JP2004098200A - 円筒研削盤用ロータリードレッサ - Google Patents
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Abstract
【課題】円筒研削盤の砥石の外周面や端面を、予めドレッサ部の外周方向に連続して形成しておいた直線や曲線又はこれらの組合せからなる総形形状等となるように容易に成形でき、かつドレッサ部の全周を成形に使用できるようにすることで長寿命化を可能にする。
【解決手段】円筒研削盤の両センタ3,4間に取付け可能に構成され、砥石5の端面5aを成形するための第1直線部2aと砥石5の外周面5bを直線状に成形するための第2直線部2bと該外周面5bを曲線状に成形するための曲線部2cと砥石5の角部5dを面取り形状に成形するための面取り部2dとが外周方向に連続的に形成されたドレッサ部2を有し、ドレッサ部2に砥粒6を付した構成を特徴とする。
【選択図】 図1
【解決手段】円筒研削盤の両センタ3,4間に取付け可能に構成され、砥石5の端面5aを成形するための第1直線部2aと砥石5の外周面5bを直線状に成形するための第2直線部2bと該外周面5bを曲線状に成形するための曲線部2cと砥石5の角部5dを面取り形状に成形するための面取り部2dとが外周方向に連続的に形成されたドレッサ部2を有し、ドレッサ部2に砥粒6を付した構成を特徴とする。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、円筒研削盤の両センタ間に取り付けて用いる円筒研削盤用ロータリードレッサに係り、特に円筒研削盤の砥石の外周面や端面を、予めドレッサ部の外周方向に連続して形成しておいた直線や曲線又はこれらの組合せからなる総形形状等となるように容易に成形でき、かつドレッサ部の全周を成形に使用できるようにすることで長寿命化を可能にした円筒研削盤用ロータリードレッサに関する。
【0002】
【従来の技術】
ドレッサは、研削砥石の目直し、形直し及び成形のために用いられるものであるが、従来ロータリードレッサは、例えば特開平5−162073に開示されているように、ドレッサ自身を回転させるように構成され、また所望の形状に砥石を成形するために、その形状に沿ってドレッサを回転させたまま移動させるように構成されており、これらのロータリードレッサ装置を各種研削盤に取り付けて用いて来た。
【0003】しかし円筒研削盤において、ロータリードレッサを回転させるための装置や、ロータリードレッサを移動させるための装置を付加すると、構造が複雑になって高価になると共に、維持管理が煩雑になるという問題があった。
【0004】引張り試験やねじり試験に用いる試験片のように、各部の形状が定まっているものを研削する場合には、大がかりなロータリードレッサ装置によってその都度砥石を成形するよりも、予め試験片の各部の研削に適した形状が形成されたロータリードレッサを製作しておき、該ロータリードレッサを、例えば円筒研削盤の両センタ間に取り付けて砥石の成形を行うようにすれば、構造も複雑にならず、また砥石の成形も容易に行い得ると考えられるが、このようなロータリードレッサは従来一般に提供されていなかった。
【特許文献1】
特開平5−162073号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記した従来技術の欠点を除くためになされたものであって、その目的とするところは、砥石を成形するための直線若しくは曲線又は該直線及び該曲線の組合せからなる形状が外周方向に連続的に形成されたドレッサ部を有し、回転する砥石と接触することで該砥石を成形可能にする砥粒をドレッサ部に付することによって、砥石の外周面や端面をドレッサ部に形成された直線形状若しくは曲線形状又はこれらの組合せからなる総形形状等に成形することができるようにすることであり、またこれによって引張り試験やねじり試験に用いる試験片のように、各部の形状が定まっているものを大量に研削する場合に、砥石を所望の形状に容易に成形できるようにして、研削作業の効率を高めることである。
【0006】また他の目的は、上記構成において、ロータリードレッサを円筒研削盤の両センタ間に取付け可能に構成することによって、円筒研削盤の構造を複雑にすることなく、両センタ間に取り付けるだけで砥石の成形ができるようにすると共に、両センタによってロータリードレッサを低速度で回転させながら砥石の成形を行うことで、ドレッサ部の全周を成形に使用できるようにして、ロータリードレッサの長寿命化を可能にすることである。
