JP2004098093A - レーザ加工装置およびそのノズル脱着機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】ノズルを加工ヘッドに対して簡単且つ短時間に脱着することができるレーザ加工装置およびそのノズル脱着機構の提供する。
【解決手段】本発明のノズル脱着機構は、加工ヘッド11に形成され、ノズル24の取付端部24bが挿入されて嵌め込まれる取付孔35と、加工ヘッド11に設けられ、レーザ加工に必要な電気信号や流体の授受をノズル24との間で行なう少なくとも1つのヘッド側コネクタ30,34と、ノズル24に設けられ、ヘッド側コネクタ30,34と着脱自在に接続可能な少なくとも1つのノズル側コネクタ36,39と、加工ヘッド11の取付孔35に対するノズル24の挿入に伴って、ヘッド側コネクタ30,34とノズル側コネクタ36,39とを接続する接続ガイド手段35a,35bと、取付孔35からのノズル24の抜けを防止する抜け止め手段32,33とを具備している。
【選択図】   図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、レーザ加工装置に係り、特に、ノズルをレーザ加工ヘッドに対して着脱するためのノズル脱着機構の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
レーザ光によって被加工材料としてのワークを加工(熱切断)するレーザ加工装置は、従来から様々な形態のものが知られている。例えば、設置型のレーザ加工機においては、その加工ヘッドの下部に、レーザビームをワークへ照射するノズルが設けられている。
【0003】
このようなノズルは、加工点に近い部品であるため、レーザ切断した際に出るスパッタが付着したり、材料から戻ってくるレーザ光や材料溶融物によって溶けが発生する。また、切断する材料が異なれば、使用するノズルも異なる。そのため、レーザ加工装置においては、ノズルを交換することができるように、ノズルが加工ヘッドに対して着脱自在となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前記ノズルは、加工ヘッドに対してネジにより螺合されるのが一般的である。例えば、図5に示されるように、ノズル100は、その接続部100aの外周面に形成された雄ネジ部100bが加工ヘッド102の取付孔102aの内周面に形成された雌ネジ部102bに螺合して嵌め付けられることにより、加工ヘッド102に対して着脱自在に取り付けられる(特許文献1参照)。
【0005】
また、図6には、加工ヘッド102に対するノズル100の他の脱着形態が示されている。この形態において、ノズル100は、環状の取付部材110を介して、加工ヘッド102に取り付けられる。具体的には、ノズル100は、その接続部100aが加工ヘッド102の取付孔102a内に嵌め込まれた後、ノズル100のフランジ100cと係合する取付部材110の内周面の雌ネジ部110aを加工ヘッド102の先端外周面に形成された雄ネジ部102cに螺合することにより、加工ヘッド102に対して着脱自在に取り付けられる。また、この時、加工ヘッド102側のコネクタ112とノズル100側のコネクタ114とが係合して、位置合わせが成される(特許文献2参照)。
【0006】
また、一般に、ノズル100には、被加工材料であるワークとのギャップを測定し或は一定に保つためのセンサが内蔵されている。また、ノズル100には、ノズル100を冷却するためのエアーやワークに噴射される水等をノズル100に供給する配管が接続される。したがって、加工ヘッド102に対してノズル100が脱着される前述した従来のレーザ加工装置においては、加工ヘッド102に対してノズル100が取り付け固定された後、前記センサからの信号を送信する信号ケーブルや前記配管等がノズル100に対して接続固定される。
【0007】
しかしながら、ノズル100を加工ヘッド102に取り付けた後に前記配管や前記信号ケーブル等を改めてノズル100に接続する作業は非常に煩雑であり、結果的に、ノズル100の装着時間が長くなる。また、これは、ノズル100を交換するためにノズル100を加工ヘッド102から取り外す場合も同様である。すなわち、前記配管や信号ケーブルをノズル100から取り外さなければ、ノズル100を加工ヘッド102から抜き取ることができず、ノズル100の交換作業に多大な労力と時間をかけなければならない。
【0008】
