JP2004126287A - 液晶表示装置及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】液晶表示装置の構成部材の点数を削減する。組立てにおける作業性を向上させる。液晶表示装置の組立て精度、特に液晶表示パネルの表示領域とハウジングの開口部との位置合せの精度を向上させる。
【解決手段】バックライト7Aの構造を、平面照射光を得るための光学系の部材が液晶表示装置の組立てのときにパネルユニット8の背面に順次積載されてゆく非ユニット構造にして、フロント筐体19Aとリア筐体18Aとからなる一つのハウジングで全体を包括させる。フロント筐体19Aとリア筐体18Aとは、被収容物の収容に先立って予め連結部材20で繋いで一体構造にする。リア筐体18Aは被収容物の側面及び背面の輪郭に合せて予め成形し、連結部材20を折り曲げ可能な構造にする。フロント筐体19Aの枠に、フロント筐体19Aとパネルユニット8とを直接位置合せするための突起を設ける。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、液晶表示装置とその製造方法に関し、特に、画像表示をする液晶表示パネルユニットとこれを背面から照らすバックライトとを収容するハウジングの構造と、それらの組立て方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
液晶表示装置は、大きく分けて、画像を表示する液晶表示パネルとそれを駆動する電子回路とで構成されるパネルユニットと、液晶表示パネルを背面側から照らすバックライトと、それらパネルユニットとバックライトとを収容するハウジングとからなっていて、パネルユニットとバックライトとは、表示面側から見てこの順にハウジングの中に収容されて、モジュールの形態になっている。
【0003】
このモジュールを例えば、パーソナルコンピュータのモニターなどに用いるときには、上記パネルユニットとバックライトに加えて、更に、液晶表示パネルの駆動回路とコンピュータ本体などとの間で電気信号をやり取りするためのインタフェースの電子回路や、バックライトの光源のランプを点灯させるための電気回路などが必要になる。本発明でいう液晶表示装置は、上述のモジュールとモニターの両方を含むものである。そこで以下では、説明の便宜上、パネルユニットとバックライトとをハウジングに収容したものを表示モジュールまたは表示ユニットと呼び、インタフェースの電子回路やバックライトのランプ点灯用の電気回路などを含んで、パーソナルコンピュータなどにおける画像表示に用いられる状態のものをモニターと呼んで区別することにする。以下に、従来の液晶表示装置について、始めに表示モジュールの構造の一例とその組立て方法について説明し、次に、モニターについて述べる。
【0004】
先ず、バックライトは光源のランプと、その光源のランプを点灯させるための電気回路と、光源からの光を平面照射光にするための複数の光学系の部材とからなっているが、光源のランプと上記平面照射光を得るための光学系の部材とは、予めバックライトユニットとして集積体化されていて、表示モジュールの組立てのときには、このバックライトユニットが取扱いの単位になる。ユニット化された後のバックライトユニットは、液晶表示パネルの大きさに見あった四角形(大抵は、長方形)の平面形状をしていて、液晶表示パネルの背面に近い側からレンズシート、拡散シート、導光板及び反射シートの順に積層されている。これらのものは、どれも長方形の形状をしている。そして、上記導光板の縁には、互いに向い合う二つの辺に線状光源のランプが一つずつ配置されていて、各ランプの外側には、ランプからの光を導光板の内部へ反射させるリフレクタが配設されている。上記リフレクタと反射シートとにより、線状光源のランプの光は液晶表示パネルの背面へ向かう平面照射光に変えられ、更に、拡散シートによって均斉化され、レンズシートによって液晶表示パネルに集光させられる。
【0005】
バックライトユニットの組立ては、以下のようにして行われる。バックライトユニットの組立て過程を順番に示す図11〜図14を参照して、額縁状のリアフレーム51に反射シート1が載置され、更に、レール状のリフレクタ2が二つ、リアフレーム51の向い合う二つの短辺に沿って一本ずつ搭載される。リフレクタ2は横断面が「コ」の字型のレール状のもので、その内面に、光源の細長いランプ3が取り付けられている(図11)。尚、図11において、レンズシート6側が液晶表示装置の表示面側であり、リアフレーム51が位置している側が表示装置の背面側である。
【0006】
次に、図12を参照して、これまでの過程でリアフレーム51上に載置された反射シート1の上に導光板4と、拡散シート5と、レンズシート6とを順に積載し、導光板4の縁に上述のランプ内蔵のリフレクタ2を嵌装する。
【0007】
そして、図13に示すように、表示面側から額縁状のフロントフレーム52を載せ、リアフレーム51とフロントフレーム52とをねじ53で固定して、図14に示すバックライトユニット7ができ上がる。尚、図14において、見えているほうの面が完成したバックライトユニットの照光面であり、液晶表示装置の表示面側である。
