JP2004122066A - 脱気装置 - Google Patents

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今村 雅敬
Takeshi Mihashi
三橋 毅
Yoshihisa Yamada
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Abstract

【課題】簡易な構成でありながら、基板処理装置への気泡の流出を有効に防止することが可能な脱気装置を提供することを目的とする。
【解決手段】処理液貯留槽10aは、疎水性の材質からなる上方部31と、親水性の材質からなる下方部32とから構成される。上方部31に配設された処理液供給口11は、処理液の供給路を介して処理液の供給源と接続されている。また、上方部31に配設された排気口13は、排気路を介して排気ポンプと接続されている。さらに、下方部32に配設された処理液排出口12は、処理液の排出路を介して基板処理装置と接続されている。
【選択図】    図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、基板を処理液により処理するための基板処理装置に供給される処理液中から、気体成分を除去するための脱気装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、半導体ウエハー等の基板の表面に処理液としての現像液を供給して基板を現像処理する基板処理装置においては、現像液中に気泡が混在すると現像ムラが発生するという問題がある。このため、このような基板処理装置においては、現像液の供給路中に、現像液中から気体成分を除去するための脱気装置が配設される。
【0003】
このような脱気装置としては、従来、トラップタンク方式の脱気装置が使用されている。このトラップタンク方式の脱気装置は、基板処理装置と処理液の供給源との間に、例えば、ポリプロピレン性の貯留槽を配設し、処理液の供給源より供給された処理液をこの貯留槽に一時的に貯留することにより、処理液中に混入した気泡を貯留槽内において排出されることにより、処理液の脱気を行うものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このような従来のトラップタンク方式の脱気装置においては、貯留槽の内壁に処理液中の気体成分により生じた気泡が付着し、基板を処理液により処理する基板処理装置にこの気泡が流出するという問題がある。
【0005】
また、上述した従来のトラップタンク方式の脱気装置においては、処理液中に溶存している気体成分を除去することは不可能である。このため、この貯留槽と基板処理装置との間の処理液の流路中で処理液の圧力に変化が生じた場合等においては、処理液中に気体成分から生じた気泡が発生し、基板処理装置にこの気泡が流出するという問題も生ずる。
【0006】
このような問題に対応するため、液体中に溶存する気体成分を中空膜により脱気する中空膜方式の脱気装置を採用することも考えられる。しかしながら、このような中空膜方式の脱気装置は高価であり、また、その構成も複雑となる。
【0007】
この発明は上記課題を解決するためになされたものであり、簡易な構成でありながら、基板処理装置への気泡の流出を有効に防止することが可能な脱気装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、基板を処理液により処理するための基板処理装置に供給される処理液中から、気体成分を除去するための脱気装置において、処理液供給口と、処理液排出口と、排気口とを備えるとともに、その内壁における前記処理液排出口側の領域が親水性の材質で構成され、その内壁における前記処理液排出口側以外の領域が疎水性の材質で構成された処理液貯留槽と、前記処理液貯留槽における処理液供給口と処理液の供給源とを接続する処理液の供給路と、前記処理液貯留槽における処理液排出口と前記基板処理装置とを接続する処理液の排出路と、前記処理液貯留槽における排気口と減圧機構とを接続する排気路とを備えたことを特徴とする。
【0009】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記処理液排出口は前記処理液貯留槽の下部に、また、前記排気口は前記処理液貯留槽の上部に各々配設されており、前記処理液貯留槽の内壁の下方部分が親水性の材質で、また、前記処理液貯留槽の内壁の上方部分が疎水性の材質で構成されている。
【0010】
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の発明において、前記処理液貯留槽の内部における前記排気口側の領域に、疎水性の気泡トラップ部材を配設している。
【0011】
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の発明において、前記気泡トラップ部材は、そこで発生した気泡を前記排気口に向けて案内する形状を有している。
【0012】
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の発明において、前記親水性の材質は石英である。
【0013】
請求項6に記載の発明は、請求項1乃至請求項4いずれかに記載の発明において、前記処理液は基板表面に形成された露光後のフォトレジストの層を現像処理するための現像液である。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1はこの発明に係る脱気装置1を基板処理装置22とともに示す概要図である。