【0007】更に他の目的は、上記ドレッサ部において、砥石の外周面を直線状に成形するための直線部と該外周面を曲線状に成形するための曲線部とを外周方向に連続的に形成することによって、直線部を使用して砥石の外周面を直線状に成形したり、曲線部を使用して砥石の外周面を曲線状に成形したり、又は直線部及び曲線部を同時に使用して、砥石を総形形状に成形できるようにすることである。
【0008】また他の目的は、上記ドレッサ部において、砥石の端面を成形するための第1直線部と砥石の外周面を直線状に成形するための第2直線部と該外周面を曲線状に成形するための曲線部と砥石の角部を面取り形状に成形するための面取り部とを外周方向に連続的に形成することによって、ワークの端面を研削可能な形状に砥石の端面を成形できるようにすると共に、ワーク隅部の面取り研削ができるように、砥石の角部を該面取り形状に成形できるようにすることである。
【0009】更に他の目的は、上記ドレッサ部の構成により、ワークの外周面からワーク隅部及びワーク端面までを同時研削できるように、砥石の外周面、角部及び端面を容易に成形できるようにすることである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
要するに本発明(請求項1)は、砥石を成形するための直線若しくは曲線又は該直線及び該曲線の組合せからなる形状が外周方向に連続的に形成されたドレッサ部を有し、回転する前記砥石と接触することで該砥石を成形可能にする砥粒を前記ドレッサ部に付したことを特徴とするものである。
【0011】また本発明(請求項2)は、円筒研削盤の両センタ間に取付け可能に構成され、砥石を成形するための直線若しくは曲線又は該直線及び該曲線の組合せからなる形状が外周方向に連続的に形成されたドレッサ部を有し、回転する前記砥石と接触することで該砥石を成形可能にする砥粒を前記ドレッサ部に付したことを特徴とするものである。
【0012】また本発明(請求項3)は、円筒研削盤の両センタ間に取付け可能に構成され、砥石の外周面を直線状に成形するための直線部と該外周面を曲線状に成形するための曲線部とが外周方向に連続的に形成されたドレッサ部を有し、回転する前記砥石と接触することで該砥石を成形可能にする砥粒を前記ドレッサ部に付したことを特徴とするものである。
【0013】また本発明(請求項4)は、円筒研削盤の両センタ間に取付け可能に構成され、砥石の端面を成形するための第1直線部と前記砥石の外周面を直線状に成形するための第2直線部と該外周面を曲線状に成形するための曲線部と前記砥石の角部を面取り形状に成形するための面取り部とが外周方向に連続的に形成されたドレッサ部を有し、回転する前記砥石と接触することで該砥石を成形可能にする砥粒を前記ドレッサ部に付したことを特徴とするものである。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下本発明を図面に示す実施例に基いて説明する。本発明に係るロータリードレッサ1は、図1から図3において、ドレッサ部2を有し、円筒研削盤(図示せず)の両センタ3,4間に取付け可能に構成されている。
【0015】ドレッサ部2は、図1から図4に示すように、砥石5の端面5aを成形するための第1直線部2aと砥石5の外周面5bを直線状に成形するための第2直線部2bと該外周面5bを曲線状に成形するための曲線部2cと砥石5の角部5dを面取り形状に成形するための面取り部2dとが外周方向に連続的に形成されたものであって、表面にはダイヤモンド等の砥粒6が、例えばタングステンカーバイド系のボンドで固められて均一に埋め込まれている。
【0016】曲線部2cは軸方向の中央に形成され、その軸方向の両側に、面取り部2dが夫々形成されている。面取り部2dに連なるフランジ状に突出した部分の外周面に第2直線部2bが夫々形成されている。第1直線部2aは、第2直線部2bに対して直角となる端面として、第1直線部2aと連なって形成されている。
【0017】曲線部2cの曲率半径は、例えばR1 であり、面取り部2dの曲率半径は、例えばR2 であるが、更に他の直線部や曲率半径の異なる曲線部を形成してもよい。1個のロータリードレッサ1で多様な砥石成形ができるようになるからである。
【0018】ドレッサ部2の軸方向の両側には、軸部8が例えば一体的に形成されており、該軸部8の端面8aには両センタ3,4に適合するサイズのセンタ穴8bが夫々形成されている。なお軸部8をチャック(図示せず)によりチャッキングすることで、両センタ3,4を用いなくても取付けは可能である。
【0019】本発明は、上記のように構成されており、以下その作用について説明する。図4において、ロータリードレッサ1を円筒研削盤の両センタ3,4に取り付けると、該ロータリードレッサ1を用いて、円筒研削盤の砥石5の目直し(ドレッシング)、形直し(ツルーイング)又は成形(フォーミング)を行うことができる。ロータリードレッサ1を両センタ3,4により回転させながら使用することで、ドレッサ部2の全周を均等に用いて砥石5の成形ができるので、ドレッサ部2が摩耗しにくく、長寿命となる。
