JP2004121312A - 食器洗い機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】下扉52と食器かご4とはリンク機構部80により連結されている。各リンク機構部80は、食器かご4の両側の中央付近に取り付けられたリンク取付部材81と、下扉52における裏面両側の中央付近であって洗浄タンク3とのシール部分よりも内側に設けられたリンク取付片82と、リンク取付部材81とリンク取付片82とを連結するリンクバー85とで構成される。下扉52が開放されるとリンクバー85の後端部が前方へ動き、食器かご4が前方へ引き出される。下扉52が完全に開放すると、食器かご4が下扉52の上方に引き出された状態となる。
【選択図】 図12
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、食器洗い機に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、流し台のシンクの側方などの幅狭なスペースに設置を可能とするために、洗浄室の外形を、たとえば、平面視においてかごの出し入れ方向である前後方向に短く、これに直交する左右方向に長い長方形状の薄型に形成した卓上タイプの食器洗い乾燥機が商品化されている。このような薄型の食器洗い機は、流し台のシンクに対面するように(流し台の正面に対して横向きに)設置される場合が多く、このため、食器投入口を覆う扉体を、上方に開く上扉と下方に開く下扉とで構成して、扉体が開放した際にあまり前に飛び出さないようにし、扉体が水道栓などにぶつからないようにしている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
また、この食器洗い機では、下扉を略水平方向まで開放し、開放した下扉上に食器を保持する食器かごを引き出せるよう構成されている。
【0004】
【特許文献1】
特願2001−212059号公報(0019段落〜0022段落、図1)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記の食器洗い機では、食器かごに食器をセットするときには、扉体を開放した後に使用者自身が食器かごを下扉上に引き出す必要があった。
【0006】
本発明は、食器洗い機に関し、従来に比べ、さらに食器の出し入れを容易にすることを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段および発明の効果】
前記の目的を達成するため、請求項1に係る発明は、食器を食器かごで保持して洗浄タンク内で洗浄するとともに、この洗浄タンク内へ食器を出し入れするための食器投入口を、上方に開く上扉と下方に開く下扉とからなる扉体で覆う構成とした食器洗い機において、前記下扉の開放動作に連動して、前記洗浄タンク内の前記食器かごを、開放した前記下扉の上方に引き出すかご連動機構を備えたことを特徴としている。
【0008】
この構成では、下扉が開放すると、かご連動機構によって自動的に食器かごが下扉の上方に引き出される。かご連動機構は、例えば、下扉と食器かごとの間に連結されたリンク機構を含み、下扉の開放動作に伴ってリンク機構が動作し、食器かごを引き出す構成とすることができる。
【0009】
このような構成により、使用者が食器かごを引き出す手間を軽減することができ、食器の出し入れが容易になる。
【0010】
なお、かご連動機構を、下扉の閉鎖動作に連動して食器かごを洗浄タンク内に押し入れる構成とすると、より食器の出し入れが容易になるので好ましい。
【0011】
上記の構成においては、さらに、前記扉体を、前記食器投入口の閉鎖状態において前記上扉の下端部の外側に前記下扉の上端部が重なる構成とするとともに、前記下扉の開放動作に連動して、前記下扉に連動して前方へ引き出される前記食器かごや食器かごに保持された食器が前記上扉の閉鎖位置に至る前に前記上扉を開放する扉連動機構を備えるものとすることが好ましい。
【0012】
この構成では、食器投入口の閉鎖状態において前記上扉の下端部の外側に前記下扉の上端部が重なる構成とし、まず下扉が開かないと上扉が開かないようにしているので、洗浄中に運転を一時停止して扉体を開くような場合があっても、上扉内面についた水滴などは下扉内面に落ちることになり機外には漏れにくい。しかも、このように扉体を構成した場合には、まず下扉が開放することで、かご連動機構によって食器かごが前方へ動き始めるが、扉連動機構によって食器かご自身や食器かごに保持された食器が上扉の閉鎖位置に至る前に上扉を前方や上方に逃がすことができるので、食器かごなどが上扉にぶつかるのを防止することができる。
【0013】
