JP2004089734A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 不正な改造に弱かった。
【解決手段】 スライドして開閉する筺体本体10と蓋体20とを合体させて制御ボックスを形成するに際し、予め筺体本体10の側には五つの挿入穴形成部12を並べて形成しておくとともに、その外側で挟み込むように予備収容部13を二つ形成している。予備収容部13に予備の金属片40を収容しておくとともに挿入穴形成部12には板バネ50を挿入しておき、蓋体20と筺体本体10とが対応する位置関係になったら、金属片挿入部21に金属片40を挿入していき板バネ50にて係止させる。この状態でかかる係止部位は両側の予備収容部13,13にて挟まれており、かつ、同予備収容部13,13には金属片40が収容されているので外部から切削するなどの不正な攻撃から防御される。
【選択図】 図1

Description

 本発明は、筺体封止構造にて封止可能な制御ボックスを有する遊技機に関する。
 パチンコ機などの遊技機においては、制御部などに不正な改造が施されることを防止するため、制御ボックスを容易には開閉できないようにする筺体封止構造が採用されている。
 従来、この種の筺体封止構造として、図15と図16に示すものが知られている。
 同図において、樹脂製の蓋体1と筺体本体2とからなる筺体が制御ボックスである。制御ボックスにおける開口縁部には四ヶ所に筺体封止構造が形成されている。筺体封止構造は蓋体1の側の突出片1aと、筺体本体2の側のナット保持部2aとから構成されている。
 図11に示すように、突出片1aにはネジ3を貫通させる貫通穴1a1が形成されている。このネジ3の軸部は、先端にのみ雄ネジ部3bが形成されており、その途中には雄ネジを形成していない延長部3aとなっている。一方、ナット保持部2aには内周面に雌ネジ部4aを形成した筒状のインサートナット4が嵌入されており、このインサートナット4の長さは概ね上記延長部3aよりも僅かに短めとしてあるとともに、インサートナット4のさらに奥側にはドーナツ状の板バネ部材5が挿入されている。
 上記構成において、筺体本体2に蓋体1を位置合わせし、上記突出片1aと上記ナット保持部2aとが重なり合ったら、突出片1aの貫通穴1a1に対してネジ3を挿入していき、上記インサートナット4に螺合させる。ネジ3を回転していくと、雄ネジ部3bはインサートナット4の雌ネジ部4aに螺合していくが、ネジ3には延長部3aが形成してあるので、ある時点で同雄ネジ部3bはインサートナット4を貫通する。また、貫通した時点で雄ネジ部3bは板バネ部材5をも貫通し、同板バネ部材5にて奥方向に付勢される。そして、貫通直後の状態が筺体本体2と蓋体1とが密閉された状態となる。
 この後、筺体本体2から蓋体1を外そうとして、ネジ3を逆方向に回転させても、雄ネジ部3bは板バネ部材5にて奥方向に付勢されているのでインサートナット4の雌ネジ部4aに螺合しない。このため、ネジ3を外すことはできず、筺体本体2から蓋体1を外すことはできない。必要に応じて開口する唯一の手法は、樹脂製の突出片1aとナット保持部2aのいずれかあるいは両方を破断させることである。図示した制御ボックスの場合、四対の筺体封止構造が備えられており、メインテナンスの必要で開口しなければならない場合に対応している。
 また、突出片2aには当該制御ボックスの外部であって図示下方に示す位置に板状の予備ネジ保持片2a1を延設せしめており、予備のネジ3は同予備ネジ保持片2a1を貫通させた状態で保持されている。
 上述した従来の開口部位封止構造においては、次のような課題があった。
 ナット保持部の裏側が樹脂製の壁材しか配置されておらず、この部位を破壊してネジ3を手前側に付勢しつつ逆回転させると、ネジ3を外せる可能性があった。この場合、裏側だけを破壊するので前面からは破壊されていることが容易に分からず、長期にわたって不正を発見できないことがあった。
 予備のネジ3は外部に保持されているので、紛失する可能性があり、また、予め予備のネジ3に対して不正を行っておくことにより、封止時に解除できるように改造してしまう可能性もあった。
 本発明は、上記課題にかんがみてなされたもので、不正な改造を施しにくくすることが可能な筺体封止構造を採用した遊技機の提供を目的とする。
 上記目的を達成するため、請求項1にかかる発明は、筺体封止構造にて封止可能な制御ボックスを有する遊技機であって、上記筺体封止構造は、金属片を利用して封止するとともに、上記制御ボックスには、上記金属片を遮蔽する位置に同金属片の予備を保持可能な収容部位を形成した構成としてある。
 上記のように構成した請求項1にかかる発明において、筺体封止構造が金属片を利用して封止することを前提としつつ、上記制御ボックス内には同金属片の予備して保持する収容部位が形成されており、かつ、同収容部位に予備の金属片を収容しておくと、当該予備の金属片が筺体封止構造として作用している金属片を遮蔽する。従って、制御ボックスの一部を壊して不正を行おうとしても、予備の金属片が障壁となり、容易には制御ボックスを壊すことができない。
