JP2004096259A - 多周波マイクロストリップアンテナ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】第1の誘電体基板101と、第1の誘電体基板101の面上において環状に形成された第1の放射導体(環状導体)102と、第1の放射導体102の内側に形成された第2の放射導体(方形状導体)103とを有し、第1の誘電体基板101は第2の放射導体103以外の範囲において内部に複数の空洞105を有するという構成にしたことにより、小型かつ簡単な構成により、良好な特性を有する多周波マイクロストリップアンテナを実現することができる。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、主としてマイクロ波帯乃至ミリ波帯の無線通信システムの分野で用いられる多周波マイクロストリップアンテナに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の多周波マイクロストリップアンテナとしては、例えば、特開2001−60823号公報に示されるように、環状に形成された第1の放射導体とその内側に配置された第2の放射導体とを備え、それぞれ第1の放射導体および第2の放射導体を異なる誘電率を有する誘電体基板上に配置するものが知られている。
上記、従来の多周波マイクロストリップアンテナは、上記のように構成することにより、例えば、1.5GHz帯と1.2GHz帯のように無線周波数が近接している多周波システムに対応する場合において、各帯域におけるアンテナの動作周波数帯域幅のバランスを適切に設定可能にするものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の多周波マイクロストリップアンテナにおいては、異なる誘電率を有する環状の誘電体基板と方形状の誘電体基板とを接合する必要があるため、生産工程が複雑になるという問題があった。
【0004】
本発明は、上記従来の問題を解決するためになされたもので、特に、無線周波数の近いシステムにおいても、小型且つ簡単な構成により、良好な特性を有する多周波マイクロストリップアンテナを提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明における多周波マイクロストリップアンテナは、誘電体基板と、前記誘電体基板の面上において環状に形成された第1の放射導体と、前記第1の放射導体の内側に形成された第2の放射導体とを有し、前記誘電体基板は前記第2の放射導体以外の範囲において内部に複数の空洞を有するという構成を有している。この構成により、小型かつ簡単な構成により、良好な特性を有する多周波マイクロストリップアンテナを実現することができる。
【0006】
本発明における多周波マイクロストリップアンテナは、第1の誘電体基板と、前記第1の誘電体基板の面上において環状に形成された第1の放射導体と、前記第1の放射導体の内側に形成された第2の放射導体と、前記第1の誘電体基板に重ねて配置され前記第2の放射導体以外の範囲において複数の貫通孔を設けた第2の誘電体基板とを有するという構成を有している。この構成により、小型かつ簡単な構成により、良好な特性を有する多周波マイクロストリップアンテナを実現することができる。
【0007】
本発明における多周波マイクロストリップアンテナは、環状に形成された第1の誘電体基板と、前記第1の誘電体基板の面上において環状に形成された第1の放射導体と、前記第1の誘電体基板に重ねて配置され外周部に複数の貫通孔を設けた第2の誘電体基板と、前記第2の誘電体基板の中央部に形成された第2の放射導体とを有し、前記第1の誘電体基板は複数の空洞を有し、前記第2の誘電体基板は前記複数の空洞の対応する箇所に貫通孔を有するという構成を有している。この構成により、小型かつ簡単な構成により、良好な特性を有する多周波マイクロストリップアンテナを実現することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面に基づき、本発明の第1ないし第3の実施の形態を詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
まず、図1および図2を参照して、本発明の第1の実施の形態における多周波マイクロストリップアンテナの構成を説明する。図1および図2は第1の実施の形態の多周波マイクロストリップアンテナの基本的な構成を示している。