【0020】まず砥石5の外周面5bを曲線状に成形する場合の作用について説明する。図4に示すように、ロータリードレッサ1を所定の速度で所定の方向に回転させておき、砥石5を回転させながらロータリードレッサ1の曲線部2cの位置に合わせ、矢印A方向に移動させて該曲線部2cに当接させると、図5及び図6に示すように、外周面5bが砥粒6(太い実線で示す)によって次第に削られて、曲線部5bの形状に適合する曲線状に成形される。
【0021】次に、別の砥石5の外周面5bを直線状に成形する場合の作用について説明する。図7に示すように、ロータリードレッサ1を所定の速度で所定の方向に回転させておき、砥石5を回転させながらロータリードレッサ1の第2直線部2bに当接させ、矢印C及び矢印D方向にトラバースさせると、外周面5bが砥粒6によって削られて、直線状に成形される。
【0022】続いて砥石5の角部5dを面取り成形する場合の作用について説明する。図8に示すように、ロータリードレッサ1を所定の速度で所定の方向に回転させておき、砥石5を回転させながら一方の角部5dをロータリードレッサ1の面取り部2dの位置に合わせ、該面取り部2dに当接させると、角部5dが砥粒6によって次第に削られて、面取り部2dの形状に適合する面取り形状に成形される。他方の角部5dの成形は、図9及び図10に示すように、今成形に用いた面取り部2dの反対側の面取り部2dを使用することで行うことができる。
【0023】次に、砥石5の端面5aを直線状に成形する場合の作用について説明する。図11に示すように、ロータリードレッサ1を所定の速度で所定の方向に回転させておき、砥石5を回転させながら一方の端面5aを、該端面5aと相対する側の第1直線部2aに当接させ、矢印A及び矢印B方向にトラバースさせると、該端面5aが砥粒6によって削られて、直線状に成形される。他方の端面5aは、図12に示すように、他方の第1直線部2aを使用することで同様に成形を行うことができる。
【0024】なお、第1直線部2aを使用しても、砥石5の端面5aのうち角部5dに近いところしか成形ができないが、通常砥石5の端面5aは角部5dのみが張り出すように削り込んで逃がしてしまうので、角部5dに近い部分だけ直線状に成形できればよく、問題はない。
【0025】次に、成形した砥石5を用いて、試験片10の研削加工を行う場合の作用について説明する。図13から図15に示すように、外周面5bを曲線状に成形した砥石5を、ワークである両センタ3,4に取り付けられた試験片10の小径部10aの中央に矢印A方向に当接させて所定量切り込むと、砥石5によって小径部10aが研削され、所定の曲率及び直径を有するくびれ10bを形成することができる。
【0026】次に、図16から図17に示すように、外周面5bを直線状に成形すると共に、角部5dを面取り形状に成形した砥石5を、試験片10の、例えば左側の小径部10aに接近させて当接させ、適度な切込みのまま砥石5を矢印E方向に移動させると、左側の小径部10a、隅部10c及び端面10dを夫々同時研削することができる。
【0027】そして砥石5を、図18に示すように、右側の小径部10aに当接させ、適度の切込みのまま砥石5を矢印F方向に移動させると、右側の小径部10a、隅部10c及び端面10dを夫々同時研削することができる。
【0028】なお、当該試験片10は、くびれ10bの直径で強度を変化させて、例えば両振りねじり疲労試験等を行うためのものであるので、くびれ10bの直径と小径部10aの直径との差が大きいときは、必ずくびれ10bから疲労破壊するので、小径部10aの研削は必ずしも行う必要はないが、直径の差を少なくした場合には、小径部10aや隅部10cから疲労破壊することがあり得るので、そのようなことがないように小径部10a、隅部10c及び端面10dまで同時研削することとしたものである。このような用途に対応して砥石5を自在にかつ容易に成形できるのも本発明の特徴である。
【0029】なお、上記構成において、上記ドレッサ部2に形成されている第1直線部2aや曲線部2c等は、試験片10を研削するための形状であるので、ドレッサ部2の形状はこれに限るものではなく、種々の形状に形成することが可能である。
【0030】
【発明の効果】