【0008】
一方、パネルユニットの方も、液晶表示パネルとこれを駆動する電気回路とをパネルユニットとして予め集積体化した構造になっている。パネルユニットの斜視図を示す図15を参照して、このパネルユニット8は、表示が行われる液晶表示パネル9の周囲に、その液晶表示パネル9を駆動するための電気回路系の部品が実装されている構造になっている。
【0009】
液晶表示パネル9は、よく知られているように、向い合せにした上下2枚のガラス基板10,11の間に液晶を封じ込めた構造になっていて、一方のガラス基板11は通常、アレイ基板などと呼ばれ、これには走査線や信号線、画素電極や薄膜トランジスタなどが形成されている。もう一方のガラス基板10は対向基板などと呼ばれ、この基板には対向電極やカラーフィルタなどが形成されている。そして、アレイ基板11の方が対向基板10より大きくされていて、そのアレイ基板11が対向基板10から飛び出している縁の部分に、フレキシブル基板12が複数、並べて取り付けられている。フレキシブル基板12には液晶表示パネル駆動用のIC13が搭載されていて、各フレキシブル基板12は、一つの辺が上記アレイ基板11の縁に固定され、対辺には、並んでいるフレキシブル基板どうしの間の電気的接続を行うための接続基板14や、上述の液晶表示パネル駆動用IC13へ所定の電気信号を供給したりICからの信号を受け取ったりするための信号処理基板15が取り付けられている。尚、この図に示すパネルユニット8において、見えている側の面が表示面である。
【0010】
次に、上述のそれぞれユニット化されたバックライトユニット7とパネルユニット8とが、更に、表示モジュール(表示ユニット)に集積体化される。表示ユニットを分解した状態を示す図16を参照して、この図に示される表示ユニット54は、バックライトユニット7の上にパネルユニット8を積載し、そのパネルユニット8の表示面側から額縁状のフロントベゼル55を被せ、バックライトユニット7の側面に設けた突起状のフック56とフロントベゼル55の側面に設けた穴(フックホール57)とを嵌め合せて全体をユニット化する構造になっている。この表示ユニット54は、次のようにして組み立てられる。
【0011】
先ず、図16に示すように、バックライトユニット7の照光面側にパネルユニット8を、表示面側を上に向けて積載する。その際、バックライトユニット7の照光面側には、図示はしないが、パネルユニットの位置の基準になる突起が設けられているので、パネルユニット8をその位置合せ用の突起に合せて載置する。そして、図17に示すように、パネルユニット8の周辺に取り付けられているフレキシブル基板12をバックライト側に折り曲げ、更にバックライトユニット7の背面に折りこむ。その後、フロントベゼル55をパネルユニット8の表示面側から被せ、フロントベゼル55の側面のフックホール57(図16参照)にバックライトユニット7の側面のフック56(同)を嵌め込んで、図18に示す表示ユニット54を完成する。
【0012】
ここで、上述の表示ユニット54の組立てに当っては、パネルユニット8とフロントベゼル55との間の位置合せの精度が重要で、従来、いろいろな工夫がなされている。上に述べた例では、フロントベゼル側のフックホール57にバックライトユニット側の突起状のフック56を嵌め合わせる方法を例示したが、その他にも、例えば特許文献1に開示された方法などが知られている。上記特許文献1に記載の液晶表示装置においては、バックライトユニット7のフレームの上面に、パネルユニット8の水平方向の位置の基準になる第1、第2の二種類の突起を、例えば対角線上に配置するなどして対向させて設ける。また、フロントベゼル55には、上記第2の突起に対応する位置に、バックライト側にV字状に飛び出す押圧突起を設けておく。そして、バックライトユニット上の第2の突起とパネルユニットとの間には隙間ができるようにしておいて、その隙間にフロントベゼルの押圧突起のV字状に飛び出した部分を押し込むことによって、パネルユニットをバックライトの第1の位置決め用突起に押し当てて、パネルユニットとバックライト及び、パネルユニットとフロントベゼルの位置を合わせるようにしている。
【0013】
次に、図19を参照して、上述の表示ユニット54をパーソナルコンピュータなどのモニターに組み立てるために、表示ユニット54の背面に更に、変換基板16やインバータ基板17を実装する。変換基板16は、インタフェースの電子回路が実装された回路基板であって、先に述べたように、液晶表示パネルの駆動回路とコンピュータ本体との間で電気信号をやり取りするために、パネルユニットの信号処理基板15(図15参照)の前に置かれて、図示しないコンピュータ本体からの信号と表示ユニット54からの信号とを、それぞれに適合するように変換する基板である。インバータ基板17は、バックライトユニットのランプに所定の電圧を供給するためのものである。それら変換基板16やインバータ基板17は、図19に示すように、平板状のリア板金58にねじ止めで固定され、更に、図20に示すように、リア板金58を表示ユニット54の背面にねじ止めすることによって実装される。これにより、表示に必要な部材が全て揃ったモニターの本体59ができ上がる。
