JP2004115804A - インクジェットインクのパドリングを制御する非イオン性添加剤 - Google Patents

インクジェットインクのパドリングを制御する非イオン性添加剤 Download PDF

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Abstract

【課題】 プリントヘッドにおけるパドリングが改善されたインクジェットインク、及びインクジェットインクのパドリングを低減する方法の提供。
【解決手段】 非イオン性の極性基及び炭素数6から30の炭化水素鎖列からなるパドリング添加剤が、インクジェットインクのパドリングを改善するために使用される。当該非イオン性の極性基はアルコール基、アルケン基、又は双性イオン基であり、炭素数6から30の炭化水素鎖列は飽和又は不飽和の炭素数6から30の炭化水素鎖である。インクジェットインクは、更に染料及びインクジェットビヒクルを含有する。インクジェットインクのパドリングを低減する方法も開示する。当該方法は、パドリング添加剤をインクジェットインクに添加することを含み、当該パドリング添加剤は、非イオン性の極性基及び炭素数6から30の炭化水素鎖列からなる。
【選択図】 なし

Description

 本発明は、インクジェットインクにおけるパドリング(インクジェットインクがオリフィスプレート上に溜まる現象)を低減するのに使用される添加剤に関する。より詳細には、本発明は、非イオン性の極性基と炭素数6から30の炭化水素鎖列を有するパドリング添加剤に関する。
 インクジェット印刷は、インクジェットプリンタの低コスト化、プリント像の品質の向上、ならびに比較的雑音のない動作によって、家庭及びオフィス用のポピュラーな代替手段となっている。これらの利点があるにもかかわらず、インクジェットプリンタ及び印刷工程にかかる費用を妥当に維持しながらインクジェットのプリント品質を改善するべく研究及び開発が続けられている。
 従来のカラーインクジェットプリンタは、プリントヘッドに特定のパターンで配置された複数の抵抗体素子を具備している。抵抗体素子は、リザーバから流入するインクジェットインクに対しての開口を備えるチャンバー内に設けられている。同時に、プリントヘッドとリザーバは、インクジェットペンを具備している。プリントヘッドはまた、プリント媒体に向けてインクジェットインクを放出する為の複数のオリフィスを有するオリフィスプレートも含んでいる。各抵抗体素子は導線によってマイクロプロセッサに接続されており、そして電流搬送信号が、選択された1つ以上の抵抗体素子を加熱する。その熱は、チャンバー中でインク蒸気の泡を生成させ、そしてオリフィスを通ってプリント媒体の方へ排出する。各オリフィスからの適切に順序付けられたインクジェットインクの射出は、プリント媒体を横切ってプリントヘッドを移動させるにつれ、プリント媒体上にプリントされた文字又はその他の画像を生じさせる。インクジェットプリンタは、高品質の印刷物を生成し、そしてコンパクトで且つ手頃な値段で購入し得るものである。加えて、インクだけが用紙に当るので、インクジェットプリンタは速く且つ静かである。
 カラーイメージをプリントするために、インクジェット印刷は、シアン、マゼンタ、イエロー、及び、任意に、ブラックのインクジェットインクの組合せを利用して全てのカラースペクトルの色を作り出す。シアン、マゼンタ、イエロー、及び、任意のブラックのインクジェットインクは、インクジェットインクの「セット」として集合的に呼ばれている。カラーインクジェットプリンタは、典型的に4つのインクジェットペンを有しており、各々のインクジェットインクにつき1つのペンを利用する。カラーインクジェットインクは典型的に水性であり、そして染料又は顔料のような着色剤を水性インクビヒクル(水性インク媒質)中に溶解又は分散させて調合される。例えばイエローのインクジェットインクは、インクビヒクル中に溶解又は分散したイエローの染料又は顔料を使用し、一方、ブルーのインクジェットインクは、インクビヒクル中に溶解又は分散したシアンの染料又は顔料を使用する。着色剤が染料の場合、その染料は典型的に塩の形で存在する。インクビヒクルは、当分野で周知のように、カラーインクジェットインクの用途及び所望の諸特性に依存してその他の成分も含有する。
