JP2004112990A - パルス幅変調制御装置及び方法 - Google Patents

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    • H02M1/088Circuits specially adapted for the generation of control voltages for semiconductor devices incorporated in static converters for the simultaneous control of series or parallel connected semiconductor devices

Abstract

【課題】PWMパルスの持続時間がデッドタイムとほぼ等しいか又は長いときに発生する非同期状態を解消する。また、複雑なソフトウェアや追加のCPU又はDSP処理時間を必要とすることなく所望の交流波形の周波数スペクトラムの損傷を防止する。
【解決手段】インバータ用のPWM制御装置200は、デッドタイムがPWMパルスの持続時間よりも大きいときに非同期状態を解消するフィードバック回路400と、デッドタイムがPWMパルスの持続時間とほぼ等しいときに非同期状態を解消するデッドタイム回路500を含む。
【選択図】 図1

Description

本発明はインバータに関する。特に、本発明はインバータ用のパルス幅変調制御装置に関する。
交流誘導モータを制御するためインバータ駆動装置が一般に使用されている。インバータは、交流誘導モータを駆動するために直流(DC)電源から可変の交流波形を生成する。パルス幅変調(PWM)制御技術は、交流波形に所望の周波数及び電圧を生成するために使われる標準的な技術である。
図19は、標準的なパルス幅変調技術を用いた従来のDC−ACインバータ用の制御装置のブロック図である。図19中に示されるように、信号発生器110は制御装置ユニット100へ電気的に接続されている。制御装置ユニット100はインバータ190を駆動する。信号発生器110は制御装置ユニット100へ2つの信号発生器、すなわち正弦波信号(“PWMDATA”)101と高周波三角搬送波信号(“CARRIERCNT”)102を供給し、それら2つの信号は所望の交流波形の振幅と周波数を形作るために使用される。
制御装置ユニット100は、PWMパルスとしてのPWMOUT信号119を発生するPWMパルス発生器113と、上下出力制御器118を含んでいる。PWMパルス発生器113は、PWMDATA信号101をCARRIERCNT信号102と比較し結果出力である可変の方形波信号PWMOUT信号119を発生する比較器114を含んでいる。PWMDATA信号101の振幅がCARRIERCNT信号102よりも高いときPWMOUT信号119の振幅は高く、同様に、PWMDATA信号101の振幅がCARRIERCNT信号102よりも低いときPWMOUT信号119は低い振幅を有する。
PWM技術を使用する際、交流波形の2つの極性を総合的に扱うために2つのPWM信号が必要となる。従って、PWMOUT信号119とその反転信号(/PWMOUT信号120)が上下出力制御器118内の2つの別個のANDゲート126、128を通って個別に供給される。加えて、PWMOUT信号119は、第1のANDゲート126の2つの入力の一方へ到達する前に第1の遅延装置122を通過してPWMDLY信号となり、同一のPWMOUT信号119が第1のANDゲート126の他方の入力へ送られる。ANDゲート126の結果出力はPWMTOP信号127である。同様に、反転信号/PWMOUT信号120は、第2のANDゲート128の2つの入力の一方へ到達する前に第2の遅延装置124を通過して/PWMDLY信号となり、同一の/PWMOUT信号120が第2のANDゲート128の他方の入力へ送られる。ANDゲート128の結果出力はPWMBOT信号129である。PWMTOP信号127とPWMBOT信号129が、インバータ190へ入力される2つの信号である。PWMTOP信号127とPWMBOT信号129は、ハードウェア(図示されていないしかも本発明にとって重要でない)を追加すれば所望の交流波形を発生することになるインバータ190内の別個のゲートドライブ132、133を駆動する。
典型的なDC−ACインバータ(例えばインバータ190)は、2つのスイッチ(すなわち、図19中に示されている上スイッチ134と下スイッチ136)が同時に導通し負荷装置に損害を与えることを確実に防ぐため一方のスイッチ(例えばトランジスタスイッチ)をオフにしてから他方のスイッチをオンにするまでの間の“死んでいる”期間(デッドタイム130)を必要とする。特許文献1はそのようなデッドタイムに言及している。必要なデッドタイム130は、PWMOUT信号119と/PWMOUT信号120に第1及び第2の遅延装置122、124を通過させてそれらの信号の上昇縁に遅延時間を加えることによって得られる。
