JP2004098704A - 有軌道台車システム - Google Patents

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Abstract

【課題】レールを容易に敷設することができるとともに、一旦敷設したレールであっても容易にレイアウトを変更できる有軌道台車システムを提供する。
【解決手段】搬送台車2と、該搬送台車2の走行ガイドをなすレール3と、該レール3に沿って設けられ、前記搬送台車2の走行輪8に給電して駆動する給電部と、前記レール3の側面と床面とに接触または近接するように設けられる固定部材を備えている。前記レール3には、前記搬送台車2の走行輪8を案内する案内部11と、前記給電部を覆う覆い部9が形成されるとともに、長手方向に沿う溝が外周側面に形成されている。前記固定部材には、前記レール3の溝に対応可能な第1の長孔と、前記床面5に形成された穴部または孔部に対応可能な第2の長孔とが形成されている。
【選択図】  図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、軌道上を走行する搬送台車を備え、半導体装置等の物品を移送する有軌道台車システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の有軌道台車システムとして、例えば、特許文献1には、搬送台車の走行ガイドを、その進路側方に位置する他の装置の下方に敷設することによって、走行ガイドを搬送台車の下方からなくし、走行ガイドが作業者等の通行の邪魔になるのを防ぐようにした技術が開示されている。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−16282号公報(第2−3頁、第1図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、クリーンルームの床上にレールを敷設する場合には、クリーンルームのグレーチングまたはパンチング穴を利用してレールを床に設置することが考えられる。しかし、グレーチングやパンチング穴とレールとの位置関係は、設置する位置によって異なるため、グレーチングやパンチング穴の位置に合わせて軌道に取り付け穴を加工すると、作業負担が非常に大きくなるという問題があった。レールの一部が位置がずれると、全体に影響が出てしまうため、取り付け位置に非常に厳密な精度が要求され、時間的、コスト的負担が増大するとともに、レイアウトの変更が困難であるという問題があった。また、上述したように、人の通行の障害となるおそれがあった。
【0005】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、レールを容易に敷設することができるとともに、一旦敷設したレールであっても容易にレイアウトを変更でき、安全性を高めることができる有軌道搬送台車システムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するためになされた請求項1に記載した発明は、搬送台車と、該搬送台車の走行ガイドをなすレールを備え、前記搬送台車に給電する給電部が前記レールの長手方向に沿って設けられ、該給電部を覆う覆い部が前記レールに形成されていて、かつ、前記レールには、搬送台車の走行輪が転動する転動面を備え、その転動面よりも上方に突出し、転動面に平行に延びる突条部が形成され、前記搬送台車には、その突条部を両側から挟むようにして転動可能なガイド輪が設けられていることを特徴とする有軌道台車システムである。
【0007】
この発明によれば、RGVの走行上、位置関係を精度良く保たなければならない要素(ガイドと給電部との関係)を一つの軌道に一体化して集約しているので、軌道敷設工事時に精度良い調整作業が必要なく、かつ、搬送台車に給電する給電部を前記覆い部により覆うことで、給電部を外部から保護することができ、安全性が高められる。
【0008】
また、請求項2に記載した発明は、前記レールを床面に固定する固定部材をさらに備え、前記レールに、長手方向に沿う溝が形成され、前記固定部材には、該固定部材が床面に固定されるときに前記溝に対向配置される第1の貫通孔と、前記床面に形成された穴部に対向配置される第2の貫通孔とが形成され、前記溝に取付状態に保持され、かつ前記溝の長手方向に移動可能な第1の被締結具と、前記第1の貫通孔を介して第1の被締結具に締結可能な第1の締結具とを備えるとともに、前記床面の穴部内に挿入可能な第2の被締結具と、前記第2の貫通孔を介して第2の被締結具に締結可能な第2の締結具とを備えていることを特徴とする有軌道台車システムである。
