JP2004091333A - 外用剤 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】一般式(I)で表される没食子酸誘導体において、(A)R2、R3、R4のうち2個が単糖、2糖もしくはオリゴ糖残基である化合物の1種又は2種以上を没食子酸誘導体総含有量の90質量%以上、(B)R2、R3、R4のうち1個が単糖、2糖もしくはオリゴ糖残基である化合物の1種又は2種以上を没食子酸誘導体総含有量の0.001質量%以上10質量%未満含有する外用剤。
【化1】
(R1は水素原子、アルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモニウム塩、又は炭素数1〜18のアルキル基もしくはアルケニル基。R2、R3、R4は水素原子、水酸基、炭素数1〜18のアルコキシ基、ポリオキシエチレン基、ポリオキシプロピレン基、又は単糖、2糖もしくはオリゴ糖残基。)
【選択図】 なし
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、没食子酸配糖体を配合した外用剤に関し、更に詳述すると低温における没食子酸配糖体の沈殿析出が抑制された毛髪化粧料等として適用される外用剤に関する。
【0002】
【従来の技術】
没食子酸及びそのエステル体は、肌の美白、抗酸化、毛髪へのハリコシ付与、カラーリングやパーマ剤による毛髪損傷修復(F−layer修復・ミクロフィブリル修復)などの機能を有していることが明らかにされており、クリームや乳液などの皮膚外用剤や、ヘアメイク剤やジェルなどの毛髪処理剤など、多くの分野への応用が期待されている。しかしながら、没食子酸やそのエステル体は一般に安定性に劣っており、実際の製剤化の際には着色や沈殿が生じるなどといった問題があり、十分にその機能を発揮することは困難であった。また、没食子酸のエステル体には実質的に水不溶のものがあり、配合量を制限されるおそれがあった。
【0003】
そこで、これらの課題を解決するため、没食子酸のフェノール性水酸基に糖を結合した没食子酸及びそのエステル体の配糖化が提案されている(特開2000−319116号公報)。しかし、それら没食子酸配糖体も常温での溶解性は改善されているものの、低温での溶解性は低く、没食子酸配糖体の水あるいは水−極性有機溶剤混合溶剤溶液を低温に静置した場合、沈殿が生じるという問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
没食子酸配糖体は、上記のとおり、低温での水あるいは水−極性有機溶剤混合溶剤への溶解性が低く、沈殿を生じるという問題があった。
【0005】
従って、本発明の目的は、低温においても没食子酸配糖体の沈殿生成が抑制された外用剤を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段及び発明の実施の形態】
本発明者らは、上記目的を達成すべく、没食子酸配糖体の低温での沈殿生成抑制に関し、鋭意検討した結果、下記没食子酸誘導体(A)、(B)を特定量含有する外用剤、好ましくはこれに更にカチオン界面活性剤を配合することにより、低温安定性に優れた外用剤が得られることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0007】
即ち、本発明は、下記一般式(I)で表される没食子酸誘導体において、(A)R2、R3、R4のうち2個が単糖、2糖もしくはオリゴ糖残基である化合物の1種又は2種以上を式(I)の没食子酸誘導体総含有量の90質量%以上、(B)R2、R3、R4のうち1個が単糖、2糖もしくはオリゴ糖残基である化合物の1種又は2種以上を式(I)の没食子酸誘導体総含有量の0.001質量%以上10質量%未満含有することを特徴とする外用剤を提供する。
【0008】
【化2】
