JP2004111983A - Cvd装置の反応室のコーティング方法 - Google Patents

Cvd装置の反応室のコーティング方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 プラズマCVD装置の反応室内でプラズマ放電によりクリーニングしたのちに、反応室内をコーティングしているが、このコーティングでは十分に反応室側壁をコーティングすることができなかったが、これを反応室の広範囲にわたって効率よくコーティングをすることが可能な液晶表示素子のTFT生産のために使用されるコーティング方法を提供する。
【解決手段】 プラズマCVD装置の反応室内でプラズマ放電により基体に薄膜を成膜する際に、反応室内に付着した薄膜をエッチング性ガスのプラズマ放電により除去する反応室のクリーニング後のコーティングを、ガス圧力または電極間隔の異なる複数段階に分けて行い、この複数段階のガスの圧力差を0.1Torr以上、4Torr以下とするか、または複数段階のプラズマ放電の電極間隔差を3mm以上、40mm以下とした。
【選択図】 図2

Description

 この発明は、例えばアクティブマトリックス型液晶表示素子のスイッチング素子として用いられる薄膜トランジスタの製造方法に係り、特にその薄膜トランジスタの製造に用いられるCVD装置の反応室のコーティング方法に関する。
 液晶を用いた表示素子としては、テレビ表示やグラフィックディスプレイ等を指向した大容量、高密度化の点から、例えばラビングによる配向処理が施された2枚の基板を、配向方向が互いに90°をなすように平行に対向配置し、この対向基板間にネマチックタイプの液晶組成物を挟持させた、所謂ツイストネマチック型(TN型)のアクティブマトリックス型液晶表示素子が注目されている。このアクティブマトリックス型液晶表示素子では、クロストークのない高コントラストの表示が得られるように各画素の駆動及び制御を半導体スイッチング素子で行う方式が採用されている。その半導体スイッチング素子としては、透過型の表示が可能であり、また大面積化が容易である等の理由から、透明絶縁基板上に形成された非晶質シリコン(a−Si)系の薄膜トランジスタ(TFT)が用いられている。しかもこのa−Si系のTFTには、活性層であるa−Si膜を挟んで、下層にゲート電極、上層にソース電極及びドレイン電極を配置した逆スタガード構造が多く用いられている。
 図4に、その逆スタガード構造のa−Si系のTFTの一例を示す。このTFTは、ガラス絶縁基板1の一主面上に形成されたモリブデン−タンタル膜(Mo−Ta膜)からなる所定形状のゲート電極2と、このゲート電極2を覆うようにガラス絶縁基板1上に形成された酸化シリコン膜(SiO膜)からなるゲート絶縁膜3と、このゲート絶縁膜3上にゲート電極2に対応して形成された膜厚0.05μm の窒化シリコン膜4(SiNx 膜)と、このSiNx 膜4上に形成された膜厚0.05μm のa−Si膜からなる半導体膜5と、この半導体膜5上のチャネル領域に形成された膜厚0.3μm のSiNx 膜からなるチャネル保護膜6と、上記チャネル領域以外の部分に形成された膜厚0.05μm の燐ドープ非晶質シリコン膜(Pドープa−Si膜)からなる低抵抗半導体膜7と、この低抵抗半導体膜7上のソース領域及びドレイン領域に夫々形成されたクロム(Cr )またはアルミニウム(Al )等からなるソース電極8及びドレイン電極9と、上記チャネル保護膜6、ソース電極8及びドレイン電極9を覆う膜厚0.3μm のSiNx 膜からなる保護膜10とから構成されている。そのソース電極7は、ゲート絶縁膜3上に積層形成されたITO(Indium Tin Oxide)からなる画素電極11に接続されている。
 従来、このようなTFTの製造方法として、そのSiNx 膜、a−Si膜、Pドープa−Si膜等を、一度に6〜8枚のガラス絶縁基板をトレイに搭載し、このトレイを搬送して連続処理するインライン式プラズマCVD装置により形成している。
