JP6755327B2 - 着磁ヨークおよび着磁装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電動機の回転子を着磁する着磁ヨーク、その着磁ヨークを備えた着磁装置とに関する。
軸方向に沿って主磁極用マグネットおよび回転角検出用マグネットが配置された回転子の着磁方法の一例が特許文献1に開示されている。以下に、特許文献1に開示された着磁装置を簡単に説明する。
特許文献1に開示された着磁装置は、軸方向断面が半円状の径方向着磁面を備えた2つのヨークを有する。これら2つのヨークの軸方向の2つの端部のうち、一方の端部に、軸溝と軸溝を囲む軸方向着磁面とが設けられている。回転子を着磁する際、回転角検出用マグネットの下端面が軸方向着磁面と接触し、主磁極用マグネットの外周面が径方向着磁面と接触または近接する。このような着磁ヨークを用いることで、主磁極用マグネットを径方向に、回転角検出用マグネットを軸方向に同時に着磁することができる。
特開平04−109850号公報
特許文献1に開示された着磁ヨークの直径は主磁極用マグネットの外周の直径より大きい。そのため、マグネットの全領域を径方向に着磁する場合、特許文献1に開示された着磁ヨークでは、主磁極用マグネットよりも小径な領域を十分に着磁することは困難である。特に、主磁極用マグネットの領域と主磁極用マグネットよりも小径な領域とが一体になったマグネットに対して着磁する場合、位置検出マグネット部を十分に着磁できなければ、電動機の性能の向上を図ることが困難になる。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、位置検出マグネット部を十分に着磁でき、電動機の性能を向上させる着磁ヨークおよび着磁装を提供するものである。
本発明に係る着磁ヨークは、回転子が配置される鉄心を有する着磁ヨークであって、前記鉄心は、周方向に配置された複数のティースを有し、前記鉄心の軸方向の一方の側に、前記複数のティースに対向するように複数の金属片を固定する樹脂板が設けられ前記樹脂板は、前記複数のティースと前記複数の金属片との間隙に設けられているものである。
本発明に係る着磁装置は、回転駆動用マグネット部および位置検出マグネット部を有する回転子を着磁する、本発明に係る着磁ヨークを有する着磁装置であって、前記鉄心の軸方向の一方の側に前記位置検出マグネット部が位置し、該鉄心の軸方向の一方の側よりも径方向の長さが大きい主ヨーク部に前記回転駆動用マグネット部が位置するように前記回転子が前記鉄心内に装着されるものである
本発明によれば、着磁ヨークの内径より小径な位置検出マグネット部に対して、突出部で発生する磁界を用いて位置検出マグネット部に磁界を発生させられるため、位置検出マグネット部の着磁不足を抑制し、電動機の性能を向上させることができる。
本発明の実施の形態1における着磁装置の軸方向断面を示す図である。 図1に示した着磁ヨークの径方向断面を示す図である。 図1に示した着磁ヨークの着磁対象の回転子の一構成例を示す外観斜視図である。 本発明の実施の形態1における着磁ヨークを用いた着磁方法の手順を示すフロー図である。 図2に示した着磁ヨークに着磁対象の回転子を装着した場合の径方向断面を示す図である。 本発明の実施の形態1における着磁ヨークを用いた着磁方法を説明するための模式図である。 本発明の実施の形態2における着磁装置の軸方向断面を示す図である。 図7に示した着磁ヨークの径方向断面を示す図である。 図8に示した着磁ヨークに着磁対象の回転子を配置した場合の径方向断面を示す図である。 本発明の実施の形態2における着磁ヨークを用いた着磁方法を説明するための模式図である。
実施の形態1.
