JP2004127138A - コンテンツ記録方法、そのコンテンツの配信方法、コンテンツの記録に利用する商品、コンテンツを記録媒体に書き込むための装置、およびシステム - Google Patents

コンテンツ記録方法、そのコンテンツの配信方法、コンテンツの記録に利用する商品、コンテンツを記録媒体に書き込むための装置、およびシステム Download PDF

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Abstract

【課題】ネットワークを介してコンテンツを購入するときの手続きは、煩雑になりやすい。
【解決手段】ユーザはコンテンツ配信システム10で利用できる専用の記録媒体52が含まれたパッケージ50を購入する。ユーザはその記録媒体52をコンテンツ書込装置100に取り付け、所望のコンテンツの書き込みを要求する。コンテンツ書込装置100は、記録媒体52が専用の媒体の場合に、コンテンツ管理装置200からユーザに指定されたコンテンツを取得して、記録媒体52に書き込む。記録媒体52には、予め前払金が設定されているため、コンテンツの書き込みにともないクレジットカード番号を入力するなどの作業が発生しない。これにより、ユーザは容易にネットワークを介してコンテンツを手に入れることができる。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は情報配信技術に関し、とくにネットワークを介してコンテンツを配信する技術、およびそのコンテンツを記録媒体に記録する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
ネットワーク技術の発達にともない、例えばインターネットなどのネットワークの利用者が増加している。ネットワークにおける通信速度は高速になってきている。現在では、データ圧縮技術も進歩し、例えば静止画、画像、音楽などの一般的にデータ量の大きいコンテンツも、伝送時間が気にならない程度まで圧縮できるようになった。また、ストリーミング技術などの効率的なコンテンツ配信技術も開発され、益々、ネットワークを利用する環境は整ってきている。
【0003】
こうした技術を背景にして、例えば音楽や動画をコンテンツとして配信するサービスが盛んに行われている。こうしたコンテンツはデジタルデータであるため、不正コピーを防止するために様々な対策が講じられている。例えば、コンテンツを暗号化して配信し、専用のプレーヤがなければ再生できないようにする方法、予めコンテンツの一部を記録媒体に記録しておき、ユーザがネットワークを介してコンテンツの残りの部分を取得して専用のプレーヤで再生できるようにする方法がある(特許文献1)。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−189481号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
前者の方法では、一般に取得したコンテンツをハードディスクに蓄積して利用するが、ハードディスクが壊れたり、何らかの原因でコンテンツが消去されたりすることがある。このため、ユーザは購入したにもかかわらず、コンテンツを失ってしまう。また、後者の方法では、記録媒体にコンテンツを記録するので、コンテンツを失うということは無いが、コンテンツの再生のためには、専用のプレーヤが必要になる。
【0006】
本発明はこうした課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、ネットワークを介して配信されたコンテンツを記録媒体に記録する技術、その記録作業を容易に行うための技術、ネットワークを介して配信されたコンテンツに付加価値を付ける技術、コンテンツを安全に配信する技術、コンテンツの不正利用を防止する技術、安価にコンテンツを流通する技術、ユーザのニーズに応じたコンテンツを流通する技術、コンテンツの配信管理を容易にする技術、コンテンツごとの著作権料を管理する技術の提供にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明のある態様は、コンテンツの記録方法または装置である。この方法は、主に任意のコンピュータでプログラムを実行することで実現される書込装置によって行われ、暗号化されたコンテンツを取得する工程または手段と、所定の記録媒体に前記コンテンツを記録する資格があるか否かを判定する判定工程または手段と、資格があると判定された場合に、前記コンテンツを復号する工程または手段と、復号された前記コンテンツを前記記録媒体に記録する工程または手段とを含む。これにより、この記録媒体を通常の音楽プレーヤで再生することができる。「コンテンツ」は、例えば音楽、動画、静止画などをコンピュータやプレーヤなどの装置を用いて再生もしくは表示可能なデジタルデータである。「記録媒体」は、例えばCD−R、DVD−Rなどの追記が可能で消去が不可能ないわゆる追記型の記録媒体である。
【0008】
