JP2004128659A - ワイヤレス監視システム - Google Patents

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Abstract

【課題】親機の負荷を上げずに広範囲の検知エリアをもつワイヤレス監視システムを提供する。
【解決手段】無線通信機能を有するワイヤレス監視カメラ(200〜200)と、無線通信機能を有するワイヤレスセンサ(210〜2103、220〜2203、230〜230、300〜300)と、ワイヤレス監視カメラ(200〜200)で撮影した画像及びワイヤレスセンサ(210〜2103、220〜2203、230〜230、300〜300)からの検知情報を通信機能により離れた場所で確認する親機(100)と、で通信ネットワーク(A)を構成するワイヤレス監視システムにおいて、ワイヤレス監視カメラ(200〜200)の周囲にワイヤレスセンサ(210〜2103、220〜2203、230〜230、300〜300)を配置して、ワイヤレス監視カメラ(200〜200)との間に通信ネットワーク(A)とは別に無線通信ネットワーク(B〜D)を構成した。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、準マイクロ波帯域を使用する無線LANなどの小電力無線通信方式を応用したワイヤレス監視システムであり、戸建や集合住宅などの住宅内或は事業所などの非住宅施設等で利用されるものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、一般的な監視カメラシステムとしては、例えば、特開平11−24139号公報に示すようなものが知られている。この場合は、カメラと監視対象を検出する検出器とカメラから監視対象が位置する方向を検出する方向検出手段と、方向検出手段が検出した方向へ、カメラを自動的に操向する操向手段とカメラが出力した画像データを記録する記録装置とを備え、検出器が監視対象を検知した時に、カメラが監視対象を撮影し、記録装置がその撮像した画像データを記録する構成になっている。
【0003】
そして、一般に監視カメラやセンサが複数配置される場合の監視カメラシステムの構成を、図6に示す。
【0004】
10は、センサ(50〜50、60〜60)からのセンサ情報や監視カメラ(30〜30、40〜40)からの監視画像を画面上に表示したり、監視カメラ(30〜30、40〜40)の向く方向や画像の拡大縮小などの操作を離れた場所より行うことができる監視システムの親機、11は監視システムの親機(10)と集線装置(20)間を接続する信号線、20は監視カメラ(30〜30、40〜40)及びセンサ(50〜50、60〜60)からの信号を束ねると共にこれらを親機(10)へ接続する集線装置、30〜30は有線接続インタフェースを有する監視カメラ、31〜31は監視カメラ(30〜30)と集線装置(20)間を接続する信号線、40〜40は無線接続インタフェースを有する監視カメラ、41〜41は監視カメラ(40〜40)と集線装置(20)間の無線信号、50〜50は有線接続インタフェースを有するセンサ、51〜51はセンサ(50〜50)と集線装置(20)間を接続する有線信号、60〜60は無線接続インタフェースを有するセンサ、61〜61はセンサ(60〜60)と集線装置(20)間の無線信号を表す。
【0005】
図7に前記監視システムを住宅周辺に取り付けた事例を示す。70は図6で説明した監視システムを取り付けた住宅を表しており、80は住宅(70)の周囲を囲む壁である。
監視カメラ(30、30、40、40)は広い範囲をカバーする為に、予め監視したいスペースに数多くのカメラを設置され、周期的に首を振ったり、遠方に設置した親機(10)より手動で監視カメラ(30、30、40、40)の操作されるものである。
【0006】
また、監視カメラ(30、30、40、40)は、センサ(50、60)からの検知信号をにより、検出したタイミングの前後の画像情報を親機(10)へ送信することができる。親機(10)では、監視カメラより送信された監視画像を画面上で確認することができる。
【0007】
【特許文献】
特開平11−24139号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
従来の技術で示した監視システムは、広範囲なエリアをカバーするには予め監視したいスペースに数多くのカメラやセンサを設置する必要がり、親機より全てコントロールする必要があった。
【0009】
本発明は、そのような問題点を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、親機の負荷を上げずに広範囲なエリアをカバーできるワイヤレス監視システムを提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するため、請求項1記載の発明にあっては、送受信の無線通信機能を有するワイヤレス監視カメラと、送受信の無線通信機能を有するワイヤレスセンサと、ワイヤレス監視カメラで撮影した画像及びワイヤレスセンサからの検知情報を通信機能により離れた場所で確認する親機と、で通信ネットワークを構成するワイヤレス監視システムにおいて、前記ワイヤレス監視カメラの周囲にワイヤレスセンサを配置して、ワイヤレス監視カメラとの間に前記通信ネットワークとは別に独立した無線通信ネットワークを構成し、同ワイヤレスセンサの検知情報に基づき、ワイヤレス監視カメラが独自に監視する方向を変えるようにしたものである。