米国特許5977741号公報
複数のスイッチを同時に導通させ負荷装置に損害を与えてしまう恐れを回避するために必要な遅延を加えると、別の問題が発生してしまう。図20は、正常状態のとき、すなわちデッドタイム130がPWMOUT信号119の持続時間よりも短いときの、PWMOUT信号119とPWMTOP信号127の相対的な位相を示している。このような正常状態のとき、2つの信号PWMOUT119とPWMTOP127は互いに同期している。しかし、図21中に示されるように、デッドタイム130がPWMOUT信号119の持続時間よりも長いときPWMOUT信号119はPWMTOP信号127と同期していない。このような状態は、スイッチ134用のゲートドライブ132を制御するPWMOUT119信号とPWMTOP信号127が互いに同期していないので、負荷装置(例えばインバータ190)の損害を引き起こす可能性がある。もしデッドタイムが/PWMOUT信号120よりも長い場合、同様の非同期状態が/PWMOUT信号120とPWMBOT信号129との間にも発生し負荷装置に損害を与えてしまう可能性がある。こうして、非同期状態を阻止するために(PWM制御装置の内部に)PWM保護回路の形で解決策を提供することが望ましい。
図22中の時間t5からt8までに示されるように、PWMDATA信号101の振幅の絶対値が高周波三角搬送波信号CARRIERCNT102の最大又は最小の振幅範囲(+−MaxCount)外にある場合、従来の制御装置回路に第2の問題が発生する。PWMDATA信号101がCARRIERCNT信号102の+−MaxCount範囲外にあるとき、比較器114は間違った比較を行い不適正なPWMOUT信号119を発生する(したがって、反転信号/PWMOUT120も適正に取得できない)。この結果、PWMデューティサイクルが失われ、所望の交流波形の周波数スペクトラムに混乱を与えてしまう。この第2の問題に対する従来の解決策は、ソフトウェア比較アルゴリズムを用いてPWMDATA信号101をCARRIERCNT信号102の+−MaxCountと比較することである。しかしながら、このソフトウェアは複雑さを増加させ多量のCPUやDSP処理時間を必要としてしまう。したがって、複雑なソフトウェアや追加のCPU/DSP処理時間を必要とすることのない解決策を提供することが望ましい。
本発明は、インバータのパルス幅変調制御用の保護回路に向けられている。本発明は、ソフトウェア補償を行うことなく搬送波範囲制限回路を組み込んでPWMDATA信号の値を強制的にCARRIERCNT信号の最大及び最小の振幅範囲内(すなわち+−MaxCount内)に収めることによって従来技術におけるPWMデューティサイクル損失の問題を克服する。搬送波範囲制限回路は、絶対値変換器、比較器、選択器、符号割当回路を含んで成る。絶対値変換器は、PWMDATA信号の絶対値を取得しこの値を比較器と選択器へ入力する。その後、図6中に示されるように、符号割当回路は、適当な符号値を再び組み込むことによってこのプロセスを逆にしてしまう。そのような符号割当回路の構成は、当業者に公知である。
比較器はこの入力を、他方の入力であるCARRIERCNT信号のMaxCountと比較する。もしPWMDATA信号の絶対値がMaxCount値以下であれば、比較器の結果出力は0である。もしPWMDATA信号の絶対値がMaxCount値より大きければ、比較器の結果出力は1である。比較器の出力は選択器へ送られ、その他方の入力となる。選択器の“0”入力は、PWMDATA値が搬送波範囲制限回路の出力(PWMCMDPRE)として選ばれたことを意味する。選択器の“1”入力は、MaxCount値が搬送波範囲制限回路の出力(PWMCMDPRE)として選ばれたことを意味する。したがって、この選択方式は、禁止領域に出たPWM波形から制御装置を保護し、PWMデューティサイクル損失と所望の交流波形の周波数スペクトラムに与えられた混乱を防止する。
加えて、本発明は、PWMパルスとしてのPWMOUT信号の持続時間以上に長いデッドタイムによって引き起こされる従来の非同期問題を協働して克服するフィードバック回路とデッドタイム回路とを含む。フィードバック回路は、第2微分回路と、発生するPWMパルスを協働して監視するセンサ回路とを含む。一の実施例では、第2微分回路は、複数のクロックDフリップフロップ装置とXOR論理ゲートとを含み、PWMパルスのレベル転換を示すトリガ信号PWMEDGEを発生する。好適な実施例では、センサ回路は3つの連続するクロックDフリップフロップ装置を含み、デッドタイムがPWMパルスの持続時間よりはるかに長いときだけ高位(“1”)となるゲート信号PWMSWを発生する。この場合、ゲート信号PWMSWは、PWMパルス発生器の入力(PWMCMD)を一時的に強制的に零にする。このことによって、デッドタイムがPWMパルスの持続時間よりはるかに長いときに起こる従来の非同期問題が解決される。
