JP2004108649A - 加温装置及び加温装置を備えた冷温貯蔵庫 - Google Patents

加温装置及び加温装置を備えた冷温貯蔵庫 Download PDF

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Takumi Kida
木田 琢己
Seishi Imai
今井 誠士
Masaki Sunada
砂田 正樹
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    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2400/00General features or devices for refrigeration machines, plants or systems, combined heating and refrigeration systems or heat-pump systems, i.e. not limited to a particular subgroup of F25B
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Abstract

【課題】放熱効果が高くコンパクトで、可燃性ガス雰囲気中に曝されても安全性が確保される加温装置及び加温装置を備えた冷温貯蔵庫を提供する。
【解決手段】ヒーター管17を直管部18と曲管部19を有する蛇行状に曲げ加工し、間隔をおいて向かい合う2面に配置されるよう2連の加温装置14を形成し、ヒーター管の直管部18には相互に橋架するように多数の金属線21を所定の間隔を有して直管部18の前後両側に熱伝導的に密着固定することで、被加温物の加温効率が高く、ヒーター管17の表面温度を抑制でき、万一冷温貯蔵庫11の可燃性冷媒が漏洩しても発火することなく安全性を確保できる。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ヒーター管を用いた加温装置、及びこの加温装置と冷却装置を有して冷温機能を兼ね備えた自動販売機、ショーケースその他の冷温貯蔵庫に関し、特に冷却装置の冷媒として可燃性冷媒を用いるものに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、地球のオゾン層を保護する観点から、冷温貯蔵庫における冷却装置の冷凍サイクルに使用されていた冷媒CFC(クロロフルオロカーボン)−12あるいはHCFC(ハイドロクロロフルオロカーボン)−22といった塩素原子を含んだ冷媒の使用が規制され、塩素原子を含まず、オゾン層を破壊しないHFC(ハイドロフルオロカーボン)冷媒への転換が進行している。
【0003】
従来、主にHFC−22冷媒を用いていた自動販売機においては、その代替冷媒としてHFC冷媒の混合冷媒であるR407Cが採用されている。
【0004】
一方、これらR407CなどのHFC冷媒は、オゾン層破壊はないものの、地球温暖化係数が高いため、地球温暖化に対しては不十分な冷媒となり、そのため地球温暖化係数の低い冷媒として、HFC冷媒に代わってHC(ハイドロカーボン)冷媒が注目されている。
【0005】
以下、図面を参照しながら、上記従来の冷温貯蔵庫を説明する。
【0006】
図10は、従来の冷温貯蔵庫の斜視図である。図11は従来の加温装置の斜視図である。
【0007】
図10,図11において、自動販売機1の物品を収納する収納室2の下部に、一般的にフィンアンドチューブ型の冷却器3を有し、冷媒が封入された冷凍サイクルよりなる冷却装置と、一般的にシーズヒーターを蛇行状に曲げ加工して形成された加温装置4を備え、冷却器3と加温装置4の間に強制通風用の送風機5を配置している。また、収納室2の背面にはダクト6が配置され、ダクト6を介して収納室2と冷却器3と加温装置4が連通するよう構成されている。
【0008】
そして、冷却時は冷凍サイクルの冷媒を冷却器3で蒸発させて周辺空気を冷却し、加温時は加温装置4のヒーターに通電して周辺空気を加熱し、それぞれ冷却,加熱された空気を送風機5によって強制的に熱交換させながら収納室2内に循環させて室内に収納された物品を冷却または加温し、ダクト6を通じて冷却器3または加温装置4に帰還させるものである(例えば、特許文献1,2参照。)。
【0009】
【特許文献1】
特開昭57−52988号公報
【特許文献2】
実開昭62−75578号公報
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述のような近年の環境下において、このような冷凍サイクルの冷媒にHC系冷媒などの可燃性冷媒を使用する場合には可燃性冷媒の漏れに注意を払わなければならず、特に自動販売機等のように物品の収納庫で半密閉空間内部へ漏れた可燃性冷媒へ引火しないように安全性を高める必要がある。
