JP2004118610A - 車車間通信方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】人に聞かなくても所望の情報を取得できるようにする。
【解決手段】車車間通信装置を備えた複数の車輌で論理ネットワークを形成し、該論理ネットワークの構成メンバ間で通信を行う車車間通信方法である。論理ネットワークの1つである掲示板ネットワークへの参加条件を満たす通信可能な複数の車輌11〜13で掲示板ネットワークNBNを形成し、メンバーのうちホスト11は掲示板ネットワークのメンバーをメンバーリストMBLで管理すると共に、各メンバーが提供する掲示情報を収集して掲示板NBを作成し、該作成した掲示板を全メンバーに配布する。
【選択図】  図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車車間通信方法に係わり、特に、車車間通信装置を備えた複数の車輌で掲示板ネットワークを形成し、該掲示板ネットワークの構成メンバーが提供する掲示情報により掲示板を作成して利用できるようにした車車間通信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
通信技術の発達に伴い車−車間など移動体同士の通信(車車間通信という)が可能になっている。しかし、従来の車車間通信では運転手が接続したい相手を特定し、ネットワークを介して相手と接続し、通信を行うものであった。
このため、従来の車車間通信では、車の環境や状況変化により、あるいはドライバの状態やドライバからの要求により自動的に最適な相手に接続して通信することができなかった。
【0003】
このため、本願出願人は特願2002−237928号(出願日 平成14年8月19日)において移動体間の通信方法および車輌通信装置を提案している。この先願の車輌通信装置は、車車間通信機能を備えた複数の車輌で種々の論理ネットワークを形成し、車輌やドライバの状態、ドライバの要求等に基づいて所定の論理ネットワーク内の車輌と通信を行って必要とする情報を取得し、あるいは必要とする情報を通知する。
又、特開平10−32533号公報において移動体通信方法が提案されている。この従来技術は、車車間通信装置を用いて車両同士で交通情報を送受し、受信した情報及び自ら発信する情報を別の車両に中継送信する ものである。
【特許文献1】特願2002−237928号(出願日 平成14年8月19日)
【特許文献2】特開平10−32533号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、知らない土地に行った場合、急にトイレに行きたくなった時など、近くの店に飛び込みで入るとか、道行く人に聞いて、教えてもらっていた。また、食事(お勧めレストラン)や買い物、道案内(抜け道)、イベントなどちょとした事が知りたい場合、ガイドブックや人に聞くなどの方法を取っていた。このように、ほんのちょっとした事を知りたくても、車を止めなければならなかったり、聞く人が見つからずすぐには知ることが出来なかった。上記特許文献1,2の従来技術は、かかる要求に対応できるようになっていない。
以上から、本発明の目的は人に聞かなくても所望の情報を取得できるようにすることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
車車間通信装置を備えた複数の車輌で論理ネットワークを形成し、該論理ネットワークの構成メンバ間で通信を行う車車間通信方法であり、▲1▼論理ネットワークの1つである掲示板ネットワークへの参加条件を満たす通信可能な複数の車輌で掲示板ネットワークを形成し、▲2▼メンバーのうちホストは掲示板ネットワークのメンバーを管理すると共に、各メンバーが提供する掲示情報を収集して掲示板を作成し、▲3▼該作成した掲示板を全メンバーに配布する。したがって、掲示板ネットワークの構成メンバーは掲示板をディスプレイ装置に表示して知りたい情報を取得することができる。すなわち、掲示板ネットワークの構成メンバーは人に聞かなくても所望の情報を取得することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】
(A)掲示板ネットワーク
図1は本発明の掲示板ネットワークの説明図であり、車車間通信装置を備えた車輌11,12,13により掲示板ネットワークNBNが形成されている。すなわち、車輌11,12,13は掲示板ネットワークNBNの構成メンバーであり、そのうち車輌11は掲示板ネットワークNBNを管理するホストである。
