JP2004089860A - 生ゴミ処理機 - Google Patents

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Abstract

【課題】外部への臭気の排出を抑制するとともに、脱臭装置の第2加熱装置のランニングコストを低減できる生ゴミ処理機を提供する。
【解決手段】本発明に係る生ゴミ処理装置1は、生ゴミを第1加熱装置21により加熱し分解処理する処理槽2と、処理槽2で発生した水蒸気を含む排出空気を処理槽2の外に導く排気口3と、排気口3から排出された排出空気を第2加熱装置44で加熱しかつ触媒43で臭気を除去する脱臭装置4と、処理槽2内の排出空気の温度を検知する第1温度センサ22と、脱臭装置4内の排出空気の温度を検知する第2温度センサ45と、各温度センサ22,45の検知温度に基づき第2加熱装置44の発熱を制御する制御手段5とを備えた構造となっている。これにより、排出空気が気化状態で脱臭部材に通るため、効率よく脱臭できる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は一般家庭や飲食店等から排出された生ゴミを加熱乾燥処理する生ゴミ処理機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の生ゴミ処理機として、特開平7−218134号公報等に記載されたものが知られている。
【0003】
この公報に記載された生ゴミ処理機は、処理槽内に収容された生ゴミを加熱ヒータで加熱して乾燥処理する。この乾燥処理操作で発生した水蒸気を含む排出空気は一旦冷却して凝縮し、これを凝縮水として排水する。一方、残りの排出空気は活性化温度(300℃以上)に加熱された触媒に通過して脱臭され、生ゴミ処理機の外に排出される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記生ゴミ処理機では、排出空気から生成された凝縮水には臭気成分が多量に含まれているため、凝縮水から多量の臭気が発生するという問題点を有していた。
【0005】
また、処理槽の排出空気が一旦冷却された後に高温に加熱され、その後、触媒に通す構造となっているため、触媒の加熱ヒータは活性化温度に維持すべく大きな電気エネルギーを必要とし、ランニングコストが非常に高くなっていた。
【0006】
本発明の目的は前記従来の課題に鑑み、外部への臭気の排出を抑制するとともに、脱臭装置の第2加熱装置のランニングコストを低減できる生ゴミ処理機を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は前記課題を解決するため、請求項1の発明に係る生ゴミ処理装置は、生ゴミを第1加熱装置により加熱し分解処理する処理槽と、処理槽で発生した水蒸気を含む排出空気を処理槽の外に導く排気口と、排気口から排出された排出空気を第2加熱装置で加熱しかつ脱臭部材で臭気を除去する脱臭装置と、処理槽又は排気口内の排出空気の温度を検知する第1温度センサと、脱臭装置内の排出空気の温度を検知する第2温度センサとを備えた構造となっている。
【0008】
請求項1の発明によれば、第1温度センサ及び第2温度センサの検知温度に基づき排出空気が露点以下か否かを正確に検知できる。
【0009】
請求項2の発明は、請求項1の発明に係る生ゴミ処理機において、第1温度センサ又は第2温度センサの少なくとも一方からの検知温度に基づき第2加熱装置の発熱を制御する制御手段を備えた構造となっている。
【0010】
請求項2の発明によれば、第1温度センサ又は第2温度センサの少なくとも一方の検知信号から排出空気が露点以下となっていると判定したときは、第2加熱装置を駆動し発熱させる。これにより、排出空気が露点以上に保たれ気化状態で脱臭部材に通るため、効率よく脱臭できる。
【0011】
請求項3に係る生ゴミ処理機の発明は、生ゴミを第1加熱装置により加熱し分解処理する処理槽と、処理槽で発生した水蒸気を含む排出空気を処理槽の外に導く排気口と、排気口から排出された排出空気を第2加熱装置で加熱しかつ脱臭部材で排出空気から臭気を除去する脱臭装置と、脱臭装置内の排出空気の湿度を検知する湿度センサとを備えた構造となっている。
【0012】
請求項3の発明によれば、湿度センサの検知湿度に基づき排出空気が露点以下か否かを正確に検知できる。
【0013】
