JP2003110542A - 情報配信システム、および情報配信方法 - Google Patents

情報配信システム、および情報配信方法

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JP2003110542A
JP2003110542A JP2001295092A JP2001295092A JP2003110542A JP 2003110542 A JP2003110542 A JP 2003110542A JP 2001295092 A JP2001295092 A JP 2001295092A JP 2001295092 A JP2001295092 A JP 2001295092A JP 2003110542 A JP2003110542 A JP 2003110542A
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JP2001295092A
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Kuniharu Moriyoshi
国治 森吉
Shigeo Nakatsuka
茂雄 中塚
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンテンツに対して暗号化を施し、その再生
用の復号鍵を購入することによって版権を取得する仕組
み、取得した版権の移動と課金を行う仕組み、及び再生
用の復号鍵とコンテンツへのセキュリティ対策を提供す
る。 【解決手段】 音楽情報、映像情報などのコンテンツを
暗号化して流通させ、それを復号する鍵はICカードへ
蓄積させることでセキュリティを向上させ、再生時に復
号鍵をICカードから取り出しコンテンツ再生専用プロ
グラムへ供給する。復号鍵を収容したICカードを2枚
接続し、一方のICカードの復号鍵を他方のICカード
へ移転させることが出来、その際に版権移動の手数料を
徴収するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ディジタル化さ
れた音楽、映像、画像などの情報を媒体に記録させて配
布するか、もしくはネットワークを介して配信する方法
と情報の販売に関するものである。
【0002】
【従来の技術】オフラインによる情報配布方法として、
従来この種のディジタル情報に関して、音楽情報、映像
情報、画像情報などは、コンパクトディスク(CD)、
あるいは磁気テープなどに収容されて販売されていた。
近年、ディジタル多目的ディスク(DVD)の出現によ
り、コンパクトディスクの7倍もの情報を記録できるよ
うになり、またMPEG−1オーディオレイヤー3規格
(MP3)による情報圧縮方法を利用すると、音楽用C
D並みの音質でその情報量をCDの10分の1程度に圧
縮できるようになった。また、インターネットの普及に
より、MP3により圧縮された音楽データを流通しよう
という試みも行われており、ディジタル化されたメディ
ア情報を購入する機会が増えてきている。
【0003】図13は、例えば特開2001−5196
0号公報に示されたコンテンツ作成方法、コンテンツ配
信方法を示す図である。図13において、1はコンテン
ツ、2は著作権管理情報、3は公開コンテンツ、4は非
公開コンテンツ、5は暗号化された非公開コンテンツ、
6はコンテンツである。次に、動作について説明する。
コンテンツ提供者は、コンテンツ1を公開コンテンツ3
と非公開コンテンツ4とに分類し、非公開コンテンツ4
を暗号化後、暗号化された非公開コンテンツ5、公開コ
ンテンツ3、コンテンツの著作権管理情報2を合成し
て、配信用のコンテンツ6を作成してユーザに提供す
る。コンテンツ6を受領したユーザは、自由に公開コン
テンツ3をプレビュ−でき、コンテンツ1の購入希望が
あれば、購入手続きを行って暗号化された非公開コンテ
ンツ5を解読する鍵を入手することができ、この鍵によ
って暗号化された非公開コンテンツ5の暗号を解き、コ
ンテンツ1を復元できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、コンテン
ツの一部を判断材料としてプレビュ−できるようにし
て、購入手続きを行った後に、非公開コンテンツの暗号
が解かれるようにしている。また、購入時に新たにコン
テンツを取得する必要なく、購入手続きを行うことでコ
ンテンツにアクセスすることができる。
【0005】しかしながら、ユーザがコンテンツ提供者
より入手した非公開コンテンツを解読する鍵について
は、ハードディスク(HDD)に格納されるので、第三
者により悪用される可能性がある。
【0006】また、暗号化されたコンテンツでも特にネ
ットワークを介して配信した場合には、改ざんされる危
険性があり、この脅威に対するセキュリティ対策が必要
である。
【0007】本発明は、このような課題を解決するため
になされたものであり、ユーザへのコンテンツなどの情
報配信において、情報提供者が情報の一部を判断材料と
してプレビュ−できるようにして、プレビュ−部とプレ
ビュー部以外の部分とを配信する際に、情報の改ざんが
チェックできるようにする情報配信方法を提供すると共
に、情報の購入手続きを行った際に配信される暗号化情
報を解読する鍵についてセキュリティ対策を行い、更に
暗号化情報を解読する鍵の移転と鍵移転に伴う課金処理
を可能とする情報配信システムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の発明による情報配
信システムは、コンテンツを暗号化するメディア情報暗
号化処理部と、暗号化したコンテンツを格納する配信情
報蓄積装置と、暗号化したコンテンツを記憶媒体に記録
してユーザに配布するか、あるいは上記暗号化したコン
