JP2004100245A - 階段キット - Google Patents

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山藤 裕
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Abstract

【課題】手間暇をほとんど要さず、簡単に作製できるとともに、あらゆる段差に対応できる階段キットを提供する。
【解決手段】段差を分割するための段板5と、段板5の側方に立設され、段板5を支持するための支持板4と、段板5の高さ方向の位置を調節するための高さ調節機構とを備え、高さ調節機構は、支持板4に設けられた高さ方向に延びる係合溝4b,4cに対して相対移動可能に係合するとともに、段板5を略水平に支持する支持部材6と、支持板4における支持部材6の下方位置に固着されたブラケット8と、支持部材6に締結されているとともに、ブラケット8に螺合構造を介して支持されており、その螺合部位を変化させることによりブラケット8に対して高さ方向に移動して、支持部材6を係合溝4b,4cに対して相対移動させる長尺ボルト10とを備えた。
【選択図】   図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、特に高齢者や身障者が、建築物等に存在する段差部分を昇降する際の歩行を補助する階段キットに関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば和風の家屋の玄関においては、通常、座敷と土間との段差が比較的大きい。高齢者や身体障害者にとってこのような大きな段差を昇降するのは、足腰に大きな負担がかかるなど比較的多大な労力を要するとともに、躓いたり、時には転倒するなどの危険性がある。したがって、このような労力や危険性をできるだけ低減することが強く求められている。
【0003】
そこで、比較的大きな段差を所定数に分割して、高齢者等が楽に大きな段差部分を昇降できるようその昇降を補助する階段を例えば木材で作製することが考えられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記のような階段を木材等で作製する場合、階段の各段差を均等にしたり、あるいは階段を地面に平行にしたりするなどの作業に多大な手間暇を要する。
【0005】
また、段差の程度は家屋によってそれぞれ異なることから、各家屋の段差に応じて階段の段差を調節できるものが要求されていた。
【0006】
本発明は、上記に鑑みてなされたもので、手間暇をほとんど要することなく簡単に作製できるとともに、あらゆる段差に対応できる階段キットを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、段差を分割するための段板と、前記段板の側方に立設され、前記段板を支持するための側板と、前記段板の高さ方向の位置を調節するための高さ調節機構とを備え、前記高さ調節機構は、前記側板に設けられた前記高さ方向に延びる係合溝に対して相対移動可能に係合するとともに、前記段板を略水平に支持する段板支持部材と、前記側板に固定された固定部材と、前記段板支持部材に締結されているとともに、前記固定部材に螺合構造を介して支持されており、前記螺合部位を変化させることにより前記固定部材に対して前記高さ方向に移動して、前記段板支持部材を前記係合溝に対して相対移動させる高さ調節部材とを備えることを特徴とする階段キットである。
【0008】
この発明によれば、この階段キットを組み立てる場合、段板支持部材を側板の係合溝に係合させるとともに、側板における段板支持部材の下方位置に固定部材を固定させ、この固定部材に高さ調節部材を螺合させるだけでよく、簡単に組み立てることができる。
【0009】
また、この階段キットにあっては、段板支持部材が、側板に設けられた高さ方向に延びる係合溝に対して相対移動可能に係合し、高さ調節部材における固定部材との螺合部位を変化させることにより、段板支持部材を側板の係合溝に対して相対移動させるように構成されているので、簡単に段板の高さを調節することができるとともに、種々の段差に対して均等な段差の階段を提供することができる。
【0010】
その際、段板が複数ある場合には、前記側板に、各段板を前後にずらした状態で水平に支持させるように構成すればよい(請求項2)。
【0011】