上記の構成においては、下扉が開放したときには必ず食器かごが下扉の上方に引き出された状態となる。一般に、洗浄タンク内の食器かごの下方には洗浄水を貯める水溜め部が形成されており、この水溜め部には残滓フィルタが配置されているが、食器かごが下扉の上方にあったままでは、食器かごが邪魔で残滓フィルタが取り出しにくい虞がある。また、食器かごから小物が洗浄タンクの底部に落ちた場合も、その小物が取り出しにくい虞がある。
【0014】
このため、上記の構成においては、さらに、前記かご連動機構による前記下扉と前記食器かごとの連動を解除するための解除機構を設けることが好ましい。解除機構は、例えば、下扉と食器かごの連結を外せるよう、かご連動機構を下扉に使用者が着脱できる機構やかご連動機構を食器かごに使用者が着脱できる機構である。ただし、解除機構は、連動機能が解除できれば、下扉と食器かごとの連結は維持されていてもかまわない。
【0015】
この構成では、解除機構によって下扉と食器かごとの連動が解除されると、食器かごを動かすことなく下扉を開放できるようになる。あるいは、開放した下扉を動かすことなく、食器かごが動かせるようになる。よって、下扉を開放したまま食器かごを洗浄タンク内に収容した状態として下扉と食器かごとの間から残滓フィルタや落ちた小物を容易に取り出すことができる。もしくは、食器かごを食器洗い機本体から取り外して残滓フィルタや洗浄タンク底部に落ちた小物を容易に取り出すことができる。
【0016】
ところで、食器かごに入れられた箸の先の部分だけが食器かごの底から下に落ちるなど、何らかの要因によって食器かごが洗浄タンク内で引っかかり前に引き出せない状態となることが考えられる。こうなると、下扉が完全に開放しなくなり、食器かご内の食器が取り出せなくなったり、箸などを取り除いたりできなくなる虞がある。
【0017】
そこで、上記の構成においては、さらに、前記解除機構は、少なくとも前記下扉が完全に開放する前の状態において、前記下扉と前記食器かごとの連動を解除できるようにすることが好ましい。この構成では、食器かごが引っかかっても、使用者などが下扉と食器かごとの連動を解除することにより、食器かごが停止したままでも下扉を開放できるようになる。そして、下扉を開放することで開口が広がった食器投入口から箸などを取り除き、異常を解除することができる。そして、食器かごを引き出して食器を取り出すことができる。
【0018】
上記の構成においては、さらに、前記かご連動機構は、前記下扉が所定量だけ開放した後に前記食器かごを引き始める構成とすることが好ましい。この構成は、例えば、かご連動機構を、下扉や食器かごにある程度の遊びを持って連結することにより実現できる。
【0019】
この構成では、食器かごが最初から引っかかっていて収容位置から全く動かない場合でも下扉がある程度開放されるので、その開口から使用者が下扉と食器かごとの連結を外すことができる。よって、より確実に食器の取り出しや異常状態の解除を行える。
【0020】
なお、この構成においては、解除機構を、少なくとも、かご連動機構と下扉との連結部分で連動を解除する構成とすることが好ましい。このようにすれば、下扉の開放量が少なくても、容易に連動を解除することができ得る。
【0021】
また、請求項6に係る発明は、食器を食器かごで保持して洗浄タンク内で洗浄するとともに、この洗浄タンク内へ食器を出し入れするための食器投入口を、上方に開く上扉と下方に開く下扉とからなる扉体で覆う構成とした食器洗い機において、前記扉体の開放動作に連動して、前記洗浄タンク内の前記食器かごを、開放した前記下扉の上方に引き出すかご連動機構を備えたことを特徴としている。
【0022】
この構成では、扉体(下扉もしくは上扉)が開放すると、かご連動機構によって自動的に食器かごが下扉の上方へ引き出される。これにより、使用者が食器かごを引き出す手間を軽減することができ、食器の出し入れが容易になる。
【0023】
さらに、請求項7に係る発明は、食器を食器かごで保持して洗浄タンク内で洗浄するとともに、この洗浄タンク内へ食器を出し入れするための食器投入口を扉体で覆う構成とした食器洗い機において、前記下体の開放動作に連動して、前記洗浄タンク内の前記食器かごを、前方へ引き出すかご連動機構を備えたことを特徴としている。
【0024】
この構成では、扉体が開放すると、連動機構によって自動的に食器かごが洗浄タンクの前方へ引き出される。これにより、使用者が食器かごを引き出す手間を軽減することができ、食器の出し入れが容易になる。
【0025】
さらに、上記請求項6または7に係る発明においては、前記かご連動機構による前記扉体と前記食器かごとの連動を解除するための解除手段を設けることが好ましい。このような構成とすることで、請求項3の構成と同様、残滓フィルタや洗浄タンク底部に落ちた小物を容易に取り出すことができる。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下には、図面を参照して、本発明の実施形態について具体的に説明する。