 上記のように、アクティブマトリックス型液晶表示素子は、半導体スイッチング素子としてa−Si系のTFTが用いられている。従来、このa−Si系のTFTのSiNx 膜、a−Si膜、Pドープa−Si膜等は、一度に6〜8枚のガラス絶縁基板を搭載したトレイを搬送して連続処理するインライン式プラズマCVD装置により形成している。しかし、このインライン式プラズマCVD装置は、量産性には優れているが、装置が巨大で大きな設置スペースが必要である。また搬送トレイにも膜が付着し、この付着膜が剥がれてパーティクルの原因となり、歩留を低下させる。更に、装置内壁等に付着した膜の剥がれを防止するために、定期的に装置を冷却してクリーニングを行う必要があるため、装置の稼働率が低い等の問題がある。
 これに対し、半導体素子の製造分野では、トレイを用いることなく基板のみを搬送し、一つの反応室で一度に1枚の基板を処理する枚葉プロセスが主流となっている。通常この枚葉プロセスでは、成膜とプラズマエッチングによる反応室のクリーニングとを交互に周期的に行っている。
 そこで、近年、大型ガラス絶縁基板を用いるa−Si系のTFTの製造にこの枚葉プロセスを導入する開発が進められている。この枚葉プロセスでは、処理装置が小型化でき、設置スペースを小さくすることが可能である。またトレイを用いることなく基板のみを搬送することにより、パーティクルの発生を低減できる。更に、プラズマエッチングにより反応室をクリーニングすることにより、パーティクルを低減できるばかりでなく、装置の稼働率の大幅な向上が見込まれる。
 ところで、この枚葉プロセスにおいて、パーティクルの発生を十分に抑制するためには、反応室内壁等の反応室内の全ての部分に付着した膜を十分に除去することが必要である。一般に、このような反応室のクリーニングは、弗化窒素(NF)等のエッチング性ガスのプラズマ放電により行われる。しかし反応室内の膜の付着は、放電電極の表面ばかりでなく、放電電極の裏側や反応室の内壁等の広範囲に及ぶため、これらを完全に除去することは困難である。例えば放電電極の間隔を広げて、縦方向の広い範囲をクリーニングしようとしても、プラズマ放電は横方向に広がらず、反応室側壁に付着した膜が取り残され、十分にクリーニングすることができない。特に、同一反応室で複数種の膜を成膜する場合は、膜種により放電の広がり方が異なり、より広範囲に膜が付着するため、益々クリーニングが困難となる。
 また、半導体素子の製造分野では、同一反応室で複数種の膜を成膜することは、殆どなく、また、基板サイズも8インチ程度と小さいため、比較的容易にクリーニングすることができる。しかし、アクティブマトリックス型液晶表示素子のTFTでは、複数種の膜を積層成膜する必要があり、生産性の面からこれを同一反応室で積層成膜することが要求される。しかも基板サイズが、例えば360mm×450mmと大きいため、クリーニングは半導体素子の場合に比べて著しく困難となる。
 更に、上記のようにNF等のエッチング性ガスのプラズマ放電により反応室のクリーニングを行うと、弗素(F)原子が反応室内に残留し、クリーニング終了後、引続き行われる成膜時にそのF原子が膜内に取り込まれ、膜特性を劣化させる。これを防ぐためには、クリーニング後に成膜を行う前に、反応室内の十分に広い範囲を成膜に支障のない材料でコーティングしておく必要がある。一般に、このコーティングは、反応室内に成膜ガスを供給し、この成膜ガスのプラズマ放電により行われる。この方法により反応室内の十分に広い範囲をコーティングすべく、例えば放電電極間隔を広げると、上記クリーニングの場合と同様に、プラズマ放電が横方向に広がらず、反応室側壁のコーティングが不十分となる。
 また、半導体素子の製造分野では、プラズマCVDにより半導体膜やゲート絶縁膜を成膜することはなく、殆どの場合、層間の絶縁膜や保護膜の成膜に限られており、F原子による汚染の影響が軽微である。また、基板サイズも小さいため(8インチ程度)、比較的容易にコーティングすることができる。しかし、アクティブマトリックス型液晶表示素子では、TFTの特性を左右する薄膜をプラズマCVDにより成膜するため、汚染に対する要求が厳しく、また、基板サイズも大きいため(例えば360mm×450mm)、コーティングは半導体素子の場合に比べて著しく困難となる。
 この発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、プラズマCVD装置の反応室のクリーニング後のコーティングを、反応室内の広い範囲にわたり効率よく行うことができるCVD装置の反応室のコーティング方法を得ることを目的とする。