請求項4の発明は、請求項3の発明に係る生ゴミ処理機において、湿度センサの検知湿度に基づき第2加熱装置の発熱を制御する制御手段を備えた構造となっている。
【0014】
請求項4の発明によれば、湿度センサの検知信号に基づき、排出空気が露点以下となっているときは、第2加熱装置を駆動し発熱させる。これにより、排出空気が露点以上に保たれ気化状態で脱臭部材に通るため、効率よく脱臭できる。
【0015】
請求項5の発明は、請求項1乃至請求項4の発明に係る生ゴミ処理機において、脱臭装置の脱臭部材として常温酸化触媒を使用した構造となっている。これにより、高温加熱が不要となる。
【0016】
請求項6の発明は、請求項1乃至請求項5の発明に係る生ゴミ処理機において、脱臭装置の排出空気に希釈空気を混入して排出空気を希釈する希釈通路と、希釈通路内で凝縮した水を排水する排水手段と、希釈通路内を通った排出空気から臭気を吸着する吸着槽と、吸着槽を通った排出空気を外部に排出する送風手段とを備えた構造となっている。
【0017】
請求項6の発明によれば、脱臭装置から排出された排出空気は希釈空気と混合して露点以下となり、凝縮された水が排水手段に排水される。ここで、この凝縮水に残留する臭気成分が僅かとなっているため、臭気が多量に発生することがない。また、残りの排出空気は吸着槽を通り残留臭気が吸着され、清浄な空気となって外部に排出される。更に、運転初期時で脱臭装置の第2加熱装置が充分に加熱できていないとき、或いは、長期間の使用により脱臭部材の脱臭機能が低下しているときは排出空気中に多くの臭気が含まれているが、この残留臭気を吸着槽が吸着する。
【0018】
請求項7の発明は、請求項6の発明に係る生ゴミ処理機において、脱臭装置からの排出空気量を調整する流量調節手段を有する構造となっている。請求項7の発明によれば、例えば外気温度(希釈空気温度)が高いときは脱臭装置からの排出空気量を少なくする。これにより、吸着槽を通過する排出空気温度の上昇を抑制し、吸着槽内の吸着部材の劣化が防止される。
【0019】
請求項8の発明は、請求項6又は請求項7に係る生ゴミ処理機において、排水手段は脱臭装置及び吸着槽よりも下位に設置した構造となっている。請求項6の発明によれば、脱臭装置の第2加熱装置や送風手段が不具合(停電や故障)なときでも、脱臭装置内で凝縮した水や吸着槽内で凝縮した水が、希釈通路を通じて排水手段に排水されるため、脱臭部材や吸着部材の劣化が防止される。
【0020】
請求項9の発明は、請求項6乃至請求項8に係る生ゴミ処理機において、脱臭装置の排出空気に希釈空気を導入する希釈空気導入口に、排出空気の外部への流出を規制する逆流防止手段を設けた構造となっている。請求項9の発明によれば、脱臭装置の第2加熱装置や送風手段が不具合(停電や故障)なときでも、希釈空気導入口から臭気を含む排出空気が外部に漏れることがない。
【0021】
【発明の実施の形態】
図1乃至図3は本発明に係る生ゴミ処理機の第1実施形態を示すもので、図1は生ゴミ処理機の内部構造を示す側面図、図2は第2加熱装置の制御ブロック図、図3は第2加熱装置の制御フローチャートである。
【0022】
生ゴミ処理機1の全体構造を図1を参照して説明する。生ゴミ処理機1は家庭内や飲食店等から排出された生ゴミを加熱乾燥処理する処理槽2と、処理槽2で発生した排気空気を外に導く排気口3と、排気口3を通じて導かれた排気空気から臭気を除去する脱臭装置4とを有している。
【0023】
この処理槽2は内部に生ゴミAを収容しており、その周壁に第1加熱装置21、例えば電熱ヒータを設置し、生ゴミAを加熱して乾燥する構造となっている。また、処理槽2の上部にはサーミスター等の温度検出素子で構成された第1温度センサ22が設置されており、処理槽2で発生する排出空気の温度を検知している。なお、処理槽2内には撹拌機(図示しない)が設置されており、生ゴミAを撹拌しながら生ゴミA全体を均一に加熱乾燥している。
【0024】
