JP2004124432A - 自動水栓 - Google Patents

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Hiroshi Kumamoto
熊本 洋
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Abstract

【課題】湯を供給できる自動水栓に係り、特に給湯当初の冷水に接触することなく適温湯の供給に好適な自動水栓の提供。
【解決手段】人の接近を感知する人体感知センサーと、人の接近により開閉し湯を供給する自動開閉弁と、前記人感知センサーからの信号により該開閉弁を開弁する制御装置を備えた自動水栓において、前記開閉弁の下流側流路に温度センサーを設け、前記制御装置は前記温度センサーで検出した湯温が予め設定された温度に到達したとき、自動水栓のバルブの開閉を繰り返し、使用最低温度以上になったことを告知することを特徴とする
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は湯を供給できる自動水栓に係り、特に給湯当初の冷水に接触することなく適温湯の供給に好適な自動水栓に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の装置はサーミスタ等を温感部として持ち、出水温度を吐水口付近で測定し、液晶表示でその温度を表示するようになっていた(例えば特許文献1参照)。
【特許文献1】
特開平9−67843号公報、2頁、図1
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の吐水温度表示では、温度計測部の他に温度を表示する部分を別途設けることが必要で費用が掛かかり、また水栓操作部が構造的に複雑になり意匠を損なう場合がある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、本発明の目的は、水栓そのものに構造的な温度表示部を設置せずに利用者に温度表示が可能な自動水栓を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1は、人の接近を感知する人体感知センサーと、人の接近により開閉し湯を供給する自動開閉弁と、前記人感知センサーからの信号により該開閉弁を開弁する制御装置を備えた自動水栓において、前記開閉弁の下流側流路に温度センサーを設け、前記制御装置は前記温度センサーで検出した湯温が予め設定された温度に到達したとき、自動水栓のバルブの開閉を繰り返し、設定温度以上になったことを告知するので、新たな温度表示出願が必要ない。
【0005】
また請求項2では、請求項1記載の自動水栓において、前記制御装置は、人感知後、前記温度センサーの感知する湯温が設定温度以上になるまで、前記人体検知センサが使用者を感知しなくても、前記開閉弁を開弁のまま保持するので、操作者は吐水口の前に手を出しつづけなくても通湯でき、通湯最初の冷水を手で触る必要がない。
【0006】
また請求項3では、請求項1乃至請求項2記載の自動水栓において、前記温度センサーの検出した湯温が予め設定した温度以上になったとき、一定時間後に、前記開閉弁が開弁及び閉弁を繰り返し、設定温度以上になったことを告知するので、一旦設定温度以上の湯が通湯された後、バルブが閉になり、外気の冷気で温度測定装置が設定温度以下になり、バルブ開の状態がしばらく続くといった操作者に判断がつきにくい動作を無くすことができる。
【0007】
また請求項4では、請求項1乃至請求項3の自動水栓において、前記制御装置は、前記開閉弁の開閉を、開閉回数、時間または人の利用の有無のいずれか単独、またはその組み合わせで制御するので、使用に応じて水栓バルブを開のままにしたり、一旦自動水栓で使用を開始し、出湯温度も適温になったにも関わらず、長時間未使用であれば水栓を閉にするなど合理的な水栓バルブの制御が可能となる。
【0008】
請求項5では請求項1乃至請求項2記載の自動水栓において、予め設定された温度は操作者が本来使用しようとしている湯の温度以下であるので、本来使用したい温度より低いが低温による身体的なショックを受けない程度に温度を設定すれば、使用前のいわゆる無駄水を最小限にすることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の実態について、図面を用いて説明する。
図1は本発明の自動水栓の概略図であり、吐水口1近くに手を近づけると、吐水口1に設けられている赤外線などを利用した操作者感知センサ2で手を感知する。
操作者感知センサ2と感知センサ制御部3および温度センサ7aおよび自動開閉弁5と制御装置4は全て電気的に接続されている。感知センサ2で手を感知するとセンサ制御部3から制御装置4に自動開閉弁5の「開」が指示され、自動開閉弁5が「開」となる
また、図2は本発明の1実施例の吐水口で検出した湯の温度と水栓バルブの開閉を時間経過に沿って示したものである。操作者感知センサが操作者の手を感知した時刻を0とすると、そのときバルブが開になり、湯温が予め設定した使用最低温度に達していないため、バルブは開のまま保持され、時刻T1にて、使用最低温度に湯温が達したとき、バルブ開閉を行い、操作者に使用開始を報知する。時刻T2で操作者が手を出し、使用を開始したら、バルブを開とし湯を提供し、T3にて操作者が使用を中止したら、バルブが閉となるようになっている。
