JP2004093456A - 放射線検出器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】放射線検出プローブ2が放射線を検出すると、制御部5により作動制御される振動部8が放射線強度に応じて振動するため、検出した放射線強度をその強度に応じた振動として迅速かつ確実に体感できる。その際、振動部8の振動は、振動吸収部材に吸収されて操作グリップ1には殆ど伝わらないため、放射線検出プローブ2や制御部5の振動に起因する故障を未然に防止することができる。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、操作グリップを備えるハンディタイプの放射線検出器に関し、詳しくは、検出した放射線強度を振動として体感できるようにした放射線検出器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
放射線を検出するハンディタイプの機器として、放射線取り扱い施設における被爆量を検出するための携帯機が一般に知られている(例えば特許文献1参照)。この携帯機は、携帯電話機やPHSをベースに構成されたものであり、マイク、スピーカ、液晶表示器、バイブレータ、バッテリーの他、アンテナに内蔵された放射線センサを有する放射線検出部や、放射線の被爆線量をカウントする線量カウンタを有するコントローラ等の制御部を備えている。そして、この携帯機は、被爆線量の異常が判定されると、コントローラからの出力によってスピーカがアラーム音を発声し、液晶表示器がアラームメッセージを表示し、バイブレータが振動することにより、作業者に被爆線量の異常を伝達するように構成されている。
【0003】
【特許文献1】
特開平11−248839号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前記公報に記載の携帯機は、放射線の被爆量の異常時にその異常をスピーカ、液晶表示器およびバイブレータによって作業者に伝達するものであり、バイブレータは携帯機の全体を振動させるように構成されている。このため、この携帯機においては、検出した放射線強度をその強度に応じた振動として体感できないばかりか、放射線センサを有する放射線検出部やコントローラ等の制御部に振動が伝播してこれらの故障を誘発する虞がある。また、バイブレータの負荷が大きいため、バッテリーの消耗が大きいという問題もある。
【0005】
そこで、本発明は、検出した放射線強度をその強度に応じた振動として体感でき、しかも、放射線検出部や制御部の振動に起因する故障を未然に防止できる放射線検出器を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る放射線検出器は、手に握られて操作される操作グリップの先端側に放射線検出部を備え、この放射線検出部に電気的に接続された制御部を操作グリップ内に備えている放射線検出器であって、放射線検出部が検出した放射線強度に応じて制御部により作動が制御される振動部が操作グリップに振動吸収部材を介して設けられていることを特徴とする。
【0007】
本発明に係る放射線検出器では、放射線検出部が放射線を検出すると、制御部により作動制御される振動部が放射線強度に応じて振動する。その際、振動部の振動は、振動吸収部材に吸収されて操作グリップには殆ど伝わらないため、放射線検出部や制御部の振動に起因する故障が未然に防止される。
【0008】
本発明の放射線検出器において、振動部は、操作グリップの周面の手指(例えば親指や人差し指)の届く範囲に臨んで設置するのが好ましい。この場合、操作グリップを手に握った状態で容易に手指を振動部に触れることができ、振動部の振動を手指で確実に体感することができる。
【0009】
また、振動部は、操作グリップのグリップエンドを構成するように配設してもよいし、操作グリップの基端部を構成するように配設してもよい。
【0010】
本発明の放射線検出器において、操作グリップには、放射線検出部が検出した放射線強度に応じて制御部により作動が制御される表示部および音声出力部を設けることができる。この場合、放射線検出部が検出した放射線強度を振動部の振動、表示部の表示および音声出力部の音声により相互補完的に伝達することができる。
【0011】