デッドタイム回路はデッドタイム比較器、臨界点センサ、フィードバック回路中の微分回路と同様の第2微分回路とを含む。好適な実施例では、第2微分回路は、複数のクロックDフリップフロップ装置とXOR論理ゲートとを含み、PWMパルスのレベル転換を示すトリガ信号PWMEDGEを発生する。一の実施例では、臨界点センサは、複数のクロックDフリップフロップ装置、第1微分回路、ANDゲートを含む。臨界点センサは、臨界点状態(すなわち、PWMパルスの持続時間がデッドタイムの持続時間とほとんど等しい又は等しい時)を検出し、デッドタイム回路中の次の構成要素へ通知信号を供給する。好適な実施例では、デッドタイム比較器は、複数のクロックDフリップフロップ装置、2つの選択器、2つの二進カウンタ、ラッチ、第1微分回路を含む。デッドタイム比較器は、臨界点センサの出力によって促されると入力信号PWMOUTをマスクすることによって入力信号PWMOUTをPWMOUTAへ修正する。加えて、デッドタイム比較器は、デッドタイムの終了を示す2つの通知信号DTLDとDTCLRを発生する。デッドタイム回路の3つの構成要素は、臨界点状態(すなわち、デッドタイムの持続時間がPWMOUT信号の持続時間とほとんど等しい又は等しい時)が検出されたとき、出力信号PWMOUTを協働して修正して非同期状態を回避する。
このように、従来の非同期状態がデッドタイム回路とフィードバック回路によって解決される。デッドタイム回路は、デッドタイムの持続時間がPWMパルスの持続時間とほとんど等しい又は等しい時、非同期状態を阻止するものであり、フィードバック回路は、デッドタイムの持続時間がPWMパルスの持続時間よりはるかに長い時、非同期状態を阻止するものである。
従って、発明の目的の一つは、非同期状態を阻止する回路構成を提供することである。
PWMパルスのサイクルの損失を低下させる回路構成を提供して複雑なソフトウェアや追加のCPU/DSP処理時間を必要とすることなく所望の交流波形の周波数スペクトラムの損傷を防止することも発明の目的である。
発明の他の目的や利点は、下記の明細書、特許請求の範囲、図面を参照することによって当業者により理解、評価されるであろう。
本発明はインバータ用のパルス幅変調(“PWM”)制御装置に向けられたものである。正弦波信号PWMDATAの振幅が高周波三角搬送波信号CARRIERCNTの最大又は最小振幅範囲外にあるとき、従来のPWM制御装置はPWMデューティサイクル損失を被ってしまう。さらに、デッドタイムの持続時間がPWMパルスの持続時間よりも長い又はほとんど等しい又は等しいとき、従来の制御装置は非同期問題を被る。これら2つの問題は、ここに記述された本発明によって解決される。
図1は、インバータ800(部分的に図示されている)へ接続された本発明のPWM制御装置200のブロック図である。好適な実施例では、PWM制御装置200は、搬送波範囲制限回路210、選択器290、PWMパルス発生器300、フィードバック回路400、デッドタイム回路500、PWMラッチ600を含んで成る。一の実施例では、2つのゲートドライブ710、720が追加されている。別の実施例では、PWM制御装置200はインバータ800を含んでいる。さらに別の実施例では、PWM制御装置200は図1中に示される信号発生器205を含んでいる。信号発生器205は、限定するものではないが例えば図19中に示された正弦波形PWMDATA101や高周波三角波形CARRIERCNT102のような時変波形を発生する、当業者に公知の手段である。
図2は、PWMDATA信号101の値をCARRIERCNT信号102の最大又は最小振幅範囲(すなわち+−MaxCount内)内に強制的に収める機能を果たす搬送波範囲制限回路210を示している。搬送波範囲制限回路210は、絶対値変換器220、比較器230、選択器240、符号割当回路250を含んで成る。搬送波範囲制限回路210の2つの入力は、信号発生器205によって生成されるPWMDATA信号101とCARRIERCNT信号102のMaxCountである。絶対値変換器220はPWMDATA101の絶対値を取得しこの値を比較器230へ入力する。比較器230の他方の入力はMaxCountである。比較器230はPWMDATA信号101の絶対値をCARRIERCNT信号のMaxCountと比較し、(比較結果に応じて)“0”又は“1”の二進ビットSを発生する。もしPWMDATA101の絶対値がMaxCount値以下であれば、比較器の結果出力Sは“0”である。もしPWMDATA101の絶対値がMaxCount値より大きければ、比較器の結果出力Sは“1”である。S出力二進ビットは、選択器240の入力へ送られる。選択器240の入力が“0”であれば、選択器はその出力PWMCMDPRE‘信号251としてPWMDATA信号101を選ぶことになる。選択器240の入力が“1”であれば、選択器240はその出力PWMCMDPRE‘信号251としてMaxCount値を選ぶことになる。