(式中、R1は水素原子、アルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモニウム塩、又は炭素数1〜18のアルキル基もしくはアルケニル基である。R2、R3、R4は水素原子、水酸基、炭素数1〜18のアルコキシ基、ポリオキシエチレン基、ポリオキシプロピレン基、又は単糖、2糖もしくはオリゴ糖残基である。)
【0009】
以下、本発明につき更に詳しく説明する。
本発明の外用剤は、特に毛髪用として好適に用いられるもので、下記一般式(I)で表される没食子酸誘導体において、(A)R2、R3、R4のうち2個が単糖、2糖もしくはオリゴ糖残基である化合物の1種又は2種以上を式(I)の没食子酸誘導体総含有量の90%(質量%、以下同じ)以上、(B)R2、R3、R4のうち1個が単糖、2糖もしくはオリゴ糖残基である化合物の1種又は2種以上を式(I)の没食子酸誘導体総含有量の0.001%以上10%未満含有する。
【0010】
【化3】
【0011】
ここで、R1は水素原子、アルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモニウム塩、又は炭素数1〜18のアルキル基もしくはアルケニル基である。この場合、R1のアルカリ金属としては、Na、K、Li等が挙げられ、アルカリ土類金属としては、Ca、Mg、Ba等が挙げられる。アルキル基及びアルケニル基としては炭素数1〜10のものがより好ましい。
【0012】
また、R2、R3、R4は、それぞれ独立に水素原子、水酸基、炭素数1〜18、好ましくは1〜10のアルコキシ基、ポリオキシエチレン基、ポリオキシプロピレン基、又は単糖、2糖もしくはオリゴ糖残基である。この場合、ポリオキシエチレン基としては、−(OC2H4)mH(m=1〜100、特に2〜40)、ポリオキシプロピレン基としては、−(OC3H6)nH(n=1〜100、特に2〜40)で示されるものが好ましい。単糖、2糖及びオリゴ糖残基としては具体的には、グルコース、フルクトース、ガラクトース、マンノース、キシロース、スクロース、ラクトース、スタキオース、ラフィノース、フルクトオリゴ糖、ガラクトオリゴ糖、ラクトスクロース、イソマルトオリゴ糖、大豆オリゴ糖、キシロビオース等の糖残基が挙げられる。
【0013】
本発明においては、上記式(I)の没食子酸誘導体において、R2、R3、R4のうち2個が単糖、2糖もしくはオリゴ糖残基である化合物[(A)成分]を90%以上、特に95%以上、R2、R3、R4のうち1個が単糖、2糖もしくはオリゴ糖残基である化合物[(B)成分]を0.001%以上10%未満、特に0.01%以上5%未満含有する。このように、(B)成分を0.001%以上配合することで(A)成分の低温での析出を改善することができ、それ未満では十分な効果が得られない。また、(B)成分は(A)成分より製剤系での高温安定性が劣るため、10%以上配合すると高温で製剤が変色する可能性がある。
【0014】
上記(A)成分としては、没食子酸−3,5−ジグルコシド、没食子酸−3,4−ジグルコシド、没食子酸メチル−3,5−ジグルコシド、没食子酸エチル−3,5−ジグルコシド、没食子酸プロピル−3,5−ジグルコシド、没食子酸ブチル−3,5−ジグルコシド、没食子酸−3,5−ジマンノシド、没食子酸−3,5−ジグルコシド・ナトリウム、没食子酸−3,5−ジグルコシド・アンモニウム等が例示され、好適には没食子酸−3,5−ジグルコシドが使用される。
【0015】
一方、(B)成分としては、没食子酸−3−グルコシド、没食子酸メチル−3−グルコシド、没食子酸エチル−3−グルコシド、没食子酸プロピル−3−グルコシド、没食子酸−4−グルコシド、没食子酸−3−グルコシド・ナトリウム、没食子酸−4−グルコシド・アンモニウム、没食子酸−3−マンノシド、没食子酸−4−マンノシド、没食子酸メチル−4−マンノシド等が例示される。
【0016】
なお、本発明においては、上記式(I)の没食子酸誘導体のうち、上記(A)、(B)成分以外の化合物を式(I)の没食子酸誘導体総含有量の5%以下、特に1%以下含有しても差し支えない。
【0017】
