JP2004088204A - デジタル複写装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】任意の原稿画像を製本後に左右いずれのページにレイアウトさせるかを指定できかつ、画像が転写紙両面に集約配置される製本技術を提供すること。
【解決手段】複数原稿画像を読み込む画像読込手段1と、原稿画像を記憶する記憶手段3と、原稿画像を転写紙に複写する両面複写手段7,8とを備え、転写紙の両面に、片面につき2枚の画像情報を、所定の順序で出力し、その出力された複数の転写紙を束ねて半分に折り、折った部分をステープラ等で止めて製本した時に、正しい画像情報の順序の冊子となるように複写されるデジタル複写装置において、右開きか左開きかを指定する入力手段6と、読み取られた任意の原稿画像を、製本後の冊子の状態において、左右いずれかのページに位置させるかを指定する入力手段6とを備え、製本時に、指定された画像が、指定された位置に印刷されるように、必要に応じて空白ページが作成されるように、複写位置が調整される。
【選択図】 図1
【解決手段】複数原稿画像を読み込む画像読込手段1と、原稿画像を記憶する記憶手段3と、原稿画像を転写紙に複写する両面複写手段7,8とを備え、転写紙の両面に、片面につき2枚の画像情報を、所定の順序で出力し、その出力された複数の転写紙を束ねて半分に折り、折った部分をステープラ等で止めて製本した時に、正しい画像情報の順序の冊子となるように複写されるデジタル複写装置において、右開きか左開きかを指定する入力手段6と、読み取られた任意の原稿画像を、製本後の冊子の状態において、左右いずれかのページに位置させるかを指定する入力手段6とを備え、製本時に、指定された画像が、指定された位置に印刷されるように、必要に応じて空白ページが作成されるように、複写位置が調整される。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、画像データをデジタル処理するデジタル複写装置に係わり、特に、複数枚の原稿データを所定のレイアウト処理を施して出力させることを可能にしたデジタル複写装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、複数枚の原稿から小冊子を作成する際に、複写された転写紙を束ねて2つ折りにし、折り目の部分をステープラ等で止めて製本する方法が知られている。
特開平6−316363号公報には、出力された転写紙を束ねて2つ折りすることによって小冊子を作成できるようにしたデジタル複写装置において、原稿画像を転写紙両面に集約配置して出力する製本技術が開示されている。
また、特許第3116684号公報には、同様のデジタル複写装置において、指定した原稿画像を見開きになるように出力させる製本技術が開示されている。
また、特開平11−224027号公報には、同様のデジタル複写装置において、画像集約を伴わない両面印刷において、指定した原稿画像をおもて面に出力させる製本技術が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来技術においては、原稿画像を転写紙両面に集約配置し、転写紙を束ねて2つ折り、または4つ折り等して小冊子を作成する際に、任意のページを見開きの右ページまたは左ページに任意に配置するようにすることについては特に考慮されていない。
【0004】
また、任意のページを見開きの右ページまたは左ページに任意に配置するようにすると共に、原稿に対して章区切り位置が指定されている場合、それに伴って生ずる空白ページをいかに配置するかについても特に考慮されていない。
本発明の第1の目的は、画像を集約してして転写紙に出力し、転写紙を束ねて2つ折りする製本技術において、任意の原稿画像を製本後に左右いずれのページにレイアウトさせるかを指定することを可能にし、指定されたレイアウトで画像を転写紙両面に集約配置して出力させることを可能にしたデジタル複写装置を提供することにある。
【0005】
本発明の第2の目的は、画像を集約して転写紙に出力し、転写紙を4つ折り、8つ折り等して挟み等で切り込みを入れて冊子を作成する製本技術において、任意の原稿画像を製本後に左右いずれのページにレイアウトさせるかを指定することを可能にし、指定されたレイアウトで画像を転写紙両面に集約配置して出力させることを可能にしたデジタル複写装置を提供することにある。
【0006】
本発明の第3の目的は、画像を集約してして転写紙に出力し、転写紙を束ねて2つ折りする、または転写紙を4つ折り、8つ折り等して挟み等で切り込みを入れて冊子を作成する製本技術において、任意の原稿画像を製本後に左右いずれのページにレイアウトさせるかを指定することを可能にし、指定されたレイアウトで画像を転写紙両面に集約配置して出力させることを可能にしたデジタル複写装置において、原稿に対して章区切り位置を指定し、空白ページを作成する場合は、空白ページを章区切りの直前に配置することにより、文章のつながり具合を良くしたデジタル複写装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記の課題を解決するために、次のような手段を採用した。
第1の手段は、複数の原稿画像を読み込む画像読込手段と、読み込まれた原稿画像を記憶する記憶手段と、原稿画像を転写紙に複写する両面複写手段とを備え、転写紙の両面に、片面につき2枚の画像情報を、所定の順序で出力し、その出力された複数の転写紙を束ねて半分に折り、折った部分をステープラ等で止めて製本した時に、正しい画像情報の順序の冊子となるように複写されるデジタル複写装置において、右開きか左開きかを指定する入力手段と、読み取られた任意の原稿画像を、製本後の冊子の状態において、右ページまたは左ページに位置させるかを指定する入力手段とを備え、製本時に、指定された画像が、指定された位置に印刷されるように、必要に応じて空白ページが作成されるように、複写位置が調整されることを特徴とする。
【0008】
第2の手段は、複数の原稿画像を読み込む画像読込手段と、読み込まれた原稿画像を記憶する記憶手段と、原稿画像を転写紙に複写する両面複写手段とを備え、転写紙1枚の両面に、それぞれm=2n(2,4,8,16…)枚の画像情報を、複写面をm分割して、予め決められた位置で、かつ予め決められた方向で出力し、その出力された転写紙を決められた手順で折り、冊子の背となる部分をステープラ等で止め、それ以外の部分をはさみ等で切り離して製本した時に、正しい画像情報の順序の冊子となるように複写されるデジタル複写装置において、
右開きか左開きかを指定する入力手段と、読み取られた任意の原稿画像を、製本後の冊子の状態において、右ページまたは左ページに位置させるかを指定する入力手段とを備え、製本時に、指定された画像が、指定された位置に印刷されるように、必要に応じて空白ページが作成されるように、複写位置が調整されることを特徴とする。
【0009】
第3の手段は、第1の手段において、読み取られた原稿画像に対し、章区切りの位置を指定する手段を備え、空白ページを作成する時に、指定された章区切りの直前に前記空白ページを作成することを特徴とする。
第4の手段は、第2の手段において、読み取られた原稿画像に対し、章区切りの位置を指定する手段を備え、空白ページを作成する時に、指定された章区切りの直前に前記空白ページを作成することを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施形態を図面を用いて説明する。
図1は、本発明に係るデジタル複写装置の構成を示すブロック図である。
同図に示すように、このデジタル複写装置は、画像読取部1、排紙部2、記憶部3、主制御部4、給紙部5、入力部・表示部6、記録部7、反転部8等で構成されている。図中、実線の矢印は制御信号の流れ、鎖線の矢印は画像情報の流れ、破線の矢印は転写紙の流れをそれぞれ示す。
【0011】
最初に、通常の複写動作について説明すると、原稿を画像読取部1にセットし、この原稿の画像情報をスキャナにより光学的に読み取り、光学画像情報を光電変換してデジタル信号に変換する。デジタル化された原稿画像情報を記録部7に送り、給紙部5を通して送られてきた転写紙に画像として記録する。
【0012】
次に、複数ページの原稿を用いて、左開きに製本する場合の2種類(2つ折りおよび4つ折り)の複写動作について図1ないし図5を用いて説明する。
ここで、図2は複数枚の原稿、図3は原稿画像のレイアウトを指定せずに複写された2つ折りされる転写紙、図4は原稿画像のレイアウトを指定せずに複写された4つ折りされる転写紙、図5は、図3または図4に示す転写紙が製本されて、冊子の見開きページの状態を示す図である。
【0013】
なお、複写する原稿は、図2に示すように、6ページであり、最初に、図3に示すように、2つ折り製本を行う場合について説明する。
図1のデジタル複写装置に従って説明すると、6ページの原稿を画像読取部1にセットする。この原稿の画像情報をスキャナにより光学的に読み取り、この光学画像情報を光電変換してデジタル信号に変換する。デジタル化された原稿画像情報は記憶部3に蓄積される。原稿を全て読み取った時点で主制御部4では原稿枚数を数え、2つ折り製本に必要な画像出力順序を計算する。ここでは、原稿は6枚であるから、最初の転写紙1には 図3から明らかなように、まず1ページ目を右ページに出力し、その裏面に2ページ目を左ページに出力し、次の転写紙2には6ページ目と3ページ目、その裏面には4ページ目と5ページ目を出力する。このように複写順序が判明したら、主制御部4は複写動作を開始する。まず記憶部3に格納されている画像データのうち1ページ目を読み出し、記録部7へ送る。さらに給紙部5への紙送りの指示を行い、給紙部5から送られてきた転写紙の表面に記録部7において複写を行う。