本実施の形態1における着磁ヨークの構成を説明する。図1は、本発明の実施の形態1における着磁装置の軸方向断面を示す図である。図2は、図1に示した着磁ヨークの径方向断面を示す図である。図3は、図1に示した着磁ヨークの着磁対象の回転子の一構成例を示す外観斜視図である。
図1に示すように、着磁装置20は、図3に示す回転子7が配置される鉄心2を備えた着磁ヨーク1を有する。鉄心2は、例えば、円筒形状を有し、内周側には周方向に等間隔に配置された複数のティース2aを有する。各ティース2aには、コイル3が巻かれている。ティース2a間の空隙には樹脂4が充填されている。着磁ヨーク1の内側には円筒面5が形成されている。
図2は、図1に示す線分AAにおける着磁ヨーク1の断面を示す。図1および図2に示すように、鉄心2の軸方向(矢印Z方向)の2つの端部のうち、一方の端部11において、各ティース2aの内周側に金属片6が配置されている。金属片6は、ティース2aに接触または近接して配置されている。金属片6の軸方向の長さは、図3に示す回転子7の位置検出マグネット部8aの軸方向の長さに等しい。複数の金属片6の内周面は、円筒面5の直径Φ0よりも小さい直径Φ1の円筒面5aを形成している。金属片6の径方向の長さをDとすると、Φ0−Φ1≧Dの関係である。鉄心2は、軸方向で端部11以外の領域に、円筒面5を形成する主ヨーク部12を有する。金属片6は、ティース2aの径方向の内側に突出しているので、鉄心2の内径を主ヨーク部12よりも小さくする突出部10の役目を果たす。
また、図1および図2に示すように、各金属片6は円筒面5に沿った扇形状である。金属片6がティース2aと対向する面が円筒面5に沿っているため、金属片6はティース2aから生じる磁界をより受けやすくなる。金属片6は、ティース2aからの磁界を図3に示す回転子7の位置検出マグネット部8aに伝える役目を果たす。金属片6の材質は、磁性金属である必要がある。金属片6の材料は、例えば、炭素鋼である。炭素鋼は、硬磁性材料であるため、保磁力が大きい。金属片6の配置方法として、例えば、金属片6を固定した樹脂板を着磁ヨーク1内に挿入する方法がある。
金属片6とティース2aとに間隙がある場合、金属片6とティース2aとの間隙に絶縁物として、例えば、樹脂板が設けられる。この場合、その間隙が大きすぎると、ティース2aから金属片6に伝わる磁界が弱くなってしまう。そのため、金属片6とティース2aとの間隙は、鉄心2が発生する磁界が金属片6を介して、図3に示す回転子7の位置検出マグネット部8aを着磁できる距離が望ましい。
次に、図1および図2に示した着磁ヨーク1の着磁対象となる電動機の回転子の一例を、図3を参照して説明する。図3に示すように、回転子7は、シャフト9と、回転子マグネット8とを有する。回転子マグネット8は、位置検出マグネット部8aおよび回転駆動用マグネット部8bを有する。位置検出マグネット部8aおよび回転駆動用マグネット部8bが一体になっており、2つの領域に分けられている。回転駆動用マグネット部8bは電動機が動作する際に回転子7に回転トルクを発生させるための領域である。位置検出マグネット部8aは回転子7の位置をホールセンサで検出するための領域である。位置検出マグネット部8aは、回転子マグネット8の軸方向の一方の端部に設けられている。図3に示すように、位置検出マグネット部8aの外周の直径Φ10は回転駆動用マグネット部8bの外周の直径Φ11より小さい。
次に、図3に示した回転子7を有する電動機の製造方法を説明する。プラスチックマグネット樹脂の射出成形などの方法を用いて、回転子マグネット8およびシャフト9が一体成形され、回転子7が製造される。図3を参照して説明したように、回転子マグネット8の軸方向端部の一方には、位置検出マグネット部8aが形成される。回転駆動用マグネット部8bおよび位置検出マグネット部8aは一体成形されているため、位置検出マグネット部8aの磁極位相は回転駆動用マグネット部8bの磁極位相と一致している。この回転子7が後述の方法で着磁された後、シャフト9に図示しないベアリングが挿入される。その後、別途製作した図示しない固定子に回転子7が組み付けられることで電動機が完成する。
次に、図1に示した着磁ヨーク1を用いて回転子7を着磁する方法を説明する。図4は、本発明の実施の形態1における着磁ヨークを用いた着磁方法の手順を示すフロー図である。図5は、図2に示した着磁ヨークに着磁対象の回転子を装着した場合の径方向断面を示す図である。図6は、本発明の実施の形態1における着磁ヨークを用いた着磁方法を説明するための模式図である。図6は、図5に示した径方向断面の要部を拡大して示している。
図4に示すステップS101において、回転子7のシャフト9が鉄心2の軸方向に一致した状態で、着磁ヨーク1に回転子7が挿入される。その際、回転駆動用マグネット部8bの外周面が主ヨーク部12の円筒面5に対向して極近傍に配置され、位置検出マグネット部8aの外周面が金属片6による円筒面5aに対向して極近傍に配置されるように、回転子7が着磁ヨーク1の鉄心2内に装着される。