【0011】
したがって、この場合は、従来の技術では、親機が、監視カメラ及びセンサの両方にポーリングを実施していが、本発明において、ワイヤレスセンサは、ワイヤレス監視カメラとの間で無線通信ネットワークを構成しているので、ワイヤレス監視カメラとポーリングを実施すれば良い。したがって、親機は、ワイヤレス監視カメラだけポーリングを実施すれば良く、親機の負担を減らすことができる。
【0012】
更に、ワイヤレス監視カメラの周囲に配置したワイヤレスセンサの検知情報に基づきワイヤレス監視カメラが独自に方向を変える機能を持たせることにより、親機の負担をより減らすことができる。
【0013】
請求項2記載の発明にあっては、特に、ワイヤレス監視カメラの周囲にワイヤレスセンサを複数配置して、無線通信ネットワークを構成したものである。
【0014】
したがって、この場合は特に、複数配置されたワイヤレスセンサは、ワイヤレス監視カメラとの間でポーリングを実施すればよい。したがって、親機は、ワイヤレス監視カメラとだけポーリングを実施すればよく、親機の負担を増やすことなく、検知エリアを広くすることができる。
【0015】
請求項3記載の発明にあっては、特に、無線通信ネットワークを複数配設したものである。
【0016】
したがって、この場合は特に、親機は、複数組み配設したワイヤレス監視カメラとの間でポーリングを実施すればよく、少ない親機の負担で、検知エリアをより広くすることができる。
【0017】
請求項4記載の発明にあっては、特に、親機は、複数のワイヤレスセンサからの検知情報に基づき侵入者の侵入経路を推定する機能と、推定した侵入経路に基づきワイヤレス監視カメラに監視方向を指示する機能とを有し、侵入者を待ち構えるようにワイヤレス監視カメラの監視する方向を変えるようにしたものである。
【0018】
したがって、この場合は特に、侵入者の侵入経路を推定し監視カメラの方向を侵入者に向けるので、確実に侵入者を監視することができる。
【0019】
請求項5記載の発明にあっては、特に、ワイヤレス監視カメラは、画像圧縮率及び画像サイズを変更する機能を有し、親機は、配設するワイヤレス監視カメラの数が増えた場合、親機からのコマンドにより、ワイヤレス監視カメラから送る画像圧縮率及び画像サイズを変更できるようにするようにしたものである。
【0020】
したがって、この場合は特に、親機は、配設するワイヤレス監視カメラの数が増えた場合、ワイヤレス監視カメラにコマンドを送り、転送する画像の圧縮率を上げるかサイズを小さくすることにより、ワイヤレス監視カメラからの画像転送を最適化することができる。
【0021】
請求項6記載の発明にあっては、特に、親機は、ワイヤレスセンサから得られる検知情報である検知回数をもとに統計データを作成する機能を有し、統計データに基づいて、検知回数が少ないワイヤレス監視カメラ又はワイヤレスセンサには、ポーリング数を少なくし、検知回数が多いワイヤレス監視カメラ又はワイヤレスセンサには、ポーリング数を多くするように、親機が、ポーリングする頻度をワイヤレス監視カメラ及びワイヤレスセンサ毎に変更ようにしたものである。
【0022】
したがって、この場合は特に、親機は、ワイヤレス監視カメラの設置場所ごとにポーリング回数を変更することができるので、ワイヤレス監視カメラの台数が増えた場合にも、親機の負担を増やさずに、システム全体として監視する効率を維持することができる。
【0023】
請求項7記載の発明にあっては、特に、親機は、上記統計データの分布が、任意に区切られる時間帯によって異なる場合には、各々の時間帯によっても、ワイヤレス監視カメラにポーリングする頻度を変更するようにしたものである。
【0024】
したがって、この場合は、時間帯によってもポーリングする頻度を変更することにより、ワイヤレス監視カメラの台数が増たり、異なる時間帯ごとの統計データに差がある場合においても、システム全体としてポーリング回数を調整することができ、監視する効率を維持することができる。
【0025】
請求項8記載の発明にあっては、特に、無線通信ネットワーク外にもワイヤレスセンサを配置して、このワイヤレスセンサからの検知信号を、親機が、直接取得するようにしたものである。
【0026】
したがって、この場合は特に、親機は、無線通信ネットワーク外にワイヤレスセンサを設置するだけで、検知情報を得ることができるので、安価に検知エリアを広げることができる。
【0027】
請求項9記載の発明にあっては、特に、ワイヤレス監視カメラとワイヤレスセンサからの情報を、親機から無線通信により取得することができる副親機を備えているものである。
【0028】
したがって、この場合は特に、副親機は、親機の情報を無線通信機能により取得できるので、自由に副親機の移動が可能であり、任意の場所で、監視することができ、使い勝手が良くなる。
【0029】
請求項10記載の発明にあっては、特に、副親機は、親機と同じ通信機能を有すると共に親機の異常を検出する異常判断部を備え、親機に異常が発生したと副親機が判断した場合は、副親機がマスターとなり親機の機能を引き継ぐようにしたものである。