【0014】
このデジタル複写装置では、記録部7から排出された転写紙1が排紙部2もしくは反転部8へ流れるようになっており、両面複写装置の構成を示している。両面複写を行う場合、記録部7を出た転写紙は反転部8へと行き、転写紙1の裏面に記録されるように転写紙1は反転されて再度記録部7へと送られる。この時、主制御部4は記憶部3から画像データのうち2ページ目の画像を読み出し記録部7へ送る。これにより転写紙1には表面には1ページ目、裏面には2ページ目が複写され、排紙部2から排出される。
【0015】
次に、転写紙2への複写動作は、記録部7に送られる画像データが異なることを除いて以上の動作と全く同じである。2枚目の転写紙2の表面の複写時に画像データのうち6ページ目と3ページ目が送られ、裏面の複写時には4ページ目と5ページ目が送られる。以上の動作により2つ折り製本が可能な転写紙1,2が得られる。
得られた転写紙1,2は、各々の裏面側の両ページが内側になるように2つ折りして、転写紙1の裏面側に転写紙2の表面側を重ね合わせることにより、図5に示すような、製本化された冊子の各見開きページが得られる。
【0016】
次に、図4に示すように、4つ折り製本を行う場合について説明する。
図1のデジタル複写装置において、6ページの原稿が画像読取部1で読み取られると、主制御部4では原稿枚数を数え、4つ折り製本に必要な画像出力順序を計算する。転写紙には、図4から明らかなように、表面の上段の左ページに1ページ目と下段に4ページ目と5ページ目を出力し、その裏面の上段の右ページに2ページ目と下段に6ページ目と3ページを出力する。このように複写順序が判明したら、主制御部4は複写動作を開始し、まず記憶部3に格納されている画像データのうち1ページ目と4ページ目と5ページ目を読み出し、記録部7へ送る。さらに給紙部5への紙送りの指示を行い、給紙部5から送られてきた転写紙の表面に記録部7において複写を行う。
【0017】
次に、両面複写を行うため、記録部7を出た転写紙は反転部8へと行き、転写紙1の裏面に記録されるように転写紙は反転されて再度記録部7へと送られ、主制御部4は記憶部3から画像データのうち2ページ目と6ページ目と3ページの画像を読み出し記録部7へ送る。これにより転写紙には表面には1ページ目と4ページ目と5ページ目、裏面には2ページ目と6ページ目と3ページが複写され、排紙部2から排出される。
得られた転写紙は、裏面側の上下ページが内側になるように2つ折りし、さらに2つ折りされた転写紙の4ページと5ページとが互いに内側になるように2つ折りし、前記上下に2つ折りした箇所を挟み等で切り離すことにより、図5に示すような、製本化された冊子の各見開きページが得られる。
【0018】
次に、複数ページの原稿を用いて、左開きに製本する場合であって、原稿4を右ページに指定する場合の2種類(2つ折りおよび4つ折り)の複写動作について図1,2および図6ないし図8を用いて説明する。
ここで、図6は原稿画像のレイアウトが指定されて複写された2つ折りされる転写紙、図7は原稿画像のレイアウトが指定されて複写された4つ折りされる転写紙、図8は、図6または図7に示す転写紙が製本されて、冊子の各見開きページの状態を示す図である。
【0019】
最初に、図6に示すように、2つ折り製本を行う場合について説明する。
図1のデジタル複写装置において、図2に示す6ページの原稿を画像読取部1で読み取り、主制御部4では、原稿枚数を数え、さらにレイアウト指定された原稿(ここでは原稿4)のレイアウト指定内容を調べ、右ページ指定でかつ、原稿画像が先頭から偶数ページ目なら、直前に空白ページを挿入して、指定原稿画像が右ページに位置するように処理し、2つ折り製本に必要な画像出力順序を計算する。最初の転写紙1には 図6から明らかなように、まず1ページ目を右ページに出力し、その裏面に2ページ目と6ページ目を出力し、次の転写紙2には5ページ目と3ページ目、その裏面には空白ページと4ページ目を出力する。このように複写順序が判明したら、主制御部4は複写動作を開始し、記憶部3に格納されている画像データのうち1ページ目を読み出し、記録部7へ送る。さらに給紙部5への紙送りの指示を行い、給紙部5から送られてきた転写紙1の表面に記録部7において複写を行う。記録部7を出た転写紙1は反転部8へと行き、転写紙1の裏面に記録されるように転写紙1は反転されて再度記録部7へと送られる。この時、主制御部4は記憶部3から画像データのうち2ページ目と6ページ目の画像を読み出し記録部7へ送る。これにより転写紙1には表面には1ページ目、裏面には2ページ目と6ページ目が複写され、排紙部2から排出される。
【0020】
次に、転写紙2への複写動作は、記録部7に送られる画像データが異なることを除いて以上の動作と同じであり、転写紙2の表面の複写時に画像データのうち5ページ目と3ページ目が送られ、裏面の複写時には空白ページと4ページ目が送られる。以上の動作により2つ折り製本が可能な転写紙1,2が得られる。
得られた転写紙1,2は、各々の裏面側の両ページが内側になるように2つ折りして、転写紙1の裏面側に転写紙の表面側を重ね合わせることにより、図8に示すような、4ページ目が右ページに指定され、4ページの左ページが空白ページに指定された製本化された冊子の各見開きページが得られる。
【0021】
次に、図7に示すように、4つ折り製本を行う場合について説明する。
図1のデジタル複写装置において、6ページの原稿が画像読取部1で読み取られると、主制御部4では原稿枚数を数え、さらにレイアウト指定された原稿(ここでは原稿4)のレイアウト指定内容を調べ、右ページ指定でかつ、原稿画像が先頭から偶数ページ目なら、直前に空白ページを挿入して、指定原稿画像が右ページに位置するように処理し、4つ折り製本に必要な画像出力順序を計算する。転写紙には、図7に示すように、表面の上段の右ページに1ページ目、下段に空白ページと4ページ目を出力し、その裏面の上段に6ページ目と2ページ目、下段に5ページ目と3ページを出力する。このように複写順序が判明したら、主制御部4は複写動作を開始し、まず記憶部3に格納されている画像データのうち1ページ目と4ページ目を読み出し、記録部7へ送る。さらに給紙部5への紙送りの指示を行い、給紙部5から送られてきた転写紙の表面に記録部7において複写を行う。
【0022】
次に、両面複写を行うため、記録部7を出た転写紙は反転部8へと行き、転写紙の裏面に記録されるように転写紙は反転されて再度記録部7へと送られ、主制御部4は記憶部3から画像データのうち6ページ目と2ページ目と5ページ目と3ページ目の画像を読み出し記録部7へ送る。これにより転写紙には表面には1ページ目と空白ページと4ページ目、裏面には6ページ目と2ページ目と5ページ目と3ページが複写され、排紙部2から排出される。
【0023】
得られた転写紙は、裏面側の上下ページが内側になるように2つ折りし、さらに2つ折りされた空白ページと4ページとが互いに内側になるように2つ折りし、前記上下に2つ折りした箇所を切り離すことにより、図8に示すように、4ページ目が右ページに指定され、4ページの左ページが空白ページに指定された製本化された冊子の各見開きページが得られる。
次に、複数ページの原稿を用いて、左開きに製本する場合であって、原稿5を左ページに指定する場合の2種類(2つ折りおよび4つ折り)の複写動作について図1,2および図9ないし図11を説明する。
【0024】
ここで、図9は原稿画像のレイアウトが指定されて複写された2つ折りされる転写紙、図10は原稿画像のレイアウトが指定されて複写された4つ折りされる転写紙、図11は、図9または図10に示す転写紙が製本されて、小冊子の各見開きページの状態を示す図である。
最初に、図9に示すように、2つ折り製本を行う場合について説明する。
図1のデジタル複写装置において、図2に示す6ページの原稿を画像読取部1で読み取り、主制御部4では、原稿枚数を数え、さらにレイアウト指定された原稿(ここでは原稿5)のレイアウト指定内容を調べ、左ページ指定でかつ、原稿画像が先頭から奇数ページ目なら、直前に空白ページを挿入して、指定原稿画像が左ページに位置するように処理し、2つ折り製本に必要な画像出力順序を計算する。最初の転写紙1には 図9に示すように、表面の右ページに1ページ目を出力し、その裏面に2ページ目と6ページ目を出力し、転写紙2には5ページ目と3ページ目、その裏面には4ページ目と空白ページを出力する。このように複写順序が判明したら、主制御部4は複写動作を開始し、記憶部3に格納されている画像データのうち1ページ目を読み出し、記録部7へ送る。さらに給紙部5への紙送りの指示を行い、給紙部5から送られてきた転写紙1の表面に記録部7において複写を行う。
【0025】
記録部7を出た転写紙1は反転部8へと行き、転写紙1の裏面に記録されるように転写紙1は反転されて再度記録部7へと送られる。この時、主制御部4は記憶部3から画像データのうち2ページ目と6ページ目の画像を読み出し記録部7へ送る。これにより転写紙1には表面には1ページ目、裏面には2ページ目と6ページ目が複写され、排紙部2から排出される。
【0026】
次に、転写紙2への複写動作は、記録部7に送られる画像データが異なることを除いて以上の動作と同じであり、転写紙2の表面の複写時に画像データのうち5ページ目と3ページ目が送られ、裏面の複写時には4ページ目と空白ページが送られる。以上の動作により2つ折り製本が可能な転写紙1,2が得られる。
得られた転写紙1,2は、各々の裏面側の両ページが内側になるように2つ折りして、転写紙1の裏面側に転写紙の表面側を重ね合わせることにより、図11に示すような、5ページ目が左ページに指定され、5ページの前ページが空白に指定された製本化された小冊子の各見開きページが得られる。