【0014】
最後に、図20に示すモニターの本体59を、外装のためにハウジングに収容する。ハウジングは、図21に示すように、モニターの本体59の背面に枠のある板状のリア筐体18を宛がい、モニターの本体59の表示面側からは額縁状のフロント筐体19を被せて、リア筐体18の内側の側面に設けた突起状のフックとフロント筐体19の内側の側面に設けた穴(フックホール)とを嵌め合せ、リア筐体側からねじ止めして全体を固定することによって行われる。
【0015】
これまで述べた従来の液晶表示装置の特徴を、本発明との関連性の観点から言えば、第1の特徴は、バックライトが予め集積体化されていて、ユニットになっていることである(図11〜14参照)。
【0016】
第2の特徴は、表示ユニット54(図18参照)が、ユニットとして集積体化されていることであり、ユニット化のためにフロントベゼル(図17参照)が必要なことである。
【0017】
第3の特徴は、表示ユニット54を集積体化するとき(図16参照)、バックライトユニット7にパネルユニット8を積載し、その後でパネルユニット8の表示面側からフロントベゼル55を被せていることである。この組立て方法においては、パネルユニット8とフロントベゼル55とを位置合せするための直接の位置の基準は、パネルユニット8の側にもフロントベゼル55の側にもどちらにも設けられておらず、パネルユニット8とフロントベゼル55とは、バックライトユニット7を介して位置合せされる。この第2、第3の特徴は、図17に図示した例に限らず、先に述べた特許文献1に記載の液晶表示装置においても同じである。
【0018】
第4の特徴は、図21に示すように、表示ユニットをモニターに組み立てるために更にハウジングが必要になることであり、且つ、そのハウジングは、リア筐体18とフロント筐体19という別々のものを、モニターの本体59を収容した後で連結して一つのハウジングにする構造になっていることである。フロント筐体とリア筐体との連結の方法については、図21に示す例ではねじ止めの例を示したが、他にもいろいろ工夫されている(例えば、特許文献2参照)。上記特許文献2には、フロント筐体とリア筐体のそれぞれの外縁部に、互いに嵌め合いになるフック状の嵌合爪を設け、両者の嵌合爪どうしを嵌め合せることでフロント筐体とリア筐体とを連結する技術が開示されているが、いずれにせよ、フロント筐体とリア筐体という別々の部材をあとから連結する点では同じである。
【0019】
【特許文献1】
特開平11−281963号公報(段落[0032]、図3)
【特許文献2】
特開平9−297542号公報(段落「0031」、図4)
【0020】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、従来の液晶表示装置は4つの特徴をもっているが、その特徴が原因で、以下に述べるような解決すべき課題を抱えている。
【0021】
第1に、構成部材が多く、また、組立ての作業性が良くない。すなわち、バックライトについて言えば、ランプ、リフレクタ、反射シート、導光板、拡散シート、レンズシートという元々欠かせない部材のほかに、それら光学系の部品を集積してユニットにするために、フロントフレーム52とリアフレーム51(図13参照)という二つの部材が余計に必要である。
【0022】
また、表示ユニットをユニット化するために、バックライトユニット7及びパネルユニット8というもともと必要な部材のほかに、フロントベゼル55というユニット化のための部材が別に必要である(図17参照)。
【0023】
このように、液晶表示に本来必要な部材のほかに数多くの部品が必要である上に、しかもその組立ての作業性がよくない。例えば、バックライトユニットであれば、図14に示すように、フロントフレーム52とリアフレーム51という別々の二つのフレームを、ねじ53で止めるなどしなければならない。また、表示ユニットの組立てに当っては、図16〜18に示すように、フロントベゼル55に設けたフックホール57の穴にバックライトユニット7に設けたフック56を嵌合させなければならない。更には、表示ユニットをモニターに組み立てるときは、図21に示すように、フロント筐体19とリア筐体18とをねじ止めで固定しなければならなず、組立て作業は煩雑で能率が良くない。
【0024】
構成部材が多いことは、部材の調達事務や在庫管理を煩雑にし、部材の入手遅延などの問題を招く原因となり、組立て作業性の悪さは部材入手後の組立てにかかるリードタイムを長くして、いずれも、安定生産を妨げ、製品のコストを押し上げる要因になる。
【0025】