【0027】
図1は、本発明の一実施形態に係る食器洗い機1の外観構成を示す正面図である。また、図2は、この食器洗い機1の側面図である。
【0028】
図1および図2を参照して、この食器洗い機1は、その外形が略矩形のキャビネット2により区画されている。キャビネット2の内部には、洗浄すべき食器を収容するための洗浄タンク3が配置されている(図2参照)。この洗浄タンク3の前面には、当該洗浄タンク3内に食器を出し入れするための食器投入口30が形成されている。食器投入口30は、鉛直方向に対してやや上方を向いており、食器洗い機1の手前側上方から食器投入口30を介して洗浄タンク3内に食器を出し入れしやすくなっている。
【0029】
食器投入口30は、キャビネット2に対して回動可能に取り付けられた2枚の扉(上扉51および下扉52)からなる扉体5により覆うことができるようになっている。上扉51は、その上端部を左右方向に延びる回動軸53を中心に手前上方に回動可能となっている。一方、下扉52は、その下端部を左右方向に延びる回動軸54を中心に手前下方に回動可能となっている。上扉51および下扉52を閉じた状態では、食器投入口30の手前側が覆われて、洗浄タンク3が水密に閉じられるようになっている。
【0030】
扉体5は、食器投入口30の閉鎖状態において、上扉51の下端部51Aの外側に下扉52の上端部52Aが重なるように配置されており、この間にシール部材58が設けられている。これにより、扉体5を開く際に、先に下扉52を開くことになる。扉体5を開く際に、上扉51の裏面に水滴が付着していることがある。例えば、洗浄運転を一時停止して食器を追加して洗浄タンク3内に入れる場合である。このような場合に、上扉51から水滴が落下するとしても、水滴は下扉52で受けられて、食器洗い機1の周囲を濡らす水漏れが生じることを防止できる。
【0031】
下扉52の上端部には、その左右方向の中央部に、当該下扉52を開く際にユーザが把持するための把持部55が配置されている。本実施形態では、下扉52が閉じた状態から開かないように規制(ロック)するためのロック機構(図示せず)が備えられていて、把持部55の下方(下扉52の略中央)には、下扉52のロックを解除するためのロック解除ボタン56が配置されている。この構成により、下扉52を開ける際には、ユーザは、ロック解除ボタン56を押して下扉52のロックを解除した後、把持部55を掴んで手前側に引くことにより、下扉52を下方に回動させることができる。
【0032】
キャビネット2の前面下部には、当該食器洗い機1の電源のオン/オフを切り替えるための電源ボタン21と、当該食器洗い機1の運転を開始させたり、洗浄コースなどの設定を行うための操作パネル22とが配置されている。洗浄タンク3内に食器を収容した状態で、操作パネル22を操作して当該食器洗い機1の運転を開始することにより、洗浄タンク3内で洗浄水が噴射され、食器が洗浄されるようになっている。この食器洗い機1は、例えば乾燥機能も有していて、洗浄後の食器は、温風により乾燥されるようになっている。
【0033】
図3は、食器洗い機1の内部構成を示す側面断面図である。また、図4は、食器洗い機1の正面図であって、一部を切り欠いて示している。
【0034】
図3および図4を参照して、洗浄タンク3内には、洗浄すべき食器P(例えば皿など)を保持するための食器かご4が配置されている。この食器かご4は、後述するかご連動機構によって、下扉52が開放されると、手前側に開いた下扉52の上方に自動的に引き出されるようになっている。
【0035】
洗浄タンク3の下部には、例えば食器かご4の下方から食器Pに向けて洗浄水を噴射するための2つのノズルアーム7が、左右に並べて配置されている。これら2つのノズルアーム7は、共通のノズルベース12により、それぞれ中心線Cを中心に回転自在に保持されていて、このノズルベース12の内部を通って送られてきた洗浄水が、各ノズルアーム7に備えられた複数のノズル8から上方に噴射されるようになっている。
【0036】
洗浄タンク3の底面32の手前側には、洗浄水を溜めておくための水溜め部33が、一段低く形成されている。洗浄タンク3内には、例えば機外の給水設備から水道水を導入することができるようになっていて、洗浄タンク3内に導入された水道水は、水溜め部33を含む洗浄タンク3の下部に溜まるようになっている。食器の洗浄に使用する洗浄水は、例えば洗浄タンク3内に洗剤を投入することにより、その洗剤が洗浄タンク3に導入された水道水と混ざり合って生成される。
【0037】
水溜め部33は、吸込管9を介して洗浄ポンプ10に接続されている。そして、洗浄ポンプ10の吐出口は、吐出管11を介してノズルベース12に接続されている。洗浄ポンプ10はモータ13により駆動されるようになっていて、このモータ13が所定方向に回転することにより、水溜め部33の洗浄水が洗浄ポンプ10に吸い込まれ、ノズルベース12に向けて送り出される。