各車輌が備える車車間通信装置は、車車間通信データを送信する送信手段、送信手段からの車車間通信データを受信する受信手段、受信手段から入手した車車間通信データに基づいて所定の処理を行うデータ処理手段を備えている。
【0007】
掲示板ネットワークNBNは、車車間通信装置を備えた車輌のうち参加条件を満たす通信可能な複数の車輌11〜13で構成される。参加条件は、図2に示す車車間通信データに掲示板ネットワークへの参加意志を示す情報(掲示板ネットワークフラグNBNF)が含まれていることである。掲示板ネットワークフラグNBNFを車車間通信データに含ませるには、
・事前のユーザ設定時に参加OKを設定する方法、
・自車の掲示板に「人に教えたい情報」(掲示情報)を入力する方法、
がある。上記のいずれの場合にも車車間通信装置は車車間通信データに自動的に掲示板ネットワークフラグNBNFを挿入する。掲示情報を持たない車輌でも、参加OKを設定することにより掲示板ネットワークに参加し、掲示板を利用することができる。
【0008】
図2は車車間通信データのフォーマットの一例であり、アイドリングデータ欄、車輌ID欄、自車位置情報欄、進行方向情報欄、緊急ネットワークフラグ欄、通信情報(掲示板情報)欄が設けられている。アイドリングデータは安定通信するための同期信号(プリアンブル)である。車輌IDは車車間通信装置を搭載した車輌のIDであり、車車間通信装置をブルーツースで構成すればブルーツースデバイス・アドレスである。掲示板ネットワークフラグNBNFは前述のように掲示板ネットワークへの参加の意志を示す情報である。通信情報欄には、掲示板情報が記入される。
【0009】
(B)掲示板ネットワークの形成
掲示板ネットワークNBNは、以下のようにして形成される。車々間通信装置を有する車輌が2台以上集まると、所定の物理的な通信プロトコルを経て相互に通信が行われ、車車間データが送受される。掲示板ネットワークへの参加意志のある車輌は、受信した車車間通信データに掲示板ネットワークフラグNBNFが含まれていれば、該車車間データの送信車輌と掲示板ネットワークを形成する。この場合、掲示板ネットワークNBNを立ち上げるのに主導的な役割をした車輌、すなわち、一番先に立ち上がった車輌がホストとなり、以後、ホストは車群の管理や新しく車群に加わる車のコントロールを行ない、掲示板ネットワークへの参加順に車輌にメンバー番号を与える。図1では、車輌11がホストである。
【0010】
(C)ホストの役割
ホストは、掲示板ネットワークNBNのメンバーをメンバーリストMBLで管理すると共に、各メンバーが提供する掲示情報を収集して掲示板NBを作成する。
各車輌の車車間通信装置には、あらかじめ他人に教えたい情報(掲示情報)が操作盤より入力されており、掲示板ネットワークが立ち上がった時に、ホストがメンバーの掲示情報を集約、掲示板テーブルに登録する(掲示板の作成)。掲示板ネットワークを構成するメンバーはホストの掲示板テーブルを参照することで情報を共有できる。共有した情報は各車輌の掲示板システムのキャッシュメモリに一時保管され、以後は新たな情報が追加された場合のみホストより送信され、あるいはメンバーがが自分でダウンロードする。これによりホストが切り替わる際、少量の管理データ移管のみで、切り替えの実行が可能になる。また、あるメンバーが新しい掲示情報を登録した場合、その車から自動的にホストへアップロードされる。
【0011】
又、ホスト11は、図3に示すように新たに通信可能な車輌14が出現した時、該車輌が掲示板ネットワークへの参加条件を満たしているか調べ、満たしていれば掲示板ネットワークのメンバーとして登録する。すなわち、ホスト11は車輌14から受信した車車間通信データに掲示板ネットワークフラグNBNFが含まれていれば、掲示板ネットワークNBNの新メンバーとして登録する。また、ホストは該車輌14の掲示情報を取得して他のメンバーに通知すると共に、該掲示情報を含む掲示板を作成して新メンバー14に配布する。
【0012】
また、ホスト11は、図4に示すように停車などにより、掲示板ネットワークNBNより脱退する場合は、新ホスト13を決定し、該新ホストにメンバーリストを送信する。新ホストはメンバー番号が最小のメンバーである。尚、掲示板は送付済みであるため送付しない。以上ではメンバー番号が最小のメンバーを新ホストとしたが、図5に示すように掲示板ネットワークNBNを構成する各車輌の位置情報や進行方向情報を総合して車群の中心位置に近い車10を新ホストに割り当てる方法も考えられる。