テンツに対しネットワークを介して配布するかの選択を
してユーザ向け配布処理を行うユーザ配布処理部と、暗
号化したコンテンツを復号するための鍵情報を蓄積する
鍵情報蓄積装置と、鍵情報蓄積装置から暗号化したコン
テンツを復号するための鍵情報を取得して、鍵情報をネ
ットワークを介して配信する鍵情報管理部とを有する情
報配信装置、および情報配信装置よりネットワークを介
して鍵情報を購入しICカードに蓄積する処理を行う鍵
購入部とコンテンツの再生処理を行う再生部とコンテン
ツの受信処理を行うコンテンツ受信部と受信したコンテ
ンツを蓄積する配信情報蓄積部とを備えるコンテンツ再
生専用プログラムと、コンテンツ再生専用プログラムの
要請を受けて外部からアクセスされるICカードとの接
続処理を行うICカード接続部とを有するユーザ計算機
を備え、ユーザ計算機が記憶媒体の情報を利用する時
に、ICカードに蓄積した鍵情報を利用して、暗号化さ
れたコンテンツを復号できるようにしたものである。
【0009】第2の発明による情報配信システムは、コ
ンテンツを暗号化するメディア情報暗号化処理部と、暗
号化したコンテンツを格納する配信情報蓄積装置と、暗
号化したコンテンツを記憶媒体に記録してユーザに配布
するか、あるいは暗号化したコンテンツに対しネットワ
ークを介して配布するかの選択をしてユーザ向け配布処
理を行うユーザ配布処理部と、暗号化したコンテンツを
復号するための鍵情報を蓄積する鍵情報蓄積装置と、鍵
情報蓄積装置から暗号化したコンテンツを復号するため
の鍵情報を取得して、鍵情報をネットワークを介して配
信する鍵情報管理部とを有する情報配信装置、および外
部からアクセスされるICカードとの接続処理を行う、
少なくとも2つ以上のICカード接続部と、鍵情報蓄積
装置からネットワークを介して鍵情報を取得すると共
に、鍵情報をICカード接続部を通して交換する鍵情報
交換処理部とを有する鍵情報交換装置を備え、ICカー
ド接続部の内、一方のICカード内の鍵情報を他方のI
Cカードへ移転させる際に、鍵情報蓄積装置にアクセス
して鍵情報蓄積装置が管理している元のICカード内の
鍵情報を読み込み、他方のICカードへ書き込み、元の
ICカードから鍵情報を消去することにより、ICカー
ド相互の鍵情報移転を行うようにしたものである。
【0010】第3の発明による情報配信システムは、第
1または第2の発明において、鍵情報管理部は、鍵情報
を交換する際の版権移動に伴う手数料を計算し、鍵情報
と手数料とをネットワークを介して鍵情報交換装置に配
信し、鍵情報交換装置は、さらに鍵情報を交換する際の
版権移動に伴う手数料に係る課金処理を行い、手数料を
徴収するための現金収受器とを付加すると共に、ICカ
ード接続部に接続されるICカード間において、鍵情報
を移転させ、元のICカードから鍵情報を消去すること
により版権移動を行う際に手数料を徴収するようにした
ものである。
【0011】第4の発明による情報配信システムは、第
1乃至第3の発明において、メディア情報暗号化処理部
は、音楽情報、映像情報、画像情報、あるいは一般ユー
ザまたは特定ユーザ配布用の任意のデータ情報のいずれ
かを配布情報とし、配布情報の改ざん検出用にメッセ−
ジ認証子を付与するようにしたものである。
【0012】第5の発明による鍵情報交換装置は、第1
乃至第4の発明において、暗号化されたコンテンツを復
号する鍵情報を格納したICカードを少なくとも2枚以
上装備し、さらに鍵情報を交換する際の版権移動に伴う
手数料に係る課金処理を行い、手数料を徴収するための
現金収受器とを付加すると共に、一方のICカード内の
鍵情報を他方のICカードへ移転させ、元のICカード
から鍵情報を消去するようにしたものである。
【0013】第6の発明による情報配信方法は、情報提
供者は、暗号化した情報を媒体に記録して配布し、ある
いはネットワークを介して暗号化した情報をユーザに配
布し、ユーザは、媒体から、あるいはネットワークを介
して配布された情報から、必要な情報を得るために情報
を復号する鍵情報をネットワークを介して情報提供者よ
り購入し、ICカードに蓄積し、ユーザが上記媒体の情
報を利用するときに、鍵情報を利用して媒体に暗号化さ
れた情報を復号するようにしたものである。
【0014】第7の発明による情報配信方法は、第6の
発明において、鍵情報を格納したICカードを2枚以上
装備し、一方のICカード内の上記鍵情報を他方のIC
カードへ移転させる際に、鍵情報を保管する装置にアク
セスして、装置が管理している元のICカード内の上記
鍵情報を読み込み、他方のICカードに書き込むことに
より、または元のICカードから鍵情報を消去すること
により、ICカードの鍵情報の移転を行うようにしたも
のである。
【0015】第8の発明による情報配信方法は、第6ま
たは第7の発明において、鍵情報を格納した上記ICカ
ードを2枚以上装備し、一方のICカード内の鍵情報を
他方のICカードへ移転させ、元のICカードから上記
鍵情報を消去すると共に、鍵情報を移転する際の版権移
動に伴う手数料に係る課金処理を行い、手数料を徴収す
るための現金収受処理とを付加するようにしたものであ
る。
【0016】第9の発明による情報配信方法は、第6乃
至第8の発明において、版権移動を行う際に手数料を徴
収するようにしたものである。
【0017】第10の発明による情報配信方法は、第6
の発明において、情報を暗号化する際に、暗号化する部
分と暗号化しない部分を混在して格納し、暗号化部分と
この暗号化しない部分を区別する識別子を付与し、情報
が音楽情報であれば、音楽情報の特徴的な部分を非暗号
化した情報とし、かつ特徴的な部分以外の情報を暗号化
し、配布情報の改ざん検出用にこの配布情報にメッセ−
ジ認証子を付与して上記記憶媒体に格納して配布する