【0030】
したがって、この場合は特に、親機の機能を引き継ぐことにより、親機が故障した場合においてもシステム全体として監視する性能を維持することができる。
【0031】
請求項11記載の発明にあっては、特に、ワイヤレス監視カメラは、親機の異常を検出する異常判断部を有し、親機に異常が発生したとワイヤレス監視カメラが判断した場合は、ワイヤレス監視カメラは周囲にあるワイヤレスセンサの検知情報をトリガ入力とし、検知情報を出力したワイヤレスセンサの方向の画像を静止画像として撮影して記録するとものであり、復旧した親機若しくは親機の機能を引き継いだ副親機が、記録した静止画像を呼び出すものである。
【0032】
したがって、この場合は特に、ワイヤレス監視カメラが静止画像を撮影すると共に、静止画像をワイヤレス監視カメラ内蔵のメモリに保管することにより、親機が故障した場合においても復旧した親機若しくは親機の機能を引き継いだ副親機が、記録した静止画像を呼び出すことができるのでシステム全体として監視する性能を維持することができる。
【0033】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の請求項1〜請求項4及び請求項6〜請求項11に対応した第一の実施形態であるワイヤレス監視システムを示している。この実施形態のワイヤレス監視システムは、送受信の無線通信機能を有するワイヤレス監視カメラ(200〜200)と、送受信の無線通信機能を有するワイヤレスセンサ(210〜210、220〜2203、230〜230、300〜300)と、ワイヤレス監視カメラ(200〜200)で撮影した画像及びワイヤレスセンサ210〜2103、220〜2203、230〜230、300〜300)と、ワイヤレス監視カメラ(200〜200)からの検知情報を通信機能により離れた場所で確認する親機(100)と、で通信ネットワーク(A)を構成するワイヤレス監視システムにおいて、前記ワイヤレス監視カメラ(200〜200)の周囲にワイヤレスセンサ(210〜2103、220〜2203、230〜230、300〜300)を配置して、ワイヤレス監視カメラ(200〜200)との間に前記通信ネットワーク(A)とは別に独立した無線通信ネットワーク(B〜D)を構成し、同ワイヤレスセンサ(210〜2103、220〜2203、230〜230、300〜300)の検知情報に基づき、ワイヤレス監視カメラ(200〜200)が独自に監視する方向を変えるものである。
【0034】
さらに、このようなワイヤレス監視システムにおいて、ワイヤレス監視カメラ(200〜200)の周囲にワイヤレスセンサ(210〜2103、220〜2203、230〜230、300〜300)を複数配置して、無線通信ネットワーク(B〜D)を構成するようにしたものである。
【0035】
さらに、このようなワイヤレス監視システムにおいて、無線通信ネットワーク(B〜D)を複数配設したものである。
【0036】
さらに、このようなワイヤレス監視システムにおいて、親機(100)は、全てのワイヤレスセンサ(210〜2103、220〜2203、230〜230、300〜300)からの検知情報に基づき侵入者の侵入経路を推定する機能と、検知情報に基づきワイヤレス監視カメラ(200〜200)に監視方向を指示する機能とを有し、侵入者を待ち構えるようにワイヤレス監視カメラ(200〜200)の監視する方向を変えるものである。
【0037】
さらに、このようなワイヤレス監視システムにおいて、ワイヤレスセンサ(210〜2103、220〜2203、230〜230、300〜300)から得られる検知情報である検知回数をもとに統計データを作る機能を有し、統計データに基づいて、検知回数が少ないワイヤレス監視カメラ(200〜200)又は、ワイヤレスセンサ(210〜2103、220〜2203、230〜230、300〜300)には、ポーリング数を少なくし、検知回数が多いワイヤレス監視カメラ(200〜200)又は、ワイヤレスセンサ(210〜2103、220〜2203、230〜230、300〜300)には、ポーリング数を多くするように、親機が、ポーリングする頻度を、ワイヤレス監視カメラ(200〜200)及びワイヤレスセンサ(210〜2103、220〜2203、230〜230、300〜300)毎に変更するようにしたものである。
【0038】
さらに、このようなワイヤレス監視システムにおいて、親機(100)は、上記統計データの分布が任意に区切られる時間帯によっても異なる場合には、各々の時間帯によって、ワイヤレス監視カメラ(200〜200)にポーリングする頻度を変更するようにしたものである。
さらに、このようなワイヤレス監視システムにおいて、無線通信ネットワーク(B〜D)外に配置したワイヤレスセンサ(210〜2103、220〜2203、230〜230、300〜300)からの検知信号を、親機(100)が、直接取得するようにしたものである。
【0039】
さらに、このようなワイヤレス監視システムにおいて、ワイヤレス監視カメラ(200〜200)からとワイヤレスセンサ(210〜2103、220〜2203、230〜230、300〜300)からの情報を、親機(100)を介して無線通信により取得することができる副親機(110)を備えているものである。