【0010】
【実施例1】
本実施例として、ブロック図及びフローチャートにて説明する。
操作者を感知する操作者感知センサー2が、センサー制御部3に繋がっており、さらに、湯温を計測する温度センサ7aとしてサーミスタが、さらに適温を設定する吐水温度設定部7bが、ラッチングソレノイド等に繋がったリフト弁等の自動開閉弁5が、全体の制御を行う制御部4に繋がっている。
また、その操作フローは、使用者の手を検知(ステップS1)した場合、吐水温度を計測する(ステップS2)。その後、吐水温度が使用最低温度を超えているかどうかを判定(ステップS3)し、超えていた場合は、自動開閉弁をn回(ここでは3回)吐水及び止水を繰り返し、吐水温度が使用最低温度を超えたことを使用者に告知する。また、吐水温度を計測した(ステップS3)ときに使用最低温度を超えていない場合は、再度計測を繰り返す。
【0011】
【実施例2】
第2の実施例を以下に、フローチャートで説明する。
第1の実施例と同じ符号については、同じ機能を果たすため説明を省略する。そして、この場合は、吐水温度が使用最低温度を超えていない場合は、人が一度操作者感知センサー2に手を翳せば、使用最低温度まで自動的に吐水するものである。
予め決めておいた使用開始最低湯温以下であれば、制御装置4内の制御マイコンでバルブを開にしたままにするようプログラムされており、操作者感知センサ2で、例えば人の手を感知していなくてもバルブは開の状態に制御される。湯温が予め決めておいた使用開始最低湯温になったとき温度計測装置7aから感知センサ制御部3に信号を送る。
そして、図5は本実施例のフローチャートを示し、使用者を感知した(ステップS1)のち、開閉弁を開弁する(ステップS10)ものである。
【0012】
【実施例3】
第3の実施例を、ブロック図として図6、フローチャートとして図7により説明する。そして、第2実施例と同様に第1実施例と同じ符号は、同一の機能を果たすため説明を省略する。
本実施例は、請求項4に示すように使用最低湯温に達してからタイマを利用して時間遅れで水栓バルブ5を開閉するものである。
図6において、本実施例ではオンディレイタイマー8を追加している。
また、図7において、吐水温度が使用最低温度に到達したことを判定し(ステップS3)、その後、n秒のオンディレイタイマー8を発生(ステップS20)し、その後適温になったことを操作者に告知する。
【0013】
【実施例4】
図4の実施例は、ブロック図として水栓バルブの開閉は、予め決められた回数行って閉状態にするか、予め決められた回数を数回繰り返し、また決められた時間間隔でこの繰り返しを行い、開閉の回数または開閉開始からの時間をバルブ制御部内のマイコンにてカウントし、開閉の回数または開閉開始からの時間が一定時間以上経過すればバルブを閉にし、開閉操作途中で操作者が使用を開始したら、センサ2の信号でバルブ操作を一般的な自動水栓の動作に制御する。
【発明の効果】
本発明は上記構成により次の効果を発揮する。
請求項1では、湯を供給できる自動水栓において蛇口近傍に温度計測装置を設けているので、使用水温を測定できる。また、水栓自体に構造的な水温表示部を設けることなく、適温になったことを知らせることができる。
更に請求項2では一旦自動水栓のバルブが開となつたら、請求項1の温度測定装置の湯温が使用最低温度以上にならなければ、自動水栓の手を感知するセンサが手を感知しなくてもバルブを開のまま保持するので、操作者は吐水口の前に手を出しつづけなくても通湯でき、通湯最初の冷水を手で触りショックを受けることがない。
また請求項3では予め設定した使用開始の最低使用温度以上になったあと、時間遅れを設けて、湯温を使用最低温度より十分上げてから自動水栓のバルブのバルブの開閉を繰り返し、使用最低温度以上になったことを表示できるようにしているので、一旦使用最低温度以上の湯が通湯された後、バルブが閉になり、外気の冷気で温度測定装置が使用最低温度以下になり、バルブ開の状態がしばらく続くといった操作者に判断がつきにくい動作を無くすことができる。
また請求項4では前記使用最低温度以上でバルブの開閉を開閉回数、または時間、または人の利用の有無のいずれか単独、またはその組み合わせで制御することので、使用に応じて水栓バルブを開のままにしたり、一旦自動水栓で使用を開始し、出湯温度も適温になったにも関わらず、長時間未使用であれば水栓を閉にするなど合理的な水栓バルブの制御ができる。
また、請求項5では請求項1および2の予め設定された温度は操作者が本来使用しようとしている湯の温度以下としているので、本来使用したい温度より低いが低温による身体的なショックを受けない程度に温度を設定すれば、使用前のいわゆる無駄水を最小限にして、使用開始までの待ち時間を短くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動水栓の実施例を示す断面図
【図2】本発明の自動水栓の実施例の湯温とバルブの開閉を時系列的に示す図
【図3】第1の実施例におけるブロック図
【図4】第1の実施例におけるフローチャート
【図5】第2の実施例におけるフローチャート
【図6】第3の実施例におけるブロック図
【図7】第3の実施例におけるフローチャート
【符号の説明】
1:吐水口
2:操作者検知センサ
3:感知センサ制御部
4:装置
5:自動開閉弁
6:通湯口
7a:湯温センサー
7b:温度設定器

