JP2004113555A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】保守点検作業中に、作業者がケーブルを引っ掛けたときに、回路基板をケーブルと平行となるように回動し、ケーブルにつながる一連の配線部品の損傷を抑制する。
【解決手段】パチンコ機において、裏機構板3の背面に基板設置部材11を取り付ける。基板設置部材11に収納ボックス12を上端の水平軸43で前後方向へ回動可能に取り付ける。収納ボックス12に外部中継基板5を収納し、その基板側コネクタ14に基板面と平行なピン19を設ける。ピン19にケーブル側コネクタ15のソケット21を接続し、ケーブル16をパチンコ機の内外に配線する。ケーブル16が斜め下方へ引っ張られると、収納ボックス12が回動し、ケーブル16の折れ曲がりを防止する。大きな張力が作用した場合は、ケーブル側コネクタ15が基板側コネクタ14から容易に引き抜かれる。
【選択図】    図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、機体の背面側に回路基板を取り付けた遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
遊技球を発射して遊技を行う遊技機においては、一般に、回路基板を用いて大部分の装置を電子制御している。例えばパチンコ機では、遊技全般を統括制御する主制御基板、賞球又は貸球の払い出しを制御する払出制御基板、図柄表示器の図柄変動を制御する図柄制御基板、機内機器と遊技島設備との配線を中継する外部中継基板、発射機構を制御する発射制御基板など、多種類の回路基板が用いられている。これらの回路基板は、通常、機体の背面側に設けた基板設置部材に取り付けられている。そして、回路基板の基板側コネクタにケーブル側コネクタを接続して、その回路基板と別の機器との電気配線を行っている。
【0003】
機体の背面側に回路基板を取り付けた遊技機として、従来、下記の特許文献に記載された技術が知られている。
【特許文献1】特開平9−714号公報。
【特許文献2】特開平11−128496号公報。
【特許文献3】特開2001−137507号公報。
【0004】
特許文献1には、機枠の背面側上部に基板設置部材を設け、基板設置部材の縦溝に外部中継基板を挿入し、その基板側コネクタの接続導体(ピン)を基板面から直角に突出する向きで設け、基板側コネクタにケーブル側コネクタを接続し、電気配線を機枠の上から下へ引き回す技術が開示されている。
特許文献2には、機体に固定した基板設置部材に、ケーブル側コネクタを移動不能に固定するとともに、基板ボックスを回動可能に取り付け、基板ボックスに回路基板を収納し、基板ボックスの回動操作により基板側コネクタをケーブル側コネクタに着脱する技術が開示されている。
特許文献3には、ケーブル側コネクタに爪を設け、基板側コネクタに孔を形成し、爪を孔に掛止し、この掛止部分をカバーで外側から覆い、両コネクタを外部操作により分離不能に結合する技術が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、遊技店では、営業時間外に、遊技機を入れ替えたり、機内機器を点検したり、営業時間内には、遊技島設備と機内球タンクとの間の遊技球循環通路で球詰まりを解消したりするなど、各種の保守点検作業が行われる。こうした作業は遊技機の前枠を開放して機体の背面側で行われるが、そこには多数本のケーブルが縦横に配線されているため、作業中に作業者が誤ってケーブルを引っ掛けることがよくある。この場合、従来の遊技機によると、ケーブルにつながる一連の配線部品に無理な力が作用し、これらの部品が変形したり破損したりするおそれがあった。
【0006】
例えば、特許文献1の遊技機によると、外部中継基板が機枠上部の基板設置部材に固定されているため、外部中継基板の下側で作業者がケーブルを引っ掛けると、ケーブルがコネクタとの接続部分で折れ曲がったり、基板側コネクタが無理に引き下げられて変形したり、その接続導体であるピンの半田付け部分が回路基板から剥がれたりするおそれがあり、基板側コネクタの破損程度によっては、回路基板の全体を交換する必要もあった。