【0038】
ノズルベース12に送られてきた洗浄水は、各ノズルアーム7を介して複数のノズル8から噴射される際に、ノズルアーム7に対して反力を与える。この反力により、各ノズルアーム7は、ノズル8から洗浄水を噴射しつつ、中心線Cを中心に回転することとなる。これにより、ノズルアーム7の上方の食器かご4に収容された食器Pに満遍なく洗浄水を噴射して、良好に洗浄を行うことができる。
【0039】
ノズルアーム7から噴射された洗浄水は、再び洗浄タンク3の下部に溜まり、洗浄ポンプ10により水溜め部33から吸い込まれる。このようにして、水溜め部33に溜められた洗浄水は、食器洗い機1内で循環されて、食器Pの洗浄に使用されるようになっている。
【0040】
食器Pに付着している残滓は、複数のノズル8から噴射された洗浄水により食器Pから分離される。水溜め部33の上方には、残滓フィルタ6が着脱可能に配置されていて、食器Pから分離した残滓は、この残滓フィルタ6により受け止められ、水溜め部33への流入が阻止されるようになっている。
【0041】
水溜め部33には、洗浄タンク3内に溜められた洗浄水を排水するための排水管15が接続されていて、この排水管15の途中には、モータ13により駆動される排水ポンプ14が設けられている。排水時には、モータ13が上記所定方向とは反対方向に回転することにより、洗浄タンク3内の洗浄水が水溜め部33から排水管15を通って排水ポンプ14に吸い込まれ、機外に排出されるようになっている。
【0042】
さて、本実施形態に係る食器洗い機1では、下扉52の開閉に連動して上扉51も開閉するようになっている。さらに、下扉52の開閉に連動して食器かご4が洗浄タンク3内から出入りするようになっている。
【0043】
図5〜図8は、上扉51および下扉52を開ける際の様子を段階的に示した断面図である。洗浄タンク3の左右両側方には、キャビネット2との間の空間に、上扉51と下扉52とを連動させるための扉連動機構60が配置されている。各扉連動機構60は、例えば、前端部が上扉51に連結されて後方に延びる上リンク60Aと、前端部が下扉52に連結されて後方に延びる下リンク60Bとを含み、これらの上下リンク60A、60Bは、洗浄タンク3の左右両側方の後方側で、それぞれの後端部が互いに回動可能に連結されている。
【0044】
より具体的には、上リンク60Aは、その前端部が上扉51に対して回動軸53よりも下方に回動可能に連結されて後方に延びる前アーム61と、その前端部が前アーム61の後端部に回動可能に連結されて後側下方に斜めに延びる後アーム62とを含む。また、下リンク60Bは、その前端部が下扉52の下端部に固定されて後方に延びる前アーム63と、その前端部が前アーム63の後端部に回動可能に連結されて後側上方に斜めに延びる後アーム64とを含む。上リンク60Aの後アーム62と下リンク60Bの後アーム64とは、例えば後アーム64の後端部に形成された長手方向に伸びる長孔65と、後アーム62の後端部に形成された摺動軸66とが互いに摺動可能に係合することにより、互いに一定の遊びを持って連結されている。
【0045】
洗浄タンク3の左右両側方のキャビネット2との間の空間には、扉連動機構60だけでなく、下扉52がロックしているか否かを検知するためのロック検知スイッチ57が配置されている。このロック検知スイッチ57は、洗浄タンク3の左右両側方の手前側に配置されていて、前方に向かって突出して設けられたアクチュエータ571を備えている。
【0046】
下扉52には、当該下扉52がロックしたときにアクチュエータ571に当接する当接部(図示せず)が備えられていて、下扉52を閉じることにより、当接部がアクチュエータ571に当接し、アクチュエータ571が下方に押し下げられるようになっている。アクチュエータ571の下方への変位に伴って、ロック検知スイッチ57がオンされ、その信号を受け取った制御部(図示せず)により下扉52がロックしていることが検知される。
【0047】
洗浄タンク3の左右両側方には、扉連動機構60を保持するための保持板70が固定されている。この保持板70は、洗浄タンク3との間に一定の空間を形成していて、この空間内に、ロック検知スイッチ57の他、当該ロック検知スイッチ57と制御部とを電気的に接続する配線などが収容されている。
【0048】
上リンク60Aは、保持板70と洗浄タンク3との間の空間を通っていて、その後アーム62が、保持板70の上部後側に固定された回転軸67に対して回転可能に取り付けられている。これにより、上リンク60Aは、回転軸67を支点に動作することとなる。
【0049】