【0009】
この発明によれば、前記固定部材の第1の貫通孔がレールの溝に対向するように、前記固定部材をレールの側面に接触または近接させた状態で、第1の被締結具を前記レールの溝内を長手方向に移動させて前記固定部材に対向させ、この第1の被締結具と前記第1の締結具とを前記第1の貫通孔を介して締結することにより、固定部材をレールに固定する。前記第1の被締結具が前記溝の長手方向に移動可能であるため、固定部材の取り付け位置をレールの長手方向に自由に調整することができる。また、前記固定部材の第2の長孔が床面の穴部に対向するように、前記固定部材を床面に接触または近接させた状態で、第2の被締結具を前記穴部内に挿入して前記固定部材に対向させ、この第2の被締結具と前記第2の締結具とを前記第2の貫通孔を介して締結することにより、固定部材を床面に固定する。これにより、レールを床面上に固定部材を介して容易に設置することができる。
【0010】
また、請求項3に記載した発明は、前記レールには、前記突条部に対して屈曲した屈曲部が形成され、該屈曲部の裏面に接触して搬送台車を支持する支持輪が設けられていることを特徴とする有軌道台車システムである。
【0011】
この発明によれば、前記ガイド輪により搬送台車を突条部に沿うように走行させることができるとともに、屈曲部に接触した支持輪により搬送台車の回転方向の力(転倒モーメント)を支持することができるので、搬送台車の走行輪を車体の中心線に対してオフセットした一直線上に配置しても、搬送台車の姿勢を安定させて走行させることができる。これにより、レールを一方の側に片寄せて形成し、該レールの幅を車体の幅に比して小さくすることができるため、レールの型枠を既存の型枠の大きさの範囲内とすることができ、コストの安価な押出加工を適用することができる。
【0012】
さらに、搬送台車の走行輪を一方の側に片寄せて設けて配置しても、搬送台車の姿勢を安定させて走行させることができる。このため、レールを搬送台車の一方の側に配置することでロードポートから最大限に離した位置に配置することができ、人の通行障害となるおそれがさらに低減され、安全性がさらに高められる。
【0013】
請求項4に記載した発明は、前記突条部を挟むガイド輪が、突条部の上下方向に互いにオフセットして設けられている有軌道台車システムである。
【0014】
この発明によれば、オフセットして設けられたガイド輪と、他のガイド輪とでレールに及ぼす力の作用線がずれ、互いにガイド輪が及ぼす上下方向の力が打ち消し合わずに転倒モーメントを支えることができる。このため、ガイド輪に支持輪としての機能を兼ねさせることができ、部品点数を低減できるため、コストを低減できるとともに車体を軽量化することができる。
【0015】
また、請求項5に記載した発明は、前記給電部が、非接触式であることを特徴とする有軌道台車システムである。
この発明によれば、給電部が接触式である場合に比べて、部品の摩耗等を少なくすることができるため、耐久性を高めることができるとともに設計上の自由度を大きくすることができる。
【0016】
また、請求項6に記載した発明は、前記搬送台車に前記走行輪とは別に補助走行輪が設けられ、前記レールとは別に該補助走行輪を転動させる補助レールが設けられていることを特徴とする有軌道台車システムである。
【0017】
この発明によれば、前記走行輪を車体の一方の端側に設けるとともに、補助走行輪を他方の端側に設け、この補助走行輪を転動するように補助レールを敷設することで、走行輪が受ける車体の荷重を低減でき、車体の安定性が高められる。
【0018】
また、請求項7に記載した発明は、前記走行輪が前記突条部の一側面に近接するように設けられ、前記突条部の一側面に沿って転動する一対のガイド輪が、前記走行輪を挟むように搬送台車の前側および後側に設けられ、前記突条部の他側面に沿って転動するガイド輪が前記突条部を挟んで前記走行輪に対向する位置に設けられていることを特徴とする有軌道台車システムである。
この発明によれば、前記走行輪とガイド輪とを幅方向に重なるようにして配置することが可能となり、搬送台車を幅方向にコンパクト化することができる。
【0019】
また、請求項8に記載した発明は、前記搬送台車の車体下側であって、前記搬送台車の走行路の終端部に設置され、該走行路の方向に伸縮可能なシリンダ機構を設け、前記搬送台車には、シリンダ機構に当接可能な停止用部材を前記車体下面に設けられ、前記停止用部材が、前記突条部の他側面に沿って転動するガイド輪の走行方向の両側に近設されていることを特徴とする有軌道台車システムである。