本発明の別の態様もまた、コンテンツの記録方法または装置である。この方法は、主に任意のコンピュータでプログラムを実行することで実現される書込装置によって行われ、記録条件が指定されたコンテンツを取得する工程または手段と、所定の記録媒体が前記記録条件を満たすか否かを判定する判定工程または手段と、前記記録媒体が前記記録条件を満たす場合に、前記コンテンツを前記記録媒体に記録する工程または手段とを含む。これにより、例えば、記録条件として年齢制限をコンテンツ毎に設定し、記録媒体に予めそうしたコンテンツを記録することが許可されていないとそのコンテンツの書き込みができなくなる。
【0009】
本発明のさらに別の態様は、コンテンツを配信する方法または装置である。この方法は、主に、任意のコンピュータでプログラムを実行することで実現されるコンテンツの管理装置、および書込装置によって行われ、書込装置が、ユーザから所定の記録媒体に関連付けられた識別情報を受け付ける工程または手段と、前記記録媒体に予め書き込まれているコードを読み込む工程または手段と、前記記録媒体に対応付けられている前払金の残額を、前記識別情報および前記コードの少なくとも一方に基づいてネットワークに接続された管理装置から取得する工程または手段と、ユーザに指定されたコンテンツの価格が前記残金より低額の場合に、前記コンテンツを取得する工程または手段と、取得したコンテンツを前記記録媒体に書き込む工程または手段とを含む。これにより、コンテンツの購入に必要な精算処理を、ユーザが意識せずに行うことができる。「識別情報」は、記録媒体ごとに割り当てられた文字列であり、記録媒体を特定するための情報である。「コード」は、例えば、記録媒体を識別する情報、暗号化されたコンテンツの復号に用いる情報、識別情報と組み合わせることで復号キーを生成するための情報である。記録媒体に対して識別情報とコードとがひと組ずつ提供され、それらの組み合わせで記録媒体の特定ができてもよい。
【0010】
この方法または装置は、前記記録媒体に前記コンテンツが正常に書き込まれたか否かを判定する工程または手段と、その判定結果を前記管理装置に送信する工程または手段と、前記コンテンツが正常に書き込まれた場合に、そのコンテンツの配信回数をインクリメントして、前記コンテンツが正常に書き込まれなかった場合に、そのコンテンツの配信回数をインクリメントしない工程または手段とを含んでもよい。これにより、記録媒体への書込中にエラーが生じた場合に、そのコンテンツが利用できないにもかかわらず、コンテンツの配信回数をカウントすることを防止できる。
【0011】
本発明のさらに別の態様は、コンテンツの記録に利用する記録媒体を含む商品である。この商品は、コンテンツを記録するための書込領域と予め所定のコードが書き込まれたコード領域とを含む追記可能かつ消去不可能な記録媒体と、前記記録媒体を識別するための識別情報が印刷された印刷物とを含む。この商品に含まれる印刷物に印刷された前記識別情報は、ネットワークを介して前記コンテンツを取得し、前記記録媒体に書き込む処理の過程で、前記記録媒体の利用状況を管理する装置に送信されることを目的として設けられる。「利用状況」は、例えば記録媒体に書き込まれたコンテンツ、書き込まれたコンテンツの数、前払金の残額などの情報である。
【0012】
前記記録媒体は、年齢制限の設定されたコンテンツの書き込みが可能か否かを指定する情報を予め保持し、年齢制限の設定されたコンテンツの書き込みが可能であるか否かを視覚的に認識できるように所定の文字またはマークが、当該商品の包装の表面に印刷されてもよい。これにより、年齢制限の設定されたコンテンツが対象年齢以下のユーザに流通することを防止できる。また、当該商品をコンビニエンスストアなどの小売店で、店員を介して販売することで、目視によりユーザの確認ができる。このため、年齢制限に対応した記録媒体が対象年齢以下のユーザの手に渡ることを防止できる。
【0013】
本発明のさらに別の態様は、コンテンツを記録媒体に書き込む装置である。この装置は、暗号化されたコンテンツを取得する取得部と、アクセス可能に取り付けられた記録媒体に、前記コンテンツの書き込みを許可するか否かを判定する許可部と、書き込みが許可された場合に、前記暗号化されたコンテンツを復号する復号部と、復号されたコンテンツを前記記録媒体に書き込む書込処理部とを備える。これにより、この記録媒体を通常の音楽プレーヤで再生することができる。
【0014】
本発明のさらに別の態様は、コンテンツを管理する管理装置と、前記コンテンツを所定の記録媒体に書き込む書込装置とを含むシステムである。このシステムに含まれる前記管理装置は、前記記録媒体を識別する情報に対応付けて、コンテンツの購入に利用できる残金を保持する残金情報データベースと、前記書込装置に指示されたコンテンツの価格が前記残金より低額の場合に、前記書込装置に対して暗号化されたコンテンツを提供する提供部と、前記残金から提供したコンテンツの価格を差し引く精算部とを有し、前記書込装置は、前記管理装置からネットワークを介して提供された、前記暗号化されたコンテンツを取得する取得部と、アクセス可能に取り付けられた前記記録媒体に、前記コンテンツの書き込みを許可するか否かを判定する許可部と、書き込みが許可された場合に、前記暗号化されたコンテンツを復号する復号部と、復号されたコンテンツを前記記録媒体に書き込む書込処理部と、復号されたコンテンツが正常に前記記録媒体に書き込まれたか否かを検出する検出部と、前記検出部による検出の結果を前記管理装置に送信するエラー処理部とを有し、前記管理装置は、前記コンテンツが正常に書き込まれた場合に、そのコンテンツの配信回数をインクリメントして、前記コンテンツが正常に書き込まれなかった場合に、そのコンテンツの配信回数をインクリメントしない管理部と、前記配信回数に基づいて、コンテンツの著作権料を算出して著作権者に分配する分配部とを更に有する。
