JP2005165016A - 光ファイバモジュールおよび光デバイスとそれらの製造方法 - Google Patents

光ファイバモジュールおよび光デバイスとそれらの製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2005165016A
JP2005165016A JP2003404492A JP2003404492A JP2005165016A JP 2005165016 A JP2005165016 A JP 2005165016A JP 2003404492 A JP2003404492 A JP 2003404492A JP 2003404492 A JP2003404492 A JP 2003404492A JP 2005165016 A JP2005165016 A JP 2005165016A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical fiber
support substrate
polishing
fiber module
functional component
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003404492A
Other languages
English (en)
Inventor
Norihiro Dejima
範宏 出島
Toshiya Kubo
利哉 久保
Masahiro Nakajima
正洋 中嶋
Akira Egawa
明 江川
Tokuo Chiba
徳男 千葉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Instruments Inc
Original Assignee
Seiko Instruments Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Instruments Inc filed Critical Seiko Instruments Inc
Priority to JP2003404492A priority Critical patent/JP2005165016A/ja
Publication of JP2005165016A publication Critical patent/JP2005165016A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)
  • Optical Couplings Of Light Guides (AREA)

Abstract

【課題】 光ファイバモジュールの光ファイバに接合されるレンズ機能部品を容易に精度良く所定の長さに形成する。
【解決手段】 光ファイバモジュール1の支持基板2には、研磨停止基準部6と接合部用位置合わせ部5が形成されている。この支持基板2上に、SM型光ファイバ3aとGI型光ファイバ3bが接合されたファイバ部材3が載置され、その接合部を接合部用位置合わせ部5に位置合わせする。その状態で押さえ部材4によってファイバ部材3を支持基板2に固定する。この支持基板2を研磨装置7にセットし、GI型光ファイバ3bと支持基板2と押さえ部材4の各端面を研磨パッド8に圧接して研磨する。やがて所定の研磨量に到達すると、研磨停止基準部6がストッパ部10aに当接して、研磨が停止する
【選択図】図4