 高品質イメージを生成するには、インクジェットインクがインクジェットペン及びプリント媒体と適合しなければならない。最も望ましいインクジェットインクの諸特性には、特に、良好なクラスティング耐性(プリントヘッドのオリフィスプレート上の不溶性クラスト(外皮)の形成への耐性)、十分な安定性、カラーからカラーへの低いブリード(にじみ)、及び迅速な乾燥時間が含まれる。加えて、インクジェットインクは、オリフィスを塞いだりオリフィスプレート上でパドリングすることなく、インクジェットオリフィスを通過できなければならない。インクジェットインクは、また、最小の作用で機械構成要素の迅速な清浄を可能にすべきである。インクジェットインクは1つ以上の前述の特性を有していることは知られているが、1つの特性の改善は、しばしば他の特性にマイナスの影響を与えるため、これらの特性の全てを有しているインクジェットインクはほとんど無い。
 現在製造されたインクジェットインクの全般的なプリント品質が一般的に高くても、プリントヘッドのオリフィスプレート上では、これらのインクのパドリングがやはり発生する。マゼンタのインクジェットインクは、典型的に、シアン及びイエローのインクジェットインクより悪いパドリングを呈する。パドリングは、オリフィスを通って射出されるインクがプリント媒体に到達しないときに生じる。インクがプリント媒体に到達しない代わりに、当該インクジェットインクは、オリフィスプレートの外表面上に集まるか又はオリフィス端部の近傍に溜まる。この現象は、オリフィスを出るインク滴が各オリフィスの周りのオリフィスプレート上にごく少量のインクを残し去るときに起こる。パドリングの程度は、少ないインク小滴からオリフィスプレートの大部分における大きなパドル(溜まり)の形成まで様々である。大きなパドルは、部分的に又は完全にオリフィスを塞ぎ、そしてノズル欠損、正確でない低いデキャップ値、又はインク滴の軌道の変化の原因になる。軌道の変化によって、インク滴はその標的とする画素中心に命中しなくなり、それが媒体上の印刷エラーを引き起こし且つプリントイメージの品質を低下させる。
 パドリング問題に取り組んだ種々の解法が提案されてきた。幾つかの解法は、パドリングを低減させるためにプリントヘッド又はペンを改良することを提案し、そして一方で他の解法は、インクジェットインク組成物を改良する。例えば、疎水性材料からなるコーティングをプリントヘッドに適用してその湿潤性を下げ、それによってパドリングを低減させる。しかし、プリントヘッドに対するこの改良はコスト高である。パドリングを改善するために、ペン構成とインクジェットインク組成物の変更との組合せも提案されている。
 インクジェットインクに対して提案された改良策は、インクジェットインクに陰イオン性及び非イオン性の界面活性剤を添加することを含む。同様に、パドリングを改善するために第一界面活性剤と第二界面活性剤を添加することも提案されている。その第一界面活性剤は、第二界面活性剤より低い1.5単位という親水性―親油性比(「HLB」)の値を有する。更なる変更には、インクジェットインクに塩を添加することが含まれる。しかし塩又は界面活性剤の添加は、信頼性と、材料の相互作用の問題を生じさせる。何故なら全ての染料やインクビヒクルにこれらの添加剤を使用することはできないためである。加えて、界面活性剤又は塩の添加は、インクジェットインクの望ましい諸特性にマイナスの影響を与える。
 少量で効果があり且つインクジェットインクのその他の特性にマイナスに影響しない添加剤を使ってインクジェットインクのパドリングを低減させることが望ましい。加えて、多くの種類のインクビヒクルに効果がある添加剤の使用が望ましい。
 インクジェットインクに使用されるパドリング添加剤を開示する。パドリング添加剤は、非イオン性の極性基と炭素数6から30の炭化水素鎖列を含む。好ましくは、非イオン性の極性基はアルコール、アルケン、又は双性イオン基であり、且つ飽和又は不飽和化炭素数6から30の炭化水素鎖列に付着されている。好ましくは、炭素数6から30の炭化水素鎖列は、8乃至18個の間の炭素を有する。
 インクジェットインクのパドリングを低減する方法も開示する。同方法は、インクジェットインクにパドリング添加剤を添加することを含む。パドリング添加剤は、非イオン性の極性基と、炭素数6から30の炭化水素鎖列を有する。