 このように筺体封止構造の金属片を遮蔽する部位は様々であるし、遮蔽といっても完全に覆い隠すことまでは必要ではない。従って、遮蔽とは何らかの形で筺体封止構造の一部を破損させて不正を加えようとするときに、そのような破損をさせにくくする部位であればよい。
 本発明は、上記の構成に限られるものではなく、以下の手段も含むものである。
 手段1
 複数個の上記筺体封止構造を並べて形成するとともに、上記収容部位は並び方向の端の部位に形成する。
 上記のように構成した場合、予備の金属片が並び方向の外側に位置するので、側方から筺体封止構造を破損させようとする攻撃を想定したときに、並び方向の最も外側を予備がガードし、不正を行いにくくする。
 手段2
 上記金属片のそれぞれが板状に形成され、上記収容部位では複数枚の金属片を重ねて収容するようにしてもよい。
 金属片が板状であると重ねて収容できるし、重ねて収容すれば重ねた厚みの分だけ外部から破壊させにくくなる。
 手段3
 板状の金属片は面状に収容されるようにしても良い。
 面状とすることで隙間を少なくし、外部から破損させにくくできる。
 手段4
 板状の金属片を使って面状とする手法として、金属片の外形に略一致する穴を形成した枠材にはめ込み、一枚の板状とするようにしてもよい。
 このようにした場合、金属片と枠とでほぼ完全な一枚板を形成するので、隙間が最も小さくなる。また、このような枠自体は、金属片をダイパンチで型抜きするときの残りを加工して形成すれば効率的となる。
 手段5
 また、複数の金属片が凹凸を有するときに互い違いに対面させて面状にするようにしても良い。
 たとえば、金属片がL字形であれば一方を逆さまにして対面させ、近接させればよいし、U字型であれば互いに逆さまにしつつU字形の凹部内に他方の直線部位を挿入するようにして近接させればよい。
 手段6
 また、上記収容部位の他の構成例として、制御ボックスの一辺に筺体封止構造を形成する場合、当該制御ボックスにおける底面から同筺体封止構造の奥側へ向かう側方への収容穴を形成し、同筺体封止構造の奥側を遮蔽するようにしても良い。
 このようにすれば、同筺体封止構造の奥側から破損させようとする攻撃に対処することができる。
 この例では、制御ボックスの底面を例示したが、逆の場合、すなわち、蓋体の側でも同様に天井面から側方への収容穴を形成してもよい。
 手段7
 制御ボックスは筺体本体と蓋体とから構成されるが、両者をスライドさせて合体する構成としても良い。
 手段8
 スライドさせて合体するときに、筺体封止構造で利用する金属片の装着方向と、蓋体と筺体との開閉方向とは、直交することも、平行することも可能である。しかし、両者の方向が直交方向とすれば、金属片の抜け止めを図るだけで、蓋体と筺体とを開くことを効果的に防止しやすい。
 たとえば、筺体には同直行方向に沿って挿入穴を形成しておくとともに、蓋体には同穴に対面する貫通孔を形成しておき、蓋体と筺体とが位置合わせされたときに金属片を上記貫通穴から上記挿入穴を挿入して固定する。このとき金属片の一部が挿入穴内にて停止しておくようにする。
 このようにしたときは、金属片の装着方向と、蓋体と筺体のスライド方向とが直行する。そして、蓋体と筺体のスライドを妨げるのは金属片自体の破断耐久力であるため、極めて多大な力をかけないと開くことはできなくなる。
 手段9
 上述したように複数の筺体封止構造が形成される場合、用途によっては制御ボックス自体を必ず開閉しなければならなくなることもあり得る。筺体封止構造を解除する際に破損させる部位を連結部位と呼ぶとすると、各筺体封止構造における同連結部位の数が相違する構成としてもよい。
 例えば、開閉することは基本的にあり得ないことを前提とするものでは、最初の封止が最も不正に空けられにくくしておくと不正を行いにくくなる。従って、このようなものでは、最初に封止される連結部位の数を多くしておけばよい。また、検査工程などを経るときに必ず二回は封止を開くというのであれば、三回目の封止に利用する筺体封止構造における連結部位の数を多くしておけばよい。なお、この場合の連結部位の数は、封止を解く際に破断を要する数であり、順次、破断していくときに既に破断されている壁材の数を含めないようして数えてもよい。
 手段10
 このような連結部位は、当該制御ボックスを正面から見たときに平面上に配置されるようにしても良い。
 連結部位を破損させても見にくい場所にあれば不正に気づきにくいが、制御ボックスを正面から見たときに連結部位が平面上に配置されていれば、破損箇所を容易に視認でき、不正を防止できる。
 手段11