Claims (5)

  1. 人の接近を感知する人体感知センサーと、人の接近により開閉し湯を供給する自動開閉弁と、前記人感知センサーからの信号により該開閉弁を開弁する制御装置を備えた自動水栓において、前記開閉弁の下流側流路に温度センサーを設け、前記制御装置は前記温度センサーで検出した湯温が予め設定された温度に到達したとき、自動水栓のバルブの開閉を繰り返し、設定温度以上になったことを告知することを特徴とする自動水栓。
  2. 請求項1記載の自動水栓において、前記制御装置は、人感知後、前記温度センサーの感知する湯温が設定温度以上になるまで、前記人体検知センサが使用者を感知しなくても、前記開閉弁を開弁のまま保持することを特徴とする自動水栓。
  3. 請求項1乃至請求項2記載の自動水栓において、前記温度センサーの検出した湯温が予め設定した温度以上になったとき、一定時間後に、前記開閉弁が開弁及び閉弁を繰り返し、設定温度以上になったことを告知することを特徴とする自動水栓。
  4. 請求項1乃至請求項3の自動水栓において、前記制御装置は、前記開閉弁の開閉を、開閉回数、時間または人の利用の有無のいずれか単独、またはその組み合わせで制御することを特徴とする自動水栓。
  5. 請求項1乃至請求項2記載の自動水栓において、予め設定された温度は操作者が本来使用しようとしている湯の温度以下であることを特徴とする自動水栓。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009264732A (ja) * 2008-04-29 2009-11-12 Yutan Ri 温水システム
JP2019148088A (ja) * 2018-02-26 2019-09-05 Toto株式会社 自動水栓装置

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