【0011】
しかし、上述のような加温装置4では、強制通風用の送風機5が何らかの故障等で停止して停止すると加温装置4の放熱は自然対流のみに依存することになるため、加温用のヒーターの表面温度は概ね500℃超に達して可燃性冷媒の着火温度(イソブタン,プロパンで概ね460℃〜500℃)を超え、可燃性冷媒が漏れた場合の安全性に問題があった。
【0012】
また、地球資源の有効活用、電機機器の消費電力量抑制の観点から、自動販売機、ショーケース等に代表される冷温貯蔵庫に用いられる加温装置にも小型化が一層求められてきている。
【0013】
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、小型の加温装置とこの加温装置を備えて冷凍サイクルの冷媒として可燃性冷媒を使用しても冷却と加温を安全に行える冷温貯蔵庫を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1に記載の加温装置の発明は、直管部と曲管部を有する蛇行状に曲げ加工されたヒーター管と、前記ヒーター管の直管部同士を橋架するように、互いに間隔をおいて熱伝導的に配設された金属線とからなるものであり、大きなスペースを費やすことなく金属線が放熱フィンの役割を果たし、ヒーター管の外表面積が増大して放熱効果が高められる。強制対流時は金属線が間隔をおいて配置され通風抵抗とならず被加温物の加温効率が高められる。放熱効果、被加温物の加温効率が高められる分ヒーター管の表面温度が低下し、ヒーター周辺部やヒーター自体の安全性,信頼性が向上する。
【0015】
請求項2に記載の加温装置の発明は、請求項1に記載の加温装置の発明において、ヒーター管を挟んで金属線を両側に配設したものであり、追加スペースをほとんど費やさず金属線のフィン効果が倍増して、放熱効果や被加温物の加温効率をより高めることができる。
【0016】
請求項3に記載の加温装置の発明は、直管部と曲管部を有する蛇行状に曲げ加工されたヒーター管と、一条の金属線とよりなり、ヒーター管の前記直管部同士を橋架するように、前記一条の金属線を、間隔をおいて前記ヒーター管の外郭に熱伝導的に巻き付けたものであり、多数の金属線をヒーター管上に配置して固着させる手間を費やさず、やや張力を加えながら巻き付ける簡便な工法で金属線をヒーター管に密着させることができる。
【0017】
請求項4に記載の加温装置の発明は、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の加温装置を間隔をおいて向かい合う複数面に配置し、前記複数面に配置された加温装置同士を折り返し管により連結して一の加温装置として連続的に一体形成したものであり、コンパクトな空間内に長いヒーター管を収めることができ、金属線もスペースをとらないので一定の外形容積で加熱量を大きく設計したり、所望加熱量を得るための加熱装置の外形容積を小さく設計できる。
【0018】
請求項5に記載の加温装置の発明は、直管部と曲管部を有する蛇行状に曲げ加工されたヒーター管と、一側の折り返し部に切り欠きを有する連続した波形フィンと、前記波形フィンの切り欠きに前記ヒーター管の直管部を挿通密着させたものであり、表面積の大きい波形フィンがヒーター管の放熱面積を拡大し放熱効果が高められる。放熱効果が向上する分ヒーター管の表面温度が低下し、ヒーター周辺部やヒーター自体の安全性,信頼性が向上する。また、フィンが波形に連続し、切り欠きにヒーター管を圧入するだけで装着できるので組み込み作業が容易である。
【0019】
請求項6に記載の加温装置の発明は、請求項5に記載の加温装置の発明に、さらに、波形フィンの折り返し部に通気孔を設けたものであり、自然対流による放熱時に上昇熱を貫流させることができ、フィン部に熱がこもらず放熱効果の低下を防止することができる。
【0020】
請求項7に記載の加温装置の発明は、請求項5または請求項6に記載の加温装置を間隔をおいて向かい合う複数面に配置し、前記複数面に配置された加温装置同士を折り返し管により連結して一の加温装置として連続的に一体形成したものであり、コンパクトな空間内にフィン面積の大きい、長いヒーター管を収めることができ、一定の外形容積で加熱量を大きく設計したり、所望加熱量を得るための外形容積を小さく設計できる。
【0021】
請求項8に記載の加温装置の発明は、直管部と曲管部を有する蛇行状に曲げ加工されたヒーター管を金属製のメッシュ部材で覆ったものであり、通気性を確保しながらヒーター管への外的影響を阻止できる。また、何らかの要因で可燃性の雰囲気に曝された場合にヒーター管表面で万一発火してもメッシュ部の抵抗により外部雰囲気中に火炎が伝播せず引火しない。