特許文献2の遊技機の場合は、ケーブル側コネクタが基板設置部材に固定されているため、作業者がケーブルを引っ掛けると、回路基板に無理な力は作用しないが、ケーブルがコネクタとの接続部分で折れ曲がり、ときには断線する可能性があった。
特許文献3の遊技機の場合は、ケーブル側コネクタと基板側コネクタとが掛止爪で分離不能に結合されているため、作業者がケーブルを引っ掛けると、特許文献1と同様、ケーブルが折れ曲がったり、基板側コネクタが変形又は破損したりするなどの問題点があった。
【0007】
そこで、本発明の目的は、作業者がケーブルを引っ掛けたときに、回路基板をケーブルと平行となるように回動し、ケーブルにつながる一連の配線部品の損傷を抑制することができる遊技機を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段及び作用・効果】
上記の課題を解決するために、請求項1の発明は、機体の背面側に基板設置部材を設け、基板設置部材に回路基板を取り付け、回路基板に設けた基板側コネクタにケーブル側コネクタを接続して、電気配線を行う遊技機において、基板側コネクタの接続導体を回路基板の板面と平行に設け、基板側コネクタからケーブル側コネクタと反対方向へ離れた位置に、回路基板を基板設置部材に対し回路基板の周縁と略平行な軸線の周りで回動可能に取り付ける取付手段を設けたことを特徴とする。
【0009】
ここで、基板設置部材は、特定の部材に限定されず、例えば、機体の外郭を形成する機枠の背面側の一部分に基板設置部材を取り付けたり、遊技盤の裏側で各種機器を取り付ける裏機構板の一部分に基板設置部材を取り付けたり、或いは、機枠又は裏機構板の一部分を基板設置部材として利用したりすることができる。基板設置部材に取り付けられる回路基板としては、特定の基板に限定されず、前述した主制御基板、払出制御基板、図柄制御基板、発射制御基板、外部中継基板のほか、これらの基板に電力を供給する電源基板、主制御基板と遊技盤に設けられたスイッチ類との間で信号を中継する盤面中継基板、払出制御基板と遊技球払出装置との間で信号を中継する払出中継基板などを例示できる。
【0010】
基板側コネクタ及びケーブル側コネクタは、どちらを雄型又は雌型にしてもよい。例えば、基板側コネクタに雄型コネクタを用い、ケーブル側コネクタに雌型コネクタを用い、雄型コネクタのピンに雌型コネクタのソケットを接続して、その回路基板と別の機器との間に通信ケーブルや電源ケーブルなどを配線することができる。この場合、雄型コネクタのピンや雌型コネクタのソケットをL字形に形成し、その長辺部を接続導体とすることで、基板側コネクタ及びケーブル側コネクタの接続導体を共に回路基板と平行な状態で接続することができる。
【0011】
回路基板の取付手段としては、軸を用いることもでき、軸以外の部材、例えば蝶番、フック、自在継手など、回路基板の回動軸線を形成する各種の部材又は機構を用いることもできる。回動軸線の位置及び方向は、基板側コネクタとケーブル側コネクタとの相対位置に応じ、例えば以下のように設定される。
(a)ケーブル側コネクタが基板側コネクタより下位にある場合、回動軸線は基板側コネクタより上位で回路基板の上側縁と平行に設定される。
(b)ケーブル側コネクタが基板側コネクタより上位にある場合、回動軸線は基板側コネクタより下位で回路基板の下側縁と平行に設定される。
(c)ケーブル側コネクタが基板側コネクタより右側にある場合、回動軸線は基板側コネクタより左側で回路基板の左側縁と平行に設定される。
(d)ケーブル側コネクタが基板側コネクタより左側にある場合、回動軸線は基板側コネクタより右側で回路基板の右側縁と平行に設定される。
【0012】