さらに、このようなワイヤレス監視システムにおいて、副親機は、親機と同じ通信機能を有すると共に親機の異常を検出する異常判断部を備え、親機に異常が発生したと副親機が判断した場合は、副親機がマスターとなり親機の機能を引き継ぐようにしたものである。
【0040】
さらに、このようなワイヤレス監視システムにおいて、ワイヤレス監視カメラは、親機の異常を検出する異常判断部を有し、親機に異常が発生したとワイヤレス監視カメラが判断した場合は、ワイヤレス監視カメラは周囲にあるワイヤレスセンサの検知情報をトリガ入力とし、検知情報を出力したワイヤレスセンサの方向の画像を静止画像として撮影し記録するものであり、復旧した親機若しくは親機の機能を引き継いだ副親機が、記録した静止画像を呼び出すものである。
さらに、親機(100)からのポーリングに対し、ワイヤレス監視カメラ(200〜200)及びワイヤレスセンサ(210〜2103、220〜2203、230〜230、300〜300)からの応答が返信されない場合、音、光などの手段で親機(100)が報知すると共に、異常と判断するワイヤレス監視カメラ(200〜200)やワイヤレスセンサ(210〜2103、220〜2203、230〜230、300〜300)の位置を親機の画面上に表示するものである。
【0041】
さらに、親機(100)は、ワイヤレス監視カメラ(200〜200)との間の通信状態を判断する機能を有しており、外部雑音や他の無線機器による通信への妨害などで通信状態が悪化した場合は、画像データをワイヤレス監視カメラ(200〜200)に保存する指示を送ると共に、ワイヤレス監視カメラ(200〜200)は内蔵のメモリに保管し、予め定められた任意の時間が経過した後に画像を再度呼び出すものである。
【0042】
以下に、この実施形態のワイヤレス監視システムについて、より詳細に説明する。図1に示す100は、ワイヤレス監視カメラ(200〜200)からの監視画像やワイヤレスセンサ(210〜2103、220〜2203、230〜230、300〜300)の検出した情報を無線インタフェースを介して取得し、モニタ画面上に表示したり、ワイヤレス監視カメラ(200〜200)の方向や拡大縮小などの操作を離れた場所より行うことができる監視システムの親機(100)、110は親機(100)から中継される監視画像データやセンサの情報を内蔵する無線インタフェースを介して取得し、モニタ画面上に表示することができる副親機(110)、200〜200は、無線インタフェースと、無線中継機と、ワイヤレスセンサ(210〜2103、220〜2203、230〜230、300〜300)の位置情報を記憶できる記憶装置と、位置情報に基づいて監視方向を指示する制御部と、制御部の指示により、監視方向を変えることができる操向装置と、を備えているワイヤレス監視カメラ、210〜210と、220〜220と、230〜230と、300〜300と、は無線インタフェースを内蔵するワイヤレスセンサ、101〜101は、親機(100)とワイヤレス監視カメラ(200〜200)及びワイヤレスセンサ(300〜300)及び副親機(110)との無線信号でを表している。親機(100)と、副親機(110)と、監視カメラ(200〜200)と、ワイヤレスセンサ(300〜300)と、で通信ネットワーク(A)を構成している。210〜210及び220〜220及び230〜230は、各々のワイヤレス監視カメラ(200〜200)との間に通信ネットワーク(A)から独立した無線通信ネットワーク(B〜D)を構成するワイヤレスセンサ、201〜201と、202〜202と、203〜203とは、ワイヤレス監視カメラ(200〜200)とワイヤレスセンサ(210〜2103、220〜2203、230〜230)との無線信号である。
【0043】
なお、親機(100)とワイヤレス監視カメラ(200〜200)は、無線信号でネットワークが形成されているが、有線信号でネットワークを形成しても良い。
【0044】
図2に示す様に、親機(100)は周囲にあるワイヤレス監視カメラ(200〜200)およびワイヤレスセンサ(300〜300)に向かいポーリング信号を順番に送信し、そのレスポンスの情報を確認することにより、画像データやワイヤレスセンサ(300〜300)の検出情報を取得することができる。一方、ワイヤレス監視カメラ(200)は、親機(100)から呼び出しの無いタイミングにおいて、周囲にあるワイヤレスセンサ(230〜230)へ向かいポーリング信号を順番に送信し、そのレスポンスの情報を確認することにより、ワイヤレスセンサの検出情報を取得することができる。図2では、ワイヤレス監視カメラ(200)の無線信号(203〜203)のみを明示しているが、その他のワイヤレスカメラ(200、200)の無線信号(201〜201、202〜202)についても同様の動作を行う。
【0045】
例えば、ワイヤレスセンサ(210)が人体を検出した場合、ワイヤレス監視カメラ(200)からのポーリング(201)に対して検出した情報を返信し(201)、ワイヤレス監視カメラ(200)は、予めワイヤレスセンサ(210)の位置情報を記憶しており、ワイヤレスセンサ(210)の方向へ監視する方向を変更する。ワイヤレス監視カメラ(200)は親機(100)からのポーリング(101)に対してワイヤレスセンサ(210)の情報を返信すると共にその監視画像を親機(100)へ送信する(101)。また、ワイヤレスセンサ(210〜2103、220〜2203、230〜230)が検知信号を出力しても、同様である。