脱臭装置4は上流側から下流側に向かって空気予熱室41と触媒収容室42とを有しており、触媒収容室42の内部には脱臭用の触媒43が設置されている。この触媒43は例えばハニカム状の活性白土の母材に酸化マンガン、酸化銅を担持したもので、常温酸化触媒(活性化温度100℃以下)を使用している。また、脱臭装置4には第2加熱装置44が設置されており、第2加熱装置44のうちの上流側の加熱装置(第2上流側加熱装置44a)は空気予熱室41内に設置し、第2加熱装置44のうち下流側の加熱装置(第2下流側加熱装置44b)は触媒収容室42の周壁に設置している。第2上流側加熱装置44aは空気予熱室41全体に亘って例えば螺旋状の電熱ヒータを配置して、空気予熱室41を通る排出空気全体を加熱できるようにしている。第2下流側加熱装置44bは例えば面状発熱体で触媒43の周側面全体を覆い触媒全体を均一に加熱できるようにしている。更に、脱臭装置4の内部にはサーミスター等の温度検出素子で構成された第2温度センサ45が設置されており、脱臭装置4内に通る排出空気の温度を検知している。なお、触媒収容室42の側面には装置出口46が設けられ、装置出口46を通じて外部に排出空気を排気するようになっている。
【0025】
以上のように構成された生ゴミ処理機1において、図2に示すように、制御装置(マイクロコンピュータ)5は第1温度センサ22及び第2温度センサ45の検知信号に基づき第2加熱装置44を駆動制御するようになっている(図3)。
【0026】
即ち、第1温度センサ22及び第2温度センサ45の検知温度T1,T2が設定温度TN(例えば、TN=90℃)に達したか否かを判定する(S1,S2)。ここで、設定温度TNは排出空気の露点より高くなっている。このステップS1,S2で、いずれの検知温度T1,T2も設定温度TNに達しているときは、露点より高くなっているため第2加熱装置44への通電を停止させる(S3)。一方、第1温度センサ22及び第2温度センサ45の検知温度T1,T2の何れかが設定温度TNに達していないときは第2加熱装置44へ通電する(S4,S5)。これにより、触媒43を活性化温度以上に維持し、また、脱臭装置4内の排出空気を露点以上に維持するようになっている。
【0027】
本実施形態によれば、処理槽2内で生成された臭気含有の排出空気は全て排気口3を通じて直接に脱臭装置4に流れる。従って、排出空気の全てが脱臭され、従来の如く凝縮水から臭気を発生させることがない。また、脱臭装置4内に流れる排出空気は露点以上となっているため、脱臭作用が効率よく行われる。
【0028】
また、処理槽2内で加熱さた排出空気を冷却することなく脱臭装置4に導くため、第2加熱装置44の加熱量が僅かで済み、省エネとなっている。
【0029】
更に、触媒43として常温酸化触媒を用いているため、高温加熱が不要となり、この点でも省エネとなっている。
【0030】
なお、この実施形態では第1温度センサ22及び第2温度センサ45の検知信号に基づき第2加熱装置44を駆動制御しているが、何れか一方の温度センサ22又は44の検知信号に基づき制御するようにしてもよい。また、第1温度センサ22は処理槽2内に設置しているが、この第1温度センサ22を排気口3に設置し排気口3内を通る排出空気温度を検知して制御するようにしてもよい。
【0031】
図4乃至図6は本発明に係る生ゴミ処理機の第2実施形態を示すもので、図4は生ゴミ処理機の内部構造を示す側面図、図5は第2加熱装置の制御ブロック図、図6は第2加熱装置の制御フローチャートである。なお、前記第1実施形態と同一構成部分は同一符号をもって表すとともに、その説明を省略する。
【0032】
第2実施形態では第1実施形態の第1温度センサ22,45に代えて湿度センサ47を用いている。この湿度センサ47は脱臭装置4内に設置している。また、図5に示すように、制御装置5は湿度センサ47の検知信号に基づき第2加熱装置44を制御するもので、その制御フローは図6に示すようになっている。
【0033】
即ち、湿度センサ47の検知湿度H1が設定湿度HNに達したか否かを判定する(S10)。ここで、設定湿度HNは排出空気の水蒸気が凝縮する湿度が設定されている。このステップS10において検知湿度H1が設定湿度HNに達していないときは第2加熱装置44への通電を停止し(S11)、一方、設定湿度HNに達しているときは第2加熱装置44へ通電する(S12)。即ち、排出空気の湿度H1が凝縮湿度より高くなっているときは、脱臭装置4の温度を高くして水蒸気の凝結を防止し、一方、排出空気の湿度H1が凝縮湿度より低くくなっているときは、省エネ上、第2加熱装置44への通電を停止している。これにより、排出空気の臭気が触媒43で効率よく除去される。その他の構成、作用は前記第1実施形態と同様ある。
【0034】
図7は本発明に係る生ゴミ処理機の第3実施形態を示すものである。本実施形態は前記1実施形態及び第2実施形態の脱臭装置4の装置出口46に希釈通路6、排水手段7、吸着槽8及び送風機9を接続した構造となっている。