図1および図2に示す多周波マイクロストリップアンテナは、誘電体基板101と、誘電体基板101の表面に形成された第1の放射導体としての環状導体102および第2の放射導体としての方形状導体103と、誘電体基板101の裏面に形成された接地導体104と、誘電体基板101に形成された複数の穴105と、環状導体102の角に形成された切り込み106と、方形状導体103の角に形成された切り込み107と、環状導体102に給電する給電線路108と、給電線路108を通して環状導体102に給電する貫通孔109および給電点110と、方形状導体103に給電する給電線路111と、給電線路111を通して方形状導体103に給電する貫通孔112および給電点113とを有して構成される。
【0009】
次に、図1および図2を参照して、本発明の第1の実施の形態における多周波マイクロストリップアンテナの構成を更に詳細に説明する。図1および図2において、誘電体基板101は、例えば、比誘電率εr、厚さtの両面銅張りの誘電体基板である。誘電体基板101の表面には、環状導体102および方形状導体103が形成され、裏面には接地導体104が設けられる。
環状導体102は、例えば、外形の一辺の長さがw1の正方形の環状に形成された銅箔パターンにより形成される。環状導体102の二つの対向する角には二辺の長さがd1の二等辺三角形状の切り込み106が第1の縮退分離素子として形成される。
また、方形状導体103は、環状導体102の内側の開口内に、例えば、一辺の長さがw2の正方形の銅箔パターンで形成される。方形状導体103の二つの対向する角には二辺の長さがd2の二等辺三角形状の切り込み107が第2の縮退分離素子として形成される。方形状導体103の外周の端部と環状導体102の内側の端部との間隔はsに設定される。
【0010】
また、誘電体基板101には、環状導体102の直下および近傍において複数(例えば、100個程度)の穴105が形成される。穴105は、接地導体104側から(Z方向に)例えばドリルによって加工され、誘電体基板101を貫通せずに環状導体102の近傍までの深さに形成される。そのため、穴105が形成されている部分の誘電体基板101の実効的な比誘電率はεrに比べ低くなる。
【0011】
次に、図1および図2を参照して、上記のように構成された本発明の第1の実施の形態における多周波マイクロストリップアンテナにつき、環状導体102に対応する第1の動作周波数を1.23GHzに設定し、方形状導体103に対応する第2の動作周波数を1.58GHzに設定して、その動作を詳細に説明する。
ここで多周波マイクロストリップアンテナの構成パラメータとして、誘電体基板101の比誘電率εrを4.9、厚さtを6.5mm、環状導体102の一辺の長さw1を75mm、方形状導体103の一辺の長さw2を45mm、切り込み106の二辺の長さd1を7mm、切り込み107の二辺の長さd2を8.5mm、環状導体102と方形状導体103との間隔sを5mmに設定する。
また、穴105の数を例えば150個として穴径を4mm、穴の深さを6mmとすれば、環状導体102が形成されている部分の誘電体基板101の実効的な比誘電率は半分以下(2程度)となる。
【0012】
環状導体102は、誘電体基板101に設けられた貫通孔109を介し、給電線路108を通して給電点110において給電される。この場合の軸比の周波数特性および1.23GHzにおける放射パターンを図3および図4にそれぞれ示す。
図3から、3dB以下となる軸比の帯域は12MHzで、1.23GHzにおいて約1dBの軸比が得られていることがわかる。
図4において、図4(A)はX−Z面の放射パターン、図4(B)はY−Z面の放射パターンを示しており、実線は右旋円偏波成分、点線は左旋円偏波成分を表している。図4から、Z方向に約8.5dBiの右旋円偏波利得が得られることがわかる。
【0013】
また、方形状導体103は、誘電体基板101に設けられた貫通孔112を介し、給電線路111を通して給電点113において給電される。この場合の軸比の周波数特性および1.58GHzにおける放射パターンを図5および図6にそれぞれ示す。
図5から、3dB以下となる軸比の帯域は17MHzで、1.58GHzにおいて約0.5dBの軸比が得られることがわかる。