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の階段キットにおいて、前記係合溝に沿って目盛りが付されていることを特徴とするものである。この発明によれば、段板の高さを調節する場合に、段板間の間隔を均等にする等の作業を容易に行うことが可能となり、当該階段キットの組立作業性を向上することが可能となる。
【0012】
請求項4に記載の発明は、請求項1ないし3のいずれかに記載の階段キットにおいて、前記側板に沿って手摺り部材が設けられていることを特徴とするものである。この発明によれば、段差をより楽に昇降することができるとともに、階段キットの安全性を向上することができる。
【0013】
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の階段キットにおいて、前記手摺り部材は、前記側板に対し上方に突出して取り付けられた支持部材に支持されており、前記支持部材は、前記高さ方向に前記側板への取付位置が選択可能に複数設けられ、前記取付位置を変更することにより上方への突出量が変更可能に構成されていることを特徴とするものである。この発明によれば、支持部材には、高さ方向に側板への取付位置が選択可能に複数設けられ、その取付位置を変更することにより支持部材の上方への突出量を変更可能に構成したので、手摺り部材の高さを調節することが可能となる。また、一の側板に複数の支持部材が備えられる場合には、各支持部材の突出量を変えることで、手摺り部材の傾斜を変更することが可能となる。
【0014】
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の階段キットにおいて、前記手摺り部材は、前記支持部材による支持位置を中心として揺動自在に前記支持部材に取り付けられているとともに、前記支持位置が手摺り部材の軸方向に変更可能に構成されていることを特徴とする。この発明によれば、手摺り部材を、支持部材による支持位置を中心として揺動自在に支持部材に取り付けるとともに、その支持位置を手摺り部材の軸方向に変更可能に構成したので、簡単に手摺り部材の傾斜を変更することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明に係る階段キットの実施形態について説明する。
【0016】
図1は、本実施形態に係る階段キット1全体の概略斜視図である。
【0017】
図1に示すように、階段キット1は、例えば和式玄関等のように比較的段差の大きい段部Sに設置されるもので、その段部Sの段差を所定数(本実施形態では3段)に分割する階段を付与して、特に老人や身体障害者等がこの段差Sを楽に昇降することができるようにするためのものである。
【0018】
階段キット1は、大きく分けて、階段部2と、階段部2の両側方に取り付けられた手摺り部3とから構成されている。なお、図1において、矢印A側を手前側、矢印B側を奥側、矢印C側を右側、矢印D側を左側というものとする。
【0019】
以下、各部2,3の詳細な構造について説明する。
【0020】
階段部2は、所定間隔を介して対向して垂設された支持板4と、段部Sを所定の段数の段差(本実施形態では3つの段差)に分割する段板5とを備えて構成されている。なお、階段部2の構造は、左右両側で略同様であるので、一側方について説明する。
【0021】
図2は、支持板4の内面4aの構造を示す図である。
【0022】
図2に示すように、支持板4の内面4aには、鉛直方向に延びる複数の係合溝4b,4cが形成されている。この係合溝4b,4cは、図3に示すように、上方からみて先細りの台形形状を有しており、段板5を所定の高さ位置で支持する支持部材6の一部の部位が嵌め込まれる溝である。
【0023】
支持部材6は、図3,図4に示すように、一端部6aが末広がりの台形形状に形成された直方板状の部材であり、その一端部6aが支持板4に形成された係合溝4b,4cに嵌め込まれている。支持部材6は、段板5の下面適所に形成された凹部5aに嵌め込まれた状態で、ボルト7により段板5と締結されている。
【0024】
