JP2004089527A - 食器洗い乾燥機 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザの希望に応じて加熱手段を使用できるようにし、無駄な電力の消費を削減する。
【解決手段】洗浄槽3を有するケーシング2と、給水手段(給水用電磁弁4)と、排水手段(ポンプ11)と、洗浄水、すすぎ水および洗浄槽3内の空気を加熱する加熱手段(加熱ヒータ7)と、洗浄槽3内の空気を循環させて食器類を乾燥させるファン18と、これらを制御して洗い、すすぎおよび乾燥の各工程を実行する制御手段(マイコン20)とを備えた食器洗い乾燥機1において、洗い、すすぎおよび乾燥の各工程で、加熱手段による洗浄水、すすぎ水および洗浄槽3内の空気の加熱の要否を個別に選択可能とする。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、食器洗い乾燥機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
本発明の食器洗い乾燥機に関連する先行技術文献情報としては、次のものがある。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−61755号公報
【0004】
この特許文献1に記載されているように、食器洗い乾燥機は、ケーシングの内部に配設した洗浄槽内にカゴを収容させておき、このカゴに食器類を配置した後に、専用洗剤を洗浄槽内に入れた後、スタートスイッチを操作することにより、前記食器類を洗い、すすぎ、乾燥の各工程を実行させるものである。
【0005】
前記洗い工程では、所定量の水を自動的に取り入れた後、その水を加熱手段で加熱しながら食器類の洗浄を行う。すすぎ工程では、給水した水を加熱せずに1回以上すすぎを行った後、そのすすぎ水を排水した後、再び水を取り入れ、その給水した水を加熱して温水すすぎを行う。前記乾燥工程では、収容した食器類の量に応じた時間またはユーザが設定した時間、洗浄槽内の空気を加熱しながらファンにより加熱した空気を洗浄槽内で循環させることにより、乾燥を行うものである。
【0006】
また、この特許文献1では、すすぎ工程において、温水すすぎ工程の後に、加熱していない水による常温水すすぎ工程を設け、また、乾燥工程を実行しないことにより、食器類の温度を下げて食器が多数必要なパーティ等で直ぐに使用できるようにしたコースが設けられている。また、すすぎ工程では、加熱殺菌を目的として、約80℃の高温水ですすぎを行う高温すすぎモードが設けられいる。なお、高温(80℃)すすぎモードを選択しない場合の通常すすぎモードでは、すすぎ水は約70℃に加熱される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記特許文献1を含み、従来の食器洗い乾燥機では、ユーザが食器類の汚れ具合を見て、温水による洗浄は必要ないと判断しても、その要望に応じることはできず、無駄な電力を消費させていた。
【0008】
そこで、本発明では、ユーザの希望に応じて加熱手段を使用できるようにし、無駄な電力の消費を削減できる食器洗い乾燥機を提供することを課題とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本発明の食器洗い乾燥機は、食器類を収容する洗浄槽を有するケーシングと、前記洗浄槽内に水を供給する給水手段と、前記洗浄槽内の洗浄水およびすすぎ水を外部に排水する排水手段と、前記洗浄槽内に供給された洗浄水、すすぎ水および洗浄槽内の空気を加熱する加熱手段と、該加熱手段により加熱した洗浄槽内の空気を循環させて前記食器類を乾燥させるファンと、これら給水手段、排水手段、加熱手段およびファンを制御して洗い、すすぎおよび乾燥の各工程を実行する制御手段とを備えた食器洗い乾燥機において、前記洗い、すすぎおよび乾燥の各工程で、前記加熱手段による洗浄水、すすぎ水および洗浄槽内の空気の加熱の要否を個別に選択可能に構成している。
【0010】
この食器洗い乾燥機によれば、洗い、すすぎ、乾燥の3つの工程で加熱ヒータを使用するか否かを選択することができる。そのため、ユーザは、食器類の汚れ具合に応じて各工程を動作させることができ、ユーザの要望に応えることができる。しかも、汚れが少ないため各工程でヒータを動作させないように選択した場合には、無駄な電力消費を防止できる。
【0011】
前記食器洗い乾燥機では、前記制御手段は、前記すすぎ工程を、前記加熱手段による通常の加熱温度より高い温度で行う高温すすぎモードを備え、前記高温すすぎモードの選択時には、前記乾燥工程において、前記加熱手段による加熱をオフし、ファンのみを動作させることが好ましい。このようにすれば、更に無駄な電力消費を防止できる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に従って説明する。