 筺体と蓋体とがスライドして装着される場合、上記蓋体は遊技機の制御基板を保持し、保持した状態で上記筺体本体に対してスライドして装着されるとともに、上記蓋体の内側壁面から同制御基板上に配置したICを取り囲むように壁材を延設した構成としてもよい。
 従来は、筺体本体に制御基板を配置するときに部品載置面を開口側に向けておき、この筺体本体と蝶番などで連結されている蓋体を回動させて上記開口を塞ぐようにしている。すなわち、ICなどは開口側に面しており、蓋体で開口を塞いだとしても、蓋体内ではICを覆うものはない。このため、隙間などがあれば、外部から巧妙な不正を行うこともあり得る。
 これに対して、上記のように構成した発明においては、上記蓋体に遊技機の制御基板を保持させる。このとき、蓋体の内面に対して制御基板における部品載置面を向けて収容するようにし、かつ、載置されたICを取り囲むように蓋体の内周壁面からは壁材を延設している。これにより、ICの側方をすっぽりと覆うことが可能となり、このようにして覆った場合には筺体の隙間からICの下面に異物を差し込むような不正を防止できる。そして、主に部品載置面と反対の面が露出する状態で筺体本体に対してスライドすれば容易に装着される。
 手段12
 また、制御基板には外部へ導出されるケーブルやコネクタが取り付けられており、このケーブルやコネクタに対応して筺体の側にも開口部が必要である。筺体本体と蓋体とが蝶番で連結されている場合には、開閉時に円弧を描く関係から、ケーブルを取り出す部分の開口がケーブルやコネクタと干渉しないように大きめにせざるを得ないし、制御基板の盤面と密接するような形状とはできなかった。
 しかし、上記蓋体で遊技機の制御基板を保持させつつ、保持した状態で上記筺体本体に対してスライドして装着させる場合には、制御基板における部品載置面上のケーブルの取出位置やコネクタの装着位置の周辺部位に対向する上記蓋体の内周壁面から壁材を延設させ、同壁材の先端が制御基板に当接するようにして隙間を生じさせない構成としても良い。
 このようにした場合も、部品載置面を蓋体の内面に向けて取り付けるので、ケーブルやコネクタのための開口部でも基板表面に密接するように壁材を延設することができ、これによって外界との間に生じる隙間をできる限り少なくして不正を防止することができる。
 手段13
 このような金属片を遮蔽する位置に収容部位を形成して金属片の予備を保持する構成は、同金属片の形状によって優位性が向上する。その一例として、上記筺体封止構造が、U型に折り返した部位を形成した金属片を有するとともに、筺体の側には、上記筺体と蓋体との接触面に対面して上記金属片におけるU型に折り返した両端を挿入可能な挿入穴と、当該挿入穴内にて上記金属片における折り返した内側に係止して抜け止めを図るバネ片とを備え、上記蓋体の側には、上記挿入穴と対面して上記金属片におけるU型に折り返した両端を挿通可能な挿通穴を備えた構成とする。
 このように構成した場合、封止する際には、筺体と蓋体との接触面に対面するように筺体の挿入穴と蓋体の挿通穴とを位置合わせした状態で、同挿通穴の側からU型に折り返した金属片を挿入していく。筺体の挿入穴の内部にはバネ片が備えられており、同金属片を挿入していくときに当該金属片における折り返した内側部分と係止し、金属片自体の抜け止めが図られる。この状態ではU型に折り返した金属片が蓋体の一部を跨ぐようにして筺体の側に挿入されて抜け止めされることになり、筺体と蓋体とは相対的に移動不能となる。従って、両者は封止される。
 ここで、バネ片は金属片における折り返した内側部分と係止するので、金属片の形状自体からも外部からの不正な攻撃を妨げることができる。しかしながら、側面方向からの攻撃には弱く、この方向について金属片を遮蔽する位置に上述した収容部位を形成すればよい。
 手段14
 また、各種の遊技機に適用可能であり、遊技機の一例として、パチンコ機に適用し、筺体封止構造が、同パチンコ機の背面側から視認できる位置に配置する構成とする。
 パチンコ機は、営業時間中を含めて頻繁に開いてその背面側が目に触れるものである。このため、同筺体封止構造が背面側から視認できる位置にあることによって不正を防止できる。
 パチンコ機のような遊技機では、ゲーム内容に対応する遊技プログラムを記録したICが制御ボックスに収容され、当該ICの内容を書き換える不正が行われる可能性がある。このため、同制御ボックスに本発明の筺体封止構造を適用することにより、不正を未然に防ぐことができる。
 手段15
 また、上記遊技機はスロットマシンであり、この筺体封止構造を遊技機の制御ボックスに適用する場合、当該制御ボックスは同スロットマシンの内部あるいは背面側に配置され、同スロットマシンを開いたときに同筺体封止構造を容易に視認できる位置に配置した構成とする。
 スロットマシンも、営業時間中を含めて頻繁に開いてその背面側が目に触れるものである。このため、同筺体封止構造が背面側から視認できる位置にあることによって不正を防止できる。