また、支持部材6の下方において、断面L字型のブラケット8が、一方の板面部8a(以下、第1板面部8aという)を支持板4に密着させた状態で支持板4の適所にボルト9により固定されている。ブラケット8の他方の板面部8b(以下、第2板面部8bという)には、長尺状のボルト10(以下、長尺ボルト10という)が挿通されており、この長尺ボルト10には、第2板面部8bの上下両側の位置に、それぞれナット11,12が第2板面部8bの各面に密着させた状態で螺合されている。これにより、長尺ボルト10がブラケット8に固定されるとともに、ナット11,12を所定の方向に回転させることにより、第2板面部8bからの長尺ボルト10の上方への突出量Lを変更することができる。すなわち、下側のナット11を時計周りに回転させることにより長尺ボルト10が下方に移動する一方、上側のナット12を時計周りに回転させることにより長尺ボルト10が上方に移動する。長尺ボルト10の上端は、支持部材6に形成されたボルト穴6bに螺合されているので、長尺ボルト10の移動に連動して支持部材6が上下方向に移動する。したがって、各ナット11,12を所定の方向に回転させることにより、支持部材6の高さ位置を変更することができる。
【0025】
本実施形態では、各段板5ごとに、その側方の手前側及び奥側でそれぞれ上記のような構造を有している。奥側の係合溝4cは、段板5の高さ位置が手前側より高いので、手前側の係合溝4bより上方に長く形成されている。各係合溝4b,4cの近傍には、目盛りMが付されており、段板5を水平に保ったり、段板5の配設により生じる段差を均等にするのを容易に行うことができる。
【0026】
左右両側の支持板4は、両支持板4の間隔を一定に保つため、手前側及び奥側の適所で底板13,14により、奥側の適所で背板15により連結されている。また、図5に示すように、手前側の底板13の上面適所と、手前側の段板5の上面及び下面適所と、奥側の段板5の下面適所には、それぞれスリット状の溝5b,12a(以下、スリット溝5b,12aという)が左右方向に形成されており、各段差の隙間に足を踏み外さないように、カバー16,17がそのスリット溝5b,12aに嵌め込んで取り付けられ、段板5間及び段板5と底板13間との隙間Qを閉塞している。各段板5の上面手前側には、滑り止めのため、左右に延びる滑り防止溝5cがそれぞれ設けられている。
【0027】
図6は、階段部3の全体構成を示す図である。
【0028】
図6に示すように、階段キット1は、各支持板4に沿って手摺り部材18が設けられている。手摺り部材18は、支持板4の手前側適所に垂設された短支柱19と奥側適所に垂設された長支柱20の各先端に取り付けられている。手摺り部材18は、略円柱形状のバー部材18aと一端側が湾曲した湾曲部材18bとがジョイント部材18cにより連結された構成を有する。
【0029】
短支柱19、長支柱20の各下端側は、支持板4側の一部領域が平面状に切削されており、この切削された部位において、複数のボルト穴19a,20aが長手方向に所定間隔rで穿設されている。また、支持板4には、このボルト穴19a,20aに対応して支柱取付穴4d(図2参照)が穿設されている。そして、短支柱19及び長支柱20の各平面部分と支持板4とを密着させて、短支柱19及び長支柱20に穿設された複数のボルト穴19a,20aのうちそれぞれ2つのボルト穴と支持板4の支柱取付穴4dとに図略のボルトが螺合されることにより、短支柱19及び長支柱20が支持板4に取り付けられている。選択する短支柱19及び長支柱20のボルト穴19a,20aに応じて、支持板4から上方に突出する短支柱19及び長支柱20の長さR1,R2が変化するので、短支柱19及び長支柱20のボルト穴19a,20aを適宜選択することにより、手摺り部材18の傾斜が変更可能となっている。
【0030】
図7(a)は、手摺り部材18と短支柱19又は長支柱20との接続部分の拡大図、(b)は、(a)のP−P線からみた矢視図である。
【0031】
図7(a),(b)に示すように、手摺り部材18と短支柱19及び長支柱20とは、断面L字型の回動部材21を介して取り付けられている。手摺り部材18のバー部材18aの両端の一部領域は、図7(a)の矢印Gに示すように、平面状に切削されている一方、図7(b)の矢印Hに示すように、短支柱19及び長支柱20の先端の一部領域も平面状に切削されている。回動部材21の各平面部21a,21bは、手摺り部材18、短支柱19及び長支柱20の上記平面部18d,18e,19bに密着した状態で、手摺り部材18にはビス22により固定され、短支柱19及び長支柱20には連結部材23により回動自在に取り付けられている。
【0032】
