JP2004117357A - 原子力設備の原子炉建屋から重量物を搬出する方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】原子力設備の原子炉建屋(1)から重量物、特に放射化一次回路構成要素を収容する容器(7)を、安価に、短い時間で、且つ耐震性をもって搬出できる方法を提供する。
【解決手段】容器(7)を、原子炉建屋(1)から導き出し、床面近くに配置され且つ滑り区間を形成する運送レール(10)の上を移動させ、該レールの終端で垂直に持ち上げてレールを除去し、その下に移動させた重量物運搬車(8)上に乗せる。垂直方向の持ち上げは上から重量物をつかみ上げるクレーン装置より安価な液圧シリンダで簡単に行うことができる。
【選択図】図1

Description

 本発明は、原子力設備の原子炉建屋から重量物を搬出する方法に関する。
 ここで重量物とは、まず第1に活性化一次回路構成要素、例えば燃料棒の容器を意味する。かかる容器は、充填された状態で30t以上の重さを有する。その容器を、先ず固定して敷設したリフト装置により、原子炉建屋の壁にある開口又は所謂資材搬入ゲート迄搬送する。その容器を、そこから外部運送装置によって、更に重量物運搬車、例えば低床トラック迄搬送し、重量運搬車に積載せねばならない。これは多くの理由から問題がある。即ち通常建築上の理由から、原子炉建屋の前には小さな広場しか存在しない。リフト装置や運送装置および重量物運搬車がいずれも巨大なため、隣接建屋で境界づけられた原子炉建屋前の広場に納めるのは困難である。そのため、例えば資材搬入ゲートで、長いジブで容器を受け取る移動式重量物クレーンが採用されてきた。該クレーンは、通常邪魔な建屋の縁を避けるため、必然的に容器を非常に高く持ち上げねばならない。また重量物クレーンは、高価な施工費を要する大面積の非常に堅固な基礎を必要とする欠点がある。ここで問題とする運送目的において、リフト・運送装置は、運送建造物のために通常運転が害され、このために、一時的にしか構築できないという別の欠点がある。従って多数の容器を搬出するには、しばしば1〜3カ月の期間が必要となる。その場合、リフト・運送装置の建設と解体に、殆どの時間を費やしてしまう。更に、耐震性の問題もある。採用するリフト装置等は、それが重量物を持ち上げている間の地震に耐えるよう構築せねばならない。そのような構築は、製造上並びに組立上非常に経費がかかり、そのために重量物の搬出にかなりの費用がかかる。また通常の方法は、容器の近くで非常に多くの操作を必要とし、これは、大きな放射線量を持つ容器を運送せねばならないとき問題となる。
 本発明の課題は、原子力設備の原子炉建屋から重量物、特に放射化一次回路構成要素の容器を、安価に、短時間で、且つ耐震性をもって搬出可能な方法を提供することにある。
 この課題は、請求項1に記載の方法で解決される。この方法では、重量物を原子炉建屋から導き出して床面近くに配置し且つ滑り区間を形成する運送レールの上を移動させ、重量物運搬車上に直接押し乗せる。原子炉建屋からの搬出及び重量物運搬車上への積載は、従って実際上同じ高さレベルで行え、この結果、耐震性を持たせねばならない高価なリフト装置は不要となる。耐震性の点で、床面に敷設したレール装置は全く問題ない。また、その支持のために必要な基礎工事は、可動式大形クレーンを採用する場合に必要となるような極めて大きな面積の基礎に比べて、取るに足らない。基礎で支持した高さの低い運送レールは、小さな所要空間しか必要とせず、重量物の搬出中、原子炉建屋への出入りは殆ど妨げられない。かかる運送レールは、組立と解体にあまり時間を要さず、従って重量物の搬出のための総合時間をかなり短縮できる。また重量物の運送時間も短縮できる。重量物を始めに運送レール上に置き、引き綱に接続することで、重量物を実際上中断なしに、かつ重量物近くでの別の操作なしに重量物運搬車の積載面の上迄運べる。
 重量物運搬車は、最も単純な場合、重量物が押し乗せられる平らな収容面を備える。しかし有利な実施態様では、運送レールに互換性をもって連結できる収容レールを積載面上に固定した重量物運搬車を利用する。かくして、重量物運搬車への重量物の問題ない受け渡しが保証できる。また収容レールは、重量物に対する安全な支持構造物を形成する。
 原子炉建屋が狭いため、重量物運搬車を、しばしばその積載面の方向が資材搬入ゲートを通過するときの重量物の向きと一致するように置くことができない。そのため、従来高価なクレーン装置により重量物を回転させていた。これに対し本発明の他の有利な実施態様では、湾曲レール又は水平平面内で回転可能に支持した回転レールを利用し、特に後者の実施態様では、狭い空間内で重量物を回転させることができる。
 また異なった実施態様では、重量物を上述した実施態様と同様に、滑り区間の終端迄移動させる。しかし、重量物運搬車への受け渡しは、別の方式で行える。即ち、重量物を地面に設置した液圧シリンダで持ち上げて、重量物の下に位置するレール部分を除去し、その後重量物を、その下に移動させた重量物運搬車の上に下ろす。この方式によれば、重量物がその上を滑り移動できるように形成されていない積載面を備えた重量物運搬車が採用できる。この実施態様では、重量物の持ち上げは必要であるが、回転は不要である。その持ち上げは液圧シリンダで行える。そのようなリフト装置に耐震性を持たせるための技術的経費は、上から重量物をつかみ上げるクレーン装置よりも安価である。
 以下図に示した実施例を参照して本発明を詳細に説明する。
 図1〜図3は原子炉建屋1を横断面図で示し、その前広場3を包囲して境界づける種々の隣接建屋2a〜2dを概略的に示している。原子炉建屋1への出入りは、開口5、6を備えた資材搬入ゲート4を経て行える。重量物は、以下では照射済み燃料集合体の容器7を指す。この容器7を、まず原子炉建屋1の内部に存在する運送装置によって、資材搬入ゲート4又は開口6迄搬送する。原子炉建屋1の運送装置は、リフト装置(図示せず)および例えばレールの形に形成した滑り装置9を含んでいる。この滑り装置9は開口5と6を貫通して延びている。図1の平面図に示すように、前広場3は、通常周囲の隣接建屋2a〜2dで、重量物運搬車8が資材搬入ゲート4の近くに寄ることができない程に狭められている。所期の運送区間は、本発明に基づき、原子炉建屋1又はそこに存在する資材搬入ゲート4から延びる運送レール10により形成されている。その運送レール10は、互いに間隔を隔てて平行に配置された2本の部分レール12で構成されている。これら部分レール12の上側面は、共通の水平平面内に延びる滑り面11を形成する。容器7を資材搬入ゲート4の開口6で運送レール10に受け渡し、該レール10上を、その終端迄移動させる。これは、建屋部分又はアンカに付けた引き綱により行うとよい。重量物運搬車8の積載面は、収容レール13を有している。このレール13は運送レール10に互換性をもって連結できる。重量物運搬車8はその後端が運送レール10に直に達している。この結果、レバー装置を介在することなく、重量物運搬車8の上に直に容器7を移動させられる。同様に2本の部分レール14で構成した収容レール13は、容器7を重量物運搬車8の積載面に固定するためにも用いられる。
 建築上の事情から、重量物運搬車8を、その長手軸線15が資材搬入ゲート4内に存在する容器7の長手軸線16と一直線になるように位置させられないことがしばしば発生する。その場合、容器7を水平平面内で、即ち垂直軸線を中心として回転する必要がある。これは、湾曲レール18によって保証される。
 本発明の異なる実施例では、容器7の回転を、水平平面内で、即ち垂直軸線を中心として回転する回転レール19により実現できる。その際、容器7をまず内部滑り装置9上で資材搬入ゲート4を貫通して移動させ、そして資材搬入ゲート4から外に導き出した運送レール10上に移動させ、続いて、それに接続した回転レール19上に移動させる。回転レール19の運動は、ケーブルウィンチによって行う。その回転角は、重量物運搬車8のその都度の位置と方向に応じて決定する。収容レール13の回転レール19への連結と、容器7の重量物運搬車8への移動は、上述したようにして行う。
原子炉建屋を包囲する建屋群および本発明の第1実施例における運送装置の概略平面図。 本発明の第2実施例における運送装置の図1に相応した平面図。 本発明の第2実施例における運送装置の図2Aと異なった状態の平面図。 本発明の第3実施例における運送装置の図1に相応した図。 本発明の第3実施例における運送装置の図3Aと異なった状態の平面図。 本発明の第3実施例における運送装置の図3Aおよび図3Bと異なった状態の平面図。 回転可能な運送レールセグメントの平面図。 図4におけるV−V線に沿った縦断面図。 図4におけるVI−VI線に沿った横断面図。 燃料集合体用容器の斜視図。 図7における部分VIIIの拡大詳細図。
符号の説明
1 原子炉建屋、2a〜2d 隣接建屋、3 前広場、4 資材搬入ゲート、5、6 開口、7 容器、8 重量物運搬車、9 滑り装置、10 運送レール、11 滑り面、12、14、20 部分レール、13 収容レール、15 重量物運搬車8の長手軸線、16 容器7の長手軸線、18 湾曲レール、19 回転レール、22 クロスピース、23 基礎プレート、24 ころ軸受、25 底板、26 回転軸、27 レール部分、28 液圧シリンダ、29 運送方向矢印、30 ノズル、32 滑り板、33 案内ローラ、34 内側角