【0015】
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
【0016】
【発明の実施の形態】
図1は、実施の形態に係るコンテンツ配信システム10の構成図である。コンテンツ書込装置100は、コンテンツ管理装置200からコンテンツを取得して記録媒体52に書き込む。詳細は後述するが、コンテンツ書込装置100は、専用の記録媒体である記録媒体52だけにコンテンツを書き込むことができる。記録媒体52は、追記可能で消去できない書込領域57と予め所定のコード59が書き込まれたコード領域58とを有する。コンテンツ書込装置100は、書込領域57にコンテンツを書き込む。印刷物54には、記録媒体52ごとに割り当てられた識別情報56が印刷されており、コンテンツを取得する際に利用される。記録媒体52および印刷物54はひと組づつパッケージ50にまとめられて、例えばコンビニエンスストア、レコードショップなどの小売店14で販売される。このように店頭に陳列することで、当該システムの知名度を向上することができる。もちろん、通信販売などでもよくその販売方法は任意である。
【0017】
また、コンテンツ毎に書き込み条件として、例えば年齢制限を設定しておき、年齢制限の設定されたコンテンツは、別に用意された専用の記録媒体52にだけに書込可能とする。この年齢制限付きコンテンツの書込が許可された記録媒体52のパッケージ50を別に販売する。パッケージ50は、コンビニエンスストアなどの小売店14で販売されるので、店員がその購入者の年齢を確認した後に販売されることになる。したがって、未成年者が年齢制限付きのパッケージ50を購入することを事前に防止できるので、未成年者への年齢制限が必要なコンテンツの流通を防止できる。
【0018】
記録媒体52ごとに割り当てられた識別情報56は、記録媒体52を一意に特定するための文字列であってもよいし、コード59と組み合わせることで記録媒体52を一意に特定する文字列を導き出すための所定の文字列であってもよい。要するに、記録媒体52の利用状況を管理できるようにするための文字列、画像であればよい。本実施の形態では、識別情報56が記録媒体52を一意に特定するための文字列とする。
【0019】
パッケージ50の販売価格には、記録媒体52に書き込むことができるコンテンツの合計金額、すなわち前払金が含まれている。コンテンツ管理装置200は、その前払金と識別情報56とを対応付けて保持する。これにより、コンテンツ管理装置200は、記録媒体52にコンテンツが記録される度に、その記録媒体52の前払金からそのコンテンツの価格を差し引くことができる。そして、コンテンツ管理装置200は、例えば差し引いた価格の一部をコンテンツの著作権料として著作者に支払うことができる。これにより、コンテンツの販売数を正確に把握でき、その著作権料を著作者に正確に支払うことができる。また、ユーザは、コンテンツの購入に際して、例えばクレジットカード番号の入力や、電子マネーなどの一般的な電子商取引の手続きをとる必要がない。したがって、ユーザは欲しいコンテンツを容易に手に入れることができる。また、この仕組みは、ネットワークを介してクレジットカード番号などを送信することに不安を持っている人たちの不安を解消し、当該システムの利用の促進を促すことができる。
【0020】
コンテンツ管理装置200は、ネットワーク12を介して、暗号化されたコンテンツ(以下、単に「暗号コンテンツ」という)をコンテンツ書込装置100に送信する。コンテンツ書込装置100は、受信した暗号コンテンツを復号して、一般的なステレオやDVDビデオなどの装置で再生可能な形式(以下、単に「通常コンテンツ」という)で、記録媒体52に書き込む。本実施の形態では、コンテンツが音楽データの場合を例として説明する。
【0021】
コンテンツ書込装置100は、暗号コンテンツを復号して、ステレオ16で再生可能な形式で記録媒体52に書き込む。また、この書込時に、リッピング防止のための処理を施してもよい。コンテンツを通常コンテンツとして記録媒体52に書き込むが故に生じうるリッピングを防止できる。記録媒体52には通常コンテンツが書き込まれるので、ユーザはその記録媒体52をステレオ16などの通常の再生装置で聞くことができる。更に、ステレオ16のダビング機能を利用して、テープ18やミニディスク20などの媒体に、一度アナログに変換した音楽を記録することができる。このように、ユーザは、通常のコンパクトディスクと同じように記録媒体52を取り扱うことができる。また、単にハードディスクなどにデータとしてコンテンツが保存されるのではなく、手に取れる商品として残るので、データに対してのみお金を払うことに抵抗があるユーザにも受け入れやすい。
【0022】