【0027】
次に、図10に示すように、4つ折り製本を行う場合について説明する。
図1のデジタル複写装置において、6ページの原稿が画像読取部1で読み取られると、主制御部4では原稿枚数を数え、さらにレイアウト指定された原稿(ここでは原稿5)のレイアウト指定内容を調べ、左ページ指定でかつ、原稿画像が先頭から奇数ページ目なら、直前に空白ページを挿入して、指定原稿画像が左ページに位置するように処理し、4つ折り製本に必要な画像出力順序を計算する。転写紙には、図10から明らかなように、表面の上段の左ページに1ページ目、下段に4ページ目と空白ページを出力し、その裏面の上段に6ページ目と2ページ目、下段に5ページ目と3ページを出力する。このように複写順序が判明したら、主制御部4は複写動作を開始し、記憶部3に格納されている画像データのうち1ページ目と4ページ目を読み出し、記録部7へ送る。さらに給紙部5への紙送りの指示を行い、給紙部5から送られてきた転写紙の表面に記録部7において複写を行う。
【0028】
次に、両面複写を行うため、記録部7を出た転写紙は反転部8へと行き、転写紙の裏面に記録されるように転写紙は反転されて再度記録部7へと送られ、主制御部4は記憶部3から画像データのうち6ページ目と2ページ目と5ページ目と3ページ目の画像を読み出し記録部7へ送る。これにより転写紙には表面には1ページ目と4ページ目と空白ページ、裏面には6ページ目と2ページ目と5ページ目と3ページが複写され、排紙部2から排出される。
【0029】
得られた転写紙は、裏面側の上下ページが内側になるように2つ折りし、さらに2つ折りされた4ページと空白ページとが互いに内側になるように2つ折りし、前記上下に2つ折りした箇所を切り離すことにより、図11に示すような、5ページ目が左ページに指定され、5ページの前ページが空白に指定された製本化された小冊子の各見開きページが得られる。
【0030】
次に、複数ページの原稿を用いて、左開きに製本する場合であって、原稿4を右ページに指定し、原稿1,3を章区切り指定する場合の2種類(2つ折りおよび4つ折り)の複写動作について図1,2および図12ないし図14を用いて説明する。ここで、図12は原稿画像のレイアウトが指定されて複写された2つ折りされる転写紙、図13は原稿画像のレイアウトが指定されて複写された4つ折りされる転写紙、図14は、図12または図13に示す転写紙が製本されて、冊子の各見開きページの状態を示す図である。
【0031】
最初に、図12に示すように、2つ折り製本を行う場合について説明する。
図1のデジタル複写装置において、図2に示す6ページの原稿を画像読取部1で読み取り、主制御部4では、原稿枚数を数え、さらにレイアウト指定された原稿(ここでは原稿4)のレイアウト指定内容を調べ、右ページ指定でかつ、原稿画像が先頭から偶数ページ目なら、続いてレイアウト指定された原稿より前の原稿で、章区切り指定された原稿を調べ、あれば(ここでは原稿3)章区切りの直前に空白ページを挿入するように処理し、2つ折り製本に必要な画像出力順序を計算する。最初の転写紙1には 図12に示すように、まず右ページに1ページ目を出力し、その裏面に2ページ目と6ページ目を出力し、転写紙2には5ページ目と空白ページ、その裏面には3ページ目と4ページを出力する。このように複写順序が判明したら、主制御部4は複写動作を開始し、記憶部3に格納されている画像データのうち1ページ目を読み出し、記録部7へ送る。さらに給紙部5への紙送りの指示を行い、給紙部5から送られてきた転写紙1の表面に記録部7において複写を行う。
【0032】
記録部7を出た転写紙1は反転部8へと行き、転写紙1の裏面に記録されるように転写紙1は反転されて再度記録部7へと送られる。この時、主制御部4は記憶部3から画像データのうち2ページ目と6ページ目の画像を読み出し記録部7へ送る。これにより転写紙1には表面には1ページ目、裏面には2ページ目と6ページ目が複写され、排紙部2から排出される。
【0033】
次に、転写紙2への複写動作は、記録部7に送られる画像データが異なることを除いて以上の動作と同じであり、転写紙2の表面の複写時に画像データのうち5ページ目と空白ページが送られ、裏面の複写時には3ページ目と4ページが送られる。以上の動作により2つ折り製本が可能な転写紙1,2が得られる。
【0034】
得られた転写紙1,2は、各々の裏面側の両ページが内側になるように2つ折りして、転写紙1の裏面側に転写紙の表面側を重ね合わせることにより、図14に示すような、4ページ目が右ページに指定され、章区切りされた3ページの前ページが空白に指定された製本化された小冊子の各見開きページが得られる。
【0035】
次に、図13に示すように、4つ折り製本を行う場合について説明する。
図1のデジタル複写装置において、6ページの原稿が画像読取部1で読み取られると、主制御部4では原稿枚数を数え、さらにレイアウト指定された原稿(ここでは原稿4)のレイアウト指定内容を調べ、右ページ指定でかつ、原稿画像が先頭から偶数ページ目なら、続いてレイアウト指定された原稿より前の原稿で、章区切り指定された原稿を調べ、あれば(ここでは原稿3)章区切りの直前に空白ページを挿入するように処理し、4つ折り製本に必要な画像出力順序を計算する。転写紙には、図13から明らかなように、表面の上段の左ページに1ページ目、下段に3ページ目と4ページ目を出力し、その裏面の上段に6ページ目と2ページ目、下段に5ページ目と空白ページを出力する。このように複写順序が判明したら、主制御部4は複写動作を開始し、記憶部3に格納されている画像データのうち1ページ目と3ページ目と4ページ目を読み出し、記録部7へ送る。さらに給紙部5への紙送りの指示を行い、給紙部5から送られてきた転写紙の表面に記録部7において複写を行う。
【0036】
次に、両面複写を行うため、記録部7を出た転写紙は反転部8へと行き、転写紙の裏面に記録されるように転写紙は反転されて再度記録部7へと送られ、主制御部4は記憶部3から画像データのうち6ページ目と2ページ目と5ページ目との画像を読み出し記録部7へ送る。これにより転写紙には表面には1ページ目と3ページ目と4ページ目、裏面には6ページ目と2ページ目と5ページ目と空白ージが複写され、排紙部2から排出される。
得られた転写紙は、裏面側の上下ページが内側になるように2つ折りし、さらに2つ折りされた3ページと4ページとが互いに内側になるように2つ折りし、前記上下に2つ折りした箇所を切り離すことにより、図13に示すような、4ページ目が右ページに指定され、3ページの前ページが空白に指定された製本化された小冊子の各見開きページが得られる。
【0037】
次に、複数ページの原稿を用いて、左開きに製本する場合であって、原稿5を左ページに指定し、原稿1,3を章区切り指定する場合の2種類(2つ折りおよび4つ折り)の複写動作について図1,2および図12ないし図14を説明する。
【0038】
最初に、図12に示すように、2つ折り製本を行う場合について説明する。
図1のデジタル複写装置において、図2に示す6ページの原稿を画像読取部1で読み取り、主制御部4では、原稿枚数を数え、さらにレイアウト指定された原稿(ここでは原稿5)のレイアウト指定内容を調べ、左ページ指定でかつ、原稿画像が先頭から奇数ページ目なら、続いてレイアウト指定された原稿より前の原稿で、章区切り指定された原稿を調べ、あれば(ここでは原稿3)章区切りの直前に直前に空白ページを挿入するように処理し、2つ折り製本に必要な画像出力順序を計算する。最初の転写紙1には 図12に示すように、まず左ページに1ページ目を出力し、その裏面に2ページ目と6ページ目を出力し、次の転写紙2には5ページ目と空白ページ、その裏面には3ページ目と4ページを出力する。このように複写順序が判明したら、主制御部4は複写動作を開始し、記憶部3に格納されている画像データのうち1ページ目を読み出し、記録部7へ送る。さらに給紙部5への紙送りの指示を行い、給紙部5から送られてきた転写紙1の表面に記録部7において複写を行う。
【0039】
記録部7を出た転写紙1は反転部8へと行き、転写紙1の裏面に記録されるように転写紙1は反転されて再度記録部7へと送られる。この時、主制御部4は記憶部3から画像データのうち2ページ目と6ページ目の画像を読み出し記録部7へ送る。これにより転写紙1には表面には1ページ目、裏面には2ページ目と6ページ目が複写され、排紙部2から排出される。
【0040】
次に、転写紙2への複写動作は、記録部7に送られる画像データが異なることを除いて以上の動作と同じであり、転写紙2の表面の複写時に画像データのうち5ページ目と空白ページが送られ、裏面の複写時には3ページ目と4ページが送られる。以上の動作により2つ折り製本が可能な転写紙1,2が得られる。
【0041】
得られた転写紙1,2は、各々の裏面側の両ページが内側になるように2つ折りして、転写紙1の裏面側に転写紙2の表面側を重ね合わせることにより、図14に示すような、5ページ目が左ページに指定され、章区切りされた3ページの前ページが空白に指定された製本化された冊子の各見開きページが得られる。
【0042】
次に、図13に示すように、4つ折り製本を行う場合について説明する。