か、もしくはネットワーク経由で配信するようにしたも
のである。
【0018】第11の発明による情報配信方法は、第1
0の発明において、情報は映像情報であり、映像情報が
いかなる映像が格納されているかの特徴を示す情報を非
暗号化し、映像情報の特徴的な部分以外の情報を暗号化
し、配布情報の改ざん検出用に配布情報にメッセ−ジ認
証子を付与して記憶媒体に格納して配布するか、もしく
はネットワーク経由で配信ようにしたものである。
【0019】第12の発明による情報配信方法は、第1
0の発明において、情報は画像情報であり、画像情報が
いかなる画像やマークかの概要が分かるように画像情報
やマークの精度を低くして非暗号化した画像と、暗号化
した精度の高い画像を合成し、配布情報の改ざん検出用
に配布情報にメッセ−ジ認証子を付与して、記憶媒体に
格納して配布するか、もしくはネットワーク経由で配信
するようにしたものである。
【0020】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は、本発明の
実施の形態1による情報配信システムおよび情報配信方
法を説明するための図である。図1において、10は情
報配信装置、20はユーザ計算機、30は配布用の記憶
媒体で、例えばCDまたはDVDなどの光学媒体を指
す。40は例えば、狭域無線、インターネット、公衆回
線などのネットワーク、50はICカード、101は情
報配信装置10に含まれる配信情報蓄積装置、102は
ユーザ配布処理部、103は鍵情報管理部、104は鍵
情報蓄積装置、105はメディア情報暗号化処理部、2
01はユーザ計算機20に含まれるコンテンツ再生専用
プログラム、202はICカード接続部、211はコン
テンツ再生専用プログラム201に含まれる鍵購入部、
212は再生部、214は配信情報蓄積部である。
【0021】また、音楽情報、映像情報、画像情報など
のコンテンツは暗号化を行う。例えば、MP3により圧
縮された音楽データを暗号化して流通させる。この流通
の仕方は、記憶媒体30に記録したものを配布する、あ
るいはインターネット経由でオンライン接続して入手す
るかのいずれでも構わない。この際、コンテンツは暗号
化されているから、それを復号する鍵情報を入手しない
限り再生できないので、上記音楽データは記憶媒体30
での配布やオンライン入手を行い、自由に流通できる。
【0022】図1において、記憶媒体30の情報は一部
暗号化されてユーザに配布される。記憶媒体30の暗号
化情報を作成するには、メディア情報暗号化処理部10
5が鍵情報管理部103経由で鍵情報蓄積装置104よ
り鍵情報を読み出し、その鍵を使用して、対象となるコ
ンテンツを暗号化して記憶媒体30を作成する。
【0023】図2は、本発明の実施の形態1による情報
配信システムおよび情報配信方法を説明するための図で
ある。ユーザが記憶媒体30の暗号化情報を可聴・可視
情報として再生を行いたい場合は、 ユーザ計算機20
のコンテンツ再生専用プログラム201の鍵購入部21
1において、ネットワーク40を経由して鍵情報管理部
103に対して記憶媒体30の暗号化情報を復号するた
めの鍵情報の購入手続きを行う。
【0024】鍵情報の購入手続きを行う場合は、図2に
おいて、鍵購入部211がコンテンツ購入要求を行い
(S2111)、鍵情報管理部103は、鍵情報蓄積装
置104から復号鍵を取得する(S10301)。鍵情
報の購入手続きが完了すると、鍵情報管理部103は、
復号鍵を暗号化してネットワーク40経由で鍵購入部2
11へ送付(S10302)後、課金処理部1031へ
課金処理を依頼する(S10303)。続いて、鍵購入
部211は、復号鍵を取得して(S2112)、ICカ
ード接続部202に対して、復号鍵のICカード50へ
の書込みを依頼する(S2113)。
【0025】暗号化したデータを復号するために必要な
鍵情報は複製ができないようにして流通を図る。そのた
めに、購入した鍵情報を格納するために、マイクロコン
ピュータを内蔵したICカード50へ蓄積し必要なとき
にその情報をコンテンツ再生専用プログラム201や再
生装置へ供給するようにする。
【0026】コンテンツを復号する鍵情報は、一般的に
使用されている暗号処理技術である共通鍵暗号方式によ
り生成される128ビット暗号鍵のデータ(例えば、暗
号アルゴリズムMISTYを使用して生成される128
ビットのデータ)である。また、ICカード50へアク
セスする場合には、ICカード50とアクセスする側と
の間で、一般的に使用されている暗号処理技術である相
互認証機能(静的認証、あるいは動的認証)を行い、セ
キュリティを確保する。
【0027】このようにして、ユーザ計算機20は、再
生部212にてICカード50に蓄積された上記鍵情報
を利用して、記憶媒体30や配信情報蓄積部214に格
納されている暗号化情報を復号して再生することができ
る。
【0028】図3は、この実施の形態1におけるメディ
ア情報暗号化処理部105の処理を説明している図であ
る。図において、151は音楽情報、152は映像情
報、153は画像情報、154は情報編集メモリ書き込
み処理部、155は情報編集メモリを示す。また、情報
編集メモリ書き込み処理部154において、最初に、音
楽情報151、映像情報152、画像情報153の中か
ら処理対象となる情報が読み込まれ、上記情報の特徴を
示す一部分については暗号化しないで情報編集メモリ1
55のプレビュー部1551に書込み、これ以外の情報
については情報を暗号化して情報編集メモリ155の本
体部1552に書き込む。更に暗号化されている本体部
1552を復号してプレビュー部1551と組み合わせ
て情報を再生するソフトを再生ソフト部1553として
情報編集メモリ155に書き込む。
【0029】次に、情報編集メモリ155の内容が配信