 プラズマCVD装置の反応室内でプラズマ放電により基体に薄膜を成膜する際に反応室内に付着した薄膜をエッチング性ガスのプラズマ放電によりクリーニングしたのち、成膜用ガスのプラズマ放電により反応室内を絶縁膜または半導体膜でコーティングする液晶表示素子のTFT生産のために使用される枚葉式CVD装置の反応室のコーティング方法において、成膜用ガスのプラズマ放電を成膜用ガスの圧力が異なる複数段階に分けて行い、この複数段階の成膜用ガスの圧力差を0.1Torr以上、4Torr以下とした。
 また、プラズマCVD装置の反応室内でプラズマ放電により基体に薄膜を成膜する際に反応室内に付着した薄膜をエッチング性ガスのプラズマ放電によりクリーニングしたのち、成膜用ガスのプラズマ放電により反応室内を絶縁膜または半導体膜でコーティングする液晶表示素子のTFT生産のために使用される枚葉式CVD装置の反応室のコーティング方法において、成膜用ガスのプラズマ放電を電極間隔の異なる複数段階に分けて行い、この複数段階のプラズマ放電の電極間隔差を3mm以上、40mm以下とした。
 本発明によれば、プラズマCVD装置の反応室内でプラズマ放電により基体に薄膜を成膜する際に反応室内に付着した薄膜をエッチング性ガスのプラズマ放電によりクリーニングしたのち、成膜用ガスのプラズマ放電により反応室内を絶縁膜または半導体膜でコーティングする液晶表示素子のTFT生産のために使用される枚葉式CVD装置の反応室のコーティング方法において、成膜用ガスのプラズマ放電を成膜用ガスの圧力が異なる複数段階に分けて行い、この複数段階の成膜用ガスの圧力差を0.1Torr以上、4Torr以下とするか、あるいは成膜用ガスのプラズマ放電を電極間隔の異なる複数段階に分けて行い、この複数段階のプラズマ放電の電極間隔差を3mm以上、40mm以下とすると、その成膜用ガスの圧力あるいは電極間隔の相違により、プラズマ放電の広がり方が変化し、反応室内の広い範囲にわたり、コーティングを効率よく行うことができる。
 以下、図面を参照してこの発明を実施例に基づいて説明する。
 はじめに、図4に示したa−Si系のTFTの製造方法について説明する。図3(a)に示すように、まずガラス絶縁基板1の一主面上にスパッター法によりMo−Taからなる金属膜を成膜し、フォトリソグラフィ法により所定形状のゲート電極2を形成する。次に、このゲート電極2の形成されたガラス絶縁基板1を400℃に加熱し、常圧熱CVD法により、同(b)に示すように、上記ゲート電極2を覆うようにガラス絶縁基板1上に膜厚0.3μm のSiO膜からなるゲート絶縁膜3を形成する。
 次に、後述する枚葉式プラズマCVD装置により、上記ゲート電極2及びゲート絶縁膜3の形成されたガラス絶縁基板1を350℃に加熱して、同一反応室で、同(c)に示すように、ゲート絶縁膜3上に順次膜厚0.05μm のSiNx 膜20、膜厚0.05μm のa−Si膜21、膜厚0.3μm のSiNx 膜22を積層成膜する。
 そして、フォトリソグラフィ法により、上記SiNx 膜22のゲート電極2に対応する位置に所定パターンのレジストを形成し、弗化水素酸(HF)を主成分とするエッチング溶液により加工して、同(d)に示すように、チャネル保護膜6を形成する。
 次に、プラズマCVD装置により、同(e)に示すように、上記チャネル保護膜6等の形成されたガラス絶縁基板1上にPドープa−Si膜23を成膜する。そして、フォトリソグラフィ法により、このPドープa−Si膜23、その下層のa−Si膜21及びSiNx 膜20を、同(f)に示すように、所定形状の低抵抗半導体膜7、半導体膜5及びSiNx 膜4に加工して、チャネル領域、ソース領域及びドレイン領域を得る。更に、スパッター法によりITOからなる透明導電膜を成膜し、この透明導電膜をフォトリソグラフィ法により加工して、上記フォトリソグラフィ法により露出したゲート絶縁膜3上の所定位置に画素電極11を形成する。
 次に、上記画素電極11等の形成されたガラス絶縁基板1上に、スパッター法によりCr またはAl 等からなる金属膜を成膜する。そして、この金属膜をフォトリソグラフィ法により加工して、同(g)に示すように、ソース領域に画素電極11に接続されたソース電極8を形成するとともに、ドレイン領域にドレイン電極9を形成する。その後、上記ソース電極8、ドレイン電極9等の形成されたガラス絶縁基板1上にプラズマCVD法により膜厚0.3μm のSiNx 膜を成膜し、このSiNx 膜をフォトリソグラフィ法により加工して、同(h)に示すように、ソース電極8、ドレイン電極9及びチャネル保護膜6を覆う絶縁保護膜10を形成する。