ここで、制御部が振動部、表示部および音声出力部を個別に制御可能に構成されていると、振動部の振動、音声出力部の音声、表示部の表示の3者の任意の組み合わせにより、検出した放射線強度をより正確に伝達することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明に係る放射線検出器の実施の形態を説明する。参照する図面において、図1は本発明の一実施形態に係る放射線検出器の概略構造を示す縦断面図、図2は図1に示した振動部の構造を拡大して示す部分断面図、図3は図2に示した振動部の分解斜視図、図4は図1に示した制御部の作用を示すフローチャート、図5は図4に示したスピーカおよび振動体の作動パターンを模式的に示す作動パターン図である。
【0013】
本発明の一実施形態に係る放射線検出器は、図1に示すように、手に握られて操作される操作グリップ1を本体とし、この操作グリップ1の先端側に放射線検出部としての放射線検出プローブ2が突設されたハンディなコードレスタイプのサージカルプローブとして構成されており、例えば、放射性薬剤を用いた乳癌の転移巣検出などの目的で使用される。
【0014】
この放射線検出器は、中空に形成された操作グリップ1の内部に電源用のバッテリー3、電源スイッチ4、制御部5、表示部6、音声出力部7、振動部8などを備えている。電源スイッチ4、制御部5および表示部6は、操作グリップ1の先端部内に配置されており、電源スイッチ4の操作部4Aおよび表示部6の表示パネル6Aは操作グリップ1の先端部の周面に臨んで配置されている。また、音声出力部7は操作グリップ1の基端部に配置されている。そして、音声出力部7の前方にバッテリー3が配置され、その前方に振動部8が配置されている。
【0015】
放射線検出プローブ2は、放射線強度を検出する放射線検出素子2Aをキャップ状のプローブカバー2B内に気密に内蔵した気密構造のプローブとして構成されている。放射線検出素子2Aは、放射線フォトンのエネルギに応じた波高値を持つ電圧パルスを発生する半導体素子であり、リード線2Cを介して操作グリップ1側の制御部5に電気的に接続されている。
【0016】
制御部5は、図示しない電源回路、信号処理回路、駆動回路などを備えており、放射線検出プローブ2の放射線検出素子2Aから放射線強度に応じて出力される検出信号としてのパルス信号を入力する。この制御部5は、信号処理回路により入力パルス信号の波高を所定の閾値により弁別処理することにより、入力パルス数に応じた駆動信号を表示部6、音声出力部7および振動部8にそれぞれ個別に出力する。すなわち、表示部6には入力パルス数の増減に応じた表示パネル駆動信号を出力し、音声出力部7には入力パルス数の増減に応じた周波数変調音またはビープ音のスピーカ駆動信号を出力し、振動部8には入力パルス数の増減に応じた断続または連続の振動体駆動信号を出力する。
【0017】
表示部6は、制御部5からの駆動信号に基づき、放射線検出素子2Aが検出した放射線強度のデータを表示パネル6Aに表示する。なお、表示パネル6Aとしては、例えば液晶やLEDによる表示パネルが挙げられる。音声出力部7は、制御部5からのスピーカ駆動信号に基づき、放射線検出素子2Aが検出した放射線強度を示す周波数変調音またはビープ音をスピーカ7Aから出力する。振動部8は、制御部5からの振動体駆動信号に基づき、放射線検出素子2Aが検出した放射線強度の増減に応じて振動が漸次増減する。
【0018】
ここで、図2および図3に示すように、振動部8は、制御部5からの振動体駆動信号に応じて振動する振動体8Aと、操作グリップ1を握った手指に振動体8Aの振動を伝達する振動伝達子8Bと、振動体8Aおよび振動伝達子8Bを保持する振動吸収部材8Cとを備えて構成されている。
【0019】
振動体8Aは、例えばスピーカやブザー、偏心オモリを用いたバイブレータ、スピーカ・バイブレータ一体型振動体等により構成されており、円形の振動面8A1を有する。
【0020】
振動伝達子8Bは、振動体8Aの振動面8A1に端面が接着される小径の接続部8B1と、手指が接触する大径の接触部8B2とを有する段付きのボタン状に形成されている。この振動伝達子8Bの材質は、特に限定されないが、弾性のあるゴム等で構成されていると、手指の感触が良好となるので好ましい。
【0021】
振動吸収部材8Cは、例えば、軟質の合成ゴムや発泡樹脂などの適宜の弾性材料により概略長方形の厚板状に形成されている。この振動吸収部材8Cには、振動伝達子8Bを嵌め込んで接着する段付きの装着孔8C1が形成されている。
【0022】
このような振動体8A、振動伝達子8B、振動吸収部材8Cからなる振動部8は、振動吸収部材8Cの装着孔8C1に振動伝達子8Bを嵌め込んで接着し、振動伝達子8Bの接続部8B1の端面に振動体8Aの振動面8A1を接着した状態で、振動吸収部材8Cが操作グリップ1の内壁面1Aに接着される。
【0023】