第2に、表示ユニット54(図16〜18参照)における、フロントベゼル55とパネルユニット8との位置合せの精度が必ずしも十分ではない。すなわち、フロントベゼル55の開口部と液晶表示パネルの表示領域とが精確に一致しにくい。先きに従来の液晶表示装置の第3の特徴のところで述べたように、表示ユニット54を組み立てるに当って、パネルユニット8及びフロントベゼル55のどちらにも、両者を位置合せするための直接の位置の基準は設けられておらず、パネルユニット8とフロントベゼル55とはバックライトユニット7を介して位置合せされる。従って、パネルユニット8とフロントベゼル55との間の位置のずれは、バックライトユニット7とパネルユニット8との間の位置のずれと、バックライトユニット7とフロンベゼル55との間の位置のずれとが累積した、大きなものになってしまう。
【0026】
従って、本発明は、液晶表示装置において、構成部材の点数を削減することを目的とする。
【0027】
本発明は、また、液晶表示装置の組立てにおける作業性を向上させることを目的とする。
【0028】
本発明は、更に、液晶表示装置の組立て精度、特に液晶表示パネルの表示領域とハウジングの開口部との位置合せの精度を向上させることである。
【0029】
【課題を解決するための手段】
本発明の液晶表示装置は、液晶表示パネルとこれを駆動する電気回路とを含むパネルユニットと、光源のランプとそのランプが発する光から平面照射光を得るための光学系の部材とを含むバックライトと、前記パネルユニットとバックライトとを収容する液晶表示装置全体のハウジングであって、パネルユニットを表示面側から支持する額縁状のフロント筐体と、被収容物の側面及び背面を覆うリア筐体とからなるハウジングとを含む液晶表示装置において、前記バックライトは、前記平面照射光を得るための光学系の部材が液晶表示装置の組立てのときにパネルユニットの背面に順次積載されてゆく非ユニット構造のものであり、前記ハウジングが一つで全体を包括している構造であることを特徴とする。
【0030】
前記ハウジングは、前記フロント筐体とリア筐体とが被収容物の収容に先立って予め連結されている一体構造のものであり、予め平面状に展開しておいた前記フロント筐体とリア筐体との一体構造物に被収容物を搭載した後に、前記リア筐体を折り畳んで被収容物を包むように収容する構造であることを特徴とする。
【0031】
そして、前記リア筐体の被収容物の側面を覆う部分の内側にフックを設け、前記フロント筐体の側壁に前記リア筐体のフックを繋止するフックホールドを設けたことを特徴とする。
【0032】
また、前記フロント筐体の枠に、少なくとも、前記パネルユニットの水平方向の位置を規定し保持するリブを設けたことを特徴とする。
【0033】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。図1は、本発明に係る液晶モニターの概念を模式的に示す断面図であって、分図(a)はハウジングを展開した状態を示し、分図(b)はハウジングを閉じた状態を示す。図1を参照して、本発明に係る液晶モニターは、バックライト7Aが非ユニット構造である点、パネルユニット8とバックライト7Aとが表示ユニットとしてユニット化されていない点、ハウジングはフロント筐体19Aとリア筐体18Aとがこの液晶モニターの組立てに先立って予め連結部材20で連結されている、一体構造のものであり、連結部材20を折り曲げることによって開閉できる構造になっている点及び、図示はされていないが、後に詳述するように、フロント筐体19Aに、パネルユニット8の位置を決めるための突起とバックライトを構成する導光板などの光学系の部品の位置を決めるための突起が設けられている点が、構造上、図21に示す従来の液晶モニターと異なっている。尚、パネルユニット8は、従来と同じもの(図15参照)を使う。また、バックライト7Aはユニット化されていないので、従来は必要であったフロントフレーム52とリアフレーム51(図13参照)は必要ないが、それ以外の構成部材(レンズシート、拡散シート、導光板、ランプ、リフレクタ、反射シートなどの光学系の部品及びインバータ基板)が順に積層されている構造である点は、従来と同じである。
【0034】
次に、液晶モニターを組み立てるとき、ハウジングのフロント筐体19Aをもとにして、これにパネルユニット8、バックライト7A、変換基板16及びインバータ基板17を積載してゆく点が、従来の製造方法と異なっている。本発明に係る液晶モニターの組立ての詳細については後述するが、組立ては概ね、以下のように行われる。先ず、図1(a)に示すように、一体構造のハウジングを予め展開しておき、フロント筐体19Aにパネルユニット8と、バックライトの光学系の各部材(レンズシート、拡散シート、導光板、ランプ内蔵のリフレクタ及び反射シート)、変換基板16及びインバータ基板17を順次搭載してゆく。このとき、フロント筐体19Aに設けてある図示しない位置合せ用の突起(リブ)にパネルユニット8を接触させることでパネルユニット8の位置を規定する。これにより、パネルユニット8とフロント筐体19Aとを直接、位置合せする。上述のような位置合せ用のリブが、バックライト7Aを構成する導光板やリフレクタに対しても、フロント筐体19Aに設けてある。
【0035】