Description

本発明は、端部にレンズ機能部品が接合された光ファイバが支持基板上に搭載された構成の光ファイバモジュールと、その光ファイバモジュールを含む光デバイスと、それらの製造方法に関する。
従来、例えば光通信分野等において、光ファイバを用いた光デバイスが多用されており、情報伝送路である光路を切り替えるための光スイッチや、ビームを減衰させるための光アッテネータ等の様々な光デバイスが用いられている。光デバイスの基本構成は、光ファイバが支持基板上に搭載された構成の光ファイバモジュールが形成され、その光ファイバの先端の前方にレンズやミラーや光フィルタ等の様々な光機能部品が配置されているのが一般的である。このような光デバイスにおいて、光ファイバから光機能部品に向かって光を出射する場合と光機能部品から光ファイバに光を入射する場合のいずれの場合にも、光ファイバと光機能部品の間を進行する光は、集束したり発散したりしない実質的に平行なビームであるのが好ましい。そこで、平行なビームを得るために通常の光ファイバ、例えばシングルモード型光ファイバ(SM型光ファイバ)の端部にレンズ機能部品を接合した、いわゆるファイバコリメータが広く用いられている。
ファイバコリメータにおけるレンズ機能部品の一例としては、比較的短いグレーデッドインデックス型光ファイバ(GI型光ファイバ)が挙げられる。図18(c)に示すようにSM型光ファイバ103に接合されているGI型光ファイバ101が適切な長さであると(図18(a)のB−B線で切断されていると)、所望のビーム径の平行光を入出射するファイバコリメータ102が得られる。しかし、図18(a)に示すようにGI型光ファイバ101の内部では光は正弦波的な光路で伝播するため、図18(b)に示すようにGI型光ファイバ101が短過ぎると(例えば図18(a)のA−A線で切断されていると)、光が発散する構成になってしまう。逆に、図18(d)に示すようにGI型光ファイバ101が長過ぎると(例えば図18(a)のC−C線で切断されていると)、光が集束する構成になってしまう。このようにGI型光ファイバ101の長さを精度良く形成する必要があることについては、特許文献1等に開示されている。
特開平6−138342号公報([0017]〜[0020]、[0026])
前記した通り、GI型光ファイバ101等のレンズ機能部品を所定の長さに精度よく形成することによって、はじめて所望の性能を有するファイバコリメータ102を構成することができる。少なくとも、GI型光ファイバ101の長さは、数μm程度の誤差しか許容できない。
ファイバコリメータ102において、光ファイバ(例えばSM型光ファイバ103)の端部に接合されているレンズ機能部品(例えばGI型光ファイバ101)は非常に短いため、GI型光ファイバ101を所定の長さに切断した後にSM型光ファイバ101に接合する作業は困難である。また、融着の際には、GI型光ファイバ101が所定の長さ以上ないと融着接続できない。従って、比較的長い状態のGI型光ファイバ101をSM型光ファイバ103の端部に接合した後に、GI型光ファイバが所定の長さになるまで研磨するのが一般的である。
通常の研磨作業においては、研磨装置に被加工物をセットして、被加工物を研磨装置の研磨部材(例えば研磨パッド)に押し付けながら研磨部材に向かって押し進めて、所定の長さに到達した時点で作業を停止する。この研磨作業において、被加工物であるGI型光ファイバ101が所定の長さに到達したことを正確に認識して即座に研磨作業を停止することは容易ではない。これを実現するためには、研磨量を計測してその計測値を監視しながら研磨を行う必要があり、少なくとも、所定の長さにある程度近づいた時点からは常時研磨量を計測および監視する必要がある。従って、監視用の設備が必要になり、作業が非常に煩雑になる。この研磨作業を自動化するためには、非常に精密で複雑かつ高価な制御装置を用意する必要があり、一般的には困難である。このように、従来は、研磨作業において数μm程度の誤差で長さ精度の良好なレンズ機能部品を形成することは容易ではなく、簡単かつ安価に、信頼性の高い光ファイバモジュールおよび光デバイスを得ることはできない。
そこで本発明の目的は、安価かつ簡単な構成で、レンズ機能部品の長さを容易に精度良く研磨できる光ファイバモジュールおよび光デバイスと、それらの製造方法を提供することにある。
本発明の光ファイバモジュールは、支持基板と、支持基板に搭載されている光ファイバと、支持基板に搭載されており、光ファイバの端部に接合されているレンズ機能部品と、支持基板に設けられており、光ファイバとレンズ機能部品の接合部の所定の位置を示す接合部用位置合わせ部と、支持基板に設けられており、支持基板上のレンズ機能部品が研磨処理が行われる際の停止位置を定める研磨停止基準部とを有することを特徴とする。接合部用位置合わせ部と研磨停止基準部とが支持基板に設けられていることによって、光ファイバとレンズ機能部品の接合部と、レンズ機能部品の研磨後の端面位置が規定され、レンズ機能部品を所定の長さに形成することが容易にできる。
研磨停止基準部は、支持基板自体に直接形成されていてもよい。その場合、接合部用位置合わせ部と研磨停止基準部とは同一工程で形成される。接合部用位置合わせ部と研磨停止基準部の相対位置精度が向上するため、レンズ機能部品の長さがより高精度になる。
または、支持基板には補助部材が取り付けられており、研磨停止基準部は補助部材に設けられている構成であってもよい。その場合、支持基板には、補助部材を取り付けるための補助部材用位置合わせ部が設けられており、接合部用位置合わせ部と補助部材用位置合わせ部とは同一工程で形成されている。接合部用位置合わせ部と補助部材用位置合わせ部の相対位置精度が向上し、研磨停止基準部が設けられている補助部材が補助部材用位置合わせ部を基準にして支持基板に取り付けるため、この構成でもレンズ機能部品の長さが高精度になる。
さらに、支持基板には、光ファイバモジュールと他の部材とを接合するための他部材用位置合わせ部が設けられており、接合部用位置合わせ部と他部材用位置合わせ部とは同一工程で形成されていてもよい。これによると、レンズ機能部品と他部材との相対位置が高精度になり、光ファイバモジュールが使いやすくなる。
支持基板上には、光ファイバを支持基板に押し付ける押さえ部材が固定されており、支持基板には、押さえ部材を固定するための接着剤が周囲に流れ込むのを防止する流れ込み防止溝が設けられていてもよい。
研磨停止基準部は、研磨装置の一部に当接して支持基板が研磨装置に向かってそれ以上接近するのを阻止する停止面であると、構成が簡単であり好ましい。
レンズ機能部品の一例はグレーデッドインデックス型光ファイバである。
支持基板と、光ファイバの端部に接合されているレンズ機能部品の端面が、一括して同時に研磨されていてもよい。あるいは、光ファイバの端部に接合されているレンズ機能部品の端面は支持基板の端面から突出しており、レンズ機能部品の端面のみが研磨されていてもよい。
支持基板上に複数の光ファイバが搭載されており、複数の光ファイバの端部にそれぞれレンズ機能部品が接合されているファイバアレイの形態であってもよい。
本発明の光デバイスは、前記したいずれかの構成の光ファイバモジュールと、光ファイバの端部に接合されているレンズ機能部品の端面の前方に位置する光機能部品とを有することを特徴とする。
本発明の光ファイバモジュールの製造方法は、光ファイバとレンズ機能部品とを接合するステップと、光ファイバとレンズ機能部品の接合部が支持基板上の所定の位置に配置されるように、支持基板に設けられている接合部用位置合わせ部を用いて光ファイバおよびレンズ機能部品を支持基板に対して相対的に位置合わせするステップと、相対的に位置合わせされた状態で、光ファイバおよびレンズ機能部品を支持基板上に固定するステップと、支持基板上に光ファイバおよびレンズ機能部品が固定された状態で、少なくともレンズ機能部品の研磨処理を行うステップと、研磨処理中に、支持基板に設けられている研磨停止基準部が研磨装置の一部に当接することによって、支持基板が研磨装置に向かってそれ以上接近するのが阻止されて、研磨処理が停止するステップとを含むことを特徴とする。この方法によると、容易な方法でレンズ機能部品を所定の長さに精度良く形成できる。
接合部用位置合わせ部と研磨停止基準部とを同一工程で同時に支持基板自体に直接形成するステップをさらに含んでいてもよい。あるいは、接合部用位置合わせ部と補助部材用位置合わせ部とを同一工程で同時に支持基板自体に直接形成するステップと、研磨停止基準部が設けられている補助部材を、補助部材用位置合わせ部を基準にして支持基板に取り付けるステップとをさらに含んでいてもよい。これらの方法によって、レンズ機能部品はより高精度になる。
接合部用位置合わせ部の形成と同時に同一工程で、光ファイバモジュールと他の部材とを接合するための他部材用位置合わせ部を前記支持基板自体に直接形成してもよい。
レンズ機能部品はグレーデッドインデックス型光ファイバであってもよい。
支持基板と、光ファイバの端部に接合されているレンズ機能部品の端面を、一括して同時に研磨してもよい。あるいは、光ファイバの端部に接合されているレンズ機能部品の端面を支持基板の端面から突出させ、レンズ機能部品の端面のみを研磨してもよい。
複数の光ファイバおよびレンズ機能部品をそれぞれ接合し、接合された複数組の光ファイバおよびレンズ機能部品を、支持基板に対して相対的に位置合わせして、支持基板上に固定してもよい。