これに対応して、操作グリップ1には、振動伝達子8Bの接触部8B2を操作グリップ1の周面に臨ませる皿状の開口部1Bが形成されている。この開口部1Bは、操作グリップ1を握った手指、例えば親指や人差し指の届く範囲に形成されている。
【0024】
一実施形態の放射線検出器では、使用に際し、放射線検出プローブ2の先端を患者の被測定部位に向けると、図4に示すように、被測定部位からの放射線が放射線検出素子2Aに入射し(S1)、放射線検出素子2Aが入射された放射線強度に応じた検出パルス信号を操作グリップ1側の制御部5に出力する(S2)。
【0025】
放射線検出素子2Aから検出パルス信号を入力した制御部5は、検出パルス信号を波高弁別して入力パルス数を出力し(S3)、その入力パルス数をカウントする(S4)。そして、入力パルス数が振動体8Aを駆動するための所定の閾値を超えたか否かを判定する(S5)。同様に、制御部5は、入力パルス数がスピーカ7Aを駆動するための所定の閾値を超えたか否かを判定する(S6)。なお、表示パネル6Aには、入力パルス数のカウント値を常時出力して表示させる。
【0026】
続いて、制御部5は、ステップS5の判定結果がYESの場合、振動体8Aに振動体駆動信号を出力する(S7)。同様に、制御部5は、ステップS6の判定結果がYESの場合、スピーカ7Aにスピーカ駆動信号を出力する(S8)。
【0027】
その結果、振動部8の振動体8Aが放射線強度に応じて断続的にまたは連続して振動し、音声出力部7のスピーカ7Aが放射線強度に応じた周波数変調音またはビープ音を出力し、表示部6の表示パネル6Aが放射線強度に応じたデータを表示する。
【0028】
ここで、制御部5は、放射線検出素子2Aからの入力パルス数の閾値として、例えば第1閾値〜第5閾値を設定することができ、また、第1閾値〜第5閾値を基準としてスピーカ7Aおよび振動体8Aの作動パターンを個別に設定することができる。
【0029】
図5はその一例を示しており、スピーカ7Aの作動パターンとしては、入力パルス数の増加に伴ない振動数が増大する周波数変調音とすることができる。また、第1閾値から第2閾値までの間は不連続のビープ音とし、第2閾値から第5閾値までの間は連続したビープ音(フリッカー)とすることもできる。これらの場合、振動体8Aの作動パターンは、第2閾値から第3閾値までの間は間隔の長い断続振動に、第3閾値から第4閾値までの間は間隔の短い断続振動に、第4閾値から第5閾値までの間は連続した振動に設定される。
【0030】
図5に示すスピーカ7Aおよび振動体8Aの作動パターンによれば、振動体8Aが振動しない状態と、スピーカ7Aが出力する低い周波数変調音または不連続なビープ音との組み合わせにより、放射線検出素子2Aからの入力パルス数が第1閾値から第2閾値までの間にあることが確実に感知される。
【0031】
また、振動体8Aが長い間隔で断続振動する状態と、スピーカ7Aが出力する中音域の周波数変調音または連続したビープ音との組み合わせにより、放射線検出素子2Aからの入力パルス数が第2閾値から第3閾値までの間にあることが確実に感知される。
【0032】
さらに、振動体8Aが短い間隔で断続振動する状態と、スピーカ7Aが出力する中音域の周波数変調音または連続したビープ音との組み合わせにより、放射線検出素子2Aからの入力パルス数が第3閾値から第4閾値までの間にあることが確実に感知される。
【0033】
そして、振動体8Aが連続振動する状態と、スピーカ7Aが発声する高音域のウェーブ音または連続したビープ音との組み合わせにより、放射線検出素子2Aからの入力パルス数が第4閾値から第5閾値までの間にあることが確実に感知される。
【0034】
このように、一実施形態の放射線検出器においては、放射線検出プローブ2の放射線検出素子2Aが患者の被測定部位からの放射線を検出し、その放射線強度に応じた検出パルス信号を出力すると、表示部6の表示パネル6Aが放射線強度に応じたデータを表示すると共に、音声出力部7のスピーカ7Aが放射線強度に応じた周波数変調音またはビープ音を出力し、さらに、振動部8の振動体8Aが放射線強度に応じて断続的にまたは連続して振動する。
【0035】
そこで、操作グリップ1の周面に臨んで設置された振動部8の振動伝達子8Bの接触部8B2に手指を触れることで、検出された放射線強度をその強度に応じた振動として迅速かつ確実に体感することができる。そして、この振動伝達子8Bの振動と、スピーカ7Aが出力する周波数変調音またはビープ音との組み合わせにより、検出された放射線強度が第1閾値〜第5閾値の間のどの範囲にあるかを極めて容易に、かつ正確に感知することができる。
【0036】