 インクジェットインクのセットも開示する。各インクジェットインクは、染料、水性インクビヒクル及びパドリング添加剤を含有し、パドリング添加剤は非イオン性の極性基と、炭素数6から30の炭化水素鎖列からなる。
 本発明で使用されるパドリング添加剤は、材料の相互作用と信頼性の問題を生じさせることなく、全ての染料やインクビヒクル(インク媒質)において使用することができる。また当該パドリング添加剤は、インクジェットインクの望ましい諸性質にマイナスに影響することもない。
 依って本発明により、少量で効果があり且つインクジェットインクのその他の特性にマイナスに影響しない添加剤を使ってインクジェットインクのパドリングを低減させることができ、更に、本発明で使用されるパドリング添加剤は、多くの種類のインクビヒクルにおいてパドリングの低減効果を発揮することができる。
発明の実施するための最良の形態
 インクジェットインクのパドリングを制御するのに用いられる非イオン性添加剤を開示する。インクジェットインクは、染料、水性インクビヒクル及びパドリング添加剤を含有し、パドリング添加剤は非イオン性の極性基及び炭素数6から30の炭化水素鎖列を含む。それぞれがパドリング添加剤を含有するインクジェットインクのセットをカラープリンタに使用する。インクジェットインクにおけるパドリングを低減させる方法も開示する。当該方法は、インクジェットインクにパドリング添加剤を付加することを含み、当該パドリング添加剤は、非イオン性の極性基と炭素数6から30の炭化水素鎖列からなる。インクジェットインクのセットも開示する。
 インクジェットインク中の成分の量は、インク組成物の全重量における重量パーセント(「wt%」)で表す。全成分の純度は、インクジェットインク用として通常の商用に供されている純度である。
 本発明のインクジェットインクは、染料又は顔料のような着色剤、インクビヒクル、及びパドリング添加剤を含有することができる。着色剤が染料の場合、その染料は、非イオン性、陽イオン性、陰イオン性、又は非イオン性、陽イオン性及び/又は陰イオン性の染料の混合物であってもよい。染料は当分野でよく知られており、そしてするものではないが、アビシア社(米国デラウエア州ウィルミントン)、三菱化学株式会社(日本国東京)、及びイルフォード社(スイス国フリブール)を含む多数の発売元から市販されている。当該染料は、酸性染料、直接染料、食品用染料、媒染染料、又は反応性染料を含んでよく且つ水溶性でも水不溶性でもよい。染料の例としては、限定するものではないが、スルホン酸塩及びカルボン酸塩染料、例えばインクジェット印刷に通常用いられるそれらの染料などが含まれる。インクジェットインクに用いることのできる染料の具体例には、限定するものではないが、Sulforhodamine B(スルホン酸塩)、Acid Blue 113(スルホン酸塩)、Acid Blue 29(スルホン酸塩)、Acid Red 4(スルホン酸塩)、Rose Bengal(カルボン酸塩)、Acid Yellow 17(スルホン酸塩)、Acid Yellow 29(スルホン酸塩)、Acid Yellow 42(スルホン酸塩)、Acridine Yellow G(スルホン酸塩)、Acid Yellow 23、 Acid Blue 9、Nitro Blue テトラゾリウムクロリドモノハイドレート又はNitro BT、 ローダミン 6G、ローダミン 123、ローダミン B、ローダミン B イソシアネート、サフラニン O、Azure B、 及びAzure B Eosinateが含まれ、これらの全ては、シグマアルドリッチ社(米国ミズーリ州セントルイス)から入手可能である。陰イオン性の水溶性染料の例には、限定するものではないが、Direct Yellow 132、Direct Blue 199、Magenta 377(スイス国みずフリブール所在のイルフォード社から入手可能)が含まれ、これらは単独又はAcid Red 52と共に使用される。水不溶性染料の例には、アゾ染料、キサンテン染料、メチン染料、ポリメチン染料、及びアントラキノン染料が含まれる。水不溶性染料の具体例には、Ciba−Geigy Orasol Blue GN、Ciba−Geigy Orasol Pink、及びCiba−Geigy Orasol Yellowが含まれる。染料の選択等は本発明の実施に際して重要ではなく、従って、染料の選択については詳細には議論しない。むしろ、当業者は本発明に使用される任意の適当な染料を選択し得るものとみなす。