 手段16
 また、上記遊技機はパチロットであり、この筺体封止構造を遊技機の制御ボックスに適用する場合、当該制御ボックスは同パチロットの内部あるいは背面側に配置され、同パチロットを開いたときに同筺体封止構造を容易に視認できる位置に配置した構成とする。
 パチロットは、メダルの代わりに一定数のパチンコ球を使用して絵合わせを行うパチンコ機とスロットマシンの両方の特徴を備えた遊技機である。このようなパチロットも、営業時間中を含めて頻繁に開いてその背面側が目に触れるものである。このため、同筺体封止構造が背面側から視認できる位置にあることによって不正を防止できる。
 以上説明したように本発明は、不正を行いにくくすることが可能な筺体封止構造を採用した遊技機を提供することができる。
 また、手段1にかかる発明によれば、複数個の筺体封止構造を並べてその並び方向の端の部位で遮蔽するようにしたため、側方からの不正な行為を防御できる。
 さらに、手段2にかかる発明によれば、板状に形成された金属片を複数枚を重ねることにより、厚みを増して防御を強固にすることができる。
 さらに、手段3にかかる発明によれば、板状の金属片を面状に収容するので、隙間をできるだけ少なくして外部から破損させにくくできる。
 さらに、手段4にかかる発明によれば、枠材と金属片とはほぼ隙間なく完全な一枚板を形成するので、外部からの不正な破損を防御しやすくなる。
 さらに、手段5にかかる発明によれば、金属片が凹凸を有するときでも隙間をできるだけ小さくして不正を防御できる。
 さらに、手段6にかかる発明によれば、筺体封止構造の奥側から破損させようとする攻撃に対処できる。
 さらに、手段7にかかる発明によれば、蓋体と筺体本体とをスライドさせて合体する制御ボックスを提供できる。
 さらに、手段8にかかる発明によれば、金属片自体の破断耐久力で制御ボックスが開かれるのを防止できるため、極めて強固に不正を防止できる。
 さらに、手段9にかかる発明によれば、連結部位の数を相違させて制御ボックスの開閉の必要性に対応することができる。
 さらに、手段10にかかる発明によれば、破損箇所を容易に視認できるようにして、不正を防止できる。
 さらに、手段11にかかる発明によれば、遊技機における制御基板上のICに不正を行いにくくなる。
 さらに、手段12にかかる発明によれば、遊技機におけるケーブルの引き出し部位からの不正を行いにくくできる。
 さらに、手段13にかかる発明によれば、本発明がより有効に利用されうる筺体封止構造を提供することができる。
 さらに、手段14にかかる発明によれば、パチンコ機の遊技領域における背面側から視認でき、営業時間中を含めて頻繁に開かれるので目に触れ易く、早期に発見して不正に基づく損失を最小限とすることができるし、未然に不正を防止できる。
 さらに、手段15にかかる発明によれば、スロットマシンの内部に配置されつつ、同スロットマシンを開いたときに視認できるので、早期に発見して不正に基づく損失を最小限とすることができるし、未然に不正を防止できる。
 さらに、手段16にかかる発明によれば、パチロットの内部に配置されつつ、同パチロットを開いたときに視認できるので、早期に発見して不正に基づく損失を最小限とすることができるし、未然に不正を防止できる。
 以下、図面にもとづいて本発明の実施形態を説明する。
 図1は、本発明の一実施形態にかかる筺体封止構造を適用した遊技機の制御ボックスを斜視図により示しており、図2は要部を拡大しつつ破断した斜視図により示している。
 図において、筺体本体10は略矩形状とした全体形状のうち、相対面する辺にレール状のガイド部11,11を有しており、同様に略矩形形状とした蓋体20における相対面する辺に形成した鍔状部24,24を同ガイド部11,11に沿わせるようにしてスライドして装着できるようになっている。この例では、蓋体20の側が深みのある形状となっており、遊技機に使用する制御基板30をその部品載置面31の側から内面に対面させつつ、同制御基板30を保持するようにしている。
 筺体本体10における上記ガイド部11,11の挿入端とは反対側の辺には挿入穴形成部12が五つ連結されて形成されている。
 一方、スライドして装着されてくる蓋体20の側には各挿入穴形成部12を覆蓋して対面する位置に上記金属片40を挿入可能なスリットを有する金属片挿入部21が形成され、この金属片挿入部21は周囲の部材に対して比較的破損し易いようにした樹脂壁22a,22bを介して連結されている。なお、挿入穴形成部12には、板バネ50が収容されている。
 筺体本体10における五つの挿入穴形成部12を挟むようにその外側には金属片40の予備を収容する予備収容部13が二つ形成されており、それぞれに金属片40を2つずつ、合計4つの予備を入れることができる。予備収容部13は上方に開口を有しており、金属片40を上方から挿入可能である。また、蓋体20の側には、筺体本体10に対してスライドして装着されるときに同予備収容部13の上方を覆蓋する位置に予備収容部用蓋部23が形成されている。