 図1に、上記ゲート絶縁膜上のSiNx 膜4を形成するためのSiNx 膜20、半導体膜5を形成するためのa−Si膜21、チャネル保護膜6を形成するためのSiNx 膜22の成膜に用いられる枚葉式プラズマCVD装置の一例を示す。この枚葉式プラズマCVD装置は、中央にガラス絶縁基板を搬送する搬送機構が設けられた共通室25を備え、この共通室25を取囲むように、その周りに4つの成膜を行う反応室26〜29と1つの加熱室30と2つの搬出入室31,32とが配置されている。
 その各反応室26〜29内には、図2に示すように、高周波電源34に接続された高周波電極35及び接地電極36が対向して配置されている。この接地電極36は、昇降装置37により駆動され、高周波電極35との間隔を任意に変えることができるようになっている。なお、成膜に供せられるガラス絶縁基板1は、この接地電極36の高周波電極35との対向面に固定される。またこの接地電極36には、固定されたガラス絶縁基板1を所定温度に加熱するヒーター38が設けられている。また、各反応室26〜29には、シラン(SiH)、水素(H)、アンモニヤガス(NH)、窒素(N)、フォスフィン(PH)、弗化窒素(NH)、アルゴン(Ar )等の成膜、またはクリーニング用のエッチング性ガスを供給するガス供給装置39、及び反応室26〜29内を排気するためのドライポンプ等からなる排気装置40が付設されている。一方、共通室25、加熱室30及び搬出入室31,32には、夫々Nガスを供給するガス供給装置及び排気装置が付設されている。
 この枚葉式プラズマCVD装置による上記ゲート絶縁膜上のSiNx 膜4を形成するためのSiNx 膜20、半導体膜5を形成するためのa−Si膜21、チャネル保護膜6を形成するためのSiNx 膜22の積層成膜は、ガラス絶縁基板1をいずれか一方の搬出入室31または32に搬入し、共通室25を経て加熱室30に搬入して加熱する。約30分加熱したのち、再び共通室25を経て、例えば反応室26に搬送する。そして、この反応室26の接地電極36上でガラス絶縁基板を330℃に加熱して、順次膜厚0.05μm のSiNx 膜及び膜厚0.05μm のa−Si膜、膜厚0.3μm のSiNx 膜を積層成膜する。次に、このSiNx 膜及びa−Si膜の積層成膜されたガラス絶縁基板1を、共通室25を経て、いずれか一方の搬出入室31または32に搬出することにより行われる。
 なお、この枚葉式プラズマCVD装置では、上記反応室26以外の反応室27〜29も、同様にSiNx 膜およびa−Si膜の積層成膜に使用され、4つの反応室26〜29において、並列的にガラス絶縁基板にSiNx 膜及びa−Si膜を積層成膜する。
 この枚葉式プラズマCVD装置では、各反応室26〜29において、例えば6枚のガラス絶縁基板を連続的に成膜したのちにクリーニングが行われる。このクリーニングは、夫々反応室26〜29から成膜を終了したガラス絶縁基板を搬出したのち、ガス供給装置38からNF、Ar等のエッチング性ガスを供給し、高周波電極35と対向する接地電極36との間にプラズマ放電を発生させて、反応室26〜29内に付着したSiNx 膜やa−Si膜等の薄膜をエッチングすることにより行われる。上記エッチング性ガスとして導入されるAr は、プラズマ放電を安定化し、プラズマ放電の電子密度を高めて、NFの分解効率を向上させる。
 次いで、上記クリーニングされた反応室26〜29内に成膜ガスを供給し、高周波電極35と対向する接地電極36との間にプラズマ放電を発生させて、反応室26〜29の内壁等にSiNx 膜またはa−Si膜等の絶縁膜、または半導体膜をコーティングする。
 なお、上記4つの反応室26〜29のクリーニング及びコーティングは、所定枚数の成膜が行われた反応室について選択的に行われ、複数の反応室を同時にクリーニングあるいはコーティングすることもある。
 以下、上述した各反応室のクリーニング方法及びコーティング方法について詳細に説明する。
 クリーニング方法−その1.