【0020】
この発明によれば、前記レール上を走行する搬送台車が走行路の終端部に差し掛かると、予め伸張されたシリンダ機構の先端部(ピストンロッド)に前記搬送台車の停止用部材が接触する。前記搬送台車は前記停止用部材が前記ピストンロッドを押圧することで減速され、走行路の終端部において停止する。停止用部材を車体の先端側に設けた場合に比して、シリンダ機構の長さと搬送台車の長さとを重ねることができ、レールを搬送台車走行路として最大限に利用することができるため、スペースの利用効率を高めることができ、レイアウトの自由度を高めることができる。
【0021】
また、請求項9に記載した発明は、前記レールに、前記溝の上方にさらに第2の溝が長手方向に沿うように形成され、該第2の溝を介してパーティションを前記レール上に取り付け可能としたことを特徴とする有軌道台車システムである。
【0022】
この発明によれば、パーティションを設けることで、通路を通行する人に対する安全性をさらに高めることができ、前記パーティションをレール上に連結させていることで、搬送台車が通る通路幅を小さくすることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態における有軌道台車システムを図面と共に説明する。本実施の形態においては、クリーンルーム内で半導体装置を搬送する有軌道台車システム1について説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態における有軌道台車システム1を示す概略斜視図である。また、図2は図1の有軌道台車システム1の要部を示す側面図である。この有軌道台車システム1は、半導体装置を搬送するための搬送台車2と、該搬送台車2の走行ガイドをなすレール3とを備えている。レール3は、詳細を後述する固定部材4を介してグレーチング床面5上に設置されている。
【0024】
前記レール3は、図2に示すように、断面略C字状の本体部6と、断面矩形状のベース部7とを備えている。前記ベース部6上面は、搬送台車2の走行輪8が転動する転動面とされている。
前記本体部6端側に形成された略L字状の部位は、覆い部9とされ、覆い部9内側側面の長手方向に沿って配設された給電線10を覆うように形成されている。これにより、給電線10を外部から保護するとともに、安全性を高めることができる。なお、覆い部9上面には、パーティション16が設けられている。
前記本体部6中央側に形成された略L字状の部位は突条部11とされ、前記本体部6端側に形成された略L字状の部位は屈曲部12とされている。これらについては詳細を後述する。
【0025】
以下、搬送台車2について説明する。前記レール3のベース部7上面を転動する搬送台車2の走行輪8は、その軸心の一端側に駆動モータ17が直結され、該駆動モータ17により回転駆動される。また、走行輪8の軸心の他端側は、搬送台車2の車体18下面から下方向に延在するフレーム23に回動可能に連結されている。前記フレーム23の先端部には、ガイド輪15が回動可能に取り付けられ、前記レール3の突条部11の左側側面に接触して該突条部11の長手方向に転動するように設けられている。
【0026】
そして、前記車体18下面の一側面側には、フレーム19が下方に延在している。前記フレーム19と前記フレーム23とは、レール本体部6の突条部11および屈曲部12を跨ぐように配置され、かつ、前記フレーム19は、レール3の本体部6の開口部内にその先端部が挿入されている。前記フレーム19の先端部には、前記覆い部9に向かう方向に垂直に分岐した分岐フレーム20が形成されている。この分岐フレーム20には、車体18の前側及び後側にガイド輪13,15が回動可能に設けられ、それぞれ前記レール3の突条部11の側面に接触しつつ転動可能とされている。これにより、図2に示したように、前記ガイド輪15と、前記ガイド輪13及びガイド輪14とで、前記突条部11を挟んで転動するため、車体18を所定の向きに案内して走行させることができる。
【0027】
また、前記フレーム19における前記フレーム20と前記レール屈曲部12との間の部位には、支持輪22が回動可能に設けられ、該支持輪22が前記レール3の屈曲部12裏面に接触しつつ転動するように形成されている。このように、屈曲部12に接触した支持輪22により搬送台車2の回転方向の力(転倒モーメント)を支持することができる。
【0028】
前記フレーム19には、前記レール3の覆い部9に対向して前記給電線10を挟み込むように、断面略E字形状の被給電部21が設けられている。前記被給電部21は鉄心やコイル等から形成され、前記駆動モータ17と電気的に接続されている。前記被給電部21は搬送台車2走行時に前記給電線10との電磁誘導作用により誘導起電力を発生し、この誘導起電力により前記駆動モータ17を駆動させるのである。