図1のデジタル複写装置において、6ページの原稿が画像読取部1で読み取られると、主制御部4では原稿枚数を数え、さらにレイアウト指定された原稿(ここでは原稿5)のレイアウト指定内容を調べ、左ページ指定でかつ、原稿画像が先頭から奇数ページ目なら、続いてレイアウト指定された原稿より前の原稿で、章区切り指定された原稿を調べ、あれば(ここでは原稿3)章区切りの直前に空白ページを挿入するように処理し、4つ折り製本に必要な画像出力順序を計算する。転写紙には、図13から明らかなように、表面の上段の左ページに1ページ目、下段に3ページ目と4ページ目を出力し、その裏面の上段に6ページ目と2ページ目、下段に5ページ目と空白ページを出力する。このように複写順序が判明したら、主制御部4は複写動作を開始し、記憶部3に格納されている画像データのうち1ページ目と3ページ目と4ページ目を読み出し、記録部7へ送る。さらに給紙部5への紙送りの指示を行い、給紙部5から送られてきた転写紙の表面に記録部7において複写を行う。
【0043】
次に、両面複写を行うため、記録部7を出た転写紙は反転部8へと行き、転写紙の裏面に記録されるように転写紙は反転されて再度記録部7へと送られ、主制御部4は記憶部3から画像データのうち6ページ目と2ページ目と5ページ目との画像を読み出し記録部7へ送る。これにより転写紙には表面には1ページ目と3ページ目と4ページ目、裏面には6ページ目と2ページ目と5ページ目と空白ージが出力され、排紙部2から排出される。
【0044】
得られた転写紙は、裏面側の上下ページが内側になるように2つ折りし、さらに2つ折りされた3ページと4ページとが互いに内側になるように2つ折りし、前記上下に2つ折りした箇所を切り離すことにより、図14に示すような、5ページ目が左ページに指定され、3ページの前ページが空白に指定された製本化された小冊子の各見開きページが得られる。
【0045】
図15は、図1の主制御部4におけるレイアウト処理の処理手順を示すフローチャートであり、このフローチャートは上記の図1ないし図14において説明した各レイアウト処理に相当する。
ステップ1にて、まず、複数原稿画像の中から先頭原稿画像を読み込む、この原稿画像について右ページまたは左ページへのレイアウト指定があるか否かを判定する。指定がない場合は、ステップ3に移行し、並べ替えすることなく、ステップ4にて、次画像の有無を判定し、次画像有りの場合は、ステップ5にて次の原稿画像を読み取り、ステップ2に移行する。次画像無しの場合はレイアウト処理を終了する。ステップ2にて、レイアウト指定ありの場合は、ステップ6にて、それが右ページ指定かを判定し、右ページ指定でない場合は、ステップ7にて、左ページ指定と判定する。ステップ6にて右ページが指定されている場合は、ステップ8にて、指定された原稿画像が偶数ページ目に配置されるか否かを判定する。偶数ページでない場合はステップ3に移行し並べ替えは行われない。偶数ページの場合は、ステップ10に移行する。同様に、ステップ7にて左ページが指定された場合は、ステップ9にて、指定された原稿画像が奇数ページ目に配置されるか否かを判定する。奇数ページでない場合はステップ3に移行し並べ替えは行われない。奇数ページの場合は、ステップ10に移行する。ステップ10では、章区切り機能を有しており、現在の画像より前に章区切り指定された画像があるか否かを判定する。NOの場合は、ステップ12にて現在の画像の位置に空白ページを挿入し、現在の画像以降の画像の全てを1ページ後ろにずらす処理を行い、ステップ4に移行する。YESの場合は、ステップ11にて、直前の章区切り指定画像の位置に空白ページを挿入し、その章区切り指定画像以降の全画像を1ページ後ろにずらす処理を行い、ステップ4に移行する。
【0046】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、複数の原稿画像を読み込む画像読込手段と、読み込まれた原稿画像を記憶する記憶手段と、原稿画像を転写紙に複写する両面複写手段とを備え、転写紙の両面に、片面につき2枚の画像情報を、所定の順序で出力し、その出力された複数の転写紙を束ねて半分に折り、折った部分をステープラ等で止めて製本した時に、正しい画像情報の順序の冊子となるように複写されるデジタル複写装置において、右開きか左開きかを指定する入力手段と、読み取られた任意の原稿画像を、製本後の冊子の状態において、右ページまたは左ページに位置させるかを指定する入力手段とを備え、製本時に、指定された画像が、指定された位置に印刷されるように、必要に応じて空白ページが作成されるように、複写位置が調整されるようにしたので、右開きまたは左開きの製本後に、指定した原稿を、ぺージをめくった時に、左右どちらのぺージに配置するか指定することを可能としているので、2ぺージで一組の画像を見開きに配置したり、章ごとの見出しの位置を左右ぺージどちらかに統一するような製本レイアウトを、1つの機能で実現することができる。
【0047】
請求項2に記載の発明によれば、複数の原稿画像を読み込む画像読込手段と、読み込まれた原稿画像を記憶する記憶手段と、原稿画像を転写紙に複写する両面複写手段とを備え、転写紙1枚の両面に、それぞれm=2n(2,4,8,16…)枚の画像情報を、複写面をm分割して、予め決められた位置で、かつ予め決められた方向で出力し、その出力された転写紙を決められた手順で折り、冊子の背となる部分をステープラ等で止め、それ以外の部分をはさみ等で切り離して製本した時に、正しい画像情報の順序の冊子となるように複写されるデジタル複写装置において、右開きか左開きかを指定する入力手段と、読み取られた任意の原稿画像を、製本後の冊子の状態において、右ページまたは左ページに位置させるかを指定する入力手段とを備え、製本時に、指定された画像が、指定された位置に印刷されるように、必要に応じて空白ページが作成されるように、複写位置が調整されるようにしたので、右開きまたは左開きの製本後に、指定した原稿を、ページをめくった時に、左右どちらのぺージに配置するか指定することを可能としているので、2ページで一組の画像を見開きに配置したり、章ごとの見出しの位置を左右ページどちらかに統一するような製本レイアウトを、1つの機能で実現することができる。
【0048】
請求項3に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明において、読み取られた原稿画像に対し、章区切りの位置を指定する手段を備え、空白ページを作成する時に、指定された章区切りの直前に前記空白ページを作成するようにしたので、画像のレイアウトを指定したときに、レイアウトを実現するために挿入する空白ページを、予め指定した章区切りの直前に配置させることが可能となるので、文書の前後のつながりに違和感のない製本を行うことができる。
【0049】
請求項4に記載の発明によれば、請求項2に記載の発明において、読み取られた原稿画像に対し、章区切りの位置を指定する手段を備え、空白ページを作成する時に、指定された章区切りの直前に前記空白ページを作成するようにしたので、画像のレイアウトを指定したときに、レイアウトを実現するために挿入する空白ページを、予め指定した章区切りの直前に配置させることが可能となるので、文書の前後のつながりに違和感のない製本を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るデジタル複写装置の構成を示すブロック図である。
【図2】複数ページの原稿を示す図である。
【図3】原稿画像のレイアウトを指定せずに複写された2つ折りされる転写紙を示す図である。
【図4】原稿画像のレイアウトを指定せずに複写された4つ折りされる転写紙を示す図である。
【図5】図3または図4に示す転写紙が製本された冊子の各見開きページを示す図である。
【図6】原稿画像のレイアウトが指定されて複写された2つ折りされた転写紙を示す図である。
【図7】原稿画像のレイアウトが指定されて複写された4つ折りされた転写紙を示す図である。
【図8】図6または図7に示す転写紙が製本された冊子の各見開きページを示す図である。
【図9】原稿画像のレイアウトが指定されて複写された2つ折りされた転写紙を示す図である。
【図10】原稿画像のレイアウトが指定されて複写された4つ折りされた転写紙を示す図である。
【図11】図9または図10に示す転写紙が製本された冊子の各見開きページを示す図である。
【図12】原稿画像のレイアウトが指定されて複写された2つ折りされた転写紙を示す図である。
【図13】原稿画像のレイアウトが指定されて複写された4つ折りされる転写紙を示す図である。
【図14】図12または図13に示す転写紙が製本された冊子の各見開きページを示す図である。
【図15】図1の主制御部4におけるレイアウト処理の処理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1・・・画像読取部、2・・・排紙部、3・・・記憶部、4・・・主制御部、5・・・給紙部、6・・・入力部・表示部、7・・・記録部、8・・・反転部。
【発明が属する技術分野】
本発明は、画像データをデジタル処理するデジタル複写装置に係わり、特に、複数枚の原稿データを所定のレイアウト処理を施して出力させることを可能にしたデジタル複写装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、複数枚の原稿から小冊子を作成する際に、複写された転写紙を束ねて2つ折りにし、折り目の部分をステープラ等で止めて製本する方法が知られている。
特開平6−316363号公報には、出力された転写紙を束ねて2つ折りすることによって小冊子を作成できるようにしたデジタル複写装置において、原稿画像を転写紙両面に集約配置して出力する製本技術が開示されている。
また、特許第3116684号公報には、同様のデジタル複写装置において、指定した原稿画像を見開きになるように出力させる製本技術が開示されている。