【0022】
請求項9に記載の加温装置の発明は、直管部と曲管部を有する蛇行状に曲げ加工されたヒーター管を多数の開口を有する金属板で覆ったものであり、通気性を確保しながらヒーター管への外的影響を阻止できる。また、何らかの要因で可燃性の雰囲気に曝された場合にヒーター管表面で万一発火してもメッシュ部の抵抗により外部雰囲気中に火炎が伝播せず引火しない。また、アルミ等の高熱伝導材が利用でき放熱効果を高めることができる。
【0023】
請求項10に記載の冷温貯蔵庫の発明は、物品を収納する収納室と、前記収納室内を冷却する冷却装置と、前記収納室内を加温する請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の加温装置と、前記収納室内の空気を前記冷却装置の冷却器または前記加温装置に強制循環して熱交換させる送風機とからなるものであり、ヒーター管の外表面積が増大して放熱効果が高められ、強制対流時は被加温物の加温効率が高められる。また、冷温貯蔵庫の運転異常時などにおいて、送風機による送風が停止し、加温装置が通電されているような場合においても、放熱効果により加温装置の表面温度が過度に上昇することはなくなり、ヒーター周辺部やヒーター自体の安全性,信頼性が向上する。
【0024】
請求項11に記載の冷温貯蔵庫の発明は、物品を収納する収納室と、前記収納室内を冷却する冷却装置と、前記収納室内を加温する請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の加温装置と、前記収納室内の空気を前記冷却装置の冷却器または前記加温装置に強制循環して熱交換させる送風機とを備え、前記加温装置のヒーター管に配設した金属線が鉛直方向となり、前記送風機による送風方向が金属線と対向するよう前記加温装置を配置したものであり、強制対流時は被加温物の加温効率が高められる。また、冷温貯蔵庫の運転異常時などにおいて、送風機による送風が停止し、加温装置が通電されているような場合においても、鉛直方向に配置された金属線に沿って自然対流の放熱が促進され、加温装置の表面温度が過度に上昇することはなくなり、ヒーター周辺部やヒーター自体の安全性,信頼性が向上する。
【0025】
請求項12に記載の冷温貯蔵庫の発明は、物品を収納する収納室と、前記収納室内を冷却する冷却装置と、前記収納室内を加温する請求項5から請求項7のいずれか一項に記載の加温装置と、前記収納室内の空気を前記冷却装置の冷却器または前記加温装置に強制循環して熱交換させる送風機とを備え、前記加温装置のヒーター管に配設した波形フィンが、前記送風機による送風方向に沿うよう前記加温装置を配置したものであり、強制対流時の被加温物の加温効率が高められる。また、冷温貯蔵庫の運転異常時などにおいて、送風機による送風が停止し、加温装置が通電されているような場合においても、波形フィンのフィン効果で自然対流の放熱が促進され、加温装置の表面温度が過度に上昇することはなくなり、ヒーター周辺部やヒーター自体の安全性,信頼性が向上する。
【0026】
請求項13に記載の冷温貯蔵庫の発明は、請求項10から請求項12のいずれか一項に記載の冷温貯蔵庫の発明において、冷却装置の冷媒として可燃性冷媒を封入したものであり、冷温貯蔵庫の運転異常時などにおいて、送風機による送風が停止し、加温装置が通電され、さらに、冷却装置より可燃性冷媒が漏洩した場合にも、フィン効果で自然対流の放熱が促進されてヒーター管の表面温度が可燃性冷媒の発火温度以下に抑制されるため発火を避けることができる。また、ヒーター管を覆うメッシュ部材や多数の開口を有する金属板により、万一ヒーター管表面で漏洩した可燃性冷媒に着火しても外部雰囲気への火炎伝播が阻止され発火を避けることができる。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下、本発明による加温装置及びこの加温装置を備えた冷温貯蔵庫の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
【0028】
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1による加温装置を備えた冷温貯蔵庫の斜視図である。図2は同実施の形態の加温装置の斜視図である。図3は同実施の形態の加温装置の平面図である。
【0029】