情報蓄積装置101に格納され、ユーザ配布処理部10
2によって読み込まれた後、例えば記憶媒体30に書き
込まれてユーザへ配布される。プレビュー部1551の
内容は暗号化されていないので、ユーザはプレビュー部
の内容から容易に対象となる音楽・映像・画像などの概
要や内容の一部を知ることができる。
【0030】また、音楽情報151、映像情報152、
画像情報153などのコンテンツについて、全部の情報
を暗号化してしまうとユーザにとってはどのような情報
が含まれているか分からなくなるので、コンテンツは暗
号化する部分と暗号化しない部分を混在して格納し、暗
号化部分と暗号化しない部分を区別する識別子を付与す
る。コンテンンツの特徴的な部分を暗号化せずに可聴情
報や可視情報とし、可聴情報や可視情報としない部分、
あるいはコンテンツ全体については暗号化して媒体に格
納するか、もしくはネットワーク経由で配信するように
したものである。
【0031】図4は、この実施の形態1における情報編
集メモリ155の構成において、主としてプレビュー部
1551について詳細に示す図である。図中、プレビュ
ー部1551において、最初に格納される情報(a)に
関するものとしてプレビュー部開始識別子(PSID)
15511a、対象とする情報(図3に示す151、ま
たは152、または153)を分割した時の先頭からの
情報番号(例:情報番号(a))15511b、情報番
号(a)の情報の長さ15511c、及び情報(a)1
5511d自体より構成される。次の領域には、格納さ
れる情報(b)に関するものとしてプレビュー部識別子
(PID)15512a、対象とする情報の先頭からの
情報番号(例:情報番号(b))15512b、情報番
号(b)の情報の長さ15512c、及び情報(b)1
5512d自体より構成される。また、最後に格納され
る情報(m)に関するものとしてプレビュー部終了識別
子(PEID)15513a、対象とする情報の先頭か
らの情報番号(例:情報番号(m))15513b、情
報番号(m)の情報の長さ15513c、及び、情報
(m)15513d自体より構成され、情報(m)の後
に、プレビュ−部全体の情報に対する改ざん検出用にメ
ッセ−ジ認証子(MAC:MessageAuthen
tication Codes)15510を付与して
いる。
【0032】例えば、音楽情報の場合、プレビュ−部の
先頭エリア(15511a〜15511d)にはこの音
楽の先頭部分(イントロ)の情報が格納される。また、
映像情報の場合には、プレビュ−部の各エリア(先頭エ
リア:15511、15512、……、最終エリア15
513)にはこの映像の中で、最もユーザを魅了するよ
うな特徴的な数場面の情報を格納する。
【0033】図5は、この実施の形態1における音楽情
報151、映像情報152の情報処理について、情報編
集メモリ155のプレビュー部1551の詳細を示す図
である。図中、プレビュー部1551において、最初に
格納される情報(3)に関するものとしてプレビュー部
開始識別子(PSID)15514a、対象とする情報
(151、または152)を分割した時の先頭からの情
報番号(例:情報番号(3))15514b、情報番号
(3)の情報の長さ15514c、及び、情報(3)1
5514d自体より構成される。
【0034】次の領域には、格納される情報(4)に関
するものとしてプレビュー部識別子(PID)1551
5a、対象とする情報の先頭からの情報番号(例:情報
番号(4))15515b、情報番号(4)の情報の長
さ15515c、および情報(4)15515d自体よ
り構成される。また、最後に格納される情報(m)に関
するものとしてプレビュー部終了識別子(PEID)1
5516a、対象とする情報の先頭からの情報番号
(例:情報番号(m))15516b、情報番号(m)
の情報の長さ15516c、及び、情報(m)1551
6d自体より構成され、情報(m)の後に、プレビュ−
部全体の情報に対する改ざん検出用にメッセ−ジ認証子
15510を付与している。
【0035】図6は、この実施形態1における音楽情報
151、映像情報152の情報処理について、情報編集
メモリ155の本体部1552の構成を示す。図中、本
体部1552において、最初に格納される情報(1)に
関するものとして本体部開始識別子(SSID)155
21a、対象とする情報(151、または152)を分
割した時の先頭からの情報番号(例:情報番号(1))
15541b、情報番号(1)の情報の長さ15521
c、及び情報(1)15521d自体より構成される。
次の領域には格納される情報(2)に関するものとして
本体部識別子(SID)15522a、対象とする情報
の先頭からの情報番号(例:情報番号(2))1552
2b、情報番号(2)の情報の長さ15522c、及
び、情報(2)15522d自体より構成される。
【0036】また、最後に格納される情報(n)に関す
るものとして本体部終了識別子(SEID)15523
a、対象とする情報の先頭からの情報番号(例:情報番
号(n))15523b、情報番号(n)の情報の長さ
15523c、及び、情報(n)15523d自体より
構成され、情報(n)の後に、本体部全体の情報に対す
る改ざん検出用にメッセ−ジ認証子(MAC:Mess
age Authentication Codes)
15520を付与している。
【0037】例えば、音楽情報の場合、プレビュ−部の
エリアに格納した部分を除く情報について、順番に暗号
化されて、各エリア(15521a〜15521d、1
5522a〜15522d、15523a〜15523
d)に格納される。また、映像情報の場合にも、プレビ
ュ−部のエリアに格納した部分を除く情報について、順
番に暗号化されて、各エリア(15521a〜1552
1d、15522a〜15522d、15523a〜1