ここで、一実施形態の放射線検出器においては、振動部8を構成する振動体8Aおよび振動伝達子8Bが軟質の合成ゴムや発泡樹脂などの弾性材料で構成され振動吸収部材8Cを介して操作グリップ1の内壁面1Aに固定されているため、振動体8Aおよび振動伝達子8Bの振動は、振動吸収部材8Cに吸収されて操作グリップ1には殆ど伝わらない。従って、放射線検出部としての放射線検出プローブ2や制御部5には振動が殆ど伝わらず、これらの振動に起因する故障が未然に防止される。
【0037】
また、振動部8を構成する振動伝達子8Bの接触部8B2は、操作グリップ1の周面の手指の届く範囲、例えば親指や人差し指の届く範囲に臨んで配置されているため、操作グリップ1を手に握った状態で容易に親指または人差し指を接触部8B2に触れることができ、その振動を確実に体感することができる。
【0038】
本発明に係る放射線検出器は、前述した一実施形態に限定されるものではない。例えば、図5に示したスピーカ7Aおよび振動体8Aの作動パターンは、図6または図7に示す作動パターンに変更することができる。
【0039】
図6に示す作動パターンでは、スピーカ7Aの作動パターンが入力パルス数の増加に伴ない漸次振動数が増大する周波数変調音に設定される。この場合、振動体8Aの作動パターンは、第3閾値から第4閾値までの間は間隔の短い断続振動に、第4閾値から第5閾値までの間は連続した振動に設定される。
【0040】
図6に示す作動パターンによれば、放射線検出素子2Aからの入力パルス数が第1閾値〜第5閾値のどの範囲にあるのかをスピーカ7Aの周波数変調音により大まかに見当をつけながら、入力パルス数が第3閾値を超えたことを振動体8Aの断続振動により確実に感知することができる。また、入力パルス数が第4閾値を超えたことを振動体8Aの連続振動により確実に感知することができる。
【0041】
一方、図7に示す作動パターンでは、スピーカ7Aの作動パターンが第1閾値から第2閾値までの間は不連続のビープ音に、第2閾値から第5閾値までの間は連続したビープ音(フリッカー)に設定される。この場合、振動体8Aの作動パターンは、第1閾値から第2閾値までの間は間隔の短い断続振動に、第2閾値から第5閾値までの間は連続した振動に設定される。
【0042】
図7に示す作動パターンによれば、放射線検出素子2Aからの入力パルス数が第2閾値を超えたことをスピーカ7Aの連続したビープ音と、振動体8Aの連続振動とによって、確実に感知することができる。
【0043】
また、本発明の放射線検出器において、図1に示した振動部8は、図8および図9に示す構造の振動部9に変更することができる。この振動部9は、制御部5からの振動体駆動信号に応じて振動する振動体9Aと、操作グリップ1を握った手指に振動体9Aの振動を伝達する振動伝達子9Bと、振動体9Aおよび振動伝達子9Bを保持する振動吸収部材9Cとを備えて構成されている。
【0044】
振動体9Aは、例えばスピーカやブザー、偏心オモリを用いたバイブレータ、スピーカ・バイブレータ一体型振動体等により構成されており、略直方体に形成された一面に略正方形の振動面9A1を有する。また、振動伝達子9Bは、振動体9Aの振動面9A1に端面が接着される小径の接続部9B1と、手指が接触する大径の接触部9B2とを有する段付きの短円柱状に形成されている。この振動伝達子9Bの材質は、特に限定されないが、弾性のあるゴム等で構成されていると、手指の感触が良好となるので好ましい。
【0045】
振動吸収部材9Cは、例えば、軟質の合成ゴムや発泡樹脂などの適宜の弾性材料により構成されている。この振動吸収部材9Cは、振動伝達子9Bを嵌め込んで接着する段付き状の装着孔9C1と、この装着孔9C1の形状に対応した外形の小径部9C2および大径部9C3とを有する段付きのリング状に形成されている。
【0046】
このような振動体9A、振動伝達子9B、振動吸収部材9Cからなる振動部9は、振動吸収部材9Cの装着孔9C1に振動伝達子9Bが嵌め込まれて接着され、振動伝達子9Bの接続部9B1の端面に振動体9Aの振動面9A1が接着されて組み立てられる。そして、この振動部9は、振動伝達子9Bの接触部9B2が操作グリップ1の周面に臨むように操作グリップ1に組み付けられる。そのための構造として、操作グリップ1の周面には、振動吸収部材9Cの外形に対応した段付き状の装着孔1Cが開口されている。この装着孔1Cは、操作グリップ1を握った手指、例えば親指や人差し指の届く範囲に形成されている。
【0047】
このような構造の振動部9によれば、振動伝達子9Bの接触部9B2の表面が操作グリップ1の周面と略面一に配置されるため、操作グリップ1を握った手指を接触部9B2の表面に容易に触れることができ、接触部9B2の振動の確認が一層容易となる。
