JP2004124400A - ロック式駐車装置 - Google Patents

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Hiroyuki Mito
水戸 弘之
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Abstract

【課題】ドア下のフレームに樹脂モールを設置することによってロック式駐車装置のロック用プレートが接触し塗装剥離や食い込み痕跡を残すのを防止する。
【解決手段】ロック用プレートに相当する第1のプレート4先端に第2のプレート5を回動自在に連結するとももにこの第2のプレート5と底板3間に第1のプレート4と平行同長のリンクバー7を設置し,これらと底板が平行四辺形運動を行なうようにし,第2のプレート5が常時水平昇降するようにして,車両に対する接触が生じるとき,第1のプレート4の起立中間状態乃至起立完了状態を問わずに,これを面接触とすることによって樹脂モールへの接触による塗装剥離,食い込み痕跡の発生を防止する。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はロック式,一般にコインパーキングといわれる時間貸し駐車場に用いられるロック式駐車装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種ロック式駐車装置は,起立時に車両,特にその後輪タイヤをロックするに必要な高さを具備した車両ロック用起倒自在のプレート(フラップともいう)を備え,例えば駐車スペースへの車両乗り入れをセンサーによって検知することによって駆動ボックス中に設置した駆動軸を回転し,これに連結した上記プレートを駐車車両のボディ下面において起立傾斜することによってタイヤ進行を妨げて車両の退出を阻止し,駐車料金清算機への駐車料金領収を検知することによってプレートを転倒復帰して車両の退出を可能とするようにしたものとされる。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−148097号公報(3頁〜4頁,図2〜3)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
この場合一般に時間貸し駐車場用のものとして適した駐車装置となし得るが,近時バンパーの樹脂化に伴って,特にセダン,ワゴン等の乗用車においてそのドア下の車両フレームにバンパーと同色の樹脂モールを設置するケースが多く見られるようになるに従って,該樹脂モールの設置によって地表とフレームとの間隔が狭まり,その結果車両を駐車することによって起立傾斜する上記プレートがその起立中間状態乃至起立完了状態でその先端が車両,特に上記樹脂モールに接触する傾向が生じ,場合によっては該プレートがドア下の樹脂モールに食い込み,該樹脂モールの塗装を剥離したり,該樹脂モールに食い込みの痕跡を残すことがあり,駐車場経営者と顧客との間でトラブルを招く可能性がある。
【0005】
しかし上記プレートは乗用車に限らずRV車等の各種車両の後輪タイヤをロック状態とし得る起立高さを必要とするため,上記樹脂モールの設置傾向に対応して該プレートの高さを低下することはできないため,これが上記樹脂モールに接触することによる塗装剥離,食い込み痕跡の発生を防止することは困難である。
【0006】
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので,その解決課題とするところは,車両ロック用起倒自在のプレートの車両接触可能性を許容するとともに接触によって上記塗装剥離,食い込み痕跡の発生を防止し得るようにしたロック式駐車装置を提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記塗装剥離や食い込み痕跡の発生原因はこの種ロック式駐車装置の上記プレートが一般に鋼板の厚板製とされるために,その自由端側の先端がエッジ状の端縁となり,その起立傾斜時に上記樹脂モールに線接触することによることにあると見られることから,本発明は,従来のプレートに相当する第1のプレートの自由端側の先端に第2のプレートを回動自在に連結するとともに該第2のプレートと地表又はロック式駐車装置の底板との間に第1のプレートと平行同長のリンクバー又はリンクプレートを回動自在に配置することによって,上記第1,第2のプレート,リンク及び固定状態の地表部分又は底板が,上記第1のプレートの起倒に伴って平行四辺形運動を行なうようにして上記第2のプレートが常時水平昇降するようにし,車両に対する接触が生じるとき,その接触を,第1のプレートの起立中間状態乃至起立完了状態を問わずに,第1のプレート及びこれと同位置の第2のプレートによる面接触又は第1のプレートより上位置の第2のプレートによる面接触として,上記第1のプレートに車両ロックに必要な高さを確保して駐車した車両への接触可能性を許容する一方で,該車両への接触による塗装剥離,食い込み痕跡の発生を防止し得るようにしたものであって,即ち請求項1に記載の発明を,車両ロック用起倒自在の第1のプレートと,該プレートの先端に一端を回動自在に連結した第2のプレートと,上記第1のプレートの背面側にして上記第2プレートと地表又は底板との間にそれぞれ回動自在に連結して起倒自在に配置した上記第1のプレートと平行同長のリンクバー又はリンクプレートとを備え上記第1のプレートの起倒によって上記第2のプレートを常時水平昇降自在としてなることを特徴とするロック式駐車装置としたものである。
【0008】
本発明はこれを発明の要旨として上記課題解決の手段としたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下図面の例に従って本発明を更に具体的に説明すると,Aはロック式駐車装置であり,該ロック式駐車装置Aは,車両ロック用起倒自在の第1のプレート4と,該プレート4の先端に一端を回動自在に連結した第2のプレート5と,上記第1のプレート4の背面側にして上記第2プレート5と地表又は底板,本例にあっては底板3との間にそれぞれ回動自在に連結して起倒自在に配置した上記第1のプレート4と平行同長のリンクバー又はリンクプレート,本例にあってはリンクバー7とを備え上記第1のプレート4の起倒によって上記第2のプレート5を常時水平昇降自在としたものとしてある。
【0010】
即ちロック式駐車装置Aは,例えば地表のループセンサー,側面の光電管等の各種センサーによって車両の進入を検知し,検知信号によってサイド設置の駆動ボックス1内の駆動軸(図示省略)を回動し,図示省略のギア機構を介して連結しサイドボックス2との間に軸支した車両ロック用起倒自在の第1,第2のプレート4,5をタイヤ進行を妨げるように起立傾斜し,また図示省略の駐車料金清算機への駐車料金領収を検知することによって該プレート4,5を転倒復帰して車両の退出を可能とするようにしてある。
【0011】
このとき上記第1のプレート4は,例えば横長矩形にして各種車両の駐車を想定してこれらの車両ロック用に必要な高さを備えた鋼板製のものとして,車両進入及び駐車料金領収の検知信号によって作動する駆動軸の正逆双方向の回動に伴って,上記駆動ボックス1とサイドボックス2間を連結するように水平に配置した鋼板製の底板3上位置で起倒回動するようにこれらボックス1,2間に上下方向固定側の一端を軸支固定してある。
【0012】
第2のプレート5は,例えば上記第1のプレート4と同幅にしてこれより幾分短尺とした横長矩形の鋼板製のものとしてあり,上記第1のプレート4の上下方向自由端側の上端にその車両進入側をなす前後方向前方側の一端を軸支固定してあり,これによって第1のプレート4に対して第2のプレート5を自由に回動するようにその連結を行ったものとしてある。
【0013】
本例において用いた上記リンクバー7は,例えば太軸にして高強度の鋼製バー材にして上記第1のプレート4の高さと同長のものを用いて,本例にあってその長手方向両端を上記第1のプレート4の背面側の第1のプレート4幅方向中間位置にして上記第2のプレート5裏面の前後方向中間位置と上記底板3の同じく前後方向中間位置で上記第1のプレート4と平行となり且つそれぞれ回動するように軸支固定して,その連結を行ったものとしてある。
【0014】
第2のプレート5の軸支固定及びリンクバー7の軸支固定は,常法に従って,例えば連結対象の一方に支軸を配置し,他方に軸受を配置し,支軸を軸受に挿入支持するとともに支軸の抜止め措置を施すことによって行なってあり,また該軸支固定はその位置をそれぞれ上下に水平位置となるように行うことによって,これら第1,第2のプレート4,5,リンクバー7,該リンクバー7と第1のプレート4の軸支位置間の上記第2のプレート5及び底板3における前後方向の距離区間が平行四辺形運動をなすようにしてある。
【0015】
このように第1,第2のプレート4,5,リンク7及び固定状態にある上記底板3の部分が平行四辺形運動を行なうようにすることによって,未駐車の空状態においては,第2のプレート5の下にリンク7が転倒して収容された状態となることにより第1,第2のプレート4,5が折畳まれて転倒して,タイヤの通過を可能とし該車両駐車を可能とする一方,車両が駐車した状態においては,上記車両駐車及び駐車料金領収の検知信号を受けた駆動軸の作動によって第1のプレート4が起倒すると底板3を定位置として,第2のプレート5が底板3に,リンクバー7が第1のプレート4にそれぞれ平行に回動して,これらが連動して伸張と折畳みの起倒を行うとともに第2のプレート5は水平の底板3に対して平行運動を行うことによって上記常時水平昇降自在となる。
【0016】