上記構成によれば、基板側コネクタの接続導体が回路基板の板面と平行に設けられているので、作業者が誤ってケーブルを引っ掛けた場合には、ケーブルに作用する張力で回路基板がケーブルと平行となるように回動する。このため、ケーブル、ケーブル側コネクタ及び基板側コネクタが一直線となり、ケーブルの折れ曲がりが防止される。また、ケーブルに大きな張力が作用した場合には、ケーブル側コネクタが基板側コネクタから容易に引き抜かれる。このときも、回路基板がケーブルと平行に配置されているので、ケーブル、ケーブル側コネクタ、基板側コネクタ及び回路基板のいずれにも無理な力が作用せず、ケーブルにつながる一連の配線部品の損傷を抑制することができる。なお、回路基板の質量を考慮すると、主制御基板や払出制御基板などの重い制御基板よりも、外部中継基板や盤面中継基板などの軽い中継基板ほど、高い損傷抑制効果が得られる。
【0013】
請求項2の発明による遊技機は、回路基板を収納ボックスに収納し、基板側コネクタを収納ボックスの外に露出させ、収納ボックスを取付手段により基板設置部材に回動可能に取り付けたことを特徴とする。この構成によれば、回路基板上の電子回路を収納ボックスで覆って、損傷や塵埃から保護することができる。また、回路基板が収納ボックスを介して基板設置部材に取り付けられるので、回路基板に取付用の加工を不要にできるとともに、回路基板の交換作業を容易にできる利点もある。
【0014】
請求項3の発明による遊技機は、取付手段が、回路基板を基板設置部材に対し回路基板の板面と略直角な軸線の周りで回動可能に連結する連結部材を備えたことを特徴とする。具体的には、取付手段が、回路基板の周縁と平行な軸線を形成する軸と、回路基板の板面と直角な軸線を形成する軸とを備え、後者の軸が連結部材に設けられる。或いは、連結部材に球体継手を用いることで、2本の軸線を連結部材単独で形成することも可能である。いずれの構成によっても、基板設置部材に対し回路基板が直交2軸線周りで回動可能に取り付けられるので、ケーブルがどの方向に引っ張られた場合でも、配線部品の損傷をより効果的に抑制することができる。
【0015】
請求項4の発明による遊技機は、基板側コネクタに、一対のコネクタ素子を回動可能に連結した屈曲型コネクタを介し、ケーブル側コネクタを接続したことを特徴とする。ここで、屈曲型コネクタは一対のコネクタ素子のなす角度を変化自在に構成され、一方の素子が基板側コネクタに接続され、他方の素子がケーブル側コネクタに接続される。この構成によれば、ケーブルを回路基板の前方(機体の内側)にも後方(機体の外側)にも配線できて、配線レイアウトの自由度が向上し、かつ配線作業も容易となる。また、ケーブルの変位量が僅かであった場合は、その変位分を屈曲型コネクタの回動により吸収して、回路基板を不必要にバタ付かせず、振動や衝撃から保護することもできる。
【0016】
請求項5の発明による遊技機は、機体の背面側上部に基板設置部材を設け、回路基板に基板側コネクタを接続導体が下向きとなる形態で設け、取付手段が基板側コネクタより上位に回路基板の上側縁と平行な水平軸を備え、水平軸により回路基板を基板設置部材に対し機体の前後方向へ回動可能に取り付けたことを特徴とする。この構成は、機体上部に設置されるがために、機体下部でケーブルを引っ掛けやすい回路基板、例えば、機内機器と遊技島設備との配線を中継する外部中継基板などに好ましく適用でき、その回路基板につながる一連の配線部品の損傷を効果的に抑制することができる。
【0017】
請求項6の発明による遊技機は、回路基板を基板設置部材に対し略平行に保持するスナップ部材を備えたことを特徴とする。スナップ部材としては、凹部と凸部との嵌合によるもの、摩擦により保持力を発揮するもの、バネを用いたものなどを例示できる。この構成によれば、遊技機を遊技店に搬入出する際に、回路基板の回動をスナップ部材で規制しておくことで、回路基板の飛び出しによる他の機器との衝突を未然に防止することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
<第1実施形態>
図1〜図8は、本発明をパチンコ機に具体化した第1実施形態を示すものである。図1に示すように、パチンコ機の機体1は、外郭を形成する機枠2と、機枠2の背面側に固定された裏機構板3とから構成されている。裏機構板3の上端部には遊技球タンク4が設置され、このタンク4の右側に外部中継基板5を取り付けるための回路基板取付装置6が設置されている。また、裏機構板3の下部には主制御基板7と払出制御基板8とが左右に並設されている。
【0019】
図2及び図3に示すように、回路基板取付装置6は基板設置部材11と収納ボックス12とから構成され、基板設置部材11は複数本のネジ13で裏機構板3に取り付けられ、収納ボックス12の内側に外部中継基板5が収納されている。外部中継基板5の表面(裏機構板3と反対側の面)には、雄型コネクタを用いた5個の基板側コネクタ14が固定され、各コネクタ14にケーブル側コネクタ15が接続される。そして、図2の左側2個の基板側コネクタ14と払出制御基板8との間に2本のケーブル16が配線され、右側3個の基板側コネクタ14と遊技島設備との間に3本のケーブル16が配線され、払出制御基板8が出力した各種信号が外部中継基板5を介して遊技島設備に送信されるようになっている。
【0020】
図4(a),(b)に示すように、基板側コネクタ14のハウジング18には、L字形のピン19が複数本内装され、その短辺部は外部中継基板5の回路面に半田付けされ、接続導体としての長辺部は外部中継基板5の板面と平行な状態で下向きに突設されている。ケーブル側コネクタ15のハウジング20には、ピン19の長辺部が挿入接続されるソケット21が複数本埋設され、その基端はケーブル16に半田付けされている。また、ハウジング18にはピン側係合部22が形成され、ハウジング20にはソケット側係合部23が形成され、両係合部22,23の弾性係合によってピン19とソケット21とが接続状態に保持される。
【0021】
なお、係合部22,23は、ケーブル16を引っ掛けたときに容易に外れるように、係合部分を浅くしておくとよい。また、不正接続を予防するために、ハウジング18,20を透明樹脂で成形してもよく、基板側コネクタ14を外部中継基板5の裏面に裏機構板3へ埋没する形態で設けてもよい。
【0022】
図5及び図6に示すように、収納ボックス12は樹脂製の本体部25と樹脂製の蓋部26とから構成され、本体部25に外部中継基板5を収容する凹所27が設けられ、蓋部26には基板側コネクタ14を露出させる窓孔28が形成されている。凹所27の四隅には外部中継基板5の位置決め孔29に嵌合する突起30が設けられ、凹所27の下端に係止溝31が形成されている。蓋部26は、下端折曲部32を係止溝31に差し込み、上端折曲部33を本体部25の上面に引っ掛けて、本体部25に対し分解可能に組み付けられている。本体部25及び蓋部26の上端にはそれぞれ左右一対の腕部34,35が突設され、各腕部34,35に貫通孔36,37が組付状態で同一水平軸線上に位置するように形成されている。
【0023】
図7(a),(b),(c)に示すように、基板設置部材11は樹脂で薄箱状に成形され、収納ボックス12を収める収容部39を備えている。収容部39の底面には凸部40が形成され、収納ボックス12の下面には凸部40に嵌合する凹部41(図3参照)が形成され、凸部40と凹部41とにより外部中継基板5を基板設置部材11に対し平行に保持するスナップ部材が構成されている。収容部39の左右両側において、基板設置部材11の上端には軸受孔42が形成され、これらの軸受孔42に水平軸43がスプリング44を介して出没自在に挿入されている。
【0024】
水平軸43には操作片45が基板設置部材11のスリット46から上方へ露出するように設けられ、操作片45のスライド操作により、水平軸43が収納ボックス12の貫通孔36,37に進入するボックス組付位置と、貫通孔36,37から退避するボックス切離位置とに駆動される。そして、ボックス組付位置において、水平軸43は、基板側コネクタ14からケーブル側コネクタ15と反対方向へ離れた位置にあって、基板側コネクタ14より上位に外部中継基板5の上側縁と平行な軸線を形成し、この軸線周りで、収納ボックス12及び外部中継基板5が基板設置部材11に対して機体1の前後方向へ回動可能に取り付けられている。
