JP2004129364A - 電圧検出回路及びスイッチング電源装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】一般的なバンドギャップリファレンス回路を用いて低電圧を検出することができる電圧検出回路、及び、その電圧検出回路を備えて低電圧の直流出力電圧を得ることができるスイッチング電源装置を提供すること。
【解決手段】高電位側電源入力端子1と、低電位側電源入力端子2と、スイッチング手段としてのバイポーラ形のスイッチングトランジスタ3と、一次巻線と二次巻線とを有するトランス4と、整流回路としての整流ダイオード5及びフライホイルダイオード6と、平滑回路としてのチョークコイル7及び平滑コンデンサ8と、高電位側電源出力端子9と、低電位側電源出力端子10と、電圧検出回路11と、パルス幅変調回路12と、を備える。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電圧検出回路、及び、スイッチング電源装置に関し、特に、低電圧を検出するための電圧検出回路、及び、低電圧を出力するスイッチング電源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、スイッチング電源装置の直流出力電圧の安定化のための帰還手段として、フォトカプラとシャントレギュレータとを備える電圧検出回路が用いられる。図3に示すように、従来例のスイッチング電源装置は、パルス幅変調回路14によってスイッチングトランジスタ3のオンオフを制御することにより、高電位側電源入力端子1と低電位側電源入力端子2との間に印加される電源電圧VINに基き一次巻線に流れる電流を断続してトランス4の二次巻線に交流電圧を発生させ、その交流電圧を整流回路としての整流ダイオード5とフライホイルダイオード6とにより整流し、さらに平滑回路としてのチョークコイル7と平滑コンデンサ8とにより平滑して、高電位側電源出力端子9と低電位側電源出力端子10との間に直流出力電圧VOUTを出力する。そして、直流出力電圧VOUTを安定化させるための帰還手段として、直流出力電圧VOUTを検出する電圧検出回路13が設けられている。
【0003】
電圧検出回路13は、高電位側電源出力端子9と低電位側電源出力端子10との間に、抵抗137と、フォトカプラ138の発光素子としての発光ダイオード139と、シャントレギュレータ136のカソード端(C)アノード端(A)間と、を直列に接続し、シャントレギュレータ136のリファレンス端(R)に直流出力電圧VOUTを分圧回路135により分圧して印加し、帰還信号を出力するフォトカプラ138の受光素子としてのフォトトランジスタ140のコレクタ端とエミッタ端とがパルス幅変調回路14の帰還端子に接続される構成であり、フォトトランジスタ140はパルス幅変調回路14の内部回路により例えばエミッタフォロワ接続されて、帰還信号を伝達する。
【0004】
また、図4に示すように、シャントレギュレータ136は、定電流源201と、基準電圧源としてのバンドギャップリファレンス回路202と、演算増幅器203と、NPN形出力トランジスタ204と、基準端としてのアノード端(A)と、出力端としてのカソード端(C)と、制御入力端としてのリファレンス端(R)と、を備え、NPN形出力トランジスタ204のエミッタがアノード端(A)に接続され、NPN形出力トランジスタ204のコレクタがカソード端(C)に接続され、演算増幅器203の高電位側電源がカソード端(C)に接続され、演算増幅器203の低電位側電源がアノード端(A)に接続され、演算増幅器203の出力端がNPN形出力トランジスタ204のベースに接続され、演算増幅器203の非反転入力端がリファレンス端(R)に接続され、定電流源201がカソード端(C)と演算増幅器203の反転入力端との間に接続され、バンドギャップリファレンス回路202が演算増幅器203の反転入力端とアノード端(A)との間に接続される構成となっている。
【0005】
直流出力電圧VOUTが分圧回路135を構成する抵抗133と抵抗134とにより分圧され、分圧された電圧とシャントレギュレータ136のバンドギャップリファレンス回路202の基準電圧との差分に応じてシャントレギュレータ136のカソード端(C)に流れ込む電流値が変化し、発光ダイオード139の発光量も変化する。そして、パルス幅変調回路14が発光ダイオード139の発光量の変化にともなうフォトトランジスタ140のエミッタ電圧の変化を帰還信号として受け、この帰還信号により直流出力電圧VOUTが安定化されるように、スイッチングトランジスタ3の導通パルス幅を制御するようになっている(例えば、特許文献1参照。)。