コンテンツ書込装置100が、記録媒体52に通常コンテンツを正常に書き込むことができない場合がある。そうした場合、コンテンツ書込装置100は、エラーとしてコンテンツ管理装置200に通知する。そして、コンテンツ管理装置200は、エラーが発生したことをサポートセンタ60のサポートセンタ用コンテンツ書込装置62にネットワーク12を介して通知する。サポートセンタ用コンテンツ書込装置62は、新たな記録媒体52にユーザが所望する通常コンテンツを書き込む。そして、その記録媒体52がユーザ宛に郵送される。
【0023】
このコンテンツ配信システム10により、従来の音楽CDなどの商品と比較すると、プレス代、パッケージ代、流通に係る費用が少なくて済む。このため、従来より安い価格でコンテンツを提供できる。また、廃盤になったコンテンツやインディーズなどの流通量の少ないコンテンツも提供することができる。
【0024】
図2は、図1のコンテンツ書込装置100の内部構成図である。コンテンツ書込装置100の各構成要素は、ハードウエアコンポーネントで言えば、任意のコンピュータのCPU、メモリ、メモリにロードされた本図の構成要素を実現するプログラム、そのプログラムを格納するハードディスクなどの記憶ユニット、記録媒体52に読み書き可能に接続するドライブ、ネットワーク接続用インターフェースを中心に実現されるが、その実現方法、装置にはいろいろな変形例があることは、当業者には理解されるところである。これから説明する各図は、ハードウエア単位の構成ではなく、機能単位のブロックを示している。
【0025】
指示受付部102は、記録媒体52に書き込むコンテンツを特定する情報と図1の識別情報56とを含むユーザからの指示を、例えばユーザが操作可能なGUI(Graphical User Interface)などにより受け付ける。許可部104は、ドライブに取り付けられた記録媒体52が専用の媒体か否か、すなわち記録媒体52の認証を行い、コンテンツの書込許否の判定を行う。書き込みが許可された場合、取得部106は、コンテンツ管理装置200から暗号コンテンツを取得する。書込処理部108は、取得部106が取得した暗号コンテンツを通常コンテンツに変換して記録媒体52に書き込む。また、書き込み中にエラーが生じた場合、書込処理部108はその旨をエラー処理部110に通知する。
【0026】
エラー処理部110は、例えばエラー内容、エラーが生じたときに記録媒体52に書き込まれていたコンテンツのコンテンツID、記録媒体52に書き込むべき全てのコンテンツのコンテンツIDなどを含むエラー情報をコンテンツ管理装置200に送信する。また、エラー処理部110は、エラー状況、サポートの内容、サポートセンターから記録媒体52を郵送する場合の送り先などをユーザに問い合わせる。そして、問い合わせ結果を前述のエラー情報としてコンテンツ管理装置200に送信する。
【0027】
図3は、図2の許可部104の内部構成図である。復号コード読込部112は、記録媒体52から復号キーとしてコード59を読み込む。識別情報受付部114は、指示受付部102を介して記録媒体52を一意に特定するための情報としての識別情報56をユーザから受け付ける。空容量検出部118は、記録媒体52の書込領域57の空容量を検出する。
【0028】
年齢制限情報読込部124は、記録媒体52から年齢制限の有無を示す情報を読み込む。この情報は、記録媒体52に予め書き込まれてもよいし、識別情報56にその情報が含まれていてもよい、さらには識別情報56とコード59とを組み合わせることで導き出されてもよい。要は、記録媒体52に対応付けて年齢制限の有無が設定されていればよく、年齢制限情報読込部124はその情報を取得できればよい。
【0029】
コンテンツ情報取得部126は、指示受付部102から供給されるコンテンツIDに基づいてコンテンツ管理装置200から、そのコンテンツの例えばデータ量、価格、年齢制限の有無などのコンテンツ情報を取得する。このコンテンツ情報が、後述の判定部116、精算処理部122などで適宜利用される。
【0030】
判定部116は、識別情報56およびコード59に基づいて記録媒体52が正式な媒体、すなわち専用の媒体であることを判定し、更に記録媒体52に指定されたコンテンツを記録するために必要な空容量があるか否かを判定し、更にコンテンツ毎に設定された年齢制限の条件を満たすか否かを判定して書込許否を判断する。
【0031】
精算処理部122は、コンテンツ管理装置200に識別情報56を送信して、残金と指定コンテンツの価格とに基づいて購入可能であるか否かを判定する。購入可能である場合、精算処理部122はそれを判定部116に通知する。残金不足で購入不可能である場合、精算処理部122は不足分を任意の電子商取引の手続きをとって新たにユーザから徴収する。そして、精算が完了した後、精算処理部122は、購入可能であることを判定部116に通知する。また、精算が完了しない場合、購入不可能であることを判定部116に通知する。
【0032】
判定部116は、識別情報56、コード59、空容量、精算状況、および年齢制限などに基づいて書込許否を判断する。書き込みを許可した場合、判定部116はコンテンツを取得することを取得部106に指示するとともに、コード59を復号コード供給部120に出力する。復号コード供給部120は、復号キーとしてのコード59を書込処理部108に出力する。
【0033】