また、保持板70の上部手前側には、前後方向に延びる係合孔71が形成されていて、上リンク60Aの前アーム61に取り付けられたローラ68が係合孔71に係合している。保持板70の後側上端部には、引張ばね72の一端が取り付けられていて、この引張ばね72の他端は、下リンク60Bの後アーム64の後端部に取り付けられている。
【0050】
以下、図5〜図8を参照して、下扉52を開ける際の扉連動機構60の動作態様について説明する。下扉52を開ける際には、まず、図5に示すように下扉52が完全に閉じられた状態から、ロック解除ボタン56を押して下扉52のロックを解除することとなる。下扉52を閉じた状態では、引張ばね72の張力により下リンク60Bの後アーム64が上方に付勢されていて、下扉52のロックを解除することにより、後アーム64が上方に持ち上げられ、下リンク60Bの前アーム63が回動軸54を中心に反時計回りに回動するようになっている。これにより、ロック解除ボタン56を押して下扉52のロックを解除するのに伴って、下扉52が自動的に手前側に回動するような構成とすることができる。特に、食器洗い機1本体に固定された保持板70に引張ばね72の一端を取り付けることにより、当該食器洗い機1の組立時のばらつきなどに起因して、引張ばね72の付勢力が扉連動機構60(後アーム64)に対して良好に作用しなくなるのを防止できる。
【0051】
このとき、図6に示すように下扉52が約4°開くまでの間は、後アーム64の上方への変位に伴って上リンク60Aの後アーム62の摺動軸66が下リンク60Bの後アーム64の長孔65に沿って摺動することにより、下リンク60Bの変位が上リンク60Aに伝達されないようになっている。したがって、下扉52が約4°開くまでの間は、下扉52の変位に伴って上扉51が連動せず、上扉51が閉じた状態のままになる。
【0052】
図6に示す状態から、把持部55を握って下扉52をさらに下方に回動させると、図7に示すように、下リンク60Bの前アーム63が回動軸54を中心に反時計回りに回動し、後アーム64がさらに上方に持ち上げられる。これにより、上リンク60Aの後アーム62が回転軸67を中心に反時計回りに回転し、前アーム61が手前側に押し出される。前アーム61は、係合孔71に沿って転がるローラ68の働きにより、ほぼ前後方向に沿って手前側に変位し、前アーム61に連結された上扉51が回動軸53を中心に上方に回動される。上リンク60Aの前アーム61の変位が上扉51に伝達される位置(作用点)、すなわち上扉51と前アーム61との連結部を上扉51の回動軸53の近傍にすれば、前アーム61の変位量に対して上扉51の回動量を大きくすることができる。
【0053】
上記のように、下扉52を開くことにより上リンク60Aの前アーム61で上扉51を手前側に押し出すような構成の場合、図7に示すように上扉51がほぼ水平になるまで押し出されると、上扉51をそれ以上上方に回動させることができなくなる。そこで、本実施形態では、図7に示す状態からさらに下扉52が下方に回動されると、それに伴って反時計回りに回転する上リンク60Aの後アーム62により前アーム61の後端部が下方に押し下げられ、当該前アーム61がローラ68を中心に時計回りに回動するようになっている。これにより、図8に示すように、上扉51をさらに上方まで回動させることができる。なお、図8は下扉52が約90°開いた状態を示している。
【0054】
下扉52を閉じる場合には、下扉52を上方に回動させることにより、扉連動機構60が上述した態様とは逆の態様で動作して、上扉51が下扉52に連動して下方に回動される。そして、下扉52を完全に閉じた状態で上扉51も完全に閉じられる。
【0055】
図9〜図12は、下扉52の開放に連動して食器かご4が引き出される際の様子を段階的に示した断面図である。食器かご4は、洗浄タンク3の両側の内側面に固定されたスライド部材40によって前後方向(洗浄タンクへの出入方向)に移動可能に保持されている。スライド部材40は、下扉52の開放時における下扉裏面の水平位置よりもある程度高い位置に配置されている。各スライド部材40は、図13に示すように、洗浄タンク3側に固定された断面略C形状の案内レール40Aと、案内レール40Aに前後移動可能に保持された断面略H形状の第1スライドレール40Bと、食器かご4側に固定され、第1スライドレール40B上を前後移動可能な断面略C形状の第2スライドレール40Cとで構成される。食器かご4は、このスライド部材40の保持によって、上下方向および左右方向には、多少のガタはあっても実質的には動かない。
【0056】
下扉52と食器かご4とはかご連動機構であるリンク機構部80により連結されている。リンク機構部80は両側に設けられている。各リンク機構部80は、図14に示すように、食器かご4の両側(図14では右側のみを示す)の中央付近に取り付けられた、かご側の取付部であるリンク取付部材81と、下扉52における裏面両側の中央付近であって洗浄タンク3とのシール部分よりも内側に設けられた、扉側の取付部であるリンク取付片82と、リンク取付部材81とリンク取付片82の双方側の回転軸83,84に回転自在に取り付けられ、リンク取付部材81(食器かご4)とリンク取付片82(下扉52)とを連結するリンクバー85とで構成される。