図1から図3は、本発明の実施形態に係る食器洗い乾燥機1を示す。この食器洗い乾燥機1は、蓋体2aを備えたケーシング2の内部に洗浄槽3が形成されている。この洗浄槽3内には図示しないカゴが収容され、このカゴに洗浄する食器類を配置するようになっている。
【0013】
前記洗浄槽3には、給水手段である給水用電磁弁4が介設された給水管5の一端が接続され、この給水管5の他端は図示しない水道の蛇口や給湯器に接続されている。また、前記洗浄槽3には、最下部に位置するように残滓フィルタ6を取り付けた水溜凹部3aが設けられている。この水溜凹部3aには、洗浄水、すすぎ水および内部の空気の加熱手段である加熱ヒータ7と、湯温の検出手段であるサーミスタ8が配設されている。さらに、洗浄槽3の底には、噴射する水圧により回動する2つのノズル9A,9Bが配設されている。
【0014】
前記水溜凹部3aとノズル9A,9Bは、それぞれ接続パイプ10A,10Bを介して循環供給手段及び排水手段であるポンプ11に接続されている。また、ポンプ11には排水パイプ12が接続されている。このポンプ11は、正転時には洗浄槽3内の水が水溜凹部3aから接続パイプ10A、ポンプ11、接続パイプ10Bを経て、ノズル9A,9Bより食器類に噴射され、水溜凹部3aに回収されるようになっている。また、ポンプ11の逆転時には、洗浄槽3内の水が水溜凹部3aから接続パイプ10A、ポンプ11、排水パイプ12及び排水ホース13を経て図示しない流しに排水されるようなっている。なお、図中14は、洗浄槽3内の水を完全に抜くためのドレン栓である。
【0015】
前記排水パイプ12は、連通パイプ15により洗浄槽3に分岐接続され、この部分に水位センサ16が設けられている。この水位センサ16は、磁石を内蔵したフロート16aと、洗浄槽3に所定量の水が給水されたことを示す位置まで上昇したフロート16aを検出する磁気センサ16bとで構成されている。
【0016】
また、前記ケーシング2と洗浄槽3の底との間に形成された空間には、洗浄槽3内に延びるように通風路17が設けられ、この通風路17内に前記加熱ヒータ7とともに乾燥手段を構成する送風ファン18が配設されている。
【0017】
さらに、前記ケーシング2と洗浄槽3の前側との間に形成された空間には、制御基板19が配設されており、この制御基板19に制御手段であるマイコン20を含む電子部品が実装されている。
【0018】
さらにまた、この制御基板19と対向するケーシング2の正面側には、図4に示す操作パネル21が配設されている。この操作パネル21には、電源入/切スイッチ22、スタート/一時停止スイッチ23、洗浄する食器類が少ない際に操作する食器少なめスイッチ24、80℃の高温水ですすぎを行う80℃すすぎスイッチ25、洗浄コースを選択するコーススイッチ26、および、乾燥時間を設定する乾燥スイッチ27が設けられている。そして、本実施形態では、洗い、すすぎおよび乾燥の各工程で、個別に加熱ヒータ7の動作の要否を選択するためのヒータ選択スイッチ28が設けられている。
【0019】
また、前記操作パネル21において前記コーススイッチ26の上部には、洗浄コースである「標準」洗浄、「スピーディ」(快速)洗浄、「洗剤なし」洗浄、および、「乾燥のみ」という記載と、これらのうちいずれが選択されているかを示すLED29a〜29dが設けられている。また、前記乾燥スイッチ27の上部には、乾燥時間である「60分」、「20分」および「なし」という記載と、これらのうちいずれが選択されているかを示すLED30a,30b,30cが設けられている。さらに、ヒータ選択スイッチ28の上部には、食器洗浄にかかる各工程である「洗い」、「すすぎ」および「乾燥」という記載と、これらのうちいずれが現在実行されているかを示すLED31a,31b,31cが設けられるとともに、その処理が終了するのに要する残り時間を表示する時間表示部32が設けられている。さらにまた、前記食器少なめスイッチ24および80℃すすぎスイッチ25には、それらを選択していることを示すLED24a,25aが設けられている。
【0020】
そして、本実施形態では、現在実行中の工程が何であるかを示す前記LED31a,31b,31cを使用し、ユーザが各工程での加熱ヒータ7の使用の要否の選択状態を表示する構成としている。
【0021】
前記制御基板19に配設されたマイコン20は、ユーザが設定した洗浄コースや設定した乾燥時間に応じ、記憶されたプログラムに従って前記各負荷部品を動作させて洗い、すすぎ、乾燥の各工程を実行するものである。