本発明は、上記のように砥石を成形するための直線若しくは曲線又は該直線及び該曲線の組合せからなる形状が外周方向に連続的に形成されたドレッサ部を有し、回転する砥石と接触することで該砥石を成形可能にする砥粒をドレッサ部に付したので、砥石の外周面や端面をドレッサ部に形成された直線形状若しくは曲線形状又はこれらの組合せからなる総形形状等に成形することができる効果があり、またこの結果引張り試験やねじり試験に用いる試験片のように、各部の形状が定まっているものを大量に研削する場合に、砥石を所望の形状に容易に成形できるようになるため、研削作業の効率を高めることができる効果がある。
【0031】また上記構成において、ロータリードレッサを円筒研削盤の両センタ間に取付け可能に構成したので、円筒研削盤の構造を複雑にすることなく、両センタ間に取り付けるだけで砥石の成形ができるという効果があると共に、両センタによってロータリードレッサを低速度で回転させながら砥石の成形を行うことで、ドレッサ部の全周を成形に使用できるようになるため、ロータリードレッサの長寿命化を可能にし得る効果が得られる。
【0032】更には、上記ドレッサ部において、砥石の外周面を直線状に成形するための直線部と該外周面を曲線状に成形するための曲線部とを外周方向に連続的に形成したので、直線部を使用して砥石の外周面を直線状に成形したり、曲線部を使用して砥石の外周面を曲線状に成形したり、又は直線部及び曲線部を同時に使用して、砥石を総形形状に成形できるという効果がある。
【0033】また上記ドレッサ部において、砥石の端面を成形するための第1直線部と砥石の外周面を直線状に成形するための第2直線部と該外周面を曲線状に成形するための曲線部と砥石の角部を面取り形状に成形するための面取り部とを外周方向に連続的に形成したので、ワークの端面を研削可能な形状に砥石の端面を成形できるという効果があると共に、ワーク隅部の面取り研削ができるように、砥石の角部を該面取り形状に成形できるという効果が得られる。
【0034】更には、上記ドレッサ部の構成により、ワークの外周面からワーク隅部及びワーク端面までを同時研削できるように、砥石の外周面、角部及び端面を容易に成形できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】ロータリードレッサの斜視図である。
【図2】ロータリードレッサの部分横断面平面図である。
【図3】ドレッサ部の拡大縦断面図である。
【図4】両センタ間に取り付けたロータリードレッサに砥石を接近させる状態を示す平面図である。
【図5】砥石をロータリードレッサの曲線部に当接させて該砥石を成形している状態を示す平面図である。
【図6】砥石が曲線部と同一形状に成形された状態を示す平面図である。
【図7】砥石の外周面をトラバースさせながら第2直線部に当接させて、該外周面を直線状に形成する状態を示す平面図である。
【図8】砥石の一方の角部をロータリードレッサの面取り部に当接させて該角部を成形している状態を示す平面図である。
【図9】砥石の他方の角部をロータリードレッサの面取り部に当接させて該角部を成形している状態を示す平面図である。
【図10】砥石の両角部が面取り部と同一形状に成形された状態を示す平面図である。
【図11】砥石の一方の端面をトラバースさせながらロータリードレッサの第1直線部に当接させて、該端面を直線状に成形している状態を示す平面図である。
【図12】砥石の他方の端面をトラバースさせながらロータリードレッサの第1直線部に当接させて、該端面を直線状に成形している状態を示す平面図である。
【図13】図6において外周面を曲線状に成形した砥石をワークである両センタに取り付けられた試験片の小径部の中央に接近させる状態を示す平面図である。
【図14】試験片の小径部の中央に砥石を当接させて研削している状態を示す平面図である。
【図15】研削によって試験片の小径部の中央に砥石の外周面と同一形状のくびれが形成された状態を示す平面図である。
【図16】図10において角部を面取り成形した砥石を試験片に接近させる状態を示す平面図である。
【図17】砥石を試験片の小径部に当接させた後、矢印E方向に移動させることにより、該小径部、隅部及び端面を同時研削する状態を示す平面図である。
【図18】砥石を試験片の小径部に当接させた後、矢印F方向に移動させることにより、該小径部、隅部及び端面を同時研削する状態を示す平面図である。
【符号の説明】
1 ロータリードレッサ
2 ドレッサ部
2a 第1直線部
2b 第2直線部
2c 曲線部
2d 面取り部
3 センタ
4 センタ
5 砥石
5a 端面
5b 外周面
5d 角部
6 砥粒
【発明の属する技術分野】
本発明は、円筒研削盤の両センタ間に取り付けて用いる円筒研削盤用ロータリードレッサに係り、特に円筒研削盤の砥石の外周面や端面を、予めドレッサ部の外周方向に連続して形成しておいた直線や曲線又はこれらの組合せからなる総形形状等となるように容易に成形でき、かつドレッサ部の全周を成形に使用できるようにすることで長寿命化を可能にした円筒研削盤用ロータリードレッサに関する。