図4は、図2の書込処理部108の内部構成図である。復号コード取得部130は、復号コード供給部120から復号キーを取得する。暗号コンテンツ格納部142は、取得部106から供給された暗号コンテンツを格納する。復号部132は、後述の復号制御部138の指示に基づいて、暗号コンテンツを暗号コンテンツ格納部142から読み込んで復号キーを用いて復号する。復号制御部138の指示は、例えば暗号コンテンツを読み込むタイミングや、読み込むデータ量である。その指示に応じて復号部132は、所定のデータ量の暗号コンテンツを所定のタイミングで暗号コンテンツ格納部142から読み込んで復号する。
【0034】
一時格納部134は、例えば半導体メモリなどのバッファであり、書込部136による通常コンテンツの書き込み速度と、復号部132からの通常コンテンツの出力速度の差を吸収するために設けられる。この一時格納部134の記憶容量は、例えば通常コンテンツ全体のデータ量と比較すると極めて小さいことが好ましい。
【0035】
復号制御部138は、書込部136による記録媒体52への通常コンテンツの書き込み速度と一時格納部134に一時的に保持されている通常コンテンツのデータ量とに基づいて復号処理を制御する。この制御は、記録媒体52への通常コンテンツの書き込みと復号部132における復号処理をリアルタイムで進行させるものである。要は、復号制御部138は、必要最低限すなわち一時格納部134に保持できるデータ量の通常コンテンツだけを内部に保持するための制御を行う。例えば、書込部136の書き込み速度が毎秒300kbである場合、復号制御部138は、復号部132に毎秒350kb程度の速度で通常コンテンツを出力することを指示する。
【0036】
一般に書込部136の書込速度より復号部132における復号処理の方が高速なので、復号部132は復号する暗号コンテンツを所定のデータ量毎に定期的に暗号コンテンツ格納部142から読み込む。すなわち、復号部132は暗号コンテンツ全体を一度に復号するのではなく、少ないデータの集まりごとに復号する。そして、復号制御部138は、復号部132において復号された暗号コンテンツの集まりを暗号コンテンツ格納部142から消去することを消去処理部140に指示する。また、復号制御部138は、書込部136により通常コンテンツが書き込まれる度に、一時格納部134に保持された対応するデータ部分を消去することを消去処理部140に指示する。
【0037】
消去処理部140は、その指示に基づいて復号された暗号コンテンツの一部分を暗号コンテンツ格納部142から消去し、記録媒体52に書き込まれた通常コンテンツの一部分を一時格納部134から消去する。これにより、暗号コンテンツおよび通常コンテンツの双方のデータをコンテンツ書込装置100の内部に残すことがない。
【0038】
複製防止情報格納部146は、例えばリッピングなどにより記録媒体52の内部データを複製することを防止するための技術に基づいた、データの記録方法を定義するファイルを保持する。書込部136は、このファイルに基づいて記録媒体52に通常コンテンツの書き込みを行う。
【0039】
エラー検出部144は、書込部136において、例えば書き込み中に記録媒体52がドライブから取り外されたり、記録媒体52に不良があったりするなど、書き込みに障害が生じたことを検出する。エラーを検出した場合、エラー検出部144は、復号制御部138およびエラー処理部110にその旨を通知する。この通知に基づき、復号制御部138は復号処理の中止を復号部132に指示し、暗号コンテンツ格納部142および一時格納部134に保持されている暗号コンテンツ、通常コンテンツを全て消去することを消去処理部140に指示する。
【0040】
図5は、図1のコンテンツ管理装置200の内部構成図である。暗号コンテンツ格納部202は、暗号化されたコンテンツをコンテンツIDに対応付けて保持する。図6は、暗号コンテンツ格納部202のデータ構造の一例を示す図である。コンテンツID欄310は、コンテンツを特定するための情報である。暗号タイプ欄312は、暗号タイプを保持する。ひとつのコンテンツに対して複数の暗号キーを使い予め暗号化しておく。暗号タイプは、それらを特定するタイプである。それらの暗号キーに対応する復号キーが、コード59として記録媒体52に予め書き込まれて販売される。
【0041】
年齢制限欄314は、コンテンツ毎に記録媒体52への書込条件として年齢制限を設定するか否かを示すフラグを保持する。本例で、「1」は年齢制限を書込条件として設定することを示し、「0」は年齢制限を書込条件として設定しないことを示す。ファイル名欄316は、暗号コンテンツのファイル名を保持する。データ量欄318は、暗号コンテンツを復号したときのデータ量、すなわち記録媒体52に書き込むために必要な空容量を保持する。図3のコンテンツ情報取得部126は、これらの情報を取得する。
【0042】
図5に戻り、提供部204は、図2の取得部106に要求された暗号コンテンツを暗号コンテンツ格納部202から読み込んで、所定のタイミングで所定のデータ量を、例えばストリーミング的にリアルタイムで記録媒体52への書き込みが行えるように送信する。精算部206は、コンテンツを配信した場合に、その記録先の記録媒体52の前払金からそのコンテンツの価格を差し引く。残金情報データベース208は、記録媒体52ごとの残金情報を保持する。
