JPH11337939A

JPH11337939A - 液晶表示装置

Info

Publication number: JPH11337939A
Application number: JP10147132A
Authority: JP
Inventors: Yoshiaki Nagamura; 佳明長村; Hideji Yasuoka; 秀司安岡
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1998-05-28
Filing date: 1998-05-28
Publication date: 1999-12-10

Abstract

(57)【要約】【課題】本発明は、パーソナルコンピュータの小型、
薄型、軽量化に伴い、これに搭載される液晶表示装置の
小型、薄型、軽量化を目的とするものである。【解決手段】柔軟な樹脂フレーム３は片面に導光板
８、陰極管４を収納するバックライト部品収納枠１０
を、他の片面に液晶パネル２を収納する液晶パネル収納
枠17を有する。柔軟な樹脂フレーム３は導光板８と液晶
パネル２とによって補強される。樹脂フレーム３は実装
部品を保持する保持手段を有するので組立てが簡単で、
部品点数を減らすことができる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明はパーソナルコンピュ
ータ等に使用する液晶表示装置に係わり、特に薄型、軽
量の液晶表示装置を実現するのに好適なフレーム構造に
関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来、液晶表示装置の液晶パネルユニッ
トを構成するフレームは、液晶パネルと、レンズシー
ト、導光板、拡散シート、反射シート、陰極管などのバ
ックライト部品より構成されるバックライトユニットの
保持の用途のみに使用されており完成に至るまでには、
更に別部品を要して固定などを行っていた。

【０００３】図７、図８は従来使用されている液晶表示
装置のフレーム構造の例を示す斜視図である。

【０００４】図７のフレーム１０１は、導光板１０２を
置くだけの構造になっており、別部品１０３を用いるこ
とで導光板１０２をフレーム１０１に固定している。

【０００５】また、図８のフレーム１０４は外装板金１
０７に保持されおり、導光板１０５、液晶パネル１０６
を保持するだけで、液晶ユニット１０９は外装板金１０
７に設けたビス穴１０８によって、液晶表示装置の本体
筐体に固定されている。

【０００６】上記従来の液晶表示装置は、各実装部品を
支持するフレーム、フレームと実装部品とを締結する締
結部品、フレームを保持する外装板金により構成されて
いる。したがって、部品点数が多く、厚さが厚く、重量
が重いという問題があった。

【０００７】

【発明が解決しようとする課題】本発明は、パーソナル
コンピュータの小型、薄型、軽量化に伴い、これに搭載
される液晶表示装置の小型、薄型、軽量化を目的とする
ものである。

【０００８】

【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の液晶表示装置は、上面に液晶パネルを収納す
る液晶パネル収納枠、下面に導光板等のバックライト部
品を収納する爪付きのバックライト部品収納枠よりなる
軽量の樹脂フレームを実装部品の支持体とするものであ
る。柔軟な樹脂フレームを使用しているので、バックラ
イト部品収納枠を撓ませ爪を避けて導光板等の実装部品
を収納枠に収納、保持することができる。その後、上面
の収納枠に液晶パネルを収納し接着剤等で固定すること
によって、実用できる筐体強度を有する薄型、軽量化の
液晶パネルユニットを得ることができる。この液晶パネ
ルユニットを直接本体装置に取り付けることにより、本
発明の液晶表示装置は小型、薄型、軽量化を達成するこ
とができる。

【０００９】

【発明の実施の形態】本発明の請求項１に記載の発明
は、上面に液晶パネルを収納する液晶パネル収納枠と、
下面に少なくとも導光板を含むバックライト部品と陰極
管とを収納する爪付きのバックライト部品収納枠とを具
備する樹脂フレームを有する液晶表示装置であり、軽量
の樹脂フレームを実装部品の支持体とし、樹脂フレーム
の上面に液晶パネル、下面に導光板等のバックライト部
品を固定する構造として液晶パネルユニットの筐体強度
を向上させているので成形肉厚の薄い樹脂フレームを使
用することが可能である。また、樹脂フレームは柔軟性
があるので樹脂フレームを撓めることによりバックライ
ト部品を収納枠に収納、保持することができる。したが
って、上記構造によって、本発明の液晶表示装置は小
型、薄型、軽量化を達成することができる。

【００１０】本発明の請求項２に記載の発明は、請求項
１に記載の発明において、前記樹脂フレームが前記樹脂
フレームと液晶表示装置本体とを締結するための締結部
を有するもので、液晶表示装置本体との締結に別部品を
必要としないので薄型、軽量である。