【0002】
【従来の技術】
ドレッサは、研削砥石の目直し、形直し及び成形のために用いられるものであるが、従来ロータリードレッサは、例えば特開平5−162073に開示されているように、ドレッサ自身を回転させるように構成され、また所望の形状に砥石を成形するために、その形状に沿ってドレッサを回転させたまま移動させるように構成されており、これらのロータリードレッサ装置を各種研削盤に取り付けて用いて来た。
【0003】しかし円筒研削盤において、ロータリードレッサを回転させるための装置や、ロータリードレッサを移動させるための装置を付加すると、構造が複雑になって高価になると共に、維持管理が煩雑になるという問題があった。
【0004】引張り試験やねじり試験に用いる試験片のように、各部の形状が定まっているものを研削する場合には、大がかりなロータリードレッサ装置によってその都度砥石を成形するよりも、予め試験片の各部の研削に適した形状が形成されたロータリードレッサを製作しておき、該ロータリードレッサを、例えば円筒研削盤の両センタ間に取り付けて砥石の成形を行うようにすれば、構造も複雑にならず、また砥石の成形も容易に行い得ると考えられるが、このようなロータリードレッサは従来一般に提供されていなかった。
【特許文献1】
特開平5−162073号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記した従来技術の欠点を除くためになされたものであって、その目的とするところは、砥石を成形するための直線若しくは曲線又は該直線及び該曲線の組合せからなる形状が外周方向に連続的に形成されたドレッサ部を有し、回転する砥石と接触することで該砥石を成形可能にする砥粒をドレッサ部に付することによって、砥石の外周面や端面をドレッサ部に形成された直線形状若しくは曲線形状又はこれらの組合せからなる総形形状等に成形することができるようにすることであり、またこれによって引張り試験やねじり試験に用いる試験片のように、各部の形状が定まっているものを大量に研削する場合に、砥石を所望の形状に容易に成形できるようにして、研削作業の効率を高めることである。
【0006】また他の目的は、上記構成において、ロータリードレッサを円筒研削盤の両センタ間に取付け可能に構成することによって、円筒研削盤の構造を複雑にすることなく、両センタ間に取り付けるだけで砥石の成形ができるようにすると共に、両センタによってロータリードレッサを低速度で回転させながら砥石の成形を行うことで、ドレッサ部の全周を成形に使用できるようにして、ロータリードレッサの長寿命化を可能にすることである。
【0007】更に他の目的は、上記ドレッサ部において、砥石の外周面を直線状に成形するための直線部と該外周面を曲線状に成形するための曲線部とを外周方向に連続的に形成することによって、直線部を使用して砥石の外周面を直線状に成形したり、曲線部を使用して砥石の外周面を曲線状に成形したり、又は直線部及び曲線部を同時に使用して、砥石を総形形状に成形できるようにすることである。
【0008】また他の目的は、上記ドレッサ部において、砥石の端面を成形するための第1直線部と砥石の外周面を直線状に成形するための第2直線部と該外周面を曲線状に成形するための曲線部と砥石の角部を面取り形状に成形するための面取り部とを外周方向に連続的に形成することによって、ワークの端面を研削可能な形状に砥石の端面を成形できるようにすると共に、ワーク隅部の面取り研削ができるように、砥石の角部を該面取り形状に成形できるようにすることである。
【0009】更に他の目的は、上記ドレッサ部の構成により、ワークの外周面からワーク隅部及びワーク端面までを同時研削できるように、砥石の外周面、角部及び端面を容易に成形できるようにすることである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
要するに本発明(請求項1)は、砥石を成形するための直線若しくは曲線又は該直線及び該曲線の組合せからなる形状が外周方向に連続的に形成されたドレッサ部を有し、回転する前記砥石と接触することで該砥石を成形可能にする砥粒を前記ドレッサ部に付したことを特徴とするものである。
【0011】また本発明(請求項2)は、円筒研削盤の両センタ間に取付け可能に構成され、砥石を成形するための直線若しくは曲線又は該直線及び該曲線の組合せからなる形状が外周方向に連続的に形成されたドレッサ部を有し、回転する前記砥石と接触することで該砥石を成形可能にする砥粒を前記ドレッサ部に付したことを特徴とするものである。