【0057】
リンク取付部材81は、使用者が工具などを使わず、あるいは簡単な工具を使って容易に着脱できるよう(ドライバでネジを外すような作業をする必要がないよう)、横方向(かごの外側方向)から食器かごに着脱可能に取り付けている。より具体的には、リンク取付部材81の食器かご4への取付面には、嵌合部86が2箇所に設けられている。この嵌合部86には、食器かご4の枠を構成する縦の線材4Aに対応し、且つ線材4Aの径より少し小さい嵌込口862を有する溝部861が形成されている。こうして、嵌合部86の溝部861を線材4Aに嵌合することにより、リンク取付部材81が食器かご4に取り付けられる。回転軸83は段付きネジで構成されており、この段付きネジ83をリンクバー85の後端部の挿入孔85Aに通してリンク取付部材81にねじ止めする。挿入孔85Aは、リンクバー85の長手方向に長い形状(長孔)をしており、挿入孔85Aと回転軸83との間には、挿入に必要な遊び以上の大きな遊びが設けられている。
【0058】
リンク取付片82には、回転軸84によって、使用者が横方向から着脱可能にリンクバー85が取り付けられている。より具体的には、回転軸84はスナップ固定式の固定ピンで構成されている。この固定ピン84をリンクバー85の前端部の挿入孔85Bに通してリンク取付片82の取付孔82Aに取り付けている。固定ピン84の先端にはスナップ部84Aが形成されており、このスナップ部84Aが取付孔82Aの縁に引っかかることによって固定ピン84が取付孔82Aから抜けなくなっている。使用者などがスナップ部84Aの引っ掛かりを解除することで、固定ピン84は容易に抜けるようになる。
【0059】
以下、図9〜図12を参照して、下扉52を開ける際のリンク機構部80の動作態様について説明する。図9に示すような下扉52が完全に閉じられた状態から、下扉52を開放すると、即ち下扉52を手前側に回動すると、リンクバー85の前端部が下扉52の回転軸54を中心に反時計周りに回動する。これに伴い、リンクバー85の後端部が前方へ動く。
【0060】
下扉52が所定量(例えば、約5°〜10°)開くまでの間は、リンクバー85の後端部の前方への変位に伴ってリンク取付部材81側の回動軸83が挿入孔85A内を動くことにより、リンクバー85の後端部の変位が食器かご4に伝達されないようになっている。よって、下扉52がある程度開くまでの間は、下扉52の変位に伴って食器かご4が連動せず、食器かご4が停止したままである(図10参照)。
【0061】
そして、下扉52がさらに開放され、リンクバー85の後端部がさらに前方へ動き、回転軸83が挿入孔85Aの縁に当たると、リンクバー85の後端部の前方への動きによって食器かご4が前方へ引き出される(図11参照)。こうして、図12に示すように、下扉52が完全に開放すると、食器かご4が下扉52の上方に引き出された状態となる。なお、食器かご4は、食器をセットするのに支障が生じない程度に引き出されていればよく、本実施形態では、食器かご4の後部は洗浄タンク3内に残った状態となっている。
【0062】
下扉52を閉じる場合には、下扉52を上方に回動させることにより、リンク機構部80が上述した態様とは逆の態様で動作して、食器かご4が下扉52に連動して洗浄タンク3内に押し入れられる。
【0063】
このように、本実施形態の食器洗い機1においては、下扉52が開放すると、自動的に食器かご4が下扉52の上方に引き出されるので、使用者が食器かご4を引き出す手間を軽減することができ、食器の出し入れが容易になる。
【0064】
なお、スライド部材40(案内レール40Aやスライドレール40B,40C)は、高温の洗浄水が当たっても錆びにくく熱変形しにくいステンレス製とすることが望ましい。錆や熱変形によって食器かご4がスムーズな引出しができなくなることを防止でき、リンク機構部80への負担が軽減できて、リンク機構部80の破損を防止できる。
【0065】
また、本実施形態では、食器洗い機1がいわゆる奥行きが小さい薄型であり、食器かご4の引出し量に対しスライド部材40の長さが十分に取れないため、スライド部材40を2段引きのタイプとしたが、スライド部材40の長さが十分に取れるような場合には、案内レールと1つのスライドレールからなる1段引きのタイプであってもよい。
【0066】
さらに、食器かご4に保持される食器の容量(重量)の関係から引出動作時にリンク機構部80にかなり大きな負荷がかかる場合や、かなり高温の洗浄水にさらされることでリンク動作に支障をきたすような熱変形の虞がある場合、リンクバー85は錆や熱変形に強いステンレス製とすることが望ましい。また、リンク機構80にかかる負荷が比較的小さく且つ熱変形によりリンク動作に支障をきたす虞がない場合、リンクバー85は錆に強く軽量な樹脂製とすることが望ましい。リンクバー85を樹脂製としたときには、美観の点から、目立たないように透明とすることが望ましい。