5523d)に格納される。
【0038】また、再生の場合、再生ソフト部1553
のソフトがプレビュ−部1551、本体部1552の情
報を読み込み、暗号化されている本体部を復号用の鍵情
報を使用して復号を行った後、上記復号された情報とプ
レビュ−部1551の情報とを組み合わせて元の音楽情
報や映像情報を再生する。
【0039】図7は、この実施の形態1における画像情
報153の情報(情報(1)…)の処理に関して、情報
編集メモリ155のプレビュ−部1551と本体部15
52の構成について示す。図中、プレビュー部1551
において、格納される情報(1)に関するものとしてプ
レビュー部識別子(PID)1551a、対象とする情
報(153)の情報番号(例:情報番号(1))155
1b、情報番号(1)の情報の長さ1551c、情報
(1)1551d自体より構成される。最後に、プレビ
ュ−部全体の情報に対する改ざん検出用にメッセ−ジ認
証子15510を付与している。また、本体部1552
において、格納される情報(1)に関するものとして本
体部識別子(SID)1552a、対象とする情報(1
53)の情報番号(例:情報番号(1))1552b、
情報番号(1)の情報の長さ1552c、および情報
(1)1552d自体より構成される。情報(1)の後
の最後に、本体部全体の情報に対する改ざん検出用にメ
ッセ−ジ認証子15520を付与している。
【0040】例えば、画像情報において、この画像の特
徴の一部を示す部分についてプレビュ−部のエリア15
51に暗号化を行わないようにして格納し、それ以外の
部分の情報については暗号化を行い、本体部エリア15
52に格納する。再生の場合、再生ソフト部1553の
ソフトがプレビュ−部1551、本体部1552の情報
を読み込み、暗号化されている本体部を復号用の鍵情報
を使用して復号を行った後、この復号された情報とプレ
ビュ−部1551の情報とを組み合わせて元の画像情報
を再生する。
【0041】この実施の形態1では、暗号化した情報本
体は自由に流通させても良く、その暗号化した情報を再
生するための鍵情報をICカードへ蓄積することにより
利用者が勝手に複製することを防ぐことができるので、
安全性の面でセキュリティが向上して、著作権侵害を防
ぐとともに、また営業利益の減少を防ぐ効果がある。
【0042】また、この実施の形態1では、音楽情報に
ついて暗号化する部分と暗号化しない部分を混在して収
容しており、利用者は暗号化されていない可聴情報によ
ってこの情報の特徴を知ることが出来、情報の価値を判
断することができると共に、メッセージ認証子(MA
C)をチェックすることにより、情報の改ざんや不正に
ついて検出することができるので情報の安全性の面でセ
キュリティが向上する。
【0043】また、この実施の形態1では、映像情報に
ついて暗号化する部分と暗号化しない部分を混在して収
容おり、利用者は暗号化されていない可視情報によって
この情報の特徴を知ることが出来、情報の価値を判断す
ることができると共に、メッセージ認証子(MAC)を
チェックすることにより、情報の改ざんや不正について
検出することができるので情報の安全性の面でセキュリ
ティが向上する。
【0044】また、この実施の形態1では、画像情報や
マーク情報について暗号化する部分と暗号化しない部分
を混在して収容しており、利用者はこの画像の精度を低
くした暗号化されていない可視情報によってこの情報の
特徴を知ることが出来、情報の価値を判断することがで
きるできると共に、メッセージ認証子(MAC)をチェ
ックすることにより、情報の改ざんや不正について検出
することができるので情報の安全性の面でセキュリティ
が向上する。
【0045】実施の形態2.図8は、本発明の実施の形
態2における情報配信システムおよび情報配信方法を説
明する図である。図において、実施の形態1と同一また
は相当部分には同一符号を付してあるので説明は省略す
る。図8において、501はICカード、502はIC
カード、60は鍵情報交換装置、601、602は鍵情
報交換装置60のICカード接続部、604は鍵情報交
換装置60に含まれる鍵情報交換処理部である。また図
9は、図8における情報配信装置10、および鍵情報交
換装置60における2枚の鍵収容用ICカード501、
ICカード502を使用して鍵情報を移転交換する処理
の手順を説明する図である。図9において、最初に鍵情
報交換装置60は、ICカード接続部601、ICカー
ド接続部602夫々に装着したICカード501、IC
カード502から各々のICカードを読み出してIDを
得る(S61)。既に復号する鍵を保有しているICカ
ード501について、鍵情報管理部103が保有するI
CカードID対応の復号鍵情報、及び鍵情報移転に関す
る情報を得る(S62)。次にICカード502に対し
て、ICカード501対応として保有されていた復号鍵
情報、及び鍵情報移転に関する情報を書込む。更にIC
カード501の復号鍵情報を無効とする(S63)。次
に、鍵情報管理部103において、ICカード501対
応の鍵情報の無効化、及びICカード502の復号鍵情
報、及び鍵情報移転に関する情報の設定を行う(S6
4)。
【0046】すなわち、音楽情報、映像情報、画像情報
などのコンテンツを復号するには鍵情報が必要である
が、上記実施の形態2では、この鍵情報を交換すること
により暗号化されたコンテンツを復号して利用すること
ができる。そのために、鍵情報を格納したICカードを
鍵情報交換装置に2枚接続し、一方のICカード、例え
ば従来コンテンツ復号の際に使用していたICカードの
鍵情報を他方の新規ICカードへ移転させる装置を実現
する。ICカードについては、近年RSAの公開鍵暗号
処理を高速で処理するための専用プロセッサ付きのチッ