【0046】
ワイヤレスセンサ(300)が人体などをを検出した場合は、親機(100)からのポーリング(101)に対して、ワイヤレスセンサ(300)は、検出した信号を返信(300)する。親機(100)は、ワイヤレスセンサ(300)に一番近くのワイヤレス監視カメラ(203)の監視する方向を変更するコマンド送信しワイヤレス監視カメラ(203)は、コマンドに従い監視する方向を変更すると共に、その監視情報を親機(100)へ送信する。ワイヤレスセンサ(300〜300)が人体などをを検出した場合も、同様である。
【0047】
又、図3は、各ワイヤレス監視カメラ(200〜200)の近辺に設置されたワイヤレスセンサ(210〜2103、220〜2203、230〜230)の検出回数をグラフ化したものであり、本実施形態は、ワイヤレスセンサの人体検出の統計データを基にポーリングする頻度をカメラごとに変更する。図3の統計データによれば、ワイヤレス監視カメラ(200)の周辺に設置されたワイヤレスセンサ(210〜210)の検出回数が1番多く、その次にワイヤレス監視カメラ(200)が多い。
【0048】
親機(100)は、ワイヤレス監視カメラ(200)を中心に最も多くポーリングを行い、その次にワイヤレス監視カメラ(200)、そしてワイヤレス監視カメラ(200)に関してはポーリングの頻度を比較的少なくして通信を行う。
【0049】
又、図4は、各ワイヤレス監視カメラ(200〜200)の近辺に設置されたワイヤレスセンサ(210〜2103、220〜2203、230〜230)の検出回数を複数の時間帯ごとにグラフ化したものであり、本実施形態は、異なる時間帯ごとに統計したワイヤレスセンサ(210〜2103、220〜2203、230〜230)の人体検出のデータを基にポーリングする頻度をワイヤレス監視カメラ(200〜200)ごとに変更する。図4の統計データによれば、ある時間帯tでは、ワイヤレス監視カメラ(200)の周辺に設置されたワイヤレスセンサ(210〜210)の検出回数が1番多く、その次にワイヤレス監視カメラ(200)が多い。従って、親機(100)は、ワイヤレス監視カメラ(200)を中心に最も多くポーリングを行い、その次にワイヤレス監視カメラ(200)、そしてワイヤレス監視カメラ(200)に関してはポーリングの頻度を比較的少なくして通信を行う。
【0050】
次に、異なる時間帯tではワイヤレス監視カメラ(200)の周辺に設置されたワイヤレスセンサ(220〜220)の検出回数が1番多く、ワイヤレス監視カメラ(200、200)がほぼ同等である。従って、親機(100)は、ワイヤレス監視カメラ(200)を中心にポーリングを行い、その他のワイヤレス監視カメラ(200、200)に関してはポーリングの頻度を比較的少なくして通信を行う。
【0051】
最後に時間帯tについても同様の処理を行う。
【0052】
又、副親機(110)は、親機(100)と無線通信により接続されているので、親機(100)からの情報を任意の場所で確認することができる。
又、親機(100)が何らかの原因で故障し、周囲の副親機(110)、ワイヤレス監視カメラ(200〜200)、ワイヤレスセンサ(210〜2103、220〜2203、230〜230、300〜300)に対してポーリングができない状態の場合に、副親機(110)が親機(100)からのポーリングが、ある一定時間以上に亙り無いことを検出し、親機(100)に代わり周囲のワイヤレス監視カメラ(200〜200)やワイヤレスセンサ(210〜2103、220〜2203、230〜230、300〜300)に対しポーリング(111〜111)を行い処理を引き継ぐ機能をもっている。ワイヤレス監視カメラ(200〜200)とワイヤレスセンサ(300〜300)は、副親機(110)が親機の機能を引き継いだことを認識し、ワイヤレス監視システムの動作を維持する。
【0053】
又、親機(100)からのポーリングが、ある一定時間以上に亙り無い場合に、ワイヤレス監視カメラ(200〜200)の周囲にあるワイヤレスセンサ(210〜2103、220〜2203、230〜230、300〜300)が人体を検出した時は、ワイヤレス監視カメラ(200〜200)がセンサ毎に定められた方向を向き、静止画像を撮影し、その静止画像をワイヤレス監視カメラ(200〜200)に内蔵するメモリへ保存する。
【0054】
親機(100)からのポーリングが、ある一定時間以上に亙り無い場合に、ワイヤレスセンサ(210)より人体検出の通知があった時、ワイヤレス監視カメラ(200)は予め定められた方向を向き、静止画像を撮影すると共に内蔵するメモリへ保存する。
【0055】
副親機(110)が親機の機能を引き継いだ際には、ワイヤレス監視カメラ(200)に保存してある静止画像を後から呼び出すことができる。
【0056】
又、ワイヤレス監視カメラ(200)が何らかの原因で故障し、親機(100)からのポーリングに対して応答ができない状態の場合、親機(100)からのポーリングに対して、ワイヤレス監視カメラ(200)からの応答が複数回以上に亙り無いことを検出した親機(100)は、音、光などの警報で報知する。また、異常となっているワイヤレス監視カメラ(200)の位置を親機(100)の画面上に表示する。