本発明の光デバイスの製造方法は、前記した光ファイバモジュールの製造方法の各ステップと、光機能部品を、光ファイバモジュールの光ファイバの端部に接合されているレンズ機能部品の端面の前方に配置するステップを含む。
本発明によると、簡単な構成で、製造コストをほとんど上昇させることなく、レンズ機能部品を所定の長さに精度良く形成することができる。それによって所望の特性を有する光ファイバモジュールが容易に精度良く製造できる。
このような本発明の光ファイバモジュールを光デバイスに組み込むことによって、精度および信頼性が高い光デバイスを製造することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
[第1の実施形態]
図1,2に本発明の第1の実施形態の光ファイバモジュール1を示している。図1は端面研磨前の状態であり、図2は端面研磨後の状態である。
この光ファイバモジュール1の基本構成は、支持基板2に複数の保持溝2aが形成されており、この保持溝2aに、シングルモード型光ファイバ(SM型光ファイバ)3aとグレーデッドインデックス型光ファイバ(GI型光ファイバ)3bを接合した複数のファイバ部材3がそれぞれ保持されているファイバアレイである。そして、押さえ部材4がファイバ部材3を支持基板2に対して押し付けた状態で、支持基板2上に固定されている。
SM型光ファイバ3aは比較的長く光の伝送を行うためのものであり、一般的な光ファイバの一例である。これに対し、GI型光ファイバ3bは、SM型光ファイバ3aの入出射光を実質的に平行なビームにするためのレンズ機能部品であり、非常に短く、しかも前記した通り数μm程度の誤差で精度良く所定の長さLに形成されている。SM型光ファイバ3aとGI型光ファイバ3bとは端面同士が融着接合されて、1本のファイバ部材3になっている。
本実施形態では、支持基板2に、接合部用位置合わせ部5と研磨停止基準部6が設けられている。これらについて詳細に説明する。支持基板2はガラスやシリコンなどからなる基板であり、ウエットエッチング、ドライエッチング、またはダイシングなどの方法で、全体の外形と、保持溝2aと、接合部用位置合わせ部5と、研磨停止基準部6が形成されている。保持溝2aは、保持すべきファイバ部材3の外径に応じた形状のV溝または矩形溝である。押さえ部材4は、支持基板2と同様にガラスやシリコンなどからなり、例えば接着剤を用いて支持基板2上に固着されている。接合部用位置合わせ部5は、SM型光ファイバ3aとGI型光ファイバ3bの接合部が位置すべき所定の個所に設けられている。この接合部用位置合わせ部5は、例えば支持基板2に刻み目をつけるなどの簡単な目印であってよい。研磨停止基準部6は、後述する研磨装置7のストッパ部10aに当接する停止面である。研磨停止基準部6は支持基板2の先端の両側部に設けられているので、支持基板2の先端は比較的幅が狭い凸状部になっている。本実施形態では、少なくとも接合部用位置合わせ部5と研磨停止基準部6は同一の工程で同時に形成されている。
図2に示すように、本実施形態では、支持基板2とGI型光ファイバ3bと押さえ部材4が一括して同時に研磨されて、端面が支持基板2の板面に対して傾斜するように形成されている。
次に、この光ファイバモジュール1の製造方法について説明する。また、製造方法をフローチャートにして図3に示す。
支持基板2は、シリコンやガラス等の平板材料を、ウエットエッチング、ドライエッチング、ダイシングなどの方法で、図1に示すような形状に加工して研磨停止基準部6を形成するとともに、一方の面に複数の保持溝2aと接合部用位置合わせ部5を形成する(ステップS1)。通常、露光工程および現像工程と組み合わせてエッチングを行う、いわゆるフォトグラフィ法では非常に精度の良い加工が行えるため、この方法を用いると、高精度の支持基板2が形成できる。ただし、仮に加工時に多少の誤差が生じたとしても、研磨停止基準部6と保持溝2aと接合部用位置合わせ部5は同一の工程で一度に形成されるため、これらの相対的な位置関係に誤差が生じるおそれは殆どない。
それと並行してファイバ部材3を製造するために、まず、SM型光ファイバ3aの被覆を部分的に剥離し(ステップS2)、被覆を除去して芯線が露出した部分をアルコールを浸み込ませた紙で拭くなどして清浄にする(ステップS3)。一方、GI型光ファイバ3bの被覆も剥離して(ステップS4)清浄にする(ステップS5)。それから、両光ファイバ3a,3bの端部を切断して平滑にし(ステップS6)、図示しない融着機に両光ファイバ3a,3bをセットして融着して、ファイバ部材3を形成する(ステップS7)。GI型光ファイバ3bを所定の長さに切断する(ステップS8)。なお、切断後のGI型光ファイバ3bの長さは、後工程でGI型光ファイバ3bの端面を研磨して短くすることを考慮して長めに設定されている。
次に、図示しない作製治具等を用いて、複数のファイバ部材3を支持基板2上の保持溝2aに挿入して載置する(ステップS9)。それから、接合部用位置合わせ部5を参照しながら、ファイバ部材3の接合部、すなわちSM型光ファイバ3aとGI型光ファイバ3bが互いに融着している界面を、支持基板2上の所定の位置に配置する(ステップS10)。具体例としては、図示しないが、接合部用位置合わせ部5を顕微鏡などで目視しつつマイクロメータを用いてファイバ部材3を保持溝2aに沿って移動させて、接合部用位置合わせ部5が指し示す位置にファイバ部材3の接合部、すなわち融着部分を到達させる。なお、この時のファイバ部材3の接合部と接合部用位置合わせ部5の相対的な位置誤差は、1μm以下程度に抑えられる。
それから、押さえ部材4を、ファイバ部材3を押し付けるようにしながら支持基板2上に載置し、紫外線硬化型接着剤やろう付けやはんだ付け等により押さえ部材4を支持基板2に固定する(ステップS11)。なお、押さえ部材4には、ファイバ部材3が挿入される保持溝が形成されていてもよいが、保持溝が形成されておらず平坦であってもよい。これによって、ファイバ部材3の接合部が、接合部用位置合わせ部5が指し示す位置に一致した状態が保持される。
続いて、ファイバ部材3および押さえ部材4が固着された支持基板2を、図4に模式的に示す研磨装置7にセットする(ステップS12)。本実施形態で用いられる研磨装置7について簡単に説明すると、回転可能な研磨パッド8と、被研磨物を保持して研磨パッド8に対して進退する保持アーム9と、ストッパ部(ストッパ面)10aを備えている停止用治具10を有している。そして、研磨パッド8に図示しない研磨剤が供給され、この研磨パッド8が回転し、保持アーム9が研磨パッド8に対して被研磨物を圧接させることによって、研磨を行うものである。ここでは、この研磨装置7を用いて、図1に示す光ファイバモジュール1のGI型光ファイバ3bと支持基板2と押さえ部材4の各端面を一括して同時に研磨を行う(ステップS13)。
このようにして研磨を開始し、保持アーム9に保持された光ファイバモジュール1を研磨パッド8に向けて押し進めていくと、やがて支持基板2の研磨停止基準部6が停止用治具10のストッパ部10aに当接する。研磨停止基準部6とストッパ部10aはいずれも十分な剛性を有し、互いに確実に面接触する形状であるため、両者が当接した時点で、光ファイバモジュール1の研磨パッド8に向かう方向の進行は停止させられる。このように光ファイバモジュール1の研磨パッド8への接近が停止された時点で、それ以上の研磨は行われなくなり研磨処理は実質的に停止する(ステップS14)。そして、使用者は研磨装置7の作動を停止して、研磨パッド8の回転や保持アーム9の駆動を停止する。こうして、光ファイバモジュール1の研磨が完了する。なお、研磨停止基準部6とストッパ部10aが当接した時に各部材が破損したり駆動手段に過重な負荷が加わったりしないように、保持アーム9が光ファイバモジュール1を研磨パッド8に向けて押し進める力は比較的弱く設定されている。
研磨パッド8に対して光ファイバモジュール1の端面を斜めに当接させるため、支持基板2、GI型光ファイバ3b、および押さえ部材4の研磨後の端面は、図2(b)に示すように傾斜している。さらに、図示しないが、GI型光ファイバ3bの端面には、非反射コーティングが施される。GI型光ファイバ3bの端面が傾斜し、非反射コーティングが施されているので、反射損失が低減する。
以上説明した製造方法により光ファイバモジュール1を製造すると、研磨によって、GI型光ファイバ3bを精度良く所定の長さLにすることができる。その点について以下に説明する。本実施形態では、研磨停止基準部6が研磨装置7のストッパ部10aに当接した時点でそれ以上の研磨が不可能な状態になり、研磨が終了する。その時の研磨量は研磨停止基準部6の位置によって決まる。前記した通り、SM型光ファイバ3aとGI型光ファイバ3bの接合部、すなわちGI型光ファイバ3bの一方の端部(SM型光ファイバ3aと接合されている界面)は、接合部用位置合わせ部5に精度良く位置合わせしてあり、GI型光ファイバ3bの他方の端部(露出している側の端部)は、研磨停止基準部6によって規定された量だけ研磨されている。本実施形態では、接合部用位置合わせ部5と研磨停止基準部6は、例えばエッチング等の同一の工程で同時に形成されているため相対的な位置精度が非常に高い。このように相対位置精度よく形成されている接合部用位置合わせ部5と研磨停止基準部6によって、GI型光ファイバ3bの両端部がそれぞれ規定されるため、結果的にGI型光ファイバ3bは所定の長さLに精度良く形成することができる。それによって、例えば図18(c)に示すように、高精度な平行光を入出射できるファイバコリメータが得られる。従来のように、研磨量の計測および監視を行う必要がなく、また所定の研磨量に到達した時点で即座に研磨装置を停止させる必要がなく、非常に容易に高精度の光ファイバモジュール1を製造することができる。このような方法によると、研磨工程における誤差も含めて数μm程度の誤差に抑えることができる。