【0006】
【特許文献1】
実開昭62−185490号公報(第1図)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
近年、スイッチング電源装置の負荷となる半導体集積回路の電源電圧の低電圧化にともない、例えば1.5V程度の直流出力電圧VOUTが必要となってきている。しかし、図3に示す従来例のスイッチング電源装置の構成によれば、温度特性に優れた例えば1.2V程度の基準電圧が得られる一般的なバンドギャップリファレンス回路202を内蔵したシャントレギュレータ136を用いるとき、3V程度までの直流出力電圧VOUTを得ることは可能であるが、より低い1.5V程度の直流出力電圧VOUTを得ようとすると、発光ダイオード139の順電圧だけでも1.2V程度あるので実現することができない、という問題がある。
【0008】
また、シャントレギュレータ136の基準電圧を0.2V程度とすれば、1.5V程度の直流出力電圧VOUTを実現できるものの、小規模回路によって0.2V程度の温度特性に優れたバンドギャップリファレンス回路を構成することは困難であり、温度特性が良好でない0.2V程度の基準電圧を用いると、電圧検出回路13として満足な温度特性が得られない、という問題も発生する。
【0009】
本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたものであって、一般的なバンドギャップリファレンス回路を用いて低電圧を検出することができる電圧検出回路、及び、その電圧検出回路を備えて低電圧の直流出力電圧を得ることができるスイッチング電源装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の電圧検出回路は、発光素子と受光素子とを有するフォトカプラと、制御入力端と出力端と基準端とを有して前記出力端と前記基準端との間に前記発光素子が接続され前記制御入力端に入力電圧の降圧電圧が与えられるシャントレギュレータと、前記出力端に接続される負荷と、を備えることを特徴とする。
【0011】
また、前記降圧電圧を発生する分圧回路を備えることを特徴とする。
【0012】
また、前記入力電圧が与えられる入力端子と、前記受光素子が接続される出力端子と、を備えることを特徴とする。
【0013】
また、前記シャントレギュレータが基準電圧源を有し、前記基準電圧源の電圧に基き前記入力電圧を判定して、前記判定の結果信号を前記出力端子から出力することを特徴とする。
【0014】
また、入力電圧が与えられる高電位側入力端子及び低電位側入力端子と、高電位側出力端子と、低電位側出力端子と、前記高電位側入力端子と前記低電位側入力端子との間に接続される分圧回路と、制御入力端と出力端と基準端とを有して前記制御入力端が前記分圧回路の出力端に接続され前記基準端が前記低電位側入力端子に接続されるシャントレギュレータと、前記高電位側入力端子と前記シャントレギュレータの前記出力端との間に接続される負荷と、発光素子と受光素子とを有して前記発光素子が前記シャントレギュレータの前記出力端と前記基準端との間に接続され前記受光素子が前記高電位側出力端子と前記低電位側出力端子との間に接続されるフォトカプラと、を備えることを特徴とする。
【0015】
また、前記入力電圧が、スイッチング電源装置の出力電圧であることを特徴とする。
【0016】
さらに、本発明のスイッチング電源装置は、一次巻線と二次巻線とを有するトランスと、前記一次巻線に流れる電流を断続して前記二次巻線に交流電圧を発生させるスイッチング手段と、前記交流電圧を整流する整流回路と、前記整流回路の出力電圧を平滑して直流出力電圧に変換する平滑回路と、前記スイッチング手段のオンオフを制御するパルス幅変調回路と、前記電圧検出回路と、を備え、前記電圧検出回路が、前記直流出力電圧を検出して前記パルス幅変調回路に帰還信号を与えることを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態のスイッチング電源装置の構成図である。図1に示すように、本発明の第1の実施の形態のスイッチング電源装置は、高電位側電源入力端子1と、低電位側電源入力端子2と、スイッチング手段としてのバイポーラ形のスイッチングトランジスタ3と、一次巻線と二次巻線とを有するトランス4と、整流回路としての整流ダイオード5及びフライホイルダイオード6と、平滑回路としてのチョークコイル7及び平滑コンデンサ8と、高電位側電源出力端子9と、低電位側電源出力端子10と、電圧検出回路11と、パルス幅変調回路12と、を備える。