【0029】
本実施の形態においては、搬送台車の給電部を非接触式としている。すなわち、前記被給電部21は前記給電線10と非接触になるように設けられている。これにより、給電線10が搬送台車2に接触する場合と比較して、部品の摩耗等を少なくすることができるとともに設計自由度を大きくすることができる。
【0030】
搬送台車2の車体18は、略直方体形状に形成され、車体18上部には半導体装置を把持して移載するためのアーム機構26が搭載されている。このアーム機構26に対向する位置には、ロードポート27(図2参照)が設けられている。
【0031】
このように、前記ガイド輪13〜15により搬送台車2を突条部11に沿うように走行できるとともに、支持輪22により搬送台車2の回転方向の力(転倒モーメント)を支持することができるため、搬送台車2の走行輪8を車体18の中心線に対してオフセットした一直線上に配置しても、搬送台車2の姿勢を安定させて走行させることができる。これにより、レール3の幅を車体18の幅に比して小さくすることができるため、レール3の型枠を既存の型枠の大きさの範囲内とすることができ、コストの安価な押出加工を適用することができる。また、ロードポート27からレール3を最大限に離した位置に配置することができ、安全性をさらに高めることができる。
【0032】
上述したように、前記レール3は固定部材4を介してグレーチング床面5に設置されている。図3は図1のレール3を固定部材4により床面5に固定した状態を示す斜視図である。図4は図3の要部を示す正面図である。これらの図に示すように、前記レール3の覆い部9外周側面には、長手方向に沿って断面略T字状の溝(あり溝)24が形成されている。前記固定部材4は、レール3の側面と、クリーンルームのグレーチング床面5とに接触するように設けられ、断面略L字状に形成されている。そして、この固定部材4において、前記レール3に当接する面には、前記溝24に対応可能な第1の長孔28が形成され、前記床面5に形成された孔部25に対応可能な第2の長孔29とが形成されている。なお、図1においては図示都合上、前記レール3の覆い部9の溝24を省略している。また、前記レール3においても、前記溝24の上方にさらに第2の溝63が長手方向に沿うように形成されているが、これについては詳細を後述する(図10の説明参照)。
【0033】
図4に示したように、前記固定部材4は、第1の長孔28に挿入されたボルト30を前記レール3の溝24内に挿入されたナット31で締結することで、レール3に固定されている。前記第1の長孔28は、その長手方向をレール3の溝24の長手方向とされているため、ボルト30やナット31の取り付け位置を、第1の長孔28の長手方向に調整することができる。さらに、前記ボルト30とナット31を固定部材4から外すことで、固定部材4の取り付け位置をレール3の長手方向に自由に調整することができる。
【0034】
また、固定部材4は、該グレーチング床面5に設けたT型ボルト32により床面5の孔部25と第2の長孔29とを貫通させ、該T型ボルト32をナット33と締結させることで、前記グレーチング床面5に固定されている。このため、前記第2の長孔29の範囲内で、T型ボルト32とナット33の取り付け位置を調整することができる。このため、レール3を敷設するグレーチング床面5の孔部25に、前記第2の長孔29を対応させることで、レール3を適宜床面5に取り付けることができ、レール3自体に取りつけ用の孔を加工する必要が無くなり、取りつけ工程やそれに伴うコストを大幅に低減することができる。また、T型ボルト32とナット33を固定部材4から外すことで、前記固定部材4の床面6への取り付け位置を容易に調整することができるため、レイアウトの変更も容易に行うことができる。
【0035】
以上説明したように、本実施の形態においては、前記レール3をロードポート27からより離間する位置に設置することができる。また、前記ガイド輪13〜15により搬送台車2の位置と向きを決めて走行させることができる。また、前記レール3をオフセットしたことにより搬送台車2に作用する力(転倒モーメント)を前記支持輪22により受けることができるため、搬送台車2の安定姿勢を維持して走行させることができる。
【0036】