図6において、図6(A)はX−Z面の放射パターン、図6(B)はY−Z面の放射パターンを示しており、実線は右旋円偏波成分、点線は左旋円偏波成分を表している。図6から、Z方向に約7.0dBiの右旋円偏波利得が得られていることがわかる。
このように、1.23GHzおよび1.58GHzの両周波数において、良好な軸比の帯域幅特性が得られる。
【0014】
以上の説明のように、本実施の形態における多周波マイクロストリップアンテナの特徴は、誘電体基板の環状導体の直下および近傍に複数の穴を設けて誘電体基板の外側の実効的な比誘電率を低くすることにより、小型で簡単な構成の多周波マイクロストリップアンテナを実現することができる点である。
なお、本実施の形態では2つの放射素子を備えて2つの動作周波数に対応する構成を示したが、放射素子の数を増加して、誘電体基板に設ける穴の数を適切に設定することにより3周波数以上に対応することも可能である。
【0015】
また、本実施の形態では、放射導体に縮退分離素子を設けた円偏波アンテナとして説明したが、直線偏波アンテナであっても同様な効果が得られる。
また、放射導体への給電は同軸線路に限らず、マイクロストリップ線路やスロットにより給電を行っても同様な効果が得られる。
【0016】
(第2の実施の形態)
次に、図7および図8を参照して、本発明の第2の実施の形態における多周波マイクロストリップアンテナの構成を説明する。図7および図8は第2の実施の形態の多周波マイクロストリップアンテナの基本的な構成を示している。
図7および図8に示す多周波マイクロストリップアンテナは、第1の誘電体基板201と、第1の誘電体基板201の銅張面に形成された第1の放射導体としての環状導体202および第2の放射導体としての方形状導体203と、環状導体202の角に形成された切り込み204と、方形状導体203の角に形成された切り込み205と、第1の誘電体基板201の下面に重ねて配置された第2の誘電体基板206と、第2の誘電体基板206の銅張面に設けられた接地導体207と、第2の誘電体基板206内の外周部に設けられた複数の穴208と、第1の誘電体基板201および第2の誘電体基板206に給電線路213、214を通すために設けられた貫通孔209、210と、環状導体202および方形状導体203に給電する給電点211、212とを有して構成される。
【0017】
次に、図7および図8を参照して、本発明の第2の実施の形態における多周波マイクロストリップアンテナの構成を更に詳細に説明する。図7および図8において、第1の誘電体基板201は、例えば、比誘電率εr、厚さt1の片面銅張誘電体基板である。第1の誘電体基板201の銅張面には、環状導体202および方形状導体203が形成されている。環状導体202は、例えば、外形の一辺の長さがw1の正方形の環状に形成された銅箔パターンにより構成される。環状導体202の二つの対向する角には二辺の長さがd1の二等辺三角形の切り込み204が第1の縮退分離素子として形成される。
【0018】
また、方形状導体203は、環状導体202の内側の開口内に、例えば、一辺の長さがw2の正方形の銅箔パターンで形成される。方形状導体203の二つの対向する角には二辺の長さがd2の二等辺三角形の切り込み205が第2の縮退分離素子として形成される。方形状導体203の外周部の端部と環状導体202の内側の端部との間隔はsに設定される。
【0019】
また、第2の誘電体基板206は、例えば、第1の誘電体基板201の比誘電率と同等のεrで、厚さt2の片面銅張誘電体基板である。厚さt2はt1に比べ非常に厚く(例えば、10倍程度)設定される。第2の誘電体基板206の銅張面には、接地導体207が設けられてる。第2の誘電体基板206内の外周部には例えばドリルによって加工された複数の穴208が形成される。そのため、穴208によって第2の誘電体基板206の外周部の実効的な比誘電率はεrに比べ低くなる。
【0020】
このように構成された第1の誘電体基板201と第2の誘電体基板206は、銅張面以外の面同士が合うように、例えば加熱・加圧により重ねて配置される。このとき、第1の誘電体基板201に形成された環状導体202が、第2の誘電体基板206の穴208が設けられた部分に配置されるように重ねて配置される。また、第1の誘電体基板201に形成された方形状導体203は、第2の誘電体基板206の穴208が設けられていない中央部分に配置されるように重ねて配置される。
