JP2004115262A - カウンタバランス型フォークリフトの油圧制御バルブ取付構造 - Google Patents

カウンタバランス型フォークリフトの油圧制御バルブ取付構造 Download PDF

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JP2004115262A JP2002284819A JP2002284819A JP2004115262A JP 2004115262 A JP2004115262 A JP 2004115262A JP 2002284819 A JP2002284819 A JP 2002284819A JP 2002284819 A JP2002284819 A JP 2002284819A JP 2004115262 A JP2004115262 A JP 2004115262A
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Masahiro Yoshioka
吉岡 雅博
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Nippon Yusoki Co Ltd
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Nippon Yusoki Co Ltd
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【課題】運転席周りに適切な空間を確保できる、安価、且つ容易に実施可能なフォークリフトの油圧制御バルブ取付構造を提供することを目的とする。
【解決手段】車体1の前端位置に配設されたフロントフード13のマスト2側表面上に、配管接続口15aをマスト2側へ向けて油圧制御バルブ15を取付ける。又、フロントフード13の油圧制御バルブ15が取付けられる領域13aは運転席9側へと向かって突出するように屈曲形成させる。これにより、マスト2側から配管接続口15aへホースなどからなる油圧配管を接続することができるので、油圧配管が運転席9側へはみ出ることがなくなると共に配管作業を容易に行うことができるようになる。
【選択図】   図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、カウンタバランス型フォークリフトにかかり、特には、その油圧制御バルブの配置構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、カウンタバランス型フォークリフト(以下、単にフォークリフトという)には、フォークの昇降動作や、フォークの昇降を案内するマストの傾倒動作をなすための各種油圧シリンダが装備されており、これら油圧シリンダへの作動油の給排を制御する油圧制御バルブが、例えば車体前方に配設されたフロントフードの運転席側表面上に取付けられる構造が採用されている。
【0003】
ところで、このような構造を採用すると、油圧制御バルブ及び油圧制御バルブへ接続される配管が運転席側へはみ出ることになり、運転席への乗降などに不都合が生じる恐れがある。そこで、例えば下記文献に示す、特殊な構造の油圧制御バルブを用いて、フロントフードに取付けられた油圧制御バルブへの配管をマスト側から行えるようにする技術が提案されている。
【0004】
【文献1】実公平7−56316号公報(第2−3頁、図1−3)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記文献に記載の技術では、特殊な構造の油圧制御バルブを要することから、安価、且つ容易に実施することができないという問題がある。
【0006】
そこで、本発明は、運転席周りに適切な空間を確保しつつ、安価、且つ容易に実施可能なフォークリフトの油圧制御バルブ取付構造を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明は、運転席が設けられた車体と、この車体前方に備えられたマストとを有するカウンタバランス型フォークリフトの油圧制御バルブ取付構造であって、車体の前端位置に配設されたフロントフードのマスト側表面上に、取付面とは反対側の面に配管接続口を備える油圧制御バルブを取付け、油圧制御バルブの配管接続口をマスト側へ向けてなることを特徴とする構成としている。
【0008】
このような構成であれば、マスト側から油圧制御バルブの配管接続口へホースなどからなる油圧配管を接続することができるので、運転席側へはみ出ることがなくなると共に配管作業を容易に行うことができるようになる。又、油圧制御バルブがマスト側へ近づくことになるため、マストに装備された油圧シリンダと油圧制御バルブとの間の配管長さを短くすることができ、その結果として配管抵抗を低減させ、フォークリフトの運転効率を高めることが可能となる。更に、従来から用いられている取付側、つまりフロントフード側とは反対側の面に配管接続口を備えた油圧制御バルブをそのまま用いることができるので、安価、且つ容易に実施することができる。