また、本実施の形態においては、図10に示したように、通路(床面)5を通行する人に対する安全性を確保するために、通路5と搬送台車2との間にパーティション16を形成している。前記パーティション16はレール3上に搬送経路に沿って設けられ、パーティション16のフレーム62が搬送台車2を囲むように設置されている。そして、前記レール42上面(覆い部9)の当接するフレーム62,62間には、その両端に連結されたベースフレーム63が設けられ、該ベースフレーム63には穴部(図示せず)が形成されている。
また、前記レール3には、その長手方向に第2の溝63が前記溝24の上方に形成されている。このレール3の第2の溝63と前記ベースフレーム64の穴部とに跨るように締結用プレート66を当接され、該締結用プレート66を介してボルト67を前記溝67や穴部に挿入して固着することで、前記ベースフレーム64を備えたパーティション16をレール3上に連結させている。このように、パーティション16をレール3の上部に設置することで、搬送台車2が通る通路幅を小さくすることができる。
【0037】
また、前記フレーム62は、先端部に設けたゴム材63を装置(例えば半導体装置)61に当接させている。そして、通路5側のフレーム62、62間であってベースフレーム64の上部には、引き戸65が組み込まれている。この引き戸54は図示しないセンサに接続され、引き戸65が開くとセンサがこれを感知して搬送台車2を停止させる。これにより、人が搬送経路に侵入した時に搬送台車2は走行していないため、安全性をより一層高めることができる。
【0038】
本発明の第2の実施の形態における有軌道台車システム40について説明する。図5は本実施の形態における有軌道台車システム40を示す、図2に相当する図である。以下において、前出の実施の形態と同様の部分については、同一の番号を付して適宜その説明を省略する。本実施の形態においては、車体18の前側および後側に設けられたガイド輪43,44が、他のガイド輪15に対して上下方向にオフセットして設けられている。これにより、オフセットした設けられたガイド輪43,44と、他のガイド輪15とが及ぼす力の作用線をずらして、上下方向に対する力を打ち消すように作用させることができるため、このガイド輪43,44が前記支持輪22としても機能する。したがって、搬送台車41に支持輪22を設ける必要がなくなるとともに、レール42に前記屈曲部12を設ける必要がなくなり、部品点数を減らすことができ、車体の軽量化を図ることができる。
【0039】
本発明の第3の実施の形態における有軌道台車システム50について説明する。図6は本発明の第3の実施の形態における有軌道台車システムを示す、図1に相当する図である。図7は、図6の有軌道台車システムの要部を示す正面図である。図8は、図6の有軌道台車システムの要部を示す底面図である。図9は、図8の有軌道台車システム50の要部を示す工程図である。これらの図に示したように、搬送台車51には前記走行輪8とは別に補助走行輪52、53が設けられるとともに、前記レール3とは別に該補助走行輪52,53を案内する補助レール54が設けられている。このようにすると、走行輪8が受ける車体18の荷重を低減でき、車体18の安定性が高められる。なお、前記補助レール54は、複雑な形状にする必要は無く、平板状に形成すれば足りるため、製造コストや工程を低く維持できる。
【0040】
本実施形態においては、走行輪8の軸心に連結された駆動モータ17が、前記レール3の突条部11よりも高くなるように設けられている。これにより、走行輪8を前記レール3の突条部11の一側面に近接するように設けることが可能となる。そして、前記突条部11の一側面に沿って転動するガイド輪13,14が、前記走行輪8を挟むように車体18の前側および後側に設けられているとともに、前記突条部11の他側面に沿って転動するガイド輪15が前記突条部11を挟んで前記走行輪8に対向する位置に設けられている。このようにしたため、前記走行輪8とガイド輪13,14とを幅方向に重なるようにして配置することが可能となり、搬送台車51を幅方向にコンパクト化することができる。
【0041】
また、本実施形態においては、前記搬送台車51の車体18下側であって、前記搬送台車51の走行路の終端部にシリンダ機構55が設けられ、該シリンダ機構55のピストンロッド56が前記走行路の方向に伸縮可能とされている。そして、前記搬送台車51の車体18下面には、前記シリンダ機構55に当接可能な停止用部材57が設けられている。本実施形態においては、前記停止用部材57は、平面視で略I字状に形成され、前記ガイド輪15とその幅方向に重なるように配置されている。このように、前記ガイド輪15と停止用部材57とを幅方向に重なるように配置することで、前記停止用部材57を設けることによる搬送台車18の幅が増大することを抑制して、コンパクト化を図ることができる。