【0015】
この脱気装置1は、処理液供給口11と、処理液排出口12と、排気口13とを備えた処理液貯留槽10を有する。また、この脱気装置1は、処理液貯留槽10における処理液供給口11と処理液の供給源21とを接続する処理液の供給路14と、処理液貯留槽10における処理液排出口12と基板処理装置22とを接続する処理液の排出路15と、処理液貯留槽10における排気口13と減圧機構としての排気ポンプ23とを接続する排気路16とを備える。
【0016】
なお、基板処理装置22は、半導体ウエハー等の基板2を処理液により処理するためのものである。この基板処理装置22は、基板2を回転可能に保持するスピンチャック24と、このスピンチャック24を回転駆動するモータ25と、スピンチャック24に保持されて回転する基板2の表面に処理液を塗布するためのノズル26とを備える。このノズル26は、上述した処理液の排出路15と連結されている。
【0017】
この脱気装置においては、処理液の供給源21から供給された処理液を、一旦、処理液貯留槽10に貯留する。そして、排気ポンプ23の作用により処理液貯留槽10内を減圧することにより、処理液貯留槽10に貯留された処理液中から気体成分を除去する。このときには、処理液供給口11と処理液の供給源21との間、および、処理液排出口12と基板処理装置22との間は、各々、図示しない電磁弁により閉鎖される。しかる後、脱気後の処理液を基板処理装置22におけるノズル26を介して基板1上に供給する。
【0018】
なお、上述した基板処理装置22は、その表面に露光後のフォトレジストが積層された基板2に対して現像処理を行うものである。そして、上述した処理液としては、基板2の表面に形成された露光後のフォトレジストの層を現像処理するための現像液が使用される。
【0019】
次に、上述した処理液貯留槽10の構成について説明する。図2は、この発明の第1実施形態に係る脱気装置1の処理液貯留槽10aを示す縦断面図である。
【0020】
この処理液貯留槽10aは、疎水性の材質からなる上方部31と、親水性の材質からなる下方部32とから構成される。これらの上方部31および下方部32は、例えば、図示しないオーリングを介して接続されている。上述した処理液供給口11および排気口13は、上方部31に形成されている。一方、上述した処理液排出口12は、下方部32に形成されている。
【0021】
上方部31は、耐薬品性がありながら、その表面粗さが比較的粗く、その表面に気泡が付着しやすい疎水性の材質から構成される。このような材質としては、例えば、フッ素樹脂等の樹脂を使用することができる。一方、下方部32は、耐薬品性がありながら、その表面が滑らかで、その表面に気泡が付着しにくい親水性の材質から構成される。このような材質としては、例えば、石英を使用することができる。
【0022】
このような構成を有する処理液貯留槽10においては、その内部に処理液3を貯留した状態で、排気ポンプ23の作用により処理液貯留槽10内を減圧した場合には、処理液3が減圧され処理液3中に気体成分による気泡が発生する。そして、この気泡の一部は、処理液3の液面まで浮上した後、排気口13から排出される。また、気泡の一部は、疎水性の材質からなる上方部31の内壁に一旦付着した後、処理液3の液面まで浮上して排気口13から排出される。
【0023】
このとき、処理液3中において発生した気泡は、疎水性を有する上方部31に選択的に付着し、親水性の材質からなる下方部32の内壁に付着することはない。このため、処理液3中において発生した気泡が、処理液排出口12を介して基板処理装置22に流出することを有効に防止することが可能となる。
【0024】
なお、上述した実施形態においては、上方部31全体を疎水性の材質で構成し、下方部32全体を親水性の材質で構成しているが、上方部31は少なくともその内壁が疎水性の材質で構成されていればよく、同様に、下方部32は少なくともその内壁が親水性の材質で構成されていればよい。また、疎水性の材質で構成された槽の内周面下方部に親水性の内槽を配設した構成を採用してもよい。
【0025】
次に、上述した処理液貯留槽10の他の実施形態について説明する。図3は、この発明の第2実施形態に係る脱気装置1の処理液貯留槽10bを示す縦断面図であり、図4はその上方部31部分における平断面図である。なお、第1実施形態に係る処理液貯留槽10aと同一の部材については同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
【0026】
この第2実施形態に係る処理液貯留槽10bは、その内部における排気口13側の領域に、複数の棒状の疎水性の気泡トラップ部材41を配設した点が、第1実施形態に係る処理液貯留槽10aと異なる。すなわち、この処理液貯留槽10bにおける上方部31および下方部32の内壁には、処理液3中において発生した気泡を付着させるための複数の気泡トラップ部材41が付設されている。このため、処理液3中において発生した気泡は、この気泡トラップ部材41に選択的に付着することになり、下方部32に気泡が付着する可能性をより低いものとすることが可能となる。
【0027】
この棒状の気泡トラップ部材41は、図3および図4に示すように、上方に傾斜した状態で処理液貯留槽10bにおける上方部31および下方部32の内壁に付設されている。このため、処理液3中に発生した気泡を、排気口13が配置された処理液貯留槽10bの上方に向けて案内することが可能となる。なお、図5に示すように、棒状の気泡トラップ部材41を螺旋状に配置してもよい。