図1、図2において、冷温貯蔵庫である自動販売機11の物品を収納する収納室12の下部に、フィンアンドチューブ型の冷却器13を有し、炭化水素系のプロパン,イソブタンなどの可燃性冷媒が封入された冷凍サイクルよりなる冷却装置と、加温装置14を備え、冷却器13と加温装置14の間に強制通風用の送風機15を配置している。また、収納室12の背面にはダクト16が配置され、ダクト16を介して収納室12と冷却器13と加温装置14が連通するよう構成されている。
【0030】
そして、冷却時は冷凍サイクルの可燃性冷媒を冷却器13で蒸発させて周辺空気を冷却し、加温時は加温装置14に通電して周辺空気を加熱し、それぞれ冷却,加熱された空気を送風機15によって強制的に熱交換させながら収納室12内に循環させて室内に収納された物品を冷却または加温し、ダクト16を通じて冷却器13または加温装置14に帰還させるものである。
【0031】
一方、加温装置14は、シーズヒーターよりなるヒーター管17を直管部18と曲管部19を有する蛇行状に曲げ加工し、間隔をおいて向かい合う2面に配置されるよう上部で折り返し管20により連結して折り返し、2連のヒーター管を形成している。
【0032】
ヒーター管の直管部18には相互に橋架するように多数のワイヤー状の金属線21が所定の間隔を有して直管部18の前後両側に熱伝導的に密着固定されている。固定方法はスポット溶接やはんだ付けのほか、耐熱性で熱伝導性のある接着材料を用いてもよい。
【0033】
また、ヒーター管17の外径Eと曲管部19の曲率半径Rとの比R/Eは、ヒーター17の外装材料をステンレスとした場合において、2.0〜3.0の範囲とすることで外形のコンパクト化が図れ、好ましくは2.3〜2.5の範囲とすることで外形のコンパクト化と曲げ加工時の変形やクラックなどに対する品質維持の両立が十分に図れる。
【0034】
さらに、加温装置14の配置姿勢は金属線21が鉛直方向に設定されるよう直管部18は水平方向に配置され、送風機15の送風方向は多数の金属線21に対して正面から対向するように設定されている。
【0035】
以上のように構成された冷温貯蔵庫についてその動作を説明する。
【0036】
収納庫12内に収納された物品を冷却する場合、冷却装置の冷却運転を行い、送風機15により冷却器13で冷却された冷気を循環させる。送風機15により循環された冷気は収納庫12内に収納された物品を冷却し、ダクト16を通り再度冷却器13へ戻り冷却を繰り返す。
【0037】
次に、収納庫12に収納された物品を加温する場合、加温装置に通電を行い、ヒーター管17を発熱させると、金属線21に熱伝導作用で伝熱され加熱装置14の全体より放熱作用が開始される。そして、送風機15の運転により強制通風による加温運転が行われ、加温装置14で加温された暖気が収納庫12内に送り込まれて収納された物品を加温し、ダクト16を通り再度加温装置14へ戻り加温を繰り返す。
【0038】
このとき、送風機15の送風方向が、多数の金属線21が間隔をおいて並べられた加温装置14の正面に対向するよう配置されているため、送風機15から吐出された空気は金属線21相互間の間隔を通じて通気できるため、通風抵抗が大きくならず効果的な熱交換作用が得られる。このため、被加温物の加温効率が高く、加温装置14の外形をコンパクト化することができ、自動販売機11内の無効スペースを削減することができる。また、逆に加温装置14のサイズを変えず表面温度を低減させてヒーター管自体や周辺部の安全性,信頼性を高めるように設計することも可能である。
【0039】
一方、加温運転で加温装置14への通電中に、自動販売機11の電気的な故障等により、送風機15が停止した場合、加温装置14への送風が停止するため、ヒーター管17または金属線21の表面から空気への放熱は自然対流のみとなるため悪化し、ヒーター管17の表面温度は上昇する。
【0040】
この時、万一冷却器3を含む冷却装置から可燃性冷媒が漏れて、加温装置14の周辺雰囲気が可燃性冷媒の燃焼範囲濃度に達した場合においても、加温装置14は鉛直方向に配列された多数の金属線21を有しているため、自然対流時にも金属線に沿った上昇気流で放熱を促進することができ、ヒーター管17の表面温度を可燃性冷媒の着火温度(イソブタン,プロパンで概ね460℃〜500℃)以下にまで低減することができる。このため、加温装置14が着火源となって冷媒が発火することがなく、可燃性冷媒の漏洩時に送風機を含む機器の故障が重なった異常時においても安全性を確保できる。
【0041】
なお、実際の設計においては、ヒーター管17の表面温度が可燃性冷媒の着火温度より約100℃低い350〜400℃程度に抑えて裕度を持たせ、バラツキ要因などに対応できるよう、通常の加温時に所望される発熱量をヒーター管17の入力や全長及び金属線21の本数,外径,長さ等の諸元を定めるのが望ましい。
【0042】
