JP2004114823A - プラットホーム用可動柵の扉開閉構造 - Google Patents

プラットホーム用可動柵の扉開閉構造 Download PDF

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Tomoharu Nishisako
西迫  智治
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Abstract

【課題】戸袋を小型化し、かつ、大きな停止誤差でも列車の乗降口扉に合わせて可動柵扉を安全かつ迅速に開閉させることにある。
【解決手段】軌道のプラットホームに設置される衝立状の戸袋3と、この戸袋に出入り自在に収納される引き戸式の扉とからなるプラットホーム用可動柵において、隣り合う乗降口に対する扉1,2を戸袋の厚さ方向にずらして配置し、列車の停止位置のずれ量に対応して扉が大きく開くときは、戸袋を該戸袋から扉の一部が突き出る構造とすると共に、列車の停止位置のずれ量に基づいて扉の位置を自在に移動する。ここで、隣の扉1が大きく開いてその一部が戸袋から突き出してくる位置にカバー6を設け、そのカバーを自扉2の開閉動作(ひっかかり7,8)によって戸袋の中に出し入れし、隣の扉が大きく開いたときにカバーによってその一部を覆う。
【選択図】  図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、軌道車両の駅構内のプラットホームに設置され、乗降客の線路上への転落事故あるいは列車との接触事故を防止し、乗降客を危険から保護するプラットホーム用可動柵の扉開閉構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
プラットホーム用可動柵は、列車の待機中は閉塞され、列車がプラットホームに到着すると、扉が開かれて乗降客の通過を可能とするものであり、一般に、プラットホームに設置される衝立状の戸袋と、この戸袋に出入り自在に収納される引き戸式の扉とから構成されている。
軌道車両とプラットホーム用可動柵の関係説明図を図3に示す。図3(A)は、乗降口扉間隔の広い1枚扉式の可動柵の設置図、図3(B)は、乗降口扉間隔が狭い場合の2枚扉式の可動柵の設置図、図3(C)は、乗降口扉間隔が狭く、停止誤差の大きい場合の一体戸袋にして2枚扉式の可動柵を幅方向にずらして設置した図である。
可動柵は、列車の乗降口扉の位置で可動柵扉を開閉することが必要であるが、図3(A)に示すように、列車の停止位置の誤差いわゆる停止精度を考慮して可動柵扉の開口幅を列車の乗降口扉の幅より大きくするように考慮されている。
図3(A)は、列車の乗降口扉間が広く、かつ、停止精度の良い場合に設置できる1枚扉式可動柵の戸袋51に対して1枚の扉52からなる構成である。しかし、列車の乗降口扉間の距離が小さくなり、かつ、停止誤差が大きくなると、図3(B)のように、可動柵の扉の幅は停止誤差の2倍近く大きくなり、このため戸袋53の幅はその分小さくなる。戸袋は扉を収容することが必要であるが、扉の幅を大きくし、戸袋の幅を小さくするには限度があるから、その限度を超えたときは、図3(B)のように、扉を2段方式とし、外扉54の中に内扉55を収容し、これを連動あるいは別駆動として必要な寸法にするのが従来の方法である。さらに、停止精度が非常に悪い条件では、図3(C)のように、2段方式の扉57、58を1つの戸袋56に幅方向をずらして収納させる構造となる。しかし、この場合は構造がますます複雑になってコストが高くなることと、戸袋の厚さがさらに厚くなってプラットホームのスペースが減り、乗客の通行が不便になることが大きな問題であって、設備として採用するのには大きな障害となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、戸袋を小型化し、かつ、大きな停止誤差でも列車の乗降口扉に合わせて可動柵扉を安全かつ迅速に開閉させるに好適なプラットホーム用可動柵の扉開閉構造を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、隣り合う乗降口に対する扉を戸袋の厚さ方向にずらして配置し、列車の停止位置のずれ量に対応して扉が大きく開くときは、戸袋を該戸袋から扉の一部が突き出る構造とすると共に、列車の停止位置のずれ量に基づいて扉の位置を自在に移動する。
ここで、隣の扉が大きく開いてその一部が戸袋から突き出してくる位置にカバーを設け、そのカバーを自扉の開閉動作または他の動力によって戸袋の中に出し入れし、隣の扉が大きく開いたときにカバーによってその一部を覆う。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面を用いて説明する。
図1は、本発明のプラットホーム用可動柵の扉開閉構造の一実施形態を示し、ホーム側から見た可動柵の扉開閉構造の正面図である。
本実施形態の可動柵は、可動柵の扉1とそれに隣る扉2は戸袋3に収容される。扉1と扉2は厚さ方向にずらせてあり、どちらも当たることなく、大きく移動して開閉する。この場合、戸袋3は、扉1および扉2が大きく開くときは、戸袋3から扉1および扉2の一部が突き出る構造とする。この構造により、戸袋3を小型化することができる。