【0042】
前記レール42上を走行する搬送台車51が走行路の終端部に差し掛かると、予め伸張されたシリンダ機構55の先端部(ピストンロッド)56に前記搬送台車51の停止用部材57が接触する。前記搬送台車51は前記停止用部材57が前記ピストンロッド56を押圧することで減速され、走行路の終端部において停止する。搬送台車51に衝撃を与えることなく緩やかに停止させることができるため、搬送台車51や搬送対象の装置に損傷を与えることを防止できる。加えて、走行路内にシリンダ機構55を組み込んで配置することにより、コンパクト化を図ることができる。さらに、前記停止用部材57の両端部57a、57bは、前記ガイド輪15の走行方向の両側に近設させている。これにより、停止用部材57を車体18の先端側に設けた場合に比して、シリンダ機構55の長さと搬送台車51の長さとを重ねることができ、レール41を搬送台車2走行路として最大限に利用することができるため、スペースの利用効率を高めることができ、レイアウトの自由度を高めることができる。ここで、シリンダ機構55の伸縮可能な長さは、前記伸張したピストンロッド56が停止用部材57に接触した時の搬送台車51先端面と走行路の終端部分との間隔と同等か若干小さいことが望ましい。
【0043】
なお、本実施形態では、レール3の一端側(図7〜図9の左側)に設けたシリンダ機構55が前記停止用部材57の左側端部57aに接触する場合について説明したが、レール3の他端側(図7〜図9の右側方向、図示せず)にも同様のシリンダ機構が設けてあり、このシリンダ機構には停止用部材57の右側端部57bが接触する。
【0044】
なお、本発明の適用対象は、グレーチング床面に限らず、穴部(貫通孔でもよい)を有している床面であればよい。また、固定部材に形成する孔は、取付時の微調整が可能であることから長孔が好ましいが、これに限らず貫通孔であれば他の形状の孔であってもよい。その他、発明の要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更することができ、実施の形態のみに限定されないことはもちろんであり、各実施の形態の構成を適宜組み合わせてもよい。
【0045】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に記載した発明によれば、前記搬送台車の走行輪を駆動する給電部を、前記覆い部により覆うことにより、給電部が人に接触することを防止でき、安全性を高めることができる。
【0046】
また、請求項2に記載した発明によれば、前記レールを床面上に固定部材を介して容易に設置することができる。このとき、第2の長孔の範囲内でレールの床面への取り付け位置をレールの幅方向に自由に調整することができる。また、一旦レールを床面に取り付けても、固定部材を床面から外せば、容易にレールを床面から取り外すことができるため、レイアウトの設計変更も容易に行うことができる。
【0047】
また、請求項3に記載した発明によれば、前記レールを一方の側に片寄せて設置することができるため、通路やロードポートといった対象領域から離間する位置に設置レールをすることができる。また、前記ガイド輪により搬送台車の位置と向きを決めて走行させることができる。また、前記レールをオフセットしたことにより搬送台車に作用する力(転倒モーメント)を前記支持輪により受けることができるため、搬送台車の安定姿勢を維持して走行させることができる。
【0048】
また、請求項4に記載した発明によれば、ガイド輪が前記支持輪としての役目を果たすため、部品点数を減らすことができる。
【0049】
また、請求項5に記載した発明によれば、給電部が接触式の搬送装置と比較して部品の摩耗等を少なくすることができるとともに設計自由度を高めることができる。
【0050】
また、請求項6に記載した発明によれば、走行輪が受ける車体の荷重を低減でき、車体の安定性が高められる。
また、請求項7に記載した発明によれば、搬送台車を幅方向にコンパクト化することができる。
【0051】
また、請求項8に記載した発明によれば、搬送台車や搬送対象の装置に損傷を与えることを防止できる。加えて、走行路内にシリンダ機構を組み込んで配置することができ、敷設するレールを最大限走行路として使用することができるため、スペースの利用効率を高めることができ、レイアウトの自由度を高めることができる。
また、請求項9に記載した発明によれば、通路を通行する人に対する安全性をさらに高めることができ、搬送台車が通る通路幅を小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の第1の実施の形態における有軌道台車システムを示す概略斜視図である。