 この予備収容部13は予備の金属片40を収容するだけにとどまるものではなく、筺体封止構造に対する不正を防止する役割も担っている。同役割について説明する前に、同筺体封止構造について説明する。
 図3は筺体封止構造を断面図により示している。金属片40はU型に折り返して二つの足部41a,41bを有する形状となっており、この例では一方の足部41aが長く、他方の足部41bが短く形成されている。長い側の足部41aにおける内側の辺には三つの切り欠き部位41cを形成してあり、各切り欠き部位41cは鋸刃状の突起41dの凹部として形成されている。鋸刃状の突起41dは足部41aを挿入していくときに障害物を乗り越えやすくなる斜面が対面し、足部41aを引き抜こうとするときに障害物に食い込みやすくする方向性となっている。
 板バネ50は、短冊状の金属板片を概略L字形に屈曲して形成されている。より詳細には、長片51の部分の先端51aを短片52の部分とは反対方向に鋭角にして折り返してあり、また、長片51の部分の両サイドにて短片の側から切り起こし弾性支持爪51c,51cを形成すると共に、当該長片51の中央部分には長さ方向に沿って三ヶ所をコの字型に切りつつその内部を起こして切り起こし爪51dを形成してある。
 弾性支持爪51cは長片51に対して斜めに起こされているが、その先端部分は再度折り曲げて長片51と平行となるように形成してある。切り起こし爪51dは、長片51の先端側に向かう側が起こされており、図3に示すように、金属片40の足部41aを挿入していくときに、上記鋸刃状の突起41dの挿入を妨げないが、足部41aを引き抜こうとするときには先端が切り欠き部位41c内に入り込んで抜け止めを図るようになっている。
 この切り起こし爪51dの幅は、金属片40の足部41aとほぼ同等か、それ以下になるようにする。このようにすると、下方から見たときに切り起こし爪51dは金属片40にカバーされ、外部から異物を挿入して切り起こし爪51dを寝かせるとということが困難になる。
 切り起こし爪51dを切り起こす方向については、制御ボックスの内部に向けている。このようにすれば、切り起こし爪51dを寝かせようとするためには制御ボックスの内側から穴を開けなければならず、制御ボックスが開いていて初めて実現できるので、不正行為を防止できることになる。
 なお、短片52の先端52aは長片51の先端51aと同方向に折り返してある。このように短片52の先端52aを折り返すことにより、後述するように壁材12cの反対面に引っかかり、板バネ50を図3にて下方に引き抜こうとする不正行為に対向することができる。
 挿入穴形成部12は上記金属片40の足部41a,41bに対応して二つの挿入穴12a,12bが形成されている。長い方の足部41aに対応する挿入穴12aには上記板バネ50の長片51が挿入されるようになっており、さらに際奥部には長片51の先端51aが入り込んで係止可能な凹部12a1を形成してある。
 板バネ50を挿入穴12aに挿入していくとき、先端51aが凹部12a1に入り込んで抜け止めが図られると共に、上記弾性支持爪51cは挿入穴12aの壁面に当接して長片51がやや浮いた状態で支持される。ここで、短片52は挿入穴12a内には入らず、挿入穴12aと挿入穴12bの間に形成される壁材12cに当接し、さらに、短片52における折り返した先端52aが挿入穴12bの側に入り込む。従って、長片51は短片52と接続する根本の側で壁材12cにて移動を規制されつつ、中間の部位では弾性支持爪51cによって上記壁材12cから離れる側に付勢され、先端51aが凹部12a1内にしっかりと入り込んで抜けないように保持されることになる。
 筺体本体10の挿入穴形成部12に対応する蓋体20の金属片挿入部21は板状の金属片40を挿入できるようにスリット状の開口21a1を有する平たい筒状の本体部分21aを有しており、この本体部分21aはその長手方向の一端で蓋体20と樹脂壁22aを介してに連結されている。樹脂壁22aは他の部位の壁部よりもやや薄目に形成されており、この部位で比較的容易に破壊できるようになっている。また、本体部分21a同士を横並び方向に連結する樹脂壁22bは全体的には幅広に形成されているが、中央には一端から切り欠き22b1を形成しており、実質的には短い幅でのみ連結されている。従って、この部位で比較的容易に破壊できるようになっている。なお、スリット状の開口21a1内には二股とした金属片40の足部41a,41bがそれぞれ挿入可能な開口を形成するための架橋部21bが形成されている。
 上記構成からなる筺体封止構造は、金属片40と板バネ50とを係合させて筺体本体10と蓋体20とを封止している。金属片40と板バネ50との係合は、切り起こし爪51dが切り欠き部位41cに入り込んで行われる。