Claims (7)

  1.  原子力設備の原子炉建屋から重量物を搬出する方法において、重量物を、原子炉建屋から導き出し、床面近くに配置され且つ滑り区間を形成する運送レール(10)の上を移動させ、重量物運搬車(8)上に押し乗せることを特徴とする方法。
  2.  積載面上に、運送レール(10)に互換性をもって連結できる収容レール(13)を固定した重量物運搬車(8)を利用することを特徴とする請求項1記載の方法。
  3.  原子力設備の原子炉建屋から重量物を搬出する方法において、重量物を、原子炉建屋から導き出し且つ床面近くに配置した運送レール(10)を含む滑り区間の上をその終端迄移動させ、そして、重量物を、地面に支持された液圧シリンダ(28)により持ち上げ、重量物の下に位置するレール部分(27)を除去し、そして、重量物を、その下に移動させた重量物運搬車(8)の上に下ろすことを特徴とする方法。
  4.  湾曲レール(18)を利用することを特徴とする請求項1から3の1つに記載の方法。
  5.  水平平面内で回転可能に支持した回転レール(19)を利用することを特徴とする請求項1から4の1つに記載の方法。
  6.  回転レール(19)を滑り区間の終端に配置することを特徴とする請求項5記載の方法。
  7.  放射化一次回路構成要素を収容する容器(7)を運送するための請求項1から6の1つに記載の方法。
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