好適な実施例では、適当な符号値が符号割当回路250によってPWMCMDPRE‘信号251へ割当てられ搬送波範囲制限回路210によってPWMCMDPRE信号252として出力される。図3は、PWMDATA信号101とCARRIERCNT信号102との波形関係を、搬送波範囲制限回路210を通過させる前後で、示している。図3中に示されるように、両信号を搬送波範囲制限回路210に通す前、PWMDATA信号101の振幅は2箇所で+−MaxCountの範囲外にあった。両信号(PWMDATA信号101とCARRIERCNT信号102)を搬送波範囲制限回路210に通した後、+−MaxCount内に収まる、搬送波範囲制限回路210の出力信号PWMCMDPRE252が選ばれている。この選択手法を実行する際、搬送波範囲制限回路210によって、PWM制御装置200へ供給されるPWM波形入力(PWMCMDPRE信号252)は確実に所望の最大及び最小振幅範囲内にとどまる。このことにより、PWMデューティサイクルの損失が防止され、所望の交流波形の周波数スペクトラムに混乱が生じない。
(図1中に示された)パルス発生器300は、従来の制御装置ユニット100中の対応する要素であるPWMパルス発生器113と同じように動作する。パルス発生器300の出力であるPWMパルスは可変の方形波信号PWMOUT信号305であり、PWMOUT信号305はフィードバック回路400へ送られさらにデッドタイム回路500の中へ送られる。
図4は、フィードバック回路400の好適な実施例のブロック図である。フィードバック回路400は、センサ回路430へ接続された第2微分回路410を含んで成る。フィードバック回路400の入力信号の一つである、PWMパルス発生器300から供給されたPWMOUT信号305は第2微分回路410の中へ送られ、もう1つの入力信号である、デッドタイム回路500から供給されたDTCLR信号556はセンサ回路430へ送られている。DTCLR信号556は、デッドタイムの終了を示す通知信号である。第2微分回路410とセンサ回路430は内部に発生した信号を協働して監視し、負荷装置(すなわちインバータ800)を駆動する適当なPWM波形を選択するためのフィードバック制御を提供する。図5は、フィードバック回路400がPWM波形(ゲート信号PWMSW)に与えた効果を示している。時点Gで、PWMCMD信号295の振幅がCARRIERCNT信号の振幅範囲内にあるので、PWMOUT信号305の値が高位から低位へ変化する。フィードバック回路400の効果がなければ、PWMOUT信号305の値は時点G以降も低位にとどまってしまう。しかしながら、(フィードバック回路400へ送られる)DTCLR信号556は、デッドタイムが継続し引き続き計数が行われていることを示している。こうして、PWMSW信号(フィードバック回路400の出力)はオンになり高位へ変化し、DTCLR信号556がデッドタイムの終了を示すまでPWMOUT信号305は低位から高位へ戻る。PWMOUT信号の値を直ちに高位状態へ回復させることによって、時点Gで発生した不具合が解消される。
好適な実施例では、図6中に示されるように、第2微分回路410は、個別にXOR論理ゲート417へ接続された2つの連続するクロックDフリップフロップ装置411、412を含んでいる。両方のクロックDフリップフロップ装置411、412は、それぞれの出力を同期させるため個別に同期クロック415へ接続されている。XOR論理ゲート417は排他的論理和に基づきPWMOUT信号305のレベル転換を示す(第2微分回路410の出力信号である)トリガ信号PWMEDGE419を発生する。
好適な実施例では、図7中に示されるように、センサ回路430は、出力を同期させるため個別に同期クロック435へ接続されている3つの連続するクロックDフリップフロップ装置431、432、433を含んで成る。センサ回路430は、その2つの入力信号(PWMEDGE信号419及びDTCLR信号556)を3つの連続するクロックDフリップフロップ装置431、432、433に通しゲート信号PWMSW438を発生する(クロックDフリップフロップ装置とその論理は当業者に理解されている)。PWMSW信号438は、デッドタイムがPWMOUTA信号552あるいは/PWMOUTA信号553の持続時間よりはるかに大きいときだけ、高位(“1”)である。この場合、選択器290は、ゲート信号PWMSW438の値(そして当業者に理解されているような以下の標準的な選択器論理)に基づいて、PWMパルス発生器(PWMCMD信号295)への入力を一時的に零にする。零値PWM波形(PWMCMD信号295零値に等しい)が存在するなら、PWMパルス発生器300は異常状態が解消されるまで一時的にPWMOUT信号305の発生を停止する。このことにより、デッドタイムがPWMOUT信号305の持続時間よりもはるかに大きいときに発生する非同期問題が取り除かれる。