【0057】
本実施形態では、1台のワイヤレス監視カメラ(200)が故障により異常となった場合を想定したが、他の周辺のワイヤレス監視カメラ(200〜200)やワイヤレスセンサ(210〜2103、220〜2203、230〜230、300〜300)からの応答が無い場合も同様の処理を行うことができる。
【0058】
又、ワイヤレス監視カメラ(200〜200)が親機(100)に向かって画像を転送している際に、外部雑音や他の無線機器による通信への妨害が加わり、画像転送が上手く行えない状態の場合、親機(100)はパケットエラーの状態を監視する機能を有しており、そのパケットエラーがある閾値以上になるとワイヤレス監視カメラ(200〜200)に転送画像を保存するコマンドを送る。ワイヤレス監視カメラ(200〜200)は、内蔵するメモリに転送する予定の画像を保管し、その状態のまま待機状態となる。
【0059】
暫く時間が経過し通信状態が回復したと見なす親機(100)は、再度ワイヤレス監視カメラ(200〜200)へ画像呼び出しのコマンドを送り保存している画像を呼び出す。
【0060】
したがって、この実施形態のワイヤレス監視システムにおいては、従来システムでは、親機(100)が、ワイヤレス監視カメラ(200〜200)と、ワイヤレスセンサ(210〜2103、220〜2203、230〜230、300〜300)の両方にポーリング信号を送信し、そのレスポンス情報を確認していたが、本発明によれば、親機は、ワイヤレス監視カメラ(200〜200)だけにポーリング(101〜101)信号を送信すればよいのでポーリング信号の送信数を減らすことができる。このことにより、親機(100)の負担を減らすことができる。更に、ワイヤレス監視カメラ(200〜200)の周囲に配置したワイヤレスセンサ(210〜2103、220〜2203、230〜230、300〜300)の検知情報に基づきワイヤレス監視カメラ(200〜200)が独自に方向を変える機能を持たせることにより、親機(100)の負担をより減らすことができる。
【0061】
上記では、ワイヤレス監視カメラ(2001〜2003)が、自立的に方向を変えることになっているが、親機(100)からのコマンドにより、方向を変えるようにしてもよい
更に、増設されたワイヤレスセンサ(210〜2103、220〜2203、230〜230、300〜300)は、ワイヤレス監視カメラ(200〜200)との間でポーリング(101〜101)を行うので、親機(100)の負担を増やすことなく、検知エリアを広くすることができる。
【0062】
更に、親機(100)と複数組み配設したワイヤレス監視カメラ(200〜200)との間でポーリング(101〜101)を行えば良いので、少ない親機の負担で、検知エリアを広くすることができる。
【0063】
更に、ワイヤレスセンサ(210〜2103、220〜2203、230〜230、300〜300)が人体を検出し、親機(100)がその情報を取得した際に、親機より音や光などの方法で近くにいる人へ報知したり、親機から離れた場所にいる住人へ報知することを目的とした携帯型の受信機を人に保有させることも可能である(図示せず)。
【0064】
更に、親機(100)は、侵入者の侵入経路を推定し監視カメラの方向を侵入者に向けるので、確実に侵入者を監視することができる。
【0065】
更に、親機(100)は、ワイヤレス監視カメラ(200〜200)の設置場所ごとにポーリング回数を変更することができるので、ワイヤレス監視カメラ(200〜200)の台数が増えた場合にも、親機(100)の負担を増やさずにシステム全体として監視する性能を維持することができる。
【0066】
更に、時間帯によってもポーリングする頻度を変更することにより、ワイヤレス監視カメラ(200〜200)の台数が増えたり、異なる時間帯ごとの統計データに差がある場合においても、システム全体としてポーリング回数を調整することができ、監視する性能を維持することができる。
【0067】
更に、ワイヤレスセンサ(210〜2103、220〜2203、230〜230、300〜300)を設置するだけで、検知情報を得ることができるので、安価に検知エリアを広げることができる。
【0068】
更に、副親機(110)は、親機(100)の情報を無線通信機能により取得できるので、自由に副親機(110)の移動が可能であり、任意の場所で、監視することができ、使い勝手が良くなる。
【0069】
更に、副親機(110)が、親機(100)の機能を引き継ぐことにより、親機(100)が故障した場合においてもシステム全体として監視する性能を維持することができる。
【0070】
更に、ワイヤレス監視カメラ(200〜200)が、静止画像を撮影すると共に、静止画像をカメラ内蔵のメモリに保管することにより、親機(100)が故障した場合においてもシステム全体として監視する性能を維持することができる。
【0071】
更に、親機(100)の周辺に位置するワイヤレス監視カメラ(200〜200)やワイヤレスセンサ(210〜2103、220〜2203、230〜230、300〜300)に異常が発生した場合においても、親機(100)でそれを検知し異常の発生と異常箇所の表示を行うことにより、早い段階で異常箇所を特定し復旧することができる。