仮に、接合部用位置合わせ部5および研磨停止基準部6を形成する工程において、支持基板2上での位置に多少の誤差が含まれている場合であっても、接合部用位置合わせ部5と研磨停止基準部6の両方に同様の誤差が含まれるため、接合部用位置合わせ部5と研磨停止基準部6の相対的な位置精度は非常に高い。従って、GI型光ファイバ3bの長さを精度良く形成する上での支障とはならない。
なお、以上の説明は、所望の研磨量に応じて、研磨パッド8とストッパ部10aの相対位置が予め精度良く組み立てられている研磨装置7を用いることを前提としている。
本実施形態では、研磨停止基準部6が支持基板2の先端の両側部に設けられており、支持基板2の先端は比較的幅が狭い凸状部になっているため、研磨する面積が小さく作業効率がよい。
また、本実施形態では、複数のファイバ部材3を押さえ部材4によって支持基板2上に固定してから研磨を行っているため、研磨後のGI型光ファイバ3bの端面を全て揃えることが容易にできる。特に、図2に示すように端面が傾斜している構成では、本実施形態の方法によると、研磨後に複数のファイバ部材3を支持基板2上に固定する場合のように各GI型光ファイバ3毎に端面の傾斜方向が異なってしまうおそれがなく、非常に有効である。
[第2の実施形態]
次に、本発明の第2の実施形態の光ファイバモジュールおよびその製造方法について説明する。なお、第1の実施形態と同様の部分については同一の符号を付与し説明を省略する。
本実施形態では、基部が一体化されたテープ状の光ファイバ11,12が用いられている。すなわち、図5に示すように、複数のSM型光ファイバ11の基部11aがテープ状の被覆物で一体化されている。この構成において、ファイバ部材13を形成する方法について、図6を参照して説明する。まず、図6(a)に示す、複数のSM型光ファイバの基部11aが一体化された構成のテープ状SM型光ファイバ11と、それと同数の、GI型光ファイバの基部12aが一体化された構成のテープ状GI型光ファイバ12の芯線11b,12bの端面同士を突き合わせる。そして、図6(b)に示すように、突き合わせられた芯線11b,12bの端面の周辺を全体的に加熱することによって、芯線11b,12bの端面同士を融着させる。この時点では、両側部にテープ状の基部11a,12aが存在する。そこで、図6(c)に示すようにGI型光ファイバの芯線12bにおいて切断して、複数のGI型光ファイバの芯線12bの切断面をそれぞれ露出させる。このGI型光ファイバの芯線12bは後で研磨されて前記したように正確な長さに加工されるため、この時点ではGI型光ファイバ12の切断位置はあまり厳密に設定される必要はない。
以降の工程は第1の実施形態と実質的に同じである。すなわち、こうして作製したファイバ部材13を支持基板2上に載置し、接合部用位置合わせ部5を参照しながら、ファイバ部材13の接合部を、支持基板2上の所定の位置に配置する。それから、押さえ部材4を、ファイバ部材13を押し付けるようにしながら支持基板2上に固定する。こうしてファイバ部材13および押さえ部材4が固着された支持基板2を研磨装置7(図4参照)にセットして、支持基板2の研磨停止基準部6が停止用治具10のストッパ部10aに当接するまで研磨を行う。
本実施形態では、複数の光ファイバを有するファイバアレイにおいて、一括して容易に融着処理および接合部位置合わせ処理が行えるので、ファイバ数が増加した場合にも作製工程数は変わらずに作製可能である。
[第3の実施形態]
次に、本発明の第3の実施形態の光ファイバモジュールおよびその製造方法について説明する。なお、第1〜2の実施形態と同様の部分については同一の符号を付与し説明を省略する。
本実施形態では、図7に示すように、支持基板2にファイバ部材3の接合部を挿入可能な溝14が形成されており、この溝14の中心を接合部用位置合わせ部として利用している。すなわち、第1の実施形態と同様に形成したファイバ部材3を、SM型光ファイバ3aとGI型光ファイバ3bの接合部を溝14に挿入するようにして支持基板2上に載置する。そして、例えば顕微鏡およびマイクロメータを用いて、SM型光ファイバ3aとGI型光ファイバ3bの接合部を、溝14の中心に位置させる。なお、中心には線が引かれていてもよいが、顕微鏡およびマイクロメータを見ることによって溝14の中心を割り出して接合部用位置合わせ部としてもよい。なお、以降の工程は第1〜2の実施形態と同様なので説明を省略する。
本実施形態では、溝14を研磨停止基準部6とエッチングなどの同一工程で同時に形成しているため、両者の間に相対的な位置ずれがなく、GI型光ファイバ3bが所定の長さLになるように高精度に研磨できる。また、本実施形態では、SM型光ファイバ3aとGI型光ファイバ3bの接合部が融着などによって太くなっている場合に、太くなった接合部を溝14内に収容できるため特に好適である。
本実施形態の変形例として、SM型光ファイバ3aとGI型光ファイバ3bの径が異なる場合に、図8(a),(b)に拡大して示すように溝14の端部14aまたは14bを接合部用位置合わせ部として利用することができる。すなわち、GI型光ファイバ3bの方が大径である場合には、図8(a)に示すように、溝14の後端部14bを接合部用位置合わせ部として用い、GI型光ファイバ3bの接合端部を溝14の後端部14bに係合させることによって、接合部の位置合わせを行う。また、SM型光ファイバ3aの方が大径である場合には、図8(b)に示すように、溝14の先端部14aを接合部用位置合わせ部として用い、SM型光ファイバ3aの接合端部を溝14の先端部14aに係合させることによって、接合部の位置合わせを行う。これらの変形例によると、顕微鏡やマイクロメータを用いなくても接合部の位置合わせができる。
[第4の実施形態]
次に、本発明の第4の実施形態の光ファイバモジュールおよびその製造方法について説明する。なお、第1〜3の実施形態と同様の部分については同一の符号を付与し説明を省略する。
本実施形態は、前記した第3の実施形態の変形例(図8(a),(b)参照)に類似しており、SM型光ファイバ3aとGI型光ファイバ3bの径が異なる場合に、保持溝2aに段差2bを設けてこれを接合部用位置合わせ部として利用している。すなわち、第1の実施形態と同様の工程で形成したファイバ部材3を支持基板2の保持溝2aに挿入する。そして、GI型光ファイバ3bの方が大径である場合には、図9(a),(b)に示すように、GI型光ファイバ3bの接合端部を保持溝2aの段差2bに係合させることによって、接合部の位置合わせを行う。また、SM型光ファイバ3aの方が大径である場合には、図9(c),(d)に示すように、SM型光ファイバ3aの接合端部を保持溝2aの段差2bに係合させることによって、接合部の位置合わせを行う。なお、以降の工程は第1〜3の実施形態と同様なので説明を省略する。本実施形態では、保持溝2aおよび段差2bと研磨停止基準部6とをエッチングなどの同一工程で同時に形成しているため、両者の間に相対的な位置ずれがなく、GI型光ファイバ3bが所定の長さLになるように高精度に研磨できる。また、本実施形態では、顕微鏡やマイクロメータを用いなくても接合部の位置合わせができる。
[第5の実施形態]
次に、本発明の第5の実施形態の光ファイバモジュールおよびその製造方法について、図10を参照して説明する。なお、第1〜4の実施形態と同様の部分については同一の符号を付与し説明を省略する。
本実施形態は、研磨停止基準部6に接合部用位置合わせ部としての機能も持たせている。すなわち、研磨停止基準部6は研磨装置7のストップ部10aと当接する停止面であり、この面を支持基板2の上面側から見た線を接合部用位置合わせ部とする。具体的には、第1の実施形態と同様に作製したファイバ部材3を支持基板2上に載置し、そのファイバ部材3の接合部が、支持基板2の正面側から見て研磨停止基準部6の延長線上に位置するように、ファイバ部材の位置を調整する。それから、押さえ部材4を、ファイバ部材3を押し付けるようにしながら支持基板2上に固定する。なお、以降の工程は第1〜4の実施形態と同様なので説明を省略する。本実施形態によると、研磨停止基準部6と接合部用位置合わせ部を別個に形成する必要がないため、製造が容易になる。また、研磨停止基準部6と接合部用位置合わせ部の位置ずれを考慮する必要が全くなくなるので、さらに精度の向上が図れる。
ただし、本実施形態では、研磨停止基準部6の面の延長線上にファイバ部材3の接合部が位置しているときに、GI型光ファイバ3bが正確に所定の長さLになるまで研磨されるように、研磨装置7の研磨パッド8とストッパ部10aの間隔を予め正確に調整しておく必要がある。
[第6の実施形態]
次に、本発明の第6の実施形態の光ファイバモジュールおよびその製造方法について、図11を参照して説明する。なお、第1〜5の実施形態と同様の部分については同一の符号を付与し説明を省略する。