図8、9、10は、正常な状態、異常な状態、臨界点状態の下で、PWMOUT信号305、PWMEDGE信号419、DTCLR信号556、PWMSW信号438の関係を示している。図8において、デッドタイムの持続時間がPWMOUT信号305の持続時間よりも短い。このことは、PWMEDGE信号419のe1及びe2パルスを、DTCLR信号556のc1パルスと比較することにより示される。パルスe1はPWMOUT信号305の上昇縁を示し、パルスe2はその下降縁を示している。パルスc1はデッドタイムの終了を示している。図8中に示されているように、PWMSW信号438は低位である(すなわち、“0”値を有している)。PWMSW信号438が“0”であれば、図20中に示されるように非同期状態が存在しないので選択器290の出力であるPWMCMD信号295はPWMCMDPRE信号252に等しい。
図9は、デッドタイムの持続時間がPWMOUT信号305の持続時間よりも長いことを示している。このことは、PWMEDGE信号419のe1及びe2パルスを、DTCLR556のc1パルスと比較することにより示される。パルスe1はPWMOUT信号305の上昇縁を示し、パルスe2はその下降縁を示している。パルスc1はデッドタイムの終了を示している。c1パルスがe2パルスよりも時間的に遅れて発生するので、デッドタイムがPWMOUT信号305の持続時間を超えて続く。デッドタイムがPWMOUT信号305の持続時間を超えて続くと、PWMOUTA信号552の波形がPWMTOPA信号635の波形と同期しない、図21中に示されるような非同期状態が引き起こされる。図9中に示されるように、この非同期状態の期間中、PWMSW信号438は高位(すなわち、“1”の値を有する)である。PWMSW信号438がこの期間中“1”であれば、選択器290はその出力PWMCMD信号295に零値を選択し非同期状態を解消する。
図10において、デッドタイムの持続時間は、PWMOUT信号305の持続時間にほとんど等しい。このことは、PWMEDGE信号419のe2パルスを、DTCLR信号556のc2パルスと比較することにより示される。パルスe1はPWMOUT信号305の上昇縁を示し、パルスe2はその下降縁を示している。パルスc2はデッドタイムの終了を示している。図10中に示されるように、PWMSW信号438は始めから終わりまで低位である(すなわち、常に“0”の値を有する)。PWMSW信号438が“0”であれば、たとえ非同期状態が存在しても選択器290の出力であるPWMCMD信号295はPWMCMDPRE信号252と等しくなってしまう。このような臨界点状態は、デッドタイム回路500によって通知される。
図11は、デッドタイム回路500のデジタル論理図である。図17は、正常な状態及び臨界点状態の下でデッドタイム回路中に発生した様々な波形を示している。正常な状態の下では、デッドタイムの持続時間はPWMOUT信号305の波形の持続時間よりもはるかに短い。デッドタイムの持続期間がPWMOUT信号305の波形の持続時間とほとんど等しいか又は等しいとき臨界点状態が発生する。
デッドタイム回路500はデッドタイム比較器550、臨界点センサ570、第2微分回路590を含んでいる。第2微分回路590は、図6中に示された第2微分回路410と同様のものである。(図12中に示されるように)第2微分回路590は、複数のクロックDフリップフロップ装置とXOR論理ゲートを含み、PWMOUT信号305の転換のレベルを示すトリガ信号PWMEDGE592を発生する。PWMEDGE信号592は、臨界点センサ570への入力として伝えられる。
一の実施例では、臨界点センサ570は、図13中に示されるように電気的に接続された、複数のクロックDフリップフロップ装置510、513、514、515、第1微分回路511、SYNCLOCK517、ANDゲート515を含む。SYNCLOCK517は、内部に発生したPWM波形の必要な同期を提供する。図14は、第1微分回路511のデジタル論理図である。好適な実施例では、第1微分回路511は、反転入力を有するANDゲートへ接続された2つのクロックDフリップフロップ装置5111、5112と、クロックDフリップフロップ装置5111、5112へ同期を提供するSYNCLOCK5114とを含んで成る。臨界点センサ570の入力は、PWMEDGE信号592、DTLD信号554、DTCLR信号556である。DTLD信号554とDTCLR信号556は、デッドタイム比較器550によって発生した、デッドタイムの終了を示す通知信号である。一の実施例では、DTLD信号554は、2つのクロック周期分だけ遅延したDTCLR信号556である。臨界点センサ570は、臨界点状態(すなわち、PWMOUT信号の持続時間がデッドタイムとほとんど等しい又は等しい時)を検出し、通知信号A572、AMASK574、AMCE576を、デッドタイム回路500中の次の構成要素(デッドタイム比較器550)へ供給する。