 カラー染料又は顔料に加えて、ブラック染料又は顔料をインクジェットインクに使用してもよい。例えば、Direct Black 154、Direct Black 168、Fast Black 2、Direct Black 171、Direct Black 19、Acid Black 1、Acid Black 191、Mobay Black SP、又はAcid Black 2を用いることができる。
 染料は、インクジェットインク中に、インクジェットインクの全重量の約0.1から約15wt%の範囲で存在してよく、約0.5から約5wt%が好ましい。インクジェットインクに必要な染料の量は、インクビヒクル中の染料の溶解度、インクジェットインクで達成されるべき所望カラー、及び染料の鮮明度と強度に大きく依存する。
 インクビヒクルは、水又は水と少なくとも1つの水溶性有機溶媒との混合物を含む水性のインクビヒクルで構成されてよい。水溶性有機溶媒は、限定するものではないが、脂肪族アルコール、芳香族アルコール、ジオール、グリコールエーテル、ポリ(グリコール)エーテル、カプロラクタム、ホルムアミド、アセトアミド、及び長鎖アルコール、又はそれらの混合物を包含してよい。本発明の実施に用いられる有機溶媒の例には、限定するものではないが、炭素数30以下の第一級脂肪族アルコール、炭素数30以下の第一級芳香族アルコール、炭素数30以下の第二級脂肪族アルコール、炭素数30以下の第二級芳香族アルコール、炭素数30以下の1,3−アルキルジオール、炭素数30以下のアルキルトリオール、炭素数30以下の1,3−アルコール、エチレングリコールアルキルエーテル、プロピレングリコールアルキルエーテル、ポリ(エチレングリコール)アルキルエーテル、ポリ(エチレングリコール)アルキルエーテルの比較的高い同族体、ポリ(プロピレングリコール)アルキルエーテル、ポリ(プロピレングリコール)アルキルエーテルの比較的高い同族体、N−アルキルカプロラクタム、未置換カプロラクタム、置換ホルムアミド、未置換ホルムアミド、置換アセトアミド、及び未置換アセトアミドが含まれる。本発明の実施に好ましく用いられる有機溶媒の具体例には、限定するものではないが、N−メチルピロリドン、1,5−ペンタンジオール、2−ピロリドン、ジエチレングリコール、1,3−(2−メチル)−プロパンジオール、1,3,5−(2−メチル)−ペンタントリオール、テトラメチレンスルホン、3−メトキシ−3−メチルブタノール、グリセロール、3−ピリジルカルビノール、ペンタエリトリトール、1,2−アルキルジオール、及びそれらの混合物を含む。例えば、インクビヒクル中の水溶性有機溶媒は、ジオール、ポリグリコール、及びグリコールの混合物を含んでもよい。水溶性有機溶媒は、インクジェットインクの全重量の約0.01から約50wt%の範囲で存在し、約0.1から約20wt%が好ましい。
 インクビヒクルは、インクジェットインクの所望の諸特性に依存して、任意に、界面活性剤、湿潤剤、緩衝剤、防腐剤、殺生物剤、及び/又は粘度修正剤を含んでよい。例えば、インクビヒクルに少なくとも1つの界面活性剤を用いてもよい。界面活性剤は、非イオン性、両性、又はイオン性の界面活性剤であってよい。非イオン性及び両性界面活性剤は、ダウケミカル社(米国ミシガン州ミッドランド)から入手できるアルキルポリエチレンオキシドであるTERGITOL(登録商標)化合物、ロームアンドハース社(米国ペンシルバニア州フィラデルフィア)から入手できるアルキルフェニルポリエチレンオキシドであるTRITON(登録商標)化合物、アイシーアイ・アメリカス社(米国デラウエア州ウィルミントン)から入手可能なBRIJ(登録商標)化合物、BASF社(米国ニュージャージー州マウントオリーブ)から入手できるポリエチレンオキシドブロックコポリマーであるPLURONIC(登録商標)化合物、エアープロダクツ社(米国ペンシルバニア州アレンタウン)から入手可能なアセチレン系ポリエチレンオキシドであるSURFYNOL(登録商標)化合物、ポリエチレンオキシド(「POE」)エステル、POEジエステル、POEアミン、POEアミド、及びジメチコンコポリマーを含む。本発明に用いられる界面活性剤の濃度は、インクジェットインクの全重量の約0から約40wt%の範囲にあってよい。好ましくは、界面活性剤は、約0.01wt%から約5wt%存在する。