【0012】また本発明(請求項3)は、円筒研削盤の両センタ間に取付け可能に構成され、砥石の外周面を直線状に成形するための直線部と該外周面を曲線状に成形するための曲線部とが外周方向に連続的に形成されたドレッサ部を有し、回転する前記砥石と接触することで該砥石を成形可能にする砥粒を前記ドレッサ部に付したことを特徴とするものである。
【0013】また本発明(請求項4)は、円筒研削盤の両センタ間に取付け可能に構成され、砥石の端面を成形するための第1直線部と前記砥石の外周面を直線状に成形するための第2直線部と該外周面を曲線状に成形するための曲線部と前記砥石の角部を面取り形状に成形するための面取り部とが外周方向に連続的に形成されたドレッサ部を有し、回転する前記砥石と接触することで該砥石を成形可能にする砥粒を前記ドレッサ部に付したことを特徴とするものである。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下本発明を図面に示す実施例に基いて説明する。本発明に係るロータリードレッサ1は、図1から図3において、ドレッサ部2を有し、円筒研削盤(図示せず)の両センタ3,4間に取付け可能に構成されている。
【0015】ドレッサ部2は、図1から図4に示すように、砥石5の端面5aを成形するための第1直線部2aと砥石5の外周面5bを直線状に成形するための第2直線部2bと該外周面5bを曲線状に成形するための曲線部2cと砥石5の角部5dを面取り形状に成形するための面取り部2dとが外周方向に連続的に形成されたものであって、表面にはダイヤモンド等の砥粒6が、例えばタングステンカーバイド系のボンドで固められて均一に埋め込まれている。
【0016】曲線部2cは軸方向の中央に形成され、その軸方向の両側に、面取り部2dが夫々形成されている。面取り部2dに連なるフランジ状に突出した部分の外周面に第2直線部2bが夫々形成されている。第1直線部2aは、第2直線部2bに対して直角となる端面として、第1直線部2aと連なって形成されている。
【0017】曲線部2cの曲率半径は、例えばR1 であり、面取り部2dの曲率半径は、例えばR2 であるが、更に他の直線部や曲率半径の異なる曲線部を形成してもよい。1個のロータリードレッサ1で多様な砥石成形ができるようになるからである。
【0018】ドレッサ部2の軸方向の両側には、軸部8が例えば一体的に形成されており、該軸部8の端面8aには両センタ3,4に適合するサイズのセンタ穴8bが夫々形成されている。なお軸部8をチャック(図示せず)によりチャッキングすることで、両センタ3,4を用いなくても取付けは可能である。
【0019】本発明は、上記のように構成されており、以下その作用について説明する。図4において、ロータリードレッサ1を円筒研削盤の両センタ3,4に取り付けると、該ロータリードレッサ1を用いて、円筒研削盤の砥石5の目直し(ドレッシング)、形直し(ツルーイング)又は成形(フォーミング)を行うことができる。ロータリードレッサ1を両センタ3,4により回転させながら使用することで、ドレッサ部2の全周を均等に用いて砥石5の成形ができるので、ドレッサ部2が摩耗しにくく、長寿命となる。
【0020】まず砥石5の外周面5bを曲線状に成形する場合の作用について説明する。図4に示すように、ロータリードレッサ1を所定の速度で所定の方向に回転させておき、砥石5を回転させながらロータリードレッサ1の曲線部2cの位置に合わせ、矢印A方向に移動させて該曲線部2cに当接させると、図5及び図6に示すように、外周面5bが砥粒6(太い実線で示す)によって次第に削られて、曲線部5bの形状に適合する曲線状に成形される。
【0021】次に、別の砥石5の外周面5bを直線状に成形する場合の作用について説明する。図7に示すように、ロータリードレッサ1を所定の速度で所定の方向に回転させておき、砥石5を回転させながらロータリードレッサ1の第2直線部2bに当接させ、矢印C及び矢印D方向にトラバースさせると、外周面5bが砥粒6によって削られて、直線状に成形される。
【0022】続いて砥石5の角部5dを面取り成形する場合の作用について説明する。図8に示すように、ロータリードレッサ1を所定の速度で所定の方向に回転させておき、砥石5を回転させながら一方の角部5dをロータリードレッサ1の面取り部2dの位置に合わせ、該面取り部2dに当接させると、角部5dが砥粒6によって次第に削られて、面取り部2dの形状に適合する面取り形状に成形される。他方の角部5dの成形は、図9及び図10に示すように、今成形に用いた面取り部2dの反対側の面取り部2dを使用することで行うことができる。
【0023】次に、砥石5の端面5aを直線状に成形する場合の作用について説明する。図11に示すように、ロータリードレッサ1を所定の速度で所定の方向に回転させておき、砥石5を回転させながら一方の端面5aを、該端面5aと相対する側の第1直線部2aに当接させ、矢印A及び矢印B方向にトラバースさせると、該端面5aが砥粒6によって削られて、直線状に成形される。他方の端面5aは、図12に示すように、他方の第1直線部2aを使用することで同様に成形を行うことができる。