手摺り部材18の傾斜を変更するには、短支柱19及び長支柱20の各先端位置(支持板4からの短支柱19及び長支柱20の突出量)を変更すればよいが、このとき、短支柱19の先端と長支柱20の先端との距離、すなわち、短支柱19側の回動部材21の取付位置と長支柱20側の回動部材21の取付位置との距離が変化するので、本実施形態では、手摺り部材18における短支柱19側の平面部18dの長さR3を長支柱20側の平面部18eより軸方向に長く形成し、短支柱19側の回動部材21の取付位置を変更するだけで、手摺り部材18をさまざまな傾斜に設定できるようにしている。なお、手摺り部材18における長支柱20側の平面部18eを短支柱19側の平面部18dより軸方向に長く形成し、長支柱20側の回動部材21の取付位置を変更するようにしてもよい。
【0033】
以上のような階段キット1を組み立てる場合、まず、支持板4と底板13,14及び背板15とをボルト等により連結し、支持部材6を係合溝4b,4cに下方から嵌め込んだ後、ブラケット8を支持板4に固着する。そして、長尺ボルト10をブラケット8に挿通し、この長尺ボルト10にブラケット8の第2板面部8bの上下両側からナット10,11を螺合させた後、長尺ボルト10の先端を支持部材6に連結する。その後、底板13及び段板5のスリット状溝13a,5bにカバー16,17を嵌め込みながら、支持部材6上に段板5を載置し、ボルト7により支持部材6と段板5とを締結する。
【0034】
一方、手摺り部3においては、短支柱19及び長支柱20を、取付位置を決めて支持板4に取り付けた後、回動部材21を短支柱19及び長支柱20の先端に取り付ける。そして、バー部材18aと湾曲部材18bとをジョイント部材18cにより予め連結した手摺り部材18と回動部材21とを締結する。以上により、階段が完成する。
【0035】
この階段において、図4に示すように、ボルト11またはボルト12を時計周りに回転させることにより、実線及び点線で示すように、長尺ボルト10が矢印V方向に移動して突出量Lが変更し、その結果、支持部材6を矢印W方向に移動して段板5の高さ位置を変更することができる。その際、係合溝4b,4cの近傍に目盛りMが付されているので、この目盛りMにしたがって段板5の高さ位置を設定する。
【0036】
また、図6の実線及び点線で示すように、例えば、長支柱20を下方に下げて支持板4に取り付ける等、短支柱19または長支柱20を矢印X方向に移動して支持板4に取り付けることにより、回動部材21と短支柱19及び長支柱20との連結位置を中心として手摺り部材18が矢印Yまたは矢印Z方向に揺動して、手摺り部材18の傾斜を変更することができる。
【0037】
以上のように、本実施形態に係る階段キット1は、ボルト11または12を回転させるだけで、段板5を上下に移動させることができるようになっているので、段板5の高さの調節を簡単に行うことができるとともに、種々の段差に対応することができる。
【0038】
また、係合溝4b,4cの近傍に目盛りMを設けたので、段板5の高さを調節する場合に、段板5間の間隔を均等にする等の作業を容易に行うことが可能となり、階段キット1の組立作業性を向上することができる。
【0039】
また、短支柱19及び長支柱20に複数のボルト穴19a,20aを長手方向に所定間隔rで穿設し、支持板4から上方に突出する短支柱19及び長支柱20の長さR1,R2が変更できるようにしたので、手摺り部材18の傾斜を変更することができる。
【0040】
また、手摺り部材18における短支柱19側の平面部18dの長さR3を長支柱20側の平面部18eより軸方向に長く形成したので、短支柱19側の回動部材21の取付位置を変更するという簡単な作業で、手摺り部材18をさまざまな傾斜に設定することができる。
【0041】
なお、上記実施形態では、階段部2の両側方に手摺り部3が設けられているが、これに限られず、一側方が所定の壁等に接している場合には、その側方には手摺り部3を設けなくてもよい。
【0042】
また、上記実施形態は、段部Sを3段に分割するものであるが、この分割数はいくつであってもよく、その分割数に応じて段板5、支持部材6や係合溝4b,4c等を増減すればよい。
【0043】
【発明の効果】
本発明によれば、この階段キットを組み立てる場合、段板支持部材を側板の係合溝に係合させるとともに、側板における段板支持部材の下方位置に固定部材を固定させ、この固定部材に高さ調節部材を螺合させるだけでよく、簡単に組み立てることができる。
【0044】
また、この階段キットにあっては、段板支持部材が、側板に設けられた高さ方向に延びる係合溝に対して相対移動可能に係合し、高さ調節部材における固定部材との螺合部位を変化させることにより、段板支持部材を側板の係合溝に対して相対移動させるように構成されているので、簡単に段板の高さを調節することができるとともに、種々の段差に対して均等な段差の階段を提供することができる。