 インクジェットインクを所望のpHに維持する為に緩衝剤を用いてもよい。当該緩衝剤は、有機系生物緩衝剤又は無機緩衝剤であってよい。緩衝剤は、インクジェットインクのpHが約3から約9、好ましくは約6から約9、そして最も好ましくは約8から約8.5の範囲となるように使用される。緩衝剤の例には、シグマ−アルドリッチケミカル社(米国ウィスコンシン州ミルウォーキー)から入手可能な、Trizma Base、4−モルホリンエタンスルホン酸(「MES」)、4−モルホリンプロパンスルホン酸(「MOPS」)、及びベータ−ヒドロキシ−4−モルホリンプロパンスルホン酸(「MOPSO」)が含まれる。
 パドリング添加剤は、非イオン性の極性基と炭素数6から30の炭化水素鎖列から成ることができる。非イオン性の極性基と炭素数6から30の炭化水素鎖列は、互いに直接付着さても又はスペーサーによって間接的に付着させてもよい。「非イオン性の極性基」という用語は、中性の電荷を有する極性基、又は正電荷と負電荷の両方(双性イオン)を有することにより事実上全体として中性の電荷を有する極性基のことを指す。非イオン性の極性基は、限定するものではないが、アルカン、アルケン、ポリエチレンオキシド、エーテル、アルコール、又は双性イオン基を含んでよい。
 パドリング添加剤の炭素数6から30の炭化水素鎖列は、6乃至30個の炭素を含んでいる飽和又は不飽和炭化水素鎖であってよい。炭素数6から30の炭化水素鎖列が不飽和である場合、それは少なくとも1つの不飽和部位(炭素−炭素二重結合)を有することができ、各不飽和部位は、立体化学的なシス型又はトランス型のいずれかを有する。また、炭化水素鎖は、直鎖又は分枝鎖であってよい。
 パドリング添加剤の非イオン性の極性基としてアルコール基、アルケン基、又は双性イオン基を用いてよい。例えば、シグマアルドリッチ社(米国ミズリー州セントルイス)から入手できるオレイルアルコールは、非イオン性の極性基としてアルコール基をもっている。trans−5−デシン及びtrans−4−オクテンは、両方とも非イオン性の極性基としてアルケン基をもっており、これもシグマアルドリッチ社(米国ミズリー州セントルイス)から入手できる。オレイルジメチルアミンオキシドは、非イオン性の極性基として双性イオン基をもっており、ヘンケル社(ドイツ国デュッセルドルフ)から入手できる。8乃至18個の炭素を有する炭化水素鎖を炭素数6から30の炭化水素鎖列として用いてもよい。好ましくは、炭化水素鎖は直鎖であり且つ0乃至1個の不飽和部位を有する。
 パドリング添加剤は、パドリングを制御するのに有効な量でインクジェットインク中に存在してよく且つその使用量でインクジェットインク中に溶解することができる。より長い鎖の炭化水素は、より短い鎖の炭化水素よりも、インクビヒクル中での溶解性が低いことが当分野で周知である。それ故、パドリング添加剤の炭素数6から30の炭化水素鎖列の長さは、パドリング添加剤がインクビヒクル中に溶解するように選択してよい。パドリング添加剤は、インクジェットインクの全重量の約0.1wt%から約2.0wt%の範囲の量で存在してよい。インクジェットインク中に使用されるパドリング添加剤の量は、インクジェットインクの他の諸特性にマイナスの影響を与えることなくパドリングを制御するのに十分な最少量である。パドリング添加剤の量は最少であり且つ他の諸特性にマイナスの影響を及ぼさないので、パドリング添加剤は、広範囲な種類のインクビヒクルにおいて用いることができる。加えて、所望のパドリングの低減を達成するために1つ又は2つ以上のパドリング添加剤をインクジェットインクに用いてもよい。
 パドリング添加剤は、試薬グレードの純度(99%純度)の市販品を入手することができる。加えて、パドリング添加剤は、当分野で周知の技術により合成してもよい。例えば、炭化水素鎖に奇数個の炭素を有するパドリング添加剤、分枝した炭化水素鎖を有するパドリング添加剤、1つを上回る不飽和部位を有するパドリング添加剤、又は市販されていない立体化学的な構造を有するパドリング添加剤は、当分野で周知の技術で合成することができる。
 一実施態様において、パドリング添加剤は、非イオン性の極性基としてのアルコール、及び炭素数6から30の炭化水素鎖列としての18個の炭素を含んでいる炭化水素鎖を有する。
 別の実施態様において、パドリング添加剤は、非イオン性の極性基としてのアルケン、及び炭素数6から30の炭化水素鎖列としての8乃至10個の炭素を含んでいる炭化水素鎖を有する。