【0048】
さらに、本発明の放射線検出器において、図1に示した振動部8は、図10〜図13に示す構造の振動部10に変更することができる。この振動部10は、操作グリップ1の周面に開口して形成された装着凹部1Dに嵌め込んで着脱自在に装着される単体部品として構成されたものであり(図10参照)、制御部5からの振動体駆動信号に応じて振動する振動体10Aと、この振動体10Aを埋め込んで保持する振動吸収部材10Bと、この振動吸収部材10Bの支持ベース10Cとを備えて構成されている(図11参照)。
【0049】
振動体10Aは、例えばスピーカやブザー、偏心オモリを用いたバイブレータ、スピーカ・バイブレータ一体型振動体等により構成されており、図11に示すように、略直方体の外形を呈する。この振動体10Aには、制御部5に接続するためのコネクタピン10A1をそれぞれ有する一対のリード線10A2が接続されている。
【0050】
振動吸収部材10Bは、例えば、軟質の合成ゴムや発泡樹脂などの適宜の弾性材料により構成されている。この振動吸収部材10Bは、振動体10Aを埋め込む凹部10B1が形成された厚肉のボックス状に形成されており、その底部には振動体10A側の一対のコネクタピン10A1を挿通させる一対の挿通孔10B2が形成されている。
【0051】
支持ベース10Cは、振動吸収部材10Bの凹部10B1が開口する面と反対側の背面に接着される板状に形成されている。この支持ベース10Cには、振動吸収部材10Bの一対の挿通孔10B2に挿通された一対のコネクタピン10A1の基部を嵌合固定する一対の嵌合孔10C1が形成されている。
【0052】
なお、この支持ベース10Cは、図14に示すようなボックス状の支持ベース10Dに変更することができる。この支持ベース10Dは、振動吸収部材10Bが嵌め込まれるボックス状に形成されたものであり、その底部には、支持ベース10Cの嵌合孔10C1と同様の嵌合孔10D1が形成される。
【0053】
ここで、振動体10A、振動吸収部材10B、支持ベース10Cからなる振動部10は、振動吸収部材10Bの背面に支持ベース10Cが接着され、振動体10Aのコネクタピン10A1が振動吸収部材10Bの挿通孔10B2に挿通されてその基部が支持ベース10Cの嵌合孔10C1に嵌合固定され、この状態で、振動体10Aが振動吸収部材10Bの凹部10B1に埋め込まれて接着されることにより、図12に示すような単体部品として構成される。この場合、振動体10Aは、操作グリップ1を握った手指が触れ易いように、振動吸収部材10Bから若干突出する状態で埋め込まれる(図13参照)。
【0054】
単体部品として構成された振動部10は、図13に示すように、操作グリップ1の周面に開口して形成された装着凹部1Dに嵌め込まれて着脱自在に装着される。そのための構造として、装着凹部1Dの底部には、振動部10の支持ベース10Cから突出する一対のコネクタピン10A1(図11参照)が差し込まれる一対のソケット1Eが配設されている。一対のソケット1Eは、リード線1Fにより図1に示した制御部5に接続されている。
【0055】
このような構造の振動部10によれば、振動体10Aが振動吸収部材10Bから若干突出しているため、操作グリップ1を握った手指を振動体10Aの突出面に容易に触れることができ、振動体10Aの振動を容易に確認することができる。また、振動部10が操作グリップ1に対して着脱自在に構成されているため、振動部10の交換が容易である。
【0056】
なお、図10に示した振動部10は、図15に示すように、操作グリップ1の周面に臨む部分が円形となるような短円柱状の振動部11に変更することができる。この振動部11は、形状のみが振動部10と異なり、構造は振動部10と略同様である。この振動部11によっても、振動部10と同様の作用効果が得られる。
【0057】
ここで、図10および図15に示すように、操作グリップ1の周面には、振動部10を覆う形態の指先ガイドカバー1Gを接着して設けることができる。この指先ガイドカバー1Gは、振動部10の振動体10Aに触れた指先をカバーするように湾曲した部材であり、図16に示すように、操作グリップ1の基端部側に向けて開口する指先挿入口1Hを操作グリップ1の周面との間に形成する。
【0058】
この指先ガイドカバー1Gが付設された放射線検出器においては、指先挿入口1Hに指先を差し込むことで、指先が振動部10へ向けて案内され、その振動体10Aに指先が確実に触れる。そして、この状態が保持されるため、振動体10Aの振動を指先で確実に感知することができる。
【0059】