プも開発され、ICカードの認証技術レベルは高度にな
りセキュリティの確保に貢献している。
【0047】この実施の形態2では 、暗号化された情
報を復号する鍵情報を収容した半導体集積カードを2枚
以上接続し、システムで一元管理している鍵情報を使用
して、元の半導体集積カード内の鍵情報を読み込み、他
方の半導体集積カードへ書き込むことにより、半導体集
積カード間での鍵情報移転が可能となり、利用者が勝手
に複製することを防ぐことができる。
【0048】実施の形態3.図10は、本発明の実施の
形態3における鍵情報の移転交換処理について鍵情報交
換装置60を使用してローカルに実施する形態を説明す
る図である。図において、実施の形態1および実施形態
2と同一または相当部分には同一符号を付してあるので
説明は省略する。図10において、603は鍵情報交換
装置60のカード接続部、605は鍵情報交換装置60
の版権移動課金処理部、606は鍵情報交換装置60の
現金収受器、503はクレジットカードなどの決済用カ
ードである。また、図11は鍵情報の移転交換処理につ
いて鍵情報交換装置60を使用しての処理手順を説明す
る図である。また、図10において、鍵収容用ICカー
ド501には、復号する鍵情報が格納済みである。図1
1において、最初に鍵情報交換装置60においてICカ
ード501を読込み、ICカードIDと復号鍵情報を得
る(S65)。次にICカード502を読み込み、IC
カードIDを得る(S66)。次に鍵情報交換時の版権
移動に伴う手数料を現金収受器606より徴収する(S
67)。さらにICカード502に対して、ICカード
501の復号鍵情報、及び鍵情報移転に関する情報を書
込む(S68)。最後にICカード501の復号鍵情報
を消去し無効とする(S69)。
【0049】この実施の形態3では、暗号化された情報
を復号する鍵情報を格納した半導体集積カードを2枚以
上接続し、一方の半導体集積カード内の鍵情報を他方の
半導体集積カードへ移動させると同時に元の半導体集積
カードからこの鍵情報を消去することで、半導体集積カ
ード間での鍵情報移転が可能となり、利用者が勝手に複
製することを防ぎ、且つ著作権侵害を防ぐことができ
る。
【0050】実施の形態4.図12は、本発明の実施の
形態4における情報配信装置10、および鍵情報交換装
置60において2枚の鍵収容用ICカード501、IC
カード502を使用して鍵情報を移転交換する処理につ
いて、鍵収容用ICカード501からICカード502
へ鍵情報に係る版権移動を行う際に手数料を取る課金処
理の仕組みについて説明する図である。図において、実
施の形態1、実施形態2および実施形態3と同一または
相当部分には同一符号を付してあるので説明は省略す
る。図12において、1031は鍵情報管理部103の
課金処理部、70は金融機関の決済システムである。最
初に、鍵情報交換装置60は、ICカード接続部60
1、ICカード接続部602に装着したICカード50
1、ICカード502から各々のICカードを読み出し
てIDを得る。
【0051】既に、復号する鍵を保有しているICカー
ド501について、鍵情報管理部103が保有するIC
カードID対応の鍵情報の版権移動に係る手数料につい
て課金処理部1031にて課金計算処理を行い、結果を
鍵情報交換処理部604の版権移動課金処理部605に
通知する。ユーザが支払方法を選択し、現金支払の場合
は版権移動課金処理部605に接続されている現金収受
器606より現金を収集する。クレジットカードでの支
払い、またはプリペイドカードでの支払い選択の場合
は、版権移動課金処理部605より課金処理部105経
由で金融機関の決済システム70に対して鍵情報の版権
移動に係る手数料の情報が送付される。
【0052】この実施の形態4では、暗号化された情報
を復号する鍵情報を収容した半導体集積カードを2枚以
上接続し、一方の半導体集積カード内の鍵情報を他方の
半導体集積カードへ移動させると同時に元の半導体集積
カードからこの鍵情報を消去することで、半導体集積カ
ード間での鍵情報移転が可能となり、また版権移動を行
う際に手数料を取る鍵情報交換装置を装備利用者が勝手
に複製することを防ぎ、且つ著作権侵害を防ぐことがで
きる。
【0053】
【発明の効果】この発明によれば、暗号化した情報本体
は自由に流通させても良く、その暗号化した情報を再生
するための鍵情報をICカードへ蓄積することにより利
用者が勝手に複製することを防ぐことができるので、安
全性の面でセキュリティが向上して、著作権侵害を防ぐ
とともに、また営業利益の減少を防ぐ効果がある。
【0054】この発明によれば、音楽情報あるいは映像
情報などについて暗号化する部分と暗号化しない部分を
混在して収容しており、利用者は暗号化されていない可
聴情報によって上記情報の特徴を知ることが出来、情報
の価値を判断することができると共に、メッセージ認証
子(MAC)をチェックすることにより、情報の改ざん
や不正について検出することができるので情報の安全性
の面でセキュリティが向上する。
【0055】また、この発明によれば、画像情報やマー
ク情報について暗号化する部分と暗号化しない部分を混
在して収容おり、利用者はこの画像の精度を低くした暗
号化されていない可視情報によってこの情報の特徴を知
ることが出来、情報の価値を判断することができるでき
ると共に、メッセージ認証子(MAC)をチェックする
ことにより、情報の改ざんや不正について検出すること
ができるので情報の安全性の面でセキュリティが向上す
る。
【0056】また、この発明によれば、暗号化された情
報を復号する鍵情報を収容したICカードを2枚以上接
続し、システムで一元管理している鍵情報を使用して、
元の半導体集積カード内の鍵情報を読み込み、他方のI
Cカードへ書き込むことにより、ICカード間での鍵情