【0009】
なお、本発明において、フロントフードのマスト側表面上に油圧制御バルブを取付けるとは、フロントフードのマスト側表面上に油圧制御バルブの取付面を当接させた状態で油圧制御バルブをフロントフードに固定することは勿論のこと、油圧制御バルブを取付けるための部材(例えば、油圧制御バルブが取付けられるボードや油圧制御バルブとフロントフードとの間に介設されるクッション材など)をフロントフードのマスト側表面上に固定し、この部材に油圧制御バルブを取付けることも含む意味のものである。
【0010】
ところで、従来から用いられている油圧制御バルブは各油圧シリンダに対応するバルブセクションを並設結合させたものであり、各バルブセクションは並べ替え可能である。そこで、本発明において従来から用いられている油圧制御バルブを用いる際には、従来とは逆の順に並べ替えた上でフロントフードに取付けるようにすれば、運転席側から見た並び順を従来通りとすることができる。
【0011】
また、上記構成において、前記フロントフードは、前記フロントフードの前記油圧制御バルブが取付けられるバルブ取付領域を前記運転席側へと向かって突出するように屈曲形成させた構成とすることができ、例えばフロントフードを断面視クランク状としたり、バルブ取付領域を断面視コ字状としたりすることができる。
【0012】
このようにすれば、簡単な構成で、油圧制御バルブのマスト側への突出を抑えることができ、油圧制御バルブとマストとが接触しないよう適当な距離だけ離間させることができる。
【0013】
尚、油圧制御バルブを覆うように外装カバーを設けることで、油圧制御バルブが外部から見えないようにして外観デザイン性の向上を図ることができる。ただし、外装カバーを設ける際には、油圧制御バルブへの油圧配管の接続が妨げられないようにする必要があるので、例えば外装カバーに油圧配管を通すための開口部や切欠部を設けるようにするとよい。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。尚、図1は本実施の形態に係るカウンタバランス型フォークリフトの全体構造を示す外観側面図であり、図2及び図3は、本実施の形態に係るフォークリフトの要部構造を示す斜視図である。
【0015】
この実施の形態に係るフォークリフトは、図1に示すように、走行・操舵装置(図示省略)などが内蔵された車体1を備えている。そして、車体1の前部にはマスト2が立設されており、このマスト2によってフォーク3が装着されたリフトブラケット4の昇降動作が案内されるようになっている。ここで、リフトブラケット4の昇降動作は、マスト2とリフトブラケット4との間に介設されたリフトチェーン(図示省略)およびリフトシリンダ5によりなされる。又、車体1とマスト2との間には、マスト2を傾倒動作させるティルトシリンダ6が架設され、リフトブラケット4にはフォーク3を車幅方向に平行移動させるサイドシフトシリンダ7が設けられている。そして、上記リフトシリンダ5、及びティルトシリンダ6、及びサイドシフトシリンダ7へ作動油が給排されることにより各シリンダは伸縮し、各動作がなされるようになっている。尚、図1中の8は車体1の後部に配備されたカウンタウエイトである。
【0016】
車体1の前後方向中央部には運転席9が設けられ、車体1の底部には、作動油を貯溜する油タンク、油タンクから作動油を吸引すると共に加圧して吐出する油ポンプなどからなる油圧ユニット10が配設されている。また、運転席9の上方には、オペレータを保護して安全を確保するためのヘッドガード11が設けられ、このヘッドガード11の左右のフロントピラー12の各基端部は、車体1に固定されている。さらに、図2に示すように、へッドガード11のフロントピラー12同士間には、フロントフード13が配設され、このフロントフード13に、操作レバー14、操作レバー14によって操作される油圧制御バルブ15、及び操舵ハンドル16等の運転操作機器が取付けられるようになっている。そして、上記油圧シリンダ5,6,7と油圧ユニット10と油圧制御バルブ15とが図示しない油圧配管により接続され、油圧制御バルブ15を介して作動油の給排が行われるようになっている。
【0017】
さて、上記フロントフード13は、図2に示すように、平板形状の部材を屈曲させることで、バルブ取付領域13aが運転席9側へと向かって突出すると共にマスト2側に開口された断面視コ字状に形成されており、このバルブ取付領域13aのマスト2側表面上に油圧制御バルブ15が取付けられるようになっている。また、バルブ取付領域13aは上方及び下方にも開口された形状とされており、油圧制御バルブ15の上方に配される操作レバー14の取付け並びに操作に支障を来たすことがなく、油圧制御バルブ15の下方からの配管が容易に行えるようにされている。なお、ここでの油圧制御バルブ15は、取付側、つまりフロントフード13側とは反対側の面に配管接続口15aを備えたものであり、このような構成の油圧制御バルブは従来から広く用いられているものである。また、この実施の形態では、操作レバー14を傾動可能に支持するボード17のマスト2側表面上に油圧制御バルブ15を例えばボルト及びナットにより取付けた上で、このボード17をバルブ取付領域13aへ例えばボルト及びナットにより取付ける構成としているが、油圧制御バルブ15をバルブ取付領域13aに直接取付けるようにしても構わない。