【００１１】本発明の請求項３に記載の発明は、請求項
１、または請求項２に記載の発明において、前記液晶パ
ネル収納枠の高さが、前記液晶パネルの表面のガラス面
より高いもので、液晶パネルユニットが液晶表示装置本
体に組み込まれ、本体装置の筐体が押されたときに、筐
体の押圧力が樹脂フレームに作用するので、液晶パネル
のガラス面が押されるのを防止することができる。

【００１２】本発明の請求項４に記載の発明は、請求項
１、請求項２、または請求項３に記載の発明において、
前記液晶パネルが前記液晶パネル収納枠に粘着剤、また
は接着剤により固定されているもので、液晶パネルを歪
ませるような応力を最小に抑え、しかも粘着剤、接着剤
によって強力な接着力が得られ、液晶パネルユニットの
強度を大とすることができる。

【００１３】本発明の請求項５に記載の発明は、請求項
１、請求項２、請求項３、または請求項４に記載の発明
において、前記バックライト部品収納枠が前記陰極管端
部のゴムホルダーを保持する保持部を有するもので、別
部品を必要とせず、簡単で精度のよい取付けができる。

【００１４】本発明の請求項６に記載の発明は、請求項
１、請求項２、請求項３、請求項４、または請求項５に
記載の発明において、前記液晶ユニットを支持する前記
筐体がマグネシウム合金、またはアルミニウムよりなる
もので、本体筐体の剛性が大きいので、本体装置を誤っ
て落下させ過大の衝撃を受けた場合にも液晶パネルユニ
ットを破壊から守ことができる。

【００１５】以下、本発明の実施の形態について、図１
〜図６を用いて説明する。（実施の形態１）図１は実施の形態１における液晶パネ
ルユニットの分解斜視図、図２は樹脂フレームの斜視図
である。図１において、１は液晶パネルユニット、２は
液晶パネル、３は樹脂フレーム、４は陰極管、５、６は
レンズシート、７は拡散板、８は導光板、９は反射シー
トである。

【００１６】液晶パネル２はｔ＝０．７〜１．０ｍｍの
ガラス基板の間に液晶を封入して側面をシールしたもの
であり、駆動回路基板２２を有する。

【００１７】樹脂フレーム３はＡＢＳ、ＰＣ（ポリカー
ボネート）、ＰＢＴ、ＰＣ／ＡＢＳアロイ、ポリエステ
ル、ポリウレタン等の樹脂、またはこれらにガラス繊維
もしくは炭素繊維等を添加した材料よりなり、樹脂成形
法（成形肉厚は１ｍｍ以下とすることも可能）で作るこ
とができる。

【００１８】図２によって樹脂フレーム３の細部を説明
する。樹脂フレーム３はレンズシート５、６、拡散板
７、導光板８、反射シート９などのバックライト部品を
収納するバックライト部品収納枠１０、バックライト部
品の保持用の爪１１ａ、１１ｂ、液晶パネルユニット１
を本体装置に取り付けるための締結部１２、陰極管４の
ゴムホルダー１５を保持するためのホルダー保持部１
３、ゴムホルダー１５を保持する保持爪１４、液晶パネ
ル２の駆動回路基板２２を保護するためのカバー１６、
液晶パネル２を収納する液晶パネル収納枠１７とを有す
る。

【００１９】陰極管４はΦ２ｍｍ程度のガラス管であ
り、端部にゴムホルダー１５を有する。レンズシート
５、６はｔ＝０．１ｍｍ程度のポリエステルフィルムの
上に微小のプリズム列を配列したものである。拡散板７
はｔ＝０．１ｍｍ程度のポリエステルフィルムの表面に
凹凸を形成したものである。

【００２０】導光板８はｔ＝１〜２ｍｍ程度のアクリル
板、反射シート９はｔ＝０. ２ｍｍ程度の白色樹脂シー
トである。

【００２１】液晶パネルユニット１は、樹脂フレーム３
に上記実装部品を組み込んだものであり、締結部１２を
介して図には示していない液晶表示装置本体の筐体に取
付けられる。

【００２２】樹脂フレーム３は肉厚が薄いので部品単品
のフレーム強度は弱く、力を加えると簡単に変形するも
のであるが、樹脂フレーム３の上下に液晶パネル２と導
光板８が取付けられるので、液晶パネルユニット１は十
分な強度を有するようになる。