【0045】
本発明によれば、段板の高さを調節する場合に、段板間の間隔を均等にする等の作業を容易に行うことが可能となり、当該階段キットの組立作業性を向上することができる。
【0046】
本発明によれば、段差をより楽に昇降させることができるとともに、階段キットの安全性を向上することができる。
【0047】
本発明によれば、支持部材には、高さ方向に側板への取付位置が選択可能に複数設けられ、その取付位置を変更することにより支持部材の上方への突出量を変更可能に構成したので、手摺り部材の高さを調節することができる。また、一の側板に複数の支持部材が備えられる場合には、各支持部材の突出量を変えることで、手摺り部材の傾斜を変更することができる。
【0048】
本発明によれば、手摺り部材を、支持部材による支持位置を中心として揺動自在に支持部材に取り付けるとともに、その支持位置を手摺り部材の軸方向に変更可能に構成したので、簡単に手摺り部材の傾斜を変更することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係る階段キット全体の概略斜視図である。
【図2】支持板の内面の構造を示す図である。
【図3】支持部材近傍の構造を説明するための平面図である。
【図4】支持部材近傍の構造を説明するための一部破断側面図である。
【図5】カバーの取付構造等を示す側面図である。
【図6】階段部の全体構成を示す図である。
【図7】(a)は、手摺り部材と短支柱又は長支柱との接続部分の拡大図、(b)は、(a)のP−P線からみた矢視図である。
【符号の説明】
1   階段キット
2   階段部
3   手摺り部
4   支持板
5   段板
4b,4c 係合溝
6   支持部材
8   ブラケット
10  長尺ボルト
11,12 ナット
18  手摺り部材
18d,18e 平面部
19  短支柱
19a ボルト穴
20  長支柱
20a ボルト穴
21  回動部材
23  連結部材
S   段部

Claims (6)

  1. 段差を分割するための段板と、
    前記段板の側方に立設され、前記段板を支持するための側板と、
    前記段板の高さ方向の位置を調節するための高さ調節機構とを備え、
    前記高さ調節機構は、前記側板に設けられた前記高さ方向に延びる係合溝に対して相対移動可能に係合するとともに、前記段板を略水平に支持する段板支持部材と、
    前記側板に固定された固定部材と、
    前記段板支持部材に締結されているとともに、前記固定部材に螺合構造を介して支持されており、前記螺合部位を変化させることにより前記固定部材に対して前記高さ方向に移動して、前記段板支持部材を前記係合溝に対して相対移動させる高さ調節部材とを備えることを特徴とする階段キット。
  2. 前記側板は、複数の段板を前後にずらした状態で水平に支持するものであることを特徴とする請求項1に記載の階段キット。
  3. 前記係合溝に沿って目盛りが付されていることを特徴とする請求項1または2に記載の階段キット。
  4. 前記側板に沿って手摺り部材が設けられていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の階段キット。
  5. 前記手摺り部材は、前記側板に対し上方に突出して取り付けられた支持部材に支持されており、前記支持部材は、前記高さ方向に前記側板への取付位置が選択可能に複数設けられ、前記取付位置を変更することにより上方への突出量が変更可能に構成されていることを特徴とする請求項4に記載の階段キット。
  6. 前記手摺り部材は、前記支持部材による支持位置を中心として揺動自在に前記支持部材に取り付けられているとともに、前記支持位置が手摺り部材の軸方向に変更可能に構成されていることを特徴とする請求項5に記載の階段キット。
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JP5254489B1 (ja) * 2012-12-05 2013-08-07 有限会社大和工業所 介護用手摺り
JP7379799B2 (ja) 2019-10-29 2023-11-15 トヨタホーム株式会社 勾配可変階段装置

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