報移転が可能となり、利用者が勝手に複製することを防
ぎ、且つ著作権侵害を防ぐことができる。
【0057】また、この発明によれば、暗号化された情
報を復号する鍵情報を収容したICカードを2枚以上接
続し、一方のICカード内の鍵情報を他方のICカード
へ移動させると同時に元のICカードからこの鍵情報を
消去することで、ICカード間での鍵情報移転が可能と
なり、また版権移動を行う際に手数料を取る鍵情報交換
装置を装備利用者が勝手に複製することを防ぎ、且つ著
作権侵害を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1におけるネットワー
ク構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態1におけるコンテンツ
購入要求と復号鍵の取得方法を示す図である。
【図3】 この発明の実施の形態1におけるメディア情
報の編集を示す説明図である。
【図4】 この発明の実施の形態1における情報編集メ
モリの構成図である。
【図5】 この発明の実施の形態1における情報編集メ
モリのプレビュ−部の構成図である。
【図6】 この発明の実施の形態1における情報編集メ
モリの本体部の構成図である。
【図7】 この発明の実施の形態1における画像に係る
情報編集メモリの構成図である。
【図8】 この発明の実施の形態2におけるネットワー
ク構成図である。
【図9】 この発明の実施の形態2における鍵情報の移
転処理を示す図である。
【図10】この発明の実施の形態3における鍵情報の移
転処理を示す構成図である。
【図11】この発明の実施の形態3における鍵情報の移
転処理を示す図である。
【図12】 この発明の実施の形態4におけるネットワ
ーク構成図である。
【図13】 従来技術の例を示す構成図である。
【符号の説明】
1 コンテンツ、 2 著作権管理情報、 3 公開コ
ンテンツ、 4 非公開コンテンンツ、 5 暗号化さ
れた非公開コンテンツ、 6 コンテンツ、10 情報
配信装置、 20 ユーザ計算機、 30 記憶媒体、
40 ネットワーク、 50 ICカード、 501
鍵収容用ICカード、 502 鍵収容用ICカー
ド、 503 カード、 60 鍵情報交換装置、 7
0 金融機関の決済システム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04L 9/00 601E Fターム(参考) 5B017 AA07 BA07 CA14 CA15 5B058 CA27 KA02 KA04 KA31 KA35 YA02 YA20 5J104 AA08 AA16 EA06 EA17 NA02 NA35 NA37 PA11

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 媒体あるいはネットワークを介して情報
    を配信するシステムにおいて、 コンテンツを暗号化するメディア情報暗号化処理部と、
    暗号化したコンテンツを格納する配信情報蓄積装置と、
    この暗号化したコンテンツを記憶媒体に記録してユーザ
    に配布するか、あるいは上記暗号化したコンテンツに対
    しネットワークを介して配布するかの選択をしてユーザ
    向け配布処理を行うユーザ配布処理部と、この暗号化し
    たコンテンツを復号するための鍵情報を蓄積する鍵情報
    蓄積装置と、この鍵情報蓄積装置から上記暗号化したコ
    ンテンツを復号するための鍵情報を取得して、この鍵情
    報を上記ネットワークを介して配信する鍵情報管理部と
    を有する情報配信装置、および上記情報配信装置より上
    記ネットワークを介して上記鍵情報を購入しICカード
    に蓄積する処理を行う鍵購入部と上記コンテンツの再生
    処理を行う再生部と上記コンテンツの受信処理を行うコ
    ンテンツ受信部と受信したコンテンツを蓄積する配信情
    報蓄積部とを備えるコンテンツ再生専用プログラムと、
    このコンテンツ再生専用プログラムの要請を受けて外部
    からアクセスされるICカードとの接続処理を行うIC
    カード接続部とを有するユーザ計算機、 を備え、 上記ユーザ計算機が上記記憶媒体の情報を利用する時
    に、あるいは上記配信情報蓄積部の情報を利用する時
    に、上記ICカードに蓄積した鍵情報を利用して、暗号
    化されたコンテンツを復号できるようにしたことを特徴
    とする情報配信システム。
  2. 【請求項2】 媒体あるいはネットワークを介して情報
    を配信するシステムにおいて、 コンテンツを暗号化するメディア情報暗号化処理部と、
    暗号化したコンテンツを格納する配信情報蓄積装置と、
    この暗号化したコンテンツを記憶媒体に記録してユーザ
    に配布するか、あるいは上記暗号化したコンテンツに対
    しネットワークを介して配布するかの選択をしてユーザ
    向け配布処理を行うユーザ配布処理部と、この暗号化し
    たコンテンツを復号するための鍵情報を蓄積する鍵情報
    蓄積装置と、この鍵情報蓄積装置から上記暗号化したコ
    ンテンツを復号するための鍵情報を取得して、この鍵情
    報を上記ネットワークを介して配信する鍵情報管理部と
    を有する情報配信装置、および外部からアクセスされる
    ICカードとの接続処理を行う、少なくとも2つ以上の
    ICカード接続部と、上記鍵情報蓄積装置から上記ネッ
    トワークを介して上記鍵情報を取得すると共に、上記鍵
    情報を上記ICカード接続部を通して交換する鍵情報交
    換処理部とを有する鍵情報交換装置、 を備え、 上記ICカード接続部の内、一方のICカード内の上記
    鍵情報を他方のICカードへ移転させる際に、上記鍵情