【0025】
次に、上記のように構成されたパチンコ機において、回路基板取付装置6の動作について説明する。パチンコ機を遊技店に搬入出する際には、図8(a)に示すように、収納ボックス12が凸部40により基板設置部材11と平行に保持される。このため、運搬時に収納ボックス12が飛び出すおそれがなく、これに収納された外部中継基板5の損傷を未然に防止することができる。パチンコ機が遊技店に設置された状態では、図8(b)に示すように、収納ボックス12を凸部40から外して基板設置部材11の外へ回動し、基板側コネクタ14にケーブル側コネクタ15を接続し、外部中継基板5と払出制御基板8及び遊技島設備との間にケーブル16を配線する。
【0026】
こうすれば、下向きの基板側コネクタ14にケーブル側コネクタ15を簡単かつ正確に接続することができる。そして、この接続状態では、基板側コネクタ14のピン19とケーブル側コネクタ15のソケット21とが、共に外部中継基板5の板面と平行な状態で接続される(図3参照)。配線作業後には、収納ボックス12が容易に回動できるように、これを凸部40から外したままの状態で、基板設置部材11に対しやや斜めに配置しておくのが好ましい。ただし、凸部40による保持力を弱く設定し、収納ボックス12を凸部40で止めて、基板設置部材11と平行に戻しておいてもよい。
【0027】
一方、パチンコ機の保守点検作業に際し、外部中継基板5の下側で作業者が誤ってケーブル16を引っ掛けると、図8(c)に示すように、ケーブル16が斜め下方へ引っ張られる。このとき、両方のコネクタ14,15のピン19及びソケット21が外部中継基板5の板面と平行に接続されているので、ケーブル16に作用する張力で、収納ボックス12が上端の水平軸43を中心にケーブル16と平行となるように回動する。このため、ケーブル16、ケーブル側コネクタ15及び基板側コネクタ14が一直線となって、ケーブル16の折れ曲がりが防止される。
【0028】
また、ケーブル16に大きな張力が作用した場合には、図8(d)に示すように、ソケット側係合部23がピン側係合部22から解除され、ケーブル側コネクタ15が基板側コネクタ14から容易に引き抜かれる。このときも、ケーブル16及びコネクタ14,15が一直線となっているため、ケーブル16とソケット21との接続部、ピン19と外部中継基板5との接続部のどちらにも無理な力が作用せず、ケーブル16につながる一連の配線部品の変形や破損を抑制することができる。特に、軽量な外部中継基板5は、ケーブル16に作用する張力で軽く回動するため、高い損傷抑制効果が得られる。
【0029】
<第2実施形態>
図9〜図12は本発明をパチンコ機に具体化した第2実施形態を示すものである。この実施形態の回路基板取付装置51は、基板設置部材52の構成、並びに、基板設置部材52に収納ボックス12を取り付ける構造において、第1実施形態の回路基板取付装置6と相違する。第1実施形態と同一又は類似する部材については、図面に同一の符号を付してその説明を省略する。
【0030】
図9及び図10に示すように、収納ボックス12は、外部中継基板5を収納する本体部25と、基板側コネクタ14を露出させる蓋部26とから構成され、本体部25、蓋部26及び外部中継基板5が共通のネジ53で分解可能に組み付けられている。本体部25の上面中央部には左右一対の起立片54が立設され、両起立片54の間に水平軸である取付軸55が外部中継基板5の上側縁と平行に架設されている。基板設置部材52は小箱形に樹脂成形され、上端が開いた軸受部56と左右一対の取付片57とを備え、取付片57にてネジ58で裏機構板3に取り付けられている。
【0031】