なお、図16に示す放射線検出器では、2つの振動部10または振動部11に対応して2つの指先ガイドカバー1Gが操作グリップ1に付設されているが、その個数は任意であり、図17に示すように、1つの指先ガイドカバー1Gが付設された放射線検出器とすることもできる。
【0060】
また、本発明の放射線検出器において、図1に示した振動部8は、図18〜図20に示す構造の振動部12に変更することができる。この振動部12は、操作グリップ1の基端部の周面を切り欠いて形成された装着凹部1Jに装着される比較的大型に構成されたものであり、制御部5からの振動体駆動信号に応じて振動する振動体12Aを内蔵した直方体状の振動伝達部材12Bと、この振動伝達部材12Bを嵌めこんで保持する薄肉のボックス状に形成された振動吸収部材12Cとを備えて構成されている(図12参照)。
【0061】
振動体12Aは、例えばスピーカやブザー、偏心オモリを用いたバイブレータ、スピーカ・バイブレータ一体型振動体等により構成されている。この振動体12Aには、制御部5に接続するためのコネクタ12A1を有する4本のリード線12A2が接続されている。このリード線12A2は、振動伝達部材12Bの背面側から導出されている。
【0062】
振動吸収部材12Cは、例えば、軟質の合成ゴムや発泡樹脂などの適宜の弾性材料により構成されている。この振動吸収部材12C内の底部には、振動体12Aに接続されたリード線12A2の先端のコネクタ12A1が挿入される長孔12C1が形成されている。
【0063】
ここで、振動体12A、振動伝達部材12B、振動吸収部材12Cからなる振動部12は、振動伝達部材12Bから導出されたリード線12A2の先端のコネクタ12A1が振動吸収部材12Cの長孔12C1に挿入され、この状態で振動伝達部材12Bが振動吸収部材12Cに嵌め込まれて接着される。そして、この振動部12は、操作グリップ1の装着凹部1Jの底部に臨んで設置されたコネクタ1Kに振動吸収部材12Cから導出されたコネクタ12A1が接続され、この状態で振動吸収部材12Cが装着凹部1Jに嵌め込まれて接着されることにより、操作グリップ1の基端部の周面に装着される(図20参照)。
【0064】
このような構造の振動部12によれば、比較的大型の振動伝達部材12Bが操作グリップ1の長手方向に沿ってその基端部の周面に配置されているため、操作グリップ1を握った掌で振動伝達部材12Bの振動を容易に感知することができる。
【0065】
さらに、本発明の放射線検出器において、図1に示した振動部8は、図21〜図23に示す構造の振動部13に変更することができる。この振動部13は、操作グリップ1の基端面に形成された角型の装着凹部1Lに装着されることで操作グリップ1のグリップエンドを構成するものであり、制御部5からの振動体駆動信号に応じて振動する振動体13Aを内蔵した角型キャップ状の振動伝達部材13Bと、この振動伝達体13Bを嵌めこんで保持するボックス状の振動吸収部材13Cとを備えて構成されている(図22参照)。
【0066】
振動体13Aは、例えばスピーカやブザー、偏心オモリを用いたバイブレータ、スピーカ・バイブレータ一体型振動体等により構成されている。この振動体13Aには、制御部5に接続するためのコネクタ13A1を有する4本のリード線13A2が接続されている。このリード線13A2は、振動伝達部材13Bの背面側から導出されている。
【0067】
振動伝達部材13Bは、操作グリップ1のグリップエンドを構成するように、その正面部分が湾曲面に形成され、背面側には振動吸収部材13Cの装着凹部13C1に嵌め込まれる嵌合部13B1が形成されている。
【0068】
振動吸収部材13Cは、例えば、軟質の合成ゴムや発泡樹脂などの適宜の弾性材料により構成されている。この振動吸収部材13Cの装着凹部13C1内の底部には、振動体13Aに接続されたリード線13A2の先端のコネクタ13A1が挿入される長孔13C2が形成されている。また、振動吸収部材13Cの装着凹部13C1の開口部周縁には、操作グリップ1の基端面に形成された装着凹部1Lの周縁部と振動伝達部材13Bとの間に挟まれるフランジ部13C3が形成されている。
【0069】
ここで、振動体13A、振動伝達部材13B、振動吸収部材13Cからなる振動部13は、振動伝達部材13Bから導出されたリード線13A2の先端のコネクタ13A1が振動吸収部材13Cの長孔13C2に挿入され、この状態で振動吸収部材13Cの装着凹部13C1に振動伝達部材13Bの嵌合部13B1が嵌め込まれて接着される。そして、この振動部13は、操作グリップ1の装着凹部1Lの底部に臨んで設置されたコネクタ1Mに振動吸収部材13Cから導出されたコネクタ13A1が接続され、この状態で振動吸収部材13Cが操作グリップ1の装着凹部1Lに嵌め込まれて接着されることにより、操作グリップ1のグリップエンドを構成する(図23参照)。