好適な実施例では、デッドタイム比較器550は、図20中に示されるように接続された、複数のDフリップフロップ装置520、524、530、529、528、2つの選択器521、523、2つの二進カウンタ522、526、ラッチ525、第1微分回路527を含んでいる。第1微分回路527のデジタル論理図が図19中に示されている。デッドタイム比較器550の入力は、PWMOUT信号305と、臨界点センサ570からの通知信号すなわちA572、AMASK574、AMCE576である。(当業者に公知の)クロックDフリップフロップ装置、選択器、二進カウンタ、ゲート、ラッチの標準的な論理に応じて、デッドタイム比較器550は、通知信号A572、AMASK574、AMCE576によって促されると入力信号PWMOUT信号305をマスクすることにより入力信号PWMOUT信号305をPWMOUTA信号552へ修正する。A信号572の値は二進カウンタ526を制御する。A信号572が高位のとき、デッドタイムの計数が始まる。二進カウンタ526が最大値に達するとDTLD信号554が第1微分回路527によって発生する。第2の通知信号DTCLR556は、DTLD信号554の副次的な結果として発生する。これら通知信号DTLD554とDTCLR556は協力して、デッドタイムの終了を示す。DTCLR信号556は、次のデッドタイム計数を求めるリセット信号である。AMCE信号576は、AMASK信号574の両縁を示している。AMASK信号574の値は、臨界点状態が存在するか否かを示している。低位の値は正常な状態を示し、高位の値は臨界点状態が存在することを示している。AMASK信号574が高位のとき、ラッチ525の出力は零が選ばれる(すなわち、PWMOUTA552=0)。AMASK信号574が低位のとき、PWMOUT信号305がラッチ525の出力として選ばれる(すなわち、PWMOUTA信号552はPWMOUT信号305に等しい)。こうして、デッドタイム回路500内の3つの構成要素(デッドタイム比較器550、臨界点センサ570、第2微分回路590)は協働して機能し、出力信号PWMOUTA552を修正して、臨界点状態(すなわち、デッドタイムがほとんどPWMOUT信号305の持続時間にほとんど等しい又は等しい)が検出されたとき非同期状態を回避する。
PWMOUTA信号552とDTLD信号554は、PWMラッチ600へ入力される。PWMラッチ600が果たす機能は、従来の上下出力制御器118と同一である。2つのPWM信号が、所望の出力交流波形の2つの極性を総合的に扱うために2つのPWM信号が必要とされる。こうして、PWMOUTA信号552とその反転信号(/PWMOUTA553)は、2つの別個のラッチ630、650へ個別に送られ、2つの駆動波形PWMTOPA信号635とPWMBOTA信号665を発生して、ハードウェア(図示されていない)を追加することによって所望の交流波形を発生できるインバータ800の内部に設けられた別個のゲートドライブ710、720を駆動する。図18中に示されるように、本発明のPWM制御装置200は、非同期状態を解消しPWMデューティサイクル損失を低下させて、複雑なソフトウェアや追加のCPU/DSP処理時間を必要とすることなく所望の交流波形の周波数スペクトラムの損傷を防止する。本発明は好適な実施例をもとに記述されたが、特許請求の範囲中に定義された本発明の範囲に含まれる他の変形例が当業者に明らかであろう。
インバータ(部分的に図示されている)へ接続された、本発明のDC−ACインバータ用のPWM制御装置のブロック図である。 PWM制御装置中の搬送波範囲制限回路のブロック図である。 PWMDATA信号とCARRIERCNT信号の波形関係を、搬送波範囲制限回路を通過させる前後で示している。 PWM制御装置中のフィードバック回路のブロック図である。 フィードバック回路がPWM波形(PWMSW)に与えた効果を示している。 フィードバック回路中の第2微分回路のデジタル論理図である。 フィードバック回路中のセンサ回路のデジタル論理図である。 正常状態のときフィードバック回路中に発生した様々な波形を示している。 PWMOUT信号の持続時間がデッドタイムよりも長い異常状態のときフィードバック回路中に発生した様々な波形を示している。 PWMOUT信号の持続時間がデッドタイムと等しい持続時間を有する異常状態のときフィードバック回路中に発生した様々な波形を示している。 PWM制御装置中のデッドタイム回路のデジタル論理図である。 デッドタイム回路中の第2微分回路のデジタル論理図である。 デッドタイム回路中の臨界点センサ回路のデジタル論理図である。 臨界点センサ回路中の第1微分回路のデジタル論理図である。 デッドタイム回路中のデッドタイム比較器回路のデジタル論理図である。 デッドタイム比較器中の第1微分回路のデジタル論理図である。 正常状態のときデッドタイム回路中に発生した様々な波形を示している。 PWMパルスの持続時間がデッドタイムにほぼ等しい臨界点状態のときデッドタイム回路中に発生した様々な波形を示している。 PWMパルスの持続時間がデッドタイムに等しい臨界点状態のときデッドタイム回路中に発生した様々な波形を示している。 本発明のPWM制御装置がPWM波形に与えた効果を示している。 信号発生器とインバータ(部分的に図示されている)へ接続された、従来のDC−ACインバータ用のパルス幅変調(“PWM“)制御装置のブロック図である。 正常状態のとき発生したPWMパルスの波形を示している。 異常状態のとき発生したPWMパルスの波形を示している。 PWMDATA信号とCARRIERCNT信号の波形関係を示している。