【0067】
さて、食器かご4には、食器のほか箸やスプーンなど様々な小物が入れられる。例えば、何らかの要因によって箸などが食器かご4の底から下に落ちた場合、箸が洗浄タンク3内の部材(ノズルアームなど)に引っかかることにより、食器かご4が動かなくなってしまう虞がある。こうなると、食器かご4を下扉52に連動する構成としたがゆえに、扉体5が開かなくなり、箸の引っ掛かりを取り除くことも、食器を取り出すこともできなくなってしまう。
【0068】
そこで、本実施形態の食器洗い機1においては、このような場合にリンク機構部80による下扉52と食器かご4との連動が解除できるように解除機構(解除手段)を備えている。即ち、上述したように、リンクバー85を固定ピン84によってリンク取付片82に使用者が着脱できるように取り付けるとともに、リンク取付部材81を嵌合部86によって食器かご4に使用者が着脱できるように取り付けている。これによって、下扉52が完全に開放する前に食器かご4が動かなくなってしまっても、リンクバー85を下扉52から取り外したり、リンク取付部材81を食器かご4から取り外したりすることで、下扉52(扉体5)と食器かご4との連結を外して連動を解除することができる。こうして、下扉52を完全に開放して、食器が引っかかっている要因を取り除くことができ、食器かご4を引き出して食器を取り出すことができる。なお、解除機構は、下扉52と食器かご4との連結を外すものに限らず、例えば、使用者の解除操作によってリンクバー85の長さが変わることで連動が解除される構成とし、下扉52と食器かご4との連結は維持される構成であってもよい。
【0069】
さらに、リンク機構部80と食器かご4との間の遊びによって、下扉52が所定量だけ開放するまでは食器かご4が連動して動き出さないようにしているので、食器かご4が最初から全く動かなくても下扉52がある程度開く。下扉52がある程度開けば、固定ピン(回転軸)84を抜いてリンクバー85をリンク取付片82から外すことができる。したがって、食器かご4が最初から全く動かない場合でも、下扉52(扉体5)と食器かご4との連結を外すことができるので、食器が引っかかっている要因を取り除き、食器かご4を引き出して食器が取り出せるようにすることがより確実にできる。なお、リンク機構部80の遊びは、リンクバー85の前端部の挿入孔82Aを長孔にすることで、固定ピン84とリンクバー85との間で設けるようにしてもよい。
【0070】
さらに、解除機構によって連動を解除することで、開放した下扉52(扉体5)を動かすことなく食器かご4を動かすことができるようになるので、下扉52を開放したまま食器かご4を洗浄タンク3内に収容して下扉52と食器かご4との間から残滓フィルタ6や落ちた小物を容易に取り出すことができる。もしくは、食器かご4をスライド部材40から取り外して残滓フィルタ6や落ちた小物を容易に取り出すことができる。
【0071】
また、本実施形態の食器洗い機1では、上述したように、扉連動機構60によって上扉51が下扉52に連動するようにしており、特に、下扉52の開放動作に連動して食器かご4が前方へ移動し上扉51の閉鎖位置まで至る前に上扉51が開放し始めるようにしている。したがって、上扉51の下端部51Aに下扉52の上端部52Aが外側からオーバーラップするようにして下扉52が開放しないと上扉51が開放しない構成とし、且つ食器かご4が下扉52に連動して引き出される構成としても、引出動作時に、引き出された食器かご4自身あるいは食器かご4に保持された食器が上扉51にぶつかるのを防止できる。本実施形態では、扉連動機構60およびリンク機構部80の遊びの調整によって、上扉51が動き出す下扉52の開放角度(約4°)を食器かご4が動き出す下扉52の開放角度(約5°〜10°)より小さくし、上扉51が食器かご4よりも先に動き出すようにしているので確実に衝突を防止することができる。しかし、実用上、ぶつからないよう遊びが調整されれば、上記各開放角度の大小関係はどのようなものでも構わない。
【0072】
本実施形態の食器洗い機1においては、さらに、下扉52は、例えば引張ばね72の張力を大きくすることにより、ロック解除ボタン56を押すだけで最も開いた状態(例えば約90°)まで自動的に回動するようになっていてもよい。この場合、上扉51の回動動作に抵抗を付与するためのダンパが取り付けられていることが好ましい。
【0073】