本発明で用いる没食子酸誘導体は、上記のような化合物であれば、植物より抽出されるものでも、合成によって得られるものであってもよく、また、無水物でも水和物でもよく、上記没食子酸誘導体の製造方法は、特に限定されるものではないが、例えば没食子酸又はそのエステル体などと、水酸基が一部又は完全にアセチル化された糖類もしくはアノマー位がハロゲン化された糖類を、例えばBF3・Et2O、SnCl4、ZnCl2などの酸触媒存在下、溶媒中で反応させ、グルコシル化物を得、これを必要であれば、酸もしくはアルカリ触媒存在下、脱保護反応を行い、抽出、カラムクロマトグラフィーなどで精製することにより、容易にかつ効率よく製造することができる。
【0018】
本発明における没食子酸誘導体の総含有量は特に限定されないが、外用剤を毛髪化粧料として適用する場合、外用剤全体の0.01〜20%の濃度で配合でき、より好ましくは0.1〜10%である。総含有量が0.01%未満では没食子酸誘導体の有する効果が十分に得られない場合があり、20%を超える場合はそれ以上の効果の増加が得られず、不経済となる場合がある。
【0019】
本発明の外用剤は、更にカチオン界面活性剤を含有することが好ましい。このカチオン界面活性剤としては、以下のものが例示される。
(1)アミン塩、アンモニウム塩
【化4】
(式中、R5、R6、R7及びR8は、いずれも水素原子、アルキル基、ヒドロキシアルキル基、アルケニル基、ポリアルキレンオキシド基又はベンジル基を表し、そのうち1つ又は2つは炭素数8〜24の直鎖状又は分岐状のアルキル基、ヒドロキシアルキル基又はアルケニル基であり、残りは水素原子、メチル基、エチル基、ベンジル基、又は−(C2H4O)qHもしくは−(C3H6O)rH(但し、q及びrはそれぞれ1〜5の整数)で表されるポリアルキレンオキサイド基であるが、これは互いに同一であっても異なっていてもよい。Xは塩化塩、臭化塩、ヨウ化塩、硫酸塩、メチル硫酸塩、エチル硫酸塩、酢酸塩、ピロリドンカルボン酸塩、グリコール酸塩、クエン酸塩、酒石酸塩、p−トルエンスルホン酸塩、ピログルタミン酸塩、高級脂肪酸塩、酸性アミノ酸塩等の無機もしくは有機酸から誘導されるアニオンを示す。)
【0020】
(2)グアニジン塩
【化5】
(式中、R9は炭素数1〜21の直鎖状もしくは分岐状のアルキル基又はアルケニル基、Aは炭素数1〜10の直鎖状もしくは分岐状のアルキレン基又はアルケニレン基であり、tは1〜5の整数であって、tが2以上の場合、各ブロック中のAは互いに異なってもよい。Xは上記と同様である。)
【0021】
(3)ベンゼトニウム塩
【化6】
(式中、R9は上記と同様である。R10とR11は水素原子、メチル基、エチル基、ベンジル基、又は−(C2H4O)qHもしくは−(C3H6O)rH(但し、q及びrはそれぞれ1〜5の整数)で表されるポリアルキレンオキサイド基であるが、これは互いに同一であっても異なっていてもよい。Xは上記と同様である。)
【0022】
(4)ピリジニウム塩
【化7】
(式中、R9、Xは上記と同様である。)
【0023】
(5)ピロリドンカルボン酸塩
【化8】
(式中、R9、R10、R11、Xは上記と同様である。)
【0024】
また、この他アミノ酸系カチオン界面活性剤として、モノ−N−長鎖アシル塩基性アミノ酸低級アルキルエステル塩を挙げることができる。この化合物を構成する塩基性アミノ酸としては、例えば、オルニチン、リジン及びアルギニン等の天然アミノ酸を挙げることができる。また、α,γ−ジアミノ酪酸のような合成アミノ酸を用いることも可能である。これらは光学活性体でもラセミ体でもよい。そのアシル基としては、炭素数が8〜22の飽和又は不飽和の高級脂肪酸残基である。これらは天然のものでも合成されたものでもよい。例えば、ラウロイル基、ミリストイル基、パルミトイル基及びステアロイル基等の単一高級脂肪酸残基、並びにヤシ油脂肪酸残基及び牛脂高級脂肪酸残基等の天然の混合高級脂肪酸残基を採用することができる。低級アルキルエステル成分としては、メチルエステル、エチルエステル、プロピルエステル、ブチルエステル、ペンチルエステル、ヘキシルエステル、ヘプチルエステル及びオクチルエステルが好適である。また対イオンとしては、上記Xと同様のものが挙げられる。