【0028】
次に、上述した処理液貯留槽10のさらに他の実施形態について説明する。図6は、この発明の第3実施形態に係る脱気装置1の処理液貯留槽10cを示す縦断面図であり、図7はその上方部31部分における平断面図である。なお、第1実施形態に係る処理液貯留槽10aと同一の部材については同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
【0029】
この第3実施形態に係る処理液貯留槽10cにおいては、その内部における排気口13側の領域に、複数の疎水性の気泡トラップ部材42を配設している。すなわち、この処理液貯留槽10cにおける上方部31および下方部32の内壁には、処理液3中において発生した気泡を付着させるための3個の気泡トラップ部材42が付設されている。このため、処理液3中において発生した気泡は、この気泡トラップ部材41に選択的に付着することになり、下方部32に気泡が付着する可能性をより低いものとすることが可能となる。
【0030】
この気泡トラップ部材41は、図6および図7に示すように、その中央に形成された開口部43に向けて傾斜した構成を有する。このため、第2実施形態に係る処理液貯留槽10bと同様、処理液3中に発生した気泡を、開口部43を介して排気口13が配置された処理液貯留槽10cの上方に向けて案内することが可能となる。
【0031】
次に、上述した処理液貯留槽10のさらに他の実施形態について説明する。図8は、この発明の第4実施形態に係る脱気装置1の処理液貯留槽10dを示す縦断面図であり、図9はその上方部31部分における平断面図である。なお、第1実施形態に係る処理液貯留槽10aと同一の部材については同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
【0032】
この第4実施形態に係る処理液貯留槽10dにおいては、その内部における排気口13側の領域に、3個の疎水性の気泡トラップ部材44を配設している。すなわち、この処理液貯留槽10dにおける上方部31および下方部32の内壁には、処理液3中において発生した気泡を付着させるための、複数の開口部45を備えた3個の気泡トラップ部材44が付設されている。このため、処理液3中において発生した気泡は、この気泡トラップ部材44に選択的に付着することになり、下方部32に気泡が付着する可能性をより低いものとすることが可能となる。
【0033】
次に、上述した処理液貯留槽10のさらに他の実施形態について説明する。図10は、この発明の第5実施形態に係る脱気装置1の処理液貯留槽10eを示す縦断面図であり、図11はその上方部31部分における平断面図である。なお、第1実施形態に係る処理液貯留槽10aと同一の部材については同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
【0034】
この第5実施形態に係る処理液貯留槽10eにおいては、その内部における排気口13側の領域に、一対の疎水性の網部材46および多数の疎水性の球部材47より成る気泡トラップ部材を配設している。このため、処理液3中において発生した気泡は、一対の網部材46および多数の球部材47より成る気泡トラップ部材に選択的に付着することになり、下方部32に気泡が付着する可能性をより低いものとすることが可能となる。
【0035】
次に、上述した処理液貯留槽10のさらに他の実施形態について説明する。図12は、この発明の第6実施形態に係る脱気装置1の処理液貯留槽10fを示す縦断面図である。なお、第1実施形態に係る処理液貯留槽10aと同一の部材については同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
【0036】
この第6実施形態に係る処理液貯留槽10fにおいては、その内部における排気口13側の領域に、コイルばね状の疎水性の気泡トラップ部材48を配設している。このため、処理液3中において発生した気泡は、この気泡トラップ部材48に選択的に付着することになり、下方部32に気泡が付着する可能性をより低いものとすることが可能となる。
【0037】
なお、上述した実施形態においては、いずれも、処理液供給口11と排気口13とを処理液貯留槽10における上方部31の上部に配設しているが、これらの処理液供給口11と排気口13は、処理液3の液面より上方であれば、処理液貯留槽10における上方部31の側面等に配設することも可能である。同様に、上述した実施形態においては、いずれも、処理液排出口12を処理液貯留槽10における下方部31の下部に配設しているが、処理液排出口12は、処理液貯留槽10における下方部32の側面等に配設することも可能である。
【0038】
また、上述した実施形態においては、減圧機構として排気ポンプ23を使用しているが、ベンチュリー機構等のその他の減圧機構を使用してもよい。
【0039】
さらに、上述した実施形態においては、この発明を基板2の表面に形成された露光後のフォトレジストの層を現像処理するための現像液から脱気を行う脱気装置に適用しているが、この発明はその他の処理液から脱気を行う脱気装置にも適用することが可能である。
【0040】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、その内壁における処理液排出口側の領域が親水性の材質で構成され、その内壁における処理液排出口側以外の領域が疎水性の材質で構成された処理液貯留槽を備えることから、簡易な構成でありながら、基板処理装置への気泡の流出を有効に防止することが可能となる。