また、特に、図6に示されるような脱着形態においては、直視し難い部位すなわち取付部材110の内側部位にコネクタ112,114が設けられているため、ノズル100を加工ヘッド102に嵌め込む際に、コネクタ112,114の位置合わせがしづらい。また、ノズル100を加工ヘッド102に嵌め込んだ後にノズル100と係合する取付部材110を加工ヘッド102に螺合するため、取付部材110の捩じ込み具合を把握しにくい。
【0009】
本発明は、前記事情に鑑みて為されたもので、ノズルを加工ヘッドに対して簡単且つ短時間に脱着することができるレーザ加工装置およびそのノズル脱着機構を提供することを目的とする。
【0010】
【特許文献1】
特開平10−128571号公報
【特許文献2】
特開平3−8580号公報
【0011】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、請求項1に記載された発明は、レーザビームをワークへ照射するためのノズルを、レーザ加工装置の加工ヘッドに対して脱着するためのノズル脱着機構において、前記加工ヘッドに形成され、前記ノズルの取付端部が挿入されて嵌め込まれる取付孔と、前記加工ヘッドに設けられ、レーザ加工に必要な流体や電気信号の授受を前記ノズルとの間で行なう少なくとも1つのヘッド側コネクタと、前記ノズルに設けられ、前記ヘッド側コネクタと着脱自在に接続可能な少なくとも1つのノズル側コネクタと、前記加工ヘッドの前記取付孔に対する前記ノズルの挿入に伴って、前記ヘッド側コネクタと前記ノズル側コネクタとを接続する接続ガイド手段と、前記取付孔からの前記ノズルの抜けを防止する抜け止め手段とを具備することを特徴とする。
【0012】
また、請求項2に記載された発明は、レーザ発振装置を備えた装置本体と、前記装置本体に設けられ且つ前記レーザ発振装置からのレーザビームを受ける加工ヘッドと、前記加工ヘッドが受けたレーザビームをワークへ照射するためのノズルと、前記ノズルを前記加工ヘッドに対して脱着するためのノズル脱着機構とを備えたレーザ加工装置において、前記ノズル脱着機構は、前記加工ヘッドに形成され、前記ノズルの取付端部が挿入されて嵌め込まれる取付孔と、前記加工ヘッドに設けられ、レーザ加工に必要な流体や電気信号の授受を前記ノズルとの間で行なう少なくとも1つのヘッド側コネクタと、前記ノズルに設けられ、前記ヘッド側コネクタと着脱自在に接続可能な少なくとも1つのノズル側コネクタと、前記加工ヘッドの取付孔に対する前記ノズルの挿入に伴って、前記ヘッド側コネクタと前記ノズル側コネクタとを接続する接続ガイド手段と、前記取付孔からの前記ノズルの抜けを防止する抜け止め手段とを備えていることを特徴とする。
【0013】
請求項1および請求項2に記載された発明においては、ノズルと加工ヘッドとの接続およびコネクタ同士の接続を1アクションで同時に行なうことができるため、加工ヘッドに対するノズルの装着作業が非常に簡単となり、結果的に、ノズルの装着時間を従来よりも大幅に短縮される。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るノズル脱着機構を備えたレーザ加工機(レーザ加工装置)1を示している。図示のように、レーザ加工機1は、水平に敷設された固定のXYテーブル3上に被加工材料としてのワークWを案内し、このワークWをレーザビームLBで熱切断するものである。
【0015】
レーザビームLBは、レーザ加工装置1の装置本体に設けられたレーザ発振装置5で発振され、ビーム調整装置7および反射鏡9を介して加工ヘッド11に案内される。加工ヘッド11の内部には集光レンズ13が設けられており、レーザビームLBは、この集光レンズ13で集光されて、焦点位置でワークWを熱切断する。
【0016】
また、ワークWは、クランプ15で把持され、切断されるべき部位が加工ヘッド11の直下に来るように、XYテーブル3上で水平移動されるようになっている。この場合、クランプ15は、ワークWを把持した状態で、XY軸用サーボモータで平面X,Y方向に駆動されるようになっている。また、加工ヘッド11は、Z軸用サーボモータで上下方向に駆動されるようになっている。
【0017】
図2には、レーザ加工装置1の加工ヘッド11と、この加工ヘッド11に着脱自在に取り付けられるノズル24とが分解状態で示されている。ここで、図2の(a)は、加工ヘッド11およびノズル24の正面図であり、図2の(b)は加工ヘッド11およびノズル24の部分断面図(図2の(a)のB−B線に沿う断面図)であり、図2の(c)はノズル24の平面図(図2の(a)のA方向矢視図)である。
