録するために該サーバへ送信する送信手段と、
を備えることを特徴とするゲームシステム。 - 前記ゲーム機は、
前記排出手段より前記所定の記憶媒体が前記インタフェースから排出される前に、前記インタフェースに装着された所定の記憶媒体の排出予告を通知する通知手段をさらに備えることを特徴とする請求項1記載のゲームシステム。 - 前記ゲーム機は、
前記所定の記憶媒体が前記インタフェースに装着されると、前記所定の記憶媒体がゲームの進行中に排出されたか否かを判断し、前記所定の記憶媒体がゲームの進行中に排出された場合に、ゲームの進行状況に係わる情報を前記サーバから取得する取得手段と、
前記取得されたゲームの進行状況に係わる情報を前記所定の記憶媒体に記録する記録手段と、を備え、
前記ゲーム処理手段は、
前記取得されたゲームの進行状況に係わる情報に基づいて、ゲームの進行を制御することを特徴とする請求項1または2記載のゲームシステム。 - 前記取得されたゲームの進行状況に係わる情報には、次回のゲームに反映されるべき情報が含まれ、
前記ゲーム処理手段は、前記取得された次回のゲームに反映されるべき情報に基づいて、次回のゲームを開始することを特徴とする請求項3記載のゲームシステム。 - 前記取得されたゲームの進行状況に係わる情報には、前記排出時刻以降の所定の時点から前記ゲームを再開させるための情報が含まれ、
前記ゲーム処理手段は、前記取得された前記ゲームを再開させるための情報に基づいて、前記排出時刻以降の所定の時点から前記ゲームを再開することを特徴とする請求項3記載のゲームシステム。 - 前記ゲーム機は、
前記ゲームの進行中に、前記計時された現在時刻が予め設定された排出時刻を経過したときは、前記所定の記憶媒体が排出される前に、前記ゲームの進行状況に係わる情報を前記所定の記憶媒体に記録する記録手段をさらに備えることを特徴とする請求項1記載のゲームシステム。 - 前記記録されるゲームの進行状況に係わる情報は、プレーヤを特定するための情報であり、
前記サーバに送信されるゲームの進行状況に係わる情報は、次回のゲームに反映されるべき情報及び/または前記排出時刻以降の所定の時点から前記ゲームを再開させるための情報であることを特徴とする請求項6記載のゲームシステム。 - 前記ゲーム機は、
前記ゲームの進行中に、前記計時された現在時刻が予め設定された排出時刻を経過したときは、前記ゲームの進行状況に係わる情報を前記所定の記憶媒体に記録する記録手段と、
前記所定の記憶媒体が前記インタフェースに装着されると、前記所定の記憶媒体がゲームの進行中に排出されたか否かを判断し、前記所定の記憶媒体がゲームの進行中に排出された場合に、ゲームの進行状況に係わる情報を前記サーバから取得する取得手段と、を備え、
前記ゲーム処理手段は、
前記所定の記憶媒体に記録されたゲームの進行状況に係わる情報と、前記サーバから取得した前記ゲームの進行状況に係わる情報のうち、所定の条件に一致する情報に基づいてゲームの進行を制御することを特徴とする請求項1記載のゲームシステム。 - 所定の記憶媒体を着脱可能なインタフェースを備え、ゲームが終了すると該ゲームの進行状況に関する情報を前記インタフェースに装着された所定の記憶媒体に記録し、前記インタフェースから排出させるゲーム機であって、
前記インタフェースに装着された所定の記憶媒体に記憶された情報に基づいてゲームの進行を制御するゲーム処理手段と、
現在時刻を計時する計時手段と、
前記ゲームが進行している場合において、前記計時された現在時刻が予め設定された予告時刻となったとき、前記インタフェースに装着された所定の記憶媒体の排出予告を通知する通知手段と、
前記排出予告が通知された後、前記計時された現在時刻が予め設定された排出時刻となったとき、前記インタフェースに装着された所定の記憶媒体を前記インタフェースから排出させる排出手段と、
を備えることを特徴とするゲーム機。 - 前記排出手段より前記所定の記憶媒体が前記インタフェースから排出される前に、ゲームの進行状況に係わる情報を前記所定の記憶媒体に記録する記録手段をさらに備えることを特徴とする請求項9記載のゲーム機。
- 前記ゲームの進行状況に係わる情報は、次回のゲームに反映されるべき情報であり、
前記ゲーム処理手段は、前記取得された次回のゲームに反映されるべき情報に基づいて、次回のゲームを開始することを特徴とする請求項10記載のゲーム機。 - 前記ゲームの進行状況に係わる情報は、前記排出時刻以降の所定の時点から前記ゲームを再開させるための情報であり、
