JP2004111499A - マグネットローラ - Google Patents

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JP2004111499A
JP2004111499A JP2002269455A JP2002269455A JP2004111499A JP 2004111499 A JP2004111499 A JP 2004111499A JP 2002269455 A JP2002269455 A JP 2002269455A JP 2002269455 A JP2002269455 A JP 2002269455A JP 2004111499 A JP2004111499 A JP 2004111499A
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magnet
cylindrical
cylindrical magnet
magnet roller
locking
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Application number
JP2002269455A
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Inventor
Tomohiro Yamakawa
山川 友弘
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

【課題】円筒状マグネットと軸の固定を容易にし、安価で高精度のマグネットローラを提供する。
【解決手段】表面に複数個の磁極を有する円筒状マグネット2を芯金1に圧入固定し、さらに円筒状マグネット2の外周に非磁性体からなる円筒状のスリーブ3を有するマグネットローラにおいて、円筒状マグネット2を係止するための係止ピン11を芯金表面に突出して設けた。
【選択図】    図6

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写機やFAX、さらにはレーザプリンタなどの電子写真方式の画像形成装置における現像装置やクリーニング装置に用いられるマグネットローラに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来この種のマグネットローラの製造方法は、
(1)2個以上のマグネット片を芯金に接着する方法、
(2)円筒状に成形した円筒状マグネット内に芯金を圧入挿入して1体化する方法、
(3)芯金部とマグネット部を1体成形する方法、
等が実用化されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
(1)のマグネット片を芯金に接着する方法では、マグネット片の形状、磁気特性、接着条件の管理が複雑になり、磁力の大きさや磁極の配置角度の品質面、生産性の面で問題が多い。また接着時の接着層の厚さが一定にならず、接着剤のはみ出しが発生し清掃が必要で、マグネット接着後のマグネットローラ外径がばらつき、芯金とマグネットの同軸度もばらつき、芯金を基準に回転したときのマグネットの振れが大きくなり磁力が大きく変化する。
【0004】
(2)の円筒状マグネットに芯金を圧入する場合、圧入時の抵抗が大きく、さらに芯金径及びマグネットの芯金圧入部の径がばらつくと圧入力が変化し、その結果圧入後の円筒状マグネットが圧縮され全長がばらついてしまう。さらに芯金圧入によりマグネット全長と同様にマグネット外径も膨らむので磁力のばらつきが発生する。また、マグネットと芯金の密着力を高くするには圧入代を大きくする必要があり、大きくした場合、芯金圧入時芯金にマグネットが削られてしまう問題が発生する。
【0005】
(3)の射出成形による芯金を含めた1体成形では、金型が複雑で高価になり、さらに高価な磁石材料を芯金として使用する必要があり不経済である。
【0006】
本発明の目的は、円筒状マグネットと軸の固定を容易にし、安価で高精度のマグネットローラを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、表面に複数個の磁極を有する円筒状マグネットを芯金に圧入固定し、さらに円筒状マグネットの外周に非磁性体からなる円筒状のスリーブを有するマグネットローラにおいて、円筒状マグネットを係止するための係止ピンを芯金表面に突出して設けたマグネットローラを最も主要な特徴とする。
【0008】
請求項2記載の発明は、請求項1記載のマグネットローラにおいて、係止ピン先端に芯金の軸方向に延びる鋭利な係止部を有し、この係止部を円筒状マグネットの端部に突き刺したマグネットローラを主要な特徴とする。
【0009】
請求項3記載の発明は、請求項1記載のマグネットローラにおいて、係止ピンを複数個設けるマグネットローラを主要な特徴とする。
【0010】
請求項4記載の発明は、請求項1記載のマグネットローラにおいて、係止ピンは非磁性体であるマグネットローラを主要な特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1はマグネットローラの構成図である。マグネットローラは、芯金1に円筒状マグネット2が嵌合され、さらにその外周に非磁性体からなる円筒状のスリーブ3が嵌合されることで構成されている。芯金1と円筒状マグネット2は、圧入固定されるか、接着剤により固定されている。
【0012】
スリーブ3の一端には駆動フランジ4が、他端には従動フランジ5がそれぞれ固定され、駆動フランジ4及び従動フランジ5の内面中心部に設けられたすべり軸受け6に芯金1ひいては円筒状マグネット2が軸支されている。
【0013】
図2は本発明の実施の形態に係るマグネットローラにおいて、係止ピンを芯金に圧入する様子を示す図、図3は係止ピンの斜視図、図4は係止ピンを圧入した芯金を示す図、図5は係止ピンを圧入した芯金を円筒状マグネットに圧入する様子を示す図、図6は係止ピンで円筒状マグネットを係止した状態を示す図である。
【0014】
係止ピン11は、芯金1に圧入されて軸方向と直角に突出する。そしてその先端に、軸方向に延びる鋭利な係止部11−1を有する。この係止部11−1が円筒状マグネット2の端面に突き刺されることで、芯金1と円筒状マグネット2が強固に固定される。
【0015】
係止ピン11を芯金1に複数設ければ、芯金1と円筒状マグネット2がさらに強固に固定される。また係止ピン11を非磁性体で構成すれば、円筒状マグネット2端部の磁気の乱れがなく、マグネット粉の付着を防止できる。
【0016】
【発明の効果】
請求項1、2記載の発明によれば、係止ピンにより芯金と円筒状マグネットを固定するので、芯金基準面と円筒状マグネットの各磁極位置がずれることのない安定したマグネットローラを提供することができる。
【0017】
請求項3記載の発明によれば、複数個の係止ピンにより芯金と円筒状マグネットを強固に固定することができる。
【0018】
請求項4記載の発明によれば、係止ピンを非磁性体にしたことにより円筒状
マグネット端部の磁気の乱れがなく、マグネット粉の付着を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】マグネットローラの構成図である。
【図2】本発明の実施の形態に係るマグネットローラにおいて、係止ピンを芯金に圧入する様子を示す図である。
【図3】係止ピンの斜視図である。
【図4】係止ピンを圧入した芯金を示す図である。
【図5】係止ピンを圧入した芯金を円筒状マグネットに圧入する様子を示す図である。
【図6】係止ピンで円筒状マグネットを係止した状態を示す図である。
【符号の説明】
1 芯金
2 円筒状マグネット
3 スリーブ
11 係止ピン
11−1 係止部

Claims (4)

  1. 表面に複数個の磁極を有する円筒状マグネットを芯金に圧入固定し、さらに円筒状マグネットの外周に非磁性体からなる円筒状のスリーブを有するマグネットローラにおいて、円筒状マグネットを係止するための係止ピンを芯金表面に突出して設けたことを特徴とするマグネットローラ。
  2. 請求項1記載のマグネットローラにおいて、係止ピン先端に芯金の軸方向に延びる鋭利な係止部を有し、この係止部を円筒状マグネットの端部に突き刺したことを特徴とするマグネットローラ。
  3. 請求項1記載のマグネットローラにおいて、係止ピンを複数個設けることを特徴とするマグネットローラ。
  4. 請求項1記載のマグネットローラにおいて、係止ピンは非磁性体であることを特徴とするマグネットローラ。
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