基板設置部材52と収納ボックス12との間には樹脂製の連結部材60が介装され、連結部材60に頭付きの連結軸61と軸受孔62とが形成されている。連結軸61は基板設置部材52の軸受部56に回動可能かつ着脱自在に取り付けられ、この連結軸61により収納ボックス12が基板設置部材52に対し外部中継基板5の板面と直角な軸線の周りで回動可能に連結されている。軸受孔62には取付軸55が回動可能に挿通され、取付軸55により収納ボックス12が基板設置部材52に対し外部中継基板5の上側縁と平行な軸線の周りで回動可能に取り付けられている。なお、基板設置部材52には、連結軸61の上方離脱を防止するために、軸受部56の上端開口幅を僅かに狭くする突出部63が形成されている。
【0032】
上記構成の回路基板取付装置51においては、図11(a)に示すように、基板側コネクタ14にケーブル側コネクタ15が接続され、ピン19及びソケット21が外部中継基板5の板面と平行に接続される(図10参照)。ケーブル16に裏機構板3と直交する面内の張力が作用すると、図11(b)に示すように、収納ボックス12が取付軸55を中心に裏機構板3から離間する方向へ回動し、大きな張力が作用した場合には、図11(c)に示すように、ケーブル側コネクタ15が基板側コネクタ14から容易に引き抜かれる。また、ケーブル16に裏機構板3と平行な面内の張力が作用すると、図12(a),(b)に示すように、収納ボックス12が連結軸61を中心に右又は左へ揺動する。従って、ケーブル16がどの方向に引っ張られた場合でも、ケーブル16につながる一連の配線部品の損傷をより効果的に抑制することができる。
【0033】
<第3実施形態>
図13〜図16は、本発明をパチンコ機に具体化した第3実施形態を示すものである。この実施形態の回路基板取付装置71は、基板側コネクタ14とケーブル側コネクタ15との接続方式において、第1及び第2実施形態の基板取付装置6,51と相違する。その他の構成は第1実施形態と同様であり、同一の部材については図面に同一符号を付してその説明を省略する。
【0034】
図13及び図14に示すように、この回路基板取付装置71においては、外部中継基板5の基板側コネクタ14に屈曲型コネクタ72を介してケーブル側コネクタ15が接続されている。図15(a),(b)に示すように、屈曲型コネクタ72は、ケーブル側コネクタ15に接続される雄型コネクタ素子73と、基板側コネクタ14に接続される雌型コネクタ素子74とを軸75で回動可能に連結して構成されている。雄型コネクタ素子73の樹脂ハウジング76には、複数本のピン77とピン側係合部78とが設けられ、雌型コネクタ素子74の樹脂ハウジング79には複数本のソケット80とソケット側係合部81とが設けられ、ピン77及びソケット80は可撓性の導線82で接続されている。なお、図示例では、導線82が外部に露出しているが(図14参照)、これを柔軟なカバーで覆ってもよい。
【0035】
上記構成の回路基板取付装置71においては、図14に示すように、収納ボックス12が凸部40により基板設置部材11と平行に保持される。そして、基板側コネクタ14に屈曲型コネクタ72の雌型コネクタ素子74が接続され、ピン19及びソケット80が外部中継基板5の板面と平行に接続される。この状態で、ケーブル16が斜め下方へ引っ張られると、まず、図16(a)に示すように、屈曲型コネクタ72の雄型コネクタ素子73が軸75を中心に張力作用方向へ回動される。従って、ケーブル16の変位量が僅かであった場合は、その変位分を屈曲型コネクタ72の回動により吸収して、収納ボックス12を不必要にバタ付かせず、外部中継基板5を振動や衝撃から保護することができる。
【0036】
ケーブル16がさらに引っ張られると、今度は、図16(b)に示すように、収納ボックス12が凸部40から解放され、ケーブル16と平行となるように、水平軸43を中心に基板設置部材11の外へ回動される。これにより、屈曲型コネクタ72が伸び、ケーブル16、ケーブル側コネクタ15、屈曲型コネクタ72、基板側コネクタ14が一直線となり、ケーブル16の折れ曲がりが防止される。また、ケーブル16に大きな張力が作用すると、図16(c)に示すように、ケーブル側コネクタ15が屈曲型コネクタ72の雄型コネクタ素子73から引き抜かれるか、或いは、屈曲型コネクタ72の雌型コネクタ素子74が基板側コネクタ14から引き抜かれ、屈曲型コネクタ72を含む一連の配線部品の損傷が抑制される。