その後、図1(b)に示すように、フロント筐体19Aとリア筐体18Aとをつないでいる連結部材20を折り曲げて、リア筐体18Aを収容物の側面及び背面に回す。連結部材20は、折り曲げができるように、例えば軟質ポリ塩化ビニルなどのような軟質プラスチックで作られている。また、収容物の側面及び背面に回したリア筐体18Aを固定するために、リア筐体18Aの内面にフック状の固定リブ21を設け、図示はしないが、フロント筐体19Aの側壁の上記固定リブ21に対応する位置には、固定リブを繋止するフックホールド30を設けている。尚、フロント筐体19Aとリア筐体18Aとの連結部については、図1においては、フロント筐体19Aやリア筐体18Aとは別の部材を用いた例を示しているが、後に実施例で示すように、フロント筐体19Aとリア筐体18のそれぞれを加工して、折り曲げ可能な嵌め合わせ構造にすることもできる。
【0036】
以下に、本発明の一実施例(実施例1)に係る液晶モニターの構造とその組立て方法について、詳細に述べる。本実施例に係る液晶モニターを分解した状態を示す図2を参照して、額縁状のフロント筐体19Aが、一番下側に配置されている。フロント筐体19Aの構造の詳細を斜視図で示す図3を参照して、このフロント筐体19Aの枠の手前側と奥側の二つの辺には、図1(a)に示すような、それぞれ断面が「L」字型、「逆L」字型で、フロント筐体の辺と同じ長さのリア筐体18Aが連結部材20を介して取り付けられている。連結部材20は、一つの辺ごとに二箇所ずつ設けられているが、もっと多くても良い。更には、辺の全長にわたる連続体であってもよい。
【0037】
上記フロント筐体19Aとリア筐体18Aとはいずれも、厚さが2mm程度の例えばポリカーボネートのようなプラスチックでできていて、リア筐体18Aの「L」字型、「逆L」字型の脚の長さや底辺の長さは、収容されるパネルユニット8、バックライト7A、変換基板16及びインバータ基板17の積層体の輪郭に合せて予め成形されている。連結部材20は、既に述べたように、軟質プラスチック製で、厚さをフロント筐体やリア筐体の1/10程度にして、折り曲げしやすいようになっている。そして、フロント筐体19Aと、リア筐体18Aと、連結部材20とは、この液晶モニターの組立てに先立って、予め溶接によって固着され一体化されている。或いは、接着によって一体化させることもできる。
【0038】
フロント筐体19Aの枠の内面(パネルユニット8、バックライト7Aなどが搭載される側の面)には、パネル保持リブ22、導光板保持リブ23、リフレクタ保持リブ24及び接続基板保持リブ25が設けられている。これらのリブはいずれも突起状のもので、この液晶モニターの組立ての際にフロント筐体19Aに順次積載されてゆくパネルユニット8、バックライトの導光板及びリフレクタ、接続基板の水平方向の位置の基準としての役割を果たす。特に、パネル保持リブ22は、パネルユニット8の54方向及びY方向の位置を定めるために、フロント筐体19Aの四隅に鉤型に設けられている。
【0039】
再び図2を参照して、本実施例においては、上述の一体構造のフロント筐体19Aとリア筐体18Aとを開いておいて、フロント筐体19Aの枠に、先ずパネルユニット8を、フレキシブル基板12を広げた状態(図15に示す状態)で搭載する。その際、フロント筐体19Aの枠の四隅に設けてあるパネル保持リブ22を用いて、パネルユニット8とフロント筐体19Aとを位置合せする。フロント筐体19Aにパネルユニット8とバックライト7Aを搭載した後の、パネル保持リブ22の部分を拡大して示す図4を参照して、パネルユニット8を構成する2枚のガラス基板11,10のうち、大きい方のガラス基板(アレイ基板)11の縁がフロント筐体19Aのパネル保持リブ22に接している。このような位置合せが、X方向とY方向に対して行われる。これにより、液晶表示パネル9の表示領域とフロント筐体19Aの開口部とが精確に一致する。尚、本実施例においては、フロント筐体19Aの枠の上記パネル保持リブ22より内側の領域に、パネルユニット8との間に枠状の弾性シート26を挟んでいる。このようにすると、フロント筐体19Aの歪をこの弾性シート26に吸収させて、液晶表示パネル9とフロント筐体19Aとの密着性を高めることができる。
【0040】
再度、図2を参照して、上記パネルユニット8の搭載の後、パネルユニット8の背面に、バックライト7Aを構成する光学系の部品を搭載する。そのために、先ず、パネルユニット8の背面の外縁部に、枠状のスペーサ27を取り付ける。スペーサ27は厚さ0.5〜1.0mm程度、幅1.0〜5.0mm程度のプラスチック製で、予め片面に貼着したり塗布してある粘着テープや粘着剤などで、パネルユニット8の背面に貼り付ける。そして、上記スペーサ27の内側の領域に、バックライト7Aを構成するレンズシート6と拡散シート5とを順に積層する。更に、スペーサ27の上に、導光板4を載せる。つまり、パネルユニット8の背面と導光板4とは、上記スペーサ27の厚み分のクリアランスを持ち、その間隙にレンズシート6と拡散シート5とが積載されていることになる。
【0041】