【0024】なお、第1直線部2aを使用しても、砥石5の端面5aのうち角部5dに近いところしか成形ができないが、通常砥石5の端面5aは角部5dのみが張り出すように削り込んで逃がしてしまうので、角部5dに近い部分だけ直線状に成形できればよく、問題はない。
【0025】次に、成形した砥石5を用いて、試験片10の研削加工を行う場合の作用について説明する。図13から図15に示すように、外周面5bを曲線状に成形した砥石5を、ワークである両センタ3,4に取り付けられた試験片10の小径部10aの中央に矢印A方向に当接させて所定量切り込むと、砥石5によって小径部10aが研削され、所定の曲率及び直径を有するくびれ10bを形成することができる。
【0026】次に、図16から図17に示すように、外周面5bを直線状に成形すると共に、角部5dを面取り形状に成形した砥石5を、試験片10の、例えば左側の小径部10aに接近させて当接させ、適度な切込みのまま砥石5を矢印E方向に移動させると、左側の小径部10a、隅部10c及び端面10dを夫々同時研削することができる。
【0027】そして砥石5を、図18に示すように、右側の小径部10aに当接させ、適度の切込みのまま砥石5を矢印F方向に移動させると、右側の小径部10a、隅部10c及び端面10dを夫々同時研削することができる。
【0028】なお、当該試験片10は、くびれ10bの直径で強度を変化させて、例えば両振りねじり疲労試験等を行うためのものであるので、くびれ10bの直径と小径部10aの直径との差が大きいときは、必ずくびれ10bから疲労破壊するので、小径部10aの研削は必ずしも行う必要はないが、直径の差を少なくした場合には、小径部10aや隅部10cから疲労破壊することがあり得るので、そのようなことがないように小径部10a、隅部10c及び端面10dまで同時研削することとしたものである。このような用途に対応して砥石5を自在にかつ容易に成形できるのも本発明の特徴である。
【0029】なお、上記構成において、上記ドレッサ部2に形成されている第1直線部2aや曲線部2c等は、試験片10を研削するための形状であるので、ドレッサ部2の形状はこれに限るものではなく、種々の形状に形成することが可能である。
【0030】
【発明の効果】
本発明は、上記のように砥石を成形するための直線若しくは曲線又は該直線及び該曲線の組合せからなる形状が外周方向に連続的に形成されたドレッサ部を有し、回転する砥石と接触することで該砥石を成形可能にする砥粒をドレッサ部に付したので、砥石の外周面や端面をドレッサ部に形成された直線形状若しくは曲線形状又はこれらの組合せからなる総形形状等に成形することができる効果があり、またこの結果引張り試験やねじり試験に用いる試験片のように、各部の形状が定まっているものを大量に研削する場合に、砥石を所望の形状に容易に成形できるようになるため、研削作業の効率を高めることができる効果がある。
【0031】また上記構成において、ロータリードレッサを円筒研削盤の両センタ間に取付け可能に構成したので、円筒研削盤の構造を複雑にすることなく、両センタ間に取り付けるだけで砥石の成形ができるという効果があると共に、両センタによってロータリードレッサを低速度で回転させながら砥石の成形を行うことで、ドレッサ部の全周を成形に使用できるようになるため、ロータリードレッサの長寿命化を可能にし得る効果が得られる。
【0032】更には、上記ドレッサ部において、砥石の外周面を直線状に成形するための直線部と該外周面を曲線状に成形するための曲線部とを外周方向に連続的に形成したので、直線部を使用して砥石の外周面を直線状に成形したり、曲線部を使用して砥石の外周面を曲線状に成形したり、又は直線部及び曲線部を同時に使用して、砥石を総形形状に成形できるという効果がある。
【0033】また上記ドレッサ部において、砥石の端面を成形するための第1直線部と砥石の外周面を直線状に成形するための第2直線部と該外周面を曲線状に成形するための曲線部と砥石の角部を面取り形状に成形するための面取り部とを外周方向に連続的に形成したので、ワークの端面を研削可能な形状に砥石の端面を成形できるという効果があると共に、ワーク隅部の面取り研削ができるように、砥石の角部を該面取り形状に成形できるという効果が得られる。
【0034】更には、上記ドレッサ部の構成により、ワークの外周面からワーク隅部及びワーク端面までを同時研削できるように、砥石の外周面、角部及び端面を容易に成形できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】ロータリードレッサの斜視図である。