【0037】
<第4実施形態>
図17〜図19は、本発明をパチンコ機に具体化した第4実施形態を示すものである。図17(a)に示すように、この実施形態の回路基板取付装置91は機枠2の背面において上端部右隅に設置されている。図17(b)に示すように、外部中継基板5を収納した収納ボックス12は、第2実施形態と同様、連結部材60を介し基板設置部材52に直交2軸線の周りで回動可能に取り付けられ、基板設置部材52は機枠2に固定されている。図18に示すように、ケーブル側コネクタ15は、第3実施形態と同様、屈曲型コネクタ72を介し基板側コネクタ14に接続されている。なお、図17(b)は機枠2を正面側から見た図であり、図17〜図19において、第2、第3実施形態と同一の符号はそれと同一の部材を示す。
【0038】
図19に示すように、外部中継基板5は収納ボックス12の下部に収納され、その下側で屈曲型コネクタ72の雄型コネクタ素子73が機枠2の前後方向へ180°回動できるように構成されている。この構成によれば、例えば、図17(b)に示す右側2つの雄型コネクタ素子73を、図19(a)に示すように、機枠2の内側(機体正面側)に回動することで、外部中継基板5の2つの基板側コネクタ14を機内機器に接続することができる。また、図17(b)に示す左側3つの雄型コネクタ素子73を、図19(b)に示すように、機枠2の外側(機体背面側)に回動することで、外部中継基板5の3つの基板側コネクタ14を遊技島設備側の機器に接続することができる。従って、配線レイアウト上の自由度が向上し、かつ配線作業も容易となる。また、基板設置部材52が機枠2に固定されているため、機種変更又は故障等に際し、遊技盤や裏機構板3を交換する場合に、外部中継基板5を機枠2に残して継続使用可能とし、交換部品の点数を削減でき、配線作業を簡略化できる利点もある。
【0039】
<請求項と実施形態との対応関係>
ここで、請求項に記載された発明と上記各実施形態で開示された具体部材との対応関係について確認する。
請求項1の「機体」は、第1・第2・第3実施形態の裏機構板3に対応し、第4実施形態の機枠2に対応する。「基板設置部材」は、第1・第3実施形態の基板設置部材11に対応し、第2・第4実施形態の基板設置部材52に対応する。「回路基板」は、第1・第2・第3・第4実施形態の外部中継基板5に対応する。「基板側コネクタの接続導体」は、第1・第2・第3・第4実施形態のL字形ピン19の長辺部に対応する。「回路基板の周縁と略平行な軸線」は、第1・第3実施形態の水平軸43が形成する軸線に対応し、第2・第4実施形態の取付軸55が形成する軸線に対応する。「取付手段」は、第1・第3実施形態の基板設置部材11に設けられた軸受孔42に対応し、第2・第4実施形態の連結部材60に設けられた軸受孔62に対応する。
請求項2の「収納ボックス」は、第1・第2・第3・第4実施形態の収納ボックス12に対応する。
請求項3の「回路基板の板面と略直角な軸線」は、第2・第4実施形態の連結軸61が形成する軸線に対応する。「連結部材」は、第2・第4実施形態の連結部材60に対応する。
請求項4の「一対のコネクタ素子」は、第3・第4実施形態の雄型コネクタ素子73、雌型コネクタ素子74に対応する。
請求項5の「水平軸」は、第1・第3実施形態の水平軸43に対応し、第2・第4実施形態の取付軸55に対応する。
請求項6の「スナップ部材」は、第1・第3実施形態の凸部40、凹部41に対応する。
【0040】
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、以下に例示するように、発明の趣旨から逸脱しない範囲で、各部の構成や形状を適宜に変更して実施することも可能である。
(1)上記各実施形態では、専用の基板設置部材11,52を用いているが、裏機構板3の一部に凹所を形成したり、機枠2の一部に切欠を形成したりして、基板設置部材を裏機構板3又は機枠2と一体的に設けてもよい。こうすれば、回路基板を少数の部品によって安定した状態で取り付けることができる。