【0013】
また、図6に示すように、2つの掲示板ネットワークNBN1,NBN2が接近した時、ホスト11,21はネゴシエーションにより掲示板ネットワークNBN1,NBN2を統合し、統合した掲示板ネットワークNBNの全体の新ホスト31を決定し、該新ホスト31にメンバーリスト、掲示板を送付する。新ホスト31は両メンバーリストを統合し、又、全体の掲示板を作成し、各メンバーには差分の掲示情報を送付する。尚、新ホストはホスト11,21の一方とするのが妥当である。
【0014】
以上では、2つの掲示板ネットワークNBN1,NBN2が接近した時、新ホストを決定したが、新ホストを決定せず、図7に示すようにホスト11,21が共同で統合した掲示板ネットワークNBNの管理を行うように構成することもできる。この場合、ホスト11はそれまでの掲示板ネットワークNBN1のメンバーを管理すると共に、ホスト21より掲示板ネットワークNBN2の掲示板を取得し、両掲示板ネットワークNBN1,NBN2の掲示板を統合して掲示板ネットワークNBN1のメンバーに配布する。又、ホスト21はそれまでの掲示板ネットワークNBN2のメンバーを管理する共に、ホスト11より掲示板ネットワークNBN1の掲示板を取得し、両掲示板ネットワークNBN1,NBN2の掲示板を統合して掲示板ネットワークNBN2のメンバーに配布する。
【0015】
(C)車車間通信装置
図8は本発明の車車間通信装置の構成図であり、車車間通信装置40にはナビゲーション装置50が通信可能に接続されている。
車車間通信装置40は、周辺車両と通信を行う通信手段、例えば、ブルーツース(BT)機器41、車車間通信を制御する車車間通信制御部42、ナビゲーション装置との間の通信を司るインターフェース部43、操作部44、各種検出部45などを備えている。車車間通信制御部42には記憶部42aが設けられ、掲示板ネットワークメンバーリストMBL、掲示板テーブル(掲示板)NB、車輌ID(ブルーツースデバイス・アドレス)、その他の情報が保持される。
【0016】
操作部44は車載ディスプレイとタッチパネルや操作スイッチ(コマンダー)を有し、掲示板ネットワークに参加するかしないかの設定、掲示板情報の入力などを行う。各種検出部45としては停車を検出するためのセンサー、ドア開閉センサー等が設けられている。
ナビゲーション装置50は、車両周辺の地図表示制御、目的地までの誘導経路を探索する探索制御、探索された誘導経路に沿った経路案内制御などを行うもので、本発明に関連した機能としては、▲1▼自車位置や車輌進行方向を検出して車車間通信装置40に入力する機能、▲2▼掲示板ネットワークを構成するメンバのうち中心に存在する車輌を算出して車車間通信装置40に入力する機能を備えている。
【0017】
(D)ブルーツース
車車間通信に用いるブルーツースは移動体と固定体、あるいは移動体と移動体の電子装置間、又はそれぞれの間のケーブル代替を意図した無線リンクであり、データを1スロット当たり625μsのTDD(Time−Division Duplex)方式でパケット転送し、パケット毎に周波数が変化する周波数ホッピングを採用している。同じ周波数ホッピングシーケンスを用いて、1台のマスターと最大7台のスレーブでネットワークを形成して通信を行う。ブルーツースの仕様の詳細については、Specification of the Bluetooth System Version 1.0Aに記述されている。
【0018】
要約すると、ブルーツースにおいて、マスターは通信したい時、周辺にどのようなスレーブが存在するかをIQパケットによりInquiry(問い合わせ)を行ない、各スレーブはFHSパケットでコネクション確立に必要なブルーツースデバイス・アドレスやクロック情報をマスターに応答する。すなわち、Inquiryすることで該Inquiryに応答する全てのスレーブのデバイス・アドレスやクロック情報を収集することができる。なお、ブルーツースデバイス・アドレスは全てのブルーツース機器に与えられる一意のアドレスである。
しかる後、マスターは選択した所定スレーブのブルーツースデバイス・アドレス及びクロック情報を使ってPageという処理を行なって該スレーブと実際にコネクションを確立し、データの送受を行なう。すなわち、マスターは選択した所定スレーブ宛にIDパケットを送信し、このIDパケットに対する受信確認をスレーブから受け取ると、マスターはそのスレーブに対してFHSパケットを送信し、自分のブルーツースデバイス・アドレスとクロック情報を伝え、以後、通信フェーズに移行する。