【0070】
このような構造の振動部13によれば、振動伝達部材13Bが操作グリップ1のグリップエンドを構成しているため、親指をグリップエンド側に向けて操作グリップ1を握る持ち方の場合、親指をグリップエンドに触れることで、振動伝達部材13Bの振動を容易に感知することができる。
【0071】
また、本発明の放射線検出器において、図1に示した振動部8は、図24、図25に示す構造の振動部14に変更することができる。この振動部14は、操作グリップ1の基端面に形成された角型の接続凹部1Nに嵌合して接続されることで操作グリップ1の基端部側を構成するものであり、制御部5からの振動体駆動信号に応じて振動する振動体14Aを内蔵した角筒状の振動伝達部材14Bと、この振動伝達部材14Bと操作グリップ1の基端部との間に介設されるボックス状の振動吸収部材14Cとを備えて構成されている(図25参照)。
【0072】
振動体14Aは、例えばスピーカやブザー、偏心オモリを用いたバイブレータ、スピーカ・バイブレータ一体型振動体等により構成されている。この振動体14Aには、制御部5に接続するためのコネクタ14A1を有する4本のリード線14A2が接続されている。このリード線14A2は、振動伝達部材14Bの接続端部から導出されている。
【0073】
振動伝達部材14Bの基端部は、操作グリップ1のグリップエンドを構成するように湾曲面に形成されている。また、振動伝達部材14Bの接続端部には、振動吸収部材14Cの装着凹部14C1に嵌め込まれる嵌合部14B1が形成されている。
【0074】
振動吸収部材14Cは、例えば、軟質の合成ゴムや発泡樹脂などの弾性材料で構成されている。この振動吸収部材14Cの装着凹部14C1の底部には、振動体14Aに接続されたリード線14A2の先端のコネクタ14A1が挿入される長孔14C2が形成されている。また、振動吸収部材14Cの装着凹部14C1の開口部周縁には、操作グリップ1の基端面に形成された接続凹部1Nの周縁部と振動伝達部材14Bとの間に挟まれるフランジ部14C3が形成されている。
【0075】
ここで、振動体14A、振動伝達部材14B、振動吸収部材14Cからなる振動部14は、振動伝達部材14Bから導出されたリード線14A2の先端のコネクタ14A1が振動吸収部材14Cの長孔14C2に挿入され、この状態で振動吸収部材14Cの装着凹部14C1に振動伝達部材14Bの嵌合部14B1が嵌め込まれて接着される。そして、この振動部14は、操作グリップ1の接続凹部1Nの底部に臨んで設置されたコネクタ1Pに振動吸収部材14Cから導出されたコネクタ14A1が接続され、この状態で振動吸収部材14Cが操作グリップ1の接続凹部1Nに嵌め込まれて接着されることにより、操作グリップ1の基端部側を構成する(図24参照)。
【0076】
このような構造の振動部14によれば、振動伝達部材14Bが操作グリップ1の基端部側を構成しているため、操作グリップ1を握った掌で振動伝達部材14Bの振動を容易に感知することができる。
【0077】
なお、図25に示した振動部14は、図26に示す振動部15に変更することができる。この振動部15は、図25に示した振動部14のコネクタ14A1、リード線14A2、振動伝達部材14B、嵌合部14B1、振動吸収部材14Cに対応するコネクタ15A1、リード線15A2、振動伝達部材15B、嵌合部15B1、振動吸収部材15Cを備えている。
【0078】
ここで、振動伝達部材15Bの嵌合部15B1は円筒状に形成されている。これに対応して、振動吸収部材15Cは、振動伝達部材15Bの嵌合部15B1を嵌合させる装着孔15C1を有する円筒状に形成されていおり、装着孔15C1の開口部の周囲には、振動吸収部材14Cのフランジ部14C3に対応するフランジ部15C3が形成されている。
【0079】
また、操作グリップ1の基端面には、振動吸収部材15Cの円筒部を嵌合させる円形の接続凹部1Qが形成されている。そして、図1に示す制御部5に接続されたリード線1Rが操作グリップ1の接続凹部1Qから引き出され、その先端部に装着されたコネクタ1Sが振動吸収部材15Cの装着孔15C1から引き出されたリード線15A2の先端のコネクタ15A1に接続される。
【0080】
このような構造の振動部15によれば、振動部14と同様に、振動伝達部材15Bが操作グリップ1の基端部側を構成しているため、操作グリップ1を握った掌で振動伝達部材15Bの振動を容易に感知することができる。