 反応室から成膜を終了したガラス絶縁基板を搬出したのち、表1に示すように2段階に分けてクリーニングを行う。 
Figure 2004111983
 即ち、この例では、昇降装置37により接地電極36を駆動して、高周波電極35と接地電極36との間隔を35mmと広い間隔に設定する。そして、ガス供給装置39から反応室にNFを500sccm、Arを100sccmの流量で供給して、反応室内のガス圧力を1.0Torrにし、高周波電極35に1500Wの高周波電力を供給して、電極35,36間にエッチング性ガスのプラズマ放電を発生させて、第1段階のクリーニングを行う。次いでガス供給装置39から反応室に同じくNFを500sccm、Arを100sccmの流量で供給して、反応室内のガス圧力を0.1Torrにし、高周波電極35に1500Wの高周波パワーを供給して、電極35,36間にエッチング性ガスのプラズマ放電を発生させ、第2段階のクリーニングを行う。
 このように反応室のクリーニングを、ガス圧力が相対的に高い圧力と低い圧力との2段階に分けて行うと、相対的に高い圧力で行うときは、その高いガス圧力によりプラズマ放電は電極35,36の中央部に寄り、主として電極35,36に付着した膜を効率よく除去する。これに対し、相対的に低い圧力で行うときは、その低いガス圧力によりプラズマ放電が広がり、反応室側壁に付着した膜を効率よく除去する。その結果、このようにエッチング性ガス圧力の異なる2段階のクリーニングを行うと、反応室内の広い範囲に付着したSiNx 膜やa−Si 膜等の薄膜を短時間に効率よく除去することができる。
 なお、上記実施例では、相対的に高い圧力を1.0Torr、低い圧力を0.1Torrとしたが、このクリーニングするときのエッチング性ガスの圧力差は、0.3Torr以上、2Torr以下の範囲で最も良好な結果が得られる。
 また、上記実施例では、ガス圧力の異なる2段階に分けてクリーニングする場合について説明したが、クリーニングをガス圧力の異なる2段階以上に分けて行うことは任意である。
 なおまた、上記反応室のクリーニングは、相対的に高い圧力のときも、また、相対的に低い圧力のときも、できるだけ電極間隔を広げてプラズマ放電を発生させることにより、反応室内の広い範囲をクリーニングすることができる。また、このような条件の下で、エッチング性ガスの圧力や電極間隔等を適宜変え、プラズマ放電の広がりを調整してクリーニングすることは任意である。
 クリーニング方法−その2.