導光板4には、パネルユニット8の背面への搭載に先立って、予め導光板の縁に、ランプ内蔵のリフレクタ2を取り付けておく。そして、バックライトの光学系部品積載後におけるフロント筐体の導光板保持リブ23の部分及び、リフレクタ保持リブ24の部分をそれぞれ拡大して示す図5及び図6を参照して、X方向には導光板4を導光板保持リブ23に接触させ、Y方向にはリフレクタ2をリフレクタ保持リブ24に突き当てることで、それぞれの位置をフロント筐体19Aに合せる。尚、(ランプ内蔵の)リフレクタ2は、先に導光板4をパネルユニット8の背面に搭載した後に、導光板に取り付けるようにしてもよい。
【0042】
その後、再び図2を参照して、導光板4の背面に反射シート1を積載する。その際、反射シート1の反射面を導光板4の背面に合せるようにする。そして、反射シートの積載後に、パネルユニット8の信号処理基板15に接続しているフレキシブル基板12(図15参照)をバックライト7A側に折り曲げ、更に反射シート1の背面側に折り曲げて、信号処理基板15を反射シート1の背面に搭載する。また、接続基板14に接続しているフレキシブル基板12をハウジングのリア筐体18Aに沿って直角に折り曲げて、接続基板14をパネルユニット8の側面に配置し、図4に示すように、フロント筐体19Aの枠に設けてある接続基板保持リブ25で固定する。尚、信号処理基板15や接続基板14は、この例に限らず、フロント筐体19Aの上に平置きにする構造でも、パネルユニット8やリフレクタなどの側面に固定する構造でも、反射シート1の背面に廻しこむ構造でもいずれでもよい。
【0043】
そして、図2を参照して、反射シート1の背面の空いている部分に、変換基板16とインバータ基板17を搭載する。最後に、図7に示すように、ハウジングの連結部材5を折り曲げてリア筐体18Aを収容物の背面側に倒して、ハウジングを閉じる。その際、リア筐体の内壁に設けてあるリア筐体固定リブ21を弾性変形させて、フロント筐体の内壁に設けてあるフックホールドに嵌め合わせてリア筐体を固定する。これにより、図8及び図1に示す本実施例に係る液晶モニターが完成する。
【0044】
本発明に係る液晶モニターにおいては、バックライト7Aをユニット構造にせず、平面照射光を得るためのレンズシート6、拡散シート5、導光板4、リフレクタ2、反射シート1などの光学系の部材を、液晶モニターの組立ての際に順次パネルユニット8の背面に搭載してゆく。従って、バックライトをユニット構造にするために従来必要であったフロントフレーム52とリアフレーム51(図13参照)は、不要である。
【0045】
また、パネルユニット8とバックライト7Aとを積層体化して表示ユニット54(図16又は図17参照)にユニット化することもしない。従って、パネルユニット8とバックライトユニット7とを液晶モニターの組立てに先立って予めユニット化しておくために従来必要であったフロントベゼル55(同)も、必要ない。
【0046】
本発明は、このように、バックライト7Aを非ユニット構造にし、更にバックライト7Aとパネルユニット8も非ユニット構造にすることにより、液晶モニターを構成する部材点数を削減している。
【0047】
本発明に係る液晶モニターにおいては、更に、全体の外装体であるハウジングを、フロント筐体19Aとリア筐体18Aとが液晶モニターの組立てに先立って予め連結されている、一体構造にしている。そして、組立ての際には、最後にフロント筐体とリア筐体と間の連結部材20を折り曲げてリア筐体18Aを閉じるだけで、リア筐体側に設けたフック状のリア筐体固定リブ21とフロント筐体側に設けたフックホールド30とが嵌り合う構造にして、組立て作業を簡単化している。
【0048】
本発明に係る液晶モニターにおいては、また、ハウジングのフロント筐体19Aに、パネルユニット8を搭載する際の位置の基準(パネル保持リブ22)を設けている。従って、パネルユニット8とフロント筐体19Aとが直接位置合せされる。これにより、本発明に係る液晶モニターにおいては、パネルユニットとフロント筐体とがバックライトユニットを介して位置合せされる従来の液晶表示装置に比べ、パネルユニット8の表示領域とフロント筐体の開口部とを、より精確に一致させることができる。
【0049】
これまで述べた実施例では、フロント筐体19A及びリア筐体18Aとそれらの間の連結部材20とを溶接あるいは接着で固着した例について述べたが、フロント筐体19A及びリア筐体18Aと連結部材20との固定方法は、次のように変形することもできる。本発明の第2の実施例(実施例2)に係る連結部材の断面を示す図9を参照して、本実施例においては、連結部材20をフロント筐体19A及びリア筐体18Aのそれぞれに設けた溝に嵌めこむことで固定している。或いは、図示はしないが、ねじ止めしてもよい。また、連結部材20に、例えば蝶番のような複数の部材を開閉可能なように組み合せた機構部品を用い、これをフロント筐体19Aやリア筐体18Aに固定するようにしてもよい。固定には、これまで述べたような溶接或いは接着などの方法や、嵌めこみ或いはねじ止めなどの方法を採ることができる。このようにすれば、連結部材20をフロント筐体やリア筐体と同じ材質のプラスチックで作ったり、或いは金属製にしたりすることができて、材料選択の自由度が高まる。