【0018】
図示のように、ノズル24は、加工ヘッド11からのレーザ光およびアシストガスが通る通路42を形成する本体部24aと、加工ヘッド11に着脱自在に取り付けられるフランジ状の取付端部24bと、レーザ光およびアシストガスの出口となる開口40が設けられた先端部24cとを有している。
【0019】
また、ノズル24には、ワークWとのギャップを測定し或は一定に保つための図示しないセンサが内蔵されている。そして、このセンサからの検知信号は、取付端部24bに形成された孔38内に突出する第1のセンサコネクタ(ノズル側コネクタ)36から出力されるようになっている。なお、孔38は、加工ヘッド11の後述する取付孔35内に挿入される取付端部24bの挿入側端面45で開口している。
【0020】
また、ノズル24は、ノズル24を冷却するためのエアーやワークに噴射される水等を加工ヘッド11側から受ける第1の配管コネクタ(ノズル側コネクタ)39と、加工ヘッド11側に設けられた後述する位置決め用のボールプランジャ32と係合してノズル24の芯出しを行なう(レーザビームLBの光軸O1とノズル24の軸心O2とを位置合わせする)位置決め凹部33とを有している。この場合、第1の配管コネクタ39は、取付端部24bの挿入側端面45から突出されている。また、位置決め凹部33は、挿入側端面45と反対側の端面47に近い取付端部24bの上面に形成されている。
【0021】
また、加工ヘッド11には、ノズル24が着脱自在に取り付けられる取付孔35が形成されている。取付孔35は、集光レンズ13で集光されたレーザビームLBやアシストガスが導出される開口52を有するとともに、ノズル24の取付端部24bが挿入されて嵌め込まれる第1の孔部35aと、第1の孔部35aから下方に向かって延び且つノズル24の本体部24aを受ける第2の孔部35bとから成る。この場合、第1の孔部35aは、ノズル24の取付端部24bの外形状に対応する内形状を有しており、また、第2の孔部35bは、ノズル24の本体部24aの外形状に対応する内形状を有しており、これにより、取付孔35に対するノズル24の挿入接続をガイドする接続ガイド手段を形成している。なお、第1の孔部35aは加工ヘッド11の先端部の一側面11aで開口しており、第2の孔部35bは、加工ヘッド11の下面11bで開口している。
【0022】
また、第1の孔部35a内には、ノズル24の第1のセンサコネクタ36と接続可能な位置に、第2のセンサコネクタ(ヘッド側コネクタ)30が突出して設けられている。この第2のセンサコネクタ30は、ノズル24の取付端部24bが第1の孔部35a内に完全に挿入された時に取付端部24bの孔38内で第1のセンサコネクタ36と電気的に接続できる長さで突出しており、第1のセンサコネクタ36からセンサ検知信号を受ける。また、第1の孔部35a内には、ノズル24の第1の配管コネクタ39と接続可能な位置に、ノズル24を冷却するためのエアーやワークに噴射される水等を供給する第2の配管コネクタ(ヘッド側コネクタ)34が設けられている。更に、第1の孔部35a内には、ノズル24の位置決め凹部33と係脱自在に係合するボールプランジャ32が突出している。このボールプランジャ32は、ノズル24の取付端部24bが第1の孔部35a内に完全に挿入された時に、ノズル24の位置決め凹部33と係合して、ノズル24の芯出しを行なう(レーザビームLBの光軸O1とノズル24の軸心O2とを位置合わせする)とともに、位置決め凹部33と協働して、取付孔35からのノズル24の抜けを防止する抜け止め手段を形成する。
【0023】
次に、加工ヘッド11に対するノズル24の脱着方法について説明する。
ノズル24を加工ヘッド11に装着する場合には、まず、図2の(b)に矢印で示されるように、ノズル24の取付端部24bを、その挿入側端面45から、加工ヘッド11の取付孔35の第1の孔部35a内に挿入していく。この時、ノズル24は、その取付端部24bが加工ヘッド11の第1の孔部35aでガイドされ、また、その本体部24aも加工ヘッド11の第2の孔部35bでガイドされながら、取付孔35内に挿入される。そして、このようなガイドにより、ノズル24の取付端部24bが第1の孔部35a内に完全に挿入されると、第1のセンサコネクタ36と第2のセンサコネクタ30とがノズル24の孔38内で電気的に接続され、また、第1の配管コネクタ39と第2の配管コネクタ34とが接続されるとともに、ボールプランジャ32と位置決め凹部33とが係合して、ノズル24の芯出しおよび加工ヘッド11に対するノズル24の抜け止めが成される。