【0025】
このようなカチオン界面活性剤として具体的には、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化セチルトリメチルアンモニウム、塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム、塩化ジステアリルジメチルアンモニウム、塩化ジオレイルジメチルアンモニウム、塩化ジデシルジメチルアンモニウム、酢酸ラウリン酸アミドブチルグアニジン、酢酸ミリスチン酸アミドブチルグアニジン、酢酸パルミチン酸アミドブチルグアニジン、ジステアリルジメチルアンモニウムサルフェート、ステアリルエチルジヒドロキシエチルアンモニウムエチルサルフェート、N−ヤシ油脂肪酸L−アルギニンエチル・DL−ピロリドンカルボン酸塩などが挙げられ、これらは1種単独で又は2種以上を適宜組み合わせて使用することができる。なかでも、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ジステアリルジメチルアンモニウム、酢酸ラウリン酸アミドブチルグアニジンが好適に使用される。
【0026】
本発明の外用剤において、これらカチオン界面活性剤の含有量は、製剤の使用目的により適宜調節することができ、特に限定されるものではないが、外用剤を毛髪化粧料として使用する場合、外用剤全体に対して、0.01〜20%、好ましくは0.1〜15%、より好ましくは0.1〜10%である。配合量が0.01%未満の場合は、カチオン界面活性剤の低温安定化効果が十分に得られず、20%を超える場合は、効果の増加が見込めない場合があり、不経済となる場合がある。
【0027】
本発明に使用する水は特に制限はなく、上水、イオン交換水、蒸留水、天然水等を用いることができる。極性有機溶剤としては、特に制限はないが、一般的に外用剤に用いられるものがよく、エタノールやイソプロパノールが好適に用いられる。
【0028】
本発明の外用剤には、毛髪に塗布した際の使用感を向上させる目的で、シリコーン化合物を配合することが好ましい。シリコーン化合物としては、ジメチルポリシロキサン(高重合ジメチルポリシロキサン、シリコーンゴムを含む)、メチルフェニルポリシロキサン、ポリエーテル変性シリコーン、アミノ変性シリコーン、ベタイン変性シリコーン、アルコール変性シリコーン、フッ素変性シリコーン、エポキシ変性シリコーン、メルカプト変性シリコーン、カルボキシ変性シリコーン、脂肪酸変性シリコーン、シリコーングラフトポリマー、環状シリコーン、アルキル変性シリコーン、トリメチルシリル基末端ジメチルポリシロキサン、シラノール基未端ジメチルポリシロキサン、架橋型アルキルポリエーテル変性シリコーン等が挙げられ、なかでもポリエーテル変性シリコーン及びアミノ変性シリコーンが好適に使用される。これらシリコーン化合物は、界面活性剤を用いて調製したエマルションとして用いることもできる。
【0029】
この場合、シリコーン化合物の配合量は、適宜選定されるが、外用剤全体に対して0.01〜20%、特に0.1〜10%とすることができる。
【0030】
この他にも毛髪にハリコシを付与する目的で0.0001〜1%の没食子酸及び/又は0.0001〜5%の硫酸ナトリウムを配合することが好ましい。このような没食子酸は天然物から抽出したものでも合成により得られたものでもよく、また無水物でも水和物でもよい。また、硫酸ナトリウムも無水物でも水和物でもよい。
【0031】