【0050】
更には、以下に述べる第3の実施例(実施例3)のようにすれば、フロント筐体19Aやリア筐体18Aとは別の部材を用いなくても、フロント筐体19Aとリア筐体18Aとを開閉可能に連結することができる。すなわち、フロント筐体19Aとリア筐体18Aの連結部の断面を示す図10を参照して、フロント筐体19Aとリア筐体18Aをそれぞれ直接加工して、フロント筐体19Aの端部には断面円形の円柱状の軸28を設け、一方のリア筐体18Aの端部には上記フロント筐体19A側の円柱状部分が嵌まりこむ断面円形状の溝29を作って両者を嵌め合わせ、リア筐体18Aが円柱のフロント筐体側の軸28を中心にして回動する構造である。
【0051】
尚、これまで述べた実施例1〜3はいずれも、リア筐体18Aをフロント筐体19Aの四つの辺のうち二つの辺に設けた例であるが、これに限らず、四つの辺の全てにリア筐体を設けてもよいことは勿論である。
【0052】
また、いずれの実施例においても液晶モニターを組み立てる例について説明したが、本発明は、(変換基板16及びインバータ基板を搭載しない)表示モジュールの組立てに適用した場合でも、バックライト7Aを非ユニット構造にすることでフロントフレーム52とリアフレーム51とを不要にし、これにより部品点数を削減する効果と、ハウジングのフロント筐体19Aとリア筐体18Aとを予め連結して一体構造のものにすることによって作業効率を上げる効果と、フロント筐体19Aにパネルユニット8の位置の基準になる突起を設けることによって、パネルユニット8とフロント筐体19Aとの位置合せの精度を向上させる効果とは、実施例と同様に得られる。
【0053】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、液晶表示装置の構成部材の点数を削減することができる。
【0054】
また、液晶表示装置の組立てにおける作業性を向上させることができる。
【0055】
更に、液晶表示装置の組立て精度、特に液晶表示パネルの表示領域とハウジングの開口部との位置合せの精度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る液晶表示モニターの概念を示す断面図である。
【図2】本発明の実施例1に係る液晶表示モニターを分解した状態を斜視図で示す図ある。
【図3】実施例1に係る液晶表示モニターにおける、フロント筐体の斜視図である。
【図4】実施例1に係る液晶表示モニターにおいて、パネル保持リブの部分の断面を拡大して示す図である。
【図5】実施例1に係る液晶表示モニターにおいて、導光板保持リブの部分の断面を拡大して示す図である。
【図6】実施例1に係る液晶表示モニターにおいて、リフレクタ保持リブの部分の断面を拡大して示す図である。
【図7】実施例1に係る液晶表示モニターにおいて、リア筐体固定リブの部分の断面を拡大して示す図である。
【図8】実施例1に係る液晶表示モニターの断面を示す図である。
【図9】実施例2に係る連結部材の断面を示す図である。
【図10】実施例3に係る連結部材の断面を示す図である。
【図11】バックライトユニットの組立て過程を順番に示す図である。
【図12】バックライトユニットの組立て過程を順番に示す図であって、図11に続く部分の図である。
【図13】バックライトユニットの組立て過程を順番に示す図であって、図12に続く部分の図である。
【図14】完成したバックライトユニットの斜視図である。
【図15】パネルユニットの斜視図である。
【図16】表示ユニットを分解した状態を示す斜視図である。
【図17】表示ユニットの組立て過程を示す斜視図である。
【図18】完成した表示ユニットを示す斜視図である。
【図19】液晶表示モニターの組立て過程を示す斜視図である。
【図20】液晶表示モニターの組立て過程を示す斜視図であって、図19に続く部分の図である。
【図21】液晶表示モニターを分解した状態を示す図である。
【符号の説明】
1  反射シート
2  リフレクタ
3  ランプ
4  導光板
5  拡散シート
6  レンズシート
7A  バックライト
8  パネルユニット
9  液晶表示パネル
10  ガラス基板(対向基板)
11  ガラス基板(アレイ基板)
12  フレキシブル基板
13  駆動用IC
14  接続基板
15  信号処理基板
16  変換基板
17  インバータ基板
18A  リア筐体
19A  フロント筐体
20  連結部材
21  リア筐体固定リブ
22  パネル保持リブ
23  導光板保持リブ
24  リフレクタ保持リブ
25  接続基板保持リブ
26  弾性シート
27  スペーサ
28  軸
29  溝
30  フックホールド

Claims (15)

  1. 液晶表示パネルとこれを駆動する電気回路とを含むパネルユニットと、光源のランプとそのランプが発する光から平面照射光を得るための光学系の部材とを含むバックライトと、前記パネルユニットとバックライトとを収容する液晶表示装置全体のハウジングであって、パネルユニットを表示面側から支持する額縁状のフロント筐体と、被収容物の側面及び背面を覆うリア筐体とからなるハウジングとを含む液晶表示装置において、