また、特開平11−224027号公報には、同様のデジタル複写装置において、画像集約を伴わない両面印刷において、指定した原稿画像をおもて面に出力させる製本技術が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来技術においては、原稿画像を転写紙両面に集約配置し、転写紙を束ねて2つ折り、または4つ折り等して小冊子を作成する際に、任意のページを見開きの右ページまたは左ページに任意に配置するようにすることについては特に考慮されていない。
【0004】
また、任意のページを見開きの右ページまたは左ページに任意に配置するようにすると共に、原稿に対して章区切り位置が指定されている場合、それに伴って生ずる空白ページをいかに配置するかについても特に考慮されていない。
本発明の第1の目的は、画像を集約してして転写紙に出力し、転写紙を束ねて2つ折りする製本技術において、任意の原稿画像を製本後に左右いずれのページにレイアウトさせるかを指定することを可能にし、指定されたレイアウトで画像を転写紙両面に集約配置して出力させることを可能にしたデジタル複写装置を提供することにある。
【0005】
本発明の第2の目的は、画像を集約して転写紙に出力し、転写紙を4つ折り、8つ折り等して挟み等で切り込みを入れて冊子を作成する製本技術において、任意の原稿画像を製本後に左右いずれのページにレイアウトさせるかを指定することを可能にし、指定されたレイアウトで画像を転写紙両面に集約配置して出力させることを可能にしたデジタル複写装置を提供することにある。
【0006】
本発明の第3の目的は、画像を集約してして転写紙に出力し、転写紙を束ねて2つ折りする、または転写紙を4つ折り、8つ折り等して挟み等で切り込みを入れて冊子を作成する製本技術において、任意の原稿画像を製本後に左右いずれのページにレイアウトさせるかを指定することを可能にし、指定されたレイアウトで画像を転写紙両面に集約配置して出力させることを可能にしたデジタル複写装置において、原稿に対して章区切り位置を指定し、空白ページを作成する場合は、空白ページを章区切りの直前に配置することにより、文章のつながり具合を良くしたデジタル複写装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記の課題を解決するために、次のような手段を採用した。
第1の手段は、複数の原稿画像を読み込む画像読込手段と、読み込まれた原稿画像を記憶する記憶手段と、原稿画像を転写紙に複写する両面複写手段とを備え、転写紙の両面に、片面につき2枚の画像情報を、所定の順序で出力し、その出力された複数の転写紙を束ねて半分に折り、折った部分をステープラ等で止めて製本した時に、正しい画像情報の順序の冊子となるように複写されるデジタル複写装置において、右開きか左開きかを指定する入力手段と、読み取られた任意の原稿画像を、製本後の冊子の状態において、右ページまたは左ページに位置させるかを指定する入力手段とを備え、製本時に、指定された画像が、指定された位置に印刷されるように、必要に応じて空白ページが作成されるように、複写位置が調整されることを特徴とする。
【0008】
第2の手段は、複数の原稿画像を読み込む画像読込手段と、読み込まれた原稿画像を記憶する記憶手段と、原稿画像を転写紙に複写する両面複写手段とを備え、転写紙1枚の両面に、それぞれm=2n(2,4,8,16…)枚の画像情報を、複写面をm分割して、予め決められた位置で、かつ予め決められた方向で出力し、その出力された転写紙を決められた手順で折り、冊子の背となる部分をステープラ等で止め、それ以外の部分をはさみ等で切り離して製本した時に、正しい画像情報の順序の冊子となるように複写されるデジタル複写装置において、
右開きか左開きかを指定する入力手段と、読み取られた任意の原稿画像を、製本後の冊子の状態において、右ページまたは左ページに位置させるかを指定する入力手段とを備え、製本時に、指定された画像が、指定された位置に印刷されるように、必要に応じて空白ページが作成されるように、複写位置が調整されることを特徴とする。
【0009】
第3の手段は、第1の手段において、読み取られた原稿画像に対し、章区切りの位置を指定する手段を備え、空白ページを作成する時に、指定された章区切りの直前に前記空白ページを作成することを特徴とする。
第4の手段は、第2の手段において、読み取られた原稿画像に対し、章区切りの位置を指定する手段を備え、空白ページを作成する時に、指定された章区切りの直前に前記空白ページを作成することを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施形態を図面を用いて説明する。
図1は、本発明に係るデジタル複写装置の構成を示すブロック図である。
同図に示すように、このデジタル複写装置は、画像読取部1、排紙部2、記憶部3、主制御部4、給紙部5、入力部・表示部6、記録部7、反転部8等で構成されている。図中、実線の矢印は制御信号の流れ、鎖線の矢印は画像情報の流れ、破線の矢印は転写紙の流れをそれぞれ示す。
【0011】
最初に、通常の複写動作について説明すると、原稿を画像読取部1にセットし、この原稿の画像情報をスキャナにより光学的に読み取り、光学画像情報を光電変換してデジタル信号に変換する。デジタル化された原稿画像情報を記録部7に送り、給紙部5を通して送られてきた転写紙に画像として記録する。
【0012】
次に、複数ページの原稿を用いて、左開きに製本する場合の2種類(2つ折りおよび4つ折り)の複写動作について図1ないし図5を用いて説明する。
ここで、図2は複数枚の原稿、図3は原稿画像のレイアウトを指定せずに複写された2つ折りされる転写紙、図4は原稿画像のレイアウトを指定せずに複写された4つ折りされる転写紙、図5は、図3または図4に示す転写紙が製本されて、冊子の見開きページの状態を示す図である。
【0013】
なお、複写する原稿は、図2に示すように、6ページであり、最初に、図3に示すように、2つ折り製本を行う場合について説明する。
図1のデジタル複写装置に従って説明すると、6ページの原稿を画像読取部1にセットする。この原稿の画像情報をスキャナにより光学的に読み取り、この光学画像情報を光電変換してデジタル信号に変換する。デジタル化された原稿画像情報は記憶部3に蓄積される。原稿を全て読み取った時点で主制御部4では原稿枚数を数え、2つ折り製本に必要な画像出力順序を計算する。ここでは、原稿は6枚であるから、最初の転写紙1には 図3から明らかなように、まず1ページ目を右ページに出力し、その裏面に2ページ目を左ページに出力し、次の転写紙2には6ページ目と3ページ目、その裏面には4ページ目と5ページ目を出力する。このように複写順序が判明したら、主制御部4は複写動作を開始する。まず記憶部3に格納されている画像データのうち1ページ目を読み出し、記録部7へ送る。さらに給紙部5への紙送りの指示を行い、給紙部5から送られてきた転写紙の表面に記録部7において複写を行う。
【0014】
このデジタル複写装置では、記録部7から排出された転写紙1が排紙部2もしくは反転部8へ流れるようになっており、両面複写装置の構成を示している。両面複写を行う場合、記録部7を出た転写紙は反転部8へと行き、転写紙1の裏面に記録されるように転写紙1は反転されて再度記録部7へと送られる。この時、主制御部4は記憶部3から画像データのうち2ページ目の画像を読み出し記録部7へ送る。これにより転写紙1には表面には1ページ目、裏面には2ページ目が複写され、排紙部2から排出される。
【0015】
次に、転写紙2への複写動作は、記録部7に送られる画像データが異なることを除いて以上の動作と全く同じである。2枚目の転写紙2の表面の複写時に画像データのうち6ページ目と3ページ目が送られ、裏面の複写時には4ページ目と5ページ目が送られる。以上の動作により2つ折り製本が可能な転写紙1,2が得られる。
得られた転写紙1,2は、各々の裏面側の両ページが内側になるように2つ折りして、転写紙1の裏面側に転写紙2の表面側を重ね合わせることにより、図5に示すような、製本化された冊子の各見開きページが得られる。
【0016】
次に、図4に示すように、4つ折り製本を行う場合について説明する。
図1のデジタル複写装置において、6ページの原稿が画像読取部1で読み取られると、主制御部4では原稿枚数を数え、4つ折り製本に必要な画像出力順序を計算する。転写紙には、図4から明らかなように、表面の上段の左ページに1ページ目と下段に4ページ目と5ページ目を出力し、その裏面の上段の右ページに2ページ目と下段に6ページ目と3ページを出力する。このように複写順序が判明したら、主制御部4は複写動作を開始し、まず記憶部3に格納されている画像データのうち1ページ目と4ページ目と5ページ目を読み出し、記録部7へ送る。さらに給紙部5への紙送りの指示を行い、給紙部5から送られてきた転写紙の表面に記録部7において複写を行う。
【0017】
次に、両面複写を行うため、記録部7を出た転写紙は反転部8へと行き、転写紙1の裏面に記録されるように転写紙は反転されて再度記録部7へと送られ、主制御部4は記憶部3から画像データのうち2ページ目と6ページ目と3ページの画像を読み出し記録部7へ送る。これにより転写紙には表面には1ページ目と4ページ目と5ページ目、裏面には2ページ目と6ページ目と3ページが複写され、排紙部2から排出される。
得られた転写紙は、裏面側の上下ページが内側になるように2つ折りし、さらに2つ折りされた転写紙の4ページと5ページとが互いに内側になるように2つ折りし、前記上下に2つ折りした箇所を挟み等で切り離すことにより、図5に示すような、製本化された冊子の各見開きページが得られる。
【0018】
次に、複数ページの原稿を用いて、左開きに製本する場合であって、原稿4を右ページに指定する場合の2種類(2つ折りおよび4つ折り)の複写動作について図1,2および図6ないし図8を用いて説明する。