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上記の実施形態の内容に限定されるものではなく、請求項記載の範囲内において種々の変更が可能である。例えば、請求項1、請求項6および請求項7に係る発明のかご連動機構は、リンクを利用したリンク機構部80に限定されるものではない。特に、請求項6および請求項7に係る発明は、かご連動機構が下扉(扉体)と食器かごとを連結している必要はなく、例えば、下扉(扉体)が開放するのをセンサで検知し、アクチュエータを駆動して食器かごを引き出す機構であってもよい。この場合、請求項8の解除手段は、例えば、アクチュエータを制御する制御部と、アクチュエータを駆動させない指令信号を送るための操作部とで構成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る食器洗い機の外観構成を示す正面図である。
【図2】この食器洗い機の側面図である。
【図3】食器洗い機の内部構成を示す側面断面図である。
【図4】食器洗い機の正面図であって、一部を切り欠いて示している。
【図5】下扉を完全に閉じた状態を示す断面図である。
【図6】下扉を約4°開いた状態を示す断面図である。
【図7】下扉を約50°開いた状態を示す断面図である。
【図8】下扉を完全に開いた状態を示す断面図である。
【図9】下扉を完全に閉じたときの食器かごの引出し状態を示す断面図である。
【図10】下扉を所定量開いたときの食器かごの引出し状態を示す断面図である。
【図11】下扉を所定量よりさらに開いたときの食器かごの引出し状態を示す断面図である。
【図12】下扉を完全に開いたときの食器かごの引出し状態を示す断面図である。
【図13】スライド部材の構成を示す図であって、(a)は側面図、(b)は(a)のA−A断面図である。
【図14】リンク機構部の構成を示す、要部の水平断面図である。
【符号の説明】
1 食器洗い機
3 洗浄タンク
4 食器かご
5 扉体
30 食器投入口
51 上扉
52 下扉
60 扉連動機構
60A 上リンク
60B 下リンク
80 リンク機構部(かご連動機構)
81 リンク取付部材
82 リンク取付片
83 回転軸,段付きネジ
84 回転軸,固定ピン
85 リンクバー
Claims (8)
- 食器を食器かごで保持して洗浄タンク内で洗浄するとともに、この洗浄タンク内へ食器を出し入れするための食器投入口を、上方に開く上扉と下方に開く下扉とからなる扉体で覆う構成とした食器洗い機において、
前記下扉と前記食器かごとを連結し、前記下扉の開放動作に連動して、前記洗浄タンク内の前記食器かごを、開放した前記下扉の上方に引き出すかご連動機構を備えたことを特徴とする食器洗い機。 - 前記扉体を、前記食器投入口の閉鎖状態において前記上扉の下端部の外側に前記下扉の上端部が重なる構成とするとともに、前記下扉の開放動作に連動して、前記下扉に連動して前方へ引き出される前記食器かごや食器かごに保持された食器が前記上扉の閉鎖位置に至る前に前記上扉を開放する扉連動機構を備えることを特徴とする請求項1に記載の食器洗い機。
- 前記かご連動機構による前記下扉と前記食器かごとの連動を解除するための解除機構を設けたことを特徴とする請求項1に記載の食器洗い機。
- 前記解除機構は、少なくとも前記下扉が完全に開放する前の状態において、前記下扉と前記食器かごとの連動を解除できるようにした請求項3に記載の食器洗い機。
- 前記かご連動機構は、前記下扉が所定量だけ開放した後に前記食器かごを引き始める構成としたことを特徴とする請求項4に記載の食器洗い機。
- 食器を食器かごで保持して洗浄タンク内で洗浄するとともに、この洗浄タンク内へ食器を出し入れするための食器投入口を、上方に開く上扉と下方に開く下扉とからなる扉体で覆う構成とした食器洗い機において、
前記扉体の開放動作に連動して、前記洗浄タンク内の前記食器かごを、開放した前記下扉の上方に引き出すかご連動機構を備えたことを特徴とする食器洗い機。 - 食器を食器かごで保持して洗浄タンク内で洗浄するとともに、この洗浄タンク内へ食器を出し入れするための食器投入口を扉体で覆う構成とした食器洗い機において、
前記扉体の開放動作に連動して、前記洗浄タンク内の前記食器かごを、前方へ引き出すかご連動機構を備えたことを特徴とする食器洗い機。 - 前記かご連動機構による前記扉体と前記食器かごとの連動を解除するための解除手段を設けたことを特徴とする請求項6または7に記載の食器洗い機。
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-
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- 2002-09-30 JP JP2002286167A patent/JP2004121312A/ja active Pending
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