【0043】
図7は、残金情報データベース208のデータ構造の一例を示す図である。識別情報欄300は、記録媒体52ごとに一意に割り当てられた情報を保持する。前払金額欄302は、前払金額を保持する。残額欄304は、残額を保持する。また、これらの情報の他に残金情報データベース208は、使用開始日、記録媒体52に記録したコンテンツ数、コンテンツの配信履歴などの情報を保持してもよい。
【0044】
図5に戻り、管理部210は、図2の取得部106に提供したコンテンツの情報を提供部204から受け付け、コンテンツごとに配信状況を管理する。管理データベース212は、管理部210により利用され、コンテンツごとの配信履歴、配信回数などの情報を保持する。分配部214は、管理データベース212に保持されているデータに基づいて、例えば著作権者の銀行口座などに配信回数に応じた著作権料を振り込む手続きを行う。これにより、コンテンツの配信回数を正確に把握でき、さらにそれに応じた正確な著作権料を著作者に支払うことができる。
【0045】
エラー情報受付部216は、図2のエラー処理部110からエラー情報を受け付け、エラー情報格納部218に格納する。図8は、エラー情報格納部218のデータ構造の一例を示す図である。識別情報欄320は、エラーが発生した記録媒体52の識別情報56を保持する。サポート内容欄322は、ユーザに指定されたサポート内容を保持する。本例では、サポート内容として「ブランクディスクを郵送」、「コンテンツを記録後に郵送」の2つのタイプが用意されている。「ブランクディスクを郵送」というサポートは、コンテンツが書き込まれていない空の記録媒体52をユーザに郵送するものである。また、「コンテンツを記録後に郵送」というサポートは、コンテンツを書き込み後に記録媒体52を郵送するものである。これらのサポート内容は、エラー発生時に図2のエラー処理部110によりユーザに問い合わせられる。
【0046】
対象者情報欄324は、サポートの対象者の氏名、住所、電話番号などユーザに関係する情報を保持する。記録済コンテンツID欄326は、エラー前に記録媒体52に書き込んだコンテンツのIDを保持する。未記録コンテンツID欄328は、記録媒体52に完全に書き込まれなかったコンテンツのIDを保持する。これらのデータにより、「コンテンツを記録後に郵送」というサポートをユーザに対して行うことができる。これらの情報の他に、エラー情報格納部218は、エラー発生時刻、エラーが発生したときに書き込まれていたコンテンツのコンテンツIDなどを保持してもよい。
【0047】
図5に戻り、応対指示部220は、エラー情報格納部218に保持されているデータに基づいて、ユーザに対するサポート内容をサポートセンタ用コンテンツ書込装置62に指示する。また、サポート内容として「ブランクディスクを郵送」することが指示された場合、応対指示部220は、エラー前に記録媒体52に書き込まれ、配信したものとしてカウントされたコンテンツの配信回数をデクリメントすることを管理部210に指示する。この処理は、図8の記録済コンテンツID欄326に保持されたデータに基づいて行われる。
【0048】
図9は、コンテンツ書込装置100およびコンテンツ管理装置200のコンテンツ書込処理におけるシーケンスの一例を示す図である。まず、コンテンツ書込装置100はユーザから記録媒体52に書き込むコンテンツの指示を受け付ける(S10)。その指示に基づき、コンテンツ書込装置100は、記録媒体52にコンテンツの書き込みに必要な空容量があるか否かを判定する(S12)。空容量が無い場合(S12のN)、処理を終了する。空容量がある場合(S12のY)、ユーザから記録媒体52の識別情報56を受け付け(S14)、記録媒体52から復号キーとしてコード59を読み込む(S16)。次に、コンテンツ書込装置100は、識別情報56およびコード59に基づいて、その記録媒体52が正式なもの、すなわち専用の媒体であるか否かを判断し、コンテンツの書込許否の判断をする(S18)。
【0049】
コンテンツの書き込みを許可しない場合(S18のN)、処理を終了する。コンテンツの書き込みを許可する場合(S18のY)、コンテンツ書込装置100は、コンテンツIDと識別情報56をコンテンツ管理装置200に送信する(S20)。コンテンツ管理装置200は、記録媒体52の前払金からコンテンツの価格を差し引いて精算を行う(S22)。次に、コンテンツ管理装置200は、コンテンツIDに対応する暗号コンテンツを選択し(S24)、コンテンツ書込装置100に送信する(S26)。
【0050】
コンテンツ書込装置100は、その暗号コンテンツを一時的に図4の暗号コンテンツ格納部142に格納する(S28)。次に、図4の復号部132は、暗号コンテンツ格納部142から暗号コンテンツの一部を読み込み(S30)、復号を行い、通常コンテンツを出力する(S32)。図4の書込部136は、通常コンテンツを記録媒体52に書き込む(S34)。その後、図4の消去処理部140は、暗号コンテンツ格納部142から復号部分に対応する暗号コンテンツの一部を消去し、一時格納部134から記録媒体52に書き込んだ通常コンテンツを消去する(S36)。