【0019】
(E)掲示板ネットワークへの参加処理
図9は掲示板ネットワークへのホストの参加処理フローである(図3参照)。
ホスト11はブルーツースのプロトコルに従って新たに通信可能になった車輌14と通信して該車輌より車車間通信データを取得する(ステップ101)。ついで、ホスト11は該車車間通信データに掲示板ネットワークフラグNBNFが含まれているかチェックし(ステップ102)、含まれていなければ処理を終了する。
しかし、車車間通信データに掲示板ネットワークフラグNBNFが含まれていれば、車輌14を掲示板ネットワークNBNの新メンバーとして、メンバー番号を付与してメンバーリストMBLに登録する(ステップ103)。
【0020】
また、ホスト11は前記車車間通信データより車輌14の掲示情報を抽出して掲示板NBに追加して新たな掲示板NBを作成する(ステップ104)。
以後、ホスト11は作成した掲示板NBおよびメンバー番号を新メンバー14に通知すると共に、新メンバーが提供する掲示情報をその他のメンバーに送信し(ステップ105)、処理を終了する。なお、他のメンバーは新メンバーの掲示情報を受信すれば、該情報をキャッシュメモリに記憶してある掲示板NBに追加して新たな掲示板NBを作成する。
尚、ホスト11は通信不可能になったメンバーを監視しており、通信不可能になれば、メンバーリストMBLから削除すると共に、掲示板からも該メンバーが提供する掲示板情報を削除し、その旨を他のメンバーに通知する。
【0021】
(F)ホスト脱退処理
ホストは停車、その他の理由で掲示板ネットワークから脱退する。図10はかかるホストの脱退処理フローである(図4参照)。
ホスト11は脱退すべき事象が発生したか監視し(ステップ201)、該事象が発生すれば、メンバーリストMBLを参照してメンバー番号が最小の車輌13を検索し、該車輌を新ホストに決定する(ステップ202)。ついで、新ホストである車輌13に新ホストになった事を通知すると共に、メンバーリストMBLを送信する(ステップ203)。又、他のメンバーに車輌13が新ホストになったことを通知するとともに、その車輌ID(ブルーツースデバイスアドレス)を通知し(ステップ204)、処理を終了する。
【0022】
新ホストはメンバーリストより旧ホストを削除すると共に、旧ホストの提供する掲示板情報を掲示板NBから削除し、その旨を他のメンバーに通知する。
以上では、メンバー番号が最小のメンバーを新ホストとしたが、掲示板ネットワークを構成する各車輌の位置情報や進行方向情報を総合して車群の中心位置に近い車を新ホストに割り当てる方法も考えられる。かかる場合、図10のステップ202に代えて図11のステップ202′の処理を実行する。すなわち旧ホスト11の車車間通信装置40はナビゲーション装置50に全メンバーの位置情報を送って中心位置に近い車輌の算出を依頼し、算出された中心位置の車輌を新ホストに決定する(ステップ202′)。
【0023】
(G)掲示板ネットワークの統合処理
図12は2つの掲示板ネットワークが接近した場合のホストの処理フローであり、それぞれのネットワークのいずれかのホストが統合後の新ホストになるものとする(図6参照)。
掲示板ネットワークNBN1のホスト11はブルーツースのプロトコルに従って新たに通信可能になった車輌と通信して該車輌より車車間通信データを取得する(ステップ301)。
車車間通信データに掲示板ネットワークフラグNBNFが立っていれば、該車輌が別掲示板ネットワークNBN2のメンバーであるか問い合わせる(ステップ302)。別掲示板ネットワークのメンバーでなければ図9の掲示板ネットワークNBN1への参加処理を行う(ステップ303)。
【0024】
一方、別掲示板ネットワークNBN2のメンバーであれば、別掲示板ネットワークのホストであるかチェックする(ステップ304)。別掲示板ネットワークのホストでなければ、該別掲示板ネットワークNBN2のホスト21のブルーツースデバイスアドレスを問い合わせて取得する(ステップ305)。ついで、該ブルーツースデバイスアドレスを用いて別掲示板ネットワークのホスト21を呼び出す(ステップ306)。
【0025】