また、上述の作用効果は異常時について述べたが、通常の加温運転時においても金属線21のフィン効果により放熱効果が高まり、収納庫12内に対する被加温物の加温効率が向上してヒーター管17の入力を低減できるため、省エネルギー化を図ることができる。
【0043】
また、加温装置14の単品についても、金属線21のフィン効果により放熱効果が高くヒーター管17の入力を低減できるため、加温機能を必要とする種々の機器や装置に適用して省エネルギー化や安全性,信頼性の向上を図ることができる。また、同等の加温性能に対して加温装置14のサイズをコンパクト化することも可能となり、適用機器や適用装置に占める無効スペースが減じられて有効容積効率を高める効果も発揮することができる。特に本実施の形態では、金属線21にフィン効果を持たせているためフィン形状が出っ張らず加温装置14の外形をよりコンパクトにまとめることが可能である。
【0044】
なお、本実施の形態ではヒーター管17を2連に蛇行させて、かつそれぞれのヒーター管17の両側に金属線21を多数密着固定させたが、所望の放熱量によってはヒーター管17の片側のみに配設してもよく、ヒーター管17自体も1連の蛇行仕様でもかまわない。また、逆にヒーター管17を3連以上に重ねてより発熱量を高めることも当然可能である。
【0045】
(実施の形態2)
図4は、本発明の実施の形態2による加温装置の斜視図である。
【0046】
図4において、加温装置22は、シーズヒーターよりなるヒーター管23を直管部24と曲管部25を有する蛇行状に曲げ加工し、間隔をおいて向かい合う2面に配置されるよう上部で折り返し管26により連結して折り返し、2連のヒーター管を形成している。
【0047】
ヒーター管23は折り返し管26によって2連の蛇行面に折り曲げ形成される前に、それぞれの蛇行面のヒーター管の直管部24には、一条の金属線27が直管部24同士を橋架するように、間隔をおいて外郭に熱伝導的に巻き付けられる。
【0048】
以上のような構成において、一条の金属線27をやや張力を加えながら巻き付ける簡便な工法で金属線27をヒーター管23の両側に密着させることができるので、多数の金属線をヒーター管23上に配置して固着させる手間を費やさず、合理的かつ経済的である。
【0049】
金属線27の密着状態をさらに補強する必要がある場合には、スポット溶接やはんだ付けのほか、耐熱性で熱伝導性のある接着材料で補強してもよい。
【0050】
そして、この加温装置22が完成後に発揮する単品の効果または冷温貯蔵庫に適用した場合の効果は実施の形態1と同様のものを得ることができる。
【0051】
(実施の形態3)
図5は、本発明の実施の形態3による加温装置の正面図である。図6は同実施の形態の加温装置の要部斜視図である。
【0052】
図5,図6において、加温装置28は、シーズヒーターよりなるヒーター管29を直管部30と曲管部31を有する蛇行状に曲げ加工し、間隔をおいて向かい合う2面に配置されるよう上部で折り返し管32により連結して折り返し、2連のヒーター管を形成している。
【0053】
ヒーター管の直管部30には、一側の折り返し部33に切り欠き34を有する連続した波形フィン35が管上部より圧入され、ヒーター管29と波形フィン35が熱伝導的に密着固定されている。
【0054】
波形フィン35にはアルミなどの高熱伝導材料が用いられ、その波型形状は矩形波状を繰り返す形状としている。波型形状は矩形波状にとらわれるものでなく、正弦波や三角形状波などでもかまわない。
【0055】
また、加温装置28を冷温貯蔵庫などの機器の加温機能として送風機による強制通風を利用する場合は、加温装置28の配置姿勢を波形フィン35を送風方向に沿うように配置する。
【0056】
以上のような構成において、表面積の大きい波形フィン35がヒーター管29の放熱面積を拡大し放熱効果が高められる。放熱効果が高められる分ヒーター管29の表面温度が低下し、ヒーター管29の周辺部やヒーター管29自体の安全性,信頼性が向上する。また、フィンが波形に連続し、切り欠き34にヒーター管29を圧入するだけで装着できるので組み込み作業が容易であり、生産性に優れる。また、接着固定のための工数や接着材料などのコスト面で経済的である。
【0057】
そして、この加温装置28が完成後に発揮する単品の効果または冷温貯蔵庫に適用した場合の効果は実施の形態1,2と同様のものを得ることができる。
【0058】
(実施の形態4)
図7は、本発明の実施の形態4による加温装置の要部斜視図である。
【0059】
図7において、波形フィン36は一側の折り返し部37にヒーター管を挿通する切り欠き38、他側の折り返し部39に通気孔40を設けている。波形フィン36の取り付け構成は実施の形態3と同様であり、通気孔40が上部になるような姿勢で取り付けられている。
【0060】