 反応室から成膜を終了したガラス絶縁基板を搬出したのち、表2に示すように2段階に分けてクリーニングを行う。 
Figure 2004111983
 即ち、この例では、ガス供給装置39から反応室にNFを500sccm、Arを100sccmの流量で供給して、反応室内のガス圧力を2.0Torrにする。そして、昇降装置37により接地電極36を駆動して、高周波電極35と接地電極36との間隔を40mmに設定し、高周波電極35に1500Wの高周波パワーを供給して、電極35,36間にエッチング性ガスのプラズマ放電を発生させて、第1段階のクリーニングを行う。次いで、同じガス圧力で高周波電極35と接地電極36との間隔を20mmに設定し、高周波電極35に同じく1500Wの高周波パワーを供給して、電極35,36間にエッチング性ガスのプラズマ放電を発生させ、第2段階のクリーニングを行う。
 このように反応室のクリーニングを、相対的に電極間隔が広い場合と、狭い場合との2段階に分けて行うと、相対的に電極間隔が広い場合は、プラズマ放電が電極35,36の中央部に寄り、主として電極35,36に付着した膜を効率よく除去する。これに対し、相対的に電極間隔が狭い場合は、プラズマ放電が広がり、反応室側壁等に付着した膜を効率よく除去する。その結果、このように電極間隔を異なる2段階に分けてクリーニングすると、反応室内の広い範囲に付着したSiNx 膜やa−Si 膜等の薄膜を短時間に効率よく除去することができる。
 なお、上記実施例では、電極間隔を広い場合40mm、狭い場合20mmとして、2段階に分けてクリーニングしたが、このクリーニングするときの電極間隔の差は、5mm以上、35mm以下の範囲で最も良好な結果が得られる。
 また、上記実施例では、電極間隔の異なる2段階に分けてクリーニングする場合について説明したが、電極間隔の異なる2段階以上に分けて行うことは任意である。
 コーティング方法−その1.
 クリーニング終了後、表3に示すように、2段階に分けてコーティングを行う。
Figure 2004111983
 即ち、昇降装置37により接地電極36を駆動して、高周波電極35と接地電極36との間隔を35mmと、広い間隔に設定する。そして、ガス供給装置39から反応室にSiHを400sccm、NHを2000sccm、Nを3000sccmの流量で供給して、反応室内のガス圧力を2.0Torrにし、高周波電極35に1500Wの高周波パワーを供給して、電極35,36間に成膜用ガスのプラズマ放電を発生させて、第1段階のコーティングを行う。次いで、ガス供給装置39から反応室に同じくSiHを400sccm、NHを2000sccm、Nを3000sccmの流量で供給して反応室内のガス圧力を0.5Torrにし、高周波電極35に1500Wの高周波パワーを供給して、電極35,36間に成膜用ガスのプラズマ放電を発生させ、第2段階のコーティングを行う。
 このように、反応室のコーティングをガス圧力を相対的に高い圧力と低い圧力との2段階に分けて行うと、相対的に高い圧力で行うときは、その高いガス圧力によりプラズマ放電は、電極35,36の中央部に寄り、主として電極35,36を効率よく成膜する。一方、相対的に低い圧力で行うときは、その低いガス圧力によりプラズマ放電が広がり、反応室側壁等を効率よく成膜する。その結果、このように成膜用ガス圧力の異なる2段階でコーティングを行うと、反応室内の広い範囲をSiNx 膜でコーティングすることができる。
 なお、上記実施例では、相対的に高い圧力を2.0Torr、低い圧力を0.5Torrとしたが、このコーティングするときの成膜用ガスの圧力差は、0.3Torr以上、2Torr以下の範囲で最も良好な結果が得られる。
 また、上記実施例では、2段階に分けてコーティングする場合について説明したが、ガス圧力の異なる2段階以上に分けて行うことは任意である。
 なおまた、上記反応室のコーティングは、相対的に高い圧力のときも、相対的に低い圧力のときも、できるだけ電極間隔を広げてプラズマ放電を発生させることにより、反応室内の広い範囲をコーティングすることができる。また、このような条件の下で、成膜用ガスの圧力や電極間隔等を適宜変え、プラズマ放電の広がりを調整してコーティングすることは任意である。
 なお、上記実施例では、SiNx 膜からなる絶縁膜をコーティングする場合について説明したが、例えばa−Si膜からなる半導体膜も同様にコーティングすることができる。
 コーティング方法−その2.