【0024】
以上説明したように、本実施形態のレーザ加工機1のノズル脱着機構は、加工ヘッド11に形成され且つノズル24の取付端部24bが挿入されて嵌め込まれる取付孔35と、加工ヘッド11に設けられ且つレーザ加工に必要な電気信号や流体の授受をノズル24との間で行なう少なくとも1つのヘッド側コネクタ30,34と、ノズル24に設けられ且つヘッド側コネクタ30,34と着脱自在に接続可能な少なくとも1つのノズル側コネクタ36,39と、加工ヘッド11の取付孔35に対するノズル24の挿入に伴ってヘッド側コネクタ30,34とノズル側コネクタ36,39とを接続する接続ガイド手段35a,35bと、取付孔35からのノズル24の抜けを防止する抜け止め手段32,33とを備えている。
【0025】
すなわち、本実施形態では、加工ヘッド11に対するノズル24の接続と、コネクタ30,36;34,39同士の接続を1アクションで同時に行なうことができるようになっている。したがって、加工ヘッド11に対するノズル24の装着作業を非常に簡単にすることができ(位置合わせやコネクタ同士の接続具合等を気にしないで済む)、結果的に、ノズル24の装着時間を従来よりも大幅に短縮することができる。
【0026】
図3には、前述した実施形態の第1の変形例が示されている。なお、図3において、前述した実施形態と共通する構成部分については、同一符号が付されている。
【0027】
この変形例では、少なくとも1つ(図では、複数)の電気接点60がノズル24の取付端部24bに設けられており、この電気接点60を通じて様々な電気信号のやりとりを加工ヘッド11側と行なうことができるようになっている(したがって、図示しないが、加工ヘッド側11にも電気接点60と電気的に接続する要素が設けられている。)。この場合、加工ヘッド11に対するノズル24の取付具合(挿入具合)を接点60によって検出できるようになっていても良い。なお、その他の構成は、前述した実施形態と同一である。
【0028】
図4には、前述した実施形態の第2の変形例が示されている。なお、図4において、前述した実施形態と共通する構成部分については、同一符号が付されている。
【0029】
この変形例では、ボールプランジャ32と位置決め凹部33とから成る抜け止め手段に加え、第2の抜け止め手段が設けられている。具体的には、前記第2の抜け止め手段は、加工ヘッド11に設けられた支持部材62と、支持部材62に対して回動可能に支持された固定レバー64とを備えている。固定レバー64は、加工ヘッド11の取付孔35の開口へと突出する固定位置(図4に示される位置)と、加工ヘッド11の取付孔35から退避して加工ヘッド11の側面11a内に位置する退避位置との間で回動することができるとともに、支持部材62と固定レバー64との間に介挿された皿バネ66によって加工ヘッド11側に付勢されている。なお、その他の構成は、前述した実施形態と同一である。
【0030】
したがって、このような構成では、ノズル24を加工ヘッド11の取付孔35に完全に挿入した後(ボールプランジャ32と位置決め凹部33とが係合した後)、固定レバー64を図4に示される固定位置へと回動させれば、皿バネ65の付勢力でノズル24の取付端部24bに対して押圧される固定レバー64により、取付孔35からのノズル24の抜けが防止される。すなわち、この変形例では、ボールプランジャ32と位置決め凹部33とから成る抜け止め手段に加え、更に、固定レバー64を備えた第2の抜け止め手段が設けられているため、ノズル24の抜けを確実に防止することができる。また、固定レバー64を皿バネ66で押圧しているため、加工のばらつきによる段差も許容できる。
【0031】
なお、本発明は、前述した実施形態に限定されず、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施できることは言うまでもない。例えば、前述した実施形態では、ノズル24が加工ヘッド11に対して側方から挿入されている(すなわち、取付孔35が加工ヘッド11の側方で開口している)が、ノズル24を加工ヘッド11に対して下方もしくはそれ以外の方向から挿入して(すなわち、取付孔35が加工ヘッド11の下方もしくはそれ以外の方向で開口していて)も良い。
【0032】