【0035】
この希釈通路6は生ゴミ処理機1の外部から空気(希釈空気)を導入するものでパイプで形成され、その入口61(希釈空気導入口)が雰囲気に開口し出口62が吸着槽8の底面に接続している。また、希釈通路6の入口61寄りには装置出口46が接続されている。
【0036】
排水手段7は排水パイプ71と排水タンク72とから構成されている。排水パイプ71はその上端を希釈通路6に連通させ下端を排水タンク72の水中に浸漬している。また、排水タンク72の側壁には排水出口73を設けている。このように構成された排水手段7は脱臭装置4及び吸着槽8よりも下位に設置されており、これにより、脱臭装置4及び吸着槽8で凝縮した水が排水パイプ71を通じて排水タンク72に貯留されるようになっている。
【0037】
吸着槽8は脱臭機能を有する活性炭等が充填されたもので、希釈通路6を通じて流入した排出空気から臭気を除去するようになっている。送風機9は吸着槽8の出口に設置されたもので、この駆動により処理槽2内の排出空気及び希釈通路6に導入される外部空気を吸引送風するようになっている。
【0038】
本実施形態に係る生ゴミ処理機1において送風機9を駆動するときは、処理槽2内の排出空気が実線矢印に示すように排気口3を通じて脱臭装置4内に流れ、更に装置出口46から希釈通路6内に流入する。一方、希釈通路6の入口61からは破線矢印に示すように外部の空気が入り込み、この外部空気が脱臭装置4から流れ込んだ排出空気と混合して希釈通路6の出口62に向かって流れる。
【0039】
ここで、排出空気が各加熱装置21,44a,44bで加熱されているのに対して外部空気が非加熱空気となっているので、混合空気の温度が露点以下となり、これにより、希釈通路6内で水蒸気が凝縮する。この凝縮水は排水パイプ71を通じて排水タンク72内に貯留される。一方、希釈通路6で凝縮を終えた排出空気は吸着槽8の活性炭で脱臭され外部に排出される。
【0040】
本実施形態によれば、脱臭装置4で脱臭された排出空気が凝縮されるが、この凝縮水に残留する臭気成分が僅かとなっているため、従来の生ゴミ処理機の如く、臭気が多量に発生することがない。また、残りの排出空気は吸着槽8を通り残留臭気が吸着され、清浄な空気となって外部に排出される。
【0041】
また、運転初期時で脱臭装置4の第2加熱装置44が充分に加熱できていないとき、或いは、長期間の使用により触媒43の脱臭機能が低下しているときは排出空気中に多くの臭気が含まれているが、この残留臭気が吸着槽8で吸着される。
【0042】
更に、排水手段7が吸着槽8よりも下位に設置されているため、吸着槽8内で凝縮した水が排水パイプ71を通じて排水タンク72に流下し易くなっている。これにより、吸着槽8の活性炭等の劣化を防止することができる。なお、その他の構成、作用は前記第1実施形態及び第2実施形態と同様である。
【0043】
図8は本発明に係る生ゴミ処理機の第4実施形態を示すものである。本実施形態は前記3実施形態に係る装置出口46に流量調整装置10を設置したものである。この流量調整装置10は排出空気流量を調整する構造となっている。なお、前記各実施形態と同一構成部分は同一符号をもって説明する。
【0044】
本実施形態によれば、例えば外気温度(希釈空気温度)が高いときは流量調整装置10の排出空気量を少なくする。これにより、吸着槽8を通過する排出空気温度の上昇を抑制し、吸着槽8内の活性炭等の劣化を防止している。なお、その他の構成、作用は前記第3実施形態と同様である。
【0045】
図9は本発明に係る生ゴミ処理機の第5実施形態を示すものである。なお、前記第3実施形態と同一構成部分及び同様機能を有する構成部分は同一符号をもって説明する。
【0046】
本実施形態は脱臭装置4の上流側を上に下流側を下になるよう上下に配置している。また、希釈通路6は横方向に延在しており、その入口61には逆流防止装置11を設置している。この逆流防止装置11は外部から希釈通路6内への空気流通を可能とし、希釈通路6から外部への空気流通を規制する構造となっている。
【0047】
本実施形態によれば、脱臭装置4の装置出口46が底側となっており、脱臭装置4の第2加熱装置44や送風機9が不具合(停電や故障)なときでも、脱臭装置4内で凝縮した水が、希釈通路6を通じて排水手段7に円滑に排水されるため、触媒43の劣化が防止される。
