JP2004112291A - 自動車用のアース端子装置 - Google Patents
自動車用のアース端子装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004112291A JP2004112291A JP2002271651A JP2002271651A JP2004112291A JP 2004112291 A JP2004112291 A JP 2004112291A JP 2002271651 A JP2002271651 A JP 2002271651A JP 2002271651 A JP2002271651 A JP 2002271651A JP 2004112291 A JP2004112291 A JP 2004112291A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- ground terminal
- automobile
- shape
- terminal device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Abstract
【課題】生産性を向上させるアース端子装置を提供する。
【解決手段】自動車の金属製の車体に接続される自動車用のアース端子装置であって、略くノ字状に曲げられている金属製の板状体6を備え、板状体6の片側の側部には、板状体6自体を略コノ字状に切り込むことよりなり、板状体の内側に折り曲げることができる抑止部6aが設けられる。
【選択図】図1
【解決手段】自動車の金属製の車体に接続される自動車用のアース端子装置であって、略くノ字状に曲げられている金属製の板状体6を備え、板状体6の片側の側部には、板状体6自体を略コノ字状に切り込むことよりなり、板状体の内側に折り曲げることができる抑止部6aが設けられる。
【選択図】図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車用のアース端子装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ガラスアンテナと受信機とを接続するための同軸ケーブルの外側導体、自動車用の双極ガラスアンテナの陰極又はデフォッガの陰極はリード線等を金属製の車体にビスで固定して接続することにより接地していた(例えば、特許文献1参照)。そのため、ビスで固定するための工程に時間がかかり生産性が悪い問題があった。
【0003】
【特許文献1】
実開昭62−121810号公報(第2、3図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、従来技術の有する前述の欠点を解消する自動車用のアース端子装置の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、自動車の金属製の車体に接続される自動車用のアース端子装置であって、
アーチ状、略くノ字状又は略コノ字状に曲げられている、少なくとも1枚の金属製の板状体を備え、
該板状体の片側の側部には、該板状体自体を略Hノ字状、アーチ状、略くノ字状又は略コノ字状に切り込むことよりなる抑止部であって、該板状体の内側に折り曲げることができる抑止部が設けられていることを特徴とする自動車用のアース端子装置を提供する。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図面に従って詳細に説明する。図1は本発明の自動車用のアース端子装置の一実施例の構成図である。図1において、6は金属製の板状体、6aは抑止部、6bは孔、8はリード線の被覆部、8aはリード線の導体線である。
【0007】
本発明のアース端子装置は、自動車の金属製の車体に接続される。例えば、双極アンテナの陰極やバスバの陰極等を車体に接続する際に、本発明のアース端子装置が用いられる。
【0008】
図1に示す例では、本発明のアース端子装置は、略くノ字状に曲げられている1枚の金属製の板状体6を備えている。しかし、これに限定されず、板状体6がアーチ状又は略コノ字状に曲げられていてもよい。また、板状体6の他に別の板状体を備えてもよい。
【0009】
本発明では、板状体6の曲げ形状の間に導体線8aをまず挿入した後、車体の周端又は車体の開口部の開口縁を挿入して板状体6の曲げ形状により挟み込むようにして本発明のアース端子装置の固定、及び、本発明のアース端子装置と車体との接続を行う。なお、本発明のアース端子装置と車体とが接続されれば、導体線8aは車体に接続される。
【0010】
本発明では、板状体6の内側に折り曲げることができる抑止部6aが設けられている。図1に示す例では、板状体6の片側の側部に、板状体6自体を略Hノ字状に切り込むことにより抑止部6aを構成しているが、これに限定されず、板状体6自体を略コノ字状、アーチ状又は略くノ字状に切り込むことにより抑止部6aを構成してもよい。抑止部6aを板状体6の内側に折り曲げることにより本発明のアース端子装置の固定の強化、及び、本発明のアース端子装置と車体との接続の強化を行う。板状体6の材質は、銅メッキした鋼板、亜鉛メッキした鋼板、アルミニウム等の金属が好ましい。
【0011】
本発明において、図1に示すとおり、必要に応じて板状体6の曲部に孔6bを設けてもよい。孔6bに半田又は導電性接着剤を流入させて導体線8aを板状体6に接続させることができる。
【0012】
図2は、本発明のアース端子装置7を双極ガラスアンテナに利用した場合の構成図である。図2において、1はサイド窓ガラス板、2はサイド窓ガラス板1に設けられているアンテナ導体、2aはアンテナ導体の給電点、3はアース導体、3aはアース導体3のアース点(陰極)、5は導体線、9は必要に応じて設けられるアンテナ周辺回路、10は同軸ケーブルである。図2に示す例では、アース点3aはアース端子装置7を介して車体(不図示)に接続される。
【0013】
【発明の効果】