また、扉1の開動作時に、扉1が戸袋3から突き出してくる部分にカバー6を設ける。このカバー6は、扉2によって位置が制御され、扉2が大きく開くときは、ある長さ以上に開くと、カバー6をひっかかり7によって戸袋3の中に押し込む。そして、その状態から扉2が閉まるときはひっかかり8によって定位置まで引き出される。つまり、扉2が閉まった状態では、カバー6はその最大ストロークまで引き出されていることになる。
このカバー6は、扉1の開動作時に、扉1が戸袋3から突き出したとき、扉の開閉によって移動する扉1が乗降客に危険を与えないように戸袋3の役割を担う機能を果たす。
また、扉1と扉2は、例えばラック4とピニオン5によって駆動して開閉する。
【0006】
図2に、本実施形態における列車乗降口の停止位置に対する可動柵の扉開閉状態を示す。列車の停止位置は停止誤差によって移動するので、扉はそれに応じて開閉位置を移動することが必要である。
図2(A)は、列車乗降口が正規停止位置で停止したときの可動柵の扉閉状態を示す。列車乗降口に対して扉1と扉2が正規に閉じ、カバー6は戸袋3からその最大ストロークまで引き出される。
図2(B)は、正規停止位置に対して列車が左に停止誤差小で停止した場合の扉の開状態を示す。扉1に対して扉2の開口量は列車の停止誤差小分だけ大きくなり、扉2の一部が戸袋3から突き出ることになる。一方、扉1の開口量は列車の停止誤差小分だけ小さくなる。カバー6は扉2が開くことによって扉2の移動相当分だけ戸袋3の中に押し込れる。
図2(C)は、正規停止位置に対して列車が左に停止誤差大で停止した場合の扉の開状態を示す。扉1に対して扉2の開口量は列車の停止誤差大分だけ大きくなり、扉2の多くの部分が戸袋3から突き出ることになる。一方、扉1の開口量は列車の停止誤差大分だけ小さくなる。カバー6は扉2が開くことによって完全に戸袋3の中に押し込れる。
図2(D)は、正規停止位置に対して列車が右に停止誤差大で停止した場合の扉の開状態を示す。扉2に対して扉1の開口量は列車の停止誤差大分だけ大きくなり、扉1の多くの部分が戸袋3から突き出ることになる。一方、扉2の開口量は列車の停止誤差大分だけ小さくなる(扉2が閉じている状態にある)。カバー6は、扉2が閉じている状態にあるため、その最大ストロークまで戸袋3から引き出されることになる。
ここで、扉1が戸袋3から突き出るとき、扉1の突き出してくる部分は、最大ストロークまで戸袋3から引き出されているカバー6によって覆われることになる。
一般に、列車が到着して全部の扉が開くとき、乗降客は扉が「開く」と感じる方向に動く。しかし、乗降客は「開く」と感じた扉2の位置に扉1が突き出してくるため、カバー6が無いと、乗降客にとって危険である。このため、このカバー6は、扉の開閉によって移動する扉1が乗降客に与える危険を防止する機能を果たすことになる。
【0007】
なお、図1では、カバー6はひっかかり7,8により移動されるが、これは別の方法や動力で駆動することによっても同様の機能が実現できる。
また、列車の停止位置は、センサによって計測することにより、地上でも車上でも容易に検出可能である。そのデータを可動柵の制御装置(図示せず)に用いることにより、扉1と扉2の開閉量を連続的あるいは段階的に制御し、大きな停止誤差に対応することができる。
ここで、図1では、扉2に連動するカバー6を設けているが、これはホーム側にいる乗降客に対して扉2が動いて突き出してきても、危険性は少ないからである。必要なときは、扉1に対しても同様のカバーをつけることは可能である。
【0008】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、戸袋を小型化することができると共に、大きな停止誤差でも列車の乗降口扉に合わせて可動柵扉を安全かつ迅速に開閉させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプラットホーム用可動柵の扉開閉構造の一実施形態を示し、ホーム側から見た可動柵の扉開閉構造の正面図
【図2】本発明における列車乗降口の停止位置に対する可動柵扉の開閉状態を示す説明図
【図3】公知例における列車乗降口と可動柵の関係図
【符号の説明】
1…扉、2…扉、3…戸袋、4…ラック、5…ピニオン、6…カバー、51…1枚扉式戸袋、52…1枚扉式扉、53…2枚扉式戸袋、54…2枚扉式外扉、55…2枚扉式内扉、56…2枚扉式一体戸袋、57…2枚扉式外扉、58…2枚扉式内扉

Claims (2)

  1. 軌道のプラットホームに設置される衝立状の戸袋と、この戸袋に出入り自在に収納される引き戸式の扉とからなるプラットホーム用可動柵において、隣り合う乗降口に対する扉を前記戸袋の厚さ方向にずらして配置し、列車の停止位置のずれ量に対応して前記扉が大きく開くときは、前記戸袋を該戸袋から前記扉の一部が突き出る構造とすると共に、列車の停止位置のずれ量に基づいて前記扉の位置を自在に移動することを特徴とするプラットホーム用可動柵の扉開閉構造。
  2. 請求項1において、隣の扉が大きく開いてその一部が前記戸袋から突き出してくる位置にカバーを設け、そのカバーを自扉の開閉動作または他の動力によって前記戸袋の中に出し入れし、前記隣の扉が大きく開いたときに前記カバーによってその一部を覆うことを特徴とするプラットホーム用可動柵の扉開閉構造。
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