【0022】
本実施形態では、洗浄コースの選択時に、洗い、すすぎおよび乾燥の各工程で前記加熱ヒータ7を動作させるか否かを個別に選択できるようにしている。また、すすぎ工程において、80℃の高温すすぎモードを選択した場合には、最後の乾燥工程では、前記加熱ヒータ7を強制的に使用しない(off)ように構成している。
【0023】
次に、前記マイコン20による制御について具体的に説明する。
ユーザが食器洗い乾燥機1の電源コードを商用電源に差し込むと、マイコン20は、図5に示すように、ステップS1で、電源入/切スイッチ22の操作により電源がオンされるまで待機する。
【0024】
なお、この状態で、または、商用電源に電源コードを差し込む前の状態で、ユーザは、洗浄槽3の内部に食器類を配置するためのカゴを配置し、このカゴに対して各食器を収容し、専用洗剤を用いて洗浄を行う場合には所定量の専用洗剤を入れて蓋体2aを閉じる。
【0025】
電源入/切スイッチ22の操作により電源がオンされると、マイコン20は、ステップS2で、いずれかのスイッチ23〜28が操作されるまで待機する。そして、いずれかのスイッチ23〜28が操作されると、ステップS3で、操作されたスイッチがスタート/一時停止スイッチ23であるか否かを検出する。そして、スタート/一時停止スイッチ23でない場合にはステップS4に進み、操作されたスイッチ24〜28に応じた入力処理を実行してステップS2に戻る。一方、スタート/一時停止スイッチ23である場合にはステップS5に進む。
【0026】
ステップS5では、ユーザが設定した洗浄コースが「標準」であるか否かを検出する。そして、標準洗浄コースである場合にはステップS6に進み、標準洗浄処理を実行する。また、標準洗浄コースでない場合にはステップS7に進む。ここで、前記標準洗浄処理は、洗剤が使用された洗浄水を加熱しながら洗い工程を実行し、ついで、冷水によるすすぎ工程を実行した後、温水によるすすぎ工程を実行し、最後に、加熱ヒータ7とファン18とを動作させて乾燥工程を実行するものである。
【0027】
ステップS7では、ユーザが設定した洗浄コースが「スピーディ」であるか否かを検出する。そして、スピーディ洗浄コースである場合にはステップS8に進み、スピーディ洗浄処理を実行する。また、スピーディ洗浄コースでない場合にはステップS9に進む。ここで、前記スピーディ洗浄処理は、乾燥工程を除き、前記標準洗浄処理における各処理での実行時間を短くしたものである。
【0028】
ステップS9では、ユーザが設定した洗浄コースが「洗剤なし」であるか否かを検出する。そして、洗剤なし洗浄コースである場合にはステップS10に進み、洗剤なし洗浄処理を実行する。また、洗剤なし洗浄コースでない場合にはステップS11に進み、乾燥処理を実行する。ここで、前記洗剤なし洗浄処理は、洗い工程を洗浄水を加熱することなく行う点でのみ前記標準洗浄処理と相違するものである。また、前記乾燥処理は、洗い工程およびすすぎ工程を実行せずに、ユーザが選択した乾燥時間だけ加熱ヒータ7およびファン18を動作させて食器を乾燥させるものである。
【0029】
なお、各洗浄処理の実行中にスタート/一時停止スイッチ23が操作された場合には、割込処理を実行して一時停止する。また、ユーザが選択した所定のコースの処理が終了すると、ステップS12に進み、電源をオフする電源切処理を実行してステップS1に戻る。ここで、この電源切処理とは、変更された設定に伴う記憶したフラグなどをリセットするものである。
【0030】
前記各洗浄コースにおいて、食器少なめが選択されている場合には、各工程では時間や回数が少なくなる。また、80℃すすぎが選択されている場合には、温水でのすすぎ工程で、加熱ヒータ7によってすすぎ水が80℃まで昇温され、かつ、次の乾燥工程では、加熱ヒータ7が強制的にoffされ、ファン18のみが動作される。
【0031】
次に、ステップS4のスイッチ入力処理について説明する。
このスイッチ入力処理では、マイコン20は、図6に示すように、まず、ステップS4−1で、操作されたスイッチが電源入/切スイッチ22であるか否かを検出する。そして、電源入/切スイッチである場合にはステップS4−2に進み、ステップS12と同様の電源切処理を実行してリターンする。また、電源入/切スイッチ22でない場合にはステップS4−3に進む。
【0032】
ステップS4−3では、操作されたスイッチが食器少なめスイッチ24であるか否かを検出する。そして、食器少なめスイッチ24である場合にはステップS4−4に進み、食器が少なめ(少人数分)であることを意味するfaに1を入力してリターンする。また、食器少なめスイッチ24でない場合にはステップS4−5に進む。