    前記バックライトは、前記平面照射光を得るための光学系の部材が液晶表示装置の組立てのときにパネルユニットの背面に順次積載されてゆく非ユニット構造のものであり、前記ハウジングが一つで全体を包括している構造であることを特徴とする液晶表示装置。
  2. 前記バックライトの背面に、外部との信号授受のためのインタフェースの電気回路及び、前記バックライトの光源のランプを点灯させるための電気回路を搭載し、
    前記パネルユニットと、バックライトと、インタフェースの電気回路及びバックライトの光源のランプを点灯させるための電気回路とを一つのハウジングに収容したことを特徴とする、請求項1に記載の液晶表示装置。
  3. 前記ハウジングは、前記フロント筐体とリア筐体とが被収容物の収容に先立って予め連結されている一体構造のものであり、予め平面状に展開しておいた前記フロント筐体とリア筐体との一体構造物に被収容物を搭載した後に、前記リア筐体を折り畳んで被収容物を包むように収容する構造であることを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の液晶表示装置。
  4. 前記リア筐体は前記フロント筐体の枠に連結している片からなり、前記フロント筐体の枠の少なくとも一組以上の対辺に設けられていることを特徴とする、請求項1乃至3の何れか1項に記載の液晶表示装置。
  5. 前記リア筐体の被収容物の側面及び背面を覆う部分が、予め被収容物の側面及び背面の輪郭に合せて成形してあり、フロント筐体とリア筐体との連結部が折り曲げ可能な構造であることを特徴とする、請求項1乃至4の何れか1項に記載の液晶表示装置。
  6. 前記フロント筐体とリア筐体との連結部が、フロント筐体及びリア筐体とは別の折り曲げ可能な部材よりなり、フロント筐体及びリア筐体が前記折り曲げ可能な部材にそれぞれ結合されていて、その部材を介して連結している構造であることを特徴とする、請求項1乃至5の何れか1項に記載の液晶表示装置。
  7. 前記フロント筐体とリア筐体との連結部の折り曲げ可能な部材が可撓性を有する軟質プラスチックからなることを特徴とする、請求項6に記載の液晶表示装置。
  8. 前記フロント筐体とリア筐体との連結部の折り曲げ可能な部材が蝶番のような開閉可能な機構を有する機構部品からなることを特徴とする、請求項6に記載の液晶表示装置。
  9. 前記フロント筐体とリア筐体との連結部の折り曲げ可能な部材が、フロント筐体及びリア筐体に溶接又は接着により固着されていることを特徴とする、請求項7又は請求項8に記載の液晶表示装置。
  10. 前記フロント筐体とリア筐体との連結部の折り曲げ可能な部材が、フロント筐体及びリア筐体に嵌め込み或いはねじ止めなどのような、溶接及び接着とは異なる方法で固定されていることを特徴とする、請求項7又は請求項8に記載の液晶表示装置。
  11. 前記フロント筐体とリア筐体との連結部が、フロント筐体及びリア筐体の連結すべき端部どうしを回動可能な嵌め合わせ構造に加工したものであることを特徴とする、請求項1乃至5の何れか1項に記載の液晶表示装置。
  12. 前記リア筐体の被収容物の側面を覆う部分の内側にフックを設け、前記フロント筐体の側壁に前記リア筐体のフックを繋止するフックホールドを設けたことを特徴とする、請求項1乃至11の何れか1項に記載の液晶表示装置。
  13. 前記フロント筐体の枠に、少なくとも、前記パネルユニットの水平方向の位置を規定するリブを設けたことを特徴とする、請求項1乃至12の何れか1項に記載の液晶表示装置。
  14. 請求項1に記載の液晶表示装置を製造する方法であって、前記ハウジングのフロント筐体及びリア筐体を展開した状態で、前記フロント筐体に前記パネルユニットを搭載する過程と、
    前記パネルユニットの背面に前記バックライトの平面照射光を得る手段を構成する各各の部材を順次積載する過程と、
    前記フロント筐体とリア筐体との連結部を折り曲げて、前記パネルユニットとバックライトとを包むように収容する過程とを含む液晶表示装置の製造方法。
  15. 請求項2に記載の液晶表示装置を製造する方法であって、前記ハウジングのフロント筐体及びリア筐体を展開した状態で、前記フロント筐体に前記パネルユニットを搭載する過程と、
    前記パネルユニットの背面に前記バックライトの平面照射光を得る手段を構成する各各の部材を順次積載する過程と、
    前記バックライトの背面に、前記インタフェースの電気回路及び前記バックライトの光源のランプを点灯させるための電気回路を搭載する過程と、
    前記フロント筐体とリア筐体との連結部を折り曲げて、前記パネルユニットと、バックライトと、インタフェースの電気回路及びバックライトの光源のランプ点灯させるための電気回路とを包むように収容する過程とを含む液晶表示装置の製造方法。
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