符号の説明
100、制御装置ユニット
110、信号発生器
113、PWMパルス発生器
114、比較器
118、上下出力制御器
122、第1の遅延装置
124、第2の遅延装置
126、第1のANDゲート
128、第2のANDゲート
132、133、ゲートドライブ
134、上スイッチ
136、下スイッチ
190、インバータ
200、PWM制御装置
205、信号発生器
210、搬送波範囲制限回路
220、絶対値変換器
230、比較器
240、選択器
250、符号割当回路
290、選択器
300、PWMパルス発生器
400、フィードバック回路
410、第2微分回路
411、412、クロックDフリップフロップ装置
415、同期クロック
417、XOR論理ゲート
430、センサ回路
435、同期クロック
431、432、433、クロックDフリップフロップ装置
500、デッドタイム回路
600、PWMラッチ
710、720、ゲートドライブ
800、インバータ

Claims (31)

  1.  第1のゲートドライブと第2のゲートドライブ間を遷移するデッドタイムがPWMパルス持続時間よりも大きいときに非同期状態を解消する、フィードバック回路出力信号を出力するフィードバック回路と、デッドタイムがPWMパルス持続時間とほぼ等しいときにさらに非同期状態を解消する、フィードバック回路へ接続されたデッドタイム回路とを含んでなるインバータ用のパルス幅変調制御装置。
  2.  最大振幅と最小振幅を有する変調信号を発生する信号発生器と、搬送波範囲制限回路出力信号を発生する、最大及び最小振幅を制限する搬送波範囲制限回路と、搬送波範囲制限回路出力信号とフィードバック回路出力信号とに応答する選択器とを含んで成る請求項1に記載のパルス幅変調制御装置。
  3.  フィードバック回路が、センサ回路へ接続されフィードバック回路入力信号を監視するフィードバック微分回路を含む請求項1に記載のパルス幅変調制御装置。
  4.  デッドタイム回路が、デッドタイム微分回路、臨界点センサ回路、デッドタイム比較回路を含み、デッドタイム微分回路は臨界点センサ回路へ入力するトリガ信号を発生し、臨界点センサ回路はトリガ信号に基づいて危機的状態を検出しデッドタイム比較回路へ入力する少なくとも1つの通知信号を発生する請求項1に記載のパルス幅変調制御装置。
  5.  デッドタイム回路へ入力する方形波信号を発生するパルス発生器をさらに含んで成る請求項1に記載のパルス幅変調制御装置。
  6.  方形波信号は可変の方形波信号である請求項5に記載のパルス幅変調制御装置。
  7.  搬送波範囲制限回路は、入力されたコンバータ信号の絶対値を取得する絶対値変換器と、少なくとも2つの入力比較器信号の値を比較する比較器と、比較器と絶対値変換器へ接続され選択器出力信号を発生する選択器とを含む請求項2に記載のパルス幅変調制御装置。
  8.  搬送波範囲制限回路は選択器出力信号を修正する符号割当回路をさらに含む請求項7に記載のパルス幅変調制御装置。
  9.  変調信号を発生する信号発生器と、
    第1のゲートドライブと第2のゲートドライブとを含むインバータと、
    第1のゲートドライブと第2のゲートドライブ間に生じるデッドタイムがPWMパルス持続時間よりも大きいときに非同期状態を解消する、フィードバック回路出力信号を出力するフィードバック回路と、
    変調信号とフィードバック回路出力信号とに応答する選択器と、
    第1及び第2のゲートドライブのうち少なくとも一方を制御する少なくとも1つのデッドタイム回路出力信号を発生する、デッドタイムがPWMパルス持続時間とほぼ等しいときにさらに非同期状態を解消する、フィードバック回路へ接続されたデッドタイム回路とを含んでなるDC−AC変換装置。
  10.  変調信号は最大振幅と最小振幅を含む請求項9に記載のDC−AC変換装置。
  11.  搬送波範囲制限回路出力信号を発生する、最大及び最小振幅を制限する搬送波範囲制限回路をさらに含んで成る請求項10に記載のDC−AC変換装置。
  12.  デッドタイム回路へ入力する方形波信号を発生するパルス発生器をさらに含んで成る請求項9のDC−AC変換装置。
  13.  方形波信号は可変の方形波信号である請求項12に記載のDC−AC変換装置。
  14.  第1のゲートドライブを駆動するため少なくとも1つの駆動波形を発生する、デッドタイム回路へ接続されたPWMラッチをさらに含んで成る請求項9に記載のDC−AC変換装置。