【図2】ロータリードレッサの部分横断面平面図である。
【図3】ドレッサ部の拡大縦断面図である。
【図4】両センタ間に取り付けたロータリードレッサに砥石を接近させる状態を示す平面図である。
【図5】砥石をロータリードレッサの曲線部に当接させて該砥石を成形している状態を示す平面図である。
【図6】砥石が曲線部と同一形状に成形された状態を示す平面図である。
【図7】砥石の外周面をトラバースさせながら第2直線部に当接させて、該外周面を直線状に形成する状態を示す平面図である。
【図8】砥石の一方の角部をロータリードレッサの面取り部に当接させて該角部を成形している状態を示す平面図である。
【図9】砥石の他方の角部をロータリードレッサの面取り部に当接させて該角部を成形している状態を示す平面図である。
【図10】砥石の両角部が面取り部と同一形状に成形された状態を示す平面図である。
【図11】砥石の一方の端面をトラバースさせながらロータリードレッサの第1直線部に当接させて、該端面を直線状に成形している状態を示す平面図である。
【図12】砥石の他方の端面をトラバースさせながらロータリードレッサの第1直線部に当接させて、該端面を直線状に成形している状態を示す平面図である。
【図13】図6において外周面を曲線状に成形した砥石をワークである両センタに取り付けられた試験片の小径部の中央に接近させる状態を示す平面図である。
【図14】試験片の小径部の中央に砥石を当接させて研削している状態を示す平面図である。
【図15】研削によって試験片の小径部の中央に砥石の外周面と同一形状のくびれが形成された状態を示す平面図である。
【図16】図10において角部を面取り成形した砥石を試験片に接近させる状態を示す平面図である。
【図17】砥石を試験片の小径部に当接させた後、矢印E方向に移動させることにより、該小径部、隅部及び端面を同時研削する状態を示す平面図である。
【図18】砥石を試験片の小径部に当接させた後、矢印F方向に移動させることにより、該小径部、隅部及び端面を同時研削する状態を示す平面図である。
【符号の説明】
1 ロータリードレッサ
2 ドレッサ部
2a 第1直線部
2b 第2直線部
2c 曲線部
2d 面取り部
3 センタ
4 センタ
5 砥石
5a 端面
5b 外周面
5d 角部
6 砥粒
Claims (4)
- 砥石を成形するための直線若しくは曲線又は該直線及び該曲線の組合せからなる形状が外周方向に連続的に形成されたドレッサ部を有し、回転する前記砥石と接触することで該砥石を成形可能にする砥粒を前記ドレッサ部に付したことを特徴とする円筒研削盤用ロータリードレッサ。
- 円筒研削盤の両センタ間に取付け可能に構成され、砥石を成形するための直線若しくは曲線又は該直線及び該曲線の組合せからなる形状が外周方向に連続的に形成されたドレッサ部を有し、回転する前記砥石と接触することで該砥石を成形可能にする砥粒を前記ドレッサ部に付したことを特徴とする円筒研削盤用ロータリードレッサ。
- 円筒研削盤の両センタ間に取付け可能に構成され、砥石の外周面を直線状に成形するための直線部と該外周面を曲線状に成形するための曲線部とが外周方向に連続的に形成されたドレッサ部を有し、回転する前記砥石と接触することで該砥石を成形可能にする砥粒を前記ドレッサ部に付したことを特徴とする円筒研削盤用ロータリードレッサ。
- 円筒研削盤の両センタ間に取付け可能に構成され、砥石の端面を成形するための第1直線部と前記砥石の外周面を直線状に成形するための第2直線部と該外周面を曲線状に成形するための曲線部と前記砥石の角部を面取り形状に成形するための面取り部とが外周方向に連続的に形成されたドレッサ部を有し、回転する前記砥石と接触することで該砥石を成形可能にする砥粒を前記ドレッサ部に付したことを特徴とする円筒研削盤用ロータリードレッサ。
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2010023221A (ja) * | 2008-07-24 | 2010-02-04 | Jtekt Corp | 砥石のツルーイング方法およびツルーイング装置 |
JP2012091292A (ja) * | 2010-10-27 | 2012-05-17 | Toyoda Van Moppes Ltd | ロータリドレッサ |
-
2002
- 2002-09-06 JP JP2002261994A patent/JP2004098200A/ja active Pending
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