【0033】
ステップS4−5では、操作されたスイッチが80℃すすぎスイッチ25であるか否かを検出する。そして、80℃すすぎスイッチ25である場合にはステップS4−6に進み、80℃すすぎが選択されていることを意味するfbに1を入力してリターンする。また、80℃すすぎスイッチ25でない場合にはステップS4−7に進む。
【0034】
ステップS4−7では、操作されたスイッチがコーススイッチ26であるか否かを検出する。そして、コーススイッチ26である場合にはステップS4−8に進み、コース変更処理を実行してリターンする。また、コーススイッチ26でない場合にはステップS4−9に進む。
【0035】
なお、前記コース変更処理とは、コーススイッチ26が操作される度に洗浄コースを「標準」→「スピーディ」→「洗剤なし」→「乾燥のみ」→「標準」の順番で変更するものである。
【0036】
ステップS4−9では、操作されたスイッチが乾燥スイッチ27であるか否かを検出する。そして、乾燥スイッチ27である場合にはステップS4−10に進み、乾燥時間変更処理を実行してリターンする。また、乾燥スイッチ27でない場合にはヒータ選択スイッチ28が操作されたと判断してステップS4−11に進み、ヒータ動作変更処理を実行してリターンする。
【0037】
なお、前記乾燥時間変更処理とは、乾燥スイッチ27が操作される度に乾燥時間を「60分」→「20分」→「なし」→「60分」の順番で変更するものである。
【0038】
また、前記ヒータ動作変更処理とは、「選択なし」を含み、下記の表1に示す第1モードから第8モードの順番で変更し、また、第8モードが選択された状態で乾燥スイッチ27が操作された場合には「選択なし」に変更するものである。
【0039】
【表1】
Figure 2004089527
【0040】
なお、前記表1において、「●」はLED31a〜31cの点灯状態を示し、「○」はLED31a〜31cの消灯状態を示す。そして、本実施形態では、ユーザは、前記加熱ヒータ7を動作させる(on)ように選択する場合には対応するLED31a〜31cが点灯し、加熱ヒータ7を動作させない(off)ように選択する場合には対応するLED31a〜31cを消灯するように希望のモードに変更する。
【0041】
「選択なし」は、記憶されたプログラムに従って加熱ヒータ7を動作させるもので、各LED31a〜31cは点滅される。
【0042】
第1モードは、全ての工程で加熱ヒータ7を動作させるように選択した場合を示す。このモードが選択された場合には、マイコン20は、洗い工程に対応するfc1に1を入力し、すすぎ工程に対応するfc2に1を入力し、乾燥工程に対応するfc3に1を入力する。
【0043】
第2モードは、全ての工程で加熱ヒータ7を動作させないように選択した場合を示す。このモードが選択された場合には、マイコン20は、洗い工程に対応するfc1に0を入力し、すすぎ工程に対応するfc2に0を入力し、乾燥工程に対応するfc3に0を入力する。
【0044】
第3モードは、洗い工程のみ加熱ヒータ7を動作させるように選択した場合を示す。このモードが選択された場合には、マイコン20は、洗い工程に対応するfc1に1を入力し、すすぎ工程に対応するfc2に0を入力し、乾燥工程に対応するfc3に0を入力する。
【0045】
第4モードは、すすぎ工程のみ加熱ヒータ7を動作させるように選択した場合を示す。このモードが選択された場合には、マイコン20は、洗い工程に対応するfc1に0を入力し、すすぎ工程に対応するfc2に1を入力し、乾燥工程に対応するfc3に0を入力する。
【0046】
第5モードは、乾燥工程のみ加熱ヒータ7を動作させるように選択した場合を示す。このモードが選択された場合には、マイコン20は、洗い工程に対応するfc1に0を入力し、すすぎ工程に対応するfc2に0を入力し、乾燥工程に対応するfc3に1を入力する。
【0047】
第6モードは、乾燥工程のみ加熱ヒータ7を動作させないように選択した場合を示す。このモードが選択された場合には、マイコン20は、洗い工程に対応するfc1に1を入力し、すすぎ工程に対応するfc2に1を入力し、乾燥工程に対応するfc3に0を入力する。
【0048】
第7モードは、すすぎ工程のみ加熱ヒータ7を動作させないように選択した場合を示す。このモードが選択された場合には、マイコン20は、洗い工程に対応するfc1に1を入力し、すすぎ工程に対応するfc2に0を入力し、乾燥工程に対応するfc3に1を入力する。
【0049】
第8モードは、洗い工程のみ加熱ヒータ7を動作させないように選択した場合を示す。このモードが選択された場合には、マイコン20は、洗い工程に対応するfc1に0を入力し、すすぎ工程に対応するfc2に1を入力し、乾燥工程に対応するfc3に1を入力する。