 クリーニング終了後、表4に示すように、2段階に分けてコーティングを行う。
Figure 2004111983
 即ち、この例では、ガス供給装置39から反応室にSiHを400sccm、NHを2000sccm、Nを3000sccmの流量で供給して、反応室内のガス圧力を0.80Torrにする。そして、昇降装置37により接地電極36を駆動して、高周波電極35と接地電極36との間隔を40mmに設定し、高周波電極35に1500Wの高周波パワーを供給して、電極35,36間に成膜用ガスのプラズマ放電を発生させ、第1段階のクリーニングを行う。次いで、同じガス圧力で、高周波電極35と接地電極36との間隔を20mmに設定し、高周波電極35に同じく1500Wの高周波パワーを供給して、電極35,36間に成膜用ガスのプラズマ放電を発生させ、第2段階のクリーニングを行う。
 このように、反応室のコーティングを相対的に電極間隔が広い場合と、狭い場合との2段階に分けて行うと、相対的に電極間隔が広い場合は、プラズマ放電が電極35,36の中央部に寄り、主として電極35,36を効率よく成膜する。これに対し、相対的に電極間隔が狭い場合は、プラズマ放電が広がり反応室側壁等を効率よく成膜する。その結果、このように電極間隔を異なる2段階に分けてコーティングすると、反応室内の広い範囲にSiNx 膜からなる薄膜を短時間に効率よくコーティングすることができる。
 なお、上記実施例では、電極間隔を広い場合40mm、狭い場合20mmとして、2段階に分けてコーティングしたが、このコーティングするときの電極間隔の差は、5mm以上、35mm以下の範囲で最も良好な結果が得られる。
 また、上記実施例では、電極間隔の異なる2段階に分けてコーティングする場合について説明したが、コーティングを電極間隔の異なる2段階以上に分けて行うことは任意である。
 なお、上記実施例では、SiNx 膜からなる絶縁膜をコーティングする場合について説明したが、例えばa−Si膜からなる半導体膜も同様にコーティングすることができる。
 なお、上記実施例では、アクティブマトリックス型液晶表示素子のスイッチング素子として用いられる薄膜トランジスタの製造に用いられるCVD装置の反応室のクリーニング及びコーティングについて説明したが、この発明は、a−Si系の密着センサーの薄膜形成に用いられるCVD装置の反応室のクリーニング及びコーティングにも適用可能である。
この発明の一実施例に係る枚葉式プラズマCVD装置の構成を示す図である。 その反応室の構成を示す図である。 図3(a)乃至(h)は、夫々この発明の一実施例に係るアクティブマトリックス型液晶表示装置のTFTの製造方法を説明するための図である。 アクティブマトリックス型液晶表示装置のa−Si系のTFTの構造を示す図である。
符号の説明
 1:ガラス絶縁基板
 20:窒化シリコン膜
 21:非晶質シリコン膜
 22:窒化シリコン膜
 26〜29:反応室
 35:高周波電極
 36:接地電極
 37:昇降装置
 39:ガス供給装置

Claims (3)

  1.  プラズマCVD装置の反応室内でプラズマ放電により基体に薄膜を成膜する際に上記反応室内に付着した薄膜をエッチング性ガスのプラズマ放電によりクリーニングしたのち、成膜用ガスのプラズマ放電により上記反応室内を絶縁膜または半導体膜でコーティングする液晶表示素子のTFT生産のために使用される枚葉式CVD装置の反応室のコーティング方法において、
     上記成膜用ガスのプラズマ放電を成膜用ガスの圧力が異なる複数段階に分けて行い、この複数段階の成膜用ガスの圧力差を0.1Torr以上、4Torr以下としたことを特徴とするCVD装置の反応室のコーティング方法。
  2.  プラズマCVD装置の反応室内でプラズマ放電により基体に薄膜を成膜する際に上記反応室内に付着した薄膜をエッチング性ガスのプラズマ放電によりクリーニングしたのち、成膜用ガスのプラズマ放電により上記反応室内を絶縁膜または半導体膜でコーティングする液晶表示素子のTFT生産のために使用される枚葉式CVD装置の反応室のコーティング方法において、
     上記成膜用ガスのプラズマ放電を電極間隔の異なる複数段階に分けて行い、この複数段階のプラズマ放電の電極間隔差を3mm以上、40mm以下としたことを特徴とするCVD装置の反応室のコーティング方法。
  3.  上記反応室内に付着した薄膜がSiNx膜またはa−Si膜であることを特徴とする請求項1または請求項2記載のCVD装置の反応室のコーティング方法。
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