【0072】
更に、画像などの大容量のデータを送信する際に通信状態が悪化した場合は、親機(100)の判断でワイヤレス監視カメラ側に画像データを保存する為、通信状態の悪化したワイヤレス監視カメラとの通信が長時間に及ぶのを防ぐことができる。
【0073】
図5は、本発明の請求項1〜請求項11に対応した第二の実施形態であるワイヤレス監視システムを示している。この実施形態のワイヤレス監視カメラ(200〜200)は、画像圧縮率及び画像サイズを変更する機能を有し、親機(100)は、配設するワイヤレス監視カメラ(200〜200)の数が増えた場合、親機(100)からのコマンドにより、ワイヤレス監視カメラ(200〜200)から親機(100)に送る画像圧縮率及び画像サイズを変更するものである。
【0074】
例えば、本実施形態は、図1のワイヤレス監視システムに新たに無線通信ネットワーク(E)を追加したものである。
【0075】
親機(100)は、新たにワイヤレス監視カメラ(200)を追加され、親機に接続するワイヤレス監視カメラ(200〜200)が予め定められた数以上になった場合、各ワイヤレス監視カメラ(200〜200)に対し、転送する画像の圧縮率を上げる、或いは画像のサイズを下げる指示のコマンドを送る。
【0076】
したがって、この場合は、ワイヤレス監視カメラ(200〜200)を増設する際に、画像のファイルサイズを小さくするコマンド(圧縮率を上げる、画像サイズを下げる)を予め送ることにより、均等にワイヤレス監視カメラ(200〜200)からの画像転送を行える様になる。
【0077】
更に、ワイヤレス監視カメラ(200〜200)及びワイヤレスセンサが増設された場合は、ワイヤレス監視カメラ(200〜200)との間でポーリングを行うので、親機(100)の負担を増やすことなく、検知エリアを広くすることができる。なお、それ以外は、上記第一の実施形態と同様に構成され、同上記第一の実施形態におけると同様の作用効果が奏される。
【0078】
上記第一の実施形態及び第二の実施形態では、ワイヤレスセンサ(210〜2103、220〜2203、230〜230、300〜300)が、人体を検出することについて述べたが、本発明において、ワイヤレスセンサは、動物及び物体などを検出するセンサでも良い。
【0079】
【発明の効果】
上述の如く、本発明の請求項1記載のワイヤレス監視システムにおいて、親機は、ワイヤレス監視カメラだけポーリングをすればよいので親機の負担を減らすことができる。又、ワイヤレス監視カメラが独自に方向を変える機能を持たせることにより、親機の負担をより減らすことができる。
【0080】
又、本発明の請求項2記載のワイヤレス監視システムにあっては、特に、親機は、ワイヤレス監視カメラとの間でポーリングを実施するので、親機の負担を増やすことなく、検知エリアを広くすることができる。
【0081】
又、本発明の請求項3記載の発明にあっては、特に、親機は、複数配設されたワイヤレス監視カメラとの間でポーリングを行えば良いので、親機の負担を少なくして、検知エリアを広くすることができる。
【0082】
又、本発明の請求項4記載の発明にあっては、特に、侵入者を確実に監視することができる。
【0083】
又、本発明の請求項5記載の発明にあっては、特に、親機は、配設するワイヤレス監視カメラの数が増えた場合、ワイヤレス監視カメラに指示を行い転送する画像の圧縮率を上げるかサイズを小さくすることにより、均等にワイヤレス監視カメラからの画像転送が行えることができる。
【0084】
又、本発明の請求項6記載の発明にあっては、特に、親機は、ワイヤレス監視カメラの設置場所ごとにポーリング回数を変更することができるので、ワイヤレス監視カメラの台数が増えた場合にも、親機の負担を増やさずに、システム全体として監視する効率を維持することができる。
【0085】
又、本発明の請求項7記載の発明にあっては、特に、ワイヤレス監視カメラの台数が増えたり、異なる時間帯ごとの統計データに差がある場合においても、親機の負担を増やさずにシステム全体として監視する性能を維持することができる。
【0086】
又、本発明の請求項8記載の発明にあっては、特に、ワイヤレスセンサを設置するだけで、検知情報を得ることができるので、安価に検知エリアを広げることができる。
【0087】
又、本発明の請求項9記載の発明にあっては、特に、自由に副親機の移動が可能であり、任意の場所で、監視することができ、使い勝手が良くなる。
【0088】
又、本発明の請求項10記載の発明にあっては、特に、親機が故障した場合においてもシステム全体として監視する性能を維持することができる。
【0089】
又、本発明の請求項11記載の発明にあっては、特に、静止画像を撮影すると共に、静止画像をカメラ内蔵のメモリに保管することにより、親機が故障した場合においてもシステム全体として監視する性能を維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における第一の実施形態であるワイヤレス監視システムを示す構成図
【図2】本発明にかかるポーリングを表すタイムチャート
【図3】本発明にかかるポーリング検出回数を表すグラフ