従って例えば第1のプレート4を従来のプレートと同等な高さを備えたものとすることによって該第1のプレート4が起立したとき,これが乗用車のドア下の車両フレームに設置した樹脂モールに接触する可能性があるが,該接触は,第1のプレート4の起立中間状態乃至起立完了状態を問わずに,第1のプレート4及びこれと同位置の上記水平昇降する第2のプレート5による面接触又は第1のプレート4より上位置の第2のプレート5による面接触となり,いずれも第1のプレート4の先端がエッジ状の端縁となって,これが該樹脂モールに食い込み,該樹脂モールの塗装を剥離したり,該樹脂モールに食い込みの痕跡を残すようなことがなく,該面接触とすることによって第1のプレート4に車両ロックに必要な高さを確保し駐車した車両への接触可能性を許容する一方で,該車両への接触による塗装剥離,食い込み痕跡の発生を防止することができる。
【0017】
図中6は,本例のロック式駐車装置Aが上記リンクバー7を第2のプレート5の背面の幅方向中間位置に設置したことにより,車両のタイヤ通過時にその荷重を幅方向両端部で受けて第2のプレート5が揺動したり,変形したりするのを防止するとともにその底板3との軸支固定部を保護するように第2のプレート5の幅方向両端部にリンクバー7転倒状態の高さより大きな下向き突出幅で下方に一体に突出配置した厚肉リブ又はブロックによる第2のプレート5水平維持用の底板接触部を示す。
【0018】
図示した例は以上のとおりとしたが,上記リンクバーを用いるときこれを複数位置に設置すること,リンクバーの設置を第2のプレートの前後方向後端位置において行なうようにすること,リンクバーを用いるとき,上記底板接触部に代えて底板の幅方向中間部乃至両端部に第2のプレートの厚肉リブ又はブロックによる受座を設置すること,上記リンクバーに代えて,リンクプレートを用い,このとき該リンクプレートを,例えば第1,第2のプレートと同幅乃至これより幅狭の鋼板製のものとすること,リンクバー又はリンクプレートの下側の回動自在の連結を底板に代えて地表とし,このとき該地表の連結をコンクリート仕上面に設置した支軸又は軸受に対して行うようにすること等を含めて,本発明の実施に当って第1のプレート,第2のプレート,リンクバー又はリンクプレート,これを連結する地表又は底板等の各具体的構造,形状,材質,高さや幅の寸法,数,これらの関係,これらに対する付加等は上記発明の要旨に反しない限り様々の形態のものとすることができる。
【0019】
【発明の効果】
本発明は以上のとおりに構成したから,第1のプレートの起倒に伴って第1,第2のプレート,リンク及び固定状態の地表部分又は底板が平行四辺形運動を行なうようにして第2のプレートが常時水平昇降するようにし,車両に対する接触が生じるとき,その接触を,第1のプレートの起立中間状態乃至起立完了状態を問わずに,第1のプレート及びこれと同位置の第2のプレートによる面接触又は第1のプレートより上位置の第2のプレートによる面接触として,上記第1のプレートに車両ロックに必要な高さを確保して駐車した車両への接触可能性を許容する一方で,該車両への接触による塗装剥離,食い込み痕跡の発生を防止し得るようにしたロック式駐車装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1のプレートの転倒状態を示すロック式駐車装置の斜視図である。
【図2】第1のプレートの起立状態を示すロック式駐車装置の斜視図である。
【図3】第1,第2のプレートの関係を示す部分斜視図である。
【符号の説明】
A ロック式駐車装置
1 駆動ボックス
2 サイドボックス
3 底板
4 第1のプレート
5 第2のプレート
6 底板接触部
7 リンク

Claims (1)

  1. 車両ロック用起倒自在の第1のプレートと,該プレートの先端に一端を回動自在に連結した第2のプレートと,上記第1のプレートの背面側にして上記第2プレートと地表又は底板との間にそれぞれ回動自在に連結して起倒自在に配置した上記第1のプレートと平行同長のリンクバー又はリンクプレートとを備え上記第1のプレートの起倒によって上記第2のプレートを常時水平昇降自在としてなることを特徴とするロック式駐車装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105178674A (zh) * 2013-11-26 2015-12-23 方义飞 可折叠伸展式停车位限位装置
JP2016011548A (ja) * 2014-06-30 2016-01-21 日本信号株式会社 ロック装置
CN107762221A (zh) * 2017-10-20 2018-03-06 四川省守望信息科技有限责任公司 新型自动化控制车位锁

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