【0018】
パルス幅変調回路12が、スイッチングトランジスタ3のオンオフを制御し、高電位側電源入力端子1と低電位側電源入力端子2との間に印加される電源電圧VINに基き一次巻線に流れる電流を断続して、トランス4の二次巻線に交流電圧を発生させる。
【0019】
整流ダイオード5とフライホイルダイオード6とが、その交流電圧を整流し、さらに、チョークコイル7と平滑コンデンサ8とが、整流回路の出力電圧を平滑して、高電位側電源出力端子9と低電位側電源出力端子10との間に直流出力電圧VOUTを出力する。
【0020】
そして、直流出力電圧VOUTを安定化させるための帰還手段としての電圧検出回路11が、直流出力電圧VOUTを検出してパルス幅変調回路12に帰還信号を与える。
【0021】
電圧検出回路11は、高電位側入力端子111と、低電位側入力端子112と、分圧回路115としての抵抗113及び抵抗114と、シャントレギュレータ116と、電圧降下用の負荷としての抵抗117と、発光素子としての発光ダイオード119及び受光素子としてのフォトトランジスタ120を有するフォトカプラ118と、高電位側出力端子121と、低電位側出力端子122と、を備える。
【0022】
高電位側入力端子111が高電位側電源出力端子9に接続され、低電位側入力端子112が低電位側電源出力端子10に接続され、抵抗113及び抵抗114の直列接続体が高電位側入力端子111と低電位側入力端子112との間に接続され、抵抗113の一端と抵抗114の一端との接続節点が分圧回路115の出力端をなし、降圧手段としての分圧回路115が、高電位側入力端子111と低電位側入力端子112との間に与えられる入力電圧の分圧電圧を、降圧電圧として発生する。
【0023】
シャントレギュレータ116のアノード端(A)が低電位側入力端子112に接続され、シャントレギュレータ116のリファレンス端(R)が分圧回路115の出力端に接続され、抵抗117が高電位側入力端子111とシャントレギュレータ116のカソード端(C)との間に接続される。
【0024】
フォトカプラ118の発光ダイオード119のアノード端がシャントレギュレータ116のカソード端(C)に接続され、発光ダイオード119のカソード端がシャントレギュレータ116のアノード端(A)に接続され、帰還信号を出力するフォトトランジスタ120のコレクタ端が高電位側出力端子121に接続され、フォトトランジスタ120のエミッタ端が低電位側出力端子122に接続され、高電位側出力端子121及び低電位側出力端子122がパルス幅変調回路12の帰還端子に接続される。
【0025】
フォトトランジスタ120は、帰還信号の論理が図3に示す従来例に対し反転するため、パルス幅変調回路12の内部回路により例えばエミッタ接地接続されて、帰還信号を伝達する。
【0026】
また、図4に示すように、シャントレギュレータ116は、図3に示す従来例のシャントレギュレータ136と同じく、定電流源201と、基準電圧源としてのバンドギャップリファレンス回路202と、演算増幅器203と、NPN形出力トランジスタ204と、基準端としてのアノード端(A)と、出力端としてのカソード端(C)と、制御入力端としてのリファレンス端(R)と、を備える。
【0027】
バンドギャップリファレンス回路202は、図3に示す従来例のシャントレギュレータ136と同じく、温度特性に優れた例えば1.2V程度の基準電圧が得られる一般的な構成によるものである。
【0028】
NPN形出力トランジスタ204のエミッタがアノード端(A)に接続され、NPN形出力トランジスタ204のコレクタがカソード端(C)に接続され、演算増幅器203の高電位側電源がカソード端(C)に接続され、演算増幅器203の低電位側電源がアノード端(A)に接続され、演算増幅器203の出力端がNPN形出力トランジスタ204のベースに接続され、演算増幅器203の非反転入力端がリファレンス端(R)に接続され、定電流源201がカソード端(C)と演算増幅器203の反転入力端との間に接続され、バンドギャップリファレンス回路202が演算増幅器203の反転入力端とアノード端(A)との間に接続される。
【0029】
次に、電圧検出回路11の動作を説明する。図2は、NEC製PS2501型フォトカプラが有する発光ダイオードの電圧電流特性図(図中、TAは周囲温度を示す。)である。直流出力電圧VOUTが分圧回路115により分圧され、分圧電圧とシャントレギュレータ116のバンドギャップリファレンス回路202の基準電圧との差分に応じてシャントレギュレータ116のカソード端(C)に流れ込む電流値が変化すると、シャントレギュレータ116と発光ダイオード119とが並列接続されているため、抵抗117における電圧降下が変化して発光ダイオード119の順電圧が変化する。