  15.  第2のゲートドライブを駆動するため少なくとも1つの駆動波形を発生する、デッドタイム回路へ接続されたPWMラッチをさらに含んで成る請求項9に記載のDC−AC変換装置。
  16.  第1のゲートドライブと第2のゲートドライブ間を遷移するデッドタイムを測定するステップ、
    デッドタイムをPWMパルスの持続時間と比較してデッドタイムがPWMパルスの持続時間よりも大きいことを判定するステップ、
    PWMパルスレベルの変化を示すトリガ信号を発生するステップ、
    PWMパルスをマスクするためトリガ信号に基づいてゲート信号を発生するステップを含んで成る、インバータを非同期状態から保護する方法。
  17.  正弦波変調信号を発生するステップ、
    三角搬送波信号を発生するステップ、
    正弦波変調信号の最大振幅値を三角搬送波信号の最大波頂点値と比較するステップ、
    もし最大振幅値が最大波頂点値よりも大きいときデューティサイクルを減少するため最大振幅値として最大波頂点値を選択するステップをさらに含んで成る請求項16に記載の方法。
  18.  正弦波変調信号を発生するステップ、
    三角搬送波信号を発生するステップ、
    正弦波変調信号の最小振幅値を三角搬送波信号の最小波頂点値と比較するステップ、
    もし最小振幅値が最小波頂点値よりも小さいときデューティサイクルを減少するため最小振幅値として最小波頂点値を選択するステップをさらに含んで成る請求項16に記載の方法。
  19.  第1のゲートドライブと第2のゲートドライブ間を遷移するデッドタイムを検知するステップ、
    デッドタイムをPWMパルスの持続時間と比較してデッドタイムがPWMパルスの持続時間とほとんど同じか又は同じとき臨界点状態が存在することを判定するステップ、
    臨界点状態が存在する通知信号を発生するステップ、
    通知信号に基づいて負荷へ零値信号を発生するステップを含んで成る、インバータを非同期状態から保護する方法。
  20.  デッドタイムはPWMパルスの持続時間とほぼ等しい請求項19に記載の方法。
  21.  デッドタイムはPWMパルスの持続時間と等しい請求項19に記載の方法。
  22.  負荷はDC−ACインバータである請求項19に記載の方法。
  23.  正弦波変調信号を発生するステップ、
    三角搬送波信号を発生するステップ、
    正弦波変調信号の最大振幅値を三角搬送波信号の最大波頂点値と比較するステップ、
    もし最大振幅値が最大波頂点値よりも大きいときデューティサイクルを減少するため最大振幅値として最大波頂点値を選択するステップをさらに含んで成る請求項19に記載の方法。
  24.  正弦波変調信号を発生するステップ、
    三角搬送波信号を発生するステップ、
    正弦波変調信号の最小振幅値を三角搬送波信号の最小波頂点値と比較するステップ、
    もし最小振幅値が最小波頂点値よりも小さいときデューティサイクルを減少するため最小振幅値として最小波頂点値を選択するステップをさらに含んで成る請求項19に記載の方法。
  25.  第1のゲートドライブと第2のゲートドライブを有する、危機的な非同期状態を解消するパルス幅変調制御装置において、第1及び第2のゲートドライブのうち少なくとも一方を制御する少なくとも1つのデッドタイム回路出力信号を発生するデッドタイム回路を含んで成るパルス幅変調制御装置。
  26.  デッドタイム回路へ入力する方形波信号を発生するパルス発生器をさらに含んで成る請求項25に記載のパルス幅変調制御装置。
  27.  最大振幅と最小振幅を有する変調信号を発生する信号発生器と、搬送波範囲制限回路出力信号を発生する、最大及び最小振幅を制限する搬送波範囲制限回路とを含んで成る請求項26に記載のパルス幅変調制御装置。
  28.  デッドタイム回路が、デッドタイム微分回路、臨界点センサ回路、デッドタイム比較回路を含み、デッドタイム微分回路は臨界点センサ回路へ入力するトリガ信号を発生し、臨界点センサ回路はトリガ信号に基づいて危機的な非同期状態を検出しデッドタイム比較回路へ入力する少なくとも1つの通知信号を発生する請求項25に記載のパルス幅変調制御装置。
  29.  方形波信号は可変の方形波信号である請求項26に記載のパルス幅変調制御装置。
  30.  搬送波範囲制限回路は、入力されたコンバータ信号の絶対値を取得する絶対値変換器と、少なくとも2つの入力比較器信号の値を比較する比較器と、比較器と絶対値変換器へ接続され選択器出力信号を発生する選択器とを含む請求項27に記載のパルス幅変調制御装置。
  31.  搬送波範囲制限回路は選択器出力信号を修正する符号割当回路をさらに含む請求項30に記載のパルス幅変調制御装置。

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