以上のような構成により、自然対流による放熱時に上昇熱を通気孔40を貫流して放出させることができ、フィン部に熱がこもらず放熱効果の低下を防止することができる。なお、波形フィン36は矩形波でなく、正弦波や三角波など他の形状でも差し支えないが、通気孔40を穿設加工し、その後波形に折り曲げ加工する場合は通気孔40周辺の変形などを防止する意味で矩形波の方が扱いやすい面はある。
【0061】
(実施の形態5)
図8は、本発明の実施の形態5による加温装置の斜視図である。
【0062】
図8において、蛇行状に曲げ加工されたヒーター管41が所定の間隔をおいて金属製のメッシュ部材42で覆われて加温装置43を形成している。
【0063】
以上のような構成において、金属製のメッシュ部材42はメッシュ部より通気が可能であるので送風機による強制対流及び自然対流の通気による放熱性を確保しながらヒーター管41への外的影響を阻止できる。
【0064】
また、可燃性冷媒を適用した冷温貯蔵庫の可燃性冷媒が何らかの要因で漏洩し、加温装置43が可燃性の雰囲気に曝された場合にヒーター管41の表面で万一発火してもメッシュ部の抵抗により外部雰囲気中に火炎が伝播せず引火せず、異常時の安全性を確保することができる。この場合、金属製のメッシュ部材42に覆われるヒーター管41の仕様に特別な制約はなく、所要発熱量を満足する任意のヒーターを選定でき、設計の自由度が高められる。
【0065】
メッシュ部の開口面積や形状およびヒーター管41とメッシュ部材42との間隔は、外部への火炎伝播を防止できる適切な範囲があり、ヒーターの設計表面温度との相関で実験的に確認し、安全率を見込んで総合的にこれらの諸元を選定する。
【0066】
(実施の形態6)
図9は、本発明の実施の形態6による加温装置の斜視図である。
【0067】
図9において、蛇行状に曲げ加工されたヒーター管44が所定の間隔をおいて多数の開口45を有する金属板46で覆われて加温装置47を形成している。
【0068】
以上のような構成において、多数の開口45より通気が可能であるので送風機による強制対流及び自然対流の通気による放熱性を確保しながらヒーター管44への外的影響を阻止できる。また、金属板46をアルミや銅などの高熱伝導材料として放熱効果を補足的に高めることも可能である。
【0069】
また、可燃性冷媒を適用した冷温貯蔵庫の可燃性冷媒が何らかの要因で漏洩し、加温装置47が可燃性の雰囲気に曝された場合にヒーター管44の表面で万一発火しても金属板の開口45の抵抗により外部雰囲気中に火炎が伝播せず引火せず、異常時の安全性を確保することができる。この場合、金属板46に覆われるヒーター管44の仕様に特別な制約はなく、所要発熱量を満足する任意のヒーターを選定でき、設計の自由度が高められる。
【0070】
金属板の開口45の面積や形状およびヒーター管44と金属板46との間隔は、外部への火炎伝播を防止できる適切な範囲があり、ヒーターの設計表面温度との相関で実験的に確認し、安全率を見込んで総合的にこれらの諸元を選定する。
【0071】
【発明の効果】
以上説明したように請求項1に記載の発明は、直管部と曲管部を有する蛇行状に曲げ加工されたヒーター管の直管部同士を橋架するように、互いに間隔をおいて熱伝導的に金属線を配設したので、コンパクトなスペースで金属線が放熱フィン効果を発揮して加熱効率が高められる。このため、加温装置の小型化が図れ、放熱効果が向上する分ヒーター管の表面温度を低下させてヒーター周辺部やヒーター自体の安全性,信頼性を高めることもできる。
【0072】
また、請求項2に記載の加温装置の発明は、請求項1に記載の加温装置の発明において、ヒーター管を挟んで金属線を両側に配設したので、追加スペースをほとんど費やさず放熱効果をより高めることができる。
【0073】
また、請求項3に記載の加温装置の発明は、直管部と曲管部を有する蛇行状に曲げ加工されたヒーター管の直管部同士を橋架するように、一条の金属線を、間隔をおいて熱伝導的に巻き付けたので、多数の金属線をヒーター管上に配置して固着させる手間を費やさず、簡便な工法で金属線をヒーター管に密着させた加温装置を提供できる。
【0074】
また、請求項4に記載の加温装置の発明は、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の加温装置を間隔をおいて向かい合う複数面に配置し、折り返し管により連結して一の加温装置として連続的に一体形成したので、コンパクトな空間内に長いヒーター管を収めることができ、金属線もスペースをとらないので一定の外形容積で加熱量を大きく設計したり、所望加熱量を得るための加熱装置の外形容積を小さく設計できる。
【0075】