本実施形態は、研磨停止基準部15を支持基板2の先端部ではなく、中間部の切り欠き溝の上端面として形成している。そして、第1の実施形態と同様に作製したファイバ部材3を支持基板2上に載置し、接合部用位置合わせ部5を参照しながら、ファイバ部材3の接合部を支持基板2上の所定の位置に配置し、押さえ部材4を支持基板2上に固定する。
それから、ファイバ部材3および押さえ部材4が固着された支持基板2を研磨装置7にセットする。本実施形態で用いられる研磨装置7の停止用治具16は、第1〜5の実施形態のものとは異なり、切り欠き溝の内部に挿入できる細い突出部を有し、その突出部の上端面がストッパ部16aになっている。従って、本実施形態では、細い突出部が切り欠き溝内に挿入されるように、支持基板2を研磨装置7にセットする。その状態から、ストッパ部16aが研磨停止基準部15に当接するまで研磨を行う。
本実施形態は、強度上の問題や使用方法のために第1〜5の実施形態のように支持基板2の先端両側部を切り欠くことが困難な場合や、GI型光ファイバ3bが正確に所定の長さになるまで研磨されるようにするために研磨装置7の研磨パッド8とストッパ部16aの間隔を比較的長く設定する必要がある場合になどに、特に有効である。ただし、図11に示すように、研磨停止基準部としては用いないが、第1〜5の実施形態と同様に支持基板2の先端両側部を切り欠いた構成にすると、支持基板2の先端は比較的幅が狭い凸状部になるため、研磨する面積が小さく作業効率がよい。
本実施形態でも、接合部用位置合わせ部5と研磨停止基準部15とをエッチングなどの同一工程で同時に形成しているため、両者の間に相対的な位置ずれがなく、GI型光ファイバ3bが所定の長さLになるように高精度に研磨できる。
[第7の実施形態]
次に、本発明の第7の実施形態の光ファイバモジュールおよびその製造方法について、図12を参照して説明する。なお、第1〜6の実施形態と同様の部分については同一の符号を付与し説明を省略する。
本実施形態は、研磨停止基準部17が支持基板2自体ではなく補助部材18に設けられており、この補助部材18が支持基板2に取り付けられている。本実施形態では、支持基板2の後端(図12上部)が、補助部材18を取り付けるための補助部材用位置合わせ部2cとして高精度に形成されている。そして、補助部材18には研磨停止基準部17が高精度に形成されている。この補助部材18が、補助部材用位置合わせ部2cにガイドされながら、支持基板2にねじ止めなどによって精度良く取り付けられる。それから、第1の実施形態と同様に作製したファイバ部材3を支持基板2上に載置し、接合部用位置合わせ部5を参照しながら、ファイバ部材3の接合部を支持基板2上の所定の位置に配置し、押さえ部材4を支持基板2上に固定する。
こうして補助部材18とファイバ部材3と押さえ部材4が固着された支持基板2を研磨装置7にセットし、研磨装置7の停止用治具19のストッパ部19aが、補助部材18の研磨停止基準部17に当接するまで研磨を行う。なお、本実施形態で用いられる研磨装置7の停止用治具19は、第1〜5の実施形態に比べて上方まで延びている。
本実施形態は、第6の実施形態と同様に、強度上の問題や使用方法のために第1〜5の実施形態のように支持基板2の先端両側部を切り欠くことが困難な場合や、GI型光ファイバ3bが正確に所定の長さLになるまで研磨されるようにするために研磨装置7の研磨パッド8とストッパ部19aの間隔を比較的長く設定する必要がある場合になどに、特に有効である。ただし、図12に示すように、研磨停止基準部としては用いないが、第1〜5の実施形態と同様に支持基板2の先端両側部を切り欠いた構成にすると、支持基板2の先端は比較的幅が狭い凸状部になるため、研磨する面積が小さく作業効率がよい。
本実施形態では、接合部用位置合わせ部5と補助部材用位置合わせ部2cをエッチングなどの同一工程で同時に形成している。さらに、研磨停止基準部17が高精度に形成されている補助部材18が、補助部材用位置合わせ部2cにガイドされて支持基板2に固定されている。すなわち、接合部用位置合わせ部5と補助部材用位置合わせ部2cの間に相対的な位置ずれがなく、それに伴って、接合部用位置合わせ部5と補助部材18の相対的な位置精度も高く保たれている。従って、本実施形態でも、GI型光ファイバ3bが所定の長さLになるように高精度に研磨できる。なお、本明細書中で、研磨停止基準部が支持基板に設けられているという記載は、第1〜6の実施形態のように研磨停止基準部17が支持基板2に直接設けられている構成も、本実施形態のように補助部材18を用いて研磨停止基準部17が支持基板2に間接的に設けられている構成も含んでいる。
[第8の実施形態]
次に、本発明の第8の実施形態の光ファイバモジュールおよびその製造方法について、図13を参照して説明する。なお、第1〜7の実施形態と同様の部分については同一の符号を付与し説明を省略する。
本実施形態では、第1の実施形態の構成に加えて、支持基板2に逆四角錐状の他部材用位置合わせ部2dを設け、図示しないがボール状の位置決め手段を間に挟んで他部材との位置合わせを行う構成にしている。他部材用位置合わせ部2dは逆四角錐状の他に円形に支持基板2を貫通した形状でもよい。さらに、支持基板2の、押さえ部材4が接着される位置の外側に流れ込み防止溝2eが設けられている。
この構成によると、他部材用位置合わせ部2dおよび位置決め手段によって、支持基板2と他部材との相対位置精度が向上する。特に、エッチングなどによって保持溝2aや接合部用位置合わせ部5や研磨停止基準部6と同時に他部材用位置合わせ部2dを形成すると、それぞれの相対位置精度が高くできるため、ファイバ部材3と、他部材用位置合わせ部2dおよび位置決め手段により位置合わせされる他部材との相対位置精度が向上する。また、支持基板2に流れ込み防止溝2eが設けられているため、過剰に塗布された接着剤を収容して、他部材への影響、例えばこの光ファイバモジュール1を他部材に取り付ける際に使用する他部材用位置合わせ部2dを埋没させるなどの不都合を防ぐことができる。
なお、以上説明した第1〜8の実施形態において、支持基板2および押さえ部材4のいずれかまたは全ての材料としては、ガラスやシリコンが用いられる。その場合作製が容易である。また、両部材が同一の材料から構成されていると、接合が容易であるとともに、熱膨張係数が同じであるため熱による破損が生じにくいという利点がある。支持基板2と押さえ部材4との接合は、接着剤による接着や、はんだ付けや、ワックスによる接合などが考えられる。
また、GI型光ファイバ3bの先端の傾斜は図2に示す構成と反対になっていてもよい。さらに、光ファイバはSM型光ファイバ3aに限定されず、レンズ機能部品はGI型光ファイバ3bに限定されない。例えば、ロッドレンズ等をレンズ機能部品として用いてもよい。光ファイバとレンズ機能部品の接合は、融着や接着など様々な方法で行うことができる。
第1〜8の実施形態では、支持基板2と押さえ部材4とGI型光ファイバ3bの端面を揃えるように、これらを一括して同時に研磨する例を示している。しかし、本来研磨が必要であるのは、GI型光ファイバ3bのみであり、このGI型光ファイバ3bを支持基板2および押さえ部材4から突出させた状態でその端面のみを研磨するようにしてもよい。
本発明の光ファイバモジュール1は、多数の光ファイバを含むファイバアレイであってもよいが、単一の光ファイバのみを含む単芯構成のモジュールであってもよい。
[一括研磨方法]
前記した第1〜8の実施形態では、光ファイバモジュール1を1つずつ研磨する例について説明している。しかし、生産コストおよび生産効率を考慮すると、複数の光ファイバモジュール1を一括して同時に研磨することが望まれる。そこで、複数の光ファイバモジュール1の一括研磨方法について説明する。
まず、一括研磨方法の第1の例について図14を参照して説明する。この研磨装置20は、研磨パッド21の周囲にリング状治具22が配置されており、図14(a)〜(c)には簡略化して示されているが図14(d)に示すように、このリング状治具22の上面に、研磨する光ファイバモジュール1の数に合わせたストッパ部(ストッパ面)22aが設けられている。そして、保持アーム23の先端に設けられている保持治具24には、光ファイバモジュール1を取り付けるための溝部24aが複数形成されている。
具体的には、図14(b)に示すように、例えば第1の実施形態と同様な外形の光ファイバモジュール1の、一方の側部1Aを溝部24aに挿入して固定する。なお、必要があれば他に固定治具を用いてもよい。このようにして、複数の光ファイバモジュール1を保持治具24に取り付ける。それから、研磨パッド21を回転させつつ、保持アーム23によって保持治具24を研磨パッド21に向けて押し進め、光ファイバモジュール1の先端部1Bを研磨パッド21に圧接して研磨する。なお、リング状治具22は回転させない。保持治具24を研磨パッド21に向けて押し進めながら研磨を行い、所定の研磨量に到達すると、光ファイバモジュール1の他方の側部1Cの研磨停止基準部6がストッパ部22aに当接する。その時点で、光ファイバモジュール1の研磨パッド21に向かう方向の進行は停止させられ、それ以上の研磨は行われなくなる。