本発明の外用剤は前記の必須成分に加え、必要に応じて本発明の効果を損なわない範囲内で、化粧品、医薬部外品、医薬品等に一般に用いられる各種成分、例えばα−オレフィンスルホン酸ナトリウム、α−オレフィンスルホン酸カリウム、ステアリン酸ナトリウム、パルミチン酸ナトリウム、ラウリン酸ナトリウム、ヤシ油脂肪酸ナトリウム、ステアリン酸アルギニン、パルミチン酸アルギニン、ラウリン酸アルギニン、ヤシ油脂肪酸アルギニン、ラウリル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸アンモニウム、ポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸ナトリウム、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテルリン酸ナトリウム、ラウロイルサルコシンナトリウム、ヤシ油脂肪酸メチル−β−アラニンナトリウム、ジオクチルスルホサクシネートナトリウム、ポリオキシエチレンアルキルスルホコハク酸二ナトリウム、ポリスチレンスルホン酸ナトリウム、スルホコハク酸二ナトリウム、N−ラウロイル−N−メチル−β−アラニンナトリウム、リンゴ酸モノラウリルアミドナトリウム等のアニオン界面活性剤、2−アルキル−N−カルボキシエチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン、ラウリン酸アミドプロピルベタイン、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、水素添加大豆リン脂質、塩酸アルキルジアミノエチルグリシン、N−[3−アルキルオキシ−2−ヒドロキシプロピル]−L−アルギニン塩酸塩、ラウリルアミノプロピオン酸ナトリウム等の両性界面活性剤、ショ糖脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ソルビトール脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンフィトステロールエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンフィトステロールエーテル、硬化ヒマシ油、硬化ヒマシ油脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン硬化ヒマシ油脂肪酸エステル等のノニオン界面活性剤、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、オレイン酸エチル、ネオペンタン酸オクチルドデシル、サリチル酸ブチルオクチル、ステアリン酸コレステリル、ポリオキシエチレン、流動パラフィン、流動イソパラフィン、スクワレン、スクワラン、ヒマワリ油、ホホバ油、ヘーゼルナッツ油、スイートアルモンド油、グレープシード油、サザンカ油、サフラワー油、オリーブ油、メドウホーム油、ローズヒップ油、アボカド油等の油脂類、ヒドロキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、カチオン化セルロース、ポリビニルピロリドン、ポリビニルアルコール、アクリル酸・メタクリル酸共重合体、カルボキシビニルポリマー等の高分子、グリシン、オルニチン、メチオニン、アラニン、アルギニン、グルタミン、システイン、システイン酸、シスチン、ロイシン、イソロイシン、アスパラギン酸、リシン、フェニルアラニン等のアミノ酸類、ローズマリー、トウガラシ、ヨウテイ、アロエ、クコ、ヨモギ、カラシ、イネ、カンゾウ、クチナシ、シラカバ、クジン、ヘチマ、ユーカリ、アルニカ等の植物エキス、マコンブ、クロレラ、アスコフィラム、サンゴモ、キリンサイ等の藻類の抽出液、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、グリセリン、ブチレングリコール等の多価アルコール、パラオキシ安息香酸塩、パラオキシ安息香酸エステル等の防腐剤、エデト酸塩、ピロリン酸塩、クエン酸塩、グリコール酸、酒石酸等の金属封鎖剤、液化石油ガス、ジメチルエーテル、窒素、炭酸ガス等のガス類、ジブチルヒドロキシトルエン、ブチルヒドロキシアニソール、エリソルビン酸、チオジプロピオン酸ジラウリル、硫酸ナトリウム、亜硫酸ナトリウム、トコフェロール、ジパルミチン酸アスコルビル等の酸化防止剤、p−アミノ安息香酸誘導体、サリチル酸誘導体、桂皮酸誘導体、オキシベンゾン、ジオキシベンゾン、ジヒドロキシジメトキシベンゾフェノン等の紫外線吸収剤、コハク酸、クエン酸、酒石酸、乳酸、グリコール酸等のpH調整剤、ビタミン類、色素、l−メントール及びその誘導体等の清涼化剤、保湿剤、増粘剤等を配合することができる。