【0041】
請求項2に記載の発明によれば、処理液排出口は処理液貯留槽の下部に、また、排気口は処理液貯留槽の上部に各々配設されており、処理液貯留槽の内壁の下方部分が親水性の材質で、また、処理液貯留槽の内壁の上方部分が疎水性の材質で構成されることから、基板処理装置への気泡の流出をより確実に防止することが可能となる。
【0042】
請求項3に記載の発明によれば、処理液貯留槽の内部における排気口側の領域に、疎水性の気泡トラップ部材を配設することから、基板処理装置への気泡の流出をさらに確実に防止することが可能となる。
【0043】
請求項4に記載の発明によれば、気泡トラップ部材がそこで発生した気泡を排気口に向けて案内する形状を有することから、気泡を排気口から速やかに排出させることが可能となる。
【0044】
請求項5に記載の発明によれば、親水性の材質は石英であることから、気泡の付着と処理液の汚染を有効に防止することが可能となる。
【0045】
請求項6に記載の発明によれば、処理液が基板表面に形成された露光後のフォトレジストの層を現像処理するための現像液であることから、現像ムラの発生を防止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る脱気装置1を基板処理装置22とともに示す概要図である。
【図2】この発明の第1実施形態に係る脱気装置1の処理液貯留槽10aを示す縦断面図である。
【図3】この発明の第2実施形態に係る脱気装置1の処理液貯留槽10bを示す縦断面図である。
【図4】この発明の第2実施形態に係る脱気装置1の処理液貯留槽10bの上方部31部分における平断面図である。
【図5】この発明の第2実施形態に係る脱気装置1の処理液貯留槽10bの上方部31部分における平断面図である。
【図6】この発明の第3実施形態に係る脱気装置1の処理液貯留槽10cを示す縦断面図である。
【図7】この発明の第3実施形態に係る脱気装置1の処理液貯留槽10cの上方部31部分における平断面図である。
【図8】この発明の第4実施形態に係る脱気装置1の処理液貯留槽10dを示す縦断面図である。
【図9】この発明の第4実施形態に係る脱気装置1の処理液貯留槽10dの上方部31部分における平断面図である。
【図10】この発明の第5実施形態に係る脱気装置1の処理液貯留槽10eを示す縦断面図である。
【図11】この発明の第5実施形態に係る脱気装置1の処理液貯留槽10eの上方部31部分における平断面図である。
【図12】この発明の第6実施形態に係る脱気装置1の処理液貯留槽10fを示す縦断面図である。
【符号の説明】
1   脱気装置
2   基板
3   処理液
10  処理液貯留槽
11  処理機供給口
12  処理液排出口
13  排気口
14  処理液の供給路
15  処理液の排出路
16    排気路
21  処理液の供給源
22  基板処理装置
23  排気ポンプ
24  スピンチャック
25  モータ
26  ノズル
31  上方部
32  下方部
41  気泡トラップ部材
42  気泡トラップ部材
43  開口部
44  気泡トラップ部材
45  開口部
46    網部材
47  球部材
48  気泡トラップ部材

Claims (6)

  1. 基板を処理液により処理するための基板処理装置に供給される処理液中から、気体成分を除去するための脱気装置において、
    処理液供給口と、処理液排出口と、排気口とを備えるとともに、その内壁における前記処理液排出口側の領域が親水性の材質で構成され、その内壁における前記処理液排出口側以外の領域が疎水性の材質で構成された処理液貯留槽と、
    前記処理液貯留槽における処理液供給口と処理液の供給源とを接続する処理液の供給路と、
    前記処理液貯留槽における処理液排出口と前記基板処理装置とを接続する処理液の排出路と、
    前記処理液貯留槽における排気口と減圧機構とを接続する排気路と、
    を備えたことを特徴とする脱気装置。
  2. 請求項1に記載の脱気装置において、
    前記処理液排出口は前記処理液貯留槽の下部に、また、前記排気口は前記処理液貯留槽の上部に各々配設されており、前記処理液貯留槽の内壁の下方部分が親水性の材質で、また、前記処理液貯留槽の内壁の上方部分が疎水性の材質で構成されている脱気装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の脱気装置において、
    前記処理液貯留槽の内部における前記排気口側の領域に、疎水性の気泡トラップ部材を配設した脱気装置。
  4. 請求項3に記載の脱気装置において、
    前記気泡トラップ部材は、そこで発生した気泡を前記排気口に向けて案内する形状を有する脱気装置。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の脱気装置において、
    前記親水性の材質は石英である脱気装置。
  6. 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の脱気装置において、
    前記処理液は基板表面に形成された露光後のフォトレジストの層を現像処理するための現像液である脱気装置。
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