なお、研磨パッド21とその周囲のリング状治具22は、光ファイバモジュール1の一方の側部1Aが保持治具24の溝部24aに挿入された状態で、研磨すべき先端部1Bはストッパ部22aに接触することなく研磨パッド21に当接し、他方の側部1Cの研磨停止基準部6が確実にストッパ部22aに面接触できるように、適切な大きさで互いに同心に形成されている。また、前記した通り、反射損失を低減するためにGI型光ファイバ3bの端面は傾斜していることが望ましいので、図示するように光ファイバモジュール1を研磨パッド21に対して傾斜して保持できるように溝部24aは斜めに形成されている。それに対応して、ストッパ部22aは溝部24aと実質的に直角に形成されている。すなわち、図14(a)〜(c)には簡略化して示されているが図14(d)に示すように、複数のストッパ部22aが水平面に対して斜めに配置され、しかも同じタイミングでそれぞれ光ファイバモジュール1の側部に当接しなければならないので、図示するように段差のついた形状に形成されている。
次に、一括研磨方法の第2の例について図15を参照して説明する。この研磨装置25は、研磨パッド26の周囲にリング状治具27が配置されており、このリング状治具27の上面は平坦なストッパ部27aになっている。そして、保持アーム30の先端に、後述する多角錐治具28を介して複数の光ファイバモジュール1が取り付けられる構成である。
この例で研磨する光ファイバモジュール1は、第7の実施形態と同様に、支持基板2の後端面である補助部材用位置合わせ部2cが接合部用位置合わせ部5と同時に相対位置精度良く形成されているものである。そして複数の光ファイバモジュール1の補助部材用位置合わせ部2cが、同一の多角錐状治具28の複数の凸部28aにそれぞれ位置決めされて保持されている。多角錐状治具28はこのようにして多数の光ファイバモジュール1を保持可能であるとともに、延出部を有しており、この延出部の下端面が研磨停止基準部29になっている。多角錐治具28は、凸部28aと研磨停止基準部29が高精度に形成されている。従って、光ファイバモジュール1の接合部用位置合わせ部5と、多角錐治具28の研磨停止基準部29の相対位置精度は高い。
このように多数の光ファイバモジュール1が取り付けられている多角錐治具28を、研磨装置25の保持アーム30の先端に取り付ける。そして、研磨パッド26を回転させつつ、保持アーム30によって多角錐治具28を研磨パッド26に向けて押し進め、光ファイバモジュール1の先端部を研磨パッド26に圧接して研磨する。なお、リング状治具27は回転させなくてもよい。多角錐治具28を研磨パッド26に向けて押し進めながら研磨を行い、所定の研磨量に到達すると、研磨停止基準部29がストッパ部27aに当接する。その時点で、光ファイバモジュール1の研磨パッド26に向かう方向の進行は停止させられ、それ以上の研磨は行われなくなる。
[光デバイス]
前記した本発明の光ファイバモジュール1を含む光デバイスについて以下に説明する。本発明は、光スイッチ、光減衰器、光波長選択装置など、光ファイバモジュール1を含むあらゆる光デバイスに採用できる。
図16には、本発明の光ファイバモジュール1を有する光スイッチが示されている。すなわち、本発明の光ファイバモジュール1のファイバ部材3の先端部の前方にミラー手段31が配置されており、このミラー手段31が図示しない駆動手段によって平行移動可能である。この構成では、ミラー手段31を構成する第1のミラー群31aが光ファイバモジュール1のGI型光ファイバ3bの先端部の前方に位置するとき(図16(a)参照)と、第2のミラー群31bが光ファイバモジュール1のファイバ部材3の先端部の前方に位置するとき(図16(b)参照)とで、出射用のファイバ部材3から入射用のファイバ部材3へ至る光路が変わり、すなわち、出射するファイバ部材3とそのビームを入射するファイバ部材3の組み合わせが変わる。こうしてスイッチング機能を果たすことができる。この構成において、本発明の光ファイバモジュール1を採用することによって、高精度な光スイッチを構成することが可能である。なお、この光ファイバモジュール1は、前記した第1〜8の実施形態に限られず、本発明の範囲に含まれるいかなる構成であってもよい。また、ミラー手段31および駆動手段の構成は任意に変更でき、例えば、水平ではなく垂直方向にミラー手段31が移動する構成であってもよい。
この光スイッチの製造方法としては、例えば前記した第1〜8の実施形態に例示したような工程で光ファイバモジュール1を製造した後、その光ファイバモジュール1のファイバ部材3の先端部の前方にミラー手段31および駆動手段を配置する工程を実施すればよい。
図17には、本発明の光ファイバモジュール1を1対有する光波長選択装置が示されている。すなわち、本発明の光ファイバモジュール1が、ファイバ部材3の先端部同士が対向するように配置され、両先端部間に光フィルタ32が配置され、この光フィルタ32が駆動手段33によって平行移動可能である。この構成では、光フィルタ32が両ファイバ部材3間に位置するとき(図17参照)には所定の波長のみの光を透過させ、光フィルタ32が両ファイバ部材3間に位置しないとき(図示せず)には光をそのまま透過させるようにして、光波長選択機能を果たすことができる。この構成でも、本発明の光ファイバモジュール1を採用することによって、波長選択装置の高精度化が可能である。
この光波長選択装置の製造方法としては、前記した第1〜8の実施形態に例示したような工程で1対の光ファイバモジュール1を製造した後、その光ファイバモジュール1のファイバ部材3の先端部同士が対向するように配置し、両先端部間に光フィルタ32および駆動手段33を配置する工程を実施すればよい。
(a)は本発明の第1の実施形態の光ファイバモジュールの研磨前の状態を示す平面図、(b)はその正面図である。 (a)は図1に示す光ファイバモジュールの研磨後の状態を示す平面図、(b)はその正面図である。 図1に示す光ファイバモジュールの製造方法を示すフローチャートである。 図1に示す光ファイバモジュールの研磨工程を示す説明図である。 本発明の第2の実施形態の光ファイバモジュールの研磨前の状態を示す平面図である。 (a)〜(c)は、図5に示す光ファイバモジュールのファイバ部材の形成工程を示す説明図である。 (a)は本発明の第3の実施形態の光ファイバモジュールの研磨前の状態を示す平面図、(b)はその正面図である。 (a)は本発明の第3の実施形態の光ファイバモジュールの変形例の要部を拡大した正面断面図、(b)は他の変形例の要部を拡大した正面断面図である。 (a)は本発明の第4の実施形態の光ファイバモジュールの研磨前の状態を示す平面図、(b)はその要部を拡大した平面図、(c)はその変形例の研磨前の状態を示す平面図、(d)はその要部を拡大した平面図である。 (a)は本発明の第5の実施形態の光ファイバモジュールの研磨前の状態を示す平面図、(b)はその正面図である。 本発明の第6の実施形態の光ファイバモジュールの研磨工程を示す説明図である。 本発明の第7の実施形態の光ファイバモジュールの研磨工程を示す説明図である。 本発明の第8の実施形態の光ファイバモジュールの研磨前の状態を示す平面図である。 (a)は本発明の光ファイバモジュールの一括研磨工程の第1の例に用いられる研磨装置の分解斜視図、(b)は光ファイバモジュールの取付状態を示す要部断面図、(c)は保持治具を省略して研磨工程を示す平面図、(d)はストッパ部と研磨停止基準部を詳細に示す拡大正面図である。 (a)は本発明の光ファイバモジュールの一括研磨工程の第2の例に用いられる研磨装置の平面図、(b)はそのA−A線断面図、(c)はそのB−B線断面図である。 本発明の光デバイスの第1の例を示す概略平面図である。 本発明の光デバイスの第2の例を示す概略平面図である。 ファイバ部材からの光出射状態を示す説明図である。
符号の説明
1 光ファイバモジュール
1A 一方の側部
1B 先端部
1C 他方の側部
2 支持基板
2a 保持溝
2b 段差
2c 補助部材用位置合わせ部
2d 他部材用位置合わせ部
2e 流れ込み防止溝
3 ファイバ部材
3a シングルモード型光ファイバ(SM型光ファイバ)
3b グレーデッドインデックス型光ファイバ(GI型光ファイバ)
4 押さえ部材
5 接合部用位置合わせ部
6 研磨停止基準部(停止面)
7 研磨装置
8 研磨パッド
9 保持アーム
10 停止用治具
10a ストッパ部(ストッパ面)
11 テープ状のSM型光ファイバ
12 テープ状のGI型光ファイバ
11a,12a 基部
11b,12b 芯線
13 ファイバ部材
14 溝
14a 先端部
14b 後端部
15 研磨停止基準部(停止面)
16 停止用治具
16a ストッパ部(ストッパ面)
17 研磨停止基準部(停止面)
18 補助部材
19 停止用治具
19a ストッパ部(ストッパ面)
20 研磨装置
21 研磨パッド
22 リング状治具
22a ストッパ部(ストッパ面)
23 保持アーム
24 保持治具
24a 溝部
25 研磨装置
26 研磨パッド
27 リング状治具
27a ストッパ部(ストッパ面)
28 多角錐治具
28a 凸部
29 研磨停止基準部(停止面)
30 保持アーム
31 ミラー手段
31a 第1のミラー群
31b 第2のミラー群
32 光フィルタ
33 駆動手段
101 グレーデッドインデックス型光ファイバ(GI型光ファイバ)
102 ファイバコリメータ
103 シングルモード型光ファイバ(SM型光ファイバ)