【００２３】次に本実施の形態における樹脂フレーム３
の構成と、液晶パネルユニット１の組み立て方法を、図
３〜図６を用いて説明する。

【００２４】図３はバックライト部品収納枠１０の爪11
ａ、１１ｂの構成を示す斜視図、図４は陰極管の保持部
の構成を示す斜視図、図５は液晶パネル収納枠の構成、
図６は液晶パネルユニット１と液晶表示装置本体の筐体
との締結部を示す断面図である。

【００２５】図３に示すように、バックライト部品収納
枠１０、および液晶パネル収納枠１７は、互いに背中合
わせに設けられた断面がＬ字状の棚である。棚の厚み
は、レンズシート５、６と液晶パネル２間との光路長に
基づいて設計されている。レンズシート５、６、導光板
８、拡散シート７、および反射シート９の四辺の側面
は、バックライト部品収納枠の内壁１８によって、液晶
パネル２の四辺の側面は液晶パネル収納枠１７の内壁１
９によって位置決めされている。壁１８、１９は製品完
成後には防塵、遮光の作用を有する。

【００２６】バックライト部品収納枠１０にバックライ
ト部品を収納する方法を説明する。図３において、１１
ａは平板状の強固な爪、１１ｂは上面が円弧の誘い込み
用の爪である。初めにバックライト部品収納枠１０の中
にレンズシート５、６、および拡散シート７を内壁１８
に沿って順に積層する。これらシートは薄く、柔軟なの
で爪１１ａ、１１ｂを回避して挿入することができる。
次に拡散シート７の上に導光板８を重ねるが、導光板８
は剛性が大きく寸法上は爪１１ａ、１１ｂが邪魔して収
納できない。しかし、樹脂フレーム３、爪１１ｂには柔
軟性があるので、爪１１ａの下に導光板８の一辺を挿入
し、二つの爪１１ｂの上に導光板８を載せ、爪１１ｂの
上部にあたる部分を手で押さえ込むと、爪１１ｂの円弧
部に沿って導光板８が滑り落ちてバックライト部品収納
枠１０に収納することができる。

【００２７】同様にして最後に反射シート９を導光板８
の上に重ねる。バックライト部品収納枠１０の底と爪１
１ａ、１１ｂとの間隔は、レンズシート５、６、拡散シ
ート７、導光板８、反射シート９の合計の厚みよりやや
大きめに設計しているので、爪１１ａ、１１ｂ、および
反射シート９の弾性によってこれらの実装部品は樹脂フ
レーム３に確実に保持される。実際の工程においては、
拡散板７、導光板８、反射板９の端部をテープで固定し
て１組にしているので、１回の操作によってこれら実装
部品を挿入、保持することができる。樹脂フレーム３の
平面度は、剛体である導光板８によって矯正される。こ
れに陰極管４を装着してバックライト部品の実装が完了
する。

【００２８】図４によって、陰極管４の装着方法を説明
する。図において、先端が円筒のゴムホルダー１５を保
持爪１４の上部に置き、ゴムホルダー１５を上から押し
込むと保持爪１４を支えているホルダー保持部１３が曲
がり、ゴムホルダー１５が固定される。ゴムホルダー１
５の形状を円筒としたため、押し込みが容易で、かつ保
持爪１４を低く取り付けることができるので薄型とな
る。

【００２９】図５は液晶パネル収納枠１７を上向きにお
いた図である。液晶パネル１７には液晶パネルユニット
１を本体表示装置に締結するための締結部１２を有す
る。液晶パネル収納枠１７の壁の高さは液晶パネル２の
表面のガラス面より高くして、本体表示装置に取付けら
れ、液晶パネル２の周辺を覆う本体側の筐体２０が押さ
れたとき、押圧力を液晶パネル収納枠１７が受けるよう
にして液晶パネル２のガラス面を保護している。

【００３０】液晶パネル２と液晶パネル収納枠１７とは
両面テープで固定している。液晶パネル収納枠１７に両
面テープを貼り、上部より液晶パネル２を押し込むと液
晶パネル２が液晶パネル枠１７に固定して、液晶パネル
ユニット１が完成する。液晶パネルユニット１の上面は
液晶パネル２、下面は導光板８で支えられているので、
十分なユニット強度を有する。