 さらに別の実施態様において、パドリング添加剤は、非イオン性の極性基としての双性イオン基、及び炭素数6から30の炭化水素鎖列として18個の炭素を含んでいる炭化水素鎖を有する。
 典型的なインクジェットインクの成分を、各成分の使用量の範囲とともに表1に示す。使用される染料により、インクジェットインクはシアン、マゼンタ、イエロー、又はブラックであってよい。
Figure 2004115804
 インクジェットインクは、当分野で周知の方法を使ってこれらの成分を組み合わせることにより調合される。本書に記載したパドリング添加剤は、現存の調合プロセスに容易に取り入れることができる。何故なら当該パドリング添加剤は(インクジェットインク中に)少量で存在する為である。それ故、当該パドリング添加剤は、現存の調合プロセスの変更を要する溶解度の問題を生じさせない。どちらかといえば、当該パドリング添加剤は、インクジェットインクの他の成分と共にインクジェットインクに添加される。当該パドリング添加剤は、現存の調合プロセスに容易に取り入れられるので、パドリング低減に要する費用は低廉である。
 本書に記載したパドリング添加剤を含有するシアン、イエロー、マゼンタ、及びブラックのインクは、カラープリンタにおけるインクジェットインクのセットとして用いることができる。そのインクジェットインクのセットは、通常又は特殊なプリント媒体上で高品質のイメージをプリントするのに用いることができる。そのセットにおける各々のインクジェットインクがパドリング添加剤を含有することができるが、当該パドリング添加剤はインクジェットインクの少なくとも1つに存在し得ることも考えられる。例えば、パドリングが特定のインクジェットインクセットにおけるマゼンタインクだけで生じる場合、そのインクだけがパドリング添加剤を含有することができる。加えて、そのセット中の各々のインクジェットインクが同一のパドリング添加剤を含有しても又は異なるパドリング添加剤を含有してもよい。
 インクジェットインク組成物
 表1に挙げた成分を含有するマゼンタインクを作製した。これらのインクジェットインクに用いられた染料は、三菱化学株式会社(東京)から入手できるマゼンタ染料であった。マゼンタインクジェットインクに使用されたパドリング添加剤を、テストしたパドリング添加剤の量とともに表2に挙げる。
Figure 2004115804
 コントロール(対照)とするために、パドリング添加剤を欠いているインクジェットインクも作製した。
 インクジェットインクは、その成分を直接混合することによって調合した。インクジェットインクのpHは、水酸化ナトリウムを添加することによって約8.0と8.5の間になるよう調整した。このpH範囲で、パドリング添加剤はナトリウム塩として存在した。
例2
 パドリング結果
 例1で述べたインクジェットインクをテストして、それらのパドリング特性を判断した。インクジェットインクをプリント媒体のシート全体にわたって連続的にプリントした。パドリングの程度を判断するために、インクジェットペンは、それにサービス(例えばプリントヘッドのクリーニングサービスなど)が行われる前に取り外し、そしてプリントヘッド上のパドリングの量を目視観察した。
 パドリングは、プリント後にプリントヘッドを目視観察し、そして各インクジェットインクのパドリングの程度を反映させるべく「パドリングスコア」を割り当てた。低いパドリングスコアはパドリングの量が少ないことを示す。約1.0未満のパドリングスコアを示すインクジェットインクは、パドリングの最も大きな低減を示した。パドリング添加剤を含有する各インクジェットインクにおけるパドリングを、コントロール(対照用)インクジェットインクのパドリングと比較した。コントロールインクジェットインクのパドリングスコアに対するパドリング添加剤を含んでいる各インクジェットインクのパドリングスコアの比を「添加剤無しとの割合」として表2に示す。
 表2に示したように、オレイルアルコール、trans−5−デセン、trans−4−オクテン、及びオレイルジメチルアミンオキシドを含んでいるインクジェットインクは、パドリングの最も大きな低下を示した。オレイルアルコールは0.6wt%及び1.0wt%でテストされ、両方の量でパドリング改善を示した。