Claims (22)

  1. 支持基板と、
    前記支持基板に搭載されている光ファイバと、
    前記支持基板に搭載されており、前記光ファイバの端部に接合されているレンズ機能部品と、
    前記支持基板に設けられており、前記光ファイバと前記レンズ機能部品の接合部の所定の位置を示す接合部用位置合わせ部と、
    前記支持基板に設けられており、前記支持基板上の前記レンズ機能部品が研磨処理される際の停止位置を定める研磨停止基準部とを有する光ファイバモジュール。
  2. 前記研磨停止基準部は、前記支持基板自体に直接形成されている、請求項1に記載の光ファイバモジュール。
  3. 前記接合部用位置合わせ部と前記研磨停止基準部とは同一工程で形成されている、請求項2に記載の光ファイバモジュール。
  4. 前記支持基板には補助部材が取り付けられており、前記研磨停止基準部は前記補助部材に設けられている、請求項1に記載の光ファイバモジュール。
  5. 前記支持基板には、前記補助部材を取り付けるための補助部材用位置合わせ部が設けられており、前記接合部用位置合わせ部と前記補助部材用位置合わせ部とは同一工程で形成されている、請求項4に記載の光ファイバモジュール。
  6. 前記支持基板には、光ファイバモジュールと他の部材とを接合するための他部材用位置合わせ部が設けられており、前記接合部用位置合わせ部と前記他部材用位置合わせ部とは同一工程で形成されている、請求項3または5に記載の光ファイバモジュール。
  7. 前記支持基板上には、前記光ファイバを前記支持基板に押し付ける押さえ部材が固定されており、前記支持基板には、前記押さえ部材を固定するための接着剤が周囲に流れ込むのを防止する流れ込み防止溝が設けられている、請求項1〜6のいずれか1項に記載の光ファイバモジュール。
  8. 前記研磨停止基準部は、研磨装置の一部に当接して、前記支持基板が前記研磨装置に向かってそれ以上接近するのを阻止する停止面である、請求項1〜7のいずれか1項に記載の光ファイバモジュール。
  9. 前記レンズ機能部品はグレーデッドインデックス型光ファイバである、請求項1〜8のいずれか1項に記載の光ファイバモジュール。
  10. 前記支持基板と、前記光ファイバの端部に接合されている前記レンズ機能部品の端面が、一括して同時に研磨されている、請求項1〜9のいずれか1項に記載の光ファイバモジュール。
  11. 前記光ファイバの端部に接合されている前記レンズ機能部品の端面は前記支持基板の端面から突出しており、前記レンズ機能部品の端面のみが研磨されている、請求項1〜9のいずれか1項に記載の光ファイバモジュール。
  12. 前記支持基板上に複数の前記光ファイバが搭載されており、前記複数の光ファイバの端部にそれぞれ前記レンズ機能部品が接合されている、請求項1〜11のいずれか1項に記載の光ファイバモジュール。
  13. 請求項1〜12のいずれか1項に記載の光ファイバモジュールと、前記光ファイバの端部に接合されている前記レンズ機能部品の端面の前方に位置する光機能部品とを有する光デバイス。
  14. 光ファイバとレンズ機能部品とを接合するステップと、
    前記光ファイバと前記レンズ機能部品の接合部が前記支持基板上の所定の位置に配置されるように、前記支持基板に設けられている接合部用位置合わせ部を用いて前記光ファイバおよび前記レンズ機能部品を前記支持基板に対して相対的に位置合わせするステップと、
    相対的に位置合わせされた状態で、前記光ファイバおよび前記レンズ機能部品を前記支持基板上に固定するステップと、
    前記支持基板上に前記光ファイバおよび前記レンズ機能部品が固定された状態で、少なくとも前記レンズ機能部品の研磨処理を行うステップと、
    研磨処理中に、前記支持基板に設けられている研磨停止基準部が研磨装置の一部に当接することによって、前記支持基板が前記研磨装置に向かってそれ以上接近するのが阻止されて研磨処理が停止するステップとを含む光ファイバモジュールの製造方法。
  15. 前記接合部用位置合わせ部と前記研磨停止基準部とを同一工程で前記支持基板自体に直接形成するステップをさらに含む、請求項14に記載の光ファイバモジュールの製造方法。
  16. 前記接合部用位置合わせ部と補助部材用位置合わせ部とを同一工程で前記支持基板自体に直接形成するステップと、
    前記研磨停止基準部が設けられている補助部材を、前記補助部材用位置合わせ部を基準にして前記支持基板に取り付けるステップとをさらに含む、請求項14に記載の光ファイバモジュールの製造方法。
  17. 前記接合部用位置合わせ部の形成と同一工程で、光ファイバモジュールと他の部材とを接合するための他部材用位置合わせ部を前記支持基板自体に直接形成する、請求項15または16に記載の光ファイバモジュールの製造方法。
  18. 前記レンズ機能部品はグレーデッドインデックス型光ファイバである、請求項14〜17のいずれか1項に記載の光ファイバモジュールの製造方法。
  19. 前記支持基板と、前記光ファイバの端部に接合されている前記レンズ機能部品の端面を、一括して同時に研磨する、請求項14〜18のいずれか1項に記載の光ファイバモジュールの製造方法。
  20. 前記光ファイバの端部に接合されている前記レンズ機能部品の端面を前記支持基板の端面から突出させ、前記レンズ機能部品の端面のみを研磨する、請求項14〜18のいずれか1項に記載の光ファイバモジュールの製造方法。
  21. 複数の前記光ファイバおよび前記レンズ機能部品をそれぞれ接合し、接合された複数組の前記光ファイバおよび前記レンズ機能部品を、前記接合部用位置合わせ部を用いて前記支持基板に対して相対的に位置合わせして、前記支持基板上に固定する、請求項14〜20のいずれか1項に記載の光ファイバモジュールの製造方法。
  22. 請求項14〜21のいずれか1項に記載の光ファイバモジュールの製造方法の各ステップと、
    光機能部品を、前記光ファイバモジュールの前記光ファイバの端部に接合されている前記レンズ機能部品の端面の前方に配置するステップをさらに含む光デバイスの製造方法。