ここで、図6は原稿画像のレイアウトが指定されて複写された2つ折りされる転写紙、図7は原稿画像のレイアウトが指定されて複写された4つ折りされる転写紙、図8は、図6または図7に示す転写紙が製本されて、冊子の各見開きページの状態を示す図である。
【0019】
最初に、図6に示すように、2つ折り製本を行う場合について説明する。
図1のデジタル複写装置において、図2に示す6ページの原稿を画像読取部1で読み取り、主制御部4では、原稿枚数を数え、さらにレイアウト指定された原稿(ここでは原稿4)のレイアウト指定内容を調べ、右ページ指定でかつ、原稿画像が先頭から偶数ページ目なら、直前に空白ページを挿入して、指定原稿画像が右ページに位置するように処理し、2つ折り製本に必要な画像出力順序を計算する。最初の転写紙1には 図6から明らかなように、まず1ページ目を右ページに出力し、その裏面に2ページ目と6ページ目を出力し、次の転写紙2には5ページ目と3ページ目、その裏面には空白ページと4ページ目を出力する。このように複写順序が判明したら、主制御部4は複写動作を開始し、記憶部3に格納されている画像データのうち1ページ目を読み出し、記録部7へ送る。さらに給紙部5への紙送りの指示を行い、給紙部5から送られてきた転写紙1の表面に記録部7において複写を行う。記録部7を出た転写紙1は反転部8へと行き、転写紙1の裏面に記録されるように転写紙1は反転されて再度記録部7へと送られる。この時、主制御部4は記憶部3から画像データのうち2ページ目と6ページ目の画像を読み出し記録部7へ送る。これにより転写紙1には表面には1ページ目、裏面には2ページ目と6ページ目が複写され、排紙部2から排出される。
【0020】
次に、転写紙2への複写動作は、記録部7に送られる画像データが異なることを除いて以上の動作と同じであり、転写紙2の表面の複写時に画像データのうち5ページ目と3ページ目が送られ、裏面の複写時には空白ページと4ページ目が送られる。以上の動作により2つ折り製本が可能な転写紙1,2が得られる。
得られた転写紙1,2は、各々の裏面側の両ページが内側になるように2つ折りして、転写紙1の裏面側に転写紙の表面側を重ね合わせることにより、図8に示すような、4ページ目が右ページに指定され、4ページの左ページが空白ページに指定された製本化された冊子の各見開きページが得られる。
【0021】
次に、図7に示すように、4つ折り製本を行う場合について説明する。
図1のデジタル複写装置において、6ページの原稿が画像読取部1で読み取られると、主制御部4では原稿枚数を数え、さらにレイアウト指定された原稿(ここでは原稿4)のレイアウト指定内容を調べ、右ページ指定でかつ、原稿画像が先頭から偶数ページ目なら、直前に空白ページを挿入して、指定原稿画像が右ページに位置するように処理し、4つ折り製本に必要な画像出力順序を計算する。転写紙には、図7に示すように、表面の上段の右ページに1ページ目、下段に空白ページと4ページ目を出力し、その裏面の上段に6ページ目と2ページ目、下段に5ページ目と3ページを出力する。このように複写順序が判明したら、主制御部4は複写動作を開始し、まず記憶部3に格納されている画像データのうち1ページ目と4ページ目を読み出し、記録部7へ送る。さらに給紙部5への紙送りの指示を行い、給紙部5から送られてきた転写紙の表面に記録部7において複写を行う。
【0022】
次に、両面複写を行うため、記録部7を出た転写紙は反転部8へと行き、転写紙の裏面に記録されるように転写紙は反転されて再度記録部7へと送られ、主制御部4は記憶部3から画像データのうち6ページ目と2ページ目と5ページ目と3ページ目の画像を読み出し記録部7へ送る。これにより転写紙には表面には1ページ目と空白ページと4ページ目、裏面には6ページ目と2ページ目と5ページ目と3ページが複写され、排紙部2から排出される。
【0023】
得られた転写紙は、裏面側の上下ページが内側になるように2つ折りし、さらに2つ折りされた空白ページと4ページとが互いに内側になるように2つ折りし、前記上下に2つ折りした箇所を切り離すことにより、図8に示すように、4ページ目が右ページに指定され、4ページの左ページが空白ページに指定された製本化された冊子の各見開きページが得られる。
次に、複数ページの原稿を用いて、左開きに製本する場合であって、原稿5を左ページに指定する場合の2種類(2つ折りおよび4つ折り)の複写動作について図1,2および図9ないし図11を説明する。
【0024】
ここで、図9は原稿画像のレイアウトが指定されて複写された2つ折りされる転写紙、図10は原稿画像のレイアウトが指定されて複写された4つ折りされる転写紙、図11は、図9または図10に示す転写紙が製本されて、小冊子の各見開きページの状態を示す図である。
最初に、図9に示すように、2つ折り製本を行う場合について説明する。
図1のデジタル複写装置において、図2に示す6ページの原稿を画像読取部1で読み取り、主制御部4では、原稿枚数を数え、さらにレイアウト指定された原稿(ここでは原稿5)のレイアウト指定内容を調べ、左ページ指定でかつ、原稿画像が先頭から奇数ページ目なら、直前に空白ページを挿入して、指定原稿画像が左ページに位置するように処理し、2つ折り製本に必要な画像出力順序を計算する。最初の転写紙1には 図9に示すように、表面の右ページに1ページ目を出力し、その裏面に2ページ目と6ページ目を出力し、転写紙2には5ページ目と3ページ目、その裏面には4ページ目と空白ページを出力する。このように複写順序が判明したら、主制御部4は複写動作を開始し、記憶部3に格納されている画像データのうち1ページ目を読み出し、記録部7へ送る。さらに給紙部5への紙送りの指示を行い、給紙部5から送られてきた転写紙1の表面に記録部7において複写を行う。
【0025】
記録部7を出た転写紙1は反転部8へと行き、転写紙1の裏面に記録されるように転写紙1は反転されて再度記録部7へと送られる。この時、主制御部4は記憶部3から画像データのうち2ページ目と6ページ目の画像を読み出し記録部7へ送る。これにより転写紙1には表面には1ページ目、裏面には2ページ目と6ページ目が複写され、排紙部2から排出される。
【0026】
次に、転写紙2への複写動作は、記録部7に送られる画像データが異なることを除いて以上の動作と同じであり、転写紙2の表面の複写時に画像データのうち5ページ目と3ページ目が送られ、裏面の複写時には4ページ目と空白ページが送られる。以上の動作により2つ折り製本が可能な転写紙1,2が得られる。
得られた転写紙1,2は、各々の裏面側の両ページが内側になるように2つ折りして、転写紙1の裏面側に転写紙の表面側を重ね合わせることにより、図11に示すような、5ページ目が左ページに指定され、5ページの前ページが空白に指定された製本化された小冊子の各見開きページが得られる。
【0027】
次に、図10に示すように、4つ折り製本を行う場合について説明する。
図1のデジタル複写装置において、6ページの原稿が画像読取部1で読み取られると、主制御部4では原稿枚数を数え、さらにレイアウト指定された原稿(ここでは原稿5)のレイアウト指定内容を調べ、左ページ指定でかつ、原稿画像が先頭から奇数ページ目なら、直前に空白ページを挿入して、指定原稿画像が左ページに位置するように処理し、4つ折り製本に必要な画像出力順序を計算する。転写紙には、図10から明らかなように、表面の上段の左ページに1ページ目、下段に4ページ目と空白ページを出力し、その裏面の上段に6ページ目と2ページ目、下段に5ページ目と3ページを出力する。このように複写順序が判明したら、主制御部4は複写動作を開始し、記憶部3に格納されている画像データのうち1ページ目と4ページ目を読み出し、記録部7へ送る。さらに給紙部5への紙送りの指示を行い、給紙部5から送られてきた転写紙の表面に記録部7において複写を行う。
【0028】
次に、両面複写を行うため、記録部7を出た転写紙は反転部8へと行き、転写紙の裏面に記録されるように転写紙は反転されて再度記録部7へと送られ、主制御部4は記憶部3から画像データのうち6ページ目と2ページ目と5ページ目と3ページ目の画像を読み出し記録部7へ送る。これにより転写紙には表面には1ページ目と4ページ目と空白ページ、裏面には6ページ目と2ページ目と5ページ目と3ページが複写され、排紙部2から排出される。
【0029】
得られた転写紙は、裏面側の上下ページが内側になるように2つ折りし、さらに2つ折りされた4ページと空白ページとが互いに内側になるように2つ折りし、前記上下に2つ折りした箇所を切り離すことにより、図11に示すような、5ページ目が左ページに指定され、5ページの前ページが空白に指定された製本化された小冊子の各見開きページが得られる。
【0030】
次に、複数ページの原稿を用いて、左開きに製本する場合であって、原稿4を右ページに指定し、原稿1,3を章区切り指定する場合の2種類(2つ折りおよび4つ折り)の複写動作について図1,2および図12ないし図14を用いて説明する。ここで、図12は原稿画像のレイアウトが指定されて複写された2つ折りされる転写紙、図13は原稿画像のレイアウトが指定されて複写された4つ折りされる転写紙、図14は、図12または図13に示す転写紙が製本されて、冊子の各見開きページの状態を示す図である。
【0031】
最初に、図12に示すように、2つ折り製本を行う場合について説明する。