また、前述した実施形態では、ヘッド側コネクタとノズル側コネクタとが取付孔35内で接続されているが、これらのコネクタ同士が取付孔35の外側もしくはそれ以外の部位で接続されるようになっていても良い。要は、加工ヘッド11に対するノズル24の挿入に伴ってコネクタ同士が接続されるような形態、すなわち、加工ヘッド11に対するノズル24の装着とコネクタ同士の接続とが1アクションで同時に行なうことができるような形態であれば、コネクタの位置や接続位置、加工ヘッド11に対するノズル24の挿入方向等は、どのような形態であっても良い。
【0033】
また、コネクタの種類も前述した実施形態の種類に限定されない。また、加工ヘッド11の取付孔35に対するノズル24の挿入に伴ってヘッド側コネクタとノズル側コネクタとを接続する接続ガイド手段は、前述した実施形態では、取付孔35自体であったが、取付孔35以外の他の要素によって形成されていても良い。
【0034】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、ノズルと加工ヘッドとの接続およびコネクタ同士の接続を1アクションで同時に行うことができるため、加工ヘッドに対するノズルの装着作業を非常に簡単にすることができ、結果的に、ノズルの装着時間を従来よりも大幅に短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るノズル脱着機構を備えたレーザ加工機の概略構成図である。
【図2】(a)は、加工ヘッドおよびノズルの正面図、(b)は(a)のB−B線に沿う断面図、(c)は(a)のA方向矢視図である。
【図3】第1の変形例に係るノズル脱着機構の斜視図である。
【図4】(a)は第2の変形例に係るノズル脱着機構の断面図、(b)は(a)のノズル脱着機構の正面図である。
【図5】従来のノズル脱着機構の一例を示す断面図である。
【図6】従来のノズル脱着機構の他の例を示す断面図である。
【符号の説明】
1  レーザ加工装置
11  加工ヘッド
24  ノズル
24b  取付端部
30  第2のセンサコネクタ(ヘッド側コネクタ)
32  ボールプランジャ(抜け止め手段)
33  位置決め凹部(抜け止め手段)
34  第2の配管コネクタ(ヘッド側コネクタ)
35  取付孔
35a  第1の孔部(接続ガイド手段)
35b  第2の孔部(接続ガイド手段)
36  第1のセンサコネクタ(ノズル側コネクタ)
39  第1の配管コネクタ(ノズル側コネクタ)

Claims (2)

  1. レーザビームをワークへ照射するためのノズルを、レーザ加工装置の加工ヘッドに対して脱着するためのノズル脱着機構において、
    前記加工ヘッドに形成され、前記ノズルの取付端部が挿入されて嵌め込まれる取付孔と、
    前記加工ヘッドに設けられ、レーザ加工に必要な流体や電気信号の授受を前記ノズルとの間で行なう少なくとも1つのヘッド側コネクタと、
    前記ノズルに設けられ、前記ヘッド側コネクタと着脱自在に接続可能な少なくとも1つのノズル側コネクタと、
    前記加工ヘッドの取付孔に対する前記ノズルの挿入に伴って、前記ヘッド側コネクタと前記ノズル側コネクタとを接続する接続ガイド手段と、
    前記取付孔からの前記ノズルの抜けを防止する抜け止め手段と、
    を具備することを特徴とするノズル脱着機構。
  2. レーザ発振装置を備えた装置本体と、前記装置本体に設けられ且つ前記レーザ発振装置からのレーザビームを受ける加工ヘッドと、前記加工ヘッドが受けたレーザビームをワークへ照射するためのノズルと、前記ノズルを前記加工ヘッドに対して脱着するためのノズル脱着機構とを備えたレーザ加工装置において、
    前記ノズル脱着機構は、
    前記加工ヘッドに形成され、前記ノズルの取付端部が挿入されて嵌め込まれる取付孔と、
    前記加工ヘッドに設けられ、レーザ加工に必要な流体や電気信号の授受を前記ノズルとの間で行なう少なくとも1つのヘッド側コネクタと、
    前記ノズルに設けられ、前記ヘッド側コネクタと着脱自在に接続可能な少なくとも1つのノズル側コネクタと、
    前記加工ヘッドの取付孔に対する前記ノズルの挿入に伴って、前記ヘッド側コネクタと前記ノズル側コネクタとを接続する接続ガイド手段と、
    前記取付孔からの前記ノズルの抜けを防止する抜け止め手段と、
    を備えていることを特徴とするレーザ加工装置。
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