【0050】
これら第1から第8のモードを選択する際、ユーザが予め「洗剤なし」コースを選択している場合、この「洗剤なし」コースは洗い工程で洗浄水を加熱しないため、ヒータ動作選択処理では、前記第2,第4,第5,第8モードしか選択できない。逆に、これら以外のモードを選択した状態で「洗剤なし」コースを選択することはできない。なお、これら以外のモードを選択した状態で「洗剤なし」コースを選択した場合には、選択可能な次のモードに遷移するようにしてもよい。例えば、第1モードを選択している状態で「洗剤なし」コースを選択した場合には第2モードの遷移する。
【0051】
また、ユーザが予め「80℃すすぎ」を選択している場合、この「80℃すすぎ」は、すすぎ工程で加熱ヒータ7を動作させて高温すすぎを行ううえ、本実施形態では次の乾燥工程で加熱ヒータ7を動作させないため、ヒータ動作選択処理では、前記第4,第6モードしか選択できない。逆に、これら以外のモードを選択した状態で「80℃すすぎ」を選択できない。なお、これら以外のモードを選択した状態で「80℃すすぎ」を選択した場合には、選択可能な次のモードに遷移するようにしてもよい。例えば、第1から第3モードのいずれかを選択している状態で「80℃すすぎ」を選択した場合には第4モードの遷移する。
【0052】
なお、前記操作パネル21の各スイッチ24〜28の操作による各モードへの遷移方法は種々の変更が可能である。
【0053】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明の食器洗い乾燥機では、洗い、すすぎ、乾燥の3つの工程で加熱ヒータを使用するか否かを選択することができる。そのため、ユーザは、食器類の汚れ具合に応じて各工程を動作させることができ、ユーザの要望に応えることができる。しかも、汚れが少ないため各工程でヒータを動作させないように選択した場合には、無駄な電力消費を防止できる。
【0054】
さらに、高温の80℃すすぎを選択した場合には、次の乾燥工程では加熱ヒータを動作させず、ファンのみを動作させるため、更に無駄な電力消費を防止できる。しかも、加熱ヒータの動作時間を削減できるため、耐久性を向上できる。因みに、この乾燥工程では、加熱ヒータを動作させないが、高温ですすぎを行った各食器類の余熱により、これらはファンによる空気の循環だけで十分に乾燥させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る食器洗い乾燥機を示す断面図である。
【図2】図1の食器洗い乾燥機の他の位置の断面図である。
【図3】図1の洗浄槽内の状態を示す平面図である。
【図4】操作パネルを示す正面図である。
【図5】食器洗い乾燥機による制御を示すフローチャートである。
【図6】図5のスイッチ入力処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…食器洗い乾燥機、2…ケーシング、3…洗浄槽、4…給水用電磁弁(給水手段)、7…加熱ヒータ(加熱手段)、9A,9B…ノズル、11…ポンプ(排水手段)、12…排水パイプ、17…通風路、18…送風ファン、19…制御基板、20…マイコン(制御手段)、21…操作パネル、22〜27…スイッチ、28…ヒータ選択スイッチ。

Claims (2)

  1. 食器類を収容する洗浄槽を有するケーシングと、前記洗浄槽内に水を供給する給水手段と、前記洗浄槽内の洗浄水およびすすぎ水を外部に排水する排水手段と、前記洗浄槽内に供給された洗浄水、すすぎ水および洗浄槽内の空気を加熱する加熱手段と、該加熱手段により加熱した洗浄槽内の空気を循環させて前記食器類を乾燥させるファンと、これら給水手段、排水手段、加熱手段およびファンを制御して洗い、すすぎおよび乾燥の各工程を実行する制御手段とを備えた食器洗い乾燥機において、
    前記洗い、すすぎおよび乾燥の各工程で、前記加熱手段による洗浄水、すすぎ水および洗浄槽内の空気の加熱の要否を個別に選択可能としたことを特徴とする食器洗い乾燥機。
  2. 前記制御手段は、前記すすぎ工程を、前記加熱手段による通常の加熱温度より高い温度で行う高温すすぎモードを備え、
    前記高温すすぎモードの選択時には、前記乾燥工程において、前記加熱手段による加熱をオフし、ファンのみを動作させるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の食器洗い乾燥機。
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