回転子7が着磁ヨーク1に装着された後、着磁ヨーク1のコイル3に電流が流れる(ステップS102)。ステップS102の処理において、回転駆動用マグネット部8bには極近傍の円筒面5を形成する主ヨーク部12の各ティース2aから磁界がかかり径方向に着磁がなされる。また、位置検出マグネット部8aにも、極近傍の円筒面5aを形成する金属片6を介して、各ティース2aから磁界がかかる。その結果、位置検出マグネット部8aは、回転駆動用マグネット部8bと同様に、径方向に着磁がなされ、十分な磁力を持つことができる。さらに、回転駆動用マグネット部8bと位置検出マグネット部8aは、同一のコイル3と鉄心2から発生する磁界による着磁であるため、同時に着磁される。
図6に示す例では、鉄心2の内周面側がN極に磁化されると、鉄心2の内周面に対向する回転駆動用マグネット部8bの外周面側がS極に磁化される。また、金属片6は、鉄心2の内周面に対向する外周面側がS極に磁化され、内周面側はN極に磁化される。そのため、金属片6の内周面に対向する位置検出マグネット部8aの外周面側は回転駆動用マグネット部8bの外周面側と同じS極に磁化される。なお、図6に示す磁化の方法は一例であって、図6において、S極とN極とが逆であってもよい。
本実施の形態1の着磁ヨークは、鉄心2が周方向に配置された複数のティース2aを有し、鉄心2の軸方向の一方の側に、鉄心2の径方向の内側に複数の金属片6が複数のティース2aに対向して設けられたものである。
上記の回転子7を有する電動機は、回転子7の位置検出マグネット部8aの磁界を固定子側のセンサで検知して回転子7の位置検出を行い、回転制御を行うものである。このような電動機で用いられる回転子7が着磁ヨーク内径より小径な位置検出マグネット部8aを有していても、本実施の形態1によれば、金属片6が位置検出マグネット部8aと鉄心2の両方に接近しているため、着磁磁界が金属片6を通って位置検出マグネット部8aに磁界を発生させられる。そのため、位置検出マグネット部8aの着磁不足を抑制し、位置検出マグネット部8aは位置検出に十分な磁力を持つことができる。その結果、この回転子7を組み込んだ電動機においては、回転子7の位置検出精度が向上し、電動機の性能を向上させることができる。特に、位置検出マグネット部8aと回転駆動用マグネット部8bが一体になった回転子マグネット8に対して、本実施の形態1の着磁ヨークは有効である。
本実施の形態1では、複数のティース2aの径方向の内側には円筒面5が形成され、複数の金属片6は円筒面5に沿った扇形状である。この場合、金属片6はティース2aが発生する着磁磁界をより受けやすくなる。
本実施の形態1では、金属片6の材料は炭素鋼である。金属片6に回転子マグネット8の位置検出マグネット部8aが対向している場合、金属片6はティース2aが発生する着磁磁界を硬磁性により位置検出マグネット部8aに十分に伝えることができる。
本実施の形態1における着磁ヨークを用いた着磁装置は、鉄心2の軸方向の一方の側に位置検出マグネット部8aが位置し、主ヨーク部12に回転駆動用マグネット部8bが位置するように回転子7が鉄心内に装着されるものである。ティース2aが回転駆動用マグネット部8bと対向し、金属片6が位置検出マグネット部8aと対向するため、回転駆動用マグネット部8bおよび位置検出マグネット部8aに鉄心2の径方向に同時に着磁がなされ、これらのマグネットを効率的に着磁できる。
実施の形態2.
着磁ヨークの鉄心の軸方向端部の一方の領域において、実施の形態1では、各ティースの内周側に金属片が配置された構成であるが、本実施の形態2の着磁ヨークは、各ティースが径方向内側に伸長した伸長部を有する構成である。なお、実施の形態1と同様な構成については、同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。
本実施の形態2における着磁ヨークの構成を説明する。図7は、本発明の実施の形態2における着磁装置の軸方向断面を示す図である。図8は、図7に示した着磁ヨークの径方向断面を示す図である。図8は、図7に示す線分BBにおける着磁ヨーク1の断面に相当する。
図7および図8に示すように、着磁装置20は、図3に示した回転子7が配置される着磁ヨーク1を有する。着磁ヨーク1の鉄心2の軸方向の2つの端部のうち、一方の端部11には、各ティース2aから径方向の内側に延びる伸長部2bが設けられている。各ティース2aは伸長部2bと一体になっている。複数の伸長部2bの内周は着磁ヨーク1の円筒面5の直径Φ0より小径な直径Φ1の円筒面5bが形成されている。伸長部2bは、ティース2aの径方向の内側に突出しているため、鉄心2の内径を主ヨーク部12よりも小さくする突出部13の役目を果たす。伸長部2bは、ティース2aからの磁界を図3に示した回転子7の位置検出マグネット部8aに伝える。伸長部2bの径方向の長さをDとすると、Φ0−Φ1=Dの関係である。