図1のデジタル複写装置において、図2に示す6ページの原稿を画像読取部1で読み取り、主制御部4では、原稿枚数を数え、さらにレイアウト指定された原稿(ここでは原稿4)のレイアウト指定内容を調べ、右ページ指定でかつ、原稿画像が先頭から偶数ページ目なら、続いてレイアウト指定された原稿より前の原稿で、章区切り指定された原稿を調べ、あれば(ここでは原稿3)章区切りの直前に空白ページを挿入するように処理し、2つ折り製本に必要な画像出力順序を計算する。最初の転写紙1には 図12に示すように、まず右ページに1ページ目を出力し、その裏面に2ページ目と6ページ目を出力し、転写紙2には5ページ目と空白ページ、その裏面には3ページ目と4ページを出力する。このように複写順序が判明したら、主制御部4は複写動作を開始し、記憶部3に格納されている画像データのうち1ページ目を読み出し、記録部7へ送る。さらに給紙部5への紙送りの指示を行い、給紙部5から送られてきた転写紙1の表面に記録部7において複写を行う。
【0032】
記録部7を出た転写紙1は反転部8へと行き、転写紙1の裏面に記録されるように転写紙1は反転されて再度記録部7へと送られる。この時、主制御部4は記憶部3から画像データのうち2ページ目と6ページ目の画像を読み出し記録部7へ送る。これにより転写紙1には表面には1ページ目、裏面には2ページ目と6ページ目が複写され、排紙部2から排出される。
【0033】
次に、転写紙2への複写動作は、記録部7に送られる画像データが異なることを除いて以上の動作と同じであり、転写紙2の表面の複写時に画像データのうち5ページ目と空白ページが送られ、裏面の複写時には3ページ目と4ページが送られる。以上の動作により2つ折り製本が可能な転写紙1,2が得られる。
【0034】
得られた転写紙1,2は、各々の裏面側の両ページが内側になるように2つ折りして、転写紙1の裏面側に転写紙の表面側を重ね合わせることにより、図14に示すような、4ページ目が右ページに指定され、章区切りされた3ページの前ページが空白に指定された製本化された小冊子の各見開きページが得られる。
【0035】
次に、図13に示すように、4つ折り製本を行う場合について説明する。
図1のデジタル複写装置において、6ページの原稿が画像読取部1で読み取られると、主制御部4では原稿枚数を数え、さらにレイアウト指定された原稿(ここでは原稿4)のレイアウト指定内容を調べ、右ページ指定でかつ、原稿画像が先頭から偶数ページ目なら、続いてレイアウト指定された原稿より前の原稿で、章区切り指定された原稿を調べ、あれば(ここでは原稿3)章区切りの直前に空白ページを挿入するように処理し、4つ折り製本に必要な画像出力順序を計算する。転写紙には、図13から明らかなように、表面の上段の左ページに1ページ目、下段に3ページ目と4ページ目を出力し、その裏面の上段に6ページ目と2ページ目、下段に5ページ目と空白ページを出力する。このように複写順序が判明したら、主制御部4は複写動作を開始し、記憶部3に格納されている画像データのうち1ページ目と3ページ目と4ページ目を読み出し、記録部7へ送る。さらに給紙部5への紙送りの指示を行い、給紙部5から送られてきた転写紙の表面に記録部7において複写を行う。
【0036】
次に、両面複写を行うため、記録部7を出た転写紙は反転部8へと行き、転写紙の裏面に記録されるように転写紙は反転されて再度記録部7へと送られ、主制御部4は記憶部3から画像データのうち6ページ目と2ページ目と5ページ目との画像を読み出し記録部7へ送る。これにより転写紙には表面には1ページ目と3ページ目と4ページ目、裏面には6ページ目と2ページ目と5ページ目と空白ージが複写され、排紙部2から排出される。
得られた転写紙は、裏面側の上下ページが内側になるように2つ折りし、さらに2つ折りされた3ページと4ページとが互いに内側になるように2つ折りし、前記上下に2つ折りした箇所を切り離すことにより、図13に示すような、4ページ目が右ページに指定され、3ページの前ページが空白に指定された製本化された小冊子の各見開きページが得られる。
【0037】
次に、複数ページの原稿を用いて、左開きに製本する場合であって、原稿5を左ページに指定し、原稿1,3を章区切り指定する場合の2種類(2つ折りおよび4つ折り)の複写動作について図1,2および図12ないし図14を説明する。
【0038】
最初に、図12に示すように、2つ折り製本を行う場合について説明する。
図1のデジタル複写装置において、図2に示す6ページの原稿を画像読取部1で読み取り、主制御部4では、原稿枚数を数え、さらにレイアウト指定された原稿(ここでは原稿5)のレイアウト指定内容を調べ、左ページ指定でかつ、原稿画像が先頭から奇数ページ目なら、続いてレイアウト指定された原稿より前の原稿で、章区切り指定された原稿を調べ、あれば(ここでは原稿3)章区切りの直前に直前に空白ページを挿入するように処理し、2つ折り製本に必要な画像出力順序を計算する。最初の転写紙1には 図12に示すように、まず左ページに1ページ目を出力し、その裏面に2ページ目と6ページ目を出力し、次の転写紙2には5ページ目と空白ページ、その裏面には3ページ目と4ページを出力する。このように複写順序が判明したら、主制御部4は複写動作を開始し、記憶部3に格納されている画像データのうち1ページ目を読み出し、記録部7へ送る。さらに給紙部5への紙送りの指示を行い、給紙部5から送られてきた転写紙1の表面に記録部7において複写を行う。
【0039】
記録部7を出た転写紙1は反転部8へと行き、転写紙1の裏面に記録されるように転写紙1は反転されて再度記録部7へと送られる。この時、主制御部4は記憶部3から画像データのうち2ページ目と6ページ目の画像を読み出し記録部7へ送る。これにより転写紙1には表面には1ページ目、裏面には2ページ目と6ページ目が複写され、排紙部2から排出される。
【0040】
次に、転写紙2への複写動作は、記録部7に送られる画像データが異なることを除いて以上の動作と同じであり、転写紙2の表面の複写時に画像データのうち5ページ目と空白ページが送られ、裏面の複写時には3ページ目と4ページが送られる。以上の動作により2つ折り製本が可能な転写紙1,2が得られる。
【0041】
得られた転写紙1,2は、各々の裏面側の両ページが内側になるように2つ折りして、転写紙1の裏面側に転写紙2の表面側を重ね合わせることにより、図14に示すような、5ページ目が左ページに指定され、章区切りされた3ページの前ページが空白に指定された製本化された冊子の各見開きページが得られる。
【0042】
次に、図13に示すように、4つ折り製本を行う場合について説明する。
図1のデジタル複写装置において、6ページの原稿が画像読取部1で読み取られると、主制御部4では原稿枚数を数え、さらにレイアウト指定された原稿(ここでは原稿5)のレイアウト指定内容を調べ、左ページ指定でかつ、原稿画像が先頭から奇数ページ目なら、続いてレイアウト指定された原稿より前の原稿で、章区切り指定された原稿を調べ、あれば(ここでは原稿3)章区切りの直前に空白ページを挿入するように処理し、4つ折り製本に必要な画像出力順序を計算する。転写紙には、図13から明らかなように、表面の上段の左ページに1ページ目、下段に3ページ目と4ページ目を出力し、その裏面の上段に6ページ目と2ページ目、下段に5ページ目と空白ページを出力する。このように複写順序が判明したら、主制御部4は複写動作を開始し、記憶部3に格納されている画像データのうち1ページ目と3ページ目と4ページ目を読み出し、記録部7へ送る。さらに給紙部5への紙送りの指示を行い、給紙部5から送られてきた転写紙の表面に記録部7において複写を行う。
【0043】
次に、両面複写を行うため、記録部7を出た転写紙は反転部8へと行き、転写紙の裏面に記録されるように転写紙は反転されて再度記録部7へと送られ、主制御部4は記憶部3から画像データのうち6ページ目と2ページ目と5ページ目との画像を読み出し記録部7へ送る。これにより転写紙には表面には1ページ目と3ページ目と4ページ目、裏面には6ページ目と2ページ目と5ページ目と空白ージが出力され、排紙部2から排出される。
【0044】
得られた転写紙は、裏面側の上下ページが内側になるように2つ折りし、さらに2つ折りされた3ページと4ページとが互いに内側になるように2つ折りし、前記上下に2つ折りした箇所を切り離すことにより、図14に示すような、5ページ目が左ページに指定され、3ページの前ページが空白に指定された製本化された小冊子の各見開きページが得られる。
【0045】
図15は、図1の主制御部4におけるレイアウト処理の処理手順を示すフローチャートであり、このフローチャートは上記の図1ないし図14において説明した各レイアウト処理に相当する。
ステップ1にて、まず、複数原稿画像の中から先頭原稿画像を読み込む、この原稿画像について右ページまたは左ページへのレイアウト指定があるか否かを判定する。指定がない場合は、ステップ3に移行し、並べ替えすることなく、ステップ4にて、次画像の有無を判定し、次画像有りの場合は、ステップ5にて次の原稿画像を読み取り、ステップ2に移行する。次画像無しの場合はレイアウト処理を終了する。ステップ2にて、レイアウト指定ありの場合は、ステップ6にて、それが右ページ指定かを判定し、右ページ指定でない場合は、ステップ7にて、左ページ指定と判定する。ステップ6にて右ページが指定されている場合は、ステップ8にて、指定された原稿画像が偶数ページ目に配置されるか否かを判定する。偶数ページでない場合はステップ3に移行し並べ替えは行われない。偶数ページの場合は、ステップ10に移行する。同様に、ステップ7にて左ページが指定された場合は、ステップ9にて、指定された原稿画像が奇数ページ目に配置されるか否かを判定する。奇数ページでない場合はステップ3に移行し並べ替えは行われない。奇数ページの場合は、ステップ10に移行する。ステップ10では、章区切り機能を有しており、現在の画像より前に章区切り指定された画像があるか否かを判定する。NOの場合は、ステップ12にて現在の画像の位置に空白ページを挿入し、現在の画像以降の画像の全てを1ページ後ろにずらす処理を行い、ステップ4に移行する。YESの場合は、ステップ11にて、直前の章区切り指定画像の位置に空白ページを挿入し、その章区切り指定画像以降の全画像を1ページ後ろにずらす処理を行い、ステップ4に移行する。