また、請求項5に記載の加温装置の発明は、一側の折り返し部に切り欠きを有する連続した波形フィンの切り欠きに蛇行状に曲げ加工されたヒーター管の直管部を挿通密着させたので、表面積の大きい波形フィンがヒーター管の放熱面積を拡大し放熱効果が高められ加温装置の小型化が図れる。放熱効果が向上する分ヒーター管の表面温度が低下し、ヒーター周辺部やヒーター自体の安全性,信頼性が向上する。また、フィンの固定に材料や手間を伴わず生産性が高く経済的である。
【0076】
また、請求項6に記載の加温装置の発明は、請求項5に記載の加温装置の発明に、さらに、波形フィンの折り返し部に通気孔を設けたので、自然対流による放熱時に上昇熱を貫流させることができ、フィン部に熱がこもらず放熱効果の低下を防止することができる。
【0077】
また、請求項7に記載の加温装置の発明は、請求項5または請求項6に記載の加温装置を間隔をおいて向かい合う複数面に配置した加温装置同士を折り返し管により連結して一の加温装置として連続的に一体形成したので、コンパクトな空間内にフィン面積の大きい、長いヒーター管を収めることができ、一定の外形容積で加熱量を大きく設計したり、所望加熱量を得るための外形容積を小さく設計できる。
【0078】
また、請求項8に記載の加温装置の発明は、直管部と曲管部を有する蛇行状に曲げ加工されたヒーター管を金属製のメッシュ部材で覆ったので、通気性を確保しながらヒーター管への外的影響を阻止できる。また、可燃性の雰囲気に曝された場合にヒーター管表面で万一発火しても外部に火炎が伝播せず引火しないため安全性を確保できる。
【0079】
また、請求項9に記載の加温装置の発明は、直管部と曲管部を有する蛇行状に曲げ加工されたヒーター管を多数の開口を有する金属板で覆ったので、通気性を確保しながらヒーター管への外的影響を阻止できる。また、可燃性の雰囲気に曝された場合にヒーター管表面で万一発火しても外部雰囲気中に火炎が伝播せず引火しないため安全性を確保できる。また、アルミ等の金属板が利用でき放熱効果を高めることができる。
【0080】
また、請求項10に記載の冷温貯蔵庫の発明は、物品を収納する収納室を冷却する冷却装置と、収納室内を加温する請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の加温装置と、収納室内の空気を冷却装置の冷却器または加温装置に強制循環して熱交換させる送風機とからなるので、ヒーター管の外表面積が増大して放熱効果が高められ、強制対流時は被加温物の加温効率が高められる。また、送風機による送風が停止する異常時には、加温装置が通電されているような場合においても、加温装置の表面温度が過度に上昇せず、ヒーター周辺部やヒーター自体の安全性,信頼性が向上する。
【0081】
また、請求項11に記載の冷温貯蔵庫の発明は、物品を収納する収納室と、収納室内を冷却する冷却装置と、収納室内を加温する請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の加温装置と、収納室内の空気を冷却装置の冷却器または加温装置に強制循環して熱交換させる送風機とを備え、ヒーター管に配設した金属線が鉛直方向となり、送風機による送風方向が金属線と対向するよう加温装置を配置したので、強制対流時は被加温物の加温効率が高められる。また、送風機による送風が停止するような異常時に加温装置が通電されているような場合においても、鉛直方向に配置された金属線に沿って自然対流の放熱が促進され、加温装置の表面温度が過度に上昇せず、ヒーター周辺部やヒーター自体の安全性,信頼性が向上する。
【0082】
また、請求項12に記載の冷温貯蔵庫の発明は、物品を収納する収納室と、収納室内を冷却する冷却装置と、収納室内を加温する請求項5から請求項7のいずれか一項に記載の加温装置と、収納室内の空気を冷却装置の冷却器または加温装置に強制循環して熱交換させる送風機とを備え、ヒーター管に配設した波形フィンが、送風機による送風方向に沿うよう加温装置を配置したので、強制対流時の被加温物の加温効率が高められる。また、送風機による送風が停止するような異常時に加温装置が通電されているような場合においても、波形フィンのフィン効果で自然対流の放熱が促進され、加温装置の表面温度が過度に上昇せず、ヒーター周辺部やヒーター自体の安全性,信頼性が向上する。
【0083】
また、請求項13に記載の冷温貯蔵庫の発明は、請求項10から請求項12のいずれか一項に記載の冷温貯蔵庫の発明において、冷却装置の冷媒として可燃性冷媒を封入したので、冷温貯蔵庫の運転異常時などにおいて、送風機による送風が停止し、加温装置が通電され、さらに、冷却装置より可燃性冷媒が漏洩した場合にも、自然対流による放熱が促進されてヒーター管の表面温度が可燃性冷媒の発火温度以下に抑制され発火を避けることができる。また、ヒーター管を覆うメッシュ部材や多数の開口を有する金属板により、万一ヒーター管表面で漏洩した可燃性冷媒に着火しても外部雰囲気への火炎伝播が阻止され発火を避け安全性を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による実施の形態1の加温装置を備えた冷温貯蔵庫の斜視図