【図4】本発明にかかる時間毎のポーリング検出回数を表すグラフ
【図5】本発明における第二の実施形態であるワイヤレス監視システムを示す構成図
【図6】従来の監視システム構成図
【図7】従来の監視システムの利用形態を示す説明図
【符号の説明】
100                 親機(監視モニタ付き)
101〜1017    親機とワイヤレス監視カメラ及びワイヤレスセン間の無線信号
110                 副親機(監視モニタ付き)
200〜2004    ワイヤレス監視カメラ
201〜2013    ワイヤレスカメラとワイヤレスセンサ間の無線信号
202〜2023    ワイヤレスカメラとワイヤレスセンサ間の無線信号
203〜2033    ワイヤレスカメラとワイヤレスセンサ間の無線信号
204〜2043    ワイヤレスカメラとワイヤレスセンサ間の無線信号
210〜2103    ワイヤレスセンサとワイヤレス監視カメラとの通信
220〜2203    ワイヤレスセンサ
230〜2303    ワイヤレスセンサ
240〜2403    ワイヤレスセンサ
300〜3003    ワイヤレスセンサ
A  通信ネットワーク
B  無線通信ネットワーク
C  無線通信ネットワーク
D  無線通信ネットワーク
E  無線通信ネットワーク

Claims (11)

  1. 送受信の無線通信機能を有するワイヤレス監視カメラと、送受信の無線通信機能を有するワイヤレスセンサと、ワイヤレス監視カメラで撮影した画像及びワイヤレスセンサからの検知情報を通信機能により離れた場所で確認する親機と、で通信ネットワークを構成するワイヤレス監視システムにおいて、前記ワイヤレス監視カメラの周囲にワイヤレスセンサを配置して、ワイヤレス監視カメラとの間に前記通信ネットワークとは別に独立した無線通信ネットワークを構成し、同ワイヤレスセンサの検知情報に基づき、ワイヤレス監視カメラが独自に監視する方向を変えるものであることを特徴とするワイヤレス監視システム。
  2. ワイヤレス監視カメラの周囲にワイヤレスセンサを複数配置して、無線通信ネットワークを構成したことを特徴とする請求項1記載のワイヤレス監視システム。
  3. 無線通信ネットワークを複数配設したことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のワイヤレス監視システム。
  4. 親機は、複数のワイヤレスセンサからの検知情報に基づき侵入者の侵入経路を推定する機能と、推定した侵入経路に基づきワイヤレス監視カメラに監視方向を指示する機能とを有し、侵入者を待ち構えるようにワイヤレス監視カメラの監視する方向を変えるものであることを特徴とする請求項3記載のワイヤレス監視システム。
  5. ワイヤレス監視カメラは、画像圧縮率及び画像サイズを変更する機能を有し、親機は、配設するワイヤレス監視カメラの数が増えた場合、親機からのコマンドにより、ワイヤレス監視カメラから送る画像圧縮率及び画像サイズを変更するものであることを特徴とする請求項3又は請求項4記載のワイヤレス監視システム。
  6. 親機は、ワイヤレスセンサから得られる検知情報である検知回数をもとに統計データを作成する機能を有し、統計データに基づいて、検知回数が少ないワイヤレス監視カメラ又はワイヤレスセンサには、ポーリング数を少なくし、検知回数が多いワイヤレス監視カメラ又はワイヤレスセンサには、ポーリング数を多くするように、親機が、ポーリングする頻度を、ワイヤレス監視カメラ及びワイヤレスセンサ毎に変更するようにしたことを特徴とする請求項3乃至請求項5記載のワイヤレス監視システム。
  7. 親機は、上記統計データの分布が、任意に区切られる時間帯によって異なる場合には、各々の時間帯によっても、ワイヤレス監視カメラにポーリングする頻度を変更するようにしたことを特徴とする請求項6記載のワイヤレス監視システム。
  8. 無線通信ネットワーク外にもワイヤレスセンサを配置して、このワイヤレスセンサからの検知信号を、親機が、直接取得するようにしたことを特徴とする請求項1乃至請求項7記載のワイヤレス監視システム。
  9. ワイヤレス監視カメラとワイヤレスセンサからの情報を、親機から無線通信により取得することができる副親機を備えていることを特徴とする請求項1乃至請求項8記載のワイヤレス監視システム。
  10. 副親機は、親機と同じ通信機能を有すると共に親機の異常を検出する異常判断部を備え、親機に異常が発生したと副親機が判断した場合は、副親機がマスターとなり親機の機能を引き継ぐようにしたものであることを特徴とする請求項9記載のワイヤレス監視システム。
  11. ワイヤレス監視カメラは、親機の異常を検出する異常判断部を有し、親機に異常が発生したとワイヤレス監視カメラが判断した場合は、ワイヤレス監視カメラは周囲にあるワイヤレスセンサの検知情報をトリガ入力とし、検知情報を出力したワイヤレスセンサの方向の画像を静止画像として撮影し記録するものであり、復旧した親機若しくは親機の機能を引き継いだ副親機が、記録した静止画像を呼び出すものであることを特徴とする請求項1乃至請求項10記載のワイヤレス監視システム。
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