【0030】
ここで、分圧回路115の分圧比は、所定の直流出力電圧VOUTの分圧電圧がバンドギャップリファレンス回路202の基準電圧(例えば1.2V程度)と等しくなるように設定されている。
【0031】
図2に示す通り、発光ダイオードの順電圧VFと順電流IFの対数とがほぼ比例するので、発光ダイオード119の順電圧が変化すると発光ダイオード119の順電流が変化し、発光ダイオード119の発光量も変化する。そして、パルス幅変調回路12が発光ダイオード119の発光量の変化にともなうフォトトランジスタ120のコレクタ電圧の変化を帰還信号として受け、この帰還信号により直流出力電圧VOUTが安定化されるように、スイッチングトランジスタ3の導通パルス幅を制御する。
【0032】
さらに具体的には、分圧回路115の分圧電圧がバンドギャップリファレンス回路202の基準電圧(例えば1.2V程度)より高くなるほど、シャントレギュレータ116のカソード端(C)に流れ込む電流が増加し、発光ダイオード119の順電流が減少して、フォトトランジスタ120のコレクタ電流が減少し、また、分圧回路115の分圧電圧がバンドギャップリファレンス回路202の基準電圧(例えば1.2V程度)より低くなるほど、シャントレギュレータ116のカソード端(C)に流れ込む電流が減少し、発光ダイオード119の順電流が増加して、フォトトランジスタ120のコレクタ電流が増加する。
【0033】
以上のように、電圧検出回路11が入力電圧としての直流出力電圧VOUTを検出し、バンドギャップリファレンス回路202の基準電圧(例えば1.2V程度)に基き直流出力電圧VOUTの高低を判定して、判定結果信号としての帰還信号を高電位側出力端子121及び低電位側出力端子122から出力する。
【0034】
次に効果を説明する。本実施の形態のスイッチング電源装置における電圧検出回路11によれば、発光ダイオード119とシャントレギュレータ116とが並列接続される構成であるため、発光ダイオード119の順電圧1.2V程度と抵抗117の電圧降下との合計が直流出力電圧VOUTとなるから、例えば抵抗117の電圧降下が0.3V程度となるように抵抗117の抵抗値を設定すれば、1.5Vの直流出力電圧VOUTを得ることが可能となる。
【0035】
一方、図3に示す従来例のスイッチング電源装置における電圧検出回路13によれば、シャントレギュレータ136のカソード端アノード端間電圧1.2V程度と発光ダイオード139の順電圧1.2V程度と抵抗137の電圧降下との合計が直流出力電圧VOUTとなるから、例えば抵抗137の電圧降下が0.3V程度となるように抵抗137の抵抗値を設定しても、2.7V程度までしか直流出力電圧VOUTを低電圧化することができない。
【0036】
以上説明したように、本発明の第1の実施の形態のスイッチング電源装置によれば、電圧検出回路11において、フォトカプラ118の発光ダイオード119とシャントレギュレータ116とが並列接続される構成としたことにより、図3に示す従来例の構成に比べ素子数を増やすことなく、一般的なバンドギャップリファレンス回路202を用いて従来よりも低電圧を検出することができるようになり、さらに、電圧検出回路11をスイッチング電源装置の直流出力電圧VOUTの帰還手段として備えることにより、従来よりも低電圧の直流出力電圧を得ることができるスイッチング電源装置を実現することができるという効果が得られる。
【0037】
なお、本実施の形態では、一例として、フライホイルダイオード6及びチョークコイル7を備えるフォワード形スイッチング電源装置の構成をもって説明したが、フライホイルダイオード6及びチョークコイル7を省略したフライバック形、プッシュプルスイッチング形、或は、部分共振形などの各回路形式のスイッチング電源装置に適用できることは明らかである。
【0038】
また、本実施の形態では、スイッチング手段としてバイポーラ形のスイッチングトランジスタ3を用いたが、MOS形電界効果トランジスタであっても同じである。
【0039】
また、本実施の形態では、直流出力電圧VOUTの降圧手段として抵抗による分圧回路115を用いたが、他の降圧手段、例えば直流出力電圧VOUTからのレベルシフト回路に変更することもできる。
【0040】