【0032】
また、本発明の外用剤に使用される香料組成物は、特願2001−288532号に準じた香料組成物が用いられ、外用剤全量に対して香料組成物が0.00001〜10%となるように配合すると好適であり、より好ましくは0.0001〜5%配合される。
【0033】
本発明の外用剤の剤型は、特に制限されるものではなく、例えば可溶化系、乳化系、分散系、油−水二層系など種々の剤型として用いることができ、例えば液状、エアゾール、チック、ジェル、クリーム、ローション等の剤型で使用することができる。更には、本発明の外用剤を不織布等に含浸させ、シート状として使用することもできる。それにより、ヘアトニック、ヘアリキッド、ヘアローション、ヘアスプレー、シャンプー、リンス、コンディショナー、トリートメント、スキンクリーム、スキンローション、ホワイトニング、シェービングジェル等の外用剤として利用できる。これらは各剤型の常法に準じて製造することができ、使用に際して容器を使用する場合はその材質、形状に特に制限はなく、材質ではポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレン、エバールやそれら積層容器、アルミニウム箔層を有する積層容器、アルミニウム、ガラス、ブリキ等、形状では、トリガー式容器、ポンプ式容器、エアゾール式容器、チューブ式容器、振出し式容器、ロールオン容器、ジャー容器、ピローパック、ポーション容器、カプセル等、通常用いられるものを使用することができる。
【0034】
本発明の外用剤は、各種の外用製剤類(動物用に使用する製剤も含む)全般において利用でき、具体的には、カプセル状、液状、ゲル状、軟膏状、タブレット状、顆粒状の、局所又は全身用の医薬品類、医薬部外品類、化粧品類(例えばボディーソープ、スキンクリーム、ホワイトニング、シャンプー、リンス、コンディショナー、トリートメント、パーマネント液、染毛剤、整髪剤、ヘアトニック、育毛・養毛剤など)が挙げられ、特に毛髪化粧料として好適である。
【0035】
【実施例】
以下、実施例及び比較例を示し、本発明を具体的に説明するが、本発明は下記の実施例に制限されるものではない。なお、下記実施例において%は、質量%である。
【0036】
[実施例1〜16、比較例1〜4]
常法により表1,2に示す処方の実施例1〜16及び比較例1〜4の試料を調製し、50mLのガラス容器に充填した後、−10℃及び50℃の空冷熱式恒温槽に静置し、目視観察により析出物が確認されるまでの日数及び剤が変色するまでの日数で評価した。結果を表1,2に併記する。なお、pHは3〜7になるようにグルコン酸又はグリコール酸を用いて調整した。
安定性評価:×…0〜14日
△…15〜30日
○…31〜40日
◎…41日以上
【0037】
【表1】
【0038】
【表2】
【0039】
[実施例17]ディスペンサータイプのウォーター剤
下記処方のウォーター剤を調製し、紫外線吸収剤を練り込んだPET製ポンプディスペンサー容器に充填した。
【0040】
[実施例18]エアゾールヘアトニック
下記処方のヘアトニックを調製し、アルミ製耐圧エアゾール缶に充填した。
【0041】
[実施例19]ノンエアゾールポンプフォーム
下記処方のフォーム剤を調製し、紫外線吸収剤を練り込んだポリプロピレン製ポンプフォーム容器に充填した。なお、pHは4.5に調整した。
【0042】
[実施例20]トリガータイプのヘアトリートメント
下記処方のヘアトリートメントを調製し、PET製トリガータイプ容器に充填した。なお、pHは4.3に調整した。
【0043】
[実施例21]ジェル
下記処方のジェルを調製し、紫外線吸収剤を練り込んだPET製ポンプタイプ容器に充填した。なお、pHは4.4に調整し、粘度は1500〜3000Pa・sに調整した。