【００３１】図６によって、液晶パネルユニット１と、
液晶表示装置本体の筐体２０との締結方法を説明する。
液晶パネルユニット１を液晶表示装置本体に設けられた
液晶パネルユニット１を支持するための筐体２０に置
き、上からカバー２１を被せ、締結部１２をビス止めし
て液晶表示装置が完成する。筐体２０はマグネシウム合
金、カバー２１は樹脂製成形である。

【００３２】カバー２１は剛性が小さく、２１の上面を
強く押すと変形して下方に曲がる。実施の形態１におけ
る液晶パネル収納枠１７の高さは、液晶パネル２の表面
のガラス面より高くして、液晶パネル２に応力が加わら
ないようにしている。

【００３３】また、筐体２０には剛性の大きなマグネシ
ウム合金を使用したので、本体装置を誤って落下させ過
大の衝撃を受けた場合にも液晶パネルユニットを破壊か
ら守ことができる。マグネシウム合金に代えて、アルミ
ニウム等を使用しても同様な効果を得ることができる。

【００３４】上記説明したように、本実施の形態の液晶
パネルユニット１は、樹脂フレーム３が実装部品を位置
決め、保持するための機能部品を有しているので、締
結、固定のための別部品、ビスを必要としないで組み立
てることができる構造である。これによって、組立てが
容易、実装部品の組立て精度がよく、軽量、薄型の液晶
表示装置を提供することができる。

【００３５】以上本発明を上記実施の形態に基づいて説
明したが、上記実施の形態に限定されるものでない。例
えば、液晶パネル、バックライト部品を位置決めする収
容枠の壁に代えて、他の位置決め部材を使用してもよ
い。また、液晶パネル収納枠の壁の高さを液晶パネルの
ガラス面より背を高くして、本体筐体が押されたときガ
ラス面に押圧力が及ばないようにしたが、液晶パネル収
納枠以外の場所に突起部を追加して押圧力を分散するこ
ともできる。さらに、両面テープの代わりに液晶パネル
収納枠１７に接着剤（例えば、エポキシ樹脂、ゴム系の
接着剤）を薄く塗布し、液晶パネル２を接着、固定して
もよい。

【００３６】

【発明の効果】以上説明したように、本発明の液晶表示
装置は柔軟で、軽量な樹脂フレームの上下面に、それぞ
れ剛体である液晶パネルと導光板を収納する収納枠を設
け液晶パネルユニット筐体の強度を向上させ、実装部品
の保持には他の締結部材、ビスを使用しないように構成
した。したがって、構造が簡単で、部品点数が少なく、
薄型、軽量の液晶表示装置を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施の形態１における液晶パネルユニ
ットの分解斜視図

【図２】本発明の実施の形態１における樹脂フレームの
斜視図

【図３】本発明の実施の形態１におけるバックライト部
品収納枠の爪の構成を示す斜視図

【図４】本発明の実施の形態１における陰極管の保持部
の構成を示す斜視図

【図５】本発明の実施の形態１における液晶パネル収納
枠の構成を示す斜視図

【図６】本発明の実施の形態１における液晶パネルユニ
ット１と液晶表示装置本体の筐体との締結部を示す断面
図

【図７】従来の液晶パネルユニットにおけるバックライ
ト部品の保持構造を示す斜視図

【図８】従来の液晶パネルユニットにおける本体締結部
材の構造を示す斜視図

【符号の説明】

１液晶パネルユニット２液晶パネル３樹脂フレーム４陰極管８導光板１０バックライト部品収納枠１１ａ、１１ｂ爪１２締結部１４ゴムホルダー保持爪１７液晶パネル収納枠２０本体装置の筐体