【0018】
以上のような構成とすることで、油圧制御バルブ15の配管接続口15aがマスト2側へ向けられることとなり、図3に示すように、油圧ユニット10へと接続される配管20、リフトシリンダ5へと接続される配管21、ティルトシリンダ6へと接続される配管22、及びサイドシフトシリンダ7へと接続される配管23、がマスト2側から油圧制御バルブ15に接続されるようになる。従って、油圧ホースなどが運転席9側へはみ出ることがなくなると共に配管作業を容易に行うことができるようになる。また、配管接続口15aがマスト2へ近付くことになるので、各油圧シリンダ5,6,7への配管長が短くて済み、配管抵抗が減少して無駄なエネルギー消費が抑制されるばかりか、操作レバー14の操作に伴う油圧シリンダの動作応答性が良好になるという効果も得られる。
【0019】
また、フロントフード13のバルブ取付領域13aを運転席9側へと向かって突出するように屈曲形成しているので、油圧制御バルブ15がマスト2側から見て奥まった位置に取付けられることになり、マスト2と油圧制御バルブ15との間に適当な空間が確保され、マスト2と油圧制御バルブ15との接触の防止を容易に実現できると共に、配管作業が行いやすくなるという効果も得られる。
【0020】
なお、上記の実施の形態では、3種類の油圧シリンダ5,6,7が設けられている場合について説明したが、例えば油圧シリンダにて駆動されるアタッチメントが装着されるなど多数の油圧シリンダマスト2やリフトブラケット4に備える場合であるほど、本発明によってより大きな効果を得ることができる。また、上記の実施の形態では、フロントフード13の、フロントピラー12と接する一端部を屈曲させることでバルブ取付領域13aとしているが、これに限らず、例えば図4に示すように、フロントフード13の中央付近の一部を屈曲させてバルブ取付領域13aとしても構わない。更に、油圧制御バルブ15を覆うように外装カバーをフロントフード13に設けてもよく、このようにすれば油圧制御バルブ15自体を保護できると共に、油圧制御バルブ15が外部から見えないようにして外観デザイン性の向上を図ることができる。
【0021】
【発明の効果】
本発明によれば、マスト側から油圧制御バルブの配管接続口へホースなどからなる油圧配管を接続することができるので、運転席側へはみ出ることがなくなると共に配管作業を容易に行うことができるようになる。又、マストに装備された油圧シリンダと油圧制御バルブとの間の配管長さを短くすることができ、その結果として配管抵抗を低減させ、フォークリフトの運転効率を高めることが可能となる。更に、従来から用いられている油圧制御バルブをそのまま用いることができるので、安価、且つ容易に実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】カウンタバランス型フォークリフトの全体構造を示す外観側面図である。
【図2】本発明の実施の形態に係るフォークリフトの要部構造をマスト側から見た分解斜視図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る油圧制御バルブを取付けた状態をマスト側から見た斜視図である。
【図4】本発明の他の実施の形態に係るフォークリフトの要部構造をマスト側から見た分解斜視図である。
【符号の説明】
1  車体
2  マスト
9  運転席
13  フロントフード
13a  バルブ取付領域
15  油圧制御バルブ
15a  配管接続口

Claims (2)

  1. 運転席が設けられた車体と、この車体前方に備えられたマストとを有するカウンタバランス型フォークリフトの油圧制御バルブ取付構造であって、車体の前端位置に配設されたフロントフードのマスト側表面上に、取付面とは反対側の面に配管接続口を備える油圧制御バルブを取付け、油圧制御バルブの配管接続口をマスト側へ向けてなることを特徴とするカウンタバランス型フォークリフトの油圧制御バルブ取付構造。
  2. 前記フロントフードの前記油圧制御バルブが取付けられるバルブ取付領域を前記運転席側へと向かって突出するように屈曲形成させたことを特徴とする請求項1記載のカウンタバランス型フォークリフトの油圧制御バルブ取付構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009083986A (ja) * 2007-09-28 2009-04-23 Komatsu Utility Co Ltd 作業車両

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