 ここで、図1には、A,B,C,D,E,Fの各方向を図示しており、これは筺体封止構造へ不正を行うための攻撃方向を示している。A方向は挿入穴形成部12に対して外部からスライド方向に平行な方向に攻撃を加えることを示している。この場合、樹脂製の挿入穴形成部12は切削できるとしても板バネ50の長片51が金属であるため、それ以降の切削は困難であり、不正を防止できる。また、同様にB方向は挿入穴形成部12に対してスライド方向に平行な方向であるものの、内部からの攻撃方向となるので考慮する必要はない。C方向は挿入穴形成部12の下方からの攻撃であり、切り起こし爪51dが切り欠き部位41cに入り込んでいるので外部からの攻撃は難しい。また、板バネ50を下方に引き出そうとしても短片52と先端52aが壁材12cをくわえ込んでいるので不可能である。さらに、D方向は金属片40がU字形に形成されているので、係合部位を完全に覆い隠し、攻撃は難しい。
 これに対してE方向とF方向については、本来であると樹脂製の壁材があるだけなので、攻撃を受けやすい。しかし、本実施例においては、二つの予備収容部13,13が五つの挿入穴形成部12を挟むようにその外側に配置されている。そして、各予備収容部13,13には予備の金属片40が収容されているので、予備収容部13における外側の側壁については切削できるものの金属片40に突き当たることになり、それ以降の切削がほぼ不可能になる。それにより、挿入穴形成部12まで到達することもできず、筺体封止構造への不正を実質的に不可能とできる。
 予備の金属片40を収容する予備収容部13の位置は、必ずしも挿入穴形成部12の並び方向における外側で挟み込む位置に限られるものではない。
 図4と図5は予備収容部の配置についての変形例を示している。この例では、側方に予備収容部13を残しつつ、挿入穴形成部12における底の部分に予備収容部113を配置している。より、具体的には先の実施形態において長片51の折り返した先端51aが入り込む凹部12a1を図1に示すB方向へ延出するようにして一枚の金属片40を収容可能な構成としている。この予備収容部113は、言い換えれば、当該制御ボックスにおける底面から上記筺体封止構造の奥側へ向かう側方への凹部12a1を形成し、同筺体封止構造の奥側に金属片40を収容して遮蔽している。
 このようにして予備の金属片40を同予備収容部113に収容しておけば、C方向からヤスリなどを使って挿入穴形成部12を切削しようとしても金属片40に突き当たってしまい、それ以上は切削できなくなる。むろん、この実施例自体では下方からの攻撃に対応した構成となっているが、図10に示すような従来のタイプのものでは下方からの攻撃に弱いことは前述したとおりである。従って、予備のネジ3を収容する凹部を制御ボックスの底面から側方へ形成し、攻撃に弱かった筺体封止構造の奥側を遮蔽することで不正な攻撃に対する防御を行うことができる。
 同様にして、予備収容部113は不正な攻撃に対する遮蔽となる位置にて適宜形成することができる。
 遮蔽に利用される予備の金属片40の形状によっては遮蔽範囲が狭い場合もある。このため、できるだけ面状に遮蔽範囲を形成できるようにした変形例を図6と図7に示している。
 金属片40がプレスで打ち抜かれて形成されるような場合、素材の側には打ち抜いた金属片40と同形状の穴があく。このことを利用して素材の側も広めの枠42を打ち抜いておき、使用するまでは一体にしておいて予備収容部213に収容する。なお、予備収容部213では、金属片40と枠42とが外れてしまわないように金属片40の厚みに対応したスリット213aを形成しておき、金属片40と枠42とを合体させた状態で挿入しておく。
 このようにすれば、ほぼ面状の金属板材が遮蔽することになるので、不正な攻撃に対する防御を確実に行える。また、使用後の素材も有効に利用できる。
 さらに、図8と図9は面状を構成する他の変形例を示している。この例では、金属片40の切り欠き部位41cの形状を変え、図8に示すように互いに逆さまにした金属片40同士の凹凸を対称形状にして形成している。このように対称に形成しておくと、図9に示すように両者を近接させてほぼ隙間なく合体させることができ、一枚の金属板片を形成できる。そして、先の例と同様にして図10に示すように予備収容部313のスリット313aに挿入して保持しておく。
 このようにすれば、敢えて枠42と金属片を別に打ち抜く必要がなく、ほぼ隙間のない面状の金属板片を形成して不正な攻撃から防御できる。
 次に、筺体封止構造についても説明する。