本発明によれば、同軸ケーブルの外側導体、自動車用の双極ガラスアンテナの陰極又はデフォッガの陰極を車体に接続する場合に生産工程に要する時間が小さくでき生産性に優れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動車用のアース端子装置の一実施例の構成図。
【図2】本発明のアース端子装置を双極ガラスアンテナに利用した場合の構成図。
【符号の説明】
1:サイド窓ガラス板
2:アンテナ導体
2a:給電点
3:アース導体
3a:アース点
5:導体線
6:金属製の板状体
6a:抑止部
6b:孔
8:リード線の被覆部
8a:リード線の導体線
9:アンテナ周辺回路
10:同軸ケーブル
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車用のアース端子装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ガラスアンテナと受信機とを接続するための同軸ケーブルの外側導体、自動車用の双極ガラスアンテナの陰極又はデフォッガの陰極はリード線等を金属製の車体にビスで固定して接続することにより接地していた(例えば、特許文献1参照)。そのため、ビスで固定するための工程に時間がかかり生産性が悪い問題があった。
【0003】
【特許文献1】
実開昭62−121810号公報(第2、3図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、従来技術の有する前述の欠点を解消する自動車用のアース端子装置の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、自動車の金属製の車体に接続される自動車用のアース端子装置であって、
アーチ状、略くノ字状又は略コノ字状に曲げられている、少なくとも1枚の金属製の板状体を備え、
該板状体の片側の側部には、該板状体自体を略Hノ字状、アーチ状、略くノ字状又は略コノ字状に切り込むことよりなる抑止部であって、該板状体の内側に折り曲げることができる抑止部が設けられていることを特徴とする自動車用のアース端子装置を提供する。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図面に従って詳細に説明する。図1は本発明の自動車用のアース端子装置の一実施例の構成図である。図1において、6は金属製の板状体、6aは抑止部、6bは孔、8はリード線の被覆部、8aはリード線の導体線である。
【0007】
本発明のアース端子装置は、自動車の金属製の車体に接続される。例えば、双極アンテナの陰極やバスバの陰極等を車体に接続する際に、本発明のアース端子装置が用いられる。
【0008】
図1に示す例では、本発明のアース端子装置は、略くノ字状に曲げられている1枚の金属製の板状体6を備えている。しかし、これに限定されず、板状体6がアーチ状又は略コノ字状に曲げられていてもよい。また、板状体6の他に別の板状体を備えてもよい。
【0009】
本発明では、板状体6の曲げ形状の間に導体線8aをまず挿入した後、車体の周端又は車体の開口部の開口縁を挿入して板状体6の曲げ形状により挟み込むようにして本発明のアース端子装置の固定、及び、本発明のアース端子装置と車体との接続を行う。なお、本発明のアース端子装置と車体とが接続されれば、導体線8aは車体に接続される。
【0010】
本発明では、板状体6の内側に折り曲げることができる抑止部6aが設けられている。図1に示す例では、板状体6の片側の側部に、板状体6自体を略Hノ字状に切り込むことにより抑止部6aを構成しているが、これに限定されず、板状体6自体を略コノ字状、アーチ状又は略くノ字状に切り込むことにより抑止部6aを構成してもよい。抑止部6aを板状体6の内側に折り曲げることにより本発明のアース端子装置の固定の強化、及び、本発明のアース端子装置と車体との接続の強化を行う。板状体6の材質は、銅メッキした鋼板、亜鉛メッキした鋼板、アルミニウム等の金属が好ましい。
【0011】
本発明において、図1に示すとおり、必要に応じて板状体6の曲部に孔6bを設けてもよい。孔6bに半田又は導電性接着剤を流入させて導体線8aを板状体6に接続させることができる。
【0012】
図2は、本発明のアース端子装置7を双極ガラスアンテナに利用した場合の構成図である。図2において、1はサイド窓ガラス板、2はサイド窓ガラス板1に設けられているアンテナ導体、2aはアンテナ導体の給電点、3はアース導体、3aはアース導体3のアース点(陰極)、5は導体線、9は必要に応じて設けられるアンテナ周辺回路、10は同軸ケーブルである。図2に示す例では、アース点3aはアース端子装置7を介して車体(不図示)に接続される。
【0013】
【発明の効果】
本発明によれば、同軸ケーブルの外側導体、自動車用の双極ガラスアンテナの陰極又はデフォッガの陰極を車体に接続する場合に生産工程に要する時間が小さくでき生産性に優れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動車用のアース端子装置の一実施例の構成図。
【図2】本発明のアース端子装置を双極ガラスアンテナに利用した場合の構成図。
【符号の説明】
1:サイド窓ガラス板
2:アンテナ導体
2a:給電点
3:アース導体
3a:アース点
5:導体線
6:金属製の板状体
6a:抑止部
6b:孔
8:リード線の被覆部
8a:リード線の導体線
9:アンテナ周辺回路
10:同軸ケーブル
Claims (2)
- 自動車の金属製の車体に接続される自動車用のアース端子装置であって、
アーチ状、略くノ字状又は略コノ字状に曲げられている、少なくとも1枚の金属製の板状体を備え、