 trans−5−デセン及びtrans−4−オクテンを含んでいるインクジェットインクもパドリング改善を示した。これらのパドリング添加剤は、両方とも、非イオン性の極性基としてのアルケンを含み、同時にtrans−5−デセンは炭素数10の炭化水素鎖列を、そしてtrans−4−オクテンは炭素数8の炭化水素鎖列を有する。
 オレイルジメチルアミンオキシドをパドリング添加剤として使用した場合もインクジェットインクのパドリングの改善を示した。オレイルジメチルアミンオキシドは、非イオン性の極性基としての双性イオン基、及び炭素数18の炭化水素鎖列を有する。
例3
 その他のパドリング添加剤
 非イオン性の極性基としてアルカン、ポリエチレンオキシド、又はエーテルを有するパドリング添加剤を合成するか又は予め作製されたものを購入する。さらに、炭素数6から30の炭化水素鎖列中に6,7,9又は11〜17個の炭素からなる炭化水素鎖を有するパドリング添加剤も合成するか又は予め作製されたものを購入する。炭素数6から30の炭化水素鎖列中に19乃至30個の炭素からなる炭化水素鎖を有するパドリング添加剤も合成するか又は予め作製されたものを購入する。
 前述したように、パドリング添加剤をインクジェットインク中に調合し、そしてプリントする。これらのパドリング添加剤を含有しているインクジェットインクは、パドリングの低減を示した。
 本発明は、種々の修正及び代替的な態様を許容できる一方で、特定の実施態様を本書において詳細に説明した。しかし本発明は、開示された特有の態様に限定されるものではないことを理解すべきである。むしろ本発明は、添付の特許請求の範囲によって明確化されたように本発明の精神と範囲に帰属する全ての修正、等価、及び代替的な態様を網羅する。

 

Claims (10)

  1.  パドリングが改善されたインクジェットインクであって、
    染料、
    インクジェットビヒクル、及び
    非イオン性の極性基及び炭素数6から30の炭化水素鎖列からなるパドリング添加剤を含有するインクジェットインク。
  2.  インクジェットインク組成物であって、
    シアン、イエロー、マゼンタ、及びブラックのインクジェットインクのセットを含み、各インクジェットインクは染料、水性インクビヒクル及びパドリング添加剤を含み、当該パドリング添加剤は非イオン性の極性基及び炭素数6から30の炭化水素鎖列からなるインクジェットインク組成物。
  3.  インクジェットインクのパドリングを改善する方法であって、
    非イオン性の極性基及び炭素数6から30の炭化水素鎖列からなるパドリング添加剤をインクジェットインクに添加することを含み、当該インクジェットインクは染料及びインクビヒクルを含有する方法。
  4.  前記の非イオン性の極性基は、アルコール基、アルケン基、又は双性イオン基を含む請求項1〜3の何れか一項に記載のインクジェットインク、インクジェットインク組成物、又は方法。
  5.  前記の炭素数6から30の炭化水素鎖列が飽和している請求項1〜4の何れか一項に記載のインクジェットインク、インクジェットインク組成物、又は方法。
  6.  前記の炭素数6から30の炭化水素鎖列が不飽和である請求項1〜4の何れか一項に記載のインクジェットインク、インクジェットインク組成物、又は方法。
  7.  前記の炭素数6から30の炭化水素鎖列が8乃至18個の炭素原子を含む請求項1〜6の何れか一項に記載のインクジェットインク、インクジェットインク組成物、又は方法。
  8.  前記パドリング添加剤は、trans−5−デセン、trans−4−オクテン、オレイルアルコール、及びオレイルジメチルアミンオキシドから成る群から選択される請求項1〜7の何れか一項に記載のインクジェットインク、インクジェットインク組成物、又は方法。
  9.  各インクジェットインクは、非イオン性の極性基及び炭素数6から30の炭化水素鎖列からなる別々のパドリング添加剤を含有する請求項2に記載のインクジェットインク組成物。
  10.  前記のパドリング添加剤は、インクジェットインク中に、インクジェットインクの全重量の約0.4〜1.0wt%の間で存在する請求項1〜9の何れか一項に記載のインクジェットインク、インクジェットインク組成物、又は方法。

     
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