【0021】
上記のように構成されたアンテナにおいて、環状導体202は、第1の誘電体基板201および第2の誘電体基板206に設けられた貫通孔209を介して、給電線路213によって給電点211において給電される。また、方形状導体203は、第1の誘電体基板201および第2の誘電体基板206に設けられた貫通孔210を介して、給電線路214によって給電点212において給電される。
【0022】
ここで多周波マイクロストリップアンテナの構成パラメータとして、第1の誘電体基板201の比誘電率εrを4.9、厚さt1を0.5mm、第2の誘電体基板206の比誘電率εrを4.9、厚さt2を6.0mm、環状導体202の一辺の長さw1を75mm、方形状導体203の一辺の長さw2を45mm、切り込み204の二辺の長さd1を7mm、切り込み205の二辺の長さd2を8.5mm、環状導体202と方形状導体203との間隔sを5mmに設定する。また、穴208の数を例えば150個として穴径を4mmに設定する。
【0023】
以上説明したように構成された多周波マイクロストリップアンテナは、第1の実施の形態で説明した動作と同様に動作する。従って、詳細な動作の説明は省略する。
以上説明したように、本実施の形態における多周波マイクロストリップアンテナの特徴は、環状導体の内側に方形状導体が形成された第1の誘電体基板と、基板の外周部に複数の貫通孔を設けた第1の誘電体基板とを重ねて配置することにより、小型でかつ簡単な構成の多周波マイクロストリップアンテナを実現することができる点である。
【0024】
なお、本実施の形態では2つの放射素子を備えて2つの動作周波数に対応する構成を示したが、放射素子の数を増加して、誘電体基板に設ける穴の数を適切に設定することにより3周波数以上に対応することも可能である。
また、本実施の形態では、放射導体に縮退分離素子を設けた円偏波アンテナとして説明したが、直線偏波アンテナであっても同様な効果が得られる。
また、放射導体への給電は同軸線路に限らず、マイクロストリップ線路やスロットにより給電を行っても同様な効果が得られる。
【0025】
(第3の実施の形態)
次に、図9および図10を参照して、本発明の第3の実施の形態における多周波マイクロストリップアンテナの構成を説明する。図9および図10は第3の実施の形態の多周波マイクロストリップアンテナの基本的な構成を示している。
図9および図10に示す多周波マイクロストリップアンテナは、第1の誘電体基板301と、第1の誘電体基板301の内側に形成された開口302と、開口302を囲むように形成された第1の放射導体としての環状導体303と、環状導体303の角に形成された切り込み304と、第1の誘電体基板301の下面に重ねて配置された第2の誘電体基板305と、第2の誘電体基板305の中央表面に形成された第2の放射導体としての方形状導体306と、第2の誘電体基板305の裏面に設けられた接地導体307と、方形状導体306の角に形成された切り込み308と、第1の誘電体基板301と第2の誘電体基板305の接合された部分に形成された複数の穴309と、第1の誘電体基板301および第2の誘電体基板305に給電線路310を通すために設けられた貫通孔311と、第2の誘電体基板305に給電線路313を通すために設けられた貫通孔314と、環状導体303および方形状導体306に給電する給電点312、315とを有して構成される。
【0026】
次に、図9および図10を参照して、本発明の第3の実施の形態における多周波マイクロストリップアンテナの構成を更に詳細に説明する。図9および図10において、第1の誘電体基板301は、例えば、比誘電率εr、厚さt1の片面銅張誘電体基板である。第1の誘電体基板301の内側には、四角形状の開口302が形成される。第1の誘電体基板301の銅張面には、開口302を囲むようにして環状導体303が形成される。環状導体303は、例えば、外形の一辺の長さがw1の正方形の環状に形成された銅箔パターンにより構成される。環状導体303の2つの対向する角には2辺の長さがd1の二等辺三角形の切り込み304が第1の縮退分離素子として形成される。
【0027】