 予め上記挿入穴形成部12に対して上記板バネ50を挿入しておく。板バネ50の長片51が挿入穴12aの奥まで挿入された状態では折り返した先端51aが凹部12a1内に入り込み、当該板バネ50が抜け出ることを防止する。また、短片52は壁材12cに当接しつつその折り返した先端52aが反対側の挿入穴12bに入り込むようにして引っかかる。このとき、途中に形成した弾性支持爪51cは当該板バネ50を壁材12cから微少距離だけ浮かせて支持することになる。なお、板バネ50は五つの各挿入穴形成部12内に装着しておき、予備収容部13内にはそれぞれ二つずつの金属片40を挿入しておく。以上で筺体本体10の側の準備は完了する。
 蓋体20の側では、遊技機に使用する制御基板30をその部品載置面31の側から内面に対面させ、同制御基板30を蓋体20内部に保持させる。そして、鍔状部24,24を筺体本体10のガイド部11,11に沿わせるようにしてスライドして装着する。蓋体20と筺体本体10とが対応する位置関係になると、上記金属片挿入部21と挿入穴形成部12とが重なり合うことになる。そこで、金属片挿入部21におけるスリット状の開口21a1に金属片40を挿入していくと、両足部41a,41bが架橋部21bを挟み込むようにしてそれぞれ挿入穴形成部12の挿入穴12a,12b内に入っていく。足部41aが挿入穴12a内に進入していくときに、切り起こし爪51dが干渉するが、切り起こし爪51dの起こされている傾斜と足部41aに形成されている鋸刃状の突起41dの傾斜面とが互いに乗り過ごせる方向になっており、足部41aは挿入穴12a内の所定位置まで挿入できる。むろん、挿入後は両者が食い込むように対面するので、抜け止めを図ることができる。そして、板バネ50自体は先端51aにて挿入穴12aの奥の凹部12a1内に入り込んで保持されているため、金属片40が挿入穴形成部12から抜け出ることはできなくなる。
 足部41aが挿入穴12a内に挿入されるのに伴って足部41bも挿入穴12b内に挿入され、この状態でU型の金属片40は両足部41a,41bの先端を挿入穴形成部12にて固定される。そして、金属片40の折り返される部分は蓋体20の金属片挿入部21の開口21a1内で架橋部21bを挟み込みつつ止まっているので、蓋体20をスライドさせることもできなくなり、結果として蓋体20と筺体本体10とは封止されることになる。
 この後、封止を解除して制御ボックスを開ける必要が生じたときには、樹脂壁22aと樹脂壁22bとを破壊する。U型とした金属片40が挿入されている金属片挿入部21は架橋部21bで挿入穴形成部12の上に押さえつけられているので、蓋体20を筺体本体10からスライドさせると、一度封止された部分の金属片挿入部21だけが筺体本体10上に残ったまま、蓋体20は筺体本体10から離れることができる。
 ところで、挿入穴形成部12は横並び方向に対称に形成されており、一見すると各挿入穴形成部12を支持する樹脂壁22a,22bの数は同様であるが、実際の使用時には異なる。例えば、図11に示すように、一番下にある挿入穴形成部12に対する樹脂壁22a,22bを破壊するときには、初めてであるなら○で示すように三つの破損部位となる。しかしながら、下から二つ目の挿入穴形成部12を解除するときには△で示すように破損すべき部位は二ヶ所になる。この差異は、解除のしやすさに影響を与えるので、通常は解除すること自体が殆ど無いのであれば、最初に解除する際に破損すべき樹脂壁22a,22bの数が多いほど不正をしにくくなる。
 また、検査の工程を経る前に一度組み付ける必要があるというようなときには必ず一度は解除しなければならないことが明らかである。このため、最初の挿入穴形成部12については樹脂壁22aだけで支持する構成としておき、横並びの間の樹脂壁22bを形成しておかないというようにしても良い。このようにすれば、検査工程の際に一つの樹脂壁22aだけを破損すればよくなるので、解除の手間が低減される。
 なお、樹脂壁22a,22bの破損させやすさは、その数だけでなく、厚みによって調整してもよい。
 本実施形態では、スライドして脱着される蓋体20の側に制御基板30を保持させる構成としてある。図12は保持状態を断面図により示している。通常、筺体本体に制御基板を保持してあると、蓋体というのは制御基板に対して密着させることができず、どこかに隙間が生じがちである。例えば、ケーブルの引き出し部位に隙間が生じ、この隙間から異物を差し込んで不正を行おうとする可能性がある。
 しかしながら、本実施形態では、深みのある形状となっている蓋体20に対して制御基板30をその部品載置面31の側から内面に対面させて収容している。また、蓋体20の内周面から制御基板30上の重要部品であるICソケット32とIC33を取り囲むように遮蔽壁材25を立設させ、同遮蔽壁材25の先端がほぼ制御基板30の表面に当接している。このため、異物にてIC33に到達しうることは不可能となっている。
 また、ケーブル34についても、ケーブル34自体は外部に導出させなければならないので制御基板30の表面を外部に露出させなければならない。しかし、開口部位から当該ケーブル34の周囲で制御基板30に当接しうる程度の長さの遮蔽壁材26を形成しておくことにより、隙間が生じない。これにより、異物などを挿入させること自体も不可能になる。