【0046】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、複数の原稿画像を読み込む画像読込手段と、読み込まれた原稿画像を記憶する記憶手段と、原稿画像を転写紙に複写する両面複写手段とを備え、転写紙の両面に、片面につき2枚の画像情報を、所定の順序で出力し、その出力された複数の転写紙を束ねて半分に折り、折った部分をステープラ等で止めて製本した時に、正しい画像情報の順序の冊子となるように複写されるデジタル複写装置において、右開きか左開きかを指定する入力手段と、読み取られた任意の原稿画像を、製本後の冊子の状態において、右ページまたは左ページに位置させるかを指定する入力手段とを備え、製本時に、指定された画像が、指定された位置に印刷されるように、必要に応じて空白ページが作成されるように、複写位置が調整されるようにしたので、右開きまたは左開きの製本後に、指定した原稿を、ぺージをめくった時に、左右どちらのぺージに配置するか指定することを可能としているので、2ぺージで一組の画像を見開きに配置したり、章ごとの見出しの位置を左右ぺージどちらかに統一するような製本レイアウトを、1つの機能で実現することができる。
【0047】
請求項2に記載の発明によれば、複数の原稿画像を読み込む画像読込手段と、読み込まれた原稿画像を記憶する記憶手段と、原稿画像を転写紙に複写する両面複写手段とを備え、転写紙1枚の両面に、それぞれm=2n(2,4,8,16…)枚の画像情報を、複写面をm分割して、予め決められた位置で、かつ予め決められた方向で出力し、その出力された転写紙を決められた手順で折り、冊子の背となる部分をステープラ等で止め、それ以外の部分をはさみ等で切り離して製本した時に、正しい画像情報の順序の冊子となるように複写されるデジタル複写装置において、右開きか左開きかを指定する入力手段と、読み取られた任意の原稿画像を、製本後の冊子の状態において、右ページまたは左ページに位置させるかを指定する入力手段とを備え、製本時に、指定された画像が、指定された位置に印刷されるように、必要に応じて空白ページが作成されるように、複写位置が調整されるようにしたので、右開きまたは左開きの製本後に、指定した原稿を、ページをめくった時に、左右どちらのぺージに配置するか指定することを可能としているので、2ページで一組の画像を見開きに配置したり、章ごとの見出しの位置を左右ページどちらかに統一するような製本レイアウトを、1つの機能で実現することができる。
【0048】
請求項3に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明において、読み取られた原稿画像に対し、章区切りの位置を指定する手段を備え、空白ページを作成する時に、指定された章区切りの直前に前記空白ページを作成するようにしたので、画像のレイアウトを指定したときに、レイアウトを実現するために挿入する空白ページを、予め指定した章区切りの直前に配置させることが可能となるので、文書の前後のつながりに違和感のない製本を行うことができる。
【0049】
請求項4に記載の発明によれば、請求項2に記載の発明において、読み取られた原稿画像に対し、章区切りの位置を指定する手段を備え、空白ページを作成する時に、指定された章区切りの直前に前記空白ページを作成するようにしたので、画像のレイアウトを指定したときに、レイアウトを実現するために挿入する空白ページを、予め指定した章区切りの直前に配置させることが可能となるので、文書の前後のつながりに違和感のない製本を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るデジタル複写装置の構成を示すブロック図である。
【図2】複数ページの原稿を示す図である。
【図3】原稿画像のレイアウトを指定せずに複写された2つ折りされる転写紙を示す図である。
【図4】原稿画像のレイアウトを指定せずに複写された4つ折りされる転写紙を示す図である。
【図5】図3または図4に示す転写紙が製本された冊子の各見開きページを示す図である。
【図6】原稿画像のレイアウトが指定されて複写された2つ折りされた転写紙を示す図である。
【図7】原稿画像のレイアウトが指定されて複写された4つ折りされた転写紙を示す図である。
【図8】図6または図7に示す転写紙が製本された冊子の各見開きページを示す図である。
【図9】原稿画像のレイアウトが指定されて複写された2つ折りされた転写紙を示す図である。
【図10】原稿画像のレイアウトが指定されて複写された4つ折りされた転写紙を示す図である。
【図11】図9または図10に示す転写紙が製本された冊子の各見開きページを示す図である。
【図12】原稿画像のレイアウトが指定されて複写された2つ折りされた転写紙を示す図である。
【図13】原稿画像のレイアウトが指定されて複写された4つ折りされる転写紙を示す図である。
【図14】図12または図13に示す転写紙が製本された冊子の各見開きページを示す図である。
【図15】図1の主制御部4におけるレイアウト処理の処理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1・・・画像読取部、2・・・排紙部、3・・・記憶部、4・・・主制御部、5・・・給紙部、6・・・入力部・表示部、7・・・記録部、8・・・反転部。
Claims (4)
- 複数の原稿画像を読み込む画像読込手段と、読み込まれた原稿画像を記憶する記憶手段と、原稿画像を転写紙に複写する両面複写手段とを備え、転写紙の両面に、片面につき2枚の画像情報を、所定の順序で出力し、その出力された複数の転写紙を束ねて半分に折り、折った部分をステープラ等で止めて製本した時に、正しい画像情報の順序の冊子となるように複写されるデジタル複写装置において、
右開きか左開きかを指定する入力手段と、読み取られた任意の原稿画像を、製本後の冊子の状態において、右ページまたは左ページに位置させるかを指定する入力手段とを備え、製本時に、指定された画像が、指定された位置に印刷されるように、必要に応じて空白ページが作成されるように、複写位置が調整されることを特徴とするデジタル複写装置。 - 複数の原稿画像を読み込む画像読込手段と、読み込まれた原稿画像を記憶する記憶手段と、原稿画像を転写紙に複写する両面複写手段とを備え、転写紙1枚の両面に、それぞれm=2n(2,4,8,16…)枚の画像情報を、複写面をm分割して、予め決められた位置で、かつ予め決められた方向で出力し、その出力された転写紙を決められた手順で折り、冊子の背となる部分をステープラ等で止め、それ以外の部分をはさみ等で切り離して製本した時に、正しい画像情報の順序の冊子となるように複写されるデジタル複写装置において、
右開きか左開きかを指定する入力手段と、読み取られた任意の原稿画像を、製本後の冊子の状態において、右ページまたは左ページに位置させるかを指定する入力手段とを備え、製本時に、指定された画像が、指定された位置に印刷されるように、必要に応じて空白ページが作成されるように、複写位置が調整されることを特徴とするデジタル複写装置。 - 読み取られた原稿画像に対し、章区切りの位置を指定する手段を備え、空白ページを作成する時に、指定された章区切りの直前に前記空白ページを作成することを特徴とする請求項1に記載のデジタル複写装置。
- 読み取られた原稿画像に対し、章区切りの位置を指定する手段を備え、空白ページを作成する時に、指定された章区切りの直前に前記空白ページを作成することを特徴とする請求項2に記載のデジタル複写装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2002243233A JP2004088204A (ja) | 2002-08-23 | 2002-08-23 | デジタル複写装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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Country | Link |
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JP (1) | JP2004088204A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2007196633A (ja) * | 2006-01-30 | 2007-08-09 | Canon Inc | 製本装置、製本方法及び印刷装置 |
JP2013054438A (ja) * | 2011-09-01 | 2013-03-21 | Brother Ind Ltd | ページ処理プログラム、及び、情報処理装置 |
-
2002
- 2002-08-23 JP JP2002243233A patent/JP2004088204A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2013054438A (ja) * | 2011-09-01 | 2013-03-21 | Brother Ind Ltd | ページ処理プログラム、及び、情報処理装置 |
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