【図2】同実施の形態の加温装置の斜視図
【図3】同実施の形態の加温装置の正面図
【図4】本発明による実施の形態2の加温装置の斜視図
【図5】本発明による実施の形態3の加温装置の正面図
【図6】同実施の形態の加温装置の要部斜視図
【図7】本発明による実施の形態4の加温装置の要部斜視図
【図8】本発明による実施の形態5の加温装置の斜視図
【図9】本発明による実施の形態6の加温装置の斜視図
【図10】従来の加温装置を備えた冷温貯蔵庫の斜視図
【図11】従来の加温装置の斜視図
【符号の説明】
11 自動販売機(冷温貯蔵庫)
12 収納室
13 冷却器(冷却装置)
14,22,28,43,47 加温装置
15 送風機
17,23,29,41,44 ヒーター管
18,24,30 直管部
19,25,31 曲管部
20,26,32 折り返し管
21,27 金属線
33,39 折り返し部
34 切り欠き
35,36 波形フィン
40 通気孔
42 メッシュ部材
45 開口
46 金属板

Claims (13)

  1. 直管部と曲管部を有する蛇行状に曲げ加工されたヒーター管と、前記ヒーター管の直管部同士を橋架するように、互いに間隔をおいて熱伝導的に配設された金属線とからなる加温装置。
  2. ヒーター管を挟んで金属線を両側に配設した請求項1に記載の加温装置。
  3. 直管部と曲管部を有する蛇行状に曲げ加工されたヒーター管と、一条の金属線とよりなり、ヒーター管の前記直管部同士を橋架するように、前記一条の金属線を、間隔をおいて前記ヒーター管の外郭に熱伝導的に巻き付けてなる加温装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の加温装置を間隔をおいて向かい合う複数面に配置し、前記複数面に配置された加温装置同士を折り返し管により連結して一の加温装置として連続的に一体形成してなる加温装置。
  5. 直管部と曲管部を有する蛇行状に曲げ加工されたヒーター管と、一側の折り返し部に切り欠きを有する連続した波形フィンと、前記波形フィンの切り欠きに前記ヒーター管の直管部を挿通密着させてなる加温装置。
  6. 波形フィンの折り返し部に通気孔を設けた請求項5に記載の加温装置。
  7. 請求項5または請求項6に記載の加温装置を間隔をおいて向かい合う複数面に配置し、前記複数面に配置された加温装置同士を折り返し管により連結して一の加温装置として連続的に一体形成してなる加温装置。
  8. 直管部と曲管部を有する蛇行状に曲げ加工されたヒーター管を金属製のメッシュ部材で覆ってなる加温装置。
  9. 直管部と曲管部を有する蛇行状に曲げ加工されたヒーター管を多数の開口を有する金属板で覆ってなる加温装置。
  10. 物品を収納する収納室と、前記収納室内を冷却する冷却装置と、前記収納室内を加温する請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の加温装置と、前記収納室内の空気を前記冷却装置の冷却器または前記加温装置に強制循環して熱交換させる送風機とからなる加温装置を備えた冷温貯蔵庫。
  11. 物品を収納する収納室と、前記収納室内を冷却する冷却装置と、前記収納室内を加温する請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の加温装置と、前記収納室内の空気を前記冷却装置の冷却器または前記加温装置に強制循環して熱交換させる送風機とを備え、前記加温装置のヒーター管に配設した金属線が鉛直方向となり、前記送風機による送風方向が金属線と対向するよう前記加温装置を配置してなる加温装置を備えた冷温貯蔵庫。
  12. 物品を収納する収納室と、前記収納室内を冷却する冷却装置と、前記収納室内を加温する請求項5から請求項7のいずれか一項に記載の加温装置と、前記収納室内の空気を前記冷却装置の冷却器または前記加温装置に強制循環して熱交換させる送風機とを備え、前記加温装置のヒーター管に配設した波形フィンが、前記送風機による送風方向に沿うよう前記加温装置を配置してなる加温装置を備えた冷温貯蔵庫。
  13. 冷却装置の冷媒として可燃性冷媒を封入した請求項10から請求項12のいずれか一項に記載の加温装置を備えた冷温貯蔵庫。
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