第2の誘電体基板305は、例えば、第1の誘電体基板301の比誘電率と同等のεrで、厚さt2の両面銅張誘電体基板である。第2の誘電体基板305の表面の中央には、方形状導体306が銅箔パターンによって形成されており、裏面には接地導体307が設けられる。方形状導体306は、例えば、一辺の長さがw2の正方形の銅箔パターンで形成される。方形状導体306の二つの対向する角には二辺の長さがd2の二等辺三角形をした切り込み308が第2の縮退分離素子として形成される。
【0028】
このように構成された第1の誘電体基板301と第2の誘電体基板305は、第1の誘電体基板301の銅張面以外の面と、第2の誘電体基板305の方形状導体306が形成されている面が合うように、例えば加熱・加圧により重ねて配置される。このとき、第2の誘電体基板305に形成された方形状導体306が第1の誘電体基板301の開口302の部分に配置されるように重ねて配置される。重ねて配置された後、例えばドリルによって第1の誘電体基板301と第2の誘電体基板305が接合された部分に複数の穴309が形成される。穴309は、接地導体307側(−Z側)から環状導体303の近傍までの深さで形成される。そのため、穴309が形成されている部分の誘電体基板の実効的な比誘電率はεrに比べ低くなる。
【0029】
次に、図9ないし図12を参照して、上記のように構成された本発明の第3の実施の形態における多周波マイクロストリップアンテナにつき、環状導体303に対応する第1の動作周波数を1.21GHzに設定し、方形状導体306に対応する第2の動作周波数を1.58GHzに設定して動作を説明する。
【0030】
ここで、多周波マイクロストリップアンテナの構成パラメータとして、第1の誘電体基板301の比誘電率εrを4.9、厚さt1を3.5mm、第2の誘電体基板305の比誘電率εrを4.9、厚さt2を6.5mm、環状導体303の一辺の長さw1を75mm、方形状導体306の一辺の長さw2を45mm、切り込み304の二辺の長さd1を8mm、切り込み308の二辺の長さd2を8.5mmに設定する。
【0031】
また、穴309の数を、例えば150個とし、穴径を4mm、穴の深さを9.5mmとすれば、環状導体303が形成されている部分の誘電体基板の実効的な比誘電率は半分以下(2程度)となる。
環状導体303は、第4および第2の誘電体基板301および305に設けられた貫通孔311を介し、給電線路310を通して給電点312において給電される。この場合の軸比の周波数特性および1.21GHzにおける放射パターンを図11および図12にそれぞれ示す。
【0032】
図11により、3dB以下となる軸比の帯域は17MHzで、1.21GHzにおいて約1dBの軸比が得られることがわかる。この結果から、本実施の形態では、基板厚を6.5mm(図3参照)から10mmにすることで(図11)、軸比の帯域が5MHz広くなることがわかる。
【0033】
図12において、図12(A)はX−Z面の放射パターンを示し、図12(B)はY−Z面の放射パターンを示しており、実線は右旋円偏波成分、点線は左旋円偏波成分を表している。図12より、Z方向に約8.5dBiの右旋円偏波利得が得られることがわかる。
【0034】
また、方形状導体306は、第2の誘電体基板305に設けられた貫通孔314を介して、給電線路313を通して給電点315において給電される。この場合の軸比の周波数特性および1.58GHzにおける放射パターンは第1の実施の形態で示した図3および図4と同等の特性となる。
このように、1.21GHzおよび1.58GHzの両周波数において、良好な軸比の帯域特性が得られる。また、環状導体303に対応する1.2GHz帯において、軸比の帯域幅を広くすることができる。
【0035】
以上説明したように、本実施の形態における多周波マイクロストリップアンテナの特徴は、環状導体が形成された部分の基板厚を方形状導体が形成された部分の基板厚よりも厚く設定し、環状導体が形成された部分の誘電体基板の実効的な比誘電率を複数の穴を設けて低くすることにより、小型で簡単な構成の多周波マイクロストリップアンテナを実現することができる点である。
なお、本実施の形態では二つの放射素子を備えて二つの動作周波数に対応する構成を示したが、放射素子の数を増加して、誘電体基板に設ける穴の数を適切に設定することにより三周波以上に対応することも可能である。
【0036】
また、本実施の形態では、放射導体に縮退分離素子を設けた円偏波アンテナとして説明したが、直線偏波アンテナであっても同様な効果が得られる。