【0044】
[実施例22]ポンプディスペンサーヘアミスト
下記処方のヘアミストを調製し、ポリエチレン製ポンプディスペンサー容器に充填した。なお、pHは5.0に調整した。
【0045】
[実施例23]エアゾールフォーム
下記処方のエアゾールフォームを調製した。なお、容器はアルミニウム製の耐圧缶を用いた。
【0046】
[実施例24]ヘアワックス
下記処方のヘアワックスを調製し、帯電防止剤及び紫外線吸収剤を練り込んだポリプロピレン製のジャータイプ容器に充填した。
【0047】
[実施例25]ジェル
下記処方のジェルを調製し、帯電防止剤及び紫外線吸収剤を練り込んだポリプロピレン製チューブ容器に充填した。
【0048】
[実施例26]シャンプー
下記処方のシャンプーを調製し、帯電防止剤及び紫外線吸収剤を練り込んだポリプロピレン製ポンプ容器に充填した。
【0049】
[実施例27]リンス
下記処方のリンスを調製し、帯電防止剤及び紫外線吸収剤を練り込んだポリプロピレン製ポンプ容器に充填した。
【0050】
[実施例28]クリーム
下記処方のA,Bを70℃でそれぞれ溶解し、BにAを加えて均一に乳化し、更に冷却しながらCを加えてクリームを調製した。これをアルミラミネートチューブに充填した。
【0051】
[実施例29]ヘアトニック
下記処方のヘアトニックを調製し、ガラス製振出し式容器に充填した。
【0052】
[実施例30]養育毛剤
下記処方の養育毛剤を調製し、ポリエチレン製振出し式容器に充填した。
【0053】
[実施例31]育毛スプレートニック
下記処方の育毛スプレートニックを調製し、ブリキ製耐圧缶に充填した。
【0054】
[実施例32]エアゾールフォーム
下記処方のエアゾールフォームを調製し、PET製耐圧容器に充填した。
【0055】
[実施例33]寝癖、癖毛なおし剤
下記処方の寝癖、癖毛なおし剤を調製し、PET製容器に充填した。なお、pHは6に調整した。
【0056】
[実施例34]眉毛、まつ毛用ジェル
下記処方の眉毛、まつ毛用ジェルを調製し、ガラス製マスカラ容器に充填した。なお、pHは7に調整した。
【0057】
[実施例35]クリーム
下記処方のA,Bを70℃でそれぞれ溶解し、BにAを加えて均一に乳化し、更に冷却しながらCを加えてクリームを調製した。これをポリエチレン製チューブ容器に充填した。
【0058】
[実施例36]軟膏
下記処方の軟膏を調製し、ポリプロピレン製ジャー容器に充填した。
【0059】
[実施例37]全身ローション
下記処方の全身ローションを調製し、アルミ蒸着フィルムを用いたピローパックに充填した。
【0060】
上記実施例17〜37について、各容器に充填した状態で上記実施例1と同様にして安定性を評価したところ、いずれも優れたものであった。
なお、上記各例で使用した香料組成物A,B,C,D,Eは、特願2001−288532号の表5〜19に記載した香料組成物A〜Eに準ずる。
【0061】
【発明の効果】
本発明は、没食子酸誘導体である(A)成分に加えて、同じく没食子酸誘導体である(B)成分を配合し、更にはカチオン界面活性剤を配合することにより、水あるいは水−極性有機溶剤混合溶剤への溶解性を改善し、低温安定性に優れた外用剤を提供するものである。
Claims (3)
- 下記一般式(I)で表される没食子酸誘導体において、(A)R2、R3、R4のうち2個が単糖、2糖もしくはオリゴ糖残基である化合物の1種又は2種以上を式(I)の没食子酸誘導体総含有量の90質量%以上、(B)R2、R3、R4のうち1個が単糖、2糖もしくはオリゴ糖残基である化合物の1種又は2種以上を式(I)の没食子酸誘導体総含有量の0.001質量%以上10質量%未満含有することを特徴とする外用剤。
- カチオン界面活性剤を含有することを特徴とする請求項1記載の外用剤。
- 毛髪用である請求項1又は2記載の外用剤。
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