(2)機枠2又は裏機構板3を基板設置部材として用い、これらの一部に取付手段としてのフックを設け、フックに回路基板の取付孔を引っ掛け、回路基板をフックに対し回動可能に取り付けてもよい。
(3)回路基板を、収納ボックスに収めないで、単独で基板設置部材に対し回動可能に取り付けてもよい。
(4)上記各実施形態の基板取付装置を、外部中継基板以外の回路基板、特に、信号中継用の中継基板の取り付けに適用してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示すパチンコ機の背面図である。
【図2】第1実施形態の回路基板取付装置を示す斜視図である。
【図3】同装置の断面図である。
【図4】コネクタの接続構造を示す立面図である。
【図5】収納ボックスの分解斜視図である。
【図6】収納ボックスの断面図である。
【図7】収納ボックスの取付構造を示す斜視図である。
【図8】回路基板取付装置の動作説明図である。
【図9】第2実施形態の回路基板取付装置を示す分解斜視図である。
【図10】同装置の断面図である。
【図11】同装置の動作説明図である。
【図12】同装置の別の動作説明図である。
【図13】第3実施形態の回路基板取付装置を示す斜視図である。
【図14】同装置の断面図である。
【図15】屈曲型コネクタの接続構造を示す立面図である。
【図16】回路基板取付装置の動作説明図である。
【図17】第4実施形態の回路基板取付装置の設置部位を示す機枠の外観図である。
【図18】同装置の斜視図である。
【図19】同装置の動作説明図である。
【符号の説明】
1  機体
2  機枠
3  裏機構板
5  外部中継基板
6  回路基板取付装置(第1実施形態)
11  基板設置部材
12  収納ボックス
14  基板側コネクタ
15  ケーブル側コネクタ
16  ケーブル
19  ピン
40  凸部
43  水平軸
51  回路基板取付装置(第2実施形態)
52  基板設置部材
55  取付軸
60  連結部材
61  連結軸
71  回路基板取付装置(第3実施形態)
72  屈曲型コネクタ
73  雄型コネクタ素子
74  雌型コネクタ素子
75  軸
91  回路基板取付装置(第4実施形態)

Claims (6)

  1. 機体の背面側に基板設置部材を設け、基板設置部材に回路基板を取り付け、回路基板に設けた基板側コネクタにケーブル側コネクタを接続して、電気配線を行う遊技機において、
    基板側コネクタの接続導体を回路基板の板面と平行に設け、基板側コネクタからケーブル側コネクタと反対方向へ離れた位置に、回路基板を基板設置部材に対し回路基板の周縁と略平行な軸線の周りで回動可能に取り付ける取付手段を設けたことを特徴とする遊技機。
  2. 回路基板を収納ボックスに収納し、基板側コネクタを収納ボックスの外に露出させ、収納ボックスを取付手段により基板設置部材に回動可能に取り付けた請求項1に記載の遊技機。
  3. 取付手段が、回路基板を基板設置部材に対し回路基板の板面と略直角な軸線の周りで回動可能に連結する連結部材を備えた請求項1又は2に記載の遊技機。
  4. 基板側コネクタに、一対のコネクタ素子を回動可能に連結した屈曲型コネクタを介し、ケーブル側コネクタを接続した請求項1〜3のいずれか一項に記載の遊技機。
  5. 機体の背面側上部に基板設置部材を設け、回路基板に基板側コネクタを接続導体が下向きとなる形態で設け、取付手段が基板側コネクタより上位に回路基板の上側縁と平行な水平軸を備え、水平軸により回路基板を基板設置部材に対し機体の前後方向へ回動可能に取り付けた請求項1〜4のいずれか一項に記載の遊技機。
  6. 回路基板を基板設置部材に対し略平行に保持するスナップ部材を備えた請求項1〜5のいずれか一項に記載の遊技機。
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