 なお、図13はパチンコ機を背面図により示しており、本筺体封止構造を適用した制御ボックスが背面側から視認できるように装着されている。
 パチンコ機60の背面側には矩形箱形の制御ボックス70が装着されている。ここで、同制御ボックス70は長片の一辺に形成した蝶番機構にて蓋体と筺体とが開閉可能になっており、両方の短辺には本筺体封止構造が採用されている。すなわち、蓋体の金属片挿入部21と筺体の挿入穴形成部12はそれぞれ蓋体と筺体の短辺にそれぞれ4対ずつ形成されており、封止可能となっている。むろん、必要に応じて開口させることもできる。図に示すように、パチンコ機60の背面側から直に視認できる位置に配設されているため、メンテナンスのためにパチンコ機60を開いたときには容易に視認できる。従って、制御ボックス70内に手を加えるなどのために金属片挿入部21や挿入穴形成部12を破損させれば、次のメンテナンス時にはすぐに見つかってしまう。
 また、図14はスロットマシン(パチスロ)80の背面を示している。同スロットマシン80の背面側にも矩形箱形の制御ボックス90が装着されている。ここで、同制御ボックス90は図示しない蝶番機構にて蓋体と筺体とが開閉可能になっており、両方の短辺には本筺体封止構造が採用されている。すなわち、蓋体の金属片挿入部21と筺体の挿入穴形成部12はそれぞれ蓋体と筺体の短辺にそれぞれ4対ずつ形成されており、封止可能であるし、必要に応じて開口させることもできる。
 同図に示すように、スロットマシン80の背面側にも制御ボックス90が装着され、メンテナンスのためにスロットマシン80を開いたときには容易に筺体封止構造を視認できる。従って、制御ボックス90内に手を加えるなどのために金属片挿入部21や挿入穴形成部12を破損させれば、次のメンテナンス時にはすぐに見つかってしまう。
 図示していないが、パチロットにも同様に適用可能である。パチロットは、メダルの代わりにパチンコ遊技球を利用するものであり、例えば、パチンコ球の5個がメダル1個に相当して遊技を楽しむことができる。
 このように、スライドして開閉する筺体本体10と蓋体20とを合体させて制御ボックスを形成するに際し、予め筺体本体10の側には五つの挿入穴形成部12を並べて形成しておくとともに、その外側で挟み込むように予備収容部13を二つ形成している。予備収容部13に予備の金属片40を収容しておくとともに挿入穴形成部12には板バネ50を挿入しておき、蓋体20と筺体本体10とが対応する位置関係になったら、金属片挿入部21に金属片40を挿入していき板バネ50にて係止させる。この状態でかかる係止部位は両側の予備収容部13,13にて挟まれており、かつ、同予備収容部13,13には金属片40が収容されているので外部から切削するなどの不正な攻撃から防御される。
本発明の一実施形態にかかる筺体封止構造を適用した遊技機の制御ボックスの斜視図である。 同筺体封止構造を示す制御ボックスの一部破断斜視図である。 同筺体封止構造を示す制御ボックスの要部断面図である。 変形例を示す制御ボックスの要部断面図である。 変形例を示す制御ボックスの要部斜視図である。 変形例を示す金属片と枠の斜視図である。 同変形例にかかる金属片と枠を予備収容部に収容する際の斜視図である。 変形例を示す金属片と金属片の離れた状態を示す平面図である。 変形例を示す金属片と金属片の近接した状態を示す平面図である。 同変形例にかかる金属片と金属片とを予備収容部に収容する際の斜視図である。 樹脂壁の破損箇所を示す平面図である。 制御基板を保持した蓋体の断面図である。 本筺体封止構造を適用した制御ボックスを使用するパチンコ機の背面図である。 本筺体封止構造を適用した制御ボックスを使用するスロットマシンの背面図である。 従来の筺体封止構造が適用される制御ボックスの外観を示す斜視図である。 従来の筺体封止構造の概略断面図である。
符号の説明
10…筺体本体
12…挿入穴形成部
13…予備収容部
20…蓋体
21…金属片挿入部
22a,22b…樹脂壁
23…予備収容部用蓋部
25,26…遮蔽壁材
30…制御基板
31…部品載置面
32…ICソケット
34…ケーブル
40…金属片
42…枠
50…板バネ
60…パチンコ機
70…制御ボックス
80…スロットマシン
90…制御ボックス
113…予備収容部
213…予備収容部
140…金属片
313…予備収容部

Claims (1)

  1. 筺体封止構造にて封止可能な制御ボックスを有する遊技機であって、
     上記筺体封止構造は、金属片を利用して封止するとともに、上記制御ボックスには、上記金属片を遮蔽する位置に同金属片の予備を保持可能な収容部位を形成していることを特徴とする遊技機
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