【0051】
図4のエラー検出部144は、エラーの有無を検出する(S38)。エラーが無い場合(S38のY)、つぎの行程に進み、復号が完了したか否かを判定する(S40)。完了していない場合(S40のN)、S30に戻る。完了した場合(S40のY)、暗号コンテンツ格納部142および一時格納部134に保持されている復号が完了したコンテンツに係る情報を全て消去する(S42)。そして、エラー検出部144または取得部106がコンテンツの書き込みが完了したことをコンテンツ管理装置200に通知する(S48)。その通知を受けて、図5の管理部210は、例えばコンテンツの配信回数をインクリメントするなどの管理処理を行う(S50)。そして、処理を終了する。
【0052】
S38で、エラーがある場合(S38のN)、図2のエラー処理部110はエラー情報をコンテンツ管理装置200に送信する(S44)。これを受けて、図5の応対指示部220は、エラーに対する処理を行う(S46)。そして、S50に進む。
【0053】
以上、本発明を実施の形態をもとに説明した。実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
【0054】
例えば第1の変形例として、記録媒体52は複数の復号キーを予め書き込まれており、図4の復号部132は、暗号コンテンツ格納部142から読み込む小さなデータの集合ごとに、複数の復号キーのいずれかを使って復号処理を行ってもよい。具体的には、暗号コンテンツを所定の範囲ごとに異なる暗号キーにより暗号化しておき、復号部132は、その範囲ごとに復号キーを変えて復号処理を行う。これにより、コンテンツの不正利用を防止するという観点で、セキュリティの向上が期待できる。
【0055】
第2の変形例として、記録媒体52に対応国の情報を予め書き込んでおき、コンテンツごとに国ごとの書き込み制限を設けてもよい。これにより、例えば国ごとの規則に応じてコンテンツの書き込みを制限することができる。
【0056】
第3の変形例として、ネットワークを介して、データの記録方法を定義するファイルを取得して、図4の複製防止情報格納部146に格納する複製防止情報取得部を更に備えてもよい。これにより、リッピング防止技術が改良されるたびに、自動的にそのファイルを更新できる。
【0057】
第4の変形例として、ユーザが記録媒体52に記録させたコンテンツの歌詞やジャケットを印刷して、郵送する構成を設けてもよいし、それらの歌詞やジャケットの印刷データをユーザに提供する構成を設けてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係るコンテンツ配信システムの構成図である。
【図2】図1のコンテンツ書込装置の内部構成図である。
【図3】図2の許可部の内部構成図である。
【図4】図2の書込処理部の内部構成図である。
【図5】図1のコンテンツ管理装置の内部構成図である。
【図6】図5の暗号コンテンツ格納部のデータ構造の一例を示す図である。
【図7】図5の残金情報データベースのデータ構造の一例を示す図である。
【図8】図5のエラー情報格納部のデータ構造の一例を示す図である。
【図9】図1のコンテンツ書込装置およびコンテンツ管理装置のコンテンツ書込処理におけるシーケンスの一例を示す図である。
【符号の説明】
10 コンテンツ配信システム、50 パッケージ、52 記録媒体、54 印刷物、56 識別情報、57 書込領域、58 コード領域、59 コード、100 コンテンツ書込装置、102 指示受付部、104 許可部、106 取得部、108 書込処理部、110 エラー処理部、112 復号コード読込部、114 識別情報受付部、116 判定部、120 復号コード供給部、132 復号部、134 一時格納部、136 書込部、138 復号制御部、140 消去処理部、144 エラー検出部、200 コンテンツ管理装置、202 暗号コンテンツ格納部、204 提供部、210 管理部、220 応対指示部。

Claims (14)

  1. 暗号化されたコンテンツを取得する工程と、
    所定の記録媒体に前記コンテンツを記録する資格があるか否かを判定する判定工程と、
    資格があると判定された場合に、前記コンテンツを復号する工程と、
    復号された前記コンテンツを前記記録媒体に記録する工程と、
    を含むことを特徴とするコンテンツ記録方法。
  2. 前記判定工程は、
    ユーザから前記記録媒体ごとに割り当てられた識別情報を受け付ける工程と、
    前記記録媒体に予め保持されているコードを読み込む工程と、
    を有し、前記識別情報と前記コードとに基づいて前記判定を行うことを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ記録方法。
  3. 前記識別情報および前記コードの少なくとも一方に基づいて、前記復号に利用する復号キーを取得もしくは生成する工程を更に含むことを特徴とする請求項2に記載のコンテンツ記録方法。
  4. 記録条件が指定されたコンテンツを取得する工程と、
    所定の記録媒体が前記記録条件を満たすか否かを判定する判定工程と、
    前記記録媒体が前記記録条件を満たす場合に、前記コンテンツを前記記録媒体に記録する工程と、