【図2】図1の有軌道台車システムの要部を示す側面図である。
【図3】図1のレールを固定部材により床面に固定した状態を示す斜視図である。
【図4】図3の要部を示す正面図である。
【図5】図5は本発明の第2の実施の形態における有軌道台車システムを示す、図2に相当する図である。
【図6】図6は本発明の第3の実施の形態における有軌道台車システムを示す、図1に相当する図である。
【図7】図6の有軌道台車システムの要部を示す正面図である。
【図8】図6の有軌道台車システムの要部を示す底面図である。
【図9】図8の有軌道台車システムの要部を示す工程図である。
【図10】図1の有軌道台車システムのパーティションを示す概略斜視図である。
【符号の説明】
1 有軌道台車システム
2 搬送台車
3 レール
4 固定部材
10 給電線(給電部)
24 溝
28 第1の長孔
29 第2の長孔

Claims (9)

  1. 搬送台車と、該搬送台車の走行ガイドをなすレールを備え、前記搬送台車に給電する給電部が前記レールの長手方向に沿って設けられ、該給電部を覆う覆い部が前記レールに形成されていて、かつ、前記レールには、搬送台車の走行輪が転動する転動面を備え、その転動面よりも上方に突出し、転動面に平行に延びる突条部が形成され、前記搬送台車には、その突条部を両側から挟むようにして転動可能なガイド輪が設けられていることを特徴とする有軌道台車システム。
  2. 前記レールを床面に固定する固定部材をさらに備え、
    前記レールに、長手方向に沿う溝が形成され、
    前記固定部材には、該固定部材が床面に固定されるときに前記溝に対向配置される第1の貫通孔と、前記床面に形成された穴部に対向配置される第2の貫通孔とが形成され、
    前記溝に取付状態に保持され、かつ前記溝の長手方向に移動可能な第1の被締結具と、前記第1の貫通孔を介して第1の被締結具に締結可能な第1の締結具とを備えるとともに、
    前記床面の穴部内に挿入可能な第2の被締結具と、前記第2の貫通孔を介して第2の被締結具に締結可能な第2の締結具とを備えていることを特徴とする請求項1に記載の有軌道台車システム。
  3. 前記レールには、前記突条部に対して屈曲した屈曲部が形成され、
    該屈曲部の裏面に接触して搬送台車を支持する支持輪が設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の有軌道台車システム。
  4. 前記突条部を挟むガイド輪が、突条部の上下方向に互いにオフセットして設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の有軌道台車システム。
  5. 前記給電部が、非接触式であることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の有軌道台車システム。
  6. 前記搬送台車に前記走行輪とは別に補助走行輪が設けられ、前記レールとは別に該補助走行輪を転動させる補助レールが設けられていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の有軌道台車システム。
  7. 前記走行輪が前記突条部の一側面に近接するように設けられ、前記突条部の一側面に沿って転動する一対のガイド輪が、前記走行輪を挟むように搬送台車の前側および後側に設けられ、前記突条部の他側面に沿って転動するガイド輪が前記突条部を挟んで前記走行輪に対向する位置に設けられていることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載の有軌道台車システム。
  8. 前記搬送台車の車体下側であって、前記搬送台車の走行路の終端部に設置され、該走行路の方向に伸縮可能なシリンダ機構を設け、
    前記搬送台車には、シリンダ機構に当接可能な停止用部材が前記車体下面に設けられ、
    前記停止用部材が、前記突条部の他側面に沿って転動するガイド輪の走行方向の両側に近設されていることを特徴とする請求項7に記載の有軌道台車システム。
  9. 前記レールに、前記溝の上方にさらに第2の溝が長手方向に沿うように形成され、該第2の溝を介してパーティションを前記レール上に取り付け可能としたことを特徴とする請求項2から請求項8のいずれかに記載の有軌道台車システム。
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