【0048】
また、希釈通路6の入口61に逆流防止装置11を設置しているため、脱臭装置4の第2加熱装置44や送風機9が不具合(停電や故障)なときでも、入口61から臭気を含む排出空気が外部に排出されることがない。なお、その他の構成、作用は前記第3実施形態と同様である。
【0049】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、処理槽の排出空気が脱臭装置に全て流れて脱臭されるため、異臭が外部に排出されることがない。また、気化状態で脱臭部材に通るため、効率よく脱臭できる。更に、処理槽内で加熱さた排出空気を冷却することなく脱臭装置に導くため、第2加熱装置の加熱量が僅かで済み、省エネとなっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係る生ゴミ処理機の内部構造を示す側面図
【図2】第1実施形態に係る第2加熱装置の制御ブロック図
【図3】第1実施形態に係る第2加熱装置の制御フローチャート
【図4】第2実施形態に係る生ゴミ処理機の内部構造を示す側面図
【図5】第2実施形態に係る第2加熱装置の制御ブロック図
【図6】第2実施形態に係る第2加熱装置の制御フローチャート
【図7】第3実施形態に係る生ゴミ処理機の内部構造を示す側面図
【図8】第4実施形態に係る生ゴミ処理機の内部構造を示す側面図
【図9】第5実施形態に係る生ゴミ処理機の内部構造を示す側面図
【符号の説明】
1…生ゴミ処理機、2…処理槽、3…排気口、4…脱臭装置、5…制御装置、6…希釈通路、7…排水手段、8…吸着槽、9…送風機、10…流量調整装置、11…逆流防止装置、22…第1温度センサ、44…第2加熱装置、45…第2温度センサ、47…湿度センサ。

Claims (9)

  1. 生ゴミを第1加熱装置により加熱し分解処理する処理槽と、
    前記処理槽で発生した水蒸気を含む排出空気を該処理槽の外に導く排気口と、前記排気口から排出された排出空気を第2加熱装置で加熱しかつ脱臭部材で臭気を除去する脱臭装置と、
    前記処理槽又は排気口内の排出空気の温度を検知する第1温度センサと、
    前記脱臭装置内の排出空気の温度を検知する第2温度センサとを備えた
    生ゴミ処理機。
  2. 前記第1温度センサ又は前記第2温度センサの少なくとも一方からの検知温度に基づき前記第2加熱装置の発熱を制御する制御手段を備えた
    ことを特徴とする請求項1記載の生ゴミ処理機。
  3. 生ゴミを第1加熱装置により加熱し分解処理する処理槽と、
    前記処理槽で発生した水蒸気を含む排出空気を該処理槽の外に導く排気口と、前記排気口から排出された排出空気を第2加熱装置で加熱しかつ脱臭部材で臭気を除去する脱臭装置と、
    前記脱臭装置内の排出空気の湿度を検知する湿度センサとを備えた
    生ゴミ処理機。
  4. 前記湿度センサの検知湿度に基づき前記第2加熱装置の発熱を制御する制御手段を備えた
    ことを特徴とする請求項3記載の生ゴミ処理機。
  5. 前記脱臭装置の脱臭部材として常温酸化触媒を使用した
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか一項記載の生ゴミ処理機。
  6. 前記脱臭装置の排出空気に希釈空気を混入して排出空気を希釈化する希釈通路と、該希釈通路内で凝縮した水を排水する排水手段と、該希釈通路内を通った排出空気から臭気を吸着する吸着槽と、該吸着槽を通った排出空気を外部に排出する送風手段とを備えた
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか一項記載の生ゴミ処理機。
  7. 前記脱臭装置からの排出空気量を調整する流量調節手段を有する
    ことを特徴とする請求項6記載の生ゴミ処理機。
  8. 前記排水手段は前記脱臭装置及び前記吸着槽よりも下位に設置した
    ことを特徴とする請求項6又は請求項7記載の生ゴミ処理機。
  9. 前記脱臭装置の排出空気に希釈空気を導入する希釈空気導入口に、排出空気の外部への流出を規制する逆流防止手段を設けた
    ことを特徴とする請求項6乃至請求項8の何れか一項記載の生ゴミ処理機。
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