【0081】
以上説明した実施形態の放射線検出器は、医療用のサージカルプローブとして構成されているが、本発明の放射線検出器の使用目的はこれに限定されるものではなく、広い用途で使用される。
【0082】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る放射線検出器では、放射線検出部が放射線を検出すると、制御部により作動制御される振動部が放射線強度に応じて振動する。その際、振動部の振動は、振動吸収部材に吸収されて操作グリップには殆ど伝わらないため、放射線検出部や制御部の振動に起因する故障が未然に防止される。従って、本発明によれば、検出した放射線強度をその強度に応じた振動として迅速かつ確実に体感でき、しかも、放射線検出部や制御部の振動に起因する故障を未然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る放射線検出器の概略構造を示す縦断面図である。
【図2】図1に示した振動部の構造を拡大して示す部分断面図である。
【図3】図2に示した振動部の分解斜視図である。
【図4】図1に示した制御部の作用を示すフローチャートである。
【図5】図4に示したスピーカおよび振動体の作動パターンを模式的に示す作動パターン図である。
【図6】図5に示した作動パターンの第1変形例を示す作動パターン図である。
【図7】図5に示した作動パターンの第2変形例を示す作動パターン図である。
【図8】図1に示した振動部の第1変形例の構造を拡大して示す部分断面図である。
【図9】図8に示した振動部の分解斜視図である。
【図10】図1に示した振動部の第2変形例を示す放射線検出器の斜視図である。
【図11】図10に示した振動部の分解斜視図である。
【図12】図10に示した振動部の拡大斜視図である。
【図13】図10に示した振動部の構造を示す断面図である。
【図14】図11に示した支持ベースの変形例を示す斜視図である。
【図15】図10に示した振動部の変形例を示す斜視図である。
【図16】図10および図15に示した指先ガイドカバーが固定された状態の放射線検出器の斜視図である。
【図17】図16に示した指先ガイドカバーを1個とした放射線検出器の斜視図である。
【図18】図1に示した振動部の第3変形例を断面として示す放射線検出器の側面図である。
【図19】図18に示した振動部の分解斜視図である。
【図20】図18に示した振動部の拡大斜視図である。
【図21】図1に示した振動部の第4変形例を示す放射線検出器の側面図である。
【図22】図21に示した振動部の分解斜視図である。
【図23】図21に示した振動部の拡大斜視図である。
【図24】図1に示した振動部の第5変形例を示す放射線検出器の側面図である。
【図25】図24に示した振動部の分解斜視図である。
【図26】図25に示した振動部の変形例を示す拡大斜視図である。
【符号の説明】
1…操作グリップ、2…放射線検出プローブ、3…バッテリー、4…電源スイッチ、5…制御部、6…表示部、7…音声出力部、8…振動部、8A…振動体、8B…振動伝達子、8C…振動吸収部材、9…振動部、10…振動部、11…振動部、12…振動部、13…振動部、14…振動部、15…振動部。
Claims (6)
- 手に握られて操作される操作グリップの先端側に放射線検出部を備え、この放射線検出部に電気的に接続された制御部を前記操作グリップ内に備えている放射線検出器であって、前記放射線検出部が検出した放射線強度に応じて前記制御部により作動が制御される振動部が前記操作グリップに振動吸収部材を介して設けられていることを特徴とする放射線検出器。
- 請求項1に記載の放射線検出器であって、前記振動部が前記操作グリップの周面の手指の届く範囲に臨んで配置されていることを特徴とする放射線検出器。
- 請求項1に記載の放射線検出器であって、前記振動部が前記操作グリップのグリップエンドを構成していることを特徴とする放射線検出器。
- 請求項1に記載の放射線検出器であって、前記振動部が前記操作グリップの基端部側を構成していることを特徴とする放射線検出器。
- 請求項1〜4の何れかに記載の放射線検出器であって、前記操作グリップには、前記放射線検出部が検出した放射線強度に応じて前記制御部により作動が制御される表示部および音声出力部が設けられていることを特徴とする放射線検出器。
- 請求項5に記載の放射線検出器であって、前記制御部は、前記振動部、表示部および音声出力部を個別に制御可能に構成されていることを特徴とする放射線検出器。
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