また、電圧検出回路11は、入力2端子、出力2端子を備える低電圧検出用の独立したファンクションブロックとして、他の電子装置にも適用できることは明白である。このとき、分圧回路115の分圧比の設定により、検出電圧レベルを変えることができる。
【0041】
また、電圧検出回路11の構成部品をプリント基板或はセラミック基板に実装し、4端子モジュール部品として形成して、各種電子装置に実装することができる。
【0042】
【発明の効果】
本発明による効果は、一般的なバンドギャップリファレンス回路を用いて低電圧を検出することができる電圧検出回路、及び、その電圧検出回路を備えて低電圧の直流出力電圧を得ることができるスイッチング電源装置を実現することができることである。
【0043】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態のスイッチング電源装置の構成図である。
【図2】図1におけるフォトカプラが有する発光ダイオードの電圧電流特性図である。
【図3】従来例のスイッチング電源装置の構成図である。
【図4】図1及び図3におけるシャントレギュレータの構成図である。
【符号の説明】
1  高電位側電源入力端子
2  低電位側電源入力端子
3  スイッチングトランジスタ
4  トランス
5  整流ダイオード
6  フライホイルダイオード
7  チョークコイル
8  平滑コンデンサ
9  高電位側電源出力端子
10  低電位側電源出力端子
11  電圧検出回路
111  高電位側入力端子
112  低電位側入力端子
113  抵抗
114  抵抗
115  分圧回路
116  シャントレギュレータ
117  抵抗
118  フォトカプラ
119  発光ダイオード
120  フォトトランジスタ
121  高電位側出力端子
122  低電位側出力端子
12  パルス幅変調回路
13  電圧検出回路
133  抵抗
134  抵抗
135  分圧回路
136  シャントレギュレータ
137  抵抗
138  フォトカプラ
139  発光ダイオード
140  フォトトランジスタ
14  パルス幅変調回路
201  定電流源
202  バンドギャップリファレンス回路
203  演算増幅器
204  出力トランジスタ

Claims (7)

  1. 発光素子と受光素子とを有するフォトカプラと、制御入力端と出力端と基準端とを有して前記出力端と前記基準端との間に前記発光素子が接続され前記制御入力端に入力電圧の降圧電圧が与えられるシャントレギュレータと、前記出力端に接続される負荷と、を備えることを特徴とする電圧検出回路。
  2. 前記降圧電圧を発生する分圧回路を備えることを特徴とする請求項1記載の電圧検出回路。
  3. 前記入力電圧が与えられる入力端子と、前記受光素子が接続される出力端子と、を備えることを特徴とする請求項1及び請求項2のうちの何れか1項記載の電圧検出回路。
  4. 前記シャントレギュレータが基準電圧源を有し、前記基準電圧源の電圧に基き前記入力電圧を判定して、前記判定の結果信号を前記出力端子から出力することを特徴とする請求項3記載の電圧検出回路。
  5. 入力電圧が与えられる高電位側入力端子及び低電位側入力端子と、高電位側出力端子と、低電位側出力端子と、前記高電位側入力端子と前記低電位側入力端子との間に接続される分圧回路と、制御入力端と出力端と基準端とを有して前記制御入力端が前記分圧回路の出力端に接続され前記基準端が前記低電位側入力端子に接続されるシャントレギュレータと、前記高電位側入力端子と前記シャントレギュレータの前記出力端との間に接続される負荷と、発光素子と受光素子とを有して前記発光素子が前記シャントレギュレータの前記出力端と前記基準端との間に接続され前記受光素子が前記高電位側出力端子と前記低電位側出力端子との間に接続されるフォトカプラと、を備えることを特徴とする電圧検出回路。
  6. 前記入力電圧が、スイッチング電源装置の出力電圧であることを特徴とする請求項1から請求項5までのうちの何れか1項記載の電圧検出回路。
  7. 一次巻線と二次巻線とを有するトランスと、前記一次巻線に流れる電流を断続して前記二次巻線に交流電圧を発生させるスイッチング手段と、前記交流電圧を整流する整流回路と、前記整流回路の出力電圧を平滑して直流出力電圧に変換する平滑回路と、前記スイッチング手段のオンオフを制御するパルス幅変調回路と、請求項1から請求項5までのうちの何れか1項記載の電圧検出回路と、を備え、前記電圧検出回路が、前記直流出力電圧を検出して前記パルス幅変調回路に帰還信号を与えることを特徴とするスイッチング電源装置。
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