該板状体の片側の側部には、該板状体自体を略Hノ字状、アーチ状、略くノ字状又は略コノ字状に切り込むことよりなる抑止部であって、該板状体の内側に折り曲げることができる抑止部が設けられていることを特徴とする自動車用のアース端子装置。 - アーチ状、略くノ字状又は略コノ字状に曲げられている上記板状体の曲部に孔が設けられている請求項1に記載の自動車用のアース端子装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002271651A JP2004112291A (ja) | 2002-09-18 | 2002-09-18 | 自動車用のアース端子装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002271651A JP2004112291A (ja) | 2002-09-18 | 2002-09-18 | 自動車用のアース端子装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004112291A true JP2004112291A (ja) | 2004-04-08 |
Family
ID=32268900
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002271651A Pending JP2004112291A (ja) | 2002-09-18 | 2002-09-18 | 自動車用のアース端子装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004112291A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010154504A (ja) * | 2008-11-20 | 2010-07-08 | Asahi Glass Co Ltd | 車両用ガラスアンテナ及び車両用窓ガラス |
EP2581983A1 (en) * | 2010-06-16 | 2013-04-17 | Central Glass Company, Limited | Window-glass antenna for vehicle |
KR101788565B1 (ko) | 2015-08-07 | 2017-10-25 | 주식회사 엔투엔 | 연결장치 |
CN116688654A (zh) * | 2023-08-04 | 2023-09-05 | 江苏河海新动力有限公司 | 除雾件及除雾器 |
-
2002
- 2002-09-18 JP JP2002271651A patent/JP2004112291A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010154504A (ja) * | 2008-11-20 | 2010-07-08 | Asahi Glass Co Ltd | 車両用ガラスアンテナ及び車両用窓ガラス |
EP2581983A1 (en) * | 2010-06-16 | 2013-04-17 | Central Glass Company, Limited | Window-glass antenna for vehicle |
EP2581983A4 (en) * | 2010-06-16 | 2014-08-06 | Central Glass Co Ltd | GLASS GLASS ANTENNA FOR A VEHICLE |
KR101788565B1 (ko) | 2015-08-07 | 2017-10-25 | 주식회사 엔투엔 | 연결장치 |
CN116688654A (zh) * | 2023-08-04 | 2023-09-05 | 江苏河海新动力有限公司 | 除雾件及除雾器 |
CN116688654B (zh) * | 2023-08-04 | 2023-10-20 | 江苏河海新动力有限公司 | 除雾件及除雾器 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9340166B2 (en) | Vehicle interior panel with integral wire harness | |
JP4682967B2 (ja) | 自動車用高周波ガラスアンテナ及び自動車用の窓ガラス板 | |
JP2004112291A (ja) | 自動車用のアース端子装置 | |
EP1100144A3 (en) | Vehicle glass antenna | |
JP2017229010A (ja) | 車載用アンテナ | |
JP2004276647A (ja) | メンバー部材のアース取付構造 | |
JP2006173658A (ja) | 自動車用ガラスアンテナの接地構造 | |
JP2014075649A (ja) | アンテナユニット | |
CN218416394U (zh) | 一种数字信号广播系统 | |
JP2003168908A (ja) | 自動車用ガラスアンテナ装置 | |
JP3820670B2 (ja) | ウインドの電気端子コネクタ | |
JP2005137024A (ja) | フィルムアンテナ装置およびフィルムアンテナ | |
JP2003069328A (ja) | 自動車用窓ガラスアンテナ | |
EP2709206B1 (en) | Windshield-integrated antenna | |
JP2004147382A (ja) | アース用端子取付治具 | |
KR100240711B1 (ko) | 리어 윈도우 글래스 안테나의 터미널 연결장치 | |
JPS6040006Y2 (ja) | ミラ−ステ−の取付構造 | |
JP2002204112A (ja) | 車両用アンテナ装置 | |
JP2001168622A (ja) | 自動車用窓ガラスアンテナ | |
JP2013126086A (ja) | 車両搭載用アンテナ支持ユニット | |
JPH11308029A (ja) | 車載アンテナ外部接続口 | |
JP2000013121A (ja) | 自動車用ガラスアンテナ装置 | |
JPH08298406A (ja) | 車両用ガラスアンテナ | |
JP2013121049A (ja) | 車両用アンテナアッセンブリ | |
KR0120532Y1 (ko) | 자동차의 스티어링 혼 접속구조 |