次に、図7に示した着磁ヨーク1を用いて、実施の形態1で説明した回転子7を着磁する方法を説明する。着磁方法の手順は図4のフロー図に示した手順と同様なため、図4に示した手順で説明する。図9は、図8に示した着磁ヨークに着磁対象の回転子を配置した場合の径方向断面を示す図である。図10は、本発明の実施の形態2における着磁ヨークを用いた着磁方法を説明するための模式図である。図10は、図9に示した径方向断面の要部を拡大して示している。
回転子7のシャフト9が鉄心2の軸方向に一致した状態で、着磁ヨーク1に回転子7が挿入される(ステップS101)。その際、回転駆動用マグネット部8bの外周面が着磁ヨーク1の円筒面5に対向して極近傍に配置され、位置検出マグネット部8aの外周面が伸長部2bによる円筒面5bに対向して極近傍に配置されるように、回転子7が着磁ヨーク1の鉄心2内に装着される。
回転子7が着磁ヨーク1に装着された後、着磁ヨーク1のコイル3に電流が流れる(ステップS102)。ステップS102の処理において、回転駆動用マグネット部8bには極近傍の円筒面5を形成する各ティース2aから磁界がかかり径方向に着磁がなされる。また、位置検出マグネット部8aにも、極近傍の円筒面5bを形成する鉄心2の伸長部2bを介し磁界がかかる。その結果、位置検出マグネット部8aは、回転駆動用マグネット部8bと同様に、径方向に着磁がなされ、十分な磁力を持つことができる。さらに、回転駆動用マグネット部8bと位置検出マグネット部8aは、同一のコイル3と鉄心2から発生する磁界による着磁のため、同時に着磁される。
図10に示す例では、鉄心2の内周面側がN極に磁化されると、鉄心2の内周面に対向する回転駆動用マグネット部8bの外周面側がS極に磁化される。また、ティース2aの伸長部2bの内周面側もN極に磁化されるため、伸長部2bの内周面に対向する位置検出マグネット部8aの外周面側は回転駆動用マグネット部8bの外周面側と同じS極に磁化される。なお、図10に示す磁化の方法は一例であって、図10において、S極とN極とが逆であってもよい。
本実施の形態2の着磁ヨークは、鉄心2が周方向に配置された複数のティース2aを有し、鉄心2の軸方向の一方の側に、複数のティース2aから内側に延びる複数の伸長部2bが設けられているものである。
本実施の形態2によれば、着磁ヨークの内径より小径な位置検出マグネット部8aに対して、鉄心2の一部である伸長部2bが位置検出マグネット部8aとの距離を短くするため、着磁磁界が伸長部2bを通って位置検出マグネット部8aに磁界を発生させられる。そのため、位置検出マグネット部8aの着磁不足を抑制し、位置検出マグネット部8aは位置検出に十分な磁力を持つことができる。その結果、実施の形態1と同様に、この回転子7を組み込んだ電動機において、回転子7の位置検出精度が向上し、電動機の性能を向上させることができる。
また、本実施の形態2における着磁ヨークを用いた着磁装置では、回転子7が鉄心内に装着されると、ティース2aが回転駆動用マグネット部8bと対向し、伸長部2bが位置検出マグネット部8aと対向する。そのため、回転駆動用マグネット部8bおよび位置検出マグネット部8aに鉄心2の径方向に同時に着磁がなされ、これらのマグネットを効率的に着磁できる。
なお、上述した実施の形態1および2では、着磁対象の回転子が回転駆動用マグネット部8bと位置検出マグネット部8aとが一体になっている場合で説明したが、軸方向に回転駆動用マグネット部8bおよび位置検出マグネット部8aが離れていてもよい。
1 着磁ヨーク、2 鉄心、2a ティース、2b 伸長部、3 コイル、4 樹脂、5、5a、5b 円筒面、6 金属片、7 回転子、8 回転子マグネット、8a 位置検出マグネット部、8b 回転駆動用マグネット部、9 シャフト、10 突出部、11 端部、12 主ヨーク部、13 突出部、20 着磁装置、AA、BB 線分。

Claims (4)

  1. 回転子が配置される鉄心を有する着磁ヨークであって、
    前記鉄心は、周方向に配置された複数のティースを有し
    記鉄心の軸方向の一方の側に、前記複数のティースに対向するように複数の金属片を固定する樹脂板が設けられ
    前記樹脂板は、前記複数のティースと前記複数の金属片との間隙に設けられている、
    着磁ヨーク。
  2. 前記複数のティースの径方向の内側には円筒面が形成され、
    前記複数の金属片は前記円筒面に沿った扇形状である、請求項1に記載の着磁ヨーク。
  3. 前記金属片の材料は、炭素鋼である請求項1または2に記載の着磁ヨーク。
  4. 回転駆動用マグネット部および位置検出マグネット部を有する回転子を着磁する、請求項1〜3のいずれか1項に記載の着磁ヨークを有する着磁装置であって、
    前記鉄心の軸方向の一方の側に前記位置検出マグネット部が位置し、該鉄心の軸方向の一方の側よりも径方向の長さが大きい主ヨーク部に前記回転駆動用マグネット部が位置するように前記回転子が前記鉄心内に装着される、着磁装置。
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