ホスト11,21はネゴシエーションにより掲示板ネットワークNBN1,NBN2を統合し、統合した掲示板ネットワークNBNの全体の新ホスト31を決定する(ステップ307)。ホスト11は自分が統合掲示板ネットワークNBNの新ホストであれば、相手ホスト21から掲示板ネットワークNBN2のメンバーリストおよび掲示板を取得し、(ステップ308〜309)、新ホストでなければ、全体の新ホスト21に掲示板ネットワークNBN1のメンバーリストおよび掲示板を送信する(ステップ308,310)。新ホスト31は両メンバーリストを統合し、又、全体の掲示板を作成し、各メンバーには差分の掲示情報を送付する。
新ホストは、メンバーおよび掲示板を統合し、(ステップ311)、掲示板ネットワークNBN1のメンバーには掲示板ネットワークNBN2の掲示板を通知し、掲示板ネットワークNBN2のメンバーには掲示板ネットワークNBN1の掲示板を通知し(ステップ312)、処理を終了する。
以上では、物理ネットワークとしてブルーツース機器を用いたネットワーク例を示したが本発明はかかる物理ネットワークに限定されるものではない。
【0026】
【発明の効果】
以上本発明によれば、掲示板ネットワークへの参加条件を満たす通信可能な複数の車輌で掲示板ネットワークを形成し、メンバーのうちホストは掲示板ネットワークのメンバーを管理すると共に、各メンバーが提供する掲示情報を収集して掲示板を作成し、該作成した掲示板を全メンバーに配布するようにしたから、掲示板ネットワークの構成メンバーは人に聞かなくても所望の情報を取得することができる。
また、本発明によれば、ホストが掲示板ネットワークより脱退する場合、新ホストを決定し、該新ホストにメンバーリストを送信するようにしたから、掲示板ネットワークの構成メンバーは継続して所望の情報を掲示板より取得することができる。また、2つの掲示板ネットワークが接近した時、ホスト同士のネゴシエーションにより全体の新ホストを決定し、新ホストにメンバーリスト掲示板情報を送付するようにしたから、より広範囲の掲示板ネットワークを構成でき、掲示板より種々の情報を取得することがができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の掲示板ネットワークの説明図である。
【図2】車車間通信データフォーマットの一例である。
【図3】掲示板ネットワークへの参加説明図である。
【図4】ホストが掲示板ネットワークより脱退する場合の説明図である。
【図5】車群の中心位置に近い車輌を新ホストにする場合の説明図である。
【図6】2つの掲示板ネットワークの統合説明図である。
【図7】2つの掲示板ネットワークの別の統合説明図である。
【図8】本発明の車車間通信装置の構成図である。
【図9】掲示板ネットワークへのホストの参加処理フローである。
【図10】ホストの脱退処理フローである。
【図11】ホストの脱退における新ホスト決定の別の処理ステップである。
【図12】2つの掲示板ネットワークが接近した場合のホストの処理フローである。
【符号の説明】
11,12,13 車輌
11 ホスト
NBN 掲示板ネットワーク
MBL  メンバーリスト
NB 掲示板

Claims (4)

  1. 車車間通信装置を備えた複数の車輌で論理ネットワークを形成し、該論理ネットワークの構成メンバ間で通信を行う車車間通信方法において、
    論理ネットワークの1つである掲示板ネットワークへの参加条件を満たす通信可能な複数の車輌で掲示板ネットワークを形成し、
    メンバーのうちホストは掲示板ネットワークのメンバーを管理すると共に、各メンバーが提供する掲示情報を収集して掲示板を作成し、
    該作成した掲示板を全メンバーに配布する、
    ことを特徴とする車車間通信方法。
  2. 新たに通信可能な車輌が出現した時、前記ホストは該車輌が前記参加条件を満たしているか調べ、満たしていれば掲示板ネットワークのメンバーとして登録すると共に、該車輌からの掲示情報を含む掲示板を作成して配布する、
    ことを特徴とする請求項1記載の車車間通信方法。
  3. ホストは、掲示板ネットワークより脱退する場合、新ホストを決定し、該新ホストにメンバーリストを送信する、
    ことを特徴とする請求項1記載の車車間通信方法。
  4. 2つの掲示板ネットワークが接近した時、ホスト同士のネゴシエーションにより全体の新ホストを決定し、新ホストにメンバーリストおよび掲示板情報を送付する、
    ことを特徴とする請求項1記載の車車間通信方法。
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