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【手続補正書】

【提出日】平成１１年５月２６日

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】特許請求の範囲

【補正方法】変更

【補正内容】

【特許請求の範囲】

【手続補正２】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】０００９

【補正方法】変更

【補正内容】

【０００９】

【発明の実施の形態】本発明の請求項１に記載の発明
は、液晶パネルとバックライト部品とが、一体成形され
た樹脂フレームによって保持された液晶ユニットと、前
記液晶ユニットを保持する液晶表示装置本体筐体とを有
し、前記樹脂フレームは、前記液晶パネルを位置決めす
る第一の内壁と、前記液晶パネルを載置する第一の棚
と、前記液晶パネルを保持する爪とによって構成される
液晶パネル収納枠と、前記バックライト部品を位置決め
する第二の内壁と、前記バックライト部品を載置する第
二の棚とによって構成される液晶パネル収納枠とを備
え、前記第一の棚と前記第二の棚とが背中合わせに設け
られ、前記第一の棚の載置面と前記第二の棚の載置面と
の距離が所定の光路長であることを特徴とする液晶表示
装置であり、軽量の樹脂フレームを実装部品の支持体と
し、樹脂フレームの上面に液晶パネル、下面に導光板等
のバックライト部品を固定する構造として液晶パネルユ
ニットの筐体強度を向上させているので成形肉厚の薄い
樹脂フレームを使用することが可能である。また、樹脂
フレームは柔軟性があるので樹脂フレームを撓めること
によりバックライト部品を収納枠に収納、保持すること
ができる。したがって、上記構造によって、本発明の液
晶表示装置は小型、薄型、軽量化を達成することができ
る。 ─────────────────────────────────────────────────────

【手続補正書】

【提出日】平成１１年８月３１日

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】特許請求の範囲

【補正方法】変更

【補正内容】

【特許請求の範囲】

【手続補正２】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】０００９

【補正方法】変更

【補正内容】

【０００９】

【発明の実施の形態】本発明の請求項１に記載の発明
は、液晶パネルとバックライト部品とが、一体成形され
た薄肉・柔軟な樹脂フレームによって保持された液晶ユ
ニットと、前記液晶ユニットを保持する液晶表示装置本
体筐体とを有し、前記樹脂フレームは、前記液晶パネル
を位置決めする第一の内壁と、前記液晶パネルを載置す
る第一の棚とによって構成される液晶パネル収納枠と、
前記バックライト部品を位置決めする第二の内壁と、前
記バックライト部品を載置する第二の棚と、前記バック
ライト部品を保持する爪とによって構成されるバックラ
イト部品収納枠とを備え、前記第一の棚と前記第二の棚
とが背中合わせに設けられ、前記第一の棚の載置面と前
記第二の棚の載置面との距離が所定の光路長であること
を特徴とする液晶表示装置であり、軽量の樹脂フレーム
を実装部品の支持体とし、樹脂フレームの上面に液晶パ
ネル、下面に導光板等のバックライト部品を固定する構
造として液晶パネルユニットの筐体強度を向上させてい
るので成形肉厚の薄い樹脂フレームを使用することが可
能である。また、樹脂フレームは柔軟性があるので樹脂
フレームを撓めることによりバックライト部品を収納枠
に収納、保持することができる。したがって、上記構造
によって、本発明の液晶表示装置は小型、薄型、軽量化
を達成することができる。

【手続補正３】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】００１３

【補正方法】削除

【手続補正４】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】００１４

【補正方法】変更

【補正内容】

【００１４】本発明の請求項５に記載の発明は、請求項
１、請求項２、請求項３、または請求項４に記載の発明
において、前記液晶ユニットを支持する前記筐体がマグ
ネシウム合金、またはアルミニウムよりなるもので、本
体筐体の剛性が大きいので、本体装置を誤って落下させ
過大の衝撃を受けた場合にも液晶パネルユニットを破壊
から守ことができる。

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】液晶ユニットと前記液晶ユニットを保持す
る筐体を有する液晶表示装置本体とを具備し、前記液晶
ユニットが上面に液晶パネルを収納する液晶パネル収納
枠と、下面に少なくとも導光板を含むバックライト部品
と陰極管とを収納する爪付きのバックライト部品収納枠
とを有する樹脂フレームよりなることを特徴とする液晶
表示装置。
【請求項２】前記樹脂フレームが前記樹脂フレームと前
記液晶表示装置本体とを締結するための締結部を有する
ことを特徴とする請求項１に記載の液晶表示装置。
【請求項３】前記液晶パネル収納枠の高さが、前記液晶
パネルの表面のガラス面より高いことを特徴とする請求
項１、または請求項２に記載の液晶表示装置。
【請求項４】前記液晶パネルが前記液晶パネル収納枠に
粘着剤、または接着剤により固定されていることを特徴
とする請求項１、請求項２、または請求項３に記載の液
晶表示装置。
【請求項５】前記バックライト部品収納枠が前記陰極管
端部のゴムホルダーを保持する保持部を有することを特
徴とする請求項１、請求項２、請求項３、または請求項
４に記載の液晶表示装置。
【請求項６】前記液晶ユニットを支持する前記筐体がマ
グネシウム合金、またはアルミニウムよりなることを特
徴とする請求項１、請求項２、請求項３、請求項４、ま
たは請求項５に記載の液晶表示装置。