前記ゲーム処理手段は、前記取得された前記ゲームを再開させるための情報に基づいて、前記排出時刻以降の所定の時点から前記ゲームを再開することを特徴とする請求項10記載のゲーム機。 - 所定の記憶媒体を着脱可能なインタフェースを備え、ゲームが終了すると前記所定の記憶媒体を前記インタフェースから排出するゲーム機と、該ゲーム機と通信可能に構成されたサーバと、からなるゲームシステムの制御方法であって、
前記ゲーム機において、
前記所定の記憶媒体に記録された情報に基づいてゲームの進行を制御するステップと、
現在時刻を計時するステップと、
前記ゲームの進行中に、前記計時された現在時刻が予め設定された排出時刻を経過したときは、前記所定の記憶媒体を前記インタフェースから排出させる排出ステップと、
前記ゲームの進行中に、前記計時された現在時刻が予め設定された排出時刻を経過したときは、前記ゲームの進行状況に係わる情報を前記サーバに記録するために該サーバへ送信するステップと、
前記排出された所定の記憶媒体が前記インタフェースに装着された場合には、前記ゲームの進行状況に係わる情報を前記サーバから取得するステップと、
前記取得されたゲームの進行状況に係わる情報を前記所定の記憶媒体に記録するステップと、
前記取得されたゲームの進行状況に係わる情報に基づいて、ゲームの進行を制御するステップと、
を備えることを特徴とするゲームシステムの制御方法。 - 所定の記憶媒体を着脱可能なインタフェースを備え、ゲームが終了すると該ゲームの進行状況に関する情報を前記インタフェースに装着された所定の記憶媒体に記録し、前記インタフェースから排出させるゲーム機の制御方法であって、
前記所定の記憶媒体に記憶された情報に基づいてゲームの進行を制御するステップと、
現在時刻を計時するステップと、
前記ゲームが進行している場合において、前記計時された現在時刻が予め設定された予告時刻となったとき、前記インタフェースに装着された所定の記憶媒体の排出予告を通知するステップと、
前記排出予告が通知された後、前記計時された現在時刻が予め設定された排出時刻となったとき、前記インタフェースに装着された所定の記憶媒体を前記インタフェースから排出させるステップと、
を備えることを特徴とするゲーム機の制御方法。 - 請求項13記載のゲームシステムの制御方法をコンピュータで実行させるための情報処理プログラム。
- 請求項14記載のゲーム機の制御方法をコンピュータで実行させるための情報処理プログラム。
- 複数のゲーム機がネットワークを介して通信を行うことにより所定のゲームを提供するゲームシステムであって、
前記複数のゲーム機は、閉店時刻を有する店舗にそれぞれ設置されており、
前記複数のゲーム機に対する各プレーヤの操作に応じてゲームの進行を制御するゲーム処理手段と、
前記複数のゲーム機のうち第1のゲーム機からの通信が、設置された店舗の閉店により中止された場合には、該中止された時点における前記第1のゲーム機のプレーヤ情報を取得する取得手段と、を備え、
前記ゲーム処理手段は、
該取得された第1のゲーム機のプレーヤ情報に基づいて仮想のプレーヤを生成し、該生成された仮想のプレーヤを、前記第1のゲーム機のプレーヤと対戦していた第2のゲーム機のプレーヤの対戦相手として、ゲームの進行を制御することを特徴とするゲームシステム。 - 所定の記憶媒体を着脱可能なインタフェースを備えた1または1以上のゲーム機と、該ゲーム機とネットワークを介して接続されたサーバと、からなるゲームシステムであって、
前記サーバは、
前記ゲーム機が設置された店舗の閉店に関する情報を管理する第1の管理手段と、
前記ゲーム機におけるゲームの進行状況を管理する第2の管理手段と、
現在時刻を計時する計時手段と、
前記計時された現在時刻が前記第1の管理手段により管理されている排出時刻を経過したときは、前記所定の記憶媒体の排出指示を前記ゲーム機に送信する第1の送信手段と、
前記ゲームの進行中に、前記計時された現在時刻が予め設定された排出時刻を経過したときは、前記ゲームの進行状況に係わる情報を前記ゲーム機から取得する取得手段と、
前記排出された所定の記憶媒体が前記ゲーム機のインタフェースに装着された場合には、前記取得したゲームの進行状況に係わる情報を前記ゲーム機に送信する第2の送信手段
を備えることを特徴とするゲームシステム。
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