JP2003404492A 2003-12-03 2003-12-03 光ファイバモジュールおよび光デバイスとそれらの製造方法 Pending JP2005165016A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003404492A JP2005165016A (ja) 2003-12-03 2003-12-03 光ファイバモジュールおよび光デバイスとそれらの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003404492A JP2005165016A (ja) 2003-12-03 2003-12-03 光ファイバモジュールおよび光デバイスとそれらの製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005165016A true JP2005165016A (ja) 2005-06-23

Family

ID=34727469

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003404492A Pending JP2005165016A (ja) 2003-12-03 2003-12-03 光ファイバモジュールおよび光デバイスとそれらの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005165016A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008046185A (ja) * 2006-08-11 2008-02-28 Toyo Glass Co Ltd レンズ付き光ファイバの製造方法
JP2009020275A (ja) * 2007-07-11 2009-01-29 Oki Electric Ind Co Ltd 光通信モジュール
US7505658B2 (en) 2006-10-11 2009-03-17 Japan Aviation Electronics Industry Limited Optical fiber device
WO2011022629A3 (en) * 2009-08-21 2011-06-23 Optogig, Inc. Method of mt ferrule termination and protrusion equalization fixture
WO2014091610A1 (ja) 2012-12-13 2014-06-19 東洋製罐グループホールディングス株式会社 光ファイバ部品の研磨量測定方法及び装置

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008046185A (ja) * 2006-08-11 2008-02-28 Toyo Glass Co Ltd レンズ付き光ファイバの製造方法
JP4527091B2 (ja) * 2006-08-11 2010-08-18 東洋ガラス株式会社 レンズ付き光ファイバの製造方法
US7505658B2 (en) 2006-10-11 2009-03-17 Japan Aviation Electronics Industry Limited Optical fiber device
US7580606B2 (en) 2006-10-11 2009-08-25 Japan Aviation Electronics Industry Limited Method of forming an optical fiber
US7634166B2 (en) 2006-10-11 2009-12-15 Japan Aviation Electronics Ind. Ltd. Marker groove forming device
JP2009020275A (ja) * 2007-07-11 2009-01-29 Oki Electric Ind Co Ltd 光通信モジュール
US7696470B2 (en) 2007-07-11 2010-04-13 Oki Semiconductor Co., Ltd. Optical communication module
WO2011022629A3 (en) * 2009-08-21 2011-06-23 Optogig, Inc. Method of mt ferrule termination and protrusion equalization fixture
US20120145307A1 (en) * 2009-08-21 2012-06-14 Optogig, Inc. Method of mt ferrule termination and protrusion equalization fixture
WO2014091610A1 (ja) 2012-12-13 2014-06-19 東洋製罐グループホールディングス株式会社 光ファイバ部品の研磨量測定方法及び装置
US9644944B2 (en) 2012-12-13 2017-05-09 Toyo Seikan Group Holdings, Ltd. Method and device for measuring polishing amount of optical fiber component

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6587618B2 (en) Collimator array and method and system for aligning optical fibers to a lens array
US7522807B2 (en) Optical connector assembly
JP2000121889A (ja) 光モジュール及び該光モジュールの製造方法
WO2010108399A1 (zh) 侧向耦合光纤构件及其加工方法
JP2008547057A (ja) 片持ちファイバアレイを有する光学デバイスおよび方法
TWI671562B (zh) 透鏡狀光纖在二氧化矽v型槽中的軸向對準
JP2010540991A (ja) 2基板パラレル方式の光学サブアセンブリ
JP2007108751A (ja) 微小光学デバイス
JPH11168121A (ja) レーザーエネルギーの手段で2つの各々の接触する素子間の接続を生成するデバイス
JPH06289265A (ja) 光素子製造方法および装置
JP2005122084A (ja) 光素子モジュール
JP2005165016A (ja) 光ファイバモジュールおよび光デバイスとそれらの製造方法
US6877911B2 (en) Optical-fiber supporting member and optical transmission device using the same
JP2007017751A (ja) 光導波路モジュールおよびその製造方法
JP2003131083A (ja) 双方向光モジュール
JPH10325917A (ja) 光受信装置とその製造方法
JP2003202464A (ja) 光ファイバーとその回転位置決め方法およびその加工方法
JP2006227132A (ja) コリメータ構造
JP4614264B2 (ja) 研磨方法および研磨システム
JP2000121869A (ja) 光ファイバ結合方法
JPH08313758A (ja) 光導波路の光結合方法および導波路素子光結合器
JPH06118275A (ja) 光接続部品及びその製造方法
JP2003107299A (ja) 双方向光モジュール
JP4763497B2 (ja) 光モジュールの結合構造及びその組み立て方法
JP4123139B2 (ja) 光モジュール

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060711

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080227

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080312

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080702