    を含むことを特徴とするコンテンツ記録方法。
  5. 前記記録条件は年齢制限であり、前記判定工程は、年齢制限が設定されたコンテンツの書き込みを許可する種類の媒体であることを指定する情報が前記記録媒体に予め書き込まれているか否かを判定することを特徴とする請求項4に記載のコンテンツ記録方法。
  6. ユーザから所定の記録媒体に関連付けられた識別情報を受け付ける工程と、
    前記記録媒体に予め書き込まれているコードを読み込む工程と、
    前記記録媒体に対応付けられている前払金の残額を、前記識別情報および前記コードの少なくとも一方に基づいてネットワークに接続された管理装置から取得する工程と、
    ユーザに指定されたコンテンツの価格が前記残金より低額の場合に、前記コンテンツを取得する工程と、
    取得したコンテンツを前記記録媒体に書き込む工程と、
    を含むことを特徴とするコンテンツ配信方法。
  7. 前記記録媒体に前記コンテンツが正常に書き込まれたか否かを判定する工程と、
    その判定結果を前記管理装置に送信する工程と、
    前記コンテンツが正常に書き込まれた場合に、そのコンテンツの配信回数をインクリメントして、前記コンテンツが正常に書き込まれなかった場合に、そのコンテンツの配信回数をインクリメントしない工程と、
    を含むことを特徴とする請求項6に記載のコンテンツ配信方法。
  8. 前記配信回数に基づいて、前記コンテンツの著作権料を算出する工程を更に含むことを特徴とする請求項7に記載のコンテンツ配信方法。
  9. コンテンツを記録するための書込領域と予め所定のコードが書き込まれたコード領域とを含む追記可能な記録媒体と、
    前記記録媒体を識別するための識別情報が印刷された印刷物と、
    を含み、前記識別情報は、ネットワークを介して前記コンテンツを取得し、前記記録媒体に書き込む処理の過程で、前記記録媒体の利用状況を管理する装置に送信されることを目的として設けられることを特徴とする商品。
  10. 前記記録媒体は、年齢制限の設定されたコンテンツの書き込みが可能か否かを指定する情報を予め保持し、年齢制限の設定されたコンテンツの書き込みが可能であるか否かを視覚的に認識できるように所定の文字またはマークが、当該商品の包装の表面に印刷されることを特徴とする請求項9に記載の商品。
  11. 暗号化されたコンテンツを取得する取得部と、
    アクセス可能に取り付けられた記録媒体に、前記コンテンツの書き込みを許可するか否かを判定する許可部と、
    書き込みが許可された場合に、前記暗号化されたコンテンツを復号する復号部と、
    復号されたコンテンツを前記記録媒体に書き込む書込処理部と、
    を備えることを特徴とするコンテンツ書込装置。
  12. 前記許可部は、
    前記記録媒体に予め書き込まれているコードを読み込む読込部と、
    前記記録媒体に割り当てられた識別情報をユーザから受け付ける受付部と、
    前記コードと前記識別情報とに基づいて、前記コンテンツの書き込みを許可すべき記録媒体か否かを判定する判定部と、
    を有することを特徴とする請求項11に記載のコンテンツ書込装置。
  13. 前記コードに基づいて前記復号に用いる復号キーを取得または生成する復号コード供給部を更に備え、
    前記復号部は、前記復号キーに基づいて暗号化されたコンテンツを復号することを特徴とする請求項12に記載のコンテンツ書込装置。
  14. コンテンツを管理する管理装置と、前記コンテンツを所定の記録媒体に書き込む書込装置とを含むシステムであって、
    前記管理装置は、
    前記記録媒体を識別する情報に対応付けて、コンテンツの購入に利用できる残金を保持する残金情報データベースと、
    前記書込装置に指示されたコンテンツの価格が前記残金より低額の場合に、前記書込装置に対して暗号化されたコンテンツを提供する提供部と、
    前記残金からコンテンツの価格を差し引く精算部と、
    を有し、
    前記書込装置は、
    前記管理装置からネットワークを介して提供された、前記暗号化されたコンテンツを取得する取得部と、
    アクセス可能に取り付けられた前記記録媒体に、前記コンテンツの書き込みを許可するか否かを判定する許可部と、
    書き込みが許可された場合に、前記暗号化されたコンテンツを復号する復号部と、
    復号されたコンテンツを前記記録媒体に書き込む書込処理部と、
    復号されたコンテンツが正常に前記記録媒体に書き込まれたか否かを検出する検出部と、
    前記検出部による検出の結果を前記管理装置に送信するエラー処理部と、
    を有し、
    前記管理装置は、
    前記コンテンツが正常に書き込まれた場合に、そのコンテンツの配信回数をインクリメントして、前記コンテンツが正常に書き込まれなかった場合に、そのコンテンツの配信回数をインクリメントしない管理部と、
    前記配信回数に基づいて、コンテンツの著作権料を算出して著作権者に分配する分配部と、
    を更に有することを特徴とするコンテンツ提供システム。
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