また、放射導体への給電は同軸線路に限らず、マイクロストリップ線路やスロットにより給電を行っても同様な効果が得られる。
【0037】
【発明の効果】
本発明における多周波マイクロストリップアンテナは、上記のように構成され、特に、誘電体基板の環状導体の直下および近傍に複数の穴を設けて誘電体基板の外周部の実効的な比誘電率を低くすることにより、小型且つ簡単な構成により良好な特性を有する多周波マイクロストリップアンテナを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における多周波マイクロストリップアンテナの構成を示し、
(A)は斜視図、
(B)は(A)のA−A方向から見た断面図、
【図2】図1に示す多周波マイクロストリップアンテナをZの逆方向から見た下視図、
【図3】本発明の第1の実施の形態における多周波マイクロストリップアンテナの環状導体の軸比の周波数特性図、
【図4】本発明の第1の実施の形態における多周波マイクロストリップアンテナの環状導体の1.23GHzにおける放射パターンを示し、
(A)はX−Z面の放射パターンを示す図、
(B)はY−Z面の放射パターンを示す図、
【図5】本発明の第1の実施の形態における多周波マイクロストリップアンテナの方形状導体の軸比の周波数特性を示す図、
【図6】本発明の第1の実施の形態における多周波マイクロストリップアンテナの方形状導体の1.58GHzにおける放射パターンを示し、
(A)はX−Z面の放射パターンを示す図、
(B)はY−Z面の放射パターンを示す図、
【図7】本発明の第2の実施の形態における多周波マイクロストリップアンテナの構成を示し、
(A)は斜視図、
(B)は(A)のA−A方向から見た断面図、
【図8】本発明の第2の実施の形態における形態の多周波マイクロストリップアンテナの構成を示す分解図、
【図9】本発明の第3の実施の形態における多周波マイクロストリップアンテナの構成を示し、
(A)は斜視図、
(B)は(A)のA−A方向から見た断面図、
【図10】本発明の第3の実施の形態における多周波マイクロストリップアンテナの構成を示す分解図、
【図11】本発明の第3の実施の形態における多周波マイクロストリップアンテナの環状導体の軸比の周波数特性を示す図、
【図12】本発明の第3の実施の形態における多周波マイクロストリップアンテナの環状導体の1.21GHzにおける放射パターンを示し、
(A)はX−Z面の放射パターンを示す図、
(B)はY−Z面の放射パターンを示す図。
【符号の説明】
101 誘電体基板
102 202、303 環状導体
103 203、306 方形状導体
104 207、307 接地導体
105、309 穴
106、107、204 切り込み
304、308 切り込み
108、111、213 給電線路
214、310、313 給電線路
109、112、208 貫通孔
209、210、311、314 貫通孔
110、113、211 給電点
212、312、315 給電点
201、301 第1の誘電体基板
206、305 第2の誘電体基板
302 開口
Claims (3)
- 誘電体基板と、前記誘電体基板の面上において環状に形成された第1の放射導体と、前記第1の放射導体の内側に形成された第2の放射導体とを有し、前記誘電体基板は前記第2の放射導体以外の範囲において内部に複数の空洞を有することを特徴とする多周波マイクロストリップアンテナ。
- 第1の誘電体基板と、前記第1の誘電体基板の面上において環状に形成された第1の放射導体と、前記第1の放射導体の内側に形成された第2の放射導体と、前記第1の誘電体基板に重ねて配置され前記第2の放射導体以外の範囲において複数の貫通孔を設けた第2の誘電体基板とを有することを特徴とする多周波マイクロストリップアンテナ。
- 環状に形成された第1の誘電体基板と、前記第1の誘電体基板の面上において環状に形成された第1の放射導体と、前記第1の誘電体基板に重ねて配置され外周部に複数の貫通孔を設けた第2の誘電体基板と、前記第2の誘電体基板の中央部に形成された第2の放射導体とを有し、前記第1の誘電体基板は複数の空洞を有し、前記第2の誘電体基板は前記複数の空洞の対応する箇所に貫通孔を有することを特徴とする多周波マイクロストリップアンテナ。
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