    報蓄積装置にアクセスして上記鍵情報蓄積装置が管理し
    ている元のICカード内の鍵情報を読み込み、他方のI
    Cカードへ書き込み、元のICカードから上記鍵情報を
    消去することにより、ICカード相互の鍵情報移転を行
    うようにしたことを特徴とする情報配信システム。
  3. 【請求項3】 上記鍵情報管理部は、上記鍵情報を交換
    する際の版権移動に伴う手数料を計算し、上記鍵情報と
    手数料とを上記ネットワークを介して上記鍵情報交換装
    置に配信し、 上記鍵情報交換装置は、さらに上記鍵情報を交換する際
    の版権移動に伴う手数料に係る課金処理を行い、上記手
    数料を徴収するための現金収受器とを付加すると共に、
    上記ICカード接続部に接続されるICカード間におい
    て、上記鍵情報を移転させ、元のICカードから上記鍵
    情報を消去することにより版権移動を行う際に手数料を
    徴収する、 ことを特徴とする、請求項1または2に記載の情報配信
    システム。
  4. 【請求項4】 上記メディア情報暗号化処理部は、音楽
    情報、映像情報、画像情報、あるいは一般ユーザまたは
    特定ユーザ配布用の任意のデータ情報のいずれかを配布
    情報とし、この配布情報の改ざん検出用にメッセ−ジ認
    証子を付与することを特徴とする、請求項1乃至3に記
    載の情報配信システム。
  5. 【請求項5】 上記鍵情報交換装置は、上記暗号化され
    たコンテンツを復号する鍵情報を格納したICカードを
    少なくとも2枚以上装備し、さらに上記鍵情報を交換す
    る際の版権移動に伴う手数料に係る課金処理を行い、上
    記手数料を徴収するための現金収受器とを付加すると共
    に、一方のICカード内の鍵情報を他方のICカードへ
    移転させ、元のICカードから上記鍵情報を消去するこ
    とを特徴とする、請求項2乃至4に記載の情報配信シス
    テム。
  6. 【請求項6】 媒体あるいはネットワークを介して情報
    を配信する方法において、 情報提供者は、暗号化した情報を媒体に記録して配布
    し、あるいはネットワークを介して暗号化した情報をユ
    ーザに配布し、ユーザはこの媒体から、あるいはネット
    ワークを介して配布された情報から、必要な情報を得る
    ために、上記情報を復号する鍵情報をネットワークを介
    して上記情報提供者より購入し、ICカードに蓄積し、
    上記ユーザが上記媒体の情報を利用するときに、上記鍵
    情報を利用して上記媒体に暗号化された情報を復号する
    ようにしたことを特徴とする情報配布方法。
  7. 【請求項7】 上記鍵情報を格納したICカードを2枚
    以上装備し、一方のICカード内の上記鍵情報を他方の
    ICカードへ移転させる際に、上記鍵情報を保管する装
    置にアクセスして、この装置が管理している元のICカ
    ード内の上記鍵情報を読み込み、他方のICカードに書
    き込むことにより、または元のICカードから上記鍵情
    報を消去することにより、上記ICカードの上記鍵情報
    の移転を行うようにしたことを特徴とする、請求項6記
    載の情報配布方法。
  8. 【請求項8】 上記鍵情報を格納した上記ICカードを
    2枚以上装備し、一方のICカード内の上記鍵情報を他
    方のICカードへ移転させ、元のICカードから上記鍵
    情報を消去すると共に、さらに上記鍵情報を移転する際
    の版権移動に伴う手数料に係る課金処理を行い、上記手
    数料を徴収するための現金収受処理とを付加するように
    したことを特徴とする、請求項6または7に記載の情報
    配布方法。
  9. 【請求項9】 上記鍵情報の移転に伴う版権移動を行う
    際に手数料を徴収することを特徴とする、請求項6乃至
    8に記載の情報配布方法。
  10. 【請求項10】 上記情報を暗号化する際に、暗号化す
    る部分と暗号化しない部分を混在して格納し、この暗号
    化部分とこの暗号化しない部分を区別する識別子を付与
    し、上記情報が音楽情報であれば、この音楽情報の特徴
    的な部分を非暗号化した情報とし、かつ特徴的な部分以
    外の情報を暗号化し、配布情報の改ざん検出用にこの配
    布情報にメッセ−ジ認証子を付与して上記記憶媒体に格
    納して配布するか、もしくは上記ネットワーク経由で配
    信するようにしたことを特徴とする、請求項6記載の情
    報配布方法。
  11. 【請求項11】 上記情報は映像情報であり、この映像
    情報がいかなる映像が格納されているかの特徴を示す情
    報を非暗号化し、上記映像情報の特徴的な部分以外の情
    報を暗号化し、配布情報の改ざん検出用にこの配布情報
    にメッセ−ジ認証子を付与して上記記憶媒体に格納して
    配布するか、もしくは上記ネットワーク経由で配信する
    ようにしたことを特徴とする、請求項10記載の情報配
    布方法。
  12. 【請求項12】 上記情報は画像情報であり、この画像
    情報がいかなる画像やマークかの概要が分かるようにこ
    の画像情報やマークの精度を低くして非暗号化した画像
    と、暗号化した精度の高い画像を合成し、配布情報の改
    ざん検出用にこの配布情報にメッセ−ジ認証子を付与し
    て、上記記憶媒体に格納して配布するか、もしくは上記
    ネットワーク経由